JPH0616552B2 - 新半導体デバイス - Google Patents
新半導体デバイスInfo
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- JPH0616552B2 JPH0616552B2 JP60504030A JP50403085A JPH0616552B2 JP H0616552 B2 JPH0616552 B2 JP H0616552B2 JP 60504030 A JP60504030 A JP 60504030A JP 50403085 A JP50403085 A JP 50403085A JP H0616552 B2 JPH0616552 B2 JP H0616552B2
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- Japan
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- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D62/00—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
- H10D62/80—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers characterised by the materials
- H10D62/82—Heterojunctions
- H10D62/824—Heterojunctions comprising only Group III-V materials heterojunctions, e.g. GaN/AlGaN heterojunctions
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- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D10/00—Bipolar junction transistors [BJT]
- H10D10/80—Heterojunction BJTs
- H10D10/821—Vertical heterojunction BJTs
- H10D10/841—Vertical heterojunction BJTs having a two-dimensional base, e.g. modulation-doped base, inversion layer base or delta-doped base
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D10/00—Bipolar junction transistors [BJT]
- H10D10/80—Heterojunction BJTs
- H10D10/821—Vertical heterojunction BJTs
- H10D10/861—Vertical heterojunction BJTs having an emitter region comprising one or more non-monocrystalline elements of Group IV, e.g. amorphous silicon
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D12/00—Bipolar devices controlled by the field effect, e.g. insulated-gate bipolar transistors [IGBT]
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D18/00—Thyristors
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- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D62/00—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
- H10D62/60—Impurity distributions or concentrations
- H10D62/605—Planar doped, e.g. atomic-plane doped or delta-doped
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D62/00—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
- H10D62/80—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers characterised by the materials
- H10D62/82—Heterojunctions
- H10D62/822—Heterojunctions comprising only Group IV materials heterojunctions, e.g. Si/Ge heterojunctions
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
- H10F30/00—Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors
- H10F30/20—Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors
- H10F30/21—Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors the devices being sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation
- H10F30/24—Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors the devices being sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation the devices having only two potential barriers, e.g. bipolar phototransistors
- H10F30/245—Bipolar phototransistors
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10H—INORGANIC LIGHT-EMITTING SEMICONDUCTOR DEVICES HAVING POTENTIAL BARRIERS
- H10H20/00—Individual inorganic light-emitting semiconductor devices having potential barriers, e.g. light-emitting diodes [LED]
- H10H20/062—Light-emitting semiconductor devices having field effect type light-emitting regions, e.g. light-emitting High-Electron Mobility Transistors
Landscapes
- Bipolar Transistors (AREA)
- Thyristors (AREA)
- Semiconductor Lasers (AREA)
- Led Devices (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
- Bipolar Integrated Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明の背景 本発明の分野 本発明はトランジスタ、サイリスタ、光エミツタ、光検
出器及び他の固体素子に適したデバイス構造に係る。
出器及び他の固体素子に適したデバイス構造に係る。
従来技術の記述 動作速度と伝達コンダクタンスは、素子設計者がより優
れた特性を得るために、増加させることを無限に探し続
けている二つの特性である。本発明は周知のバイポーラ
及びMOSデバイスの特徴と性質を組合せた新しいデバ
イスに向けられ、他の利点の中でも、比較的簡単な製造
上の条件と低電荷蓄積と組合さつた、高い電流利得と高
い伝達コンダクタンスを有する。
れた特性を得るために、増加させることを無限に探し続
けている二つの特性である。本発明は周知のバイポーラ
及びMOSデバイスの特徴と性質を組合せた新しいデバ
イスに向けられ、他の利点の中でも、比較的簡単な製造
上の条件と低電荷蓄積と組合さつた、高い電流利得と高
い伝達コンダクタンスを有する。
本発明の要約 本発明者らは反転層が二つの領域間の電気的キヤリヤの
流れを制御する固体素子を意図した。デバイスは一実施
例において、バイポーラ反転チヤネル金属性エミツタト
ランジスタ(BICMET)に設計され、それはより広
い禁制帯領域にオーム性接触した金属性エミツタ;より
狭い禁制帯のコレクタ領域;より広い禁制帯領域とより
狭い禁制帯領域間の界面に形成された反転層に接触した
チヤネル接触を含む。サイリスタ、光エミツタ等を含む
他のデバイスを得るために、他の領域を加えることがで
きる。動作の原理は、反転層中の電荷の動作をバイアス
することにより、エミツタからコレクタへの多数キヤリ
ヤの流れを制御することを基本にしており、それは電流
利得をもたらすことができる。フオトンの正孔−電子対
への変換が得られ、光検出器が作られる。
流れを制御する固体素子を意図した。デバイスは一実施
例において、バイポーラ反転チヤネル金属性エミツタト
ランジスタ(BICMET)に設計され、それはより広
い禁制帯領域にオーム性接触した金属性エミツタ;より
狭い禁制帯のコレクタ領域;より広い禁制帯領域とより
狭い禁制帯領域間の界面に形成された反転層に接触した
チヤネル接触を含む。サイリスタ、光エミツタ等を含む
他のデバイスを得るために、他の領域を加えることがで
きる。動作の原理は、反転層中の電荷の動作をバイアス
することにより、エミツタからコレクタへの多数キヤリ
ヤの流れを制御することを基本にしており、それは電流
利得をもたらすことができる。フオトンの正孔−電子対
への変換が得られ、光検出器が作られる。
図面の簡単な説明 第1図は実際の寸法比とは異なり、説明のため厚く示さ
れた障壁層(広禁制帯領域)を有するBICMETの一
実施例の断面を示す図、 第2図はp−チヤネルBICMETのゼロバイアス(す
なわち平衡)エネルギーダイヤグラムを示す図、 第3図はオフ状態のBICMETを示す図、 第4及び5図はBICMET中の内部電流パターンを示
す図、 第6図はBICMET回路中の端子電流を示す図、 第7及び8図は順方向バイアス下の半導体空乏領域の距
離に対するエネルギーダイヤグラムと正孔密度を示す
図、 第9及び10図はInGaAsで形成したヘテロ接合及びBI
CMETを示す図、 第11図はn−チヤネルAlGaAs−GaAs BICMETエ
ネルギーダイヤグラムを示す図、 第12−15図はAlGaAs−GaAs BICMETのプロセ
ス工程を示す図、 第16図はp−チヤネルSIPOS−SiBICMETエ
ネルギーダイヤグラムを示す図、 第17−20図はp−チヤネルSIPOS−SiBICM
ETのプロセス工程を示す図、 第21−25図はp−チヤネルSIPOS−SiBICM
ETのデバイス特性を示す図、 第26図はn−チヤネルAlGaAs−GaAsBICMETのデ
バイス特性を示す図、 第27図は傾斜コレクタエネルギーギヤツプを有するAl
GaAs−GaAs BICMETのデバイス特性を示す図、 第28図はp−チヤネルSiBICMETに対するコレク
タ拡張の効果を示す図、 第29−30図はコレクタ拡張のあるもの及びないp−
チヤネルSiBICMETのデバイス特性を示す図、 第31図はダイオード接続のBICMET及び特性を示
す図、 第32図はBICMET光検出器断面(Si中)を示す
図、 第33図は増幅器に接続された光検出器の等価回路を示
す図、 第34図はBICMET光エミツタを示す図、 第35図はBICMET光エミツタ及びサイリスタの電
気的特性を示す図、 第36−38図は第34図の構造のエネルギーバンドダ
イヤグラムを示す図、 第39図はBICMETサイリスタを示す図である。
れた障壁層(広禁制帯領域)を有するBICMETの一
実施例の断面を示す図、 第2図はp−チヤネルBICMETのゼロバイアス(す
なわち平衡)エネルギーダイヤグラムを示す図、 第3図はオフ状態のBICMETを示す図、 第4及び5図はBICMET中の内部電流パターンを示
す図、 第6図はBICMET回路中の端子電流を示す図、 第7及び8図は順方向バイアス下の半導体空乏領域の距
離に対するエネルギーダイヤグラムと正孔密度を示す
図、 第9及び10図はInGaAsで形成したヘテロ接合及びBI
CMETを示す図、 第11図はn−チヤネルAlGaAs−GaAs BICMETエ
ネルギーダイヤグラムを示す図、 第12−15図はAlGaAs−GaAs BICMETのプロセ
ス工程を示す図、 第16図はp−チヤネルSIPOS−SiBICMETエ
ネルギーダイヤグラムを示す図、 第17−20図はp−チヤネルSIPOS−SiBICM
ETのプロセス工程を示す図、 第21−25図はp−チヤネルSIPOS−SiBICM
ETのデバイス特性を示す図、 第26図はn−チヤネルAlGaAs−GaAsBICMETのデ
バイス特性を示す図、 第27図は傾斜コレクタエネルギーギヤツプを有するAl
GaAs−GaAs BICMETのデバイス特性を示す図、 第28図はp−チヤネルSiBICMETに対するコレク
タ拡張の効果を示す図、 第29−30図はコレクタ拡張のあるもの及びないp−
チヤネルSiBICMETのデバイス特性を示す図、 第31図はダイオード接続のBICMET及び特性を示
す図、 第32図はBICMET光検出器断面(Si中)を示す
図、 第33図は増幅器に接続された光検出器の等価回路を示
す図、 第34図はBICMET光エミツタを示す図、 第35図はBICMET光エミツタ及びサイリスタの電
気的特性を示す図、 第36−38図は第34図の構造のエネルギーバンドダ
イヤグラムを示す図、 第39図はBICMETサイリスタを示す図である。
物理的構造 BICMETの物理的構造の例が、第1図に示されてい
る。以下の議論では、“p−チヤネル”デバイスについ
て考察する。この場合、p形反転層はn形材料間の界面
に形成される。“n−チヤネル”デバイスは伝導形を反
転すれば同様である。しかし、“少数キヤリヤ”及び
“多数キヤリヤ”という用語は、両方の形のデバイスに
対して共通である。p−チヤネルデバイスでは、バルク
材料がn形であるため、電子は多数キヤリヤとよばれ、
正孔が少数キヤリヤである。簡単のため、この定義は反
転層はp形伝導形をもつが、その中についても維持され
る。これらの定義はもちろんn−チヤネルデバイスでは
逆になる。この定義はあるデバイス中の少数キヤリヤは
多数キヤリヤとは異る伝導形をもつことを、暗示してい
る。“禁制帯”という用語は、デバイスのある領域の材
料の、価電子帯と伝導帯間のエネルギーレベルの差をさ
す。
る。以下の議論では、“p−チヤネル”デバイスについ
て考察する。この場合、p形反転層はn形材料間の界面
に形成される。“n−チヤネル”デバイスは伝導形を反
転すれば同様である。しかし、“少数キヤリヤ”及び
“多数キヤリヤ”という用語は、両方の形のデバイスに
対して共通である。p−チヤネルデバイスでは、バルク
材料がn形であるため、電子は多数キヤリヤとよばれ、
正孔が少数キヤリヤである。簡単のため、この定義は反
転層はp形伝導形をもつが、その中についても維持され
る。これらの定義はもちろんn−チヤネルデバイスでは
逆になる。この定義はあるデバイス中の少数キヤリヤは
多数キヤリヤとは異る伝導形をもつことを、暗示してい
る。“禁制帯”という用語は、デバイスのある領域の材
料の、価電子帯と伝導帯間のエネルギーレベルの差をさ
す。
p−チヤネルBICMETは(第1図)、n形の比較的
狭い禁制帯を含み、これは“コレクタ”とよばれる。
“エミツタ・アツプ”とよばれる一つの構成において、
コレクタは半導体ウエハ又はその上に形成されたエピタ
キシヤル層でよい支持基板10中に、形成された。より
狭い禁制帯領域の表面に接して、n形の比較的広い禁制
帯領域12(“半絶縁性障壁層”と定義される)があ
り、これは薄膜を通しての熱電子的なキヤリヤの輸送が
できるよう十分薄いが、トンネルを防ぐには十分厚くす
る。“エミツタ”とよばれる金属層14がこの領域に接
し、広禁制帯領域12が金属性エミツタ14をコレクタ
10から分離する。金属性エミツタは半導体が実際には
非常に有効なエミツタではなく、事実キヤリヤの限られ
た源であり、常にその抵抗が高電流レベルでの支配的な
要因であるため用いられる。他方、金属はほとんど無限
のキヤリヤ供給源で、抵抗は低く、電荷は蓄積できない
ため、理想的なエミツタとしてのすべての基本的特徴を
有している。もちろん、問題はこれらの特徴の利点を生
かすために、金属を組込んだ構造を、現実することにあ
る。この構造において、金属層とコレクタ間の電界の効
果により、金属層はその下の反転層を生成したり、増大
したりする働きもする。金属層の端部を、以下で述べる
“ソース”に位置合せすることにより、制御のためこの
電界効果は反転層への電気的作用を発生させたり増大し
たりする。以下で議論するように、金属層は電気的に分
離された部分中に形成してもよく、その縁の部分は反転
層への作用を制御する働きをし、もう一方の部分はエミ
ツタとして働く。これらの部分は連続的な反転層を確保
するため、誘電体とわずかに重なりそれによつて分離さ
れてもよい。
狭い禁制帯を含み、これは“コレクタ”とよばれる。
“エミツタ・アツプ”とよばれる一つの構成において、
コレクタは半導体ウエハ又はその上に形成されたエピタ
キシヤル層でよい支持基板10中に、形成された。より
狭い禁制帯領域の表面に接して、n形の比較的広い禁制
帯領域12(“半絶縁性障壁層”と定義される)があ
り、これは薄膜を通しての熱電子的なキヤリヤの輸送が
できるよう十分薄いが、トンネルを防ぐには十分厚くす
る。“エミツタ”とよばれる金属層14がこの領域に接
し、広禁制帯領域12が金属性エミツタ14をコレクタ
10から分離する。金属性エミツタは半導体が実際には
非常に有効なエミツタではなく、事実キヤリヤの限られ
た源であり、常にその抵抗が高電流レベルでの支配的な
要因であるため用いられる。他方、金属はほとんど無限
のキヤリヤ供給源で、抵抗は低く、電荷は蓄積できない
ため、理想的なエミツタとしてのすべての基本的特徴を
有している。もちろん、問題はこれらの特徴の利点を生
かすために、金属を組込んだ構造を、現実することにあ
る。この構造において、金属層とコレクタ間の電界の効
果により、金属層はその下の反転層を生成したり、増大
したりする働きもする。金属層の端部を、以下で述べる
“ソース”に位置合せすることにより、制御のためこの
電界効果は反転層への電気的作用を発生させたり増大し
たりする。以下で議論するように、金属層は電気的に分
離された部分中に形成してもよく、その縁の部分は反転
層への作用を制御する働きをし、もう一方の部分はエミ
ツタとして働く。これらの部分は連続的な反転層を確保
するため、誘電体とわずかに重なりそれによつて分離さ
れてもよい。
p−チヤネルBICMETにおいて、金属性エミツタに
隣接したp+井戸16は、ここで“反転チヤネル”とも
よばれる反転層18への電気的作用を与える。この作用
はここでは“チヤネル接触”と定義されあるいは“ソー
ス”とよばれる。これはチヤネル接触が反転層を横切る
多数キヤリヤの流れを制御する少数キヤリヤの源とし
て、働くからである。“反転層”はすべての二次元ガス
が反転を示すわけではないが、“二次元ガス”とよぶこ
ともできる。従つて、p−チヤネルBICMETは反転
層中に二次元正孔ガスを有し、n−チヤネルBICME
Tは二次元電子ガスを有する。ソースに対して用いた
“電気的接触”という用語は、反転層にはソースから直
接流れる少数キヤリヤが供給され、それによりエミツタ
からコレクタへの多数キヤリヤの流れを制御する。この
ことは、(エミツタからコレクタへ流れる)制御された
キヤリヤとは(反転層中の)制御キヤリヤが相対する伝
導形であることを示唆する。このことは、たとえばゲー
ト接地形態で動作する増加姿態電界効果トランジスタと
は異る。その場合、ソースからドレインへ流れる制御さ
れたキヤリヤは、ソースから(反転チヤネル中へ)流れ
る制御キヤリヤと同一で、従つて制御キヤリヤ及び制御
されたキヤリヤの両方が同じ伝導形である。ここで用い
るように、“動作電位”という用語は、多数キヤリヤを
エミツタからコレクタへ流す電圧を、エミツタとコレク
タ間に印加することをさす。ソース、エミツタ及びコレ
クタに対する外部から印加された電位が存在しないこと
は、ここでは“静止”状態とよび、デバイスもまた“静
止”しているとよばれる。
隣接したp+井戸16は、ここで“反転チヤネル”とも
よばれる反転層18への電気的作用を与える。この作用
はここでは“チヤネル接触”と定義されあるいは“ソー
ス”とよばれる。これはチヤネル接触が反転層を横切る
多数キヤリヤの流れを制御する少数キヤリヤの源とし
て、働くからである。“反転層”はすべての二次元ガス
が反転を示すわけではないが、“二次元ガス”とよぶこ
ともできる。従つて、p−チヤネルBICMETは反転
層中に二次元正孔ガスを有し、n−チヤネルBICME
Tは二次元電子ガスを有する。ソースに対して用いた
“電気的接触”という用語は、反転層にはソースから直
接流れる少数キヤリヤが供給され、それによりエミツタ
からコレクタへの多数キヤリヤの流れを制御する。この
ことは、(エミツタからコレクタへ流れる)制御された
キヤリヤとは(反転層中の)制御キヤリヤが相対する伝
導形であることを示唆する。このことは、たとえばゲー
ト接地形態で動作する増加姿態電界効果トランジスタと
は異る。その場合、ソースからドレインへ流れる制御さ
れたキヤリヤは、ソースから(反転チヤネル中へ)流れ
る制御キヤリヤと同一で、従つて制御キヤリヤ及び制御
されたキヤリヤの両方が同じ伝導形である。ここで用い
るように、“動作電位”という用語は、多数キヤリヤを
エミツタからコレクタへ流す電圧を、エミツタとコレク
タ間に印加することをさす。ソース、エミツタ及びコレ
クタに対する外部から印加された電位が存在しないこと
は、ここでは“静止”状態とよび、デバイスもまた“静
止”しているとよばれる。
エネルギー帯ダイヤグラム 平衡条件下のBICMETに必要とされるエネルギー帯
が、第2図のエネルギーダイヤグラムで示されている。
明確にするため、いずれもこれらの材料に許される定義
たとえば、両方が半導体であるとか半絶縁体であるとい
う定義には、必ずしもあてはまらないとしても、ここで
はより広い禁制帯の材料(薄膜障壁層14)を“半絶縁
体”とよび、禁制帯の狭い方の材料10を“半導体”と
よぶ。更に、これらの用語は抵抗率の差を意味しない。
なぜならば、いずれかが他方より、より大きな抵抗率を
もつかあるいは、それらが同程度の抵抗率をもつてもよ
いからである。加えて、“狭禁制帯”及び“広禁制帯”
という用語は、反転層付近の材料について定義される。
なぜならば、以下で更に説明するように、結晶組成又は
ドーピングレベルの変化により、禁制帯は反転層から離
れて、いずれかの領域中で傾斜させることができるから
である。解析のため、半導体材料は動作バイアス下で、
その表面に形成される空乏層を伴うよう十分厚いと仮定
する。他方、半絶縁体は十分薄く、(a)その中の電界は
本質的に一定である。(b)電子と正孔は、本質的に散乱
されることなく、通過する。すなわち、伝導プロセスは
熱電子的である。(c)再結合及び空間電荷効果は無視で
きると仮定する。半絶縁体の典型的な厚さは、70オン
グストロームないし1000オングストロームの範囲
で、より典型的には150ないし400オングストロー
ムである。
が、第2図のエネルギーダイヤグラムで示されている。
明確にするため、いずれもこれらの材料に許される定義
たとえば、両方が半導体であるとか半絶縁体であるとい
う定義には、必ずしもあてはまらないとしても、ここで
はより広い禁制帯の材料(薄膜障壁層14)を“半絶縁
体”とよび、禁制帯の狭い方の材料10を“半導体”と
よぶ。更に、これらの用語は抵抗率の差を意味しない。
なぜならば、いずれかが他方より、より大きな抵抗率を
もつかあるいは、それらが同程度の抵抗率をもつてもよ
いからである。加えて、“狭禁制帯”及び“広禁制帯”
という用語は、反転層付近の材料について定義される。
なぜならば、以下で更に説明するように、結晶組成又は
ドーピングレベルの変化により、禁制帯は反転層から離
れて、いずれかの領域中で傾斜させることができるから
である。解析のため、半導体材料は動作バイアス下で、
その表面に形成される空乏層を伴うよう十分厚いと仮定
する。他方、半絶縁体は十分薄く、(a)その中の電界は
本質的に一定である。(b)電子と正孔は、本質的に散乱
されることなく、通過する。すなわち、伝導プロセスは
熱電子的である。(c)再結合及び空間電荷効果は無視で
きると仮定する。半絶縁体の典型的な厚さは、70オン
グストロームないし1000オングストロームの範囲
で、より典型的には150ないし400オングストロー
ムである。
ここで用いる記号を、以下の表で定義する。* という上に添えた記号は、平衡での値を意味すること
に注意されたい。
に注意されたい。
記号表 A デバイス面積 A* リチヤードソン定数(120Acm2/K2) Ci 半絶縁層の容量 d 半絶縁層の厚さ Dp、Dn n形(p形)半導体領域中の正孔(電子)の
拡散定数 EFn n形半導体バルク中のフエルミレベル ΔEFn n形半導体中のフエルミレベルと伝導帯の
曲りの間のエネルギー差 Ec、Ev、Eci、Evi それぞれ半導体及び半絶縁体中の伝導
(価電子)帯エネルギー Eg、Egi それぞれ半導体及び半絶縁体の禁制帯エネル
ギー Ei* 半絶縁体中の平衡電界(=−Vi/d) εs 半導体誘電定数 G BICMETのdc電流利得 Ic、IF、Is それぞれ、コレクタ、エミツタ、ソース電流 Jpc、Ipc ソースからコレクタへの正孔電流成分(それ
ぞれ密度及び全電流) Jpi、Ipi 半絶縁体中の正孔電流密度及び全正孔電流 Jg、Ig コレクタ空乏領域中の(それぞれ)発生電流
密度及び電流 Jni、Ini 半絶縁体中の電子電流密度及び全電流 JE エミツタ電流密度 Jc コレクタ電流密度 Lp n形半導体中の正孔拡散長 mc 電子の有効質量 Nc 半絶縁体又は半導体の伝導帯における状態密
度(便利のため、同じと仮定する、) Nv 半絶縁体又は半導体の価電子帯中の状態密度
(便利のため同じと仮定する、) Nd、Ndi それぞれ半導体及び半絶縁体中のドナ密度 ni 半導体真性キヤリヤ密度 φs 半導体空乏領域の電圧帯曲り 2φF バルク半導体中の平衡フエルミエネルギーの
2倍 φc=-qVi*+φn 半導体半絶縁体界面における電子障壁
高さ φn 金属半絶縁体界面における電子に対する小障
壁 φp 半導体半絶縁体界面における正孔に対するエ
ネルギー障壁 ΔEc、ΔEv 半導体及び半絶縁体間双壁の伝導(価電
子)帯不連続;第2図参照 φs* 半導体の平衡表面電位 Δφs バイアス下の半導体の表面電位の変化 -qVi*=φc−φn ゼロバイアス印加時の半絶縁体中の
電圧降下 po 正孔の表面密度(cm-3) pno n形半導体中の正孔のバルク密度 po* 半導体表面における正孔の平衡密度 p(xd) 空乏領域の端部における正孔キヤリヤ密度 Qc バイアスを印加した半導体中の単位面積当り
の電荷 Qs* バイアスが印加されていない時の半導体中の
単位面積当りの電荷 q 電子の電荷 Qi、Qi* 半導体界面における単位面積当りの不動電荷
及び単位面積当りの平衡不動電荷 Qinv、Qinv* 半導体中の単位面積当りの不動電荷及び単
位面積当りの平衡可動電荷 Qd 半導体中の単位面積当りの空乏電荷 Qst バイアス下のBICMET中の単位面積当り
の全蓄積電荷(=Qs-Qs*) Qsti バイアス下のBICMET中の単位面積当り
の蓄積可動電荷(=Qi-Qi*) Roe エミツタ接地出力抵抗 τg 半導体の発生寿命 Vs 飽和速度(Si−SIPOS界面又はAlGaAs-G
aAs界面では107cm/secととる) Vtp、Vth 半絶縁体中の(それぞれ)正孔、電子の熱速
度 Vi、Vi* 半絶縁性障壁層にかかる電圧及び平衡電圧 ΔVi Vi−Vi* Vsc ソース−コレクタ電圧 VsE ソース−エミツタ電圧 VcE コレクタ−エミツタ電圧 Xd コレクタ空乏幅 β q/kT k ボルツマン定数 T 絶対温度 εp 価電子帯上のアレクセプタエネルギー準位 ΔEiΔEi* 価電子帯に対する位置及び平衡位置及び平
衡位置フエルミ準位 BICMETの最も大きな特徴は、コレクタ空乏領域が
典型的な場合、バイアスのない時すなわち静止状態にお
いてすら、半絶縁体界面まで、本質的に延びることであ
る。半導体の伝導帯のエネルギーレベルは、表面に近づ
くにつれ、連続的に増加し、表面において反転層が存在
する。ここで用いるように“反転”というのは半絶縁体
と界面をなす半導体表面における電界印加層をさし、層
は半導体のバルクとは相対する伝導形をもつ。典型的な
実施例において、表面電位(φs*)の絶対値は、バイア
ス電圧を印加しない半導体バルクのフエルミレベルの2
倍(2φF)より大きく、それにより理想的なMOS空
乏トランジスタと同様のエネルギー帯を生じる。反転層
の形成は典型的な場合、電荷の堆積(たとえばイオン注
入、分子ビームエピタキシー又は他の不純物ドーピング
法)により、部分的に達成される。界面からの堆積電荷
の深さは、1019キヤリヤ/cm-3の堆積電荷密度の場
合、典型的には100オングストローム以下である。し
かし、堆積領域に荷電キヤリヤが電気的に空乏状態であ
る限り、より深くすることは可能である。また、広禁制
帯及び狭禁制帯材料を、十分な仕事関数差をもつよう
に、すなわち異なるフエルミレベルをもち、反転が起る
ように選択することにより、少くともその一部分達成す
ることが可能である。(ここに示した材料はほぼ同程度
のフエルミレベルを有し、そのため電荷堆積を用いるこ
とについては、以下で述べる。)しかし、反転はまた、
以下で更に述べるように、短チヤネル効果又は動作バイ
アスにより、全部又は一部が達成できる。反転層のいず
れかの側の材料の禁制帯の差による価電子帯又は伝導帯
間の不連続により、反転電荷の閉じ込めができる。この
目的のため、p−チヤネルBICMETの場合の価電子
帯エネルギー差(ΔEv)又はn−チヤネルBICMET
の場合の伝導帯エネルギー差(ΔEc)は、少くとも0.
