JPH06168911A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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Publication number
JPH06168911A
JPH06168911A JP31917492A JP31917492A JPH06168911A JP H06168911 A JPH06168911 A JP H06168911A JP 31917492 A JP31917492 A JP 31917492A JP 31917492 A JP31917492 A JP 31917492A JP H06168911 A JPH06168911 A JP H06168911A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral ring
lower electrode
etched
etching
capacitance
Prior art date
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Pending
Application number
JP31917492A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Minami
良宏 南
Yasuto Otani
康人 大谷
Kuniaki Kumamaru
邦明 熊丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は薄膜をより微細にエッチング加工する
際に、エッチングの均一性を保ちつつ選択性を向上させ
るRIE装置を提供することを目的とする。 【構成】チャンバ11内に上部電極12と下部電極13
とが平行に設置されており、該下部電極13を取り囲む
ように周辺リング14が設けられている。試料17はS
iO2 膜22を有し、周辺リング14は絶縁物から形成
され、各々コンデンサを形成する。試料17に応じて周
辺リング14の材質及び形状を変化さることにより、そ
れらのキャパシタンス比を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体製造における薄膜
微細加工に関し、特にRIE装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】薄膜を微細に加工する際にエッチング加
工は重要であり、より高精度なエッチング装置及びエッ
チング方法が望まれている。通常、薄膜を微細にエッチ
ングするにはRIE(反応性イオンエッチング)が用い
られている。
【0003】従来の技術によるRIEを説明する。RI
E装置は一例として平行平板形RIE装置があり、該装
置は平行平板形の上部電極(図示せず)と下部電極41
(図4)とを有する。特に、下部電極41の周辺には周
辺リング42が設けられており、該周辺リング42は一
般に石英からなり、下部電極41上に載置される被エッ
チング材(図示せず)のエッジ部付近に電界が集中する
のを避け、被エッチング材が均一にエッチングされるた
めに設けてある。このようなRIE装置を用いて、上記
被エッチング材はプラズマ雰囲気中で生成される反応性
イオンとラジカルによる化学的エッチングのため選択性
を有するエッチングとなっている。
【0004】ところで、エッチング特性はプロセスガス
条件、印加高周波電力、エッチング圧力、電極温度及び
電極間距離等により制御されており、通常、上記パラメ
−タを変化させ所望のエッチング特性を得ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような平行平板
形RIE装置において、エッチング特性はプロセスガス
条件、印加高周波電力、エッチング圧力、電極温度及び
電極間距離等により制御されており、エッチング種であ
る反応性イオンの密度分布を制御することもできる。し
かし、薄膜をより微細にエッチング加工するには、さら
に別の手段により反応性イオンの密度分布を制御するこ
とが望まれる。それ故に、本発明は薄膜をより微細にエ
ッチング加工する際に、エッチングの均一性を保ちつつ
選択性を向上させるRIE装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるRIE装置
は、少なくともエッチング種を放出する上部電極と、該
上部電極と平行に位置し被エッチング材が載置される下
部電極と、該下部電極の周囲に設けられ、上記被エッチ
ング材のエッジ部分に電界が集中することを防ぐと共に
反応性イオンの密度分布を変化させる周辺リングとを有
している。上記周辺リングは上記被エッチング材の種類
に応じて、形状及び材質を変化させることができ、上記
周辺リングのキャパシタンス/上記下部電極と上記被エ
ッチング材との合成キャパシタンス比が10以内、かつ
上記周辺リングの表面積/上記下部電極の表面積比が
2.4以上を満たす範囲で変化する。
【0007】
【作用】上記構成からなるRIE装置によれば、周辺リ
ングを被エッチング材の種類に応じて変化させることに
より、反応性イオンの密度分布を制御することが可能と
なる。従って、エッチングの選択性及び均一性よく、薄
膜をより微細にエッチング加工することができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1によりRIE装置の概略を示す。チャンバ
11内に上部電極12と下部電極13とが平行に設置さ
れており、該下部電極13を取り囲むように周辺リング
14が設けられている。また、プロセスガス(例えばC
Cl4 +He+O2 )はプロセスガス導入口15から導
入され、上部電極12に設けられているエッチング種放
出孔16からエッチング種として反応性ガスが放出さ
れ、プラズマにより生じる反応性イオンにより下部電極
13上に載置された試料17はエッチングされる。但
し、チャンバ11内は高周波電界が印加されておりプラ
