JPH06170673A - 工具マガジンの位置決め制御装置 - Google Patents
工具マガジンの位置決め制御装置Info
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- JPH06170673A JPH06170673A JP35149891A JP35149891A JPH06170673A JP H06170673 A JPH06170673 A JP H06170673A JP 35149891 A JP35149891 A JP 35149891A JP 35149891 A JP35149891 A JP 35149891A JP H06170673 A JPH06170673 A JP H06170673A
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- Japan
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- tool magazine
- positioning
- tool
- positioning control
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- Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低騒音で且つ工具マガジンの巡回割出し動作
が円滑であり、低価格な簡易位置決め制御方式の制御装
置を提供することを目的とする。 【構成】 原点復帰及び自動運転時は高速回転として制
御効率を上げ、単動運転時は中速回転にして操作を行
い、更に、位置決め時は低速回転にして位置決めを実行
する工具マガジンの位置決め制御装置としたものであ
る。
が円滑であり、低価格な簡易位置決め制御方式の制御装
置を提供することを目的とする。 【構成】 原点復帰及び自動運転時は高速回転として制
御効率を上げ、単動運転時は中速回転にして操作を行
い、更に、位置決め時は低速回転にして位置決めを実行
する工具マガジンの位置決め制御装置としたものであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マシニングセンタにお
いて、工具マガジンの巡回割出し制御を簡便な位置決め
システムにより、実行する新規な位置決め制御装置に関
するものである。
いて、工具マガジンの巡回割出し制御を簡便な位置決め
システムにより、実行する新規な位置決め制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来技術と問題点】従来、マシニングセンタの工具マ
ガジンの巡回割出し動作を行う駆動装置は、駆動源とし
て油圧モータ,サーボモータ,ギヤードモータとゼネバ
の組合せによる方式がある。油圧モータ方式は、油圧ユ
ニットが必要で騒音が高い。ゼネバ機構では、工具マガ
ジンの巡回割出し動作が円滑でない。サーボモータ方式
は、高価である。などの問題がある。このため、マシニ
ングセンタに使用される工具マガジン制御は低騒音で且
つ工具マガジンの巡回割出し動作が円滑であり、低価格
な簡易位置決め制御方式のものが望まれている。
ガジンの巡回割出し動作を行う駆動装置は、駆動源とし
て油圧モータ,サーボモータ,ギヤードモータとゼネバ
の組合せによる方式がある。油圧モータ方式は、油圧ユ
ニットが必要で騒音が高い。ゼネバ機構では、工具マガ
ジンの巡回割出し動作が円滑でない。サーボモータ方式
は、高価である。などの問題がある。このため、マシニ
ングセンタに使用される工具マガジン制御は低騒音で且
つ工具マガジンの巡回割出し動作が円滑であり、低価格
な簡易位置決め制御方式のものが望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題と目的】本発明は、前記
従来の問題点に鑑み、これを解決することを課題とし、
低騒音で且つ工具マガジンの巡回割出し動作が円滑であ
り、低価格な簡易位置決め制御方式の制御装置を提供す
