JPH06170886A - 長尺状成形芝体の製造装置 - Google Patents

長尺状成形芝体の製造装置

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JPH06170886A
JPH06170886A JP32918592A JP32918592A JPH06170886A JP H06170886 A JPH06170886 A JP H06170886A JP 32918592 A JP32918592 A JP 32918592A JP 32918592 A JP32918592 A JP 32918592A JP H06170886 A JPH06170886 A JP H06170886A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
forming
resin
molding
base
drum
Prior art date
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Pending
Application number
JP32918592A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshizo Yamazaki
義三 山崎
Kouki Deguchi
好希 出口
Nobuhiro Tanaka
伸弘 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication of JPH06170886A publication Critical patent/JPH06170886A/ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 芝体を構成する基体部と葉状部との各成形用
キャビティに、常に安定した状態で樹脂を供給すること
が可能な構造の長尺状成形芝体の製造装置を提供する。 【構成】 成形ドラム1の基体部成形用溝(キャビテ
ィ)11と葉状部成形用キャビティ12の各内部に、各
々の専用の押出し機3,4からの樹脂を、それぞれ個別
のマニホールド24,25および射出ノズル22,23
を通じて供給する構造としている。これにより、各キャ
ビティ11,12への供給樹脂の流量調整および製造条
件管理などが容易となる結果、初期の目的を達成でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人工芝成形品の製造装
置に関し、さらに詳しくは、長尺状の成形芝体を製造す
るのに適した装置に関する。
【0002】
【従来の技術】人工芝成形品としては、従来、矩形状で
大きさがマット程度のものが一般的でこの種の成形芝体
は、例えば住宅の庭やベランダの被覆などを目的として
利用されている。また、野球場などに代表される広域面
積の運動場には、長尺状の成形芝体が利用されている。
【0003】その長尺形状の成形芝体としては、複数本
の長尺状の主基体部が、一定方向に互いに平行に配列さ
れ、さらに、その各主基体部の間に、複数個の三次元葉
状部(連結基体部を含む)が、主基体部の長手方向に沿
って所定のピッチで一体成形された構造のものがある。
そして、この種の長尺状芝体の製造装置として、連続成
形技術を採用したシステムの装置が提案されている(例
えば特公昭51−46777号公報もしくは特開昭61
−272115号公報等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、長尺状芝体
を連続成形する従来の装置においては、芝体を構成する
基体部と葉状部の各成形用キャビティへの樹脂を、とも
に同一のマニホールドから分配供給する構造となってい
るため、各々のキャビティへの樹脂供給量を、安定にす
るための条件、例えば樹脂流量の調整などの条件設定が
難しく、その設定作業に多くの工数を要していた。さら
に、条件設定が難しいという理由から、樹脂供給量を安
定に維持することが困難で、このことが製品の形状寸法
にばらつきが生じやすい要因となっていた。
【0005】本発明はそのような事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、芝体を構成する基体
部と葉状部との各成形用キャビティに、常に安定した状
態で樹脂を供給できる構造の長尺状成形芝体の製造装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の製造装置は、実
施例に対応する図1,図2に示すように、成形ドラム1
と樹脂供給用の金型2を有し、その金型2から成形ドラ
ム1の外周面上に熱可塑性樹脂を供給することによっ
て、基体部とこれに一体成形される葉状部からなる芝体
を一定の方向に順次連続的に成形してゆく装置であっ
て、成形ドラム1の外周面1aには、その周方向に沿っ
て、それぞれ互いに平行に延びる複数本の基体成形溝1
1・・11が形成されているとともに、その各成形溝11
と11のそれぞれの間には、互いに隣接する2本の成形
溝に一部が連通する葉状部成形用キャビティ12が一定
のピッチで配置されている。そして、金型2には、成形
ドラムの各基体成形溝11内および各キャビティ12内
に樹脂を、それぞれ個別に射出するためのノズル群22
・・22,23・・23、ならびに、その基体成形溝用ノズ
ル群22・・22とキャビティ用ノズ群23・・23に、そ
れぞれ個別に連通するマニホールド24,25が設けら
れているとともに、その各マニホールド24,25に
は、それぞれ個別の押出し機3,4からの熱可塑性樹脂
が供給されるように構成されていることによって特徴づ
けられる。
【0007】
【作用】基体成形溝11と葉状部成形用キャビティ12
の各内部には、それぞれ専用マニホールド24,25か
ら専用のノズル22,23を通じて、互いに個別の流路
を経て樹脂供給を行うことができ、これによって、各成
形用キャビティ11と12への供給樹脂の流量等を、そ
れぞれ個別に設定・調整することが可能になる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を、以下、図面に基づいて説
