JPH06173531A - 組立て式金庫 - Google Patents

組立て式金庫

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JPH06173531A
JPH06173531A JP32389292A JP32389292A JPH06173531A JP H06173531 A JPH06173531 A JP H06173531A JP 32389292 A JP32389292 A JP 32389292A JP 32389292 A JP32389292 A JP 32389292A JP H06173531 A JPH06173531 A JP H06173531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
bottom plate
plates
safe
door frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP32389292A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Miyazaki
邦雄 宮崎
Yusaku Ikeda
有作 池田
Tetsuo Tamura
哲郎 田村
Ichiro Ikenaga
一郎 池永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kongo Co Ltd
Original Assignee
Kongo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kongo Co Ltd filed Critical Kongo Co Ltd
Priority to JP32389292A priority Critical patent/JPH06173531A/ja
Publication of JPH06173531A publication Critical patent/JPH06173531A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】金庫の搬送設置及びそれに伴う作業性を向上さ
れると共に盗難防止を考慮した組立て式金庫の提供。 【構成】長手方向端部2a,2bに対照的な段部10,1
1が形成された側板2L,2Rと、側板2L,2Rの一方
の段部11と係合する背板3L,3Rと、背板3L,3R
及び側板2L,2Rと係合するつば部4b,5bが形成さ
れ、背板3L,3Rと側板2L,2Rにそれぞれ係合する
底板4及び天板5と、側板2L,2R、背板3L,3R、
底板4及び天板5に係合する一体構造の扉枠7と、扉枠
7に支持される扉6とを有し、少なくとも側板2L,2
R、背板3L,3R、底板4及び天板5により箱体を形
成し、側板2L,2R、背板3L,3R、底板4、天板5
及び扉枠7を箱体内部側から締着部材18,20で結合
した組立て式金庫1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金銭や重要物等を収納
する金庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金庫は、その内部に収納されるものを盗
難や火災などから防ぐため、外板は鋼鉄で形成されると
共に耐火材等で覆われていて扉以外の部分は一体的に形
成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように形成される
金庫は非常に重く丈夫にできているので、運搬及び配置
するに当っては、特に運搬条件の悪い場所、例えば階段
であるとか狭い場所等を運搬する場合、運搬設置に時間
を要してしまい作業効率が良くない。そこで、金庫を分
割式にすることが考えられるが、単に分割式にしたので
は、盗難防止という点で安全性が損なわれてしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、長
手方向端部に対照的な段部が形成された側板と、上記側
板の一方の段部と係合する一体もしくは分割可能な背板
と、上記背板及び側板と係合するつば部が形成され、上
記背板及び底板にそれぞれ係合する天板及び底板と、上
記側板、背板、天板及び底板に係合する一体構造の扉枠
と、上記扉枠に支持される扉を有し、少なくとも上記側
板、背板、天板及び底板により箱体を形成し、上記側
板、背板、天板、底板及び扉枠を上記箱体内部側から締
着部材で結合する。
【0005】
【作用】側板、背板、底板、天板及び扉枠、扉等を分割
式としたので、設置場所まで各部分に分けて運搬するこ
とができる。また、分割された各部分を組み付け箱体を
形成してその内部側から各部を締結するので、外部から
分解されるおそれが少ない。
【0006】
【実施例】図1,2において、符号1は組立て式金庫を
示し、この金庫1は一対の側板2L,2R、背板3L,
3R、底板4及び天板5と、扉6、扉枠7から構成さ
れ、これら各部はプレス成形にて中空上に成形され、そ
の内部に図示しない補強材を設けながら耐火材の一つで
あるコンクリートが充填される。
【0007】底板4は図4に示すように、矢印F方向に
位置する辺部4aを除く他の辺部には、この辺部4aか
ら間隔L1をおいてつば部4bが形成される。このつば
部4bの幅は、側板2L,2R及び背板3の厚さに対応
する幅とされていて、側板2L,2R及び背板3が乗せ
