JPH06173325A - 便 器 - Google Patents
便 器Info
- Publication number
- JPH06173325A JPH06173325A JP35035292A JP35035292A JPH06173325A JP H06173325 A JPH06173325 A JP H06173325A JP 35035292 A JP35035292 A JP 35035292A JP 35035292 A JP35035292 A JP 35035292A JP H06173325 A JPH06173325 A JP H06173325A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bowl
- tubular member
- trap
- hollow
- bottom side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 精度が高く、製造が容易な便器の提供を目的
とする。 【構成】 鉢２の後方に、便器本体１の底側より中空状
の管部材５を挿着し、この管部材５によりトラップ部３
を形成する。
とする。 【構成】 鉢２の後方に、便器本体１の底側より中空状
の管部材５を挿着し、この管部材５によりトラップ部３
を形成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、便器の改良に関する
ものである。
ものである。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】従来、便器は図２に縦断面
図で示すような構造となっており、便器本体１には水封
水Ｗを貯留する鉢部２が形成されており、この鉢部２に
は連通状にトラップ部３が形成され、トラップ部３の下
端部が排水口４となっている。このトラップ部３はトラ
ップ壁３Ａ，３Ｂにより形成されるものであり、このよ
うなトラップ壁３Ａ，３Ｂを便器本体１と一体で陶器に
より形成するためには、形状が複雑であるため製造が極
めて困難で、不良品の発生率が大となってしまうという
問題点があった。
図で示すような構造となっており、便器本体１には水封
水Ｗを貯留する鉢部２が形成されており、この鉢部２に
は連通状にトラップ部３が形成され、トラップ部３の下
端部が排水口４となっている。このトラップ部３はトラ
ップ壁３Ａ，３Ｂにより形成されるものであり、このよ
うなトラップ壁３Ａ，３Ｂを便器本体１と一体で陶器に
より形成するためには、形状が複雑であるため製造が極
めて困難で、不良品の発生率が大となってしまうという
問題点があった。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、トラップ部を簡易な構
造として製造が容易となる便器の提供を目的とし、その
要旨は、鉢部の後方に底側より中空状の管部材を挿着
し、該管部材によりトラップを形成したことである。
点に鑑み案出したものであって、トラップ部を簡易な構
造として製造が容易となる便器の提供を目的とし、その
要旨は、鉢部の後方に底側より中空状の管部材を挿着
し、該管部材によりトラップを形成したことである。
【０００４】
【作用】トラップ部は、別体の中空状の管部材を挿着す
ることにより形成することができ、従来のように複雑な
形状の壁面を形成させる必要がなく、便器の製造が容易
となり、また精度を高めることができる。
ることにより形成することができ、従来のように複雑な
形状の壁面を形成させる必要がなく、便器の製造が容易
となり、また精度を高めることができる。
【０００５】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、便器の縦断面構成図であり、便器本体１
には水封水Ｗを貯留する鉢部２が形成され、その上方に
はリム７が形成されており、本例では鉢部２の後方のト
ラップ部３が、便器本体１の底側より挿入した中空状の
管部材５により形成されたものとなっており、管部材５
は、鉢部２を形成する鉢壁２Ａの後方に隙間をおいて縦
方向に挿着され、鉢部２の底部を形成する底壁２Ｂの先
端部に管部材５の側面が当接しており、管部材５の上端
は水路壁６の一部に当接しており、水路壁６と管部材５
の上端間には、トラップ部３の頂部を形成する空間が形
成されている。
する。図１は、便器の縦断面構成図であり、便器本体１
には水封水Ｗを貯留する鉢部２が形成され、その上方に
はリム７が形成されており、本例では鉢部２の後方のト
ラップ部３が、便器本体１の底側より挿入した中空状の
管部材５により形成されたものとなっており、管部材５
は、鉢部２を形成する鉢壁２Ａの後方に隙間をおいて縦
方向に挿着され、鉢部２の底部を形成する底壁２Ｂの先
端部に管部材５の側面が当接しており、管部材５の上端
は水路壁６の一部に当接しており、水路壁６と管部材５
の上端間には、トラップ部３の頂部を形成する空間が形
成されている。
【０００６】このように、管部材５を挿着状に鉢部２の
後方に配設することにより、鉢部２の後方に中空状の管
部材５によりトラップ部３が形成されることとなり、良
好に水封水Ｗを貯留し得るとともに、管部材５の下端部
の排水口４からの臭気の逆流等を良好に防ぐことがで
き、従来のトラップ部と同様な機能を果たすことがで
き、従来のように複雑な壁面を便器本体に形成させる必
要がないため、便器本体はシンプルな形状として製造す
ることができ、便器本体の成形焼成が容易で、従来の複
雑な形状では焼成時等に亀裂等が生じていたのが、その
ような不良品の発生率が少なくなり、製造効率が良くな
るとともに、後発的に管部材５を挿着して製造できるた
め、精度の高い製品とすることができる。
後方に配設することにより、鉢部２の後方に中空状の管
部材５によりトラップ部３が形成されることとなり、良
好に水封水Ｗを貯留し得るとともに、管部材５の下端部
の排水口４からの臭気の逆流等を良好に防ぐことがで
き、従来のトラップ部と同様な機能を果たすことがで
き、従来のように複雑な壁面を便器本体に形成させる必
要がないため、便器本体はシンプルな形状として製造す
ることができ、便器本体の成形焼成が容易で、従来の複
雑な形状では焼成時等に亀裂等が生じていたのが、その
ような不良品の発生率が少なくなり、製造効率が良くな
るとともに、後発的に管部材５を挿着して製造できるた
め、精度の高い製品とすることができる。
【０００７】
【発明の効果】本発明の便器は、鉢部の後方に底側より
中空状の管部材を挿着し、該管部材によりトラップを形
成したことにより、従来のように複雑な形状の壁面を便
器本体に形成する必要がなく、便器本体をシンプルな形
状に形成して製造が可能となり、便器の製造が容易とな
り、また不良品の発生率が少なく、精度の高い製品を得
ることができる効果を有する。
中空状の管部材を挿着し、該管部材によりトラップを形
成したことにより、従来のように複雑な形状の壁面を便
器本体に形成する必要がなく、便器本体をシンプルな形
状に形成して製造が可能となり、便器の製造が容易とな
り、また不良品の発生率が少なく、精度の高い製品を得
ることができる効果を有する。
【図１】本発明の便器の概略断面構成図である。
【図２】従来の便器の断面構成図である。
１ 便器本体 ２ 鉢部 ２Ａ 鉢壁 ２Ｂ 底壁 ３ トラップ部 ５ 管部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 洋介 愛知県常滑市鯉江本町５丁目１番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 伊藤 淳 愛知県常滑市鯉江本町５丁目１番地 株式 会社イナックス内
Claims (1)
- 【請求項１】 鉢部の後方に底側より中空状の管部材を
挿着し、該管部材によりトラップを形成したことを特徴
とする便器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35035292A JPH06173325A (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 便 器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35035292A JPH06173325A (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 便 器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06173325A true JPH06173325A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18409909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35035292A Pending JPH06173325A (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 便 器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06173325A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010505546A (ja) * | 2006-10-05 | 2010-02-25 | カノ，バッセル | 立体ｘ線システム及び方法 |
-
1992
- 1992-12-03 JP JP35035292A patent/JPH06173325A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010505546A (ja) * | 2006-10-05 | 2010-02-25 | カノ，バッセル | 立体ｘ線システム及び方法 |
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