JPH06173109A - ファン付帽子 - Google Patents

ファン付帽子

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Publication number
JPH06173109A
JPH06173109A JP4345104A JP34510492A JPH06173109A JP H06173109 A JPH06173109 A JP H06173109A JP 4345104 A JP4345104 A JP 4345104A JP 34510492 A JP34510492 A JP 34510492A JP H06173109 A JPH06173109 A JP H06173109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
fan
hat
cap
attached
Prior art date
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Pending
Application number
JP4345104A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromichi Kawada
弘道 河田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SPORTS PRESS INTERNATL KK
Original Assignee
SPORTS PRESS INTERNATL KK
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Publication date
Application filed by SPORTS PRESS INTERNATL KK filed Critical SPORTS PRESS INTERNATL KK
Priority to JP4345104A priority Critical patent/JPH06173109A/ja
Publication of JPH06173109A publication Critical patent/JPH06173109A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 帽子が本来的に持つ日除け作用に加えて積極
的に涼しさを与えるようにすることを目的とする。 【構成】 頭冠部11とつば部12とからなる帽子本体
13の適所に開口部14を形成し、小型のモータ16を
帽子本体13における開口部14付近に位置決めして固
定し、このモータ16の回転軸には、帽子本体13を頭
に被った時開口部14を介し頭に向って送風するファン
17を取り付け、帽子本体13に取り付けた太陽電池パ
ネル18からモータ16へ給電すると共に日差しの弱い
時或いは室内でもモータを駆動することができるように
帽子本体13に取り付けられた予備バッテリー21から
も給電可能としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業状の利用分野】本発明は帽子に関し、更に詳細に
は太陽光線から頭を保護すると同時に積極的に清涼感即
ち涼しさを与えるファン付帽子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、帽子は種々の機能を持ち、その用
途に応じて使用されてきた。例えば、スポーツ用、レジ
ャー用、ファッション用等多方面でその目的に応じて使
用されている。しかし、帽子はその本来的な機能として
太陽光線即ち日差しを避け、頭を熱射から守り且つ眩し
さを緩和するために使用されることが多い。
【0003】通常、この種の帽子は、頭に被ってこれを
直接覆う半球状の頭冠部及びつば部からなるが、このつ
ば部は例えば野球帽のように頭冠部の前方のみにあるも
のや、日除け帽のように頭冠部の全周囲に設けられてい
るものなどがある。また、眩しさを緩和するだけの目的
として使用されるサンバイザーと称するものもあり、こ
れも一種の帽子的な機能で使用されることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
帽子は、前述したように本来的に日差しを避けるか又は
頭を保護するために用いられるものであり、それ以上の
機能を備えてはいない。従って、帽子を被ってもそれに
よる太陽熱遮蔽効果以上に暑さを凌ぐことはできず、ま
た帽子を被ることにより生ずる頭の蒸れを発散させるこ
ともできなかった
【0005】本発明の目的は、かかる従来の問題点を解
決するために創作されたもので、帽子が本来的に持つ日
除け作用に加えて積極的に涼しさを与えることのできる
ファン付帽子を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のファン付帽子
は、帽子本体と、該帽子本体の適所に形成された開口部
と、前記帽子本体に固定された小型のモータと、前記開
口部に位置決めされると共に前記モータの回転軸に取り
付けられ、前記帽子本体を頭に被った時当該頭に向って
送風するファンと、前記帽子本体に取り付けられ、前記
モータと電気的に接続されて給電する太陽電池パネル
と、前記帽子本体に取り付けられ、前記モータに給電す
る予備バッテリーとから構成されている。
【0007】更に、本発明のファン付帽子は、前述の構
成に加えて前記予備バッテリーが前記太陽電池パネルに
も電気的に接続され、前記太陽電池パネルからの発電を
充電可能なバッテリーであることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明のファン付帽子によると、風もなく又日
差しもかなり強い真夏等において日除け等のために帽子
本体を頭に被るとき、帽子本体に取り付けた小型モータ
のスイッチを入れてこれを駆動する。これにより、小型
モータの駆動軸に取り付けられたファンが回転して風を
起こし、帽子本体に形成された開口部を介して頭に風を
当て、装着者に清涼感をあたえる。その際、小型モータ
は帽子本体に取り付けられた太陽電池パネルで発電され
た電気で駆動されるが、帽子本体に予備バッテリーを取
り付けていることから太陽光線を受光できない室内や雨
天などにおいても使用することができる。
【0009】また、予備バッテリーを例えばニッカド電