られる。つまり、つば部4bから見ると辺部4aが矢印
F方向に突出する形となる。底板4の内側面4Aには複
数の取付け孔Aが形成されており、このうち、辺部4a
近傍に形成される取付け孔A1は図8に示すように、そ
の内側にカラー15が固定されて貫通孔とされていて、
その他の取付け孔Aには内部にナット16が固定されて
いる。また、底板4の外側面4Bには図2に示すよう
に、ブラケット8を介してアジャスタ9が四方に取付け
られていて、金庫設置位置での前後左右のバランスを調
整可能としている。
【0008】側板2L,2Rは図4に示すように、矢印
F方向に位置する長手方向辺部2aと矢印R方向に位置
する長手方向辺部2bにそれぞれ段部10,11が形成
される。段部10は内壁面2Aに向かって凹んでいて、
矢印FR方向に対する幅L2が辺部4aの突出幅L1と
同様とされている。段部11は、外壁面2Bに向かって
凹んでいて、矢印FR方向に対する幅L3が背板3L,
3Rの厚さと略同様に成形されている。側板2L,2R
の各内壁面2Aには、それぞれ取付け孔B及び側板長手
方向に連続し互いに平行する一対のレール部12が設け
られる。取付け孔Bは内壁面2Aに複数形成されてお
り、そのうち、段部10に位置する取付け孔B1には、
取付け孔A1と同様にカラー15が固定されて貫通孔と
されていて、その他の取付け孔Bには図6に示すように
内側に板金カバー17で覆われたナット16が固定され
ている。レール部12には、図示しないフック等の受け
部材が取付けられ、図2に示すように、補強材13を裏
打ちされた棚板14が載置される。
【0009】背板3L,3Rは図1に示すように、略中
央部で左右に分割される構成とされていて、側板2L,
2Rに形成した段部11,11に係合される。背板3は
分割線Gから図4に示すように、背板3Lと背板3Rと
に分割される。各背板3L,3Rにおける分割部3a,
3bは、連結時に面一となるカギ状に形成されており、
かつ分割部3aが内側に位置するように構成される。分
割部3aには、図7に示すように内部にカラー15が固
定された貫通孔Cが長手方向に複数形成されていて、分
割部3bには、内部にナット16が固定された取付け孔
C’が貫通孔Cと対応するように形成されており、両孔
にはねじ18が貫通螺合される。また、背板3Lと背板
3Rの内壁面3Cには、図6に示すように板金カバー1
7で覆われるナットが16が固定されていて取付け孔D
が、取付け孔A,Bに対応するように配設されている。
【0010】天板5は底板4を逆さにしたものであっ
て、矢印F方向に位置する辺部5aに形成される取付け
孔E1は取付け孔A1と同様の貫通孔となっていて、図
示しない他の取付け孔は取付け孔Aと同様の構成とされ
ている。さらに、辺部5a以外の他の辺部には、図示し
ないが底板4同様につば部5bが形成される。
【0011】扉枠7は図5(a),(b)に示すよう
に、一体形成された額縁状のものであって、その内周面
7aに複数の段差19が周方向に一連に形成されてお
り、中でも矢印R方向に位置する最大段部19Aの幅L
4は幅L1,L2と同寸法とされる。最大段部19Aに
は、図8に示すように板金カバー17で覆われたナット
16が固定される取付け孔Fが取付け孔A1,B1,E
1に対応する位置に配設されていて、最大段部19Aが
段部10,10と辺部4A,5Aに係合され、ボルト2
0で締着固定される。この時、扉枠7は底板4、天板5
及び側板2L,2Rと面一となる外寸法に形成されてい
る。
【0012】扉6は図1,図3に示すように扉枠7にヒ
ンジ結合される両開き式の扉であって、中央に開閉ハン
ドル21、ダイヤルロック22及びキーシリンダー23
が配置される。また、扉枠7と接合する扉6の縁部6a
は、図8に示すように、扉枠7に形成された段部19と
略同形状に形成されていて、外部からの煙等の侵入を防
止する構造となっている。
【0013】一方、背板3L,3Rと側板2L,2R、
側板2L,2Rと底板4及び天板5、さらには、背板3
と底板4及び天板5との結合は、図4に示すように各取
付け孔A、B、C、D、E、Fに対応する孔が形成され
るL型のアングル材24を介して締結部材であるビス1
8で締結される。
【0014】このように構成した組立て式金庫1におい
ては、背板3L,3Rを図7に示すように、分割部3
a,3bを合致させて内側に位置する取付け孔Cからビ
ス18を差し込みナット16に螺合させて分割部3a,
3bを締結して分割された背板3L,3Rを一体化し
て、図8に示すように、底板4のつば部4bの矢印R方
向に位置する部位に乗せてアングル材24とビス18と
で底板4に固定する。
【0015】次に側板2Lは図6,図8に示すように、
段部11に背板3L,3Rを係合させてつば部4b上に
配置し、取付け孔B,D及びA,Dにアングル材24を
合わせて各部を箱体形成時の内側から締結する(図は片
側のみを示す)。この時、つば部4bの幅は側板2L,
2R及び背板3L,3Rの幅に対応する幅とされている
と共に段部11の幅L3が背板3L,3Rの幅と略同寸
法とされているので、底板4と背板3L,3R及び側板
2L,2Rを面一にすることができる。また、天板5
は、底板4と同様にして側板2L,2R並びに背板3
L,3Rと締結される。
【0016】これら、底板4及び天板5に側板2L,2
R、背板3L,3Rが締着されると、矢印F方向に位置
する部位に各板の表面より一段低い段差枠を有する箱体
が形成される。そして、この段差枠に扉枠7の最大段部