ることを目的とする。
従来の問題点に鑑み、これを解決することを課題とし、
低騒音で且つ工具マガジンの巡回割出し動作が円滑であ
り、低価格な簡易位置決め制御方式の制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、原点復帰及び
自動運転時は高速回転として制御効率を上げ、単動運転
時は中速回転にして操作を行い、更に、位置決め時は低
速回転にして位置決めを実行することを特徴とする工具
マガジンの位置決め制御装置としたものである。更に、
本発明は、工具マガジン単動原点位置決め制御、工具マ
ガジン自動原点位置決め制御、工具マガジン単動回転位
置決め制御、工具マガジン自動回転位置決め制御の4方
式を選択実施できるように構成したことを特徴とする工
具マガジンの位置決め制御装置としたものである。
自動運転時は高速回転として制御効率を上げ、単動運転
時は中速回転にして操作を行い、更に、位置決め時は低
速回転にして位置決めを実行することを特徴とする工具
マガジンの位置決め制御装置としたものである。更に、
本発明は、工具マガジン単動原点位置決め制御、工具マ
ガジン自動原点位置決め制御、工具マガジン単動回転位
置決め制御、工具マガジン自動回転位置決め制御の4方
式を選択実施できるように構成したことを特徴とする工
具マガジンの位置決め制御装置としたものである。
【0005】本発明によると、回転速度が3段階に切替
出来るので、原点復帰及び自動運転時は高速回転として
制御効率を上げ、単動運転時は中速回転にして操作性を
向上し、更に、位置決め時は低速回転にして位置決め精
度を向上する運転制御を採れる。そして、本発明は、工
具マガジン単動原点位置決め制御、工具マガジン自動原
点位置決め制御、工具マガジン単動回転位置決め制御、
工具マガジン自動回転位置決め制御の4方式を選択使用
できる。また、汎用モータ方式によっているから、工具
マガジンの位置決め制御装置を安価に構成して使用でき
る。
出来るので、原点復帰及び自動運転時は高速回転として
制御効率を上げ、単動運転時は中速回転にして操作性を
向上し、更に、位置決め時は低速回転にして位置決め精
度を向上する運転制御を採れる。そして、本発明は、工
具マガジン単動原点位置決め制御、工具マガジン自動原
点位置決め制御、工具マガジン単動回転位置決め制御、
工具マガジン自動回転位置決め制御の4方式を選択使用
できる。また、汎用モータ方式によっているから、工具
マガジンの位置決め制御装置を安価に構成して使用でき
る。
【0006】
【実施例】以下、図面に示す実施例にて説明する。図1
は本発明の工具マガジンの位置決め制御装置を示す概要
ブロック線図であり、図2(a),(b)は本発明の工
具マガジンの原点復帰制御処理を示すフローチャート図
であり、図3(a),(b)は本発明の工具マガジンの
単動回転位置決め制御処理を示すフローチャート図であ
り、図4(a),(b)は本発明の工具マガジンの自動
回転位置決め制御処理を示すフローチャート図である。
は本発明の工具マガジンの位置決め制御装置を示す概要
ブロック線図であり、図2(a),(b)は本発明の工
具マガジンの原点復帰制御処理を示すフローチャート図
であり、図3(a),(b)は本発明の工具マガジンの
単動回転位置決め制御処理を示すフローチャート図であ
り、図4(a),(b)は本発明の工具マガジンの自動
回転位置決め制御処理を示すフローチャート図である。
【0007】図1は、マシニングセンタの自動工具交換
装置の工具マガジン位置決め制御装置100を示し、ド
ラム式又はチエン式の工具マガジン1には各工具ポット
2・・を備え、工具交換位置に所定の工具を巡回回転し
て位置決めし、当該工具ポット2の工具と主軸の工具と
を交換する。前記工具マガジン1は、インダクションモ
ータIMを駆動源とする簡易位置決めシステム10と、
プログラム・コントローラ20と、操作盤30とを主要
構成ユニットとして位置決め制御される。前記操作盤3
0は、「モード選択スイッチS1」と、「工具マガジン
原点復帰スイッチS2」と、「工具マガジン原点復帰完
