JPH0617481U - 水中透視メガネによる漁労就業者の健康被害を無くす るための水中透視メガネ - Google Patents

水中透視メガネによる漁労就業者の健康被害を無くす るための水中透視メガネ

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JPH0617481U
JPH0617481U JP7031591U JP7031591U JPH0617481U JP H0617481 U JPH0617481 U JP H0617481U JP 7031591 U JP7031591 U JP 7031591U JP 7031591 U JP7031591 U JP 7031591U JP H0617481 U JPH0617481 U JP H0617481U
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JP
Japan
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glasses
underwater
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fishing
eyeglasses
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Pending
Application number
JP7031591U
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English (en)
Inventor
光顕 宮森
Original Assignee
光顕 宮森
山下 勝
加藤 祥治
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Abstract

(57)【要約】 【構 成】 漁労作業用の水中透視メガネに当該メ
ガネの受ける浮力や波動等によって生ずる水中透視メガ
ネに及ぶ外力を打ち消す目的をもって水中透視メガネに
比重を調整する目的の重量調整用加重を加えると共に漁
労作業船に左右上下ともにスライディング可動できる装
置を取りつけた水中透視メガネを着脱自在金具によって
取りつけることによる漁労用水中透視メガネ 【効 果】 水中透視メガネによる漁労作業に於いて
作業当事者に生ずる前歯の損傷からくる健康被害を本装
置により解消できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は沿岸漁労等で用いる水中透視メガネ(以下水中メガネとする)の構造 と機能の点で漁労作業に好適な作業環境を供することに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在一般に行なわれている沿岸漁労に於ける海中を透視するための水中メガネ を用いる作業は前記水中メガネにより海中の視界を自由な角度と方向を保ちなが ら海中の状況を探索することが目的となっている。前記の目的により、現在一般 に用いられている水中メガネは円錐台状の形状を持った円筒の底部をガラス貼り として上部の開口部の一部を漁労者が口にくわえて水中メガネを支持し、作動さ せて漁労作業を行なっている。前記水中メガネを水中に押し込む状態に於て作業 を進めることにより前記水中メガネに加わる浮力や波力又は視界を移動すること による水中メガネの移動に伴なって生ずる抗力は、前記により漁労作業者のくわ えている口や歯に直接加わる結果となり歯及び口に及ぼす負担によっての健康上 の障害となっている。本考案は、前記の障害を無くすると共に前記漁労作業を一 層快適に行なうことを目的とするものである。現在一般に行なわれている漁労用 水中メガネの代表的な一例を第1図に基づいて以下に説明する。第1図に示すの は、沿岸漁労用水中メガネを用いて漁労作業中の断面図である水中メガネ1によ り水中作業をする場合、漁労者10は水中メガネ1(以下メガネ1とする)の上 部の一部の2を口でくわえて視界8を求めて前記メガネ1を水中で移動しながら 、漁労作業を進める場合、前記メガネ1は斜線で示す5の水重量からメガネの重 量を除く重量当りの浮力を受けることとなり前記によりメガネを支える2に加わ る力となる。又、波9その他の水面の変化による水位変化や水の移動により変化 する力による前記メガネ1に加わる力はほとんどが前記2を介して口に加わる結 果となり、前記したように漁労就業者の健康を害する結果となっている。
【0003】
【課題を解決するための手段】 本考案は上記した従来の水中透視メガネの欠点を無くすると共に水中透視メガ ネを用いる漁労作業に於て漁労者が水中透視メガネを口でくわえることなく、し かも水中透視メガネの漁労作業上の操作による弊害を無くし、作業性を大幅に改 善することができるものである。本考案の好適な実施例を第2図及び第3図及び 第4図、第5図、第6図に基づいて、以下に説明する第2図は本考案による水中 透視メガネ11を用いての漁労作業中の断面図である船体23に取りつけられた 着脱できる止め具により自由継手37及び41、43等を介して移動可能な状態 に止められた水中透視メガネ11には浮力の変動を調整する比重調整重り13が 取りつけられて水中透視メガネ11に加わる浮力変動のほとんどを吸収する。又 、水中透視メガネ11(以下メガネ11とする)を船体23に取りつけるための 取りつけ具によってても後述するように、波19やメガネ11の移動等による波 力や浮力によるメガネ11に加わる力を緩衝するようにゆるやかな抗力が働くよ うな構造を持たせる。又、比重調整重り13に変えてメガネ11を構成する素材 に混合又は添加し構造素材によりメガネ11の比重を調整することも可能である 。
