JPH06175086A - 眼鏡フレーム - Google Patents

眼鏡フレーム

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Publication number
JPH06175086A
JPH06175086A JP32961992A JP32961992A JPH06175086A JP H06175086 A JPH06175086 A JP H06175086A JP 32961992 A JP32961992 A JP 32961992A JP 32961992 A JP32961992 A JP 32961992A JP H06175086 A JPH06175086 A JP H06175086A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
natural leather
temple
parts
spectacle frame
contg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32961992A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Miyabayashi
利行 宮林
Yoshihiko Kasai
嘉彦 河西
Takao Mogami
隆夫 最上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP32961992A priority Critical patent/JPH06175086A/ja
Publication of JPH06175086A publication Critical patent/JPH06175086A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、滑らかなソフトな落ち着いた外観
と滑らかなソフトな触感を有する天然皮革の風合いを持
つ優れた装用感とファッション性を与える眼鏡フレーム
を得ることを目的とする。 【構成】 本発明は、眼鏡フレームのフロント部、テン
プル部等の表面に微粉化天然皮革繊維含有表面層を有す
ることを特徴とする。 【効果】 本発明の眼鏡フレームは、滑らかなソフトな
落ち着いた外観と滑らかなソフトな触感を有する天然皮
革の風合いを持つ優れた装用感とファッション性を与え
る。さらに、吸放湿性に優れるため肌触りの良さを有
し、難帯電性のためゴミなどの付着が防止できる。ま
た、柔らかい微粉化天然皮革繊維と強靱なベースレジン
との複合により傷付きにくい強靱な表面を形成すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、滑らかなソフトな落ち
着いた外観と滑らかなソフトな触感を有する天然皮革の
風合いを持つ優れた装用感とファッション性を与える眼
鏡フレームに関する。
【0002】
【従来の技術】眼鏡フレームには、素材によってメタル
フレーム,プラスチックフレーム,コンビネーションフ
レーム等の分類があるが、従来より人肌に接触するテン
プルの先端部分であるモダン部には硬質プラスチックが
使用されている。また、装用感を高めるためにエラスト
マーが使用されることもある。さらに、人肌に接触する
部分としてはリム部及びパッド部があるがパット部には
セルロイド等の硬質プラスチックが使用され、装用感を
高めるためにシリコーンゴム等のエラストマーが用いら
れることもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的には、メタルフ
レームにおいては人肌に接触するテンプルの先端部分で
あるモダン部には硬質プラスチックが使用されており、
長期間の装用においては耳が痛くなる、疲れる等の問題
があった。これを解消する方法として、テンプルの先端
部分のみにゴム製円筒状部材を組み込むことが行なわれ
ているが外観が良くなかった。また、モダン部と同様に
人肌に接触するリム部及びパッド部についても硬質の材
質を使用することによる長期間の使用に於ける鼻の部分
が痛くなる、疲れる等の問題があった。
【0004】パッド部については、これを解決する方法
としてシリコーンゴム等のエラストマーを用いることが
行われているが、発汗により眼鏡フレームがずり落ちた
り、汗でべとつくなど長期間の装用や夏場等の発汗しや
すい条件のもとでの装用においては問題があった。ま
た、プラスチック製の眼鏡フレームにおいては硬質プラ
スチック特有の光沢(艶)を有するため安価なイメージ
を与える等の外観上の問題があった。
【0005】本発明は、これらの問題を解決し、滑らか
なソフトな落ち着いた外観と滑らかなソフトな触感を有
する天然皮革の風合いを持つ優れた装用感とファッショ
ン性を与える眼鏡フレームを得るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくともテ
ンプル部表面に微粉化天然皮革繊維含有表面層を有する
ことを特徴とする眼鏡フレームに関するものである。
【0007】本発明に係る眼鏡フレームは、少なくとも
テンプル部に微粉化天然皮革繊維含有表面層を有しせし
めることにより、滑らかなソフトな落ち着いた外観と滑
らかなソフトな触感を有する天然皮革の風合いを持つ優
れた装用感とファッション性を与えることを可能とした
ものである。さらに、フロント部及び/又はパッド部に
微粉化天然皮革繊維含有表面層を有しせしめることによ
り、装用感とファッション性を高めることができる。
【0008】本発明における微粉化天然皮革繊維含有表
面層は微粉化された天然皮革繊維であるコラーゲン繊維
とベースレジンとから構成される。微粉化された天然皮
革繊維の粒径は、5μmである。ベースレジンは、ウレ
タン系樹脂、アクリル系樹脂、等からなる。フレームを
構成する基材は、メタル、プラスチック、複合樹脂等の
何れでもかまわない。
【0009】
【作用】本発明の少なくともテンプル部に微粉化天然皮
革繊維含有表面層を有する眼鏡フレームは、滑らかなソ
フトな落ち着いた外観と滑らかなソフトな触感を有する
天然皮革の風合いを持つ優れた装用感とファッション性
を付与される。さらに、フロント部及び/又はパッド部
に微粉化天然皮革繊維含有表面層を有しせしめることに
より、装用感とファッション性を高めることができる。
さらに、吸放湿性に優れるため肌触りの良さを有し、難
帯電性のためゴミなどの付着が防止できる。また、柔ら
かい微粉化天然皮革繊維と強靱なベースレジンとの複合
により傷付きにくい強靱な表面が形成される。
【0010】
【実施例】
(実施例1)ニッケル製のフロント部及びテンプル部を
微粉化コラーゲン繊維を均一に分散した一液常乾タイプ
のアクリル樹脂塗料である出光石油化学株式会社製マテ
ィロSTに浸積塗布した後、常温で乾燥させ図1に示す
ように微粉化天然皮革繊維含有表面層を有するフロント
部1及びテンプル部3を得た。また、アセテート製のパ
ット部に微粉化コラーゲン繊維を均一に分散した二液型
ウレタン塗料である出光石油化学株式会社製マティロI
Iをコーティングして微粉化天然皮革繊維含有表面層を
有するパッド部2を得た。上記の方法で得られた微粉化
天然皮革繊維含有表面層を有するフロント部1、テンプ
ル部3及びパッド部2から構成された眼鏡フレームは、
天然皮革に似た光沢と滑らかなソフトな触感を有するも
のであった。また、実際の装用では長時間の装用におい
て耳が痛くなる、鼻の部分が痛くなる、疲れる等の問題
が解消された。また、夏場等の発汗しやすい条件のもと
での装用での汗によるべとつきや発汗による眼鏡フレー
ムのずり落ち等の不具合が認められず装用感が向上し
た。
【0011】(実施例2)ニッケル製のフロント部及び
テンプル部を微粉化コラーゲン繊維を均一に分散した一
液常乾タイプのアクリル樹脂塗料である出光石油化学株
式会社製マティロSTに浸積塗布した後、常温で乾燥さ
せた。得られた微粉化天然皮革繊維含有表面層を有する
フロント部及びテンプル部を用いた眼鏡フレームは、天
然皮革に似た光沢と滑らかなソフトな触感を有するもの
であった。また、実際の装用では耳が痛くなる、長時間
の装用や夏場等の発汗しやすい条件のもとでの装用での
汗によるべとつき等の不具合が認められず装用感が向上
した。また、天然皮革の風合いを持たせられるため滑ら
かでソフトな落ち着いた感じを外観にもたせることが可
能となった。
【0012】(実施例3)ニッケル製テンプル部に微粉
化コラーゲン繊維を均一に分散した二液型ウレタン塗料
である出光石油化学株式会社製マティロIをコーティン
グした。得られた微粉化天然皮革繊維含有表面層を有す
るテンプル部を用いた眼鏡フレームは、天然皮革に似た
光沢と滑らかなソフトな触感を有するものであった。ま
た、実際の装用においては、耳が痛くなる、長時間の装
用や夏場等の発汗しやすい条件のもとでの装用での汗に
よるべとつき等の不具合が認められず装用感が向上し
た。
【0013】(実施例4)ナイロン製のフロント部及び
テンプル部を微粉化コラーゲン繊維を均一に分散した二
液型ウレタン塗料である出光石油化学株式会社製マティ
ロIIをコーティングした。図2に示すように得られた
微粉化天然皮革繊維含有表面層を有するフロント部4及
びテンプル部6を用いた眼鏡フレームは、ナイロン樹脂
の持つ光沢(艶)が抑えられ、天然皮革の持つソフトな
落ち着いた風合いの外観と滑らかなソフトな触感を有す
るもので高級感が得られた。また、実際の装用において
は、耳が痛くなる、長時間の装用や夏場等の発汗しやす
い条件のもとでの装用での汗によるべとつき等の不具合
が認められず装用感が向上した。
【0014】(実施例5)ニッケル製テンプルとアセテ
ート製のパッド部に微粉化コラーゲン繊維を均一に分散
した二液型ウレタン塗料である出光石油化学株式会社製
マティロIIをコーティングした。得られた微粉化天然
皮革繊維含有表面層を有するテンプルとパッド部を用い