025電子ボルトである。たとえば、0.05電子ボル
トの差により、反転層中の反転電荷の約87パーセント
を保持できると見積られる。
拡散定数 EFn n形半導体バルク中のフエルミレベル ΔEFn n形半導体中のフエルミレベルと伝導帯の
曲りの間のエネルギー差 Ec、Ev、Eci、Evi それぞれ半導体及び半絶縁体中の伝導
(価電子)帯エネルギー Eg、Egi それぞれ半導体及び半絶縁体の禁制帯エネル
ギー Ei* 半絶縁体中の平衡電界(=−Vi/d) εs 半導体誘電定数 G BICMETのdc電流利得 Ic、IF、Is それぞれ、コレクタ、エミツタ、ソース電流 Jpc、Ipc ソースからコレクタへの正孔電流成分(それ
ぞれ密度及び全電流) Jpi、Ipi 半絶縁体中の正孔電流密度及び全正孔電流 Jg、Ig コレクタ空乏領域中の(それぞれ)発生電流
密度及び電流 Jni、Ini 半絶縁体中の電子電流密度及び全電流 JE エミツタ電流密度 Jc コレクタ電流密度 Lp n形半導体中の正孔拡散長 mc 電子の有効質量 Nc 半絶縁体又は半導体の伝導帯における状態密
度(便利のため、同じと仮定する、) Nv 半絶縁体又は半導体の価電子帯中の状態密度
(便利のため同じと仮定する、) Nd、Ndi それぞれ半導体及び半絶縁体中のドナ密度 ni 半導体真性キヤリヤ密度 φs 半導体空乏領域の電圧帯曲り 2φF バルク半導体中の平衡フエルミエネルギーの
2倍 φc=-qVi*+φn 半導体半絶縁体界面における電子障壁
高さ φn 金属半絶縁体界面における電子に対する小障
壁 φp 半導体半絶縁体界面における正孔に対するエ
ネルギー障壁 ΔEc、ΔEv 半導体及び半絶縁体間双壁の伝導(価電
子)帯不連続;第2図参照 φs* 半導体の平衡表面電位 Δφs バイアス下の半導体の表面電位の変化 -qVi*=φc−φn ゼロバイアス印加時の半絶縁体中の
電圧降下 po 正孔の表面密度(cm-3) pno n形半導体中の正孔のバルク密度 po* 半導体表面における正孔の平衡密度 p(xd) 空乏領域の端部における正孔キヤリヤ密度 Qc バイアスを印加した半導体中の単位面積当り
の電荷 Qs* バイアスが印加されていない時の半導体中の
単位面積当りの電荷 q 電子の電荷 Qi、Qi* 半導体界面における単位面積当りの不動電荷
及び単位面積当りの平衡不動電荷 Qinv、Qinv* 半導体中の単位面積当りの不動電荷及び単
位面積当りの平衡可動電荷 Qd 半導体中の単位面積当りの空乏電荷 Qst バイアス下のBICMET中の単位面積当り
の全蓄積電荷(=Qs-Qs*) Qsti バイアス下のBICMET中の単位面積当り
の蓄積可動電荷(=Qi-Qi*) Roe エミツタ接地出力抵抗 τg 半導体の発生寿命 Vs 飽和速度(Si−SIPOS界面又はAlGaAs-G
aAs界面では107cm/secととる) Vtp、Vth 半絶縁体中の(それぞれ)正孔、電子の熱速
度 Vi、Vi* 半絶縁性障壁層にかかる電圧及び平衡電圧 ΔVi Vi−Vi* Vsc ソース−コレクタ電圧 VsE ソース−エミツタ電圧 VcE コレクタ−エミツタ電圧 Xd コレクタ空乏幅 β q/kT k ボルツマン定数 T 絶対温度 εp 価電子帯上のアレクセプタエネルギー準位 ΔEiΔEi* 価電子帯に対する位置及び平衡位置及び平
衡位置フエルミ準位 BICMETの最も大きな特徴は、コレクタ空乏領域が
典型的な場合、バイアスのない時すなわち静止状態にお
いてすら、半絶縁体界面まで、本質的に延びることであ
る。半導体の伝導帯のエネルギーレベルは、表面に近づ
くにつれ、連続的に増加し、表面において反転層が存在
する。ここで用いるように“反転”というのは半絶縁体
と界面をなす半導体表面における電界印加層をさし、層
は半導体のバルクとは相対する伝導形をもつ。典型的な
実施例において、表面電位(φs*)の絶対値は、バイア
ス電圧を印加しない半導体バルクのフエルミレベルの2
倍(2φF)より大きく、それにより理想的なMOS空
乏トランジスタと同様のエネルギー帯を生じる。反転層
の形成は典型的な場合、電荷の堆積(たとえばイオン注
入、分子ビームエピタキシー又は他の不純物ドーピング
法)により、部分的に達成される。界面からの堆積電荷
の深さは、1019キヤリヤ/cm-3の堆積電荷密度の場
合、典型的には100オングストローム以下である。し
かし、堆積領域に荷電キヤリヤが電気的に空乏状態であ
る限り、より深くすることは可能である。また、広禁制
帯及び狭禁制帯材料を、十分な仕事関数差をもつよう
に、すなわち異なるフエルミレベルをもち、反転が起る
ように選択することにより、少くともその一部分達成す
ることが可能である。(ここに示した材料はほぼ同程度
のフエルミレベルを有し、そのため電荷堆積を用いるこ
とについては、以下で述べる。)しかし、反転はまた、
以下で更に述べるように、短チヤネル効果又は動作バイ
アスにより、全部又は一部が達成できる。反転層のいず
れかの側の材料の禁制帯の差による価電子帯又は伝導帯
間の不連続により、反転電荷の閉じ込めができる。この
目的のため、p−チヤネルBICMETの場合の価電子
帯エネルギー差(ΔEv)又はn−チヤネルBICMET
の場合の伝導帯エネルギー差(ΔEc)は、少くとも0.
025電子ボルトである。たとえば、0.05電子ボル
トの差により、反転層中の反転電荷の約87パーセント
を保持できると見積られる。
従つて、BICMETはベース−エミツタp-n接合をヘ
テロ接合(すなわち、異なる禁制帯エネルギーを有する
半導体間の接合)で置きかえた単なるバイポーラ接合ト
ランジスタとは、著しく異る。従つて、ヘテロ接合トラ
ンジスタは、典型的な場合、バイポーラ接合トランジス
タに付随した問題を有し、加えて避けられない格子不整
によるヘテロ接合界面における再結合の困難な問題をも
つ。他方、BICMETはベースをもたず、バイポーラ
接合トランジスタ及びヘテロ接合バイポーラ接合トラン
ジスタとは異り、同じ形(たとえばn形)の二つの接す
る層から成る。BICMETの反転層は半導体の相対す
るドーピングにより形成してもよいが、通常のバイポー
ラトランジスタのベースは、動作バイアスにより注入さ
れる電荷より、はるかに高い静止キヤリヤ密度をもつよ
うに、形成される。たとえば、バイポーラトランジスタ
のベース中のキヤリヤ密度は、典型的な場合、約10
17ないし1018キヤリヤ/cm3で、動作中注入され
る電荷密度は、典型的な場合、一桁下である。それに対
し、BICMETにおいては、動作中の反転層内のキヤ
リヤ密度は、典型的な場合、堆積された電荷による静止
キヤリヤ密度の、少くとも10倍、しばしば100倍以
上である。たとえば、反転層は半導体−半絶縁体界面か
ら、100オングストローム以下、典型的な場合50オ
ングストローム以下しか延びない。従つて、一例として
1018キヤリヤ/cm3の正孔キヤリヤ密度(po*)は、
一例としての30オングストロームの厚さの反転層中
に、約3×1012キヤリヤ/cm2だけのシート電荷を
発生させるだけである。これは動作中ソースから反転層
に注入された電荷(p−チヤネルBICMETの場合正
孔)密度より、本質的に低い。更に、動作バイアス電位
は反転のレベルを増し、それは本質的に背景となる電荷
より高い電荷密度を発生する。
テロ接合(すなわち、異なる禁制帯エネルギーを有する
半導体間の接合)で置きかえた単なるバイポーラ接合ト
ランジスタとは、著しく異る。従つて、ヘテロ接合トラ
ンジスタは、典型的な場合、バイポーラ接合トランジス
タに付随した問題を有し、加えて避けられない格子不整
によるヘテロ接合界面における再結合の困難な問題をも
つ。他方、BICMETはベースをもたず、バイポーラ
接合トランジスタ及びヘテロ接合バイポーラ接合トラン
ジスタとは異り、同じ形(たとえばn形)の二つの接す
る層から成る。BICMETの反転層は半導体の相対す
るドーピングにより形成してもよいが、通常のバイポー
ラトランジスタのベースは、動作バイアスにより注入さ
れる電荷より、はるかに高い静止キヤリヤ密度をもつよ
うに、形成される。たとえば、バイポーラトランジスタ
のベース中のキヤリヤ密度は、典型的な場合、約10
17ないし1018キヤリヤ/cm3で、動作中注入され
る電荷密度は、典型的な場合、一桁下である。それに対
し、BICMETにおいては、動作中の反転層内のキヤ
リヤ密度は、典型的な場合、堆積された電荷による静止
キヤリヤ密度の、少くとも10倍、しばしば100倍以
上である。たとえば、反転層は半導体−半絶縁体界面か
ら、100オングストローム以下、典型的な場合50オ
ングストローム以下しか延びない。従つて、一例として
1018キヤリヤ/cm3の正孔キヤリヤ密度(po*)は、
一例としての30オングストロームの厚さの反転層中
に、約3×1012キヤリヤ/cm2だけのシート電荷を
発生させるだけである。これは動作中ソースから反転層
に注入された電荷(p−チヤネルBICMETの場合正
孔)密度より、本質的に低い。更に、動作バイアス電位
は反転のレベルを増し、それは本質的に背景となる電荷
より高い電荷密度を発生する。
得られた静止反転チヤネルには、このようにデバイスが
バイアスされた時、チヤネル接触から正孔が供給され
る。反転の条件により、界面状態中の電荷の再結合及び
捕獲が、本質的に減少する。再結合及び捕獲の減少はま
た、この目的に必要な反転の大きさを減す可能性のある
他の技術(たとえば、Si/SIPOS界面の場合、水素
アニーリング)によつても実現される。半絶縁体中の平
衡電界Ei*は正である。すなわち平衡半絶縁体電圧は
負、Vi*<0である。上で述べたように、反転チヤネル
は少くとも一部はバイアス電圧を印加しないで存在する
ように形成される。これは半導体又は半絶縁体又は両方
の界面に電荷を堆積することにより、実現される。典型
的な場合、p−チヤネルBICMETにおいては、反転
層中のフエルミレベルが価電子帯の0.2電子ボルト以
内、n−チヤネルデバイスの場合、伝導帯の0.2電子
ボルト以内になるように、最も典型的な場合、それらの
値が0.05ないし0.1電子ボルト以内になるように十分
な電荷が堆積される。
バイアスされた時、チヤネル接触から正孔が供給され
る。反転の条件により、界面状態中の電荷の再結合及び
捕獲が、本質的に減少する。再結合及び捕獲の減少はま
た、この目的に必要な反転の大きさを減す可能性のある
他の技術(たとえば、Si/SIPOS界面の場合、水素
アニーリング)によつても実現される。半絶縁体中の平
衡電界Ei*は正である。すなわち平衡半絶縁体電圧は
負、Vi*<0である。上で述べたように、反転チヤネル
は少くとも一部はバイアス電圧を印加しないで存在する
ように形成される。これは半導体又は半絶縁体又は両方
の界面に電荷を堆積することにより、実現される。典型
的な場合、p−チヤネルBICMETにおいては、反転
層中のフエルミレベルが価電子帯の0.2電子ボルト以
内、n−チヤネルデバイスの場合、伝導帯の0.2電子
ボルト以内になるように、最も典型的な場合、それらの
値が0.05ないし0.1電子ボルト以内になるように十分
な電荷が堆積される。
反転は短チヤネル効果によつても、全体又は一部が実現
できる。これはチヤネル長に対し、ソース−コレクタ接
合を深く作ること、又はチヤネルを比較的短く作ること
によつて導入できる。すると、ソース−コレクタp−n
接合による空乏領域は、半絶縁体及び半導体間の界面の
限界まで、本質的に延びる。空乏領域端における電界
は、界面に堆積された電荷や動作電位が無い場合です
ら、反転を起すことができる。事実、0.1ミクロンオ
ーダーのチヤネル長において、反転を実現するために、
界面にドーピングを追加(すなわち電荷堆積)する必要
はない。上で述べたように、動作電位はまた、反転電荷
を増すようにも動作し、デバイスに電圧を印加すること
によつても、反転全体を達成することが可能である。し
かし、これは典型的な場合、ターンオン電圧(VcE、カ
ツトイン)を増すことになり、それは多くの場合望まし
くないが、他の場合には許容できたり、あるいは望まし
い。
できる。これはチヤネル長に対し、ソース−コレクタ接
合を深く作ること、又はチヤネルを比較的短く作ること
によつて導入できる。すると、ソース−コレクタp−n
接合による空乏領域は、半絶縁体及び半導体間の界面の
限界まで、本質的に延びる。空乏領域端における電界
は、界面に堆積された電荷や動作電位が無い場合です
ら、反転を起すことができる。事実、0.1ミクロンオ
ーダーのチヤネル長において、反転を実現するために、
界面にドーピングを追加(すなわち電荷堆積)する必要
はない。上で述べたように、動作電位はまた、反転電荷
を増すようにも動作し、デバイスに電圧を印加すること
によつても、反転全体を達成することが可能である。し
かし、これは典型的な場合、ターンオン電圧(VcE、カ
ツトイン)を増すことになり、それは多くの場合望まし
くないが、他の場合には許容できたり、あるいは望まし
い。
BICMETの全電位を実現するために、チヤネル接触は反転
層に対する良好な電気的接触となるべきである。これは
エミツタに対するチヤネル接触の自己整合により得るの
が有利である。すると、チヤネル接触のp拡散は、半絶
縁体−半導体界面における反転層に、電気的に作用す
る。第1図を参照のこと。良好な電気的作用を確実にす
るために、金属性エミツタの場合、ある程度チヤネル接
触と重ねることが可能である。これはたとえば(P)ドー
パントを半絶縁体領域の端部下に、拡散させるため、チ
ヤネル接触領域を加熱することにより、実現される。し
かし、重畳部分を増すと、デバイスの寄生入力容量が増
すことになる。半絶縁体の端部から、短距離チヤネル接
触を離すことも可能である。ソース−コレクタ接合に付
随した空乏幅までの距離なら、恐らくそれを越えても、
抵抗の増加により、チヤネル接触から反転層への電気的
作用が、実効的に除かれるまで、許容できると見積られ
る。この空乏幅は典型的な場合、1000オングストロ
ームのオーダーである。チヤネル接触と反転層間の任意
の障壁は、典型的な場合拡散障壁のみにすべきで、電界
依存性の導電領域は存在すべきでない。しかし、制御の
ため電界依存の導電領域を用いることができる。すなわ
ち、金属層は二つ(又はそれ以上)の領域に分割でき、
つけ加えた制御電極(図示されていない)は、第1図か
らわかるように、ソース及びエミツタ接触間の領域に接
することができる。これらの金属領域はそれらの端部で
ある程度重ねることができ、しかも誘電体で分離でき、
従つて制御電極及びエミツタ電極を分離する。この制御
電極に適当な電圧を印加すると、その下に反転層を発生
又は増大させることができ、ソースからエミツタ下の反
転層への電気的作用を起すことができる。あるいはこの
制御電極に相対する電圧を印加すると、そうでなければ
存在する反転層へのそのような作用を、減したり除去し
たりできる。第1図は単一チヤネル接触を示すが、半絶
縁体の周辺に接触を加えることにも注意すべきである。
事実、反転層への作用を改善するため、半絶縁体周囲
に、連続した環状チヤネル接触を設けることができる。
層に対する良好な電気的接触となるべきである。これは
エミツタに対するチヤネル接触の自己整合により得るの
が有利である。すると、チヤネル接触のp拡散は、半絶
縁体−半導体界面における反転層に、電気的に作用す
る。第1図を参照のこと。良好な電気的作用を確実にす
るために、金属性エミツタの場合、ある程度チヤネル接
触と重ねることが可能である。これはたとえば(P)ドー
パントを半絶縁体領域の端部下に、拡散させるため、チ
ヤネル接触領域を加熱することにより、実現される。し
かし、重畳部分を増すと、デバイスの寄生入力容量が増
すことになる。半絶縁体の端部から、短距離チヤネル接
触を離すことも可能である。ソース−コレクタ接合に付
随した空乏幅までの距離なら、恐らくそれを越えても、
抵抗の増加により、チヤネル接触から反転層への電気的
作用が、実効的に除かれるまで、許容できると見積られ
る。この空乏幅は典型的な場合、1000オングストロ
ームのオーダーである。チヤネル接触と反転層間の任意
の障壁は、典型的な場合拡散障壁のみにすべきで、電界
依存性の導電領域は存在すべきでない。しかし、制御の
ため電界依存の導電領域を用いることができる。すなわ
ち、金属層は二つ(又はそれ以上)の領域に分割でき、
つけ加えた制御電極(図示されていない)は、第1図か
らわかるように、ソース及びエミツタ接触間の領域に接
することができる。これらの金属領域はそれらの端部で
ある程度重ねることができ、しかも誘電体で分離でき、
従つて制御電極及びエミツタ電極を分離する。この制御
電極に適当な電圧を印加すると、その下に反転層を発生
又は増大させることができ、ソースからエミツタ下の反
転層への電気的作用を起すことができる。あるいはこの
制御電極に相対する電圧を印加すると、そうでなければ
存在する反転層へのそのような作用を、減したり除去し
たりできる。第1図は単一チヤネル接触を示すが、半絶
縁体の周辺に接触を加えることにも注意すべきである。
事実、反転層への作用を改善するため、半絶縁体周囲
に、連続した環状チヤネル接触を設けることができる。
典型的な実施例において、BICMETのエミツタはチ
ヤネル接触とは異なる高さに形成される。第1図を参照
のこと。このことによりチヤネル接触を半絶縁体によ
り、金属性エミツタから分離でき、従つて高ソース−エ
ミツタ漏れ電流を避けることができる。更に、この非平
坦形状により、上で注意したように、自己整合のように
して、ソースを反転層に接触させることができる。この
形状はp−n接合がベースをエミツタから分離している
バイポーラトランジスタの典型的なプレーナ形状とは異
なることに注意されたい。“エミツタダウン”とよばれ
る別の実施例において、エミツタは基板中に形成され、
コレクタは基板上のメサ上に形成される。メサから短距
離離れたエミツタ接触は、エミツタに接触するが、基板
上のチヤネル接触は、前述のように反転層に接触する。
しかし、他の形状も可能である。
ヤネル接触とは異なる高さに形成される。第1図を参照
のこと。このことによりチヤネル接触を半絶縁体によ
り、金属性エミツタから分離でき、従つて高ソース−エ
ミツタ漏れ電流を避けることができる。更に、この非平
坦形状により、上で注意したように、自己整合のように
して、ソースを反転層に接触させることができる。この
形状はp−n接合がベースをエミツタから分離している
バイポーラトランジスタの典型的なプレーナ形状とは異
なることに注意されたい。“エミツタダウン”とよばれ
る別の実施例において、エミツタは基板中に形成され、
コレクタは基板上のメサ上に形成される。メサから短距
離離れたエミツタ接触は、エミツタに接触するが、基板
上のチヤネル接触は、前述のように反転層に接触する。
しかし、他の形状も可能である。
p−チヤネルBICMET中のソース電流と、p−MO
Sトランジスタのソース(又はチヤネル)電流の間に
は、類似性のあることに気がつく。なぜならば、両者と
も半導体表面におけるp−チヤネル反転層中を流れる電
流を供給するからである。しかし、BICMETはドレ
インを必要としない。その理由はソース電流が半絶縁体
