JPH061730Y2 - ボール供給装置 - Google Patents

ボール供給装置

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JPH061730Y2
JPH061730Y2 JP6878090U JP6878090U JPH061730Y2 JP H061730 Y2 JPH061730 Y2 JP H061730Y2 JP 6878090 U JP6878090 U JP 6878090U JP 6878090 U JP6878090 U JP 6878090U JP H061730 Y2 JPH061730 Y2 JP H061730Y2
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JP
Japan
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ball
tee
guide
scraping body
surplus
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Application number
JP6878090U
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JPH0427967U (ja
Inventor
達雄 矢田
稔 中島
Original Assignee
東亜木材株式会社
株式会社中島製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ボール供給装置更に詳細にはゴルフ練習場
等に於けるゴルフボール等のボール供給装置、更にはボ
ールの目詰まりを生じないゴルフボール供給装置にかか
る。
(従来の技術) 従来この種の、ボール供給装置としては、例えば実公昭
51-43171「ゴルフボールの自動供給装置」が知られてい
る。同装置は、「ティーへゴルフボールを案内するボー
ルガイドと、ゴルフボールを貯溜するボール溜とを備
え、かつ送り爪を有する回転体を前記ボール溜とボール
ガイドとの間に配置し、この回転体を回転してその送り
爪で前記ボール溜のゴルフボールを1つづつ前記ボール
ガイド上に送るようにした装置において、前記送り爪の
先端を弾性体で形成したことを特徴とするゴルフボール
自動供給装置」からなる(従来例)。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来例ではボールガイドに複数のボール
が侵入してきたとき排除する機構を有さず、特にティー
における故障の原因となる課題を有した。
(課題を解決するための手段) この考案は、 モータと、モータで駆動されるボール掻き出し体回転軸
と、ボール掻き出し体回転軸に取り付けられ回転される
ボール掻き出し体と、ボール掻き出し体の下流側に上下
動するように設けられるティーと、ボール掻き出し体通
過位置とティーの上下移動位置間にティー側が低くなる
ように設けられるボールガイドと、ボールガイドに供給
されたボールをティー上下動位置上に停止落下させるス
トッパと、ストッパにより停止されるボール1個分傾斜
上部側に開口される余剰ボール排除口と、余剰ボール排
除口の外側にボール掻き出し体側を高くしたスロープ状
に設置される余剰ボールガイドとからなることを特徴と
するボール供給装置、 を提供する。
(作用) ボールが2以上ボールガイドに存在すると、ボールガイ
ドに侵入してきた2番目からのボールは、1番目のボール
に衝突し、第2図に示すように停止し、ティー上昇に伴
い上下動するガイド100により余剰ボール排除口から、
余剰ボールはボールガイドから排除され、ボールガイド
にはボールは2以上存在せず、ティー上部でのボールの
目詰まりは生ぜず故障原因となることはない。
(実施例) 第1図はこの考案の実施例に係るボール供給システムの
全体概略図である。Aは、ボール貯留部である。ボール
貯留部Aは、例えばゴルフ練習場で使用され回収された
ゴルフボールを配給管により供給される。Bは、ボール
回収装置であり、ボール貯留部A内の側部に設けられ、
ボール貯留部内のボールを順次回収する。Cは、ボール
分配機である。ボール分配機Cは、この実施例では1台
のボール貯留部Aがそれぞれティーを設けられたボール
供給装置Eを担当するため、ボール貯留部に貯留された
ゴルフボールをそれぞれのボール供給装置Eに分配す
る。Dは、配給管であり、ボール分配機Cとボール供給
装置Eとを連結する。
この考案の実施例に係るボール供給装置Eは、次の構成
からなる。すなわち、第2図はボール供給装置の正面中
央断面図、第3図は同リンク機構をあらわす正面一部断
面図、第4図は同回転ボール掻き出し体の拡大図、第5図
はボール供給装置の平面図である。(11)は、ボール供給
装置本体であり、金属製箱体からなりゴルフ練習場の各
打席下に埋設設置される。(12)は、ティーである。ティ
ー(12)は、ボール供給装置本体内に垂直方向に設置され
るティーガイド(101)に沿って上下動可能に設置される
スライダーからなり、底部には光センサーからなるティ
ーセンサー(14)を設置する。ティーセンサー(14)は、設
