JPH061700U

JPH061700U - 梯子用アタッチメント

Info

Publication number: JPH061700U
Application number: JP5238092U
Authority: JP
Inventors: 武利射場
Original assignee: 武利射場
Priority date: 1992-06-15
Filing date: 1992-06-15
Publication date: 1994-01-14

Abstract

(57)【要約】【目的】梯子による作業が安定的、かつ能率的に行え
る、また既存梯子に簡単に取り付けができる。【構成】コ型断面フレーム１及び、┐型断面フレーム
２との中間部を折れ曲がり形式にし、折れ曲がり上部に
作業用道具置の棚３を設け、先端部に着脱式サポート４
を付け、さらに折れ曲がり部は支え棒５により、角度を
調整され、収納時には二つ折れとなる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は高い所での作業の安定性と能率性を確保するためのものであり、詳しくは、梯子用アタッチメントに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、高い所の作業はいわゆる梯子（脚立を含む）であり、高い所に上る、という機能のみであり、安定性や能率性はあまり考慮されていなかった。

【０００３】

【考案が解決しょうとする課題】

従来の技術で述べたように梯子（脚立を含む）は高い所に上る、という機能のみである、従って梯子（脚立を含む）の上部での作業の安定性や能率性は考慮されていない問題点を有していた。

【０００４】また、梯子（脚立を含む）の先端は、ゴム又はプラスチックのキャップのみであり長手方向の着脱式サポート４はついていないので、安定性に欠けている、さらに上部には作業用道具置き棚３も付いていない、そのため作業の内容毎に梯子を昇り降りしなければならない問題点を有していた。

【０００５】本考案は、従来の技術の有するこのような問題点を除くために考案したものであり、その目的とするところは、高い所に上る機能以外に、梯子（脚立を含む）の上部での作業を安定的、かつ能率的に行おうとするためのものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案における梯子用アタッチメントは、コ型断面フレーム１と、┐型断面フレーム２との中間部を折れ曲がり形式にし、折れ曲がり上部に作業用道具置き棚３を設け、先端部に着脱式サポ−ト４を付け、さらに折れ曲がり部は支え棒５により、角度を調整され、収納時には二つ折れとなる。

【０００７】

【作用】

梯子（脚立を含む）は、先端部の着脱式サポート４にて、作業の安定性を確保され、┐型断面フレーム２の上部に取り付けた作業用道具置き棚３により、作業能率の向上を得る事が出来る。

【０００８】

【実施例】

実施例について図面を参照して説明する。図１において、コ型断面フレーム１及び、┐型断面フレーム２は例えばアルミ合金（ジュラルミン）のような軽量材で厚さ６ｍｍ程度を用い、製缶加工又は機械加工により、コ型あるいは、┐型に形成されている。さらに詳しくはコ型断面フレーム１においては、図２に示すような固定用ボルト６を有し、既存梯子１２に容易に取り付けられる。

【０００９】また、折れ曲がり部の支え棒５はセイフティーロック７付とし、止め金具８の位置は梯子の立て掛け角度により、おおむね２ケ所程度としその角度θは約１０５°と１１０°位が最適と思われる。

【００１０】そして、┐型断面フレーム２の上部には、作業用道具置き棚３を設け、フレーム１及び２の巾Ａを既存梯子１２に合わせられるように、作業用道具置き棚３の取り付け部を図３の様にボルト穴９を長穴とし、巾調整可能な構造とする。

【００１１】さらに先端部の着脱式サポート４は、図４に示す様にその断面を楕円半丸とし、横スライドはストッパー１０により固定する。固定用穴１１は複数個用意し、作業内容に応じサポ−ト位置を変更することが出来る。

【００１２】尚、着脱式サポート４の材質には滑りにくい、ゴム系のものを使用すれば安定性はさらに向上する。

【００１３】

【考案の効果】

本考案は、上述のごとく構成されているので、次ぎに記載する効果を有する。

【００１４】請求項１の梯子用アタッチメントにおいて、先端部の着脱式サポ−ト４は断面が楕円半丸の為、角がなく材質にゴム系のものを使用すれば立て掛ける相手の壁（場所によってはガラス等）に損傷を与える心配が少ない。

【００１５】また、作業用道具置き棚３、は作業内容毎の梯子の昇り降りを最少限に省き、能率良く作業が出来る。

【００１６】そして、┐型断面フレーム２の巾Ａは、作業用道具置き棚３との取り付けボルト穴９が、長穴に加工してあるので簡単に巾調整が可能である。

【００１７】さらに、コ型断面フレーム１は固定ボルト６により容易に既存梯子１２に取り付けが可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】梯子用アタッチメントの全体斜視図である。

【図２】コ型断面フレーム１の、要部断面図である。

【図３】┐型断面フレーム２の、要部断面図である。

【図４】作業用道具置き棚３の平面図である。

【図５】着脱式サポート４の要部断面図である。

【符号の説明】

１コ型断面フレーム２ ┐型断面フレーム３作業用道具置き棚４着脱式サポート５支え棒６固定用ボルト７セイフティロック８止め金具９ボルト穴１０ストッパー１１固定用穴１２既存梯子

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】コ型断面フレーム（１）と、┐型断面フ
レーム（２）との中間部を折れ曲がり形式にし、┐型断
面フレーム（２）に作業用道具置き棚（３）を設け、先
端部に着脱式サポート（４）を付け、さらに折れ曲がり
部は支え棒（５）により、角度を規制され、収納時には
二つ折れとなる、梯子用アタッチメント。