了灯PL」と、「工具マガジン単動回転スイッチS3」
と、「サイクルスタートスイッチS4」とからなる。ま
た、前記プログラム・コントローラ20は、電源P及び
操作盤30や簡易位置決めシステム10,表示機能付き
の数値制御装置40と接続され、更に、工具マガジン1
の各センサPR,PRからの「原点復帰減速用信号:
a」と「位置決め停止確認用信号:b」とを入力する。
装置の工具マガジン位置決め制御装置100を示し、ド
ラム式又はチエン式の工具マガジン1には各工具ポット
2・・を備え、工具交換位置に所定の工具を巡回回転し
て位置決めし、当該工具ポット2の工具と主軸の工具と
を交換する。前記工具マガジン1は、インダクションモ
ータIMを駆動源とする簡易位置決めシステム10と、
プログラム・コントローラ20と、操作盤30とを主要
構成ユニットとして位置決め制御される。前記操作盤3
0は、「モード選択スイッチS1」と、「工具マガジン
原点復帰スイッチS2」と、「工具マガジン原点復帰完
了灯PL」と、「工具マガジン単動回転スイッチS3」
と、「サイクルスタートスイッチS4」とからなる。ま
た、前記プログラム・コントローラ20は、電源P及び
操作盤30や簡易位置決めシステム10,表示機能付き
の数値制御装置40と接続され、更に、工具マガジン1
の各センサPR,PRからの「原点復帰減速用信号:
a」と「位置決め停止確認用信号:b」とを入力する。
【0008】続いて、簡易位置決めシステム10の詳細
構成につき、説明する。前記プログラム・コントローラ
20とは、「位置コントローラボード50」が接続さ
れ、「速度コントロールインバータ60」を介して前記
「インダクションモータIM」を回転駆動する。この回
転はギアGを介して工具マガジン1を回転し、各センサ
PR,PRから「原点復帰減速用信号:a」と「位置決
め停止確認用信号:b」とをプログラム・コントローラ
20へ出力する。また、インダクションモータIMに
は、パルスエンコーダPGを備え、位置コントローラボ
ード50に「位置カウント用信号:c」としてフイード
バツクして、前記各センサPR,PRからの「原点復帰
減速用信号:a」と「位置決め停止確認用信号:b」と
を入力するプログラム・コントローラ20によりブレー
キユニット70を制御する。即ち、工具マガジンの回転
位置決めがなされると、ブレーキユニット70から「位
置決め停止保持用信号:d」を発信し、「マグネットブ
レーキBR」を付勢してインダクションモータIMを停
止拘束する。尚、NC装置40は、前記プログラマブル
・コントローラ20と結合される一方で、マシニングセ
ンタの各軸(X,Y,Z)のサーボモータ(図示なし)
と結合し、運転制御する。
構成につき、説明する。前記プログラム・コントローラ
20とは、「位置コントローラボード50」が接続さ
れ、「速度コントロールインバータ60」を介して前記
「インダクションモータIM」を回転駆動する。この回
転はギアGを介して工具マガジン1を回転し、各センサ
PR,PRから「原点復帰減速用信号:a」と「位置決
め停止確認用信号:b」とをプログラム・コントローラ
20へ出力する。また、インダクションモータIMに
は、パルスエンコーダPGを備え、位置コントローラボ
ード50に「位置カウント用信号:c」としてフイード
バツクして、前記各センサPR,PRからの「原点復帰
減速用信号:a」と「位置決め停止確認用信号:b」と
を入力するプログラム・コントローラ20によりブレー
キユニット70を制御する。即ち、工具マガジンの回転
位置決めがなされると、ブレーキユニット70から「位
置決め停止保持用信号:d」を発信し、「マグネットブ
レーキBR」を付勢してインダクションモータIMを停
止拘束する。尚、NC装置40は、前記プログラマブル
・コントローラ20と結合される一方で、マシニングセ
ンタの各軸(X,Y,Z)のサーボモータ(図示なし)
と結合し、運転制御する。
【0009】本発明の構成は、前記のようであり、以下
図2(a),(b)のフローチャートで工具マガジンの
原点復帰制御処理を説明する。先ず、「工具マガジン単
