JPH06165845A - 発光式練習用具のスイッチ機構 - Google Patents

発光式練習用具のスイッチ機構

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JPH06165845A
JPH06165845A JP29627992A JP29627992A JPH06165845A JP H06165845 A JPH06165845 A JP H06165845A JP 29627992 A JP29627992 A JP 29627992A JP 29627992 A JP29627992 A JP 29627992A JP H06165845 A JPH06165845 A JP H06165845A
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JP
Japan
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light emitting
swinging
battery
light
luminous body
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Pending
Application number
JP29627992A
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English (en)
Inventor
Yasushi Chikaishi
康司 近石
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AIN CORP Ltd
AIN KK
Original Assignee
AIN CORP Ltd
AIN KK
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Publication date
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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】点滅する発光体によりスイングの良否をチェッ
クする発光式練習用具において、スイングした時のみ発
光体を作動させることにより、電池の消耗を押さえる。 【構成】ヘッド(2)に点滅する発光体(3)を装着し
たゴルフクラブにおいて、加速度センサー(6)により
スイング時の遠心力またはボールを打った瞬間の衝撃力
を感知して発光体の作動をコントロールする。あるいは
加速度センサーの替わりにスイング時の空気の圧力の変
化・音またはシャフトのたわみを感知する方式も可能で
ある。野球バットやテニスラケットについても同様であ
る。 【効果】スイングした時以外は発光体が作動しないた
め、電池の消耗が押さえられる。このため電池の小型化
や電池交換時間延長ができる。また外部スイッチが不要
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、正確に用具をスイング
することが要求されるスポーツに於いて、そのスイング
の良否を判断する練習用運動用具に関するものである。
具体的にはゴルフクラブ、野球バット、テニスラケッ
ト、およびこれらと同様な使い方をするバトミントンラ
ケット、卓球ラケット、ゲートボールクラブ等がこれに
該当する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、実用新案出願公告 平
4−22755が知られている。また弊社が平成4年8
月31日に出願した特許願
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記練習用運動用具は
発光体のエネルギー源として電池を用いている。これら
の電池は消耗してしまうと、交換するかあるいは充電す
ることが必要となり費用がかかったり交換や充電の煩わ
しさが残る。一方練習者がこれらの用具を使うときに、
上記発光体が光るのを見る必要があるのは、これらの用
具が高速で動いているときすなわちスイングしたときで
あり、それ以外はくらやみで練習する場合を除いて発光
体が光るのを見る必要はない。しかるに上記練習用運動
用具は、一旦スイッチを入れると必要のないときでも、