19Aを嵌合させ、取付け孔A1、B1及びE1から取
付け孔Fに向かってボルト20を差し込みナット16に
螺合させ、扉枠7が箱体に対して面一としながらしっか
りと締結される。(図8参照)。
【0017】扉枠7が固定されると、扉6を扉枠7に図
3に示すように、ヒンジ25を用いて取付け、金庫1が
組み上がる。この時、設置場所のレベルに応じてアジャ
スタ9を調整し前後左右のバランスを取り図2に示す、
飾り板26を床GLと底板4の間に配設する。なお、金
庫内部の底部には、図8に示すように、断面コの字状の
目晦板27が落とし込まれ、底部の取付け構造が覆い隠
される。
【0018】なお、本実施例において、ナット16は板
金カバー17で覆われていて、充填されるコンクリート
材がねじ孔に侵入するのを防止しているが、板金カバー
17に変えてナット16のねじ孔をテープ等で包囲して
も良い。また、背板3L,3Rは2枚の板部材から構成
されるが、1枚の板部材で形成することでも構わない。
扉6についても同様で、本実施例の両面開きの他に、
片開き、引き戸等でも勿論構わない。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、従来、扉以外が一体に
形成されていた金庫を分割して組立て式としたので、作
業環境の良くない設置場所であっても各部分に分けて運
搬することができ、重かった金庫の搬入設置時間を短縮
することができるので、作業効率が向上可能となる。ま
た、分割された各部分の組立て時において、各部の接合
を形成される金庫内部側から締結部材を用いて締結組み
立てるので、外部からの分解されるおそれが少なく盗難
防止という点で安全性が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3に示す本発明の組立て式金庫のI−I断面
図である。
【図2】図3に示す本発明の組立て式金庫のII−II面図
である。
【図3】本発明の組立て式金庫の正面図である。
【図4】組立て式金庫の分解斜視図である。
【図5】(a)は扉枠の背面図であり、(b)は(a)
のIII−III断面図である。
【図6】側板と背板の結合部の拡大図である。
【図7】背板結合部の部分拡大図である
【図8】底板と側板及び底板と扉枠との結合部の拡大図
である。
【符号の説明】
1 組立て式金庫 2L,2R 側板 2a,2b 長手方向端部 3L,3R 背板 4 底板 4b つば部 5 天板 7 扉枠 6 扉 10,11 段部 18,20 締着部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池永 一郎 熊本県熊本市上熊本3丁目8番1号・金剛 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向端部に対照的な段部が形成された
    側板と、上記側板の一方の段部と係合する背板と、上記
    背板及び側板と係合するつば部が形成され、上記背板及
    び側板にそれぞれ係合する天板及び底板と、上記側板、
    背板、天板及び底板に係合する一体構造の扉枠と、上記
    扉枠に支持される扉とを有し、少なくとも上記側板、背
    板、天板及び底板により箱体を形成し、上記側板、背
    板、天板、底板及び扉枠を上記箱体内部側から締着部材
    で結合することを特徴とする組立て式金庫。
JP32389292A 1992-12-03 1992-12-03 組立て式金庫 Pending JPH06173531A (ja)

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JP32389292A JPH06173531A (ja) 1992-12-03 1992-12-03 組立て式金庫

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JP32389292A JPH06173531A (ja) 1992-12-03 1992-12-03 組立て式金庫

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JP32389292A Pending JPH06173531A (ja) 1992-12-03 1992-12-03 組立て式金庫

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030014482A (ko) * 2001-08-11 2003-02-19 정해갑 공구를 사용하지 않는 조립식 내화금고
KR20040000707A (ko) * 2002-06-25 2004-01-07 김용호 금고용 계단틀 제조방법
JP2021085307A (ja) * 2019-11-29 2021-06-03 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 金庫

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4811592U (ja) * 1971-06-23 1973-02-08
JPS55161175A (en) * 1979-05-31 1980-12-15 Fabregas De Palau Manuel Assembled safe

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