を貫いてエミツタに流れることにある。これにより、B
ICMETにはMOSトランジスタに比べて、(中で
も)特に二つの利点がある。すなわち、(a)MOSパン
チスルーの現象は存在しない。これは寸法縮小に重要な
意味がある。;(b)デバイスはチヤネル電荷が流れ始め
ると直ちにターンオンを始める。従つて、MOSチヤネ
ル中のソースからドレインへの電荷の移動に付随した時
間遅れは、(BICMETのエミツタからコレクタへ移
動する電子のはるかに短い遅延時間があるが、これは典
型的な場合600オングストロームの距離である)除か
れる。BICMETはMOS又はバイポーラトランジス
タのパンチスルーの制約は持たないから、はるかに小さ
な寸法まで縮小してもよい。事実、0.1μm以下の範
囲まで横方向寸法を縮小するのに、妨げは見当らない。
Sトランジスタのソース(又はチヤネル)電流の間に
は、類似性のあることに気がつく。なぜならば、両者と
も半導体表面におけるp−チヤネル反転層中を流れる電
流を供給するからである。しかし、BICMETはドレ
インを必要としない。その理由はソース電流が半絶縁体
を貫いてエミツタに流れることにある。これにより、B
ICMETにはMOSトランジスタに比べて、(中で
も)特に二つの利点がある。すなわち、(a)MOSパン
チスルーの現象は存在しない。これは寸法縮小に重要な
意味がある。;(b)デバイスはチヤネル電荷が流れ始め
ると直ちにターンオンを始める。従つて、MOSチヤネ
ル中のソースからドレインへの電荷の移動に付随した時
間遅れは、(BICMETのエミツタからコレクタへ移
動する電子のはるかに短い遅延時間があるが、これは典
型的な場合600オングストロームの距離である)除か
れる。BICMETはMOS又はバイポーラトランジス
タのパンチスルーの制約は持たないから、はるかに小さ
な寸法まで縮小してもよい。事実、0.1μm以下の範
囲まで横方向寸法を縮小するのに、妨げは見当らない。
上で注意したように、反転層の形成は典型的な場合、
“短チヤネル”効果により、より小さな寸法で増進され
る。第1図を参照すると、空乏領域は堆積した反転電荷
が存在しなくとも、あるいはデバイスに動作電位が印加
されていなくても、半絶縁体下のソース(p+拡散)か
ら延びる。これはもちろん、p−n接合における空乏領
域の通常の形成にもなる。キヤリヤが接合を横切り、静
電的な力が拡散の力と平衡状態を作るまで移行する。よ
り小さなデバイス形状において、ソース(p+拡散)は
典型的な場合半絶縁体の幅に対し、より深くなる。従つ
て、空乏領域は半絶縁体の下に、ある種の形状において
はそれが半絶縁体下全体に延びるまで、更に延びる。す
なわち、それは半導体−半絶縁体界面の限界まで延び
る。反転層は界面における空乏領域とほぼ同じ大きさで
あるので、この短チヤネル効果はそれ自身、所望の反転
層を生じる。もちろん、反転は上で述べたように、動作
電位が印加された時、更に強まる。
“短チヤネル”効果により、より小さな寸法で増進され
る。第1図を参照すると、空乏領域は堆積した反転電荷
が存在しなくとも、あるいはデバイスに動作電位が印加
されていなくても、半絶縁体下のソース(p+拡散)か
ら延びる。これはもちろん、p−n接合における空乏領
域の通常の形成にもなる。キヤリヤが接合を横切り、静
電的な力が拡散の力と平衡状態を作るまで移行する。よ
り小さなデバイス形状において、ソース(p+拡散)は
典型的な場合半絶縁体の幅に対し、より深くなる。従つ
て、空乏領域は半絶縁体の下に、ある種の形状において
はそれが半絶縁体下全体に延びるまで、更に延びる。す
なわち、それは半導体−半絶縁体界面の限界まで延び
る。反転層は界面における空乏領域とほぼ同じ大きさで
あるので、この短チヤネル効果はそれ自身、所望の反転
層を生じる。もちろん、反転は上で述べたように、動作
電位が印加された時、更に強まる。
半絶縁体の機能は、エミツタ及びコレクタ間に、ゼロ電
圧における電子に対する電位障壁(φn−qVi*)及び正
孔に対する電位障壁(φp)を形成することである。理
想的には、エミツタ/半絶縁体接触は、できるだけオー
ム性に近くすべきである。すなわち、φnは0.1電子
ボルト以下、好ましくは0.05電子ボルト以下にすべ
きである。その時、金属性エミツタ及び半絶縁体間の接
触電位は、外部回路に対して透明で、従つてφnに含ま
れないことに注意すべきである。デバイスの低“オン”
抵抗により、少くとも106A/CM2の飽和コレクタ電
流密度(すなわちVi>Vi(on)の時)とより広い禁制帯の
領域を移動する少くとも1018キヤリヤ/cm3のキヤリ
ヤ密度が可能になる。これらの障壁及び構造を実際に完
成させるための条件については、以下で更に述べる。
圧における電子に対する電位障壁(φn−qVi*)及び正
孔に対する電位障壁(φp)を形成することである。理
想的には、エミツタ/半絶縁体接触は、できるだけオー
ム性に近くすべきである。すなわち、φnは0.1電子
ボルト以下、好ましくは0.05電子ボルト以下にすべ
きである。その時、金属性エミツタ及び半絶縁体間の接
触電位は、外部回路に対して透明で、従つてφnに含ま
れないことに注意すべきである。デバイスの低“オン”
抵抗により、少くとも106A/CM2の飽和コレクタ電
流密度(すなわちVi>Vi(on)の時)とより広い禁制帯の
領域を移動する少くとも1018キヤリヤ/cm3のキヤリ
ヤ密度が可能になる。これらの障壁及び構造を実際に完
成させるための条件については、以下で更に述べる。
平衡電荷及び電圧分布 ここでのすべてのエネルギーダイヤグラムにおいて、図
示されるように右に向つて上へ傾斜するエネルギー帯
は、その領域にかかる負の電圧降下、すなわち正電界を
意味し、右へ向つて下方へ傾斜するエネルギー帯は、正
の電圧変化すなわち負電界を意味する。従つて、たとえ
ば第2図において、φs*は正の量で、Vi*は負である。
BICMETの場合の平衡電荷関係は Qe*+Qs*+Qi*=0 (1) である。ここで、Qe*、Qs*及びQi*はエミツタ上、コレ
クタ(半導体)中及び半絶縁体−半導体界面における単
位面積当りの電荷である。平衡条件下で半導体の表面は
深く反転し、従つて次のようになる。
示されるように右に向つて上へ傾斜するエネルギー帯
は、その領域にかかる負の電圧降下、すなわち正電界を
意味し、右へ向つて下方へ傾斜するエネルギー帯は、正
の電圧変化すなわち負電界を意味する。従つて、たとえ
ば第2図において、φs*は正の量で、Vi*は負である。
BICMETの場合の平衡電荷関係は Qe*+Qs*+Qi*=0 (1) である。ここで、Qe*、Qs*及びQi*はエミツタ上、コレ
クタ(半導体)中及び半絶縁体−半導体界面における単
位面積当りの電荷である。平衡条件下で半導体の表面は
深く反転し、従つて次のようになる。
(補遺の式A36を参照のこと) ここで、Po*すなわち界面における平衡正孔密度は、次
式で与えられる。
式で与えられる。
半絶縁体中の平衡電界は正であるから、Qe>0であり、
Qs*>0であるから(1)よりQi*=-(Qe*+Qs*)で、そのた
め図示されたエネルギー帯構造ではQi*<0であること
は注意する価値がある。
Qs*>0であるから(1)よりQi*=-(Qe*+Qs*)で、そのた
め図示されたエネルギー帯構造ではQi*<0であること
は注意する価値がある。
平衡表面電位はφs*及び半絶縁体電圧Vi*は、以下の関
係がある。
係がある。
ここで、ψmsは金属の仕事関数(ψm)と半導体の仕事関
数(ψs)の差である; ψms=ψm−ψs (5) Vi*及びφs*はφm及びφpと、次式の関係がある。
数(ψs)の差である; ψms=ψm−ψs (5) Vi*及びφs*はφm及びφpと、次式の関係がある。
φn=ΔEFn+ΔEc+qφs*+qVi* =ΔEFn+ΔEc+ψms
(6) 及び φp=-qVi*+ΔEv+Egs−qφs*−ΔEFn =ΔEv+Eqs−ΔEFn−ψms また、 Egi=φn+φp′ (7) であり、Vi*はQe*と次式の関係がある。
(6) 及び φp=-qVi*+ΔEv+Egs−qφs*−ΔEFn =ΔEv+Eqs−ΔEFn−ψms また、 Egi=φn+φp′ (7) であり、Vi*はQe*と次式の関係がある。
Vi*=Qe*/Ci (8) ここで、Ciは半絶縁体の単位面積当りの容量である。
動作原理 p−チヤネルBICMETはソース正孔電流を流すこと
により、電流増幅器として働き、それははるかに大きな
エミツタ−コレクタ電子電流を流す。(n−チヤネルB
ICMETは、ソース電子電流を流すことにより動作
し、はるかに大きなエミツタ−コレクタ正孔電流を流
す。)従つて、BICMETはバイポーラデバイスで、
それは電流利得を示し、そのため接合バイポーラトラン
ジスタと比較してもよい。しかし、バイポーラトランジ
スタに対してBICMETにはいくつかの著しい特徴が
ある。第1に、バイポーラトランジスタは中性ベースを
もつことに注意すべきである。すなわち、ベース領域は
電位勾配をもたない。(すなわち、エネルギー帯は平坦
である。)BICMETは中性ベースを持たない。すな
わち、それは界面の両側で電界をもつ。従つて、少数キ
ヤリヤ拡散、高レベル注入及びパンチスルーの現象を含
むベース中のエミツタ−コレクタ電流の伝導に付随した
すべての問題がBICMETには存在せず、あるいは少
くとも本質的に減少する。これらすべてのベースに関連
した問題は、中性ベースデバイスのスイツチング速度に
対し、重大な制約を与える。(界面における反転電荷を
作るための実際的な条件には、いくつかの望ましい特性
をある程度犠牲にすることが望ましいことがある。しか
し、界面近傍における中性領域が、100オングストロ
ーム以下、より典型的には30オングストローム以下の
厚さをもつように制限する。)30オングストローム以
下の厚さをもつように制限する。)第2に、エミツタは
金属で、その結果エミツタ抵抗は非常に低い。従つて、
半導体エミツタよりはるかに高い電流を流し、エミツタ
電荷蓄積は無視される。ここで用いるように、エミツタ
につけられた“金属性”という用語は、デバイス動作温
度において0.001Ω−cm以下の体積抵抗をもつ材料
をさす。それは典型的な場合20℃で100マイクロオ
ーム−cm以下の抵抗率をもつ本当の金属を含む。それは
また金属化合物(たとえばシリサイド)及び縮退するほ
どドープした半導体材料すなわちフエルミレベルが伝導
帯(n形)中又は価電子帯(p形)中にあるドープされ
た半導体を含んでもよい。
により、電流増幅器として働き、それははるかに大きな
エミツタ−コレクタ電子電流を流す。(n−チヤネルB
ICMETは、ソース電子電流を流すことにより動作
し、はるかに大きなエミツタ−コレクタ正孔電流を流
す。)従つて、BICMETはバイポーラデバイスで、
それは電流利得を示し、そのため接合バイポーラトラン
ジスタと比較してもよい。しかし、バイポーラトランジ
スタに対してBICMETにはいくつかの著しい特徴が
ある。第1に、バイポーラトランジスタは中性ベースを
もつことに注意すべきである。すなわち、ベース領域は
電位勾配をもたない。(すなわち、エネルギー帯は平坦
である。)BICMETは中性ベースを持たない。すな
わち、それは界面の両側で電界をもつ。従つて、少数キ
ヤリヤ拡散、高レベル注入及びパンチスルーの現象を含
むベース中のエミツタ−コレクタ電流の伝導に付随した
すべての問題がBICMETには存在せず、あるいは少
くとも本質的に減少する。これらすべてのベースに関連
した問題は、中性ベースデバイスのスイツチング速度に
対し、重大な制約を与える。(界面における反転電荷を
作るための実際的な条件には、いくつかの望ましい特性
をある程度犠牲にすることが望ましいことがある。しか
し、界面近傍における中性領域が、100オングストロ
ーム以下、より典型的には30オングストローム以下の
厚さをもつように制限する。)30オングストローム以
下の厚さをもつように制限する。)第2に、エミツタは
金属で、その結果エミツタ抵抗は非常に低い。従つて、
半導体エミツタよりはるかに高い電流を流し、エミツタ
電荷蓄積は無視される。ここで用いるように、エミツタ
につけられた“金属性”という用語は、デバイス動作温
度において0.001Ω−cm以下の体積抵抗をもつ材料
をさす。それは典型的な場合20℃で100マイクロオ
ーム−cm以下の抵抗率をもつ本当の金属を含む。それは
また金属化合物(たとえばシリサイド)及び縮退するほ
どドープした半導体材料すなわちフエルミレベルが伝導
帯(n形)中又は価電子帯(p形)中にあるドープされ
た半導体を含んでもよい。
以下の解析において、エミツタは接地されている(すな
わち、ソース及びコレクタ電位のみが変わると仮定し、
従つてすべての電圧はエミツタ電位を基準にする。バイ
アスの通常の条件下で、コレクタ及びソースは正にバイ
アスされる。
わち、ソース及びコレクタ電位のみが変わると仮定し、
従つてすべての電圧はエミツタ電位を基準にする。バイ
アスの通常の条件下で、コレクタ及びソースは正にバイ
アスされる。
オフ−状態Ic=0 第3図はオフ状態すなわちIs=0のデバイスを示す。コ
レクタに正電圧を印加すると、半絶縁体が漏れやすい性
質のため、半導体は部分的に空乏(φs>φs*)にな
る、言いかえると、定常状態において、半導体の空乏領
域中に発生した正孔は、半絶縁体を貫いて輸送され
る。; Jpi=Jg=qxdni/τg (9) ここで、Jpiは半絶縁体を貫いて流れる正孔電流で、J
gは空乏領域中に発生した電流、xdは半導体空乏領域
幅、niは真性キヤリヤ密度、τdは半導体寿命であ
る。
レクタに正電圧を印加すると、半絶縁体が漏れやすい性
質のため、半導体は部分的に空乏(φs>φs*)にな
る、言いかえると、定常状態において、半導体の空乏領
域中に発生した正孔は、半絶縁体を貫いて輸送され
る。; Jpi=Jg=qxdni/τg (9) ここで、Jpiは半絶縁体を貫いて流れる正孔電流で、J
gは空乏領域中に発生した電流、xdは半導体空乏領域
幅、niは真性キヤリヤ密度、τdは半導体寿命であ
る。
半絶縁体が発生したキヤリヤを輸送できるように、それ
は適当にバイアスしなければならない。このことは反転
層内に反転電荷を蓄積し、次式(A2参照)で与えられ
る電圧津降下を発生させることにより、実現される。
は適当にバイアスしなければならない。このことは反転
層内に反転電荷を蓄積し、次式(A2参照)で与えられ
る電圧津降下を発生させることにより、実現される。
Vi−Vi*=(Qs−Qs*)/Ci (10) ここで、Viは半絶縁体にかかる電圧降下、Ciは半絶
縁体の容量、Qs−Qs*はバイアス下の半導体電荷の変化
である。ここで、Qsは次式で与えられる。
縁体の容量、Qs−Qs*はバイアス下の半導体電荷の変化
である。ここで、Qsは次式で与えられる。
(A3a参照) Jniは以下で簡単に述べるように、半絶縁体電子電流で
ある。
ある。
絶縁体がViにバイアスされた時、反転層からエミツタ
への正孔流に対する障壁は、ΔViだけ低くなる。従つ
て、反転層中の正孔は半絶縁体中に注入され、半絶縁体
を貫くエミツタへの正孔の正味の流れが生じる。正孔の
流れは次式(A18参照)で与えられる電流密度Jpiを
もたらす。
への正孔流に対する障壁は、ΔViだけ低くなる。従つ
て、反転層中の正孔は半絶縁体中に注入され、半絶縁体
を貫くエミツタへの正孔の正味の流れが生じる。正孔の
流れは次式(A18参照)で与えられる電流密度Jpiを
もたらす。
Vi*及びQs*、φs*、po*は製作プロセスにより、あらか
じめ決る量であるから、式(1−5)によりpoとViを
決ることができる。
じめ決る量であるから、式(1−5)によりpoとViを
決ることができる。
同様に、半絶縁体にバイアスを印加すると、エミツタか
らコレクタへの電子の流れに対する障壁が減少し、次式
の正味の電子流が生じる。(A18参照) 半絶縁体から離れると、電子はコレクタ中に注入され、
発生した電子に加わり、コレクタ電流を生成する。一般
に、概念的にはデバイスは電流利得を生むように設計さ
れるから、Jni≫Jpiで従つてJni≫Jgである。従つて、
コレクタ電流は本質的にJniに等しい。
らコレクタへの電子の流れに対する障壁が減少し、次式
の正味の電子流が生じる。(A18参照) 半絶縁体から離れると、電子はコレクタ中に注入され、
発生した電子に加わり、コレクタ電流を生成する。一般
に、概念的にはデバイスは電流利得を生むように設計さ
れるから、Jni≫Jpiで従つてJni≫Jgである。従つて、
コレクタ電流は本質的にJniに等しい。
Jc (14) ここで、逆の流れは無視できると仮定した。それは次式
の電流連続の原理からも導かれる。
の電流連続の原理からも導かれる。
Je=Jni+Jpi (15) ここで、Jeはエミツタ接触に入る電流密度である。
増幅としてのBICMET、Ic>0 この節ではBICMETが電流利得を生じうる特性について考
える。また、dc特性のみを考え、動的特性については別
の所で考える。一般に、反転チヤネル中に流れるソース
電流は、コレクタ空乏領域中で発生する非常に小さい電
流より、かなり大きく、従つて後者はこれからは無視し
てもよい。IcはIgよりかなり大きいため、Po及びΔViは
半絶縁体を貫くソース電流の流れを支持するために必要
なバイアス条件を作るため、増加しなければならない。
半絶縁体をバイアスすることにより、電子はエミツタか
ら半絶縁体を貫いてコレクタ中に流れ、そこで高電界が
電子をコレクタの中性部分中に一掃する。もし半絶縁体
が十分薄いなら、キヤリヤは熱電子的に、コレクタに入
るであろう、ドーピングが十分高く、空乏幅が十分薄く
かつ空乏電界が十分高いなら、キヤリヤはコレクタ領域
を通して、“熱”くなるであろう。すなわち、キヤリヤ
は飽和ドリフト速度で移動する。材料及び形状を適当に
選択することにより、全体的又は部分的に弾道的に動作
するよう設計することもできる。これは比較的薄い空乏
領域と薄いコレクタを用い、高電界を作り、半導体格子
とのキヤリヤの衝突を減し、高電流密度を作ることによ
り、促進される。接触がオーム性である限り、半絶縁体
をいかに薄く作るかということ及び空乏領域の幅を容量
についての考察で予測するか、あるいはトンネルを避け
るためにいかにするかということに対し、制限はない。
注意すべきもう一つの点は、エミツタにおける障壁高さ
がはるかに低いため、反転チヤネルが正孔電流を半絶縁
体に供給できるより、はるかに大きな電子電流を、エミ
ツタは供給できるということである。従つて、構造は電
流利得に対する基本的な条件を有している。
える。また、dc特性のみを考え、動的特性については別
の所で考える。一般に、反転チヤネル中に流れるソース
電流は、コレクタ空乏領域中で発生する非常に小さい電
流より、かなり大きく、従つて後者はこれからは無視し
てもよい。IcはIgよりかなり大きいため、Po及びΔViは
半絶縁体を貫くソース電流の流れを支持するために必要
なバイアス条件を作るため、増加しなければならない。
半絶縁体をバイアスすることにより、電子はエミツタか
ら半絶縁体を貫いてコレクタ中に流れ、そこで高電界が
電子をコレクタの中性部分中に一掃する。もし半絶縁体