池のような充電可能なものにしておけば、太陽電池パネ
ルからの発電で常に充電しておくことができ、小型モー
タの駆動に必要な電気を太陽電池パネルから得られない
ときなどに予備バッテリーの消耗を心配することなく、
安心して且つ確実に当該モータを駆動させることができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明のファン付帽子を図に示された
実施例について更に詳細に説明する。図1には本発明の
一実施例に係るファン付帽子10が示されている。この
ファン付帽子10は、頭に被る半球状の頭冠部11の全
周囲につば部12を一体的に形成された帽子本体13を
備える。この帽子本体13には図1から明らかなよう
に、該帽子本体13を被った時に人の額に対向する側の
つば部12から頭冠部11に亘る部分に開口部14が形
成されている。
【0011】この開口部14の縁部におけるつば部12
上には合成樹脂製の支持体15がその裏側に配置された
当て板(図示せず)を介して螺合されたネジにより固定
されている。この支持体15には小型のモータ16がネ
ジにより取り付け固定されている。その際、図1から明
らかなようにモータ16の本体が支持体15の外側に位
置し、これにより回転軸が開口部14のほぼ中心に位置
して帽子本体13の内側へ向くようにされている。
【0012】このモータ16の回転軸にはファン17が
取り付けられており、該ファン17は、モータ16が駆
動されて回転された時風が開口部14を介して帽子本体
13の内方へ向うように調整された羽根を備えている。
これによりファン17の回転により発生する風は開口部
14から帽子本体13内へ強制的に送られ、人の額に当
り、このファン付帽子10を被っている人に清涼感を与
えることになる。
【0013】帽子本体13の頭冠部11最上部には太陽
電池パネル18が取り付けられ、この太陽電池パネル1
8のフレームに一体的に設けられたスイッチ部19を介
してモータ16へ配線されている。この配線19は帽子
本体13内側を通って開口部14へ至り、モータ支持用
の支持体15の上端に一体的に形成され且つ開口部14
の頭冠部11に位置する縁部へ接近するように伸長する
ガイド部20の溝を通ってモータ16に接続されてい
る。
【0014】これにより、太陽の光を受けて太陽電池パ
ネル18で発電された電力はスイッチ部19をオンする
ことによりモータ16へ供給され、これを駆動する。し
かし、雨天など太陽の光が弱い時又は室内での使用の場
合等太陽電池パネル18での充分な発電が期待できない
時のために、帽子本体13の後方側におけるつば部12
の内側には予備バッテリー21、例えば単3電池が2本
電池ケースに入れて取り付けられている。この予備バッ
テリー21は前述のスイッチ部19を介してモータ16
へ接続されている。
【0015】そして、この配線の実際的な回路構成は図
2に示されるように太陽電池パネル18と予備バッテリ
ー21とが並列に接続されていて、このプラス側がスイ
ッチ部19を介してモータ16の一方の端子に、またマ
イナス側がモータ16の他方の端子に接続されている。
その際、太陽電池パネル18のプラス側端子が予備バテ
リー21のプラス側とスイッチ部19の端子とを接続す
る回路部分に接続される配線部には、逆流防止用のダイ
オード22が配置されている。
【0016】これにより、予備バッテリー21の電気が
太陽電池パネル18を介して流れ、予備バッテリー21
が自然に消耗するのを防止することができる。このよう
な回路の構成は既に公知のものであり、従ってこれ以上
の詳細な説明は省略する。
【0017】このように前述の実施例に係る帽子10に
よれば、当該帽子10を被っている人が必要に応じて帽
子本体11上のスイッチ部19を操作してモータ16へ
給電すれば、ファン17が回転して額に風を送ることが
でき、しかもこのような場合には本来日差しの強い時が
多いためモータ16への供給電源を太陽電池パネル18
としたことにより常に効果的に電力を供給することがで
きる。
【0018】ところで、前述の実施例では、太陽の光が
弱い時又は室内での使用の場合等太陽電池パネル18で
の充分な発電が期待できない時のために予備バッテリー
20を設けているが、この予備バッテリー21を例えば
ニッカド電池のような充電可能な電池とすることができ
る。
【0019】これにより、モータ16を使用しない時、
又は日差しが強く太陽電池パネル18により発生する起
電力が大きい時にはモータ16の駆動中でも当該予備バ
ッテリー21を太陽電池パネル18による発電で充電し
ておくことができ、従っていつでも確実にモータ16の
駆動即ちファン17の回転を保障することができる。た
だし、この場合には図2に示される回路に設けられてい
る逆流防止用のダイオード22が必要ないことは言うま
でもない。
【0020】図1に示された本発明の実施例では帽子本
体13における頭冠部11における全周囲につば部12
が設けられている所謂日除け帽子であったが、本発明は
この帽子に限定されるものではなく、一般に野球帽と称
されているものであってもよい。
【0021】このような本発明の他の実施例であるファ
ン付野球帽30は、図3に示されるように頭冠部31の
前方にのみ設けられたつば部32の中央部に開口部33
を形成している。この開口部33の前縁部には図1に示
された実施例と同様にモータ16が支持体15によって
取り付け支持され、その回転軸にはファン17が固定さ
れている。
【0022】その時、このファン17の羽根の一部が開
口部33に位置するようにモータ16が支持体15に取
り付けられている。そして、頭冠部31におけるつば部
32との連接部であってファン17に対向する部分にも
別な開口部34が形成されている。この開口部34は主
にファン17の回転によって発生した風を額へ送る窓と
して作用すると共に太陽電池パネルや予備バッテリーか
らの配線を支持体15に形成されたガイド部20の溝へ
導く通し穴としても作用する。
【0023】このようなファン付野球帽30において、
モータ16へ給電する太陽電池パネル18や予備バッテ
リー21は図1に示されたものと同様に例えば頭冠部3
1の上部に取り付けられている。尚、予備バッテリーも
設けられているが、このファン付野球帽では頭冠部31
の後方につば部がないので、頭冠部31の内側適所に設
けられている。
【0024】このようなファン付野球帽30は実際に野