動原点復帰制御」(ア)を行うには、「原点復帰モード
選択」(ウ)を行い「工具マガジン単動原点復帰スイッ
チ入」(エ)とし、「工具マガジン単動原点復帰指令パ
ルス」(オ)及び「工具マガジン単動原点復帰指令」
(カ)を出力する。また、「工具マガジン自動原点復帰
制御」(イ)を行うには、「原点復帰モード選択」
(キ)を行い「サイクルスタートスイッチ入」(ク)と
し、「工具マガジン自動原点復帰条件」(ケ)及び「工
具マガジン自動原点復帰指令」(コ)を出力する。上記
各指令(カ),(コ)は、OR回路(サ)を通して「工
具マガジン正転指令」(シ),「工具マガジン高速回転
設定」(ス),「汎用モータブレーキ開放」(セ),
「汎用モータ起動」(ソ)と動作を進める。続いて、
「工具マガジン高速回転」(ナ)を行い、「工具マガジ
ン原点復帰減速信号の検出センサ」(ニ)がON(検
出)になると、「工具マガジン低速回転設定」(ヌ)と
して「工具マガジン低速回転」(ハ)を行い、「工具マ
ガジン原点復帰減速信号の検出センサ」(ヒ)がOFF
(切れる)になると、「一致」(ホ)を確認する。他
方、前記「汎用モータ起動」(ソ)で、「位置カウント
用パルスコーダ信号出力」(ネ)を行い、これで「工具
マガジン原点復帰位置調整用オフセット」(フ)により
前記(ヒ)がOFF(切れる)になるとこの「一致」
(ホ)を確認する。
図2(a),(b)のフローチャートで工具マガジンの
原点復帰制御処理を説明する。先ず、「工具マガジン単
動原点復帰制御」(ア)を行うには、「原点復帰モード
選択」(ウ)を行い「工具マガジン単動原点復帰スイッ
チ入」(エ)とし、「工具マガジン単動原点復帰指令パ
ルス」(オ)及び「工具マガジン単動原点復帰指令」
(カ)を出力する。また、「工具マガジン自動原点復帰
制御」(イ)を行うには、「原点復帰モード選択」
(キ)を行い「サイクルスタートスイッチ入」(ク)と
し、「工具マガジン自動原点復帰条件」(ケ)及び「工
具マガジン自動原点復帰指令」(コ)を出力する。上記
各指令(カ),(コ)は、OR回路(サ)を通して「工
具マガジン正転指令」(シ),「工具マガジン高速回転
設定」(ス),「汎用モータブレーキ開放」(セ),
「汎用モータ起動」(ソ)と動作を進める。続いて、
「工具マガジン高速回転」(ナ)を行い、「工具マガジ
ン原点復帰減速信号の検出センサ」(ニ)がON(検
出)になると、「工具マガジン低速回転設定」(ヌ)と
して「工具マガジン低速回転」(ハ)を行い、「工具マ
ガジン原点復帰減速信号の検出センサ」(ヒ)がOFF
(切れる)になると、「一致」(ホ)を確認する。他
方、前記「汎用モータ起動」(ソ)で、「位置カウント
用パルスコーダ信号出力」(ネ)を行い、これで「工具
マガジン原点復帰位置調整用オフセット」(フ)により
前記(ヒ)がOFF(切れる)になるとこの「一致」
(ホ)を確認する。
【0010】前記「一致」(ホ)の確認に続いて、「工
具マガジン原点復帰停止指令」(マ)で「汎用モータ停
止」(ミ)を行うべく、「汎用モータブレーキ励磁」
(ム)で「工具マガジン停止」(メ)を行いながら、
「工具マガジン位置決め停止確認のセンサ」(モ)がO
FF(切れる)ならば、「工具マガジン位置決め異常」
(ヤ)となり、(モ)がONならば、「工具マガジン原
点復帰完了表示」(ユ)をして「工具マガジン原点復帰
制御完了」(ヨ)となる。
具マガジン原点復帰停止指令」(マ)で「汎用モータ停
止」(ミ)を行うべく、「汎用モータブレーキ励磁」
(ム)で「工具マガジン停止」(メ)を行いながら、
「工具マガジン位置決め停止確認のセンサ」(モ)がO
FF(切れる)ならば、「工具マガジン位置決め異常」
(ヤ)となり、(モ)がONならば、「工具マガジン原
点復帰完了表示」(ユ)をして「工具マガジン原点復帰
制御完了」(ヨ)となる。
【0011】前記「汎用モータ起動」(ソ)で、「位置
カウント用パルスコーダ信号出力」(ネ)を行い、これ
で「工具マガジン回転カウントパルス」(ノ)が出力O
Nすると、「工具マガジン回転カウンタ、カウント値積
算」(ヘ)し、これと前記「汎用モータ停止」(ミ)を