が十分薄いなら、キヤリヤは熱電子的に、コレクタに入
るであろう、ドーピングが十分高く、空乏幅が十分薄く
かつ空乏電界が十分高いなら、キヤリヤはコレクタ領域
を通して、“熱”くなるであろう。すなわち、キヤリヤ
は飽和ドリフト速度で移動する。材料及び形状を適当に
選択することにより、全体的又は部分的に弾道的に動作
するよう設計することもできる。これは比較的薄い空乏
領域と薄いコレクタを用い、高電界を作り、半導体格子
とのキヤリヤの衝突を減し、高電流密度を作ることによ
り、促進される。接触がオーム性である限り、半絶縁体
をいかに薄く作るかということ及び空乏領域の幅を容量
についての考察で予測するか、あるいはトンネルを避け
るためにいかにするかということに対し、制限はない。
注意すべきもう一つの点は、エミツタにおける障壁高さ
がはるかに低いため、反転チヤネルが正孔電流を半絶縁
体に供給できるより、はるかに大きな電子電流を、エミ
ツタは供給できるということである。従つて、構造は電
流利得に対する基本的な条件を有している。
I 電圧方程式 半絶縁体間で降下する電圧Viは、式(10)、(A2)及
び(A3)を通して得られる。他の関連のある電圧は、
以下のとうりである。ソースエミツタ電圧は、次式で与
えられる(式(A4)参照) VSE=ΔVi+β-1ln(po/po*) (16) 絶縁体電圧がソース−エミツタ端子電圧に等しくないこ
とがわかるのは興味深い。これは半絶縁体/半導体界面
で擬フエルミレベルが分離する結果である。(補遺A1
を参照のこと)、ソース−コレクタ電圧は次式で与えら
れる(式(A5)を参照のこと) Vsc=ΔVi+β-1ln(po/1po*)-VCE =β-1ln(po/po*)-Δφs(17) コレクタの表面電位は次式で与えられる(A1参照) II 電流方程式(ΔViφc) BICMETの端子電流が第6図に示されており、各種
内部電流が第4及び5図に示されている。これらから、
次の関係が得られる。
び(A3)を通して得られる。他の関連のある電圧は、
以下のとうりである。ソースエミツタ電圧は、次式で与
えられる(式(A4)参照) VSE=ΔVi+β-1ln(po/po*) (16) 絶縁体電圧がソース−エミツタ端子電圧に等しくないこ
とがわかるのは興味深い。これは半絶縁体/半導体界面
で擬フエルミレベルが分離する結果である。(補遺A1
を参照のこと)、ソース−コレクタ電圧は次式で与えら
れる(式(A5)を参照のこと) Vsc=ΔVi+β-1ln(po/1po*)-VCE =β-1ln(po/po*)-Δφs(17) コレクタの表面電位は次式で与えられる(A1参照) II 電流方程式(ΔViφc) BICMETの端子電流が第6図に示されており、各種
内部電流が第4及び5図に示されている。これらから、
次の関係が得られる。
IE=Ipi+Ini (19) IS=Ipi+Ipc (20) IC=Ini+Ipc (21) 界面状態又は半絶縁体中での再結合は、考慮する必要が
ないことを、式(13)中で暗に仮定している。この仮定
は補遺の中で証明されている。
ないことを、式(13)中で暗に仮定している。この仮定
は補遺の中で証明されている。
式(12)に従うと、通常行うように と仮定して、半絶縁体中の正孔電流は次式のようにな
る。
る。
半絶縁体中の電子電流は式(13)から、次のようにな
る。
る。
電流成分Ipsはコレクタから流れ出るソース正孔電流の
一部で、φsφs*の時、低VCEでのみ重要である。この
電流の原因を理解するため、第4、5、7及び8図を参
照する。poが半絶縁体をバイアスするまで高まるにつ
れ、半絶縁体−半導体界面におけるフエルミレベルEFpo
は、価電子帯の最上部のより近くまで移行する。
一部で、φsφs*の時、低VCEでのみ重要である。この
電流の原因を理解するため、第4、5、7及び8図を参
照する。poが半絶縁体をバイアスするまで高まるにつ
れ、半絶縁体−半導体界面におけるフエルミレベルEFpo
は、価電子帯の最上部のより近くまで移行する。
の時、十分低いVCEにおいて、半導体表面は正孔に対
し、順方向バイアスされる。従つて、半導体空乏領域に
おいて、誘発された一方に片寄つたp+−n接合と見て、
poがp+部分中の正孔キヤリヤ密度を表わすとみてもよ
い。従つて、空乏領域の端部における正孔キヤリヤ密度
p(xd)は、次式のようになる。
し、順方向バイアスされる。従つて、半導体空乏領域に
おいて、誘発された一方に片寄つたp+−n接合と見て、
poがp+部分中の正孔キヤリヤ密度を表わすとみてもよ
い。従つて、空乏領域の端部における正孔キヤリヤ密度
p(xd)は、次式のようになる。
中性部分が拡散長の数倍であると仮定し、得られる拡散
電流Jpcを計算するために長ダイオード方程式を用いる
と、次式を得る。
電流Jpcを計算するために長ダイオード方程式を用いる
と、次式を得る。
ここで、pno(=ni 2/Nd)は中性n部分中の平衡正孔密度
である。VCE及びφsが増すにつれ、同様に となる。実効的には誘導されたp+−n接合が逆バイア
スされ、Ipcの流れが止り、すべてのソース電流が半絶
縁体を貫いて流れるように、駆動される。逆バイアスで
誘導された接合は発生する正孔のソースになりそれは半
導体表面の方に流れる。しかし、先に注意したように、
この電流はソース電流に比べ無視でき、これ以上考えな
い。
である。VCE及びφsが増すにつれ、同様に となる。実効的には誘導されたp+−n接合が逆バイア
スされ、Ipcの流れが止り、すべてのソース電流が半絶
縁体を貫いて流れるように、駆動される。逆バイアスで
誘導された接合は発生する正孔のソースになりそれは半
導体表面の方に流れる。しかし、先に注意したように、
この電流はソース電流に比べ無視でき、これ以上考えな
い。
III電流利得 小信号電流利得は、Ipc=0においてdIC/dISで定義され
る。従つて、式(20−23)からVp=Vn′と仮定する
と、 となることがわかる。通常φ0を必要とするので、Δ
Evを適当に選択すると、利得は非常に大きくなる。たと
えば、ΔEv=0.3V及びpoNcの場合、次の節でシリ
コン技術について議論すると、典型的であることがわか
るが、104以上典型的には105オーダーの電流利得
が得られる。一般的には、電流利得はソース電流を増す
とともに減少し、従つてコレクタ電流が増す。この理由
はより大きなソース電流を維持するためには、より大き
なpoとΔViが必要となるからである。式(22)参照の
こと。また式(27)から、Gはpoに逆比例する。利得
は温度が低下すると急速に増加するが、与えられたΔVi
に対するエミツタ、従つてコレクタ電流は、温度ととも
に急速に減少することもわかる。これらの傾向は温度が
低下するとともに、一定のISに対しICは増加するが、打
ち消しあう効果である。
る。従つて、式(20−23)からVp=Vn′と仮定する
と、 となることがわかる。通常φ0を必要とするので、Δ
Evを適当に選択すると、利得は非常に大きくなる。たと
えば、ΔEv=0.3V及びpoNcの場合、次の節でシリ
コン技術について議論すると、典型的であることがわか
るが、104以上典型的には105オーダーの電流利得
が得られる。一般的には、電流利得はソース電流を増す
とともに減少し、従つてコレクタ電流が増す。この理由
はより大きなソース電流を維持するためには、より大き
なpoとΔViが必要となるからである。式(22)参照の
こと。また式(27)から、Gはpoに逆比例する。利得
は温度が低下すると急速に増加するが、与えられたΔVi
に対するエミツタ、従つてコレクタ電流は、温度ととも
に急速に減少することもわかる。これらの傾向は温度が
低下するとともに、一定のISに対しICは増加するが、打
ち消しあう効果である。
デバイス構造 III−V材料技術 高移動度材料を用いることは、高速Ic用に、Siより優れ
たものとして、以前から提案されてきた。しかし、可能
なバイポーラ又はMOSFETを製作する上での問題点
のため、その利点を実現することは、困難であつた。た
とえば、GaAs集積回路に使用できる唯一のデバイスは、
MESFET(金属エミツタシヨツトキー電界効果トラ
ンジスタ)であるが、これには閾値制御と増加姿態技術
での論理ゆらぎの問題がある。それに加わる問題は、過
剰のパワー消費と空乏姿態技術でのレベルのシフトの条
件である。BICMETは非シリコン材料中に高動作特
性デバイス構造を作る手段となる。その構造は分子線エ
ピタキシー(MBE)技術を用いてすべに示されてきた
材料の組合せに対し、特に魅力的であることがわかる。
たとえば、本発明に関連した米国特許第3,615,931号
“エピタキシヤル化合物半導体薄膜の成長技術”を参照
のこと。
たものとして、以前から提案されてきた。しかし、可能
なバイポーラ又はMOSFETを製作する上での問題点
のため、その利点を実現することは、困難であつた。た
とえば、GaAs集積回路に使用できる唯一のデバイスは、
MESFET(金属エミツタシヨツトキー電界効果トラ
ンジスタ)であるが、これには閾値制御と増加姿態技術
での論理ゆらぎの問題がある。それに加わる問題は、過
剰のパワー消費と空乏姿態技術でのレベルのシフトの条
件である。BICMETは非シリコン材料中に高動作特
性デバイス構造を作る手段となる。その構造は分子線エ
ピタキシー(MBE)技術を用いてすべに示されてきた
材料の組合せに対し、特に魅力的であることがわかる。
たとえば、本発明に関連した米国特許第3,615,931号
“エピタキシヤル化合物半導体薄膜の成長技術”を参照
のこと。
単純なヘテロ構造で得られる制御及び一様性は、BIC
MET構造の製作には、より適している。たとえば、n
−InP/n−In0.53Ga0.47Asヘテロ構造は良好な電気的
特性を有するように、製作されてきた。この組合せの典
型的なエネルギーダイヤグラムが、第9図に示されてい
る。ここで、InPは約3000Åに厚さが限定されてい
る。ΔEc=0.21eV及びΔEv=0.4eVの禁制帯不連
続は、非常に高い電流利得を有するp−チヤネルBIC
METを形成するのに、特に魅力的であることに気づい
た。この構造は狭禁制帯半導体が反転ではなく蓄積であ
るため、第2図に示された所望のエネルギー帯構造をも
たない。しかし、第10図に示された構造を考える。こ
こで、InPの広禁制帯層は、MBE技術を用いて、表面
に非常に近く、約10−30オングストロームの距離に
渡り、NA=1019cm-3の濃度を有するように、アクセプ
タイオンがドープされる。この電荷の濃度は、界面を反
転させるため、十分大きくなければならない。(狭禁制
帯半導体を同様にドーピングすることにより、同じ結果
を達成することは可能である。しかし、中性ベース層の
形成を避けることが望ましいから、界面の広禁制帯側上
に、アクセプタを配置することが望ましい。)InP層は
適当なドーパントで約Nd=1019−1018cm-3にn形ド
ープされ、厚さはInPのドーピングに対応する平衡空乏
幅より小さく選ばれ、層全体が空乏するようにする。1
018cm-3の範囲のドーピング濃度の場合、InP厚さは約
200−300オングストロームになる。InP中のドー
ピングレベルは十分高いと考えられ、従つて点線で表わ
されるエネルギー障壁は、NSi/金属電極に常に見出す
ように、電子に対し完全に透明であるように十分薄いこ
とに気づくであろう。最初見ただけで、エミツタ界面に
おける透明障壁は、金属が接合に接するのと同様に、特
定の接触抵抗を構成することが、わかるであろう。しか
し、この場合接触領域中に中性部分はなく、従つてソー
スエミツタ電圧(VCE)の一部は、透明障壁で実際に降
下する。従つて、界面抵抗は同じドーピングの通常のオ
ーム性接触で得られるより、低くなるであろう。
MET構造の製作には、より適している。たとえば、n
−InP/n−In0.53Ga0.47Asヘテロ構造は良好な電気的
特性を有するように、製作されてきた。この組合せの典
型的なエネルギーダイヤグラムが、第9図に示されてい
る。ここで、InPは約3000Åに厚さが限定されてい
る。ΔEc=0.21eV及びΔEv=0.4eVの禁制帯不連
続は、非常に高い電流利得を有するp−チヤネルBIC
METを形成するのに、特に魅力的であることに気づい
た。この構造は狭禁制帯半導体が反転ではなく蓄積であ
るため、第2図に示された所望のエネルギー帯構造をも
たない。しかし、第10図に示された構造を考える。こ
こで、InPの広禁制帯層は、MBE技術を用いて、表面
に非常に近く、約10−30オングストロームの距離に
渡り、NA=1019cm-3の濃度を有するように、アクセプ
タイオンがドープされる。この電荷の濃度は、界面を反
転させるため、十分大きくなければならない。(狭禁制
帯半導体を同様にドーピングすることにより、同じ結果
を達成することは可能である。しかし、中性ベース層の
形成を避けることが望ましいから、界面の広禁制帯側上
に、アクセプタを配置することが望ましい。)InP層は
適当なドーパントで約Nd=1019−1018cm-3にn形ド
ープされ、厚さはInPのドーピングに対応する平衡空乏
幅より小さく選ばれ、層全体が空乏するようにする。1
018cm-3の範囲のドーピング濃度の場合、InP厚さは約
200−300オングストロームになる。InP中のドー
ピングレベルは十分高いと考えられ、従つて点線で表わ
されるエネルギー障壁は、NSi/金属電極に常に見出す
ように、電子に対し完全に透明であるように十分薄いこ
とに気づくであろう。最初見ただけで、エミツタ界面に
おける透明障壁は、金属が接合に接するのと同様に、特
定の接触抵抗を構成することが、わかるであろう。しか
し、この場合接触領域中に中性部分はなく、従つてソー
スエミツタ電圧(VCE)の一部は、透明障壁で実際に降
下する。従つて、界面抵抗は同じドーピングの通常のオ
ーム性接触で得られるより、低くなるであろう。
AlGaAs−GaAs系はDH(ダブルヘテロ接合)レーザの開
発ですでに確立された技術基礎のため、非常に魅力的な
候補である。この場合、対応するエネルギーパラメータ
は、ΔEg=0.4eV、ΔEc=0.3、ΔEv=0.08で
ある。最大利得を実現するために、チヤネルキヤリヤ
は、半絶縁体伝導に対する最大障壁を作るよう選ばれ
る。従つて、n−チヤネルBICMETは反転チヤネル
中の電子伝導を有するように選択される。このトランジ
スタのエネルギーダイヤグラムが、第11図に示されて
いる。原理的に、n−チヤネルBICMETの場合、Δ
Evは理想的にゼロである。p−チヤネルの場合、逆が正
しい。すなわち、ΔEc=0。両方の場合、ΔEgが最大で
あることが望ましい。
発ですでに確立された技術基礎のため、非常に魅力的な
候補である。この場合、対応するエネルギーパラメータ
は、ΔEg=0.4eV、ΔEc=0.3、ΔEv=0.08で
ある。最大利得を実現するために、チヤネルキヤリヤ
は、半絶縁体伝導に対する最大障壁を作るよう選ばれ
る。従つて、n−チヤネルBICMETは反転チヤネル
中の電子伝導を有するように選択される。このトランジ
スタのエネルギーダイヤグラムが、第11図に示されて
いる。原理的に、n−チヤネルBICMETの場合、Δ
Evは理想的にゼロである。p−チヤネルの場合、逆が正
しい。すなわち、ΔEc=0。両方の場合、ΔEgが最大で
あることが望ましい。
第12−15図にトランジスタの断面を示し、集積回路
技術でいかにそれが製作できるかを示す。最初の材料は
半絶縁性ガリウムヒ素で、その上に分子線エピタキシー
を用いて、順次層が成長される。層は順次、(i)GaAs
(p形、1017−1018cm-3、1−2μm);(ii)GaAs
(n形1019cm-3、10−30オングストローム);(i
ii)AlGaAs(p形1018cm-3、300−400オングスト
ローム)である。AlGaAsの最大表面における濃度は、最
善の可能なオーム性接触を作るのを助けるため、できる
だけ高くする。タングステンのような耐熱金属及びCV
D(化学気相堆積)酸化物の上部層が堆積かつパターン
形成され、次に酸化物は第13図に示されるように、Al
GaAs材料を除去するため、エチツマスクとして用いられ
る。次に、更にCVD酸化物が堆積され、AlGaAs側壁を
保護するため、反応性イオンエツチングされる。1又は
2のレジストマスク工程を用いて、N+自己整合ソース
接触とp+コレクタ接触を生成させるため、注入が用い
られる。(p+接触は自己整合する必要はない。)する
と、デバイスはタングステンとAlGaAs間の相互作用又は
著しい不純物イオンの移動の危険を伴わず、800−8
30℃でアニールできる。最後に、接触は誘電体分離の
追加された層を用いて、金属化される。あるいは、誘電
体分離はエミツタ金属がメサ端部を越えられるよう、工
程の早いうちに、配置することができる。
技術でいかにそれが製作できるかを示す。最初の材料は
半絶縁性ガリウムヒ素で、その上に分子線エピタキシー
を用いて、順次層が成長される。層は順次、(i)GaAs
(p形、1017−1018cm-3、1−2μm);(ii)GaAs
(n形1019cm-3、10−30オングストローム);(i
ii)AlGaAs(p形1018cm-3、300−400オングスト
ローム)である。AlGaAsの最大表面における濃度は、最
善の可能なオーム性接触を作るのを助けるため、できる
だけ高くする。タングステンのような耐熱金属及びCV
D(化学気相堆積)酸化物の上部層が堆積かつパターン
形成され、次に酸化物は第13図に示されるように、Al
GaAs材料を除去するため、エチツマスクとして用いられ
る。次に、更にCVD酸化物が堆積され、AlGaAs側壁を
保護するため、反応性イオンエツチングされる。1又は
2のレジストマスク工程を用いて、N+自己整合ソース
接触とp+コレクタ接触を生成させるため、注入が用い
られる。(p+接触は自己整合する必要はない。)する
と、デバイスはタングステンとAlGaAs間の相互作用又は
著しい不純物イオンの移動の危険を伴わず、800−8
30℃でアニールできる。最後に、接触は誘電体分離の
追加された層を用いて、金属化される。あるいは、誘電
体分離はエミツタ金属がメサ端部を越えられるよう、工
程の早いうちに、配置することができる。
BICMETに魅力的で、1.3μmフアイバ光学に対
して応用できるため現在かなり注目される別の三元の組
合せは、InAlAs−InGaAsである。この場合、ΔEc=0.
3eVでΔEv=0.2eVで、n−チヤネルBICMETは
なお好ましい選択である。他の可能性は、AlAsGaAs及び
Al05P−Ga0.6In0.4Asの組合せで、それらの両方が適切
な格子整合をし、(従つて、界面状態密度が制御しう
る)魅力的なΔEc及びΔEv値をもつことが知られてい
る。もう一つの可能性はIn.71Ga.29As.63P.37/InPの選
択で、不連続はΔEc=0.22eV、ΔEv=0.18eVで
ある。明らかに、材料の可能な組合せは広く、選択につ
いては、用途、製作の容易さ等により、おおよそ予測さ
れる。
して応用できるため現在かなり注目される別の三元の組
合せは、InAlAs−InGaAsである。この場合、ΔEc=0.