【0004】 第2図によるメガネ11に加わる浮力量はメガネ11本体の重量を1.5kg とした場合、図中15に対応する同量水量、−1.5kgが比重調整用重り13 の重量に対応することとなる漁労作業時に要求されるメガネ11の平均作業深度 に比例して変化する前記15の水量相当の浮力を打ち消す方向で作動をすること の目的をもって取りつけられ、又、調整されるものである。このことにより漁労 作業者はメガネ11に躯の一部を接することなく漁労作業を進めることも可能で ある。
【0005】 又、メガネ11の急激な作動を要求される作業や海の荒れ等の波動変化による メガネ11の動揺を防ぐために第3図、第4図のようにメガネ11の上部に取り つけた32のフレキシブルなクリップにより漁労作業者の頭部側面を両側からは さむことにより、又は更に第3図、第4図のバンド46等により漁労作業者の頭 部にメガネ11を装着して作業をすることも可能である。
【0006】 第3図及び第4図はメガネ11を漁労作業船に取りつける一方法の上部よりみ た平面図3と同じく漁労作業中の正面側よりみた正面図4であり、メガネ11を シャフト42によって横方向に移動できるようにすると共に、船べりに固定する 着脱止め具35によって球状の自由継手37を介して伸縮できるバー39、45 を介して、スラスト移動のできるシャフト受41を介してメガネ11を、自在金 具43を介して船体に止めて漁労作業中の図面である。
【0007】 又、第5図、第6図は前記シャフト42に替えて公知の伸縮自在金具48によ りメガネ11の横方向の移動を一層スムースに行なうことを目的とするものであ る。
【0008】 前記したように上記2項に於ける横方向に動くバー42や伸縮自在金具39に より取りつけられたメガネ11はバー42や金具43等によりメガネ11の受け る浮力変化に対する弱い抗力抵抗を受けることになり、メガネ11の受ける急激 な波動やこまかかく上下する波動等を緩衝し、メガネ11は漁労にとって一層良 好な作業環境を提供するものである。
【0009】 尚、メガネ11の上部32の部分を水中透視メガネ本体の構造素材とは別の、 例えばフレキシブルなゴム素材等により本体に着脱機構により取りつける構造と することも可能である。
【考案の効果】
本考案の目的効果は、現実に水中透視メガネを主たる漁労用具として就業する 漁労々働者に於て深刻な問題でありながら、少数なるが故にその声は社会的に小 さくならざるを得ず、今日まで改善の無いまま過ぎているのが現状である。本考 案により、今後益々沿岸漁業の振興が要求される中で最も重要と思われる沿岸漁 労就業者の仕事による健康の悩みを解決するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】現行の水中透視メガネによる就労状態の側断面
【図2】本考案による水中透視メガネを用いた就労状態
の側断面図
【図3】本考案による水中透視メガネを用いた就労状態
の上部よりの平面図
【図4】本考案による水中透視メガネを用いた就労状態
【図3】の前方向よりみた正面図
【図5】本考案による水中透視メガネを用いた就労状態
の一方法平面図
【図6】本考案による水中透視メガネを用いた
【図5】の前方向よりみた正面図
【符号の説明】
1.水中透視メガネ 2.1を口により支持するくわえ具 3.1の筒状胴 4.透視ガラス 5.沈漬容積 6.作業視点 7.目 8.1による視界 9.波 動 10.漁労作業者 11.本考案による水中透視メガネ 13.漁労作業船 14.透視ガラス 15.11の沈漬容積 16.作業視点 19.波 動 20.漁労作業者 21.水 中 22.漁労作業者の口 23.漁労作業船 32.漁労作業者の頭部側面クリップ 35.船ベり着脱止め具 36.35を船体に固定するための締め付け具 37.球形軸受 38.37締め付け具 39.伸縮バー 40.39止め込み締め具 41.スライディング球形軸受 42.11支持用スライディング可動カバー 43.11支持用球型支持座 44.42用ストッパー 45.39挿入用可動パイプ 46.漁労作業者、頭部取付けバンド

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中透視メガネを構成する構造の中に
    水中透視メガネの比重を調節できる構成を加えた水中透
    視メガネ
  2. 【請求項2】 水中透視メガネを着脱のできる止め具
    に自由継手により取りつけることを特徴とする第1項記
    載の水中透視メガネ
  3. 【請求項3】 水中透視メガネに横方向及び縦方向及
    び上下方向にスライド移動の可動装置を取りつけた第1
    項記載の水中透視メガネ
  4. 【請求項4】 水中透視メガネの一部に、漁労者の頭
    部に水中メガネを装着するために水中メガネ及び漁労者
    の頭部へ共に着脱のできる構造を持ったクリップ又はバ
    インド、バンドを取りつけた第1項記載の水中透視メガ
JP7031591U 1991-05-24 1991-05-24 水中透視メガネによる漁労就業者の健康被害を無くす るための水中透視メガネ Pending JPH0617481U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09191805A (ja) * 1996-01-17 1997-07-29 Kazuya Oikawa 箱眼鏡の取付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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