置されるティー(12)の他端の開閉を感知し信号としてコ
ンピュータからなる制御手段(図示せず)に伝送する。
ティー(12)先端の開閉状態は、ゴルフボールが設置され
ているか否かにより通常は形成される。
(21)は、モータである。モータ(21)の作動は、接続され
る制御手段により制御される。(22)は、モータ回転軸で
あり先端にはスプロケット(23)を取り付ける。(25)は、
ボール掻き出し体回転軸であり、その端部を突設させ、
その一方の先端にはスプロケット(26)を取り付ける。ス
プロケット(23)、スプロケット(26)間には、チェーン(2
7)を張設する。ボール掻き出し体回転軸(25)の中央部に
はボール掻き出し体(28)を取り付ける。ボール掻き出し
体(28)は、第5図に図示されるように平面視U字状から
なり、U字状の開口端でボール掻き出し体回転軸(25)に
取り付ける。
ボール掻き出し体回転軸(25)の、スプロケット(26)を取
り付けた反対端には、2枚の回転円盤がそれぞれ円盤中
心で取り付けられる。即ちボール掻き出し体(28)寄りに
取り付けられるティー高制御板(31)と、その外側に取り
付けられるティー上下動制御板(32)である。ティー高制
御板(31)には、回転運動を直線運動に変換したときに等
間隔となるような間隔で、スリットSを周辺に形成す
る。すなわち、スリットSの間隔は、後述するようにテ
ィー(12)に連動して上下動するティー高制御板(31)に、
ティー(12)の移動量を置き換えたもので、例えばティー
(12)の5mm毎の上下移動量に対応させた間隔で穿設させ
る。
(33)は、光センサーからなるティー高制御板センサーで
ある。ティー高制御板センサー(33)は、スリットS通過
位置上に設置され光の通過の有無を感知し、感知信号を
制御手段に伝送する。(34)は、リンクである。リンク(3
4)は、中央部に第3図に図示されるように長孔(35)を形
成し、一端には長孔(35)より短い長孔(36)を形成する。
リンク(34)の他端は、回動自在に側壁(45)側に取り付け
られる。リンク(34)の中央部は、ティー上下動制御板(3
2)中心から偏心させて取り付けられたスライド爪(37)
に、スライド爪(37)が長孔(35)に沿ってスライド可能に
取り付ける。リンク(34)の先端は、ティー(12)基部に取
り付けられたスライド爪(38)に、スライド爪(38)が長孔
(35)に沿ってスライド可能に取り付けられる。
(41)は、ボール掻き出し体用ボールガイドである。ボー
ルガイド(41)は、通過させるボールこの実施例ではゴル
フボールの外周より幅広に平行に立設された両側壁(45)
内からボール掻き出し体(28)の外形より幅広の間隔で帯
状に内側に突設される。ボールガイド(41)は、ボール掻
き出し体(28)側が低くなるように傾斜させて設置し、そ
の先端にはストッパを設ける。(42)は、ティー用ボール
ガイドである。ボールガイド(42)は、ゴルフボールの外
周より幅広の両側壁(45)内からボール掻き出し体(28)の
外形、ティー(12)先端より幅広の間隔で帯状に内側に突
設される。ボールガイド(42)は、ティー(12)側が低くな
るように傾斜させて設置し、その先端にはボールの進行
を停止させるストッパ(43)を設ける。(44)は、余剰ボー
ル排除口である。余剰ボール排除口(44)は、ストッパ(4
3)よりボール1個分この実施例ではゴルフボール1個分ボ
ールガイド(42)の傾斜上部側である配給管D側の側壁(4
5)の一方に開口させて形成する。(46)は、余剰ボールガ
イドである。余剰ボールガイド(46)は、余剰ボール排除
口(44)の外側に配給管D側を高くしたスロープ状に設置
される。余剰ボールガイド(46)の下端には、箱状の余剰
ボール回収部(47)を設置する。(51)は、光センサーから
なるボールガイドセンサーである。ボールガイドセンサ
ー(51)は、ボールガイド(41)の上端部におけるボールの
存否を感知し、制御手段にボール存否信号を伝送する。
次に、ボール供給装置Eの作用を説明する。
ボールガイドセンサー(51)からボール不存在の旨の信号
を受領すると制御手段は配給管Dから、ゴルフボールを
ボールガイド(41)に供給する。供給される複数個のゴル
フボールのうち先端のゴルフボールは、ストッパで停止
される。ティーセンサー(14)が、ティー(12)先端のゴル
フボールの不存在を感知するとその旨の信号は、制御手
段に伝送され制御手段は、モータ(21)をボール掻き出し
体(28)が第2図、第4図に図示される反時計方向に回転さ
れるように駆動させる。ボール掻き出し体(28)が回転さ
れると、ボール掻き出し体(28)は、ボールガイド(41)下
方から先端のゴルフボールを持ち上げ、ティー(12)側の
ボールガイド(42)に移動させる。ボールガイド(42)に入
ったゴルフボールは、ストッパ(43)に停止されるまで傾
斜を転がり、ボール掻き出し体(28)の回転に連動するた
め上昇しつつあるティー(12)上部位置で停止する。
ボール掻き出し体回転軸(25)の回転にともない、ティー
上下動制御板(32)、スライド爪(37)も回転するが、スラ
イド爪(37)はボール掻き出し体回転軸(25)に対して偏心