3eVでΔEv=0.2eVで、n−チヤネルBICMETは
なお好ましい選択である。他の可能性は、AlAsGaAs及び
Al05P−Ga0.6In0.4Asの組合せで、それらの両方が適切
な格子整合をし、(従つて、界面状態密度が制御しう
る)魅力的なΔEc及びΔEv値をもつことが知られてい
る。もう一つの可能性はIn.71Ga.29As.63P.37/InPの選
択で、不連続はΔEc=0.22eV、ΔEv=0.18eVで
ある。明らかに、材料の可能な組合せは広く、選択につ
いては、用途、製作の容易さ等により、おおよそ予測さ
れる。
更に、ゼロバイアス反転条件は存在するあらゆる状態を
通しての再結合を阻止するため、格子不整は比較的小さ
な影響しかもたないと見積られる。その結果、整合性の
悪い(半絶縁体及び半導体の)多くの材料の組合せも、
考えられる。広範囲のIII−V族の組合せが可能なだけ
でなく、II−VI族の組合せも可能である。異なる半導体
材料の原子間隔は、ヘテロ接合トランジスタの場合、典
型的には相互に3パーセント以内でなければならない。
それに対し、BICMETはより大きな格子不整でも、
十分動作できる。原子間隔が5パーセント以上異なる材
料ですら、十分動作できると見積られる。これはまた、
半絶縁性領域又は半導体領域(又は両方)が、多結晶又
はアモルフアスでよいことを暗示している。(事実、S
IPOSは典型的な場合、アモルフアスである。)従つ
て、反転した界面での再結合速度が低いため、デバイス
構造(たとえば垂直な積み重ね)が可能になり、場合に
よつては従来使えなかつた材料が可能になる。
通しての再結合を阻止するため、格子不整は比較的小さ
な影響しかもたないと見積られる。その結果、整合性の
悪い(半絶縁体及び半導体の)多くの材料の組合せも、
考えられる。広範囲のIII−V族の組合せが可能なだけ
でなく、II−VI族の組合せも可能である。異なる半導体
材料の原子間隔は、ヘテロ接合トランジスタの場合、典
型的には相互に3パーセント以内でなければならない。
それに対し、BICMETはより大きな格子不整でも、
十分動作できる。原子間隔が5パーセント以上異なる材
料ですら、十分動作できると見積られる。これはまた、
半絶縁性領域又は半導体領域(又は両方)が、多結晶又
はアモルフアスでよいことを暗示している。(事実、S
IPOSは典型的な場合、アモルフアスである。)従つ
て、反転した界面での再結合速度が低いため、デバイス
構造(たとえば垂直な積み重ね)が可能になり、場合に
よつては従来使えなかつた材料が可能になる。
シリコン材料 シリコン技術におけるBICMET構造は、シリコン基
板上に堆積させたSIPOS薄膜を用いることにより、
作成できる。SIPOS堆積技術については、たとえば
“低圧CVD容器中での半絶縁性ポリシリコン(SIP
OS)堆積、I、成長の熱力学”、M.L.Hitchnan
(エム.エル.ヒツチマン)ら、Journal of Crystal G
rowth、(ジヤーナル.オブ.クリスタル.グロウ
ス)、第55巻、第3号、485−500頁 (501−509頁も)(1981)を参照のこと。適
当な製作プロセスで、SIPOSは約1.5eVの禁制帯
と、1018−1010Ω−cmの範囲の抵抗率を有するよう
に製作できることが示された。しかし、リン又はホウ素
をドープし、高温アニールしたSIPOSは、10-1な
いし106Ω−cmの範囲の抵抗率を有する。高温アニー
リングは、明らかにドーパントを活性化し、フエルミレ
ベルを禁制帯中央から適当なバンド帯まで、移動させ
る。事実、SIPOSは高利得ヘテロ接合トランジスタ
を生成するために用いられてきた。リンドープSIPO
SはSIPOS−Si界面に約0.1−0.2eVのΔEe=
Eci−Ecの障壁と、約0.3−0.4eVのΔEv=Ev−Evi
の障壁を生成することがわかつている。このBICME
T構造のエネルギーダイヤグラムが、第16図に示され
ている。やはり、アクセプタイオンの表面層が、反転層
を発生させるために、SIPOSとSi間の界面に必要で
ある。この場合、MBEによりSIPOS中にp+界面
調整電荷層を配置することが、典型的な場合、適切であ
ろう。従つて、この場合シリコン表面にMBEにより、
層を堆積させることが望ましいであろう。この層は(中
性)ベース層が存在する可能性を避けるため、十分薄い
(10−30Å)ことが必要である。上で述べたよう
に、もしチヤネルの長さを十分小さく作るならば、二次
元電荷分割効果が自動的に、界面の反転を起す。この
“短−チヤネル”現象は、サブミクロンMOSデバイス
における有害な効果としてよく知られている。この効果
が起るには、チヤネル長は典型的な場合、チヤネルp+
井戸の空乏領域の深さの約3倍以下である。もし、ソー
ス接合がエミツタの両側に配置されるなら、最大チヤネ
ル長は空乏深さの約6倍である。
板上に堆積させたSIPOS薄膜を用いることにより、
作成できる。SIPOS堆積技術については、たとえば
“低圧CVD容器中での半絶縁性ポリシリコン(SIP
OS)堆積、I、成長の熱力学”、M.L.Hitchnan
(エム.エル.ヒツチマン)ら、Journal of Crystal G
rowth、(ジヤーナル.オブ.クリスタル.グロウ
ス)、第55巻、第3号、485−500頁 (501−509頁も)(1981)を参照のこと。適
当な製作プロセスで、SIPOSは約1.5eVの禁制帯
と、1018−1010Ω−cmの範囲の抵抗率を有するよう
に製作できることが示された。しかし、リン又はホウ素
をドープし、高温アニールしたSIPOSは、10-1な
いし106Ω−cmの範囲の抵抗率を有する。高温アニー
リングは、明らかにドーパントを活性化し、フエルミレ
ベルを禁制帯中央から適当なバンド帯まで、移動させ
る。事実、SIPOSは高利得ヘテロ接合トランジスタ
を生成するために用いられてきた。リンドープSIPO
SはSIPOS−Si界面に約0.1−0.2eVのΔEe=
Eci−Ecの障壁と、約0.3−0.4eVのΔEv=Ev−Evi
の障壁を生成することがわかつている。このBICME
T構造のエネルギーダイヤグラムが、第16図に示され
ている。やはり、アクセプタイオンの表面層が、反転層
を発生させるために、SIPOSとSi間の界面に必要で
ある。この場合、MBEによりSIPOS中にp+界面
調整電荷層を配置することが、典型的な場合、適切であ
ろう。従つて、この場合シリコン表面にMBEにより、
層を堆積させることが望ましいであろう。この層は(中
性)ベース層が存在する可能性を避けるため、十分薄い
(10−30Å)ことが必要である。上で述べたよう
に、もしチヤネルの長さを十分小さく作るならば、二次
元電荷分割効果が自動的に、界面の反転を起す。この
“短−チヤネル”現象は、サブミクロンMOSデバイス
における有害な効果としてよく知られている。この効果
が起るには、チヤネル長は典型的な場合、チヤネルp+
井戸の空乏領域の深さの約3倍以下である。もし、ソー
ス接合がエミツタの両側に配置されるなら、最大チヤネ
ル長は空乏深さの約6倍である。
SIPOS薄膜の適当な構成及びドーピングは、最適な
デバイス動作を得るために、重要である。著しく局在し
た電荷層を実現するために、MBE(分子ビームエピタ
キシー)又はきわめて低エネルギーの注入とそれに続く
急速熱アニールを用いることが、提案されている。シリ
サイド(Ta 、W又はTi )はエミツタ用の金属として良
い選択である。なぜならば、(a)それを反転チヤネルを
作るため、自己整合チヤネル−エミツタ接合の注入がで
きるため、(b)それは注入種を活性化するために必要な
その後の高温アニールが許容されるからである。RTA
(急速熱アニーリング)は著しく局在した電荷プロフイ
ルを生成するため、有利に使用できるであろう。典型的
なプロセス工程の重要な段階が、第17−20図に示さ
れている。図示されているように、注入工程中側壁酸化
物保護は、SIPOS側壁のドーピングを防止する。
デバイス動作を得るために、重要である。著しく局在し
た電荷層を実現するために、MBE(分子ビームエピタ
キシー)又はきわめて低エネルギーの注入とそれに続く
急速熱アニールを用いることが、提案されている。シリ
サイド(Ta 、W又はTi )はエミツタ用の金属として良
い選択である。なぜならば、(a)それを反転チヤネルを
作るため、自己整合チヤネル−エミツタ接合の注入がで
きるため、(b)それは注入種を活性化するために必要な
その後の高温アニールが許容されるからである。RTA
(急速熱アニーリング)は著しく局在した電荷プロフイ
ルを生成するため、有利に使用できるであろう。典型的
なプロセス工程の重要な段階が、第17−20図に示さ
れている。図示されているように、注入工程中側壁酸化
物保護は、SIPOS側壁のドーピングを防止する。
デバイス特性 適切なパラメータに基くと、各種のデバイス特性が、上
で述べた構造で生じた。
で述べた構造で生じた。
SIPOS−Si系 デバイス特性について議論し、簡単で直接的な方式で、
それらを物理に関連づけるため、高コレクタ電流密度に
よるコレクタ中の空間電荷効果を、最初無視する。これ
らの空間電荷効果は半導体中のドナ濃度に部分的に中性
化を生じ、(すなわち、中性領域を発生する)それは半
導体空乏領域幅の増加を起す。この効果は“コレクタ拡
張”とよぶ。この節の終りで、この効果による限界を知
るため、実際的な設計で、この効果を含める。物理的に
いうと、コレクタ空乏領域中への可動電子電荷の注入
は、障壁層をバイアスさせ(すなわち、障壁層をバイア
スするのに用いることのできるより少い正味の正電荷)
従つてエミツタ−コレクタ電流を減少させる。更に、コ
レクタ電流の空間電荷変調は、コレクタ空乏領域を貫く
キヤリヤの移動時間遅れと組合さり、赤外領域中の周波
数で同調可能な低雑音固体発振(トランジスタのftを1
600GHzに近づける);すなわち可干渉源となる可能
性を開く。
それらを物理に関連づけるため、高コレクタ電流密度に
よるコレクタ中の空間電荷効果を、最初無視する。これ
らの空間電荷効果は半導体中のドナ濃度に部分的に中性
化を生じ、(すなわち、中性領域を発生する)それは半
導体空乏領域幅の増加を起す。この効果は“コレクタ拡
張”とよぶ。この節の終りで、この効果による限界を知
るため、実際的な設計で、この効果を含める。物理的に
いうと、コレクタ空乏領域中への可動電子電荷の注入
は、障壁層をバイアスさせ(すなわち、障壁層をバイア
スするのに用いることのできるより少い正味の正電荷)
従つてエミツタ−コレクタ電流を減少させる。更に、コ
レクタ電流の空間電荷変調は、コレクタ空乏領域を貫く
キヤリヤの移動時間遅れと組合さり、赤外領域中の周波
数で同調可能な低雑音固体発振(トランジスタのftを1
600GHzに近づける);すなわち可干渉源となる可能
性を開く。
第21−23図は第21図中の挿入図に示されたSIP
OS−Si BICMETのエミツタ接地出力特性を示
す。三つの曲線は全部同一の材料パラメータをもつが、
シリコンドーピング濃度は、第21−23図の場合、そ
れぞれNd=1015、1017及び1018cm-3と変ることが
異る。計算において、SIPOSの相対誘電定数は8と
し、Vtn=Vtp=107cm/secとし、熱電子伝導限界を
仮定した。第21−23図のBICMETエミツタ接地
出力特性はバイポーラエミツタ接地出力特性と、形が似
ているが、明らかに二つの違いがある。これらの第1
は、典型的な場合2×104と非常に高いBICMET
の利得であり、これはバイポーラトランジスタより20
0倍程度大きい。第2は典型的な場合106A/cm2の
オーダーの高コレクタ電流で、約4×107A/(cm2
−V)の最大伝達コンダクタンスを生じ、これはバイポ
ーラトランジスタのそれより、ほぼ1桁大きい。不利な
点としては、VCE、cut-inはバイポーラトランジスタで
見出されるより(0.2V)と幾分高いが、これは重要
な結果をもつとは考えられない。非シリコン材料の場
合、MBEを用いることにより、界面における狭禁制帯か
ら空乏端における広禁制帯まで、コレクタの禁制帯を傾
斜させることができる。この技術はVCE、cut-inを以下
で示すように、ほとんどゼロに減すことができる。
OS−Si BICMETのエミツタ接地出力特性を示
す。三つの曲線は全部同一の材料パラメータをもつが、
シリコンドーピング濃度は、第21−23図の場合、そ
れぞれNd=1015、1017及び1018cm-3と変ることが
異る。計算において、SIPOSの相対誘電定数は8と
し、Vtn=Vtp=107cm/secとし、熱電子伝導限界を
仮定した。第21−23図のBICMETエミツタ接地
出力特性はバイポーラエミツタ接地出力特性と、形が似
ているが、明らかに二つの違いがある。これらの第1
は、典型的な場合2×104と非常に高いBICMET
の利得であり、これはバイポーラトランジスタより20
0倍程度大きい。第2は典型的な場合106A/cm2の
オーダーの高コレクタ電流で、約4×107A/(cm2
−V)の最大伝達コンダクタンスを生じ、これはバイポ
ーラトランジスタのそれより、ほぼ1桁大きい。不利な
点としては、VCE、cut-inはバイポーラトランジスタで
見出されるより(0.2V)と幾分高いが、これは重要
な結果をもつとは考えられない。非シリコン材料の場
合、MBEを用いることにより、界面における狭禁制帯か
ら空乏端における広禁制帯まで、コレクタの禁制帯を傾
斜させることができる。この技術はVCE、cut-inを以下
で示すように、ほとんどゼロに減すことができる。
コレクタ電流は低VCE(<VCE、cut-in)で負であること
が、観測される。これは半導体の空乏領域が順方向バイ
アスされるという事実の結果で、チヤネルからコレクタ
への正孔の低インピーダンス路を形成する。正孔のこの
流れを維持するため、poは小さいことだけが必要であ
る。なぜならば、半導体障壁高さφsが比較的低いため
である。(式(19)を参照のこと)po従つてQsは小さく、
ΔViは非常に小さく、そのためIniはIpcよりはるかに
小さく、負コレクタ電流を生じる。(式(21)を参照のこ
と)VCE従つてφsが増加するにつれ、po及びQiは一
定のベース電流を維持するためには、増加しなければな
らない。しかし、poが増加するとΔViが増加し、従つて
Ipi及びIniが増加する。Ini=IpsすなわちIc=oの
時、カツト−インが起る(式(14)参照)SIPOS−Si
系の典型的な値の場合、この条件のVCEではVCE、 となる。より広い禁制帯材料へのなめらかな変化(すな
わち傾斜)は、VCE、cut-inを減少させるが、急激な変
化によつても、この結果は得られる。すなわち、材料の
層(図示されていない)を、第1図に示されたコレクタ
領域の底部に、つけ加えることができる。この追加した
層は界面付近のコレクタ材料より大きな禁制帯をもつこ
とができる。禁制帯がより狭いコレクタ材料は、空乏層
幅と同じ又は数倍の厚さをもつことができる。
が、観測される。これは半導体の空乏領域が順方向バイ
アスされるという事実の結果で、チヤネルからコレクタ
への正孔の低インピーダンス路を形成する。正孔のこの
流れを維持するため、poは小さいことだけが必要であ
る。なぜならば、半導体障壁高さφsが比較的低いため
である。(式(19)を参照のこと)po従つてQsは小さく、
ΔViは非常に小さく、そのためIniはIpcよりはるかに
小さく、負コレクタ電流を生じる。(式(21)を参照のこ
と)VCE従つてφsが増加するにつれ、po及びQiは一
定のベース電流を維持するためには、増加しなければな
らない。しかし、poが増加するとΔViが増加し、従つて
Ipi及びIniが増加する。Ini=IpsすなわちIc=oの
時、カツト−インが起る(式(14)参照)SIPOS−Si
系の典型的な値の場合、この条件のVCEではVCE、 となる。より広い禁制帯材料へのなめらかな変化(すな
わち傾斜)は、VCE、cut-inを減少させるが、急激な変
化によつても、この結果は得られる。すなわち、材料の
層(図示されていない)を、第1図に示されたコレクタ
領域の底部に、つけ加えることができる。この追加した
層は界面付近のコレクタ材料より大きな禁制帯をもつこ
とができる。禁制帯がより狭いコレクタ材料は、空乏層
幅と同じ又は数倍の厚さをもつことができる。
更にVCE、従つてφsを増加させると、po従つてΔVi
及びIni(JC)を更に増加させる。最終的には、本
質的にすべてのチヤネル電流が半絶縁帯を貫いて流れる
時、すなわちIpiISの時、飽和する。この点で、po
及びΔVi、従つてIniは一定になり、従つてコレクタ電
流は一定となる。更にVCEを増加させても、(ΔViが本
質的に一定であるため)単にφsを増加させるだけであ
る。(式(21)参照)。φsが増加することにより空乏領
域中の電荷の変化が、poに比べ小さい限り、 Vi=−Qs/Ciであるから(補遺A1参照のこと)半導
体電荷Qs=Qi+Qd従つてViは、本質的に一定のままであ
る。ViとともにVni従つてICも、本質的に一定のま
まである。これは第21図に示されたBICMETの出
力特性と、たまたま同じ状況で、これは曲線の非常に平
坦な飽和部分により明らかなように、それは1o15cm3
の半導体ドーピング濃度を有する。第21図中の点線の
曲線は、Js=4oA/cm2での蓄積電荷 Qst=Qs−Qs *を示す。予想されたように、Qs−Qs *は
VCEとともに増加し、出力曲線が飽和する時、すなわちV
CE=VCE、satの時、2.7×1o-7C/cm2の値に最終
的に飽和する。この飽和部分の傾斜の逆数は、エミツタ
接地出力抵抗Roeで、これは別の所、参考文献〔6〕で
導かれ、 である。従つて、10mAを流すデバイスの場合、またpo
=1019cm-3の典型的な値を用いると、 オームで、これは同じ電流を流すバイポーラトランジス
タに典型的である。
及びIni(JC)を更に増加させる。最終的には、本
質的にすべてのチヤネル電流が半絶縁帯を貫いて流れる
時、すなわちIpiISの時、飽和する。この点で、po
及びΔVi、従つてIniは一定になり、従つてコレクタ電
流は一定となる。更にVCEを増加させても、(ΔViが本
質的に一定であるため)単にφsを増加させるだけであ
る。(式(21)参照)。φsが増加することにより空乏領
域中の電荷の変化が、poに比べ小さい限り、 Vi=−Qs/Ciであるから(補遺A1参照のこと)半導
体電荷Qs=Qi+Qd従つてViは、本質的に一定のままであ
る。ViとともにVni従つてICも、本質的に一定のま
まである。これは第21図に示されたBICMETの出
力特性と、たまたま同じ状況で、これは曲線の非常に平
坦な飽和部分により明らかなように、それは1o15cm3
の半導体ドーピング濃度を有する。第21図中の点線の
曲線は、Js=4oA/cm2での蓄積電荷 Qst=Qs−Qs *を示す。予想されたように、Qs−Qs *は
VCEとともに増加し、出力曲線が飽和する時、すなわちV
CE=VCE、satの時、2.7×1o-7C/cm2の値に最終
的に飽和する。この飽和部分の傾斜の逆数は、エミツタ
接地出力抵抗Roeで、これは別の所、参考文献〔6〕で
導かれ、 である。従つて、10mAを流すデバイスの場合、またpo
=1019cm-3の典型的な値を用いると、 オームで、これは同じ電流を流すバイポーラトランジス
タに典型的である。
第21図の出力特性の平坦な飽和部分に比べ、第22図
及び第23図中の出力特性の飽和部分は、VCEが増すと
ともに、明らかに増すことがわかる。その理由は、BI
CMETの高半導体ドーピング(1017ないし1018cm
-3)で、それは空乏領域中の電荷Qdが、半導体電荷Q
sに本質的に寄与するようにする。従つて、φsが飽和
時のその値を越えて増すにつれ、QsはQdの増加により増
加する;Qs=Qi+Qd。これはViをその飽和値以上に増
加させる。従つて、Ini及びICはVCEの増加とともに増
加し、第22図と第23図の比較から明らかなように、
Ndが大きいほど、効果はより著しくなる。VCEのより
高い値における第23図の特性の飽和部分は、電圧の増
加とともにきわめて急激に上昇する電流を示し、パンチ
スルーを思い出させる。しかし、特性のこの部分は、真
にデバイスのふるまいである。すなわち、特性の制御は
ベース電流によりなお行われ、もしパンチスルーがあれ
ば、制御は失われるであろう。
及び第23図中の出力特性の飽和部分は、VCEが増すと
ともに、明らかに増すことがわかる。その理由は、BI
CMETの高半導体ドーピング(1017ないし1018cm
-3)で、それは空乏領域中の電荷Qdが、半導体電荷Q
sに本質的に寄与するようにする。従つて、φsが飽和
時のその値を越えて増すにつれ、QsはQdの増加により増
加する;Qs=Qi+Qd。これはViをその飽和値以上に増
加させる。従つて、Ini及びICはVCEの増加とともに増
加し、第22図と第23図の比較から明らかなように、
Ndが大きいほど、効果はより著しくなる。VCEのより
高い値における第23図の特性の飽和部分は、電圧の増
加とともにきわめて急激に上昇する電流を示し、パンチ
スルーを思い出させる。しかし、特性のこの部分は、真
にデバイスのふるまいである。すなわち、特性の制御は
ベース電流によりなお行われ、もしパンチスルーがあれ
ば、制御は失われるであろう。
飽和以上では、 及びViが飽和を越えVCEとともに増加するから、式(2
2)からpo、従つてQiはVCEの増加とともに、実際に減少
しなければならない。このように、第22及び23図に
示された特性の場合、QiはVCE、satでVCEの最大値を実
際に示さなければならない。これは事実、第22及び2
3図中の破線で示された場合であり、これはそれぞれJs
=10A/cm2及び30A/cm2の場合のQst、i(=Qi
−Qi *)対VCE特性に対応する。更に、出力特性はVCE>V
CE、satの場合急速に上昇するが、ΔViは事実、Ini従
つてIcのViに対する指数関数的な依存性のため、わずか
に変化するだけである。ΔViは飽和以上でVCEとともに
非常にゆつくり変化するだけであるから、φsはこの電
圧範囲で、VCEとともにほとんど直線的に増加しなけれ
ばならない。
2)からpo、従つてQiはVCEの増加とともに、実際に減少
しなければならない。このように、第22及び23図に
示された特性の場合、QiはVCE、satでVCEの最大値を実
際に示さなければならない。これは事実、第22及び2
3図中の破線で示された場合であり、これはそれぞれJs
=10A/cm2及び30A/cm2の場合のQst、i(=Qi
−Qi *)対VCE特性に対応する。更に、出力特性はVCE>V
CE、satの場合急速に上昇するが、ΔViは事実、Ini従
つてIcのViに対する指数関数的な依存性のため、わずか
に変化するだけである。ΔViは飽和以上でVCEとともに
非常にゆつくり変化するだけであるから、φsはこの電
圧範囲で、VCEとともにほとんど直線的に増加しなけれ
ばならない。
第22図中に示されたデバイス(Nd=1017cm-1)の
CE出力特性は、電流利得が式(20)に従い、温度の低下
とともに増加するようにみえる。200℃において電流
利得は300℃における4×104から2×106に増
加し、400℃において1.4×104に減少する。
CE出力特性は、電流利得が式(20)に従い、温度の低下
とともに増加するようにみえる。200℃において電流
利得は300℃における4×104から2×106に増
加し、400℃において1.4×104に減少する。
また、SIPOS厚さを300オングストロームから1
50Åに変えることのCE出力特性に対する影響も調べ
た。等価な300Åのデバイスと比べて二つの明らかな
特徴は、利得が約104に減少するが、出力インピーダ
ンスは増加することである。これらの効果の両方が、与
えられた電荷に対し、より薄いSIPOS層がより小さ
くバイアスされ、より低いIni従つてより低いIcを生
じる結果である。
50Åに変えることのCE出力特性に対する影響も調べ
た。等価な300Åのデバイスと比べて二つの明らかな
特徴は、利得が約104に減少するが、出力インピーダ
ンスは増加することである。これらの効果の両方が、与
えられた電荷に対し、より薄いSIPOS層がより小さ
くバイアスされ、より低いIni従つてより低いIcを生
じる結果である。
第24図は半導体ドーピングが1017cm-3であるBIC
METのソース接地出力特性を示す。そのエミツタ出力
特性に比べ、特性の飽和部分は非常に平坦で、非常に高
い微分出力インピーダンスを示す。事実、ソース接地出
力抵抗は で与えられる。従つて、先に述べたデバイス(すなわち
10mAを流す)の場合、G=105を用いると、R0c=R
ce×G=2×104×105=2×109Ωである。こ
れはバイポーラトランジスタの典型的なR0bの約103
倍高く、そのためBICMETのこの動作モードは、優
れた定電流発生器である。
METのソース接地出力特性を示す。そのエミツタ出力
特性に比べ、特性の飽和部分は非常に平坦で、非常に高
い微分出力インピーダンスを示す。事実、ソース接地出
力抵抗は で与えられる。従つて、先に述べたデバイス(すなわち
10mAを流す)の場合、G=105を用いると、R0c=R
ce×G=2×104×105=2×109Ωである。こ
れはバイポーラトランジスタの典型的なR0bの約103
倍高く、そのためBICMETのこの動作モードは、優
れた定電流発生器である。
エミツタ接地入力特性、すなわち第22図のデバイスの
場合のパラメータ変数としてVCEをもつVSE対JSが、第
25図中に示されている。
場合のパラメータ変数としてVCEをもつVSE対JSが、第
25図中に示されている。
III−V化合物 第26及び27図はAl35Ga0.65As/GaAs、InP/In0、53G
a0.47As系のエミツタ接地出力特性を示し、Al0.35Ga
0.65As及びInP層は300オングストロームの厚さ
で、他の層のドーピングはNd=1017cm-3である。三つ
の系の対応する禁制帯は本質的に異なるが、特性は明ら
かに同様で、主な違いは電流レベル及び電流利得が幾分
異ることである。三つの系の典型的な電流利得は、それ
ぞれ3×105および1.7×105である。第27図
において、コレクタ領域の禁制帯を傾斜させる効果を示
す。コレクタの禁制帯は界面における狭禁制帯値から、
コレクタ空乏領域端部における広禁制帯値まで傾斜す
る。曲線は第26図と同一であるが、カツト−イン電圧
は除かれている。
a0.47As系のエミツタ接地出力特性を示し、Al0.35Ga
0.65As及びInP層は300オングストロームの厚さ
で、他の層のドーピングはNd=1017cm-3である。三つ
の系の対応する禁制帯は本質的に異なるが、特性は明ら
かに同様で、主な違いは電流レベル及び電流利得が幾分
異ることである。三つの系の典型的な電流利得は、それ
ぞれ3×105および1.7×105である。第27図
において、コレクタ領域の禁制帯を傾斜させる効果を示
す。コレクタの禁制帯は界面における狭禁制帯値から、
コレクタ空乏領域端部における広禁制帯値まで傾斜す
る。曲線は第26図と同一であるが、カツト−イン電圧
は除かれている。
コレクタ拡大の効果 コレクタ拡大の効果は垂直方向に縮小したデバイスを用
いて調べた。デバイスパラメータは第28図中の挿入図
で示されるように、ΔEv=0.4eV、Nd=2×1018cm-1
で、d=150オングストローム(第21図参照)であ
る。第28図はこのデバイスのエミツタ出力特性を示
し、利得は5×105で、それはΔEv=0.3eVを有
するデバイスから、10倍増加したものである。(第2
1−23図参照)デバイスパラメータの変化は、カツト
−イン電圧と飽和電圧を、約半分だけ、それぞれ0.