発光体が作動し常時電池を消耗していることになる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記練習用運動用具をス
イングしたときに起こる現象、例えば遠心力や空気の圧
力の変化あるいは発生する音やシャフトのたわみまたは
ボールを打った衝撃力を感知し、それが作用している時
間内あるいはその直後の一定時間の間、発光体を作動さ
せる。
【0005】
【作用】上記練習用運動用具をスイングすれば、遠心力
または空気の圧力の変化あるいは音を感知する方式の場
合はこれらの変化の度合いがある一定のレベル以上の場
合のみ発光体が作動する。またシャフトのたわみあるい
は衝撃力を感知する場合は感知してから一定時間の間、
発光体が作動する。上記以外の時間は自動的にスイッチ
が切れる。
【0006】
【実施例】
【図1】はゴルフクラブをスイングしたときの加速度を
感知して発光体が作動する例である。1はシャフト、2
はクラブヘッドでその内部に発光体として発光ダイオー
ド3が埋め込まれている。4は透明かつ強度のある樹脂
で、発光ダイオードの光をクラブ表面まで透過すること
ができる。クラブの表面には半透明の樹脂5が装着され
ており、発光ダイオード3の光を受けて外部にその光を
拡散させるのであたかも表面が光っているように見え
る。6は加速度センサーでスイング時の遠心力やボール
を打った時の衝撃力を感知することができる。7から1
1は電気回路で12は電池、13は外部スイッチであ
る。
【0007】このクラブを振ると加速度センサー6に遠
心力が作用する。クラブのスピードが次第に上がり、遠
心力がある値以上になったとき、回路の内部スイッチが
入りクラブの発光ダイオード3が作動し始める。またク
ラブのスピードが次第に下がってきて遠心力がある値以
下になったら、内部スイッチが切れて発光はとまる。
【0008】以上は遠心力によって内部スイッチがON
−OFFする例だが、遠心力の大きさに対応して発光ダ
イオード3の明るさを変化させることも可能である。例
えばスイングしていない時は弱い光になっており、スイ
ングした時明るく光る。こうすることにより静止時のヘ
ッドがよくみえないような暗闇でもスイング前のセット
アップ時にクラブをきちんと構えることができる。
【0009】スイングをしないときに電池の消耗を押さ
えてかつ暗闇でも見えるもう一つの方法として、クラブ
をスイングしない時は発光体の点滅間隔を長くしてお
き、スイングしたときに通常の点滅間隔にすることもで
きる。
【00010】加速度センサー6でクラブがボールに当
たった瞬間の衝撃力を感知して発光ダイオード3を光ら
せることもできる。この場合ヘッドの発光ダイオード3
をボールの当たる方向にも向けておくと、練習者はヘッ
ドの位置のみでなく、当たった瞬間のボールも見ること
ができる。またこの衝撃力のかかった瞬間から一定時間
発光ダイオード3が作動するようにしておくとボールを
打った直後のクラブやボールの挙動を見ることができ
る。加速度センサーは
【図1】の例ではシャフト1のグリップ付近に配置して
いるがヘッド2に置くこともできる。こうすれば、衝撃
が加速度センサーまでに伝達されるタイムラグが少なく
なり、ボールに当たった瞬間に発光ダイオード3を光ら
せることができる。
【00011】
【図2】は遠心力を感知する方法として弾性体を使う例
である。14は弾性がある導電体、例えばりん青銅のよ
うなもので他端の端子15とは空隙がある。16、17
は電線である。矢印は遠心力のかかる方向であり、スイ
ングするとこの方向に弾性体14がたわみ、端子15と
接触して回路が通じる。
【図3】はこれを使った場合の電気回路図の例である。
7はタイマー、8、9および10は抵抗、11はコンデ
ンサー、12は電池、13は外部スイッチである。
【00012】
【図4】は発光ダイオード3の点滅をしめすタイムチャ
ートである。外部スイッチを入れ、クラブをスイングす
ると、このように発光ダイオード3がスイングしたとき
のみ点滅する。
【00013】
【図5】は遠心力の大きさによって抵抗値が変わる例で
ある。18は導電性のある筒型容器で内部に圧力により
抵抗が変化する物質例えば炭素粒20がつめられてい
る。その上には円柱形のウェイト19がある。19aは
導電性のある銅のような金属で炭素粒20とは底面で広
く接触している。19bは絶縁体で19aが18と直接
接するのを防いでいる。矢印は遠心力のかかる方向であ
り、スイングすると、ウェイトの遠心力により炭素粒2
0が圧縮され、電気抵抗が小さくなって発光体が明るく