明する。図1は本発明実施例の要部構造を示す縦断面図
で、図2はその実施例の成形ドラム1の外周面の形状を
部分的に示す斜視図である。
【0009】まず、この製造装置の成形部は、成形ドラ
ム1と樹脂供給用の金型2によって主に構成されてい
る。成形ドラム1の外周面1aには、その周方向に沿っ
て複数本の基体成形溝11・・11が形成されており、そ
の各基体成形溝11・・11のそれぞの間に複数個の葉状
部成形用のキャビティ12・・12が一定のピッチで設け
られている。
【0010】その各キャビティ12は、貫通穴12a
と、ここに嵌め込まれた挿入部材12bによって葉状部
と連結基体部との成形面が形成されており、成形ドラム
1の外周面1aが金型2の前面2aで塞がれたときに、
それらの成形用の空間が形成される構造となっている。
また、各キャビティ12は、その両側部の基体成形溝1
1に一部が連通している。
【0011】金型2の前面2aには、成形ドラム1の各
基体成形溝11・・11に、それぞれ嵌め込まれる突条部
21・・21が設けられており、この各突条部21をドラ
ムの成形溝11に嵌め込んだ状態で、金型2の前面2a
は成形ドラム1の外周面1aに当接する。その金型前面
2aは、突条部21に対して成形ドラム1の回転の向き
の前方側の基体成形溝11も覆う形状となっている。
【0012】そして、金型2には、成形ドラム1の各基
体成形溝11および葉状部成形用の各キャビティ12に
熱可塑性樹脂を射出するノズル22・・22および23・・
23が設けられており、これらの基体部用ノズル22・・
22と葉状部用ノズル23・・23は、それぞれ樹脂供給
流路22a,23aを通じて、個別のマニホールド2
4,25に連通している。さらに、その基体部用マニホ
ールド24と葉状部用マニホールド25には、それぞれ
個別の樹脂押出し機3,4からの樹脂を供給できるよう
に構成されている。なお、その熱可塑性材料としては、
例えばポリエチレンあるいはポリプロピレン等のポリオ
レフィン系の樹脂を使用する。
【0013】以上の構造の製造装置においては、各基体
成形溝11への樹脂射出によって、成形芝体の主基体部
が順次連続的に押出し成形されてゆき、さらに、この各
主基体部のそれぞれの間には、その成形溝11への樹脂
射出の前で樹脂注入されたキャビティ12が、順次に一
定のピッチで送られてきて、そのキャビティ12で成形
される葉状部と、これとともに成形される連結基体部と
が、主基体部に順次に接合されてゆき、このような成形
過程の連続によって長尺状成形芝体を得ることができ
る。
【0014】なお、以上の実施例では、一つの成形ドラ
ム1に基体成形溝と葉状部成形用のキャビティを形成し
た構造の成形装置に本発明を適用した例を説明したが、
これに限られることなく、一対の成形ドラムの一方に基
体成形溝を形成し、他方の成形ドラムに葉状部成形用の
キャビティを形成して、その一対のドラムを互いに逆向
きの回転させることによって、この両者のドラムの接線
位置で、基体成形溝上に葉状部成形用のキャビティを順
次に一定のピッチで配置してゆく構造の成形装置にも本
発明を適用できる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明装置によれ
ば、成形ドラムの基体部成形用溝(キャビティ)と葉状
部成形用キャビティの各内部に、各々の専用の押出し機
からの樹脂を、それぞれ個別のマニホールドおよび射出
ノズルを通じて供給する構造としたから、各キャビティ
への供給樹脂の流量調整および製造条件管理などが容易
となり、これによって、所望の形状寸法の長尺成形芝体
を、常に安定性良く得ることができる。さらに、成形工
程開始前の条件設定を簡単に短時間で行うことが可能に
なるとともに、芝体成形品の形状寸法の変更があった場
合でも、これに迅速かつ容易に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の要部構造を示す縦断面図
【図2】その実施例の成形ドラム1の外周面の形状を部
分的に示す斜視図
【符号の説明】
1・・・・成形ドラム 11・・・・基体成形溝 12・・・・葉状部成形用のキャビティ 2・・・・金型 22・・・・樹脂射出用のノズル(基体部用) 23・・・・樹脂射出用のノズル(葉状部用) 24・・・・マニホールド(基体部用) 25・・・・マニホールド(葉状部用) 3・・・・押出し機(基体部用) 4・・・・押出し機(葉状部用)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形ドラムと樹脂供給用の金型を有し、
    その金型から上記成形ドラムの外周面上に熱可塑性樹脂
    を供給することによって、基体部とこれに一体成形され
    る葉状部からなる芝体を一定の方向に順次連続的に成形
    してゆく装置であって、上記成形ドラムの外周面には、
    その周方向に沿って、それぞれ互いに平行に延びる複数
    本の基体部成形溝が形成されているとともに、その各成
    形溝のそれぞれの間には、互いに隣接する2本の成形溝
    に一部が連通する葉状部成形用キャビティが上記ドラム
    の周方向に沿って一定のピッチで配置され、かつ、上記
    金型には、上記各基体成形溝内および上記各キャビティ
    内に樹脂を、それぞれ個別に射出するためのノズル群、
    ならびに、その基体成形溝用ノズル群とキャビティ用ノ
    ズル群に、それぞれ個別に連通するマニホールドが設け
    られているとともに、その各マニホールドには、それぞ
    れ個別の押出し機からの熱可塑性樹脂が供給されるよう
    に構成された長尺状成形芝体の製造装置。
JP32918592A 1992-12-09 1992-12-09 長尺状成形芝体の製造装置 Pending JPH06170886A (ja)

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JPH06170886A true JPH06170886A (ja) 1994-06-21

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