た眼鏡フレームは、長時間の装用においても鼻の部分が
痛くなる、疲れる等の問題が解消された。また、発汗に
よる眼鏡フレームのずり落ちがなくなると共に、長時間
の装用や夏場等の発汗しやすい条件のもとでの装用での
汗によるべとつきなどの問題が解消された。
【0015】
【比較例】ニッケル製のテンプル部先端のモダン部にナ
イロン樹脂を用いた眼鏡フレームは、長時間の装用にお
いて耳が痛くなる、長時間の装用や夏場等の発汗しやす
い条件のもとでの装用での汗によるべとつき等の不具合
が生じた。
【0016】また、ナイロン製の眼鏡フレームにおいて
は硬質プラスチック特有の光沢(艶)を有するため安価
なイメージを与える。
【0017】
【発明の効果】本発明は眼鏡フレームのフロント部、テ
ンプル部、パッド部等の表面に微粉化天然皮革繊維含有
表面層を形成せしめることにより、滑らかなソフトな触
感を有する天然皮革の風合いを持つ優れた装用感とファ
ッション性を付与することができる。さらに、吸放湿性
に優れるため肌触りの良さを有し、難帯電性のためゴミ
などの付着が防止できる。また、柔らかい微粉化天然皮
革繊維と強靱なベースレジンとの複合により傷付きにく
い強靱な表面を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フロント部、テンプル部、パット部に微粉化天
然比較繊維含有表面層を有したメタルフレームの斜視
図。
【図2】フロント部、テンプル部に微粉化天然比較繊維
含有表面層を有したプラスチックフレームの斜視図。
【符号の説明】
1 メタルフレームのフロント部 2 メタルフレームのパッド 3 メタルフレームのテンプル 4 プラスチックフレームのフロント部 5 プラスチックフレームのパット 6 プラスチックフレームのテンプル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともテンプル部表面に微粉化天然皮
    革繊維含有表面層を有することを特徴とする眼鏡フレー
    ム。
  2. 【請求項2】テンプル部表面とフロント部表面に微粉化
    天然皮革繊維含有表面層を有することを特徴とする眼鏡
    フレーム。
  3. 【請求項3】テンプル部及びパッド部表面に微粉化天然
    皮革繊維含有表面層を有することを特徴とする請求項1
    記載の眼鏡フレーム。
  4. 【請求項4】天然皮革繊維が天然コラーゲン繊維である
    ことを特徴とする請求項1、若しくは請求項2、若しく
    は請求項3記載の眼鏡フレーム。
JP32961992A 1992-12-09 1992-12-09 眼鏡フレーム Pending JPH06175086A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32961992A JPH06175086A (ja) 1992-12-09 1992-12-09 眼鏡フレーム

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JP32961992A JPH06175086A (ja) 1992-12-09 1992-12-09 眼鏡フレーム

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JPH06175086A true JPH06175086A (ja) 1994-06-24

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JP32961992A Pending JPH06175086A (ja) 1992-12-09 1992-12-09 眼鏡フレーム

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JP (1) JPH06175086A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005234201A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Seiren Co Ltd スキンケア性眼鏡部品
WO2016086499A1 (zh) * 2014-12-02 2016-06-09 王道敏 金属与醋酸纤维板无缝镶嵌的方法
WO2022187326A1 (en) * 2021-03-02 2022-09-09 Philbrick Jane Manufacture of goods using an eco-friendly material

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RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20040819

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