JPH0616728Y2 - 内装材 - Google Patents

内装材

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Publication number
JPH0616728Y2
JPH0616728Y2 JP17104688U JP17104688U JPH0616728Y2 JP H0616728 Y2 JPH0616728 Y2 JP H0616728Y2 JP 17104688 U JP17104688 U JP 17104688U JP 17104688 U JP17104688 U JP 17104688U JP H0616728 Y2 JPH0616728 Y2 JP H0616728Y2
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JP
Japan
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synthetic resin
porous body
interior material
impregnated
impregnated porous
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JP17104688U
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JPH0288735U (ja
Inventor
照男 辻村
Original Assignee
池田物産株式会社
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Publication date
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は主として自動車の天井材，扉トリム，リアパー
セル等に適用される内装材に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の内装材は端面が露出しないようにするた
めに第３図に示すように基材(1)端末部分を切削して表
皮(2)を内側に巻込んだり、第４図に示すように内装材
(3)の端末にモール(4)を嵌着したりしていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら上記従来構成では内装材(3)の基材(1)を切
削したり表皮(2)を巻込んだり、あるいはモール(4)を別
に準備したりそれを嵌着したりする手間がかかりまた材
料費も余分にかかっていた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記従来の課題を解決するための手段として、
合成樹脂含浸多孔質体に濃色を着色し、所定形状に成形
するとともに端末を圧潰した内装材を提供するものであ
る。
〔作用〕
合成樹脂を含浸した多孔質体は成形可能になり同時に圧
潰することも出来るようになる。そこでこのような合成
樹脂含浸多孔質体に濃色を着色しかつ所定形状に成形す
るとともに端末を圧潰すれば端面は外から目立たなくな
る。
〔考案の効果〕 したがって本考案においては基材を切削したり表皮を巻
込んだりする手間もかからず、あるいはモール等の別材
料も必要とせず、内装材の端末を目立たなくすることが
出来る。
〔実施例〕
本考案を第１図および第２図に示す一実施例によって説
明すれば、内装材(3)は補強層(11),(11)によって両面を
補強されている合成樹脂含浸多孔質体(1)と、表装材(2)
とからなり、所定形状（例えば天井形状）に成形されか
つ端末部(1)Ａは圧潰されている。
上記合成樹脂含浸多孔質体(1)において、多孔質体とは
例えばポリウレタン発泡体シート，ポリ塩化ビニル発泡
体シート等のプラスチック発泡体シート、あるいは繊維
不織シート，繊維編織シート等の繊維シート，繊維屑や
プラスチック屑等のチップをシート状に成形したチップ
シート等である。上記多孔質体に含浸される合成樹脂と
してはフェノール樹脂，メラミン樹脂，尿素樹脂，アク
リル樹脂，ウレタン樹脂等の合成樹脂、あるいは多価イ
ソシアナート，ウレタンプレポリマー，オリゴマー，モ
ノマー等の合成樹脂前駆物質である。上記前駆物質を含
む合成樹脂は上記多孔質体に通常２０〜４０重量％程度
含浸される。
上記合成樹脂含浸多孔質体は更に黒，青，緑，赤，紫，
茶等の濃色に着色されている。上記合成樹脂含浸多孔質
体を着色するには多孔質体自体を着色したり含浸される
合成樹脂を着色したりする。
上記合成樹脂含浸多孔質体(1)の両面は補強層(11),(11)
により補強されるが、該補強層(11),(11)は例えば第２
図に示すようにガラス繊維層(11)Ａ（ガラス繊維不織布
またはガラス繊維編織物）とポリエステル繊維，ポリア
ミド繊維，アセテート繊維等の有機繊維の不織布または
編織物からなる有機繊維層(11)Ｂとが積層された層であ
る。そして該補強層(11),(11)もまた該合成樹脂含浸多
孔質体(1)と同色に着色されている。
本考案の内装材(3)に用いられる表装材(2)としては不織
布，繊維編織物，合成皮革，天然皮革等が用いられる
が、該表装材(2)も該合成樹脂含浸多孔質体(1)と同色に
着色されている。
上記内装材(3)は補強層(11)、合成樹脂含浸多孔質体
(1)、補強層(11)を重ねて一体的に成形され同時に端末
部(1)Ａを圧潰され、次いで表装材(2)が貼着される。ま
た補強層(11)、合成樹脂含浸多孔質体(1)、補強層(1
1)、表装材(2)を重ねて一体的に成形されてもよい。こ
のようにして得られた内装材(3)は端末部(1)Ａが圧潰さ
れかつ補強層(11)、合成樹脂含浸多孔質体(1)、補強層
(11)、表装材(2)が同じ濃色に着色されているから内装
材(3)表面および端面は一体的な外観を呈する。そして
該内装材(3)は自動車車体(5)の天井に張設される。
上記実施例以外、本考案において合成樹脂含浸多孔質体
(1)が充分強度を有するものであれば補強層(11)は不要
であるし、更に合成樹脂含浸多孔質体(1)が表装性を有
するものであれば表装材(2)も不要である。
【図面の簡単な説明】
第１図および第２図は本考案の一実施例を示すものであ
り、第１図は内装材端末部分断面図、第２図は内装材拡
大部分断面図、第３図および第４図は従来の内装材端末
部分断面図である。 図中、(1)……合成樹脂含浸多孔質体、(1)Ａ……端末部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】合成樹脂含浸多孔質体に濃色を着色し、所
    定形状に成形するとともに端末を圧潰したことを特徴と
    する内装材。
JP17104688U 1988-12-27 1988-12-27 内装材 Expired - Lifetime JPH0616728Y2 (ja)

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JP17104688U JPH0616728Y2 (ja) 1988-12-27 1988-12-27 内装材

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JPH0288735U JPH0288735U (ja) 1990-07-13
JPH0616728Y2 true JPH0616728Y2 (ja) 1994-05-02

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