12V及び0.38Vに減少させた。特性はコレクタ
拡大のある場合及び無い場合について、示してある。拡
大はJcが106A/cm2に近づくにつれ、著しくな
る。拡大の効果は、常に電流を減少させることである。
なぜならば、コレクタ空乏電荷は障壁をバイアスするこ
とには、効果が小さいからである。従つて、拡大は出力
特性のより大きな制御を可能にする。すなわち、それは
より大きなVCEの印加を可能にし、より大きなRoeを与え
る。それはまた拡大した空乏領域のため、より低いコレ
クタ容量を発生させる。従つて、ある程度のコレクタ拡
大は有益であるが、コレクタ空乏領域を横切るキヤリヤ
の走行時間が増すことは除かれる。すると、理想的に
は、BICMETはできるだけコレクタ拡大の限界に近
く動作するが、許容可能なコレクタ走行時間が得られる
よう設計すべきである。
いて調べた。デバイスパラメータは第28図中の挿入図
で示されるように、ΔEv=0.4eV、Nd=2×1018cm-1
で、d=150オングストローム(第21図参照)であ
る。第28図はこのデバイスのエミツタ出力特性を示
し、利得は5×105で、それはΔEv=0.3eVを有
するデバイスから、10倍増加したものである。(第2
1−23図参照)デバイスパラメータの変化は、カツト
−イン電圧と飽和電圧を、約半分だけ、それぞれ0.
12V及び0.38Vに減少させた。特性はコレクタ
拡大のある場合及び無い場合について、示してある。拡
大はJcが106A/cm2に近づくにつれ、著しくな
る。拡大の効果は、常に電流を減少させることである。
なぜならば、コレクタ空乏電荷は障壁をバイアスするこ
とには、効果が小さいからである。従つて、拡大は出力
特性のより大きな制御を可能にする。すなわち、それは
より大きなVCEの印加を可能にし、より大きなRoeを与え
る。それはまた拡大した空乏領域のため、より低いコレ
クタ容量を発生させる。従つて、ある程度のコレクタ拡
大は有益であるが、コレクタ空乏領域を横切るキヤリヤ
の走行時間が増すことは除かれる。すると、理想的に
は、BICMETはできるだけコレクタ拡大の限界に近
く動作するが、許容可能なコレクタ走行時間が得られる
よう設計すべきである。
第24、30及び31図は第27図中のBICMETの
エミツト接地伝達特性、ソース入力特性及びダイオード
接続デバイス特性(すなわち、ソース及びコレクタを共
通の端子にする)を示す。デバイスにつけた記号は、こ
の図中の挿入図に示されている。MOSTの二重線は半
絶縁体が、ベース入力に対し、なお高インピーダンスで
あることを示すために用いられている。エミツタ用の矢
印はバイポーラに類似で、高電流リードを示す。伝達特
性は第28図に一致して、固定したVCEに対し、コレク
タ拡大により電流が減少することを示している。ソース
入力特性はコレクタ拡大の効果がないことを示す。なぜ
ならば、ソース電流は拡大効果とは独立に制御されるか
らである。
エミツト接地伝達特性、ソース入力特性及びダイオード
接続デバイス特性(すなわち、ソース及びコレクタを共
通の端子にする)を示す。デバイスにつけた記号は、こ
の図中の挿入図に示されている。MOSTの二重線は半
絶縁体が、ベース入力に対し、なお高インピーダンスで
あることを示すために用いられている。エミツタ用の矢
印はバイポーラに類似で、高電流リードを示す。伝達特
性は第28図に一致して、固定したVCEに対し、コレク
タ拡大により電流が減少することを示している。ソース
入力特性はコレクタ拡大の効果がないことを示す。なぜ
ならば、ソース電流は拡大効果とは独立に制御されるか
らである。
次に、第28図のBICMETについて、それぞれ電流
利得Gをソース入力電流及び温度の関数として考える。
利得は最初Jsが増加するとともに増加する。その範囲
において、コレクタ拡大は無視できる(Jc<106A
/cm2)が、4−5A/cm2のソース電流が減少するとと
もに、急速に増加し始め、その範囲でコレクタ拡大は認
識できるようになる。200゜K以下の温度において、
108を越える利得が達成される。(これはVCE=1V
の値で得られ、JSはJC=106A/cm2を与えるよ
う調整される。)しかし、コレクタ電流、従つて伝達コ
ンダクタンスは温度が低下するとともに減少する。ま
た、界面状態中での再結合は、>106の電流利得に対
する制約要因となることにも、注意すべきである。(補
遺Cを参照のこと) 要約すると、新しいデバイスについて述べてきたが、そ
の場合反転層は通常のベースの代りになり、金属エミツ
タは通常の半導体エミツタに置き代る。デバイスは非常
に高い伝達コンダクタンスと非常に高い電流利得を有す
る。また、デバイスはベースを持たないため、通常のバ
イポーラトランジスタより、はるかに低い容量をもつ。
この低容量は、高伝達コンダクタンスと組合さり、デイ
ジタル及びアナログ用途の両方において、非常に高い速
度を暗示する。デバイスはバイポーラトランジスタのよ
うな垂直方向に縮小することを制限する中性ベースを本
質的にもたず、かつFETのように平面方向に縮小する
ことを制限するドレインを持たないため、BICMET
はリングラフイ形状寸法を0.1μm以下の範囲に縮小
する理想的な候補である。デバイス特性の対応する改善
は多い。しかし、最も重要なものの一つは、チヤネル中
で衝突効果が実現できることである。この事実ぢけで著
しい特性上の利点を達成するために、III−V技術にお
けるデバイスを助ける。
利得Gをソース入力電流及び温度の関数として考える。
利得は最初Jsが増加するとともに増加する。その範囲
において、コレクタ拡大は無視できる(Jc<106A
/cm2)が、4−5A/cm2のソース電流が減少するとと
もに、急速に増加し始め、その範囲でコレクタ拡大は認
識できるようになる。200゜K以下の温度において、
108を越える利得が達成される。(これはVCE=1V
の値で得られ、JSはJC=106A/cm2を与えるよ
う調整される。)しかし、コレクタ電流、従つて伝達コ
ンダクタンスは温度が低下するとともに減少する。ま
た、界面状態中での再結合は、>106の電流利得に対
する制約要因となることにも、注意すべきである。(補
遺Cを参照のこと) 要約すると、新しいデバイスについて述べてきたが、そ
の場合反転層は通常のベースの代りになり、金属エミツ
タは通常の半導体エミツタに置き代る。デバイスは非常
に高い伝達コンダクタンスと非常に高い電流利得を有す
る。また、デバイスはベースを持たないため、通常のバ
イポーラトランジスタより、はるかに低い容量をもつ。
この低容量は、高伝達コンダクタンスと組合さり、デイ
ジタル及びアナログ用途の両方において、非常に高い速
度を暗示する。デバイスはバイポーラトランジスタのよ
うな垂直方向に縮小することを制限する中性ベースを本
質的にもたず、かつFETのように平面方向に縮小する
ことを制限するドレインを持たないため、BICMET
はリングラフイ形状寸法を0.1μm以下の範囲に縮小
する理想的な候補である。デバイス特性の対応する改善
は多い。しかし、最も重要なものの一つは、チヤネル中
で衝突効果が実現できることである。この事実ぢけで著
しい特性上の利点を達成するために、III−V技術にお
けるデバイスを助ける。
他のデバイス 本発明の構造のもう一つの用途は、光検出器である。第
32図を参照すると、長い波長光検出器が、シリコン技
術で作られている。光エネルギーを吸収するのに十分な
厚さをもつゲルマニウム302、303の薄膜が、SiO
2層301上に配置され、SiO2層はSi基板300上に
配置される。p+Geチヤネル接触領域303が反転層
に作用し、抵抗体として働くSIPOS層304を通し
て、金属エミツタ領域305に接触している。金属エミ
ツタ305は透明導電性酸化物(たとえばインジウム酸
化物又はスズ酸化物)の非常に薄い金属層とすることが
できる。あるいは、金属接触(領域305)は周辺のみ
を囲むようにでき、SIPOS半絶縁体306表面上の
電極は、シリサイド又は透明酸化物層307又はSIP
OS層の高濃度注入縮退表面ドーピングにより作ること
ができる。(領域は堆積したSiO2層308、309に
より、絶縁される。)すると、入射光エネルギー314
は反転層315を貫いて浸透し、N+Geコレクタ領域3
02に入ることができる。コレクタは第2のSIPOS
抵抗領域310を通して、正電位パワー接触(領域31
2)に接続される。信号出力は金属接触313から、増
幅器に供給される。
32図を参照すると、長い波長光検出器が、シリコン技
術で作られている。光エネルギーを吸収するのに十分な
厚さをもつゲルマニウム302、303の薄膜が、SiO
2層301上に配置され、SiO2層はSi基板300上に
配置される。p+Geチヤネル接触領域303が反転層
に作用し、抵抗体として働くSIPOS層304を通し
て、金属エミツタ領域305に接触している。金属エミ
ツタ305は透明導電性酸化物(たとえばインジウム酸
化物又はスズ酸化物)の非常に薄い金属層とすることが
できる。あるいは、金属接触(領域305)は周辺のみ
を囲むようにでき、SIPOS半絶縁体306表面上の
電極は、シリサイド又は透明酸化物層307又はSIP
OS層の高濃度注入縮退表面ドーピングにより作ること
ができる。(領域は堆積したSiO2層308、309に
より、絶縁される。)すると、入射光エネルギー314
は反転層315を貫いて浸透し、N+Geコレクタ領域3
02に入ることができる。コレクタは第2のSIPOS
抵抗領域310を通して、正電位パワー接触(領域31
2)に接続される。信号出力は金属接触313から、増
幅器に供給される。
動作は以下のとうりである。SIPOS抵抗304がB
ICMETのp+Geベース接触とその金属エミツタ30
5間に、光検出器の高周波応答を決るために接続され
る。Ge空乏領域中に光が吸収された時、Ge/SIPOS界面
への正孔の移動及びGeN+接触への電子の移動は非常
に速く、Ge中の飽和ドリフト速度でのみ制限される。し
かし、照射が弱くなつた時、界面での過剰の正孔はSI
POS層を貫く非常に小さい伝導のため、あまり速く動
くことはできない。従つて、それらのためには別の導電
路を作らねばならず、それは抵抗体304により実現さ
れる。デバイスの速度は抵抗体及びSIPOS容量の時
定数で決る。この実施例において、反転層はこのように
別の導電路を形成することにより、エミツタからコレク
タへの多数キヤリヤの流れを制御すると考えられる。
ICMETのp+Geベース接触とその金属エミツタ30
5間に、光検出器の高周波応答を決るために接続され
る。Ge空乏領域中に光が吸収された時、Ge/SIPOS界面
への正孔の移動及びGeN+接触への電子の移動は非常
に速く、Ge中の飽和ドリフト速度でのみ制限される。し
かし、照射が弱くなつた時、界面での過剰の正孔はSI
POS層を貫く非常に小さい伝導のため、あまり速く動
くことはできない。従つて、それらのためには別の導電
路を作らねばならず、それは抵抗体304により実現さ
れる。デバイスの速度は抵抗体及びSIPOS容量の時
定数で決る。この実施例において、反転層はこのように
別の導電路を形成することにより、エミツタからコレク
タへの多数キヤリヤの流れを制御すると考えられる。
もちろん、デバイスの電流利得はこの抵抗体304によ
つて減少し、従つて帯域幅(速度)は利得と直接交換で
きる。なぜならば、利得−帯域幅積はこのデバイスで固
定されているからである。しかし、BICMETの利得
−帯域積はきわめて高く、そのため抵抗は通常の光トラ
ンジスタより高い周波数で、(G=100といつた)か
なり高い利得を得るように選択できることがわかる。抵
抗体は速度上昇容量及び通常のバイポーラ中の抵抗体と
同程度で、それはベース信号が接地へ行つた時、(ベー
スパルス応答を測定して)、ベースから正孔を引出すた
めに用いられる。ここで示した構成において、障壁層の
内部容量を用い、エミツタ接地された系中の最も負の電
位に、抵抗体をとつている。
つて減少し、従つて帯域幅(速度)は利得と直接交換で
きる。なぜならば、利得−帯域幅積はこのデバイスで固
定されているからである。しかし、BICMETの利得
−帯域積はきわめて高く、そのため抵抗は通常の光トラ
ンジスタより高い周波数で、(G=100といつた)か
なり高い利得を得るように選択できることがわかる。抵
抗体は速度上昇容量及び通常のバイポーラ中の抵抗体と
同程度で、それはベース信号が接地へ行つた時、(ベー
スパルス応答を測定して)、ベースから正孔を引出すた
めに用いられる。ここで示した構成において、障壁層の
内部容量を用い、エミツタ接地された系中の最も負の電
位に、抵抗体をとつている。
そのような光検出器の利点についてのいくつかのコメン
トを、以下に列挙する。
トを、以下に列挙する。
この装置は単にコレクタ材料を適当な吸収スペクトルを
有するように選択することにより、任意の波長の光に使
用できる。従つて、より長波長の応答に、InSb、HgCdTe
等を考えることができる。より短い波長応答には、もち
ろんSi又は他の材料を用いることができる。
有するように選択することにより、任意の波長の光に使
用できる。従つて、より長波長の応答に、InSb、HgCdTe
等を考えることができる。より短い波長応答には、もち
ろんSi又は他の材料を用いることができる。
BICMET光検出器の特徴は、最低の電流で最も高
く、非常に高い電流レベルで減少する利得の特性にあ
る。検出器は暗い中で、わずかの漏れ電流で動作するこ
とが望ましいから、このことは光検出器としてのBIC
METに、望むことである。すなわち、静止状態でデバ
イスに大きな電流を流したくない。大きな電流利得を得
るために通常のヘテロ接合バイポーラトランジスタの場
合、大きな電流が通常必要である。
く、非常に高い電流レベルで減少する利得の特性にあ
る。検出器は暗い中で、わずかの漏れ電流で動作するこ
とが望ましいから、このことは光検出器としてのBIC
METに、望むことである。すなわち、静止状態でデバ
イスに大きな電流を流したくない。大きな電流利得を得
るために通常のヘテロ接合バイポーラトランジスタの場
合、大きな電流が通常必要である。
また、BICMET光検出器は動作電圧を印加した時、
反転層が形成されるように、すなわちデバイス製作中界
面に電荷を堆積させることなく形成されるように作つて
もよい。それにより得られるVCE、cut-inの増加は、典
型的な場合光検出器にはほとんど影響ない。
反転層が形成されるように、すなわちデバイス製作中界
面に電荷を堆積させることなく形成されるように作つて
もよい。それにより得られるVCE、cut-inの増加は、典
型的な場合光検出器にはほとんど影響ない。
第32図の構造の等価回路が、第33図に示されてお
り、ここで抵抗R1は第32図のSIPOS層304に
対応し、負荷抵抗R2は層310に対応する。デバイス
の利得は、R1を変えることにより、変えられる。たと
えば、電界効果トランジスタのチヤネルはR1として働
くことができ、それはゲートに印加された電圧により、
制御できる。このように、非常に広範囲の光パワーレベ
ルが、検出器又は増幅器32への過剰負荷なしに、検出
できる。
り、ここで抵抗R1は第32図のSIPOS層304に
対応し、負荷抵抗R2は層310に対応する。デバイス
の利得は、R1を変えることにより、変えられる。たと
えば、電界効果トランジスタのチヤネルはR1として働
くことができ、それはゲートに印加された電圧により、
制御できる。このように、非常に広範囲の光パワーレベ
ルが、検出器又は増幅器32への過剰負荷なしに、検出
できる。
第34図を参照すると、BICMET構造とつけ加わつ
た領域355を含むデバイス構造1000の透視図が示
されている。このデバイスはpnpnサイリスタとして動作
することができ、活性領域の厚さ、ドーピングレベル、
禁制帯及び光共振器の有無に依存して、レーザ又は発光
ダイオードとして動作できる。構造1000は通常ノー
マリ“オン”又はノーマリ“オフ”デバイスとして設計
できる。構造1000はn形半導体基板355上に形成
され、n−チヤネルデバイスと表わされている。p−チ
ヤネルデバイスもn−チヤネルデバイスに類似で、従つ
て詳細には議論しない。p−チヤネルデバイス及びn−
チヤネルデバイスの両方が、図示されているのとは逆の
順序で、本質的に上下を逆にして製作できる。
た領域355を含むデバイス構造1000の透視図が示
されている。このデバイスはpnpnサイリスタとして動作
することができ、活性領域の厚さ、ドーピングレベル、
禁制帯及び光共振器の有無に依存して、レーザ又は発光
ダイオードとして動作できる。構造1000は通常ノー
マリ“オン”又はノーマリ“オフ”デバイスとして設計
できる。構造1000はn形半導体基板355上に形成
され、n−チヤネルデバイスと表わされている。p−チ
ヤネルデバイスもn−チヤネルデバイスに類似で、従つ
て詳細には議論しない。p−チヤネルデバイス及びn−
チヤネルデバイスの両方が、図示されているのとは逆の
順序で、本質的に上下を逆にして製作できる。
光が放出される一実施例において、構造1000は電流
制御デバイスで、それはn−チヤネルデバイスとして作
られた時、本質的にn+形伝導形半導体基板(基体)3
55、p形半導体領域(層)354(これはコレクタ領
域とよんでもよい)、相対的に薄いn形半導体領域
(層)360(それはチヤネル層又は反転チヤネルとよ
んでもよい)、p形半導体領域(層)358、金属層3
51、局在n+形接触領域353及び局在p+形接触領域3
59から成る。端子350、352、357及び356
は、それぞれ金属層351、領域353、基板355及
び359に結合されている。領域358はp形伝導形の
相対的に広禁制帯材料で、それを貫いた熱電子放射が可
能なように、十分薄い。金属領域351は陽極端子とし
て働き、層358と接触し、構造1000の陽極として
働く。層360は薄いn形層で、それはp形層358を
p形層354から分離する本質的な反転チヤネルであ
る。領域354は相対的に狭い、典型的には直接禁制帯
材料で、従つて光を放出できる。オーム性接触した電極
357を有する基板355は、構造1000の陰極端子
として働き、コレクタ領域354に比べ相対的に広い禁
制帯を有する。これにより、接合361に高効率の注入
が行われる。この条件は領域354中で多くの正孔−電
子再結合を起させ、それにより光の放射が起る。接触局
在領域353はチヤネル層360と電気的に接触し、電
極352へのオーム性接触を作り、それは構造1000
の制御端子として働く。領域359は層354へのオー
ム性接触をなし、構造1000のコレクタ端子として働
く電極356と、オーム性接触をなす。構造1000は
(領域354から)光学的出力と(領域359から)電
気的出力の両方を有し、それらはともにチヤネル領域3
60に印加された電位及びそれに注入又は引出された電
流により、制御される。従つて、光放射及び電気的出力
信号は、領域353に印加された比較的低パワー制御信
号を用いて、急速に変調できる。
制御デバイスで、それはn−チヤネルデバイスとして作
られた時、本質的にn+形伝導形半導体基板(基体)3
55、p形半導体領域(層)354(これはコレクタ領
域とよんでもよい)、相対的に薄いn形半導体領域
(層)360(それはチヤネル層又は反転チヤネルとよ
んでもよい)、p形半導体領域(層)358、金属層3
51、局在n+形接触領域353及び局在p+形接触領域3
59から成る。端子350、352、357及び356
は、それぞれ金属層351、領域353、基板355及
び359に結合されている。領域358はp形伝導形の
相対的に広禁制帯材料で、それを貫いた熱電子放射が可
能なように、十分薄い。金属領域351は陽極端子とし
て働き、層358と接触し、構造1000の陽極として
働く。層360は薄いn形層で、それはp形層358を
p形層354から分離する本質的な反転チヤネルであ
る。領域354は相対的に狭い、典型的には直接禁制帯
材料で、従つて光を放出できる。オーム性接触した電極
