JPH06167300A - ファンとシュラウドとの組立体 - Google Patents

ファンとシュラウドとの組立体

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JPH06167300A
JPH06167300A JP5202596A JP20259693A JPH06167300A JP H06167300 A JPH06167300 A JP H06167300A JP 5202596 A JP5202596 A JP 5202596A JP 20259693 A JP20259693 A JP 20259693A JP H06167300 A JPH06167300 A JP H06167300A
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fan
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air flow
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JP5202596A
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Kyung-Seok Cho
慶錫 趙
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KANDA KUCHO KK
Hanon Systems Corp
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KANDA KUCHO KK
Halla Climate Control Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/52Casings; Connections of working fluid for axial pumps
    • F04D29/54Fluid-guiding means, e.g. diffusers
    • F04D29/541Specially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/545Ducts
    • F04D29/547Ducts having a special shape in order to influence fluid flow

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファンとシュラウドが結合されたファンと
シュラウド組立体を提供する。 【構成】 複数個のブレードを有するファンと、前記
ブレード端部の回転軌跡に沿って形成されたハウジング
部を有するシュラウドとを含むファンとシュラウドの結
合体に関するもので、前記ハウジング部の吐き出し口側
に気流案内部が形成されている。 【効果】 これにより、ファンの送風効率を大幅に向
上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファンとシュラウドの組
立体に係り、更に詳細には熱交換器に装着され熱交換器
への空気の流動を発生するファンと、このファンより発
生した空気の再循環を防ぐシュラウドが結合されたファ
ンとシュラウドの組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】通常のファンとシュラウドの組立体は図
1に示したようにファン10とシュラウド20が結合さ
れたもので、前記ファン10は電動モーター或いはエン
ジンの回転軸と結合されるハブ11とこのハブ11の外
周面に備えられた複数個のブレード12を備えて構成さ
れる。そして、前記シュラウド20は前記ファン10の
ブレード12の端部と隣接する部分を所定の幅で取り囲
むハウジング部21と、このハウジング部21から一定
の距離にあり、ファンと同一の軸上に位置したモーター
支持部22を連結する複数個の固定子(stator
(23))を具備する。
【0003】前記のように構成されたファンとシュラウ
ドの組立体は、ファン10が回転することにより空気を
低圧側(流入側)から高圧側(吐き出し側)に流動させ
るが、この流動は比較的複雑である。即ち、ファン10
が回転することによりブレード12が軸に対して傾いた
方向へ駆動され空気流動が発生する。従って、ファン1
0のブレード12により吐き出される気流は軸方向成分
と回転方向成分を有するが、この回転方向の成分はファ
ン10の中央部からブレード12の端部に行くほど大き
くなる。従って、前記ファンの縁より吐き出される気流
は軸方向に対して外側に所定の角度を持って吐き出さ
れ、前記シュラウド20のハウジング部21の内面にぶ
つかるようになり、ひいてはファン10から発生する送
風力を阻害する大きい定圧を発生する。このような定圧
の発生はファン10の送風効率を低下させるだけでなく
騒音発生の原因となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の問題点
を解決するために案出されたもので、その目的はファン
の駆動の際吐き出し側の気流の流れを円滑にすることに
よりファンの効率を増大させ騒音の発生を減らすことの
できるファンとシュラウドの組立体を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は複数個のブレードを有するファンと、前記ブ
レード端部の回転軌跡に沿って形成されたハウジング部
を持つシュラウドとを備えるファンとシュラウドの結合
体に於て、前記ハウジング部の吐き出し口の側に気流案
内部が形成されたことをその特徴とする。
【0006】
【作用】前記ハウジング部の吐き出し口の側に、気流案
内部を形成することによって前記ファンの回転の際、遠
心力による気流の半径方向成分によって軸方向と所定の