受けつつ「位置カウント用パルスコーダ信号停止」
(ラ)を行い、続いて「工具マガジン回転カウンタリセ
ット」(リ)を行い、「工具マガジン回転カウンタ初期
値」(ル)として、これを「表示機能」(レ)に表示
し、「工具マガジン停止位置表示」(ロ)する。
カウント用パルスコーダ信号出力」(ネ)を行い、これ
で「工具マガジン回転カウントパルス」(ノ)が出力O
Nすると、「工具マガジン回転カウンタ、カウント値積
算」(ヘ)し、これと前記「汎用モータ停止」(ミ)を
受けつつ「位置カウント用パルスコーダ信号停止」
(ラ)を行い、続いて「工具マガジン回転カウンタリセ
ット」(リ)を行い、「工具マガジン回転カウンタ初期
値」(ル)として、これを「表示機能」(レ)に表示
し、「工具マガジン停止位置表示」(ロ)する。
【0012】次に、図3(a),(b)で、本発明の工
具マガジンの単動回転位置決め制御処理のフローチャー
トを説明する。先ず、「工具マガジンの単動回転位置決
め制御」(ア)を実行すべく、「単動モード選択」
(イ)を行い、「工具マガジン単動回転スイッチ入」
(ウ)をし、「工具マガジン単動回転スイッチ入保持」
(エ)がYESならば、「工具マガジン単動回転指令パ
ルス」(オ)で、「工具マガジン単動正転指令」
(カ),「工具マガジン中速回転設定」(キ),「汎用
モータブレーキ開放」(ク),「汎用モータ起動」
(ケ)へと動作を進める。ここで、「工具マガジン中速
回転」(コ)を、前記「工具マガジン単動回転スイッチ
入保持」(エ)のNOと、「位置カウント用パルスコー
ダ出力信号」(シ)及び「工具マガジン回転カウントパ
ルス」(ス)のNOの各「一致」(サ)を待って、「工
具マガジン単動回転停止指令」(ソ),「工具マガジン
低速回転設定」(タ),「工具マガジン低速回転」
(チ)を行う。そして、この後「汎用モータの停止」
(ツ),「「汎用モータブレーキ励磁」(テ)で「工具
マガジン停止」(ト)を行いながら、「工具マガジン位
置決め停止確認のセンサ」(ナ)がOFF(切れる)な
らば、「工具マガジン位置決め異常」(ニ)となり、
(ナ)がONならば、「工具マガジン単動回転位置決め
完了」(ヌ)となる。
具マガジンの単動回転位置決め制御処理のフローチャー
トを説明する。先ず、「工具マガジンの単動回転位置決
め制御」(ア)を実行すべく、「単動モード選択」
(イ)を行い、「工具マガジン単動回転スイッチ入」
(ウ)をし、「工具マガジン単動回転スイッチ入保持」
(エ)がYESならば、「工具マガジン単動回転指令パ
ルス」(オ)で、「工具マガジン単動正転指令」
(カ),「工具マガジン中速回転設定」(キ),「汎用
モータブレーキ開放」(ク),「汎用モータ起動」
(ケ)へと動作を進める。ここで、「工具マガジン中速
回転」(コ)を、前記「工具マガジン単動回転スイッチ
入保持」(エ)のNOと、「位置カウント用パルスコー
ダ出力信号」(シ)及び「工具マガジン回転カウントパ
ルス」(ス)のNOの各「一致」(サ)を待って、「工
具マガジン単動回転停止指令」(ソ),「工具マガジン
低速回転設定」(タ),「工具マガジン低速回転」
(チ)を行う。そして、この後「汎用モータの停止」
(ツ),「「汎用モータブレーキ励磁」(テ)で「工具
マガジン停止」(ト)を行いながら、「工具マガジン位
置決め停止確認のセンサ」(ナ)がOFF(切れる)な
らば、「工具マガジン位置決め異常」(ニ)となり、
(ナ)がONならば、「工具マガジン単動回転位置決め
完了」(ヌ)となる。
【0013】前記「汎用モータ起動」(ケ)で、「位置
カウント用パルスコーダ信号出力」(シ)を行い、これ
で「工具マガジン回転カウントパルス」(ス)が出力O
Nすると、「工具マガジン回転カウンタ、カウント値積
算」(ネ)し、これと前記「汎用モータ停止」(ツ)を
受けつつ「位置カウント用パルスコーダ信号停止」
(ノ)を行い、これを「表示機能」(ハ)に表示し、
「工具マガジン停止位置表示」(ヒ)する。
カウント用パルスコーダ信号出力」(シ)を行い、これ
で「工具マガジン回転カウントパルス」(ス)が出力O
Nすると、「工具マガジン回転カウンタ、カウント値積