357を有する基板355は、構造1000の陰極端子
として働き、コレクタ領域354に比べ相対的に広い禁
制帯を有する。これにより、接合361に高効率の注入
が行われる。この条件は領域354中で多くの正孔−電
子再結合を起させ、それにより光の放射が起る。接触局
在領域353はチヤネル層360と電気的に接触し、電
極352へのオーム性接触を作り、それは構造1000
の制御端子として働く。領域359は層354へのオー
ム性接触をなし、構造1000のコレクタ端子として働
く電極356と、オーム性接触をなす。構造1000は
(領域354から)光学的出力と(領域359から)電
気的出力の両方を有し、それらはともにチヤネル領域3
60に印加された電位及びそれに注入又は引出された電
流により、制御される。従つて、光放射及び電気的出力
信号は、領域353に印加された比較的低パワー制御信
号を用いて、急速に変調できる。
上で述べたように、BICMETそれ自身は本質的に反
転チヤネル制御トランジスタである。静止状態におい
て、すべての電極は電気的に浮いており、デバイスを貫
く電流は流れない。通常オフ状態において、デバイスは
電極350から電極357へ順方向バイアスされるが、
層360から出て電極352へ流れる電流はなく、電極
350及び357間で比較的少量の漏れ電流が流れるだ
けである。オン状態において、デバイスは電極350及
び357間に順方向バイアスをもち、電子はチヤネル層
360中に注入される。この電子の注入は領域358間
の順方向バイアス電位を増し、それにより電極351及
び357間に、比較的大きな電流を流すことが可能にな
る。これはトランジスタを貫くコレクタ−エミツタ電流
に対応し、入力制御電流に対応して、電子が反転チヤネ
ル領域(層)360中に流れ込む。
転チヤネル制御トランジスタである。静止状態におい
て、すべての電極は電気的に浮いており、デバイスを貫
く電流は流れない。通常オフ状態において、デバイスは
電極350から電極357へ順方向バイアスされるが、
層360から出て電極352へ流れる電流はなく、電極
350及び357間で比較的少量の漏れ電流が流れるだ
けである。オン状態において、デバイスは電極350及
び357間に順方向バイアスをもち、電子はチヤネル層
360中に注入される。この電子の注入は領域358間
の順方向バイアス電位を増し、それにより電極351及
び357間に、比較的大きな電流を流すことが可能にな
る。これはトランジスタを貫くコレクタ−エミツタ電流
に対応し、入力制御電流に対応して、電子が反転チヤネ
ル領域(層)360中に流れ込む。
構造1000がサイリスタとして働く時、陽極端子とし
て働く電極350と陰極として働く電極357間が、順
方向バイアスされる。構造1000が熱的に平衡状態に
ある時、陽極電極351と陰極電極357間又は電極3
52及び350間には、バイアスはかかつていない。こ
の動作モードに対するエネルギー帯ダイヤグラムが、第
36図に示されている。この状態の場合、第35図に示
されている可能な電流−電圧(I−V)特性曲線の点A
又は原点で動作している構造1000には、最初電流は
流れない。陽極(端子350)が陰極(端子357)に
対し順方向バイアスされ、層360中へ本質的に電流が
流れない状態は、第35図の領域(AB)で代表される
ように、デバイスのOFF(高インピーダンス)状態に
対応する。
て働く電極350と陰極として働く電極357間が、順
方向バイアスされる。構造1000が熱的に平衡状態に
ある時、陽極電極351と陰極電極357間又は電極3
52及び350間には、バイアスはかかつていない。こ
の動作モードに対するエネルギー帯ダイヤグラムが、第
36図に示されている。この状態の場合、第35図に示
されている可能な電流−電圧(I−V)特性曲線の点A
又は原点で動作している構造1000には、最初電流は
流れない。陽極(端子350)が陰極(端子357)に
対し順方向バイアスされ、層360中へ本質的に電流が
流れない状態は、第35図の領域(AB)で代表される
ように、デバイスのOFF(高インピーダンス)状態に
対応する。
ある程度のソース電流がチヤネル層360に注入された
時、陽極電極350から陰極電極357への電流が増加
し、相対的に狭禁制帯領域354中に、正孔が蓄積す
る。陽極−陰極電流が増加するにつれ、荷電キヤリヤの
プラズマが領域354中にでき、それは領域354及び
355間に十分大きな正孔密度勾配を発生し、領域35
4から領域355への正孔の拡散が始る。この正孔の流
れは反対の方向への電子の流れを起し(第37図を参
照)、それは端子351ないし357間のインピーダン
スレベルが、比較的高抵抗から第38図に示された比較
的低抵抗へ移るスイツチング動作を起させる。第35図
のI−V特性上の点B及び第37図のスイツチングに対
応するエネルギー帯ダイヤグラムが、この動作を説明す
る。
時、陽極電極350から陰極電極357への電流が増加
し、相対的に狭禁制帯領域354中に、正孔が蓄積す
る。陽極−陰極電流が増加するにつれ、荷電キヤリヤの
プラズマが領域354中にでき、それは領域354及び
355間に十分大きな正孔密度勾配を発生し、領域35
4から領域355への正孔の拡散が始る。この正孔の流
れは反対の方向への電子の流れを起し(第37図を参
照)、それは端子351ないし357間のインピーダン
スレベルが、比較的高抵抗から第38図に示された比較
的低抵抗へ移るスイツチング動作を起させる。第35図
のI−V特性上の点B及び第37図のスイツチングに対
応するエネルギー帯ダイヤグラムが、この動作を説明す
る。
動作のこの後者のモードにおいて、構造1000はその
特性点Bから点Cへ動くにつれ、負性抵抗の短い位相に
入る。動作モードのこの部分中、領域354中で荷電キ
ヤリヤの比較的低レベルの再結合が起る。第35図のI
−V特性の点Cはデバイスの“オン”状態に対応する。
もしチヤネル領域360電流が比較的少量だけ増加する
と、構造1000のトランジスタ部分がオンで、電流利
得を生じるという事実のため、コレクタ−エミツタ電流
は、著しく増加する。この層354中のキヤリヤの増加
は、光出力信号を領域354から放出させ、それに対応
して第35図中に示されたI−V曲線上の点Dで示され
るように、出力電流を増加させる。このようにして、光
レベル及び電気的出力信号は変調される。
特性点Bから点Cへ動くにつれ、負性抵抗の短い位相に
入る。動作モードのこの部分中、領域354中で荷電キ
ヤリヤの比較的低レベルの再結合が起る。第35図のI
−V特性の点Cはデバイスの“オン”状態に対応する。
もしチヤネル領域360電流が比較的少量だけ増加する
と、構造1000のトランジスタ部分がオンで、電流利
得を生じるという事実のため、コレクタ−エミツタ電流
は、著しく増加する。この層354中のキヤリヤの増加
は、光出力信号を領域354から放出させ、それに対応
して第35図中に示されたI−V曲線上の点Dで示され
るように、出力電流を増加させる。このようにして、光
レベル及び電気的出力信号は変調される。
構造1000から放出される光の性質と放出される方向
は、構造全体の形状の関数である。ここで述べた構造1
000は、光波技術でよく知られた多くの方法で領域3
54に結合された導波路(図示されていない)中に向け
られた、少くとも非可干渉性の光を発生する。レーザ発
振は領域354の任意の二つの露出された平行な小面
(すなわち、第34図の観測者に面した表面及び両方が
光学的に半反射性及び半透明であるように、直接裏に隠
された平行面)間に、共振器空胴を発生させることによ
り、実現できる。構造1000がレーザとして用いられ
る時、第2領域への導波路結合は、二つの平行へき開小
面のいずれかを通して、行える。
は、構造全体の形状の関数である。ここで述べた構造1
000は、光波技術でよく知られた多くの方法で領域3
54に結合された導波路(図示されていない)中に向け
られた、少くとも非可干渉性の光を発生する。レーザ発
振は領域354の任意の二つの露出された平行な小面
(すなわち、第34図の観測者に面した表面及び両方が
光学的に半反射性及び半透明であるように、直接裏に隠
された平行面)間に、共振器空胴を発生させることによ
り、実現できる。構造1000がレーザとして用いられ
る時、第2領域への導波路結合は、二つの平行へき開小
面のいずれかを通して、行える。
光を放射する構造1000の一実施例において、層35
4及び360はともにガリウムひ素で、層358及び基
板355はともにアルミニウム・ガリウムひ素である。
領域358は約400オングストロームの厚さで、10
18cm-3の濃度にp−ドープされたAl0.3Ga0.7Asから成
る。領域354は約0.5μmの厚さで、1017cm-3の
濃度にp−ドープされたGaAsから成る。領域355は約
0.5μmの厚さで、5×1018cm3の濃度にn+−ド
ープされたAl0.3Ga0.7から成る。チヤネル領域360は
典型的な場合30オングストロームの厚さで、少くとも
1019cm3の濃度にn+−ドープされたGaAsから成る。
チヤネル領域360は数百オングストロームまで、厚く
することができる。応答時間は領域360の厚さが増す
につれ、劣化する傾向にある。
4及び360はともにガリウムひ素で、層358及び基
板355はともにアルミニウム・ガリウムひ素である。
領域358は約400オングストロームの厚さで、10
18cm-3の濃度にp−ドープされたAl0.3Ga0.7Asから成
る。領域354は約0.5μmの厚さで、1017cm-3の
濃度にp−ドープされたGaAsから成る。領域355は約
0.5μmの厚さで、5×1018cm3の濃度にn+−ド
ープされたAl0.3Ga0.7から成る。チヤネル領域360は
典型的な場合30オングストロームの厚さで、少くとも
1019cm3の濃度にn+−ドープされたGaAsから成る。
チヤネル領域360は数百オングストロームまで、厚く
することができる。応答時間は領域360の厚さが増す
につれ、劣化する傾向にある。
現在好ましいと信じられる一実施例において、領域36
0の厚さはほぼ数ないし150オングストロームであろ
う。金属エミツタ351は約3000ないし4000オ
ングストロームの厚さである。構造1000は二つの平
行平面に沿つてエツチされたメサでよい。第1の面はデ
バイスの層構造に垂直で、層354は露出されるが、第
2の面は第1の面に平行で、領域354の深さを越えて
延びるように終る。接触領域353及び359は、典型
的な場合、イオン注入により形成される。構造1000
がサイリスタとして用いられる時は、接触359を設け
ることは任意でよい。
0の厚さはほぼ数ないし150オングストロームであろ
う。金属エミツタ351は約3000ないし4000オ
ングストロームの厚さである。構造1000は二つの平
行平面に沿つてエツチされたメサでよい。第1の面はデ
バイスの層構造に垂直で、層354は露出されるが、第
2の面は第1の面に平行で、領域354の深さを越えて
延びるように終る。接触領域353及び359は、典型
的な場合、イオン注入により形成される。構造1000
がサイリスタとして用いられる時は、接触359を設け
ることは任意でよい。
第35図の実線の曲線は、サイリスタスイツチングで通
常あるような陽極−陰極順方向バイアス電圧に変化があ
る場合に、構造1000が示すI−V特性を示す。この
場合、点A、原点、は構造1000の静止状態に対応
し、接触(電極)の全電位は浮いている。点A及びB間
の正勾配の線部分は、構造1000の陽極から陰極への
順方向バイアスの増加の効果に対応する。屈折点Bはバ
イアス電位差が十分大きく、領域354中にパンチスル
ーを起すほどであるスイツチングに対応する。その後、
デバイスは点Bと第2の屈折点C間の負勾配の線部分に
対応する負性抵抗の短い位相に入る。それに続く特性の
正勾配の線部分は、デバイスの動作領域で、その点C及
びDはそれぞれ変調出力信号の高及び低レベルに対応す
る。これら二つの状態間の変調は、陽極(電極351)
と陰極357間に印加された電圧のわずかな変化により
制御され、それは構造1000を貫いて流れる電流と光
の放出に、比較的大きな変化を起させる。
常あるような陽極−陰極順方向バイアス電圧に変化があ
る場合に、構造1000が示すI−V特性を示す。この
場合、点A、原点、は構造1000の静止状態に対応
し、接触(電極)の全電位は浮いている。点A及びB間
の正勾配の線部分は、構造1000の陽極から陰極への
順方向バイアスの増加の効果に対応する。屈折点Bはバ
イアス電位差が十分大きく、領域354中にパンチスル
ーを起すほどであるスイツチングに対応する。その後、
デバイスは点Bと第2の屈折点C間の負勾配の線部分に
対応する負性抵抗の短い位相に入る。それに続く特性の
正勾配の線部分は、デバイスの動作領域で、その点C及
びDはそれぞれ変調出力信号の高及び低レベルに対応す
る。これら二つの状態間の変調は、陽極(電極351)
と陰極357間に印加された電圧のわずかな変化により
制御され、それは構造1000を貫いて流れる電流と光
の放出に、比較的大きな変化を起させる。
しかし、それに対し、点線の路Eは注入されたキヤリヤ
電流が陽極−陰極電圧の制御に比べ、スイツチング特性
に用いられることを示す。先に述べたように、構造10
00は領域354中の多数キヤリヤの蓄積が、領域35
4から領域355への正孔の拡散を誘導し、それが領域
355から領域354への電子の逆の拡散を起す時、ス
イツチするように意図されている。陰極電位に対する陽
極電位の差は、このデバイスの場合一定に保たれるた
め、必要な多数キヤリヤプラズマの形成を、最初起さ
せ、維持し、変調するための発光/BICMET/サイ
リスタに用いられる機構は、チヤネルキヤリヤの注入を
通して、デバイスのエミツタ−コレクタ電流を増すこと
である。この場合、チヤネル電流が高ければ高いほど、
より大きなプラズマが成長し、スイツチングに必要な陰
極に対する陽極の電位差は、より低くなる。従つて、注
入されるチヤネル電流を増すことにより、デバイスのス
イツチング電圧をその順方向バイアスまで下ることがで
きる。スイツチング点Eの後、負性抵抗の位相を通して
点Cまで、先に述べたように、実線に従い、そこからそ
れとDとの間の変調が、ソース電流中の変化を通して行
われる。
電流が陽極−陰極電圧の制御に比べ、スイツチング特性
に用いられることを示す。先に述べたように、構造10
00は領域354中の多数キヤリヤの蓄積が、領域35
4から領域355への正孔の拡散を誘導し、それが領域
355から領域354への電子の逆の拡散を起す時、ス
イツチするように意図されている。陰極電位に対する陽
極電位の差は、このデバイスの場合一定に保たれるた
め、必要な多数キヤリヤプラズマの形成を、最初起さ
せ、維持し、変調するための発光/BICMET/サイ
リスタに用いられる機構は、チヤネルキヤリヤの注入を
通して、デバイスのエミツタ−コレクタ電流を増すこと
である。この場合、チヤネル電流が高ければ高いほど、
より大きなプラズマが成長し、スイツチングに必要な陰
極に対する陽極の電位差は、より低くなる。従つて、注
入されるチヤネル電流を増すことにより、デバイスのス
イツチング電圧をその順方向バイアスまで下ることがで
きる。スイツチング点Eの後、負性抵抗の位相を通して
点Cまで、先に述べたように、実線に従い、そこからそ
れとDとの間の変調が、ソース電流中の変化を通して行
われる。
構造1000は端子351及び357間に順方向バイア
スが印加され、チヤネル領域360には電流は供給され
ず、構造1000は“オン”状態にあり、端子351及
び357間に電流が流れるよう、十分な電流利得をもつ
よう、設計できる。電流の大きさはチヤネル領域360
に電流を流さず、異なる領域と基板の禁制帯により決
る。端子352に電圧と電流を印加すると、端子351
及び357間の電流が変調され、領域354から光が放
出される。
スが印加され、チヤネル領域360には電流は供給され
ず、構造1000は“オン”状態にあり、端子351及
び357間に電流が流れるよう、十分な電流利得をもつ
よう、設計できる。電流の大きさはチヤネル領域360
に電流を流さず、異なる領域と基板の禁制帯により決
る。端子352に電圧と電流を印加すると、端子351
及び357間の電流が変調され、領域354から光が放
出される。
次に、第39図を参照すると、第34図の構造1000
と非常によく似たサイリスタ構造1000Aの断面図が
示されている。第34図の構造1000に対応した領域
と、同様又は同一の1000Aの領域は、“A”を後に
つけ加えて、同じ参照番号をつけてある。構造1000
と1000Aの主な違いは、接触領域359と端子35
6が構造1000Aには存在せず、領域355Aの禁制
帯は領域354Aと典型的な場合同じである。構造10
00Aはpnpnシリコン制御整流器(SCR)として働く
が、領域354Aから光出力信号又は電気的出力信号を
出すには、適していない。構造1000Aの応答時間
は、通常のSCRより良いと確信される。シリコンSI
POS技術において、構造1000Aは典型的な場合p
−チヤネルデバイスとして製作され、領域及び基板はこ
こで示されたものとは反対の伝導形をもつであろう。
と非常によく似たサイリスタ構造1000Aの断面図が
示されている。第34図の構造1000に対応した領域
と、同様又は同一の1000Aの領域は、“A”を後に
つけ加えて、同じ参照番号をつけてある。構造1000
と1000Aの主な違いは、接触領域359と端子35
6が構造1000Aには存在せず、領域355Aの禁制
帯は領域354Aと典型的な場合同じである。構造10
00Aはpnpnシリコン制御整流器(SCR)として働く
が、領域354Aから光出力信号又は電気的出力信号を
出すには、適していない。構造1000Aの応答時間
は、通常のSCRより良いと確信される。シリコンSI
POS技術において、構造1000Aは典型的な場合p
−チヤネルデバイスとして製作され、領域及び基板はこ
こで示されたものとは反対の伝導形をもつであろう。
補 遺 補遺A バイアス下の系 A1 電圧及び電荷方程式 第3図は電圧バイアス下、チヤネル電流が流れている時
のBICMETを示す。コレクタ−エミツタ電圧、
VCE、は次式で与えられる。(添字*のついた変数はす
べて、それらの各平衡値を示す) VCE=Vi−Vi *+φs−φs *=Vi−φms+φs (A1) ここで、半絶縁体中の電圧降下、Viは、次式で与えら
れる。
のBICMETを示す。コレクタ−エミツタ電圧、
VCE、は次式で与えられる。(添字*のついた変数はす
べて、それらの各平衡値を示す) VCE=Vi−Vi *+φs−φs *=Vi−φms+φs (A1) ここで、半絶縁体中の電圧降下、Viは、次式で与えら
れる。
ここで、Ciは半絶縁体の容量である。
バイアス下で、電荷方程式は Qe=Qep+QeB=−(Qi+Qc) (A3) であり、Qiは次式で与えられる。
ここで、ΔEiはバイアス下での界面におけるフエニルレ
ベルの位置で、次式で与えられる。
ベルの位置で、次式で与えられる。
Qcは半導体中の電荷で、次式で与えられる((B8)
を参照のこと) (A6)に従うと、半導体電荷の平衡値Qcは、次式で与え
られる。
を参照のこと) (A6)に従うと、半導体電荷の平衡値Qcは、次式で与え
られる。
チヤネル−エミツタ電圧VCEは次式で与えられる。
ここで、ΔViは半絶縁体中の電圧降下Vi−Vi *である。
コレクタ−ソース電圧VCSは、次式で与えられる。
コレクタ−ソース電圧VCSは、次式で与えられる。
VCS=VCE−VSE =VCE−ΔVi−β-1ln(po/po *) 又は VSC=ΔVi+β-1ln(pc/po *)−VCE (A9) 第(A2)式を更に証明することは、この時点で、役にた
つ。障壁層の伝導の詳細のために、一般的に考えられる
二つの場合がある。
つ。障壁層の伝導の詳細のために、一般的に考えられる
二つの場合がある。
第1の場合、障壁層は一様で、ゼロバイアス空乏層幅は
障壁層の幅に等しい。次に、順方向バイアスが増すにつ