角度で吐き出される気流を案内させてファンの送風効率
が向上できる。
【0007】
【実施例】図2にはファンとシュラウドとの組立体の一
実施例を示す。
【0008】これは気流の流れを誘発させるファン30
と、このファン30を回転させるモーター40と、ファ
ン30の送風の時その縁の空気の再循環を抑制するシュ
ラウド50を含んで構成される。
【0009】前記ファン30はモーター40の回転軸4
1と結合されるハブ31を有し、このハブ31の外周面
には等間隔で複数個のブレード32が備えられ、このブ
レード32の端部にはこれらを連結するバンド33が備
えられる。
【0010】前記シュラウド50はそのフード52に前
記ブレード31の最外端の回転軌跡に沿いブレード31
の端部と接触しないようハウジング部51が形成され、
このハウジング部51の吐き出し側の端部には気流案内
部60が形成されている。この気流案内部60は、図3
に示したように、前記ハウジング部51の吐き出し側の
端部よりブレード32の端部とハウジング部51の内側
面との間に折り曲げられて形成される。ここで、前記気
流案内部60の開始点Pは、ブレード32の端部から気
流案内部60の開始点までの垂直の長さ即ち、開始点か
ら水平方向への延長線とブレード32の端部より垂直に
延長した延長線の交叉する点から前記ブレード端部まで
の長さL1を、tan20°乃至tan30°の値で割
った値に当たるブレードの端部から吐き出し側への長さ
L2内に位置させることが望ましい。そして、この気流
案内部60の形成角度はファン30の回転軸方向に対し
て20°乃至30°の角度を持つ。
【0011】図4には気流案内部の他の実施例を示す。
【0012】この気流案内部60′はハウジング部51
の吐き出し側の端部からブレード32の端部の側に折り
曲げられ、そしてその開始点61が前記ブレード32の
端部に形成されたバンド33の端部と同軸上に位置する
よう形成され、気流案内部60′の角度と開始点の位置
は前述した実施例と同一である。
【0013】そして、前記シュラウド50のハウジング
部51の縁にはファン30の軸方向へ延長するサポート
54が形成され、各サポート54の端部には半径方向の
内側に延長する固定子55が形成され、モーター支持部
56と連結されている。この固定子55は空気の流動屈
折面を備えており、前記サポート54は構造的強度を向
上させるためにチャネル形から形成されている。
【0014】前述のように構成されたファンとシュラウ
ドとの組立体は、ファン30がモーター40により回転
することにより、回転軸41に対して傾いた方向即ち、
ファン30の回転軸41とファン30の半径方向の平面
の間の角度で空気流動を発生させる。従って、ファン3
0のブレード32により吐き出される気流は回転軸方向
成分と回転方向成分を有している。しかしながら、前記
軸方向の成分と回転方向の成分はブレード32の各部分
で異なるので吐き出される気流の吐き出し角度も又各部
分で異なる。
【0015】本願発明人は前述した回転軸方向成分と回
転方向成分とを有する吐き出し気流の回転軸41に対す
る半径方向吐き出し角度と無次元半径(ハブの中心より
ブレードの任意の点までの距離からハブ半径を引いた値
をファンの半径からハブの半径を引いた値で割った値)
との関係を実験を通じて図5に示したようなグラフを得
た。
【0016】グラフで分かるように、ファン30の無次
元半径が0.5以上の際にファン30による気流の吐き
出し角がその軸方向に対し急激に大きくなる。又、無次
元半径が0.7から1.0の間にある際ブレード32の
端部側での気流吐き出し角が20度乃至30度になるこ
とが分かる。
【0017】ところが、本発明によるシュラウド50の
内ハウジング部51の吐き出し側の端部には20度乃至
30度に気流案内部60、60′が形成されているの
で、前記ブレード32の縁部より吐き出される気流は気
流案内部60、60′により案内され、ハウジング部5
1の内壁に打ちつけられることが防止できる。従って、
ハウジング部が気流の流動を強制的に変化させることに
より、吐き出し側での定圧発生が根本的に除け、気流の
急変化による騒音の発生を減らせる。特に、前記ファン
30の吐き出し口側での定圧発生を減らせるので、ファ
ン30の送風効率を向上できるが、本願発明人の実験に
よれば、図6に示したように本発明によるシュラウド5
0を使用した場合(グラフのA線)、従来のファンとシ
ュラウドとの組立体を使用した場合(グラフのB線)に
比べ、吐き出し圧力と風量が約15%位向上されること
が分かる。
【0018】
【発明の効果】このように、本発明のファンとシュラウ
ドとの組立体は、ファンの縁から吐き出される気流が、
シュラウドのハウジング部に衝突することを防ぎ、ファ
ンの効率を極大化させることができ、ファンのブレード
端部より発生する気流が再循環することを防げる。
【0019】本発明のファンとシュラウドとの組立体を
自動車用の熱交換器に装着する場合、熱交換器の熱交換
効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のファンとシュラウドとの組立体を示した
立断面図。
【図2】本発明によるファンとシュラウドとの組立体を
示した立断面図。
【図3】図2に示した気流案内部を抜粋して示した断面
図。
【図4】気流案内部の他の実施例を示した断面図。
【図5】ファンの無次元半径と気流の吐き出し角との関
係を示すグラフ。
【図6】本発明のファンとシュラウドとの組立体の風量
及び圧力の関係と従来のファンとシュラウドとの組立体
の風量及び圧力関係を示すグラフ。
【符号の説明】
10 ファン 11 ハブ 12 ブレード 20 シュラウド 21 ハウジング部 22 モータ支持部 23 固定子 30 ファン 31 ハブ 32 ブレード 33 バンド 40 モータ 41 回転軸 50 シュラウド 51 ハウジング 52 フード 54 サポート 55 固定子 56 モータ支持部 60、60′ 気流案内部 P 気流案内部の開始点