算」(ネ)し、これと前記「汎用モータ停止」(ツ)を
受けつつ「位置カウント用パルスコーダ信号停止」
(ノ)を行い、これを「表示機能」(ハ)に表示し、
「工具マガジン停止位置表示」(ヒ)する。
【0014】最後に、図4(a),(b)で本発明の工
具マガジンの自動回転位置決め制御処理を示すフローチ
ャートで説明する。先ず、「工具マガジンの自動回転位
置決め制御」(ア)を実行すべく、「単動モード選択」
(イ)を行い、「サイクルスタートスイッチ入」(ウ)
を行い、「数値制御装置のプログラムにより工具マガジ
ンに収納されている工具の呼出し指令」(エ)をする。
これで、「工具マガジンの自動回転指令」(オ)を行
い、「工具マガジンの自動回転指令パルス」(カ)を発
し、「工具マガジンの現在位置と呼出し位置の比較」
(キ)で「工具マガジン回転方向選択」(ク)を行い、
正転であれば「工具マガジン正転指令」(チ)と「工具
マガジン正転指令パルス」(コ)を発する。また、逆転
であれば「工具マガジン逆転指令」(セ)と「工具マガ
ジン逆転指令パルス」(ソ)を発する。しかして、「工
具マガジンの高速回転設定」(サ)を行い、「汎用モー
タブレーキ開放」(シ),「汎用モータ起動」(ス)と
動作を進める。続いて、「工具マガジン高速回転」
(ツ)を「工具マガジン呼出し位置信号」(タ)お呼び
この「工具マガジン呼出し位置一致」(チ)の確認(Y
ES)で「工具マガジン低速回転設定」(テ)を行い、
「工具マガジンの低速回転」(ト)を実行する。この
後、「汎用モータの停止」(ナ),「「汎用モータブレ
ーキ励磁」(ニ)で「工具マガジン停止」(ヌ)を行い
ながら、「工具マガジン位置決め停止確認のセンサ」
(ネ)がOFF(切れる)ならば、「工具マガジン位置
決め異常」(ノ)となり、(ナ)がONならば、「工具
マガジン自動回転位置決め完了」(ハ)となる。
具マガジンの自動回転位置決め制御処理を示すフローチ
ャートで説明する。先ず、「工具マガジンの自動回転位
置決め制御」(ア)を実行すべく、「単動モード選択」
(イ)を行い、「サイクルスタートスイッチ入」(ウ)
を行い、「数値制御装置のプログラムにより工具マガジ
ンに収納されている工具の呼出し指令」(エ)をする。
これで、「工具マガジンの自動回転指令」(オ)を行
い、「工具マガジンの自動回転指令パルス」(カ)を発
し、「工具マガジンの現在位置と呼出し位置の比較」
(キ)で「工具マガジン回転方向選択」(ク)を行い、
正転であれば「工具マガジン正転指令」(チ)と「工具
マガジン正転指令パルス」(コ)を発する。また、逆転
であれば「工具マガジン逆転指令」(セ)と「工具マガ
ジン逆転指令パルス」(ソ)を発する。しかして、「工
具マガジンの高速回転設定」(サ)を行い、「汎用モー
タブレーキ開放」(シ),「汎用モータ起動」(ス)と
動作を進める。続いて、「工具マガジン高速回転」
(ツ)を「工具マガジン呼出し位置信号」(タ)お呼び
この「工具マガジン呼出し位置一致」(チ)の確認(Y
ES)で「工具マガジン低速回転設定」(テ)を行い、
「工具マガジンの低速回転」(ト)を実行する。この
後、「汎用モータの停止」(ナ),「「汎用モータブレ
ーキ励磁」(ニ)で「工具マガジン停止」(ヌ)を行い
ながら、「工具マガジン位置決め停止確認のセンサ」
(ネ)がOFF(切れる)ならば、「工具マガジン位置
決め異常」(ノ)となり、(ナ)がONならば、「工具
マガジン自動回転位置決め完了」(ハ)となる。
【0015】前記「汎用モータ起動」(ス)で、「位置
カウント用パルスコーダ信号出力」(ヒ)を行い、これ
で「工具マガジン回転カウントパルス」(フ)が出力O
Nすると、「工具マガジン回転カウンタ、カウント値積
算」(ヘ)し、これと前記「汎用モータ停止」(ナ)を
受けつつ「位置カウント用パルスコーダ信号停止」
(ホ)を行い、これを「表示機能」(マ)に表示し、
「工具マガジン停止位置表示」(ミ)する。
カウント用パルスコーダ信号出力」(ヒ)を行い、これ
で「工具マガジン回転カウントパルス」(フ)が出力O
Nすると、「工具マガジン回転カウンタ、カウント値積