れ、空乏層幅は減少し、空乏層幅に付随した容量は増加
する。もちろん、これが起つた時、かなりの電流が流
れ、そのため障壁層端とエミツタ接触の間に、電圧降下
がある。この部分に付随した容量があり、従つて全容量
は二つの部分の直列の組合せである。この場合、(A2)は
適用できない。なぜならば、容量Ciは絶縁体容量より
小さく、電圧に依存するからである。
障壁層の幅に等しい。次に、順方向バイアスが増すにつ
れ、空乏層幅は減少し、空乏層幅に付随した容量は増加
する。もちろん、これが起つた時、かなりの電流が流
れ、そのため障壁層端とエミツタ接触の間に、電圧降下
がある。この部分に付随した容量があり、従つて全容量
は二つの部分の直列の組合せである。この場合、(A2)は
適用できない。なぜならば、容量Ciは絶縁体容量より
小さく、電圧に依存するからである。
第2の場合、ドーピングは位置とともに急速に変り、接
触のすぐ近くではそれは非常に高い(材料は縮退してい
る)が、半導体に近づくにつれ、急速に減少する。この
種の分布はイオン注入障壁層で期待される。この状況の
場合、もしゼロバイアス空乏幅が障壁層の厚さにちよう
ど等しいならば、バイアスが印加されたように保たれ
る。なぜならば、空乏端におけるドーピングが、そのよ
うに高いからである。すなわち、障壁層をバイアスする
のに必要なすべての電荷は、エミツタ接触における空乏
端の非常にわずかな移動により、供給されるからであ
る。実効的には、空乏端はエミツタ接触に固定され、従
つて(A2)中で用いる正しい容量は、Ciすなわち絶縁体
容量である。しかし、空間電荷の最大値が半絶縁体中に
なる時、状況は変り、容量はA、2、2で示されるよう
に増加する。
触のすぐ近くではそれは非常に高い(材料は縮退してい
る)が、半導体に近づくにつれ、急速に減少する。この
種の分布はイオン注入障壁層で期待される。この状況の
場合、もしゼロバイアス空乏幅が障壁層の厚さにちよう
ど等しいならば、バイアスが印加されたように保たれ
る。なぜならば、空乏端におけるドーピングが、そのよ
うに高いからである。すなわち、障壁層をバイアスする
のに必要なすべての電荷は、エミツタ接触における空乏
端の非常にわずかな移動により、供給されるからであ
る。実効的には、空乏端はエミツタ接触に固定され、従
つて(A2)中で用いる正しい容量は、Ciすなわち絶縁体
容量である。しかし、空間電荷の最大値が半絶縁体中に
なる時、状況は変り、容量はA、2、2で示されるよう
に増加する。
空乏幅が固定される大きさを見積ることにする。エミツ
タ接触において、ドーピングはNdi1019cm-3と仮定
する。もし、Vi1.2Vの電圧が印加されるならば、
エミツタ上に必要な電荷は、もし幾何学的なC=2.5
×10-7Fdcm-2を仮定するならば、ΔQ=CΔVi及び
ΔQ=3×10-7クーロンcm-2である。この電荷はエミ
ツタ近くにあるから、ΔQ=qNdiΔxで、Δx19オン
グストロームである。従つて、電荷のすべてはエミツタ
の約20オングストローム以内にあり、Ndiが更に高く
なると、更に局在化する。この状況はA、2、で考える
ものである。
タ接触において、ドーピングはNdi1019cm-3と仮定
する。もし、Vi1.2Vの電圧が印加されるならば、
エミツタ上に必要な電荷は、もし幾何学的なC=2.5
×10-7Fdcm-2を仮定するならば、ΔQ=CΔVi及び
ΔQ=3×10-7クーロンcm-2である。この電荷はエミ
ツタ近くにあるから、ΔQ=qNdiΔxで、Δx19オン
グストロームである。従つて、電荷のすべてはエミツタ
の約20オングストローム以内にあり、Ndiが更に高く
なると、更に局在化する。この状況はA、2、で考える
ものである。
A、2、 障壁層に対する電流方程式 考えるべき二つの領域がある:a)空間電荷が半絶縁体を
通しての電荷の輸送に影響を与えない時、すなわち空間
電荷の最大値が半絶縁体エネルギーダイヤグラム中に来
る前で、条件はΔViφcである時;(b)空間電荷最大値
φMが絶縁体のエネルギーダイヤグラム中に来る時、す
なわちΔViφcの時、前者の場合、電流は障壁層がそ
の中のキヤリヤの平均自由行程より大きいか小さいかに
依存して、拡散律速か熱電子律速である。後者の場合、
それはφMで表わされる障壁による空間電荷律速であ
る。
通しての電荷の輸送に影響を与えない時、すなわち空間
電荷の最大値が半絶縁体エネルギーダイヤグラム中に来
る前で、条件はΔViφcである時;(b)空間電荷最大値
φMが絶縁体のエネルギーダイヤグラム中に来る時、す
なわちΔViφcの時、前者の場合、電流は障壁層がそ
の中のキヤリヤの平均自由行程より大きいか小さいかに
依存して、拡散律速か熱電子律速である。後者の場合、
それはφMで表わされる障壁による空間電荷律速であ
る。
A、2、1 拡散/熱電子律速動作 障壁層を貫く電子電流(Jni)は、一般的に次式で表わ
してよい。
してよい。
電流はxに依存しないから、exp〔−βV(x)〕を積分要
素として用いると、(A10)を次の形に書くことができ
る。
素として用いると、(A10)を次の形に書くことができ
る。
境界条件は次のとうりである。
ここで、Vthは障壁層/半導体界面に垂直な方向の平均
電子エネルギーで、φnは小さいが、金属/半絶縁体界
面における有限のエネルギー障壁である。境界条件を用
いると、Jniについて解いた式が、次のように得られ
る。
電子エネルギーで、φnは小さいが、金属/半絶縁体界
面における有限のエネルギー障壁である。境界条件を用
いると、Jniについて解いた式が、次のように得られ
る。
(A12)中の積分は閉じた形には完成させられない。しか
し、ほぼ次のように書き直してもよい。
し、ほぼ次のように書き直してもよい。
ここで、 は半絶縁体の厚さ全体にかかる電界の平均値である。実
効的に一定の空乏幅の場合にのみ正しいのは、この近似
である。
効的に一定の空乏幅の場合にのみ正しいのは、この近似
である。
は指数関数の前の項にのみ現れるため、近似は良いはず
である。(A13)の数値を求め、(A12)に置換すると、Jni
が得られる。
である。(A13)の数値を求め、(A12)に置換すると、Jni
が得られる。
近似的に次のように書ける また、次のことを知つている DnVthln (A15) ここで、lnは半絶縁体中のキヤリヤの平均自由行程であ
る。従つて、(A14)は次のように書いてもよい。
る。従つて、(A14)は次のように書いてもよい。
印加された絶縁体電圧ΔViの低及び高値に対する(A14)
の限界について考えることにする。小さなΔViに対し
て、exp〔−(φc−φn−qΔVi)/kT〕≫1で、(A16)
の分母は、次のようになる。
の限界について考えることにする。小さなΔViに対し
て、exp〔−(φc−φn−qΔVi)/kT〕≫1で、(A16)
の分母は、次のようになる。
大きなqΔViφc−φnの場合、(A16)の分母は指数項
を展開して、次のようになる 一般的にβ(φc−φe)/kT≫1であるから、(A18)を
用いると、最悪の状況を表わすことになるであろう。す
なわち、より低い電圧レベルでの実際の電流より低い値
を予測するであろう。高電流レベルに最も興味があるか
ら、考えているすべての電圧レベルについて、(A16)の
分母に(A18)を用いる。実際の電流はより低い電圧レベ
ルに対し、より高くすることができる。
を展開して、次のようになる 一般的にβ(φc−φe)/kT≫1であるから、(A18)を
用いると、最悪の状況を表わすことになるであろう。す
なわち、より低い電圧レベルでの実際の電流より低い値
を予測するであろう。高電流レベルに最も興味があるか
ら、考えているすべての電圧レベルについて、(A16)の
分母に(A18)を用いる。実際の電流はより低い電圧レベ
ルに対し、より高くすることができる。
この形の興味ある特徴は、熱電子律速及び拡散律速伝導
を組合せることで、もしln≫dなら、Jniは次のように
なる。
を組合せることで、もしln≫dなら、Jniは次のように
なる。
これは次の形に書いてもよい ここで、A*はリチヤードソン定数である。この結果は
高さφc−ΔViの障壁に付随した単なる熱電子放出の結
果である。他方、もしln≪dならば、(A19)は次のよう
に書いてもよい。
高さφc−ΔViの障壁に付随した単なる熱電子放出の結
果である。他方、もしln≪dならば、(A19)は次のよう
に書いてもよい。
これはφc−ΔViの障壁高さに付随した拡散電流であ
る。
る。
同様にして、コレクタから半絶縁体への電子の流れは、
次式のようになることがわかる。
次式のようになることがわかる。
であるから、通常の動作条件では、次のようになる。
これは次のように書いてもよい ここで、Vnは電子に対する実効速度である。
電流に対する負の符号は、省略した。正孔電流は、(A1
8)からNcの代りにNvと置きかえ、金属フエルミレベルE
Fnから測定した電子に対する障壁φc−qΔViの代りに (界面における正孔に対するフエルミレベル)から測定
した正孔に対する障壁(ΔEi+ΔEv+gVi、第3図参
照)を置きかえることにより、直接導かれる。
8)からNcの代りにNvと置きかえ、金属フエルミレベルE
Fnから測定した電子に対する障壁φc−qΔViの代りに (界面における正孔に対するフエルミレベル)から測定
した正孔に対する障壁(ΔEi+ΔEv+gVi、第3図参
照)を置きかえることにより、直接導かれる。
であることに注意すると、 (A23)は次のようになる。
ここで、 は正孔の実効速度である。
A、2、2 空間電荷律速動作 この動作モードにおいては、半絶縁体中の電界が非常に
高い(105V/cm)から、電子速度は飽和している
と仮定する。従つて、半絶縁体中の空間電荷密度ρ
sは、次のようになる。
高い(105V/cm)から、電子速度は飽和している
と仮定する。従つて、半絶縁体中の空間電荷密度ρ
sは、次のようになる。
ρs=q(Ndi−Jni/(Vsq)) (A25) ここで、Jni/(Vsq)は電流の空間電荷に対する一
定の寄与で、Ndiは半絶縁体中のドナ密度である。( A2
5)をポアソン方程式に代入することにより、 となる。ここで、 である。
定の寄与で、Ndiは半絶縁体中のドナ密度である。( A2
5)をポアソン方程式に代入することにより、 となる。ここで、 である。
xmをエミツタ接触から測定した空間電荷電位の最大値
とするとき、x=xmにおいてE=0の境界条件を用い
ると、(A26)を積分することにより、次のようになる。
とするとき、x=xmにおいてE=0の境界条件を用い
ると、(A26)を積分することにより、次のようになる。
x=0でφ=0という境界条件を用い(A28)を積分する
と、 となる。φmは(A29)中でx=xmと置きかえると、決る。
と、 となる。φmは(A29)中でx=xmと置きかえると、決る。
次に、x=dでφ=ΔVi−φcの境界条件を用いて、 (A29)から、xmを決る。すると、次のようになる。
(A31)より、ΔVi=φcの時、Nd又はJniには依存せず、
xm=d/2となることは興味深い。(A31)を(A30)に代入
すると、次のようになる。
xm=d/2となることは興味深い。(A31)を(A30)に代入
すると、次のようになる。
半絶縁体を貫く電流は、電子に対する障壁(φc−Δ
Vi)をφmで置きかえ、絶縁体の厚さdを最大値の位置
xmで置きかえることにより、与えられる。
Vi)をφmで置きかえ、絶縁体の厚さdを最大値の位置
xmで置きかえることにより、与えられる。
φmがJniの関数であるから、(A33)は明らかに超越関数
的なものである。
的なものである。
空気電荷がなければ、量ΔViだけ半絶縁体をバイアスす
るということは、系に蓄積された全電荷Qstを、量ΔVi
Ciだけ変化させる。空気電荷が存在すればQstに対す
る空間電荷の効果は、バイアスΔViが半絶縁体に印加さ
れた時、x=d(すなわち界面)における電荷の変化、
ΔQ、によつて決る。
るということは、系に蓄積された全電荷Qstを、量ΔVi
Ciだけ変化させる。空気電荷が存在すればQstに対す
る空間電荷の効果は、バイアスΔViが半絶縁体に印加さ
れた時、x=d(すなわち界面)における電荷の変化、
ΔQ、によつて決る。
ΔQi=εiE(d)+φcCi=(E(d)+φc/d)εi ここで、E(d)はx=dにおける電荷である。(A28)中で
x=dとし、(A31)からxmを代入すると、 ViCiの項は、形状的な容量のΔQに対する寄与で、従つ
てqN′did/2は空間電荷の寄与である。この空間電
荷に次式で与えられる容量CCsiを付随させてもよい。
x=dとし、(A31)からxmを代入すると、 ViCiの項は、形状的な容量のΔQに対する寄与で、従つ
てqN′did/2は空間電荷の寄与である。この空間電
荷に次式で与えられる容量CCsiを付随させてもよい。
従つて、CsiはCiとは平行になる。
障壁層中の伝導が障壁律速から 空間電荷律速へ移る性質を説明するため、結果(A19)と
(A33)を印加電圧の関数として、第A2図にプロツトし
た。空間電荷制限効果が重要になるにつれ、曲線中に鋭
い中断がみられる。デバイスのqmに対応するこの曲線
の勾配は、第A3図に示され、〜4×107A/Vcm-2
の最大値に達するのがわかる。
(A33)を印加電圧の関数として、第A2図にプロツトし
た。空間電荷制限効果が重要になるにつれ、曲線中に鋭
い中断がみられる。デバイスのqmに対応するこの曲線
の勾配は、第A3図に示され、〜4×107A/Vcm-2
の最大値に達するのがわかる。
この結果から、電流対電圧曲線の屈折部付近で動作させ
るのが、常に望ましいことがわかる。
るのが、常に望ましいことがわかる。
屈折部以上の電圧の場合、容量は空間電荷成分(A34)の
ため増加することに気づくであろう。
ため増加することに気づくであろう。
補遺B 電荷方程式 B、1 全半導体電荷 Q2 半導体の空乏領域中の任意の面xにおけるポアソン方程
式は、次式で与えられる。
式は、次式で与えられる。
ここで、xは半絶縁体/半導体界面から測定される。自
由正孔密度p(x)は次の形に書いてもよい。
由正孔密度p(x)は次の形に書いてもよい。
p(x)=poe−βφ(x) (B2) ここで、半導体界面においては、φ(x)=0及びp(x)=
poで、空乏領域端においては、φ(x)=φsである。
poで、空乏領域端においては、φ(x)=φsである。
Jci/qVsの項はコレクタ電流の一定の空間電荷の寄与
である。これはドナ電荷を減す効果とコレクタ領域の幅
を広げる効果をもつ。この項はまた、 又はJc<qVsNdであるため、流れうる最大のコレクタ電
流密度を決る。そうでなければφs<0で、これは維持
できない条件である。不等式は非常に大きなコレクタ電
流を流すためには、Ndは非常に大きくなければならない
ことを示す。たとえば、理論用途に望ましい106A/
cm2程度のコレクタ電流を実現するためには、Nd>10
6/1.6×10-19×107)>6×1017cm-3であ
る。
である。これはドナ電荷を減す効果とコレクタ領域の幅
を広げる効果をもつ。この項はまた、 又はJc<qVsNdであるため、流れうる最大のコレクタ電
流密度を決る。そうでなければφs<0で、これは維持
できない条件である。不等式は非常に大きなコレクタ電
流を流すためには、Ndは非常に大きくなければならない
ことを示す。たとえば、理論用途に望ましい106A/
cm2程度のコレクタ電流を実現するためには、Nd>10
6/1.6×10-19×107)>6×1017cm-3であ
る。
(B2)を(B1)に代入すると、 となる。これはE=−dφ/dxであるから、次の形に書
いてもよい。
いてもよい。
ここで、積分はε=εo及びφ=0である界面から、E
=0及びφ=φsである空乏領域端まで行つた。積分を
起うと次のようになる。
=0及びφ=φsである空乏領域端まで行つた。積分を
起うと次のようになる。
半導体中の電荷Qcは、E0と次式の関係がある。
Qc=εsεo ( B7) 従つて、(B6)を(B5)に代入し、 であることに注意すると、 となる。
B、2 反転電荷Qinv 第(A3)式は全半導体電荷の表式である。しばしば、自由
キヤリヤ蓄積電荷Qinv−Qinv *を必要とし、これは(A3)
からは直接は得られない。しかし、p0(又はp0 *)、Q
invP(又はQinv *)は、次のように決めてもよい。
キヤリヤ蓄積電荷Qinv−Qinv *を必要とし、これは(A3)
からは直接は得られない。しかし、p0(又はp0 *)、Q
invP(又はQinv *)は、次のように決めてもよい。
界面から距離xにおける正孔電荷密度はqpoe−βx(第
8図参照)で、ここでφxはxにおける価電子帯端部の
電位である。(第7図参照) 従つて、 ここで、φxは界面からの距離xにおけるEvo、すなわ
ちx=0における価電子帯端部に対して測定した価電子
帯端部の電位である。すると、次のようになる。
8図参照)で、ここでφxはxにおける価電子帯端部の
電位である。(第7図参照) 従つて、 ここで、φxは界面からの距離xにおけるEvo、すなわ
ちx=0における価電子帯端部に対して測定した価電子
帯端部の電位である。すると、次のようになる。
ここで、dφx/dx=εxである。
は界面からの距離とともに急速に落るから、dφx/dx
は一定と仮定してよく、界面においてその値をEoに等し
いとしてよい。従つて、 及びEo=Qs/εsであるから、(B10)より (B3)に従うと、Qi * nvとして次のように書いてもよい。
は一定と仮定してよく、界面においてその値をEoに等し
いとしてよい。従つて、 及びEo=Qs/εsであるから、(B10)より (B3)に従うと、Qi * nvとして次のように書いてもよい。
最後に、自由キヤリヤ蓄積電荷に対しては、次のように
なる。
なる。
B 3 空乏電荷及び空乏幅 全半導体電荷Qsは、反転層電荷Qinv及び空乏電荷Qdの和
である。Qc=Qinv+Qd 従つて、(B11)から ここで、Qsは(B7)で与えられる。
である。Qc=Qinv+Qd 従つて、(B11)から ここで、Qsは(B7)で与えられる。
空乏領域の幅λdは、次式で与えられる。
又は 補遺C: 界面状態における再結合 1秒当り単位面積の界面を通過する電子の数をNとす
る。すると である。従つて、1秒当り掃き出される捕獲断面積は で、ここでσは電子捕獲断面積である。Nssを単位面積
当りの界面トラツプの数と仮定すると、再結合速度Rは である。
る。すると である。従つて、1秒当り掃き出される捕獲断面積は で、ここでσは電子捕獲断面積である。Nssを単位面積
当りの界面トラツプの数と仮定すると、再結合速度Rは である。
従つて、再結合電流密度は、次のようになる。
JR=qR=NssσJc Js=Jpi+JRであるから、得られる最大利得は、次のよ
うになる。
うになる。
ここで、Goは再結合がない場合の利得である。明らか
に、再結合はもし条件 が満されるならば、利得には影響を及ぼさない。従つ
て、σの適切な値を見積らなければならない。電子はト
ラツプの近くで、時間ttr=r/Vだけ費さなければな
らないことに、気づく。ここで、rはトラツプの半径、
Vは界面を貫いて移動する電子の速度例えば である。電子が捕獲されるためには、それはトラツプ近
くで少くともtphに等しい時間を費し、フオノンを放出
しなければならない。捕獲断面積はその低電界での(平
衡な)値から、ttr/tphに比例して減少すると考えられ
る。
に、再結合はもし条件 が満されるならば、利得には影響を及ぼさない。従つ
て、σの適切な値を見積らなければならない。電子はト
ラツプの近くで、時間ttr=r/Vだけ費さなければな
らないことに、気づく。ここで、rはトラツプの半径、
Vは界面を貫いて移動する電子の速度例えば である。電子が捕獲されるためには、それはトラツプ近
くで少くともtphに等しい時間を費し、フオノンを放出
しなければならない。捕獲断面積はその低電界での(平
衡な)値から、ttr/tphに比例して減少すると考えられ
る。
断面は高界