なる。
【0013】
【図6】はゴルフクラブをスイングしたとき、空気の圧
力の変化を感知してスイッチが入る例である。クラブヘ
ッド2の内部に空間23を設けてあり、この空間23は
ヘッドの前面および側面に導通管24、25を介して通
じている。空間23内には空気の圧力の変動により、容
易にたわむ薄膜26が導通管24、25の間に装着され
ており、その中央部には接点27がある。このクラブを
スイングすると導通管24の圧力は上昇し、導通管25
の圧力は下がる。この結果、薄膜26は上方にたわみ、
接点27は上方の接点28と接触し回路が起動する。導
通管24、25はどちらか一方だけでも機能を果たすこ
とができる。
【0014】
【図7】はスイングしたときに発生する風切り音を感知
して発光体が作動する例である。クラブヘッド2にマイ
クロホン30を装着しており、スイング時にクラブから
発生する音があるレベル以上になると、内部スイッチが
入る。
【0015】
【図8】はスイングしたときに発生するシャフトのたわ
みを感知して発光体が作動する例である。スイッチの端
子31はシャフトの根元とつながっており先端のたわみ
の影響を受けない。スイッチのもう一つの端子32はシ
ャフト1の先の方でシャフトに固定されているため、ス
イング時にシャフトがたわむと端子32も共に変位し、
31と接触し通電する。
【0016】
【図9】はテニスラケットをスイングしたときの加速度
の変化を感知してスイッチが入る例である。34は表面
の発光体、35は強度メンバーで33は加速度センサー
である。加速度としてはスイング時の遠心力またはボー
ルを打った瞬間の衝撃力を感知することができる。
【0017】
【図10】は野球バット37をスイングしたときの加速
度の変化を感知して光る例である。38は表面の発光
体、39は強度メンバー36は加速度センサーで、遠心
力またはボールを打った瞬間の衝撃力を感知することが
できる。
【0018】上記の実施例以外でも、スイングの良否を
チェックするための発光体を装着した全ての練習用運動
用具には上記の考え方が適用できる。
【0019】
【発明の効果】ゴルフクラブをスイングする場合、上記
のスイッチ機構を使うと、必要な時間のみ発光体を作動
させることができる。これを時間に換算してみる。ドラ
イバーの場合、ヘッドのスピードは毎秒約40mであ
る。練習者がヘッドの軌跡やフェイスの角度の様子を見
たいのはボールの位置の前後80cmから160cmで
ある。これは時間にして約0.02秒から0.04秒で
ある。一方練習者が一回のスイングに必要とする時間は
平均10秒前後である。すなわち上記のスイッチ機構を
使うことにより常時発光体を作動させる場合に対し、電
池の寿命は250倍から500倍に伸びることになる。
【0020】この寿命が伸びることの利用の仕方には二
つの方法がある。その一つは、電池は変更することな
く、従来の容量のものをそのまま使うことである。この
場合は電池の交換時間が飛躍的に伸び、経済的であると
ともに交換の煩わしさが減る。もう一つの利用の仕方は
電池の容量を小さくすることである。例えば電池として
単四電池を複数個使っていた場合、これを小型の水銀電
池に変更したとしても費用・交換時間共十分競合可能で
ある。この場合電池の重量が小さくなるので、従来シャ
フトのグリップ付近に内蔵してスイングへの影響を減ら
していた形式ものでもクラブヘッド部に配置することも
可能になつてくる。このことにより、発光体・電気回路
部・電池および上記スイッチ機構全てを一体でコンパク
トに構成することが可能になり、製造のコストが大幅に
低減できる。
【0021】上記のスイッチ機構を使うことによるもう
一つの効果は、練習者が操作する外部スイッチそのもの
が不要になることである。理由は上記のスイッチ機構を
使うことによりスイングしたときのみ発光し、その他の
時間は自動的にスイッチが切れているのであるから、従
来の外部スイッチの役割は完全に果たしていることにな
る。従って外部スイッチを外すことが可能になり、練習
者はスイッチを操作する煩わしさから開放される。
【0022】次にボールに当たった時の衝撃力を感知し
て発光体が作動する場合の効果を述べる。まず第一の効
果はクラブヘッドがどのような姿勢でどの部分にボール
が当たったかが眼で直接見えることである。第二の効果
はボールの当たった直後のボールとクラブヘッドの挙動
が見えることである。例えばクラブヘッドがそのスイー
トスポットを外れてボールに当たるとクラブヘッドは回