算」(ヘ)し、これと前記「汎用モータ停止」(ナ)を
受けつつ「位置カウント用パルスコーダ信号停止」
(ホ)を行い、これを「表示機能」(マ)に表示し、
「工具マガジン停止位置表示」(ミ)する。
【0016】本発明は、上記一実施例に限定されること
なく発明の要旨内での設計変更が可能であること勿論で
ある。
なく発明の要旨内での設計変更が可能であること勿論で
ある。
【0017】
【効果】本発明の工具マガジンの位置決め制御装置によ
るときは、回転速度が3段階に切替出来るので、原点復
帰及び自動運転時は高速回転として制御効率を上げ、単
動運転時は中速回転にして操作性を向上し、更に、位置
決め時は低速回転にして位置決め精度を向上する。そし
て、本発明は、工具マガジン単動原点位置決め制御、工
具マガジン自動原点位置決め制御、工具マガジン単動回
転位置決め制御、工具マガジン自動回転位置決め制御の
4方式を選択実施でき、操作機能が充実している。ま
た、汎用モータ方式によっているから、工具マガジンの
位置決め制御装置を安価に提供できる効果がある。
るときは、回転速度が3段階に切替出来るので、原点復
帰及び自動運転時は高速回転として制御効率を上げ、単
動運転時は中速回転にして操作性を向上し、更に、位置
決め時は低速回転にして位置決め精度を向上する。そし
て、本発明は、工具マガジン単動原点位置決め制御、工
具マガジン自動原点位置決め制御、工具マガジン単動回
転位置決め制御、工具マガジン自動回転位置決め制御の
4方式を選択実施でき、操作機能が充実している。ま
た、汎用モータ方式によっているから、工具マガジンの
位置決め制御装置を安価に提供できる効果がある。
【図1】本発明の工具マガジンの位置決め制御装置を示
す概要ブロック線図である。
す概要ブロック線図である。
【図2】本発明の工具マガジンの原点復帰制御処理を示
すフローチャート図である。
すフローチャート図である。
【図3】本発明の工具マガジンの単動回転位置決め制御
処理を示すフローチャート図である。
処理を示すフローチャート図である。
【図4】本発明の工具マガジンの自動回転位置決め制御
処理を示すフローチャート図である。
処理を示すフローチャート図である。
1 工具マガジン 2 工具ポット 10 簡易位置決めシステム 20 プログラム・コントローラ 30 操作盤 IM インダクションモータ 40 表示機能付きの数値制御装置 a 原点復帰減速用信号 b 位置決め停止確認用信号 c 位置カウント用信号 d 位置決め停止保持用信号
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の工具マガジンの位置決め制御装置を示
す概要ブロック線図である。
す概要ブロック線図である。
【図2】本発明の工具マガジンの原点復帰制御処理を示
すフローチャート図である。
すフローチャート図である。
【図3】本発明の工具マガジンの原点復帰制御処理を示
すフローチャート図である。
すフローチャート図である。
【図4】本発明の工具マガジンの単動回転位置決め制御
処理を示すフローチャート図である。
処理を示すフローチャート図である。
【図5】本発明の工具マガジンの単動回転位置決め制御
処理を示すフローチャート図である。
処理を示すフローチャート図である。
【図6】本発明の工具マガジンの自動回転位置決め制御
処理を示すフローチャート図である。
処理を示すフローチャート図である。
【図7】本発明の工具マガジンの自動回転位置決め制御
処理を示すフローチャート図である。
処理を示すフローチャート図である。
【符号の説明】 1 工具マガジン 2 工具ポット 10 簡易位置決めシステム 20 プログラム・コントローラ 30 操作盤 IM インダクションモータ 40 表示機能付きの数値制御装置
Claims (2)
- 【請求項1】 原点復帰及び自動運転時は高速回転とし
て制御効率を上げ、単動運転時は中速回転にして操作を
行い、更に、位置決め時は低速回転にして位置決めを実
行することを特徴とする工具マガジンの位置決め制御装
置。 - 【請求項2】 工具マガジン単動原点位置決め制御、工