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のブレードを有するファンと、
    前記ブレード端部の回転軌跡に沿って形成されたハウジ
    ング部を有するシュラウドとを含むファンとシュラウド
    との結合体に於て、 前記ハウジング部の吐き出し口側に、この吐き出し側の
    端部よりブレード端部の側に折り曲げられて形成された
    気流案内部を備えることを特徴とするファンとシュラウ
    ドとの組立体。
  2. 【請求項2】 前記気流案内部が、ファンの回転軸に
    対してファンの吐き出し側へ20度乃至30度の角度を
    なすことを特徴する請求項1に記載のファンとシュラウ
    ドとの組立体。
  3. 【請求項3】 前記気流案内部の開始点が、 前記ブレードの端部より前記開始点までの垂直の長さを
    tan20°乃至tan30°の値で割った値に当たる
    ブレード端部から吐き出し側への水平の長さ内に位置す
    ることを特徴とする請求項1若しくは2項に記載のファ
    ンとシュラウドとの組立体。
  4. 【請求項4】 前記気流案内部の開始点が、ブレード
    端の垂直下部に位置することを特徴とする請求項3に記
    載のファンとシュラウドとの組立体。
  5. 【請求項5】 前記気流案内部の開始点が、ブレード
    の端とファンの軸方向へ同軸上に位置することを特徴と
    する請求項1に記載のファンとシュラウドとの組立体。
  6. 【請求項6】 複数のブレードを有するファンと、前
    記ブレード端部の回転軌跡に沿って形成されたハウジン
    グ部を有するシュラウドとを含むファンとシュラウドと
    の結合体に於て、 気流案内部が、前記ハウジング部の端部よりブレードの
    端部とハウジング部の内側との間に折り曲げられて形成
    されたことを特徴とするファンとシュラウドとの組立
    体。
  7. 【請求項7】 前記気流案内部の角度がファンの回転
    軸に対して20度乃至30度であることを特徴とする請
    求項6に記載のファンとシュラウドとの組立体。
  8. 【請求項8】 前記気流案内部の開始点が、 前記ブレードの端部より開始点までの垂直の長さをta
    n20°乃至tan30°の値で割った値に当たるブレ
    ードの端部から吐き出し側への水平の長さ内に位置する
    ことを特徴とする請求項6又若しくは7項に記載のファ
    ンとシュラウドとの組立体。
  9. 【請求項9】 前記気流案内部の開始点が、ブレード
    の端の垂直下部に位置することを特徴する請求項8に記
    載のファンとシュラウドとの組立体。
  10. 【請求項10】 前記ファンが、ブレードの端部を連
    結するバンドを備えることを特徴する請求項6に記載の
    ファンとシュラウドとの組立体。
JP20259693A 1992-07-24 1993-07-23 ファンとシュラウドとの組立体 Expired - Lifetime JP3300119B2 (ja)

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KR920013710 1992-07-24
KR1993P13699 1993-07-20
KR1992U13710 1993-07-20
KR2019930013699U KR950004308U (ko) 1993-07-20 1993-07-20 에어컨컨덴서의 팬모우터제어회로

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