ズマ雰囲気である。試料17は例えば、図2に示すよう
に、シリコン基板21上にSiO2 膜22及びポリシリ
コン層23が形成されており、該ポリシリコン層23上
にレジスト24が選択的に形成されている。
【0009】このような構成からなるRIE装置におい
て、下部電極13は表面をカプトンフィルムによりコ−
ティングされており、試料17はSiO2 膜22を有
し、周辺リング14は絶縁物、例えば石英またはアルミ
アルマイト等から形成される。つまり、これらは各々絶
縁体でありコンデンサを形成し、それらのキャパシタン
スCは次式により示される。 C=ε0 ×εs ×s/d 但し、ε0 :真空の誘電率(=8.854×10-12 ),εs
比誘電率,s:面積,d:厚さを示している。
【0010】次に、本実施例におけるエッチング特性
を、図3より説明する。横軸のキャパシタンス比とは:
周辺リング14のキャパシタンス/下部電極13及び試
料17との合成キャパシタンス、右縦軸の均一性(%)
とは:試料17全面に対するエッチングのバラツキ、左
縦軸の対酸化膜選択比とは:ポリシリコンのエッチング
速度/SiO2 のエッチング速度を各々示している。同
図からも明らかなように、キャパシタンス比が10以下
であるとき、均一性を10%以下に保ちつつ選択比が向
上される。キャパシタンス比を変化させることは、電極
間で生じる反応性イオンの密度分布が変化させることで
あり、選択的にエッチングすることができる。
【0011】即ち、選択比を向上させ良好なエッチング
特性となるように、周辺リング14のキャパシタンスが
下部電極13及び試料17との合成キャパシタンスの1
0倍以内であり、かつ周辺リング14の表面積が下部電
極13の表面積の2.4倍以上となるように、周辺リン
グ14及び下部電極13は形成される。
【0012】なお、本実施例は図2に示される試料17
の場合について説明したが、本実施例のみならず被エッ
チング材に応じて、周辺リング14の材質及び形状を変
化させることにより、周辺リング14のキャパシタンス
/下部電極13及び試料17との合成キャパシタンス比
を変化させることができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、周辺リングを変化させ
ることによりエッチング特性を制御することが可能とな
る。周辺リングは、被エッチング材のエッジ部分への電
界集中防止すると共に、被エッチング材に入射するイオ
ン密度を減少させることにより結果的に被エッチング材
を選択性よくエッチングすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるRIE装置の概略を示
す断面図である。
【図2】図1における試料の詳細を示す断面図である。
【図3】キャパシタンス比に対する選択比及び均一性を
示す図である。
【図4】従来のRIE装置において、特に下部電極及び
周辺リングの概略を示す断面図である。
【符号の説明】
11…チャンバ、12…上部電極、13…下部電極、1
4…周辺リング 15…プロセスガス導入口、16…エッチング種放出
孔、17…試料。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エッチングガスを放出する上部電極と、 該上部電極に平行に位置し、被エッチング材が載置され
    る下部電極と、 該下部電極の周辺に設けられ、反応性イオンの密度分布
    を変化させる周辺リングとを有することを特徴とする半
    導体製造装置。
  2. 【請求項2】 上記周辺リングは、上記周辺リングのキ
    ャパシタンス/上記下部電極と上記被エッチング材との
    合成キャパシタンス≦10、かつ上記周辺リングの表面
    積/上記下部電極の表面積≧2.4を満たす範囲で材質
    及び形状を変化することを特徴とする請求項1記載の半
    導体製造装置。
JP31917492A 1992-11-30 1992-11-30 半導体製造装置 Pending JPH06168911A (ja)

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JPH06168911A true JPH06168911A (ja) 1994-06-14

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ID=18107253

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JP (1) JPH06168911A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8057634B2 (en) 2004-04-14 2011-11-15 Hitachi High-Technologies Corporation Method and apparatus for plasma processing

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8057634B2 (en) 2004-04-14 2011-11-15 Hitachi High-Technologies Corporation Method and apparatus for plasma processing
US8366870B2 (en) 2004-04-14 2013-02-05 Hitachi High-Technologies Corporation Method and apparatus for plasma processing
US8632637B2 (en) 2004-04-14 2014-01-21 Hitachi High-Technologies Corporation Method and apparatus for plasma processing

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