転し、それが接蝕面を通じてボールもクラブヘッドとと
もに回転する。この結果打ち出されたボールはスライス
やフックになって左右に曲がる結果になるのであるが、
上記の機能を持たせることにより、クラブヘッドとボー
ルの回転の状況を直接眼で見ることができる。以上によ
り、練習者は打った瞬間およびその直後の状況を直接眼
で確認しながら効果的な練習をすることができる。
【0023】次にクラブヘッドのスピードに応じて発光
体の明るさが変わる場合または発光の点滅間隔が変わる
場合の効果について述べる。それは節電をしながらかつ
暗闇でも見えるだけの光量を確保したことである。スイ
ングしていないときは、電流を絞っているのでその間は
電池の消耗を押さえることができる一方、多少の明るさ
は残っているので、暗闇での練習も可能である。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】 加速度の変化を感知する加速度センサーによ
り発光体の作動をコントロールする方式のゴルフクラブ
の一部切り欠きの状態説明図
【図2】 弾性体のスイッチを用いて加速度を感知する
方式のゴルフクラブのスイッチ部分の状態説明図
【図3】 電気回路図
【図4】 スイングした時の発光体の点滅の状態を説明
するタイムチャート
【図5】 加速度の大きさにより発光体の明るさをコン
トロールする方式のゴルフクラブの加速度感知部分の状
態説明図
【図6】 空気の圧力の変化を感知して発光体の作動を
コントロールする方式のゴルフクラブの圧力感知部分の
断面図
【図7】 音を感知して発光体の作動をコントロールす
る方式のゴルフクラブの一部切り欠きの状態説明図
【図8】 シャフトのたわみを感知して発光体の作動を
コントロールする方式のゴルフクラブのたわみ感知部の
断面図
【図9】 加速の変化を感知する加速度センサーにより
発光体の作動をコントロールする方式の一部切り欠きの
テニスラケットの状態説明図
【図10】加速の変化を感知する加速度センサーにより
発光体の作動をコントロールする方式の一部切り欠きの
野球バットの状態説明図
【符号の説明】
1はゴルフクラブのシャフト 2はクラブヘッド 3は発光体 4は透明樹脂 5は半透明樹脂 6は加速度センサー 7はタイマー 8、9、10は抵抗 11はコンデンサー 12は電池 13は外部スイッチ 14は弾性体のスイッチ端子 15は固定のスイッチ端子 16、17は電線 18は筒型容器 19はウェイト 19aは導電性のある金属 19bは絶縁体 20は炭素粒 21、22は電線 23はクラブヘッド内の空間 24、25は導通管 26は薄膜 27、28は接点 29は電線 30はマイクロホン 31はスイッチ端子 32はスイッチ端子 33は加速度センサー 34は発光体 35は強度メンバー 36は加速度センサー 37は野球バット 38は発光体 39は強度メンバー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイングした時またはボールに当たった時
    の加速度の変化を感知する加速度センサーを装着し、こ
    の加速度の大きさに応じて発光体を作動させることを特
    徴とする発光式練習用具のスイッチ機構
  2. 【請求項2】スイングした時の空気の圧力の変化を感知
    する圧力センサーを装着し、この圧力の大きさに応じて
    発光体を作動させることを特徴とする発光式練習用具の
    スイッチ機構
  3. 【請求項3】スイングした時に発生する音を感知するマ
    イクロホンを装着し、この音の大きさに応じて発光体を
    作動させることを特徴とする発光式練習用具のスイッチ
    機構
  4. 【請求項4】スイングした時のたわみを感知して発光体
    を作動させることを特徴とする発光式練習用具のスイッ
    チ機構
  5. 【請求項5】発光式練習用具がゴルフクラブである請求
    項1、2、3および4のスイッチ機構
  6. 【請求項6】発光式練習用具がテニスラケットである請
    求項1、2および3のスイッチ機構
  7. 【請求項7】発光式練習用具が野球バットである請求項
    1、2および3のスイッチ機構
JP29627992A 1992-09-24 1992-09-24 発光式練習用具のスイッチ機構 Pending JPH06165845A (ja)

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