具マガジン自動原点位置決め制御、工具マガジン単動回
転位置決め制御、工具マガジン自動回転位置決め制御の
4方式を選択実施できるように構成したことを特徴とす
る工具マガジンの位置決め制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35149891A JPH06170673A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 工具マガジンの位置決め制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35149891A JPH06170673A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 工具マガジンの位置決め制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06170673A true JPH06170673A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18417707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35149891A Pending JPH06170673A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 工具マガジンの位置決め制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06170673A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000218460A (ja) * | 1999-01-26 | 2000-08-08 | Brother Ind Ltd | 工作機械の交流誘導モータ停止制御装置 |
JP2002192434A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-10 | Mori Seiki Co Ltd | 自動工具交換装置 |
JP2010099799A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Brother Ind Ltd | 工作機械 |
JP2020104252A (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-09 | 聖杰國際股▲ふん▼有限公司Sanjet International Co.,Ltd. | 工作機械の刃物の自動交換機構及びその制御方法 |
-
1991
- 1991-12-11 JP JP35149891A patent/JPH06170673A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000218460A (ja) * | 1999-01-26 | 2000-08-08 | Brother Ind Ltd | 工作機械の交流誘導モータ停止制御装置 |
JP2002192434A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-10 | Mori Seiki Co Ltd | 自動工具交換装置 |
JP2010099799A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Brother Ind Ltd | 工作機械 |
JP2020104252A (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-09 | 聖杰國際股▲ふん▼有限公司Sanjet International Co.,Ltd. | 工作機械の刃物の自動交換機構及びその制御方法 |
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