させてティー上下動制御板(32)に取り付けられているた
め、スライド爪(37)の回転に伴いスライド爪(37)はリン
ク(34)中央の長孔(35)内をスライドして移動することに
なる。それに従い、リンク(34)のティー(12)側は端部は
上下動することになる。そのため、スライド爪(38)は長
孔(36)内を摺動しながら、上下動し、それにつれてティ
ー(12)も上下動する。ティー(12)は、上昇する途中でそ
の上部位置に移動してきたゴルフボールを上部に載せ更
に上昇する。
ボール掻き出し体回転軸(25)の回転にともない、ティー
高制御板(31)も回転され、回転にともないティー高制御
板センサー(33)では通過するスリットSの数を感知する
が、感知信号を伝送された制御手段では、通過したスリ
ットSの数を演算する。制御手段では、あらかじめ設定
されたティー高さに対応するスリットS数を演算したと
ころで、モータ(21)の駆動を停止する。ティー(12)は、
ゴルフボールを上部に載せた状態で上死点、あるいは上
死点前で停止する。演算するスリットS数をあらかじめ
選択することで自由にティー(12)の高さのセットを選択
可能である。
ゴルファーが、ティー(12)上のゴルフボールを打つと、
ティー(12)上からゴルフボールがなくなるのでティーセ
ンサー(14)が、ゴルフボールの不存在を感知し、その旨
の信号を制御手段に伝送し、制御手段は再びモータ(21)
を作動させる。
ゴルフボールが2以上ボールガイド(42)に存在すると、
ボールガイド(42)に侵入してきた2番目からのゴルフボ
ールは、1番目のゴルフボールに衝突し、第2図に示され
るように停止し、ティー上昇に伴い上下動するティーガ
イド100によりそのため、余剰ボールはボールガイド(4
2)には2以上存在せず、ティー(12)上部でのボールの目
詰まりは生ぜず故障原因となることはない。余剰ボール
回収部(47)に収納された余剰ボールは、その後回収す
る。
(考案の効果) したがってこの考案では、ボールガイドに複数のボール
が侵入してきたとき排除する機構を有し、ティーにおけ
る故障の原因は排除したボール供給装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例に係るボール供給システムの
全体概略図、 第2図はこの考案の実施例に係るボール供給装置の正面
中央断面図、第3図は同リンク機構をあらわす正面一部
断面図、第4図は同回転ボール掻き出し体の拡大図、第5
図はボール供給装置の平面図である。 (12)ティー、(21)…モータ、(25)…ボール掻き出し体回
転軸、(28)…ボール掻き出し体、(42)…ボールガイド、
(43)…ストッパ、(44)…余剰ボール排除口、(46)…余剰
ボールガイド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータと、モータで駆動されるボール掻き
    出し体回転軸と、ボール掻き出し体回転軸に取り付けら
    れ回転されるボール掻き出し体と、ボール掻き出し体の
    下流側に上下動するように設けられるティーと、ボール
    掻き出し体通過位置とティーの上下移動位置間にティー
    側が低くなるように設けられるボールガイドと、ボール
    ガイドに供給されたボールをティー上下動位置上に停止
    落下させるストッパと、ストッパにより停止されるボー
    ル1個分傾斜上部側に開口される余剰ボール排除口と、
    余剰ボール排除口の外側にボール掻き出し体側を高くし
    たスロープ状に設置される余剰ボールガイドとからなる
    ことを特徴とするボール供給装置。
JP6878090U 1990-06-28 1990-06-28 ボール供給装置 Expired - Lifetime JPH061730Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6878090U JPH061730Y2 (ja) 1990-06-28 1990-06-28 ボール供給装置

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JP6878090U JPH061730Y2 (ja) 1990-06-28 1990-06-28 ボール供給装置

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Publication Number Publication Date
JPH0427967U JPH0427967U (ja) 1992-03-05
JPH061730Y2 true JPH061730Y2 (ja) 1994-01-19

Family

ID=31603512

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JP6878090U Expired - Lifetime JPH061730Y2 (ja) 1990-06-28 1990-06-28 ボール供給装置

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