球選手が使用することを目的としたものではなく、専ら
野球観戦者用のもので、日中日差しの強いスタンドで野
球を観戦する時などにこのファン付野球帽30を被って
いれば日除けと同時にファン17による強制的な送風を
受けて涼しさを感じることができ、又日射病などにかか
ることもない等極めて実用的な効果を奏する。
【0025】また、前述した各実施例に係るファン付帽
子では、モータ16への給電がオンオフ用のスイッチ部
19のみでなされていたが、このスイッチ部をオンオフ
とモータの回転の速度即ち送風の強弱を切換えることの
できるものにしておくことも好ましい。更に、前述した
各実施例ではモータが1つであったが、無論複数あって
もよく、またその設置位置も適宜選択することができ
る。
【0026】更に、前述した各実施例では、太陽電池パ
ネル18が頭冠部の頂上に設置されていたが、これをつ
ば部に設けてもよい。そして、モータ16も支持体15
から着脱可能にしておけば、気候が涼しい時にはモータ
を支持体から取外して帽子自体の重量を少しでも軽くし
て使用することができる。
【0027】このように本発明のファン付帽子は、前述
した実施例に限定されることなく、スポーツ用(例えば
登山用帽子、ゴルフ用帽子等)、レジャー用、又はファ
ッション用等多方面の帽子に応用することができ、また
サンバイザーなども本発明のファン付帽子に含まれるも
のである。尚、太陽電池パネル、モータ及びファン等の
色を帽子本体の色と同じか同系色とすることによりこれ
らをめだたなくすることもできる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のファン付
帽子によれば、帽子本体にモータを取り付け、このモー
タを太陽電池パネルからの給電により駆動させ、その回
転軸に装着したファンを回転させることにより、日差し
を避けるだけではなく積極的に風をおこして涼しさを与
えることができ且つ頭の蒸れなどの発生も防止すること
ができ、またそのための電力供給も心配する必要がな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファン付帽子にかかる一実施例を示す
斜視図である。
【図2】図1に示される実施例のファン付帽子に設けら
れたモータ、太陽電池パネル、予備バッテリー、及びス
イッチ部の回路構成を示す回路図である。
【図3】本発明の他の実施例にかかるファン付野球帽を
示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ファン付帽子 11 頭冠部 12 つば部 13 帽子本体 14 開口部 15 支持体 16 モータ 17 ファン 18 太陽電池パネル 19 スイッチ部 20 ガイド部 21 予備バッテリー 22 逆流防止用ダイオード 30 ファン付野球帽 31 頭冠部 32 つば部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帽子本体と、該帽子本体の適所に形成さ
    れた開口部と、前記帽子本体に固定された小型のモータ
    と、前記開口部に位置決めされると共に前記モータの回
    転軸に取り付けられ、前記帽子本体を頭に被った時当該
    頭に向って送風するファンと、前記帽子本体に取り付け
    られ、前記モータと電気的に接続されて給電する太陽電
    池パネルと、前記帽子本体に取り付けられ、前記モータ
    に給電する予備バッテリーとからなるファン付帽子。
  2. 【請求項2】 前記予備バッテリーが前記太陽電池パネ
    ルにも電気的に接続され、前記太陽電池パネルからの発
    電を充電可能なバッテリーであることを特徴とする請求
    項1に記載のファン付帽子。
JP4345104A 1992-12-02 1992-12-02 ファン付帽子 Pending JPH06173109A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4345104A JPH06173109A (ja) 1992-12-02 1992-12-02 ファン付帽子

Applications Claiming Priority (1)

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JP4345104A JPH06173109A (ja) 1992-12-02 1992-12-02 ファン付帽子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06173109A true JPH06173109A (ja) 1994-06-21

Family

ID=18374312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4345104A Pending JPH06173109A (ja) 1992-12-02 1992-12-02 ファン付帽子

Country Status (1)

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JP (1) JPH06173109A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6760925B1 (en) * 2002-12-31 2004-07-13 Milton L. Maxwell Air-conditioned hardhat
US7003353B1 (en) 2002-12-10 2006-02-21 Quallion Llc Photovoltaic powered charging apparatus for implanted rechargeable batteries
JP2015178685A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 株式会社フジタ 頭部装着部
JP2019052403A (ja) * 2017-09-19 2019-04-04 株式会社シオジリ製帽 帽子用鍔芯及び帽子
KR200489396Y1 (ko) * 2018-06-04 2019-06-11 정규백 통기성이 뛰어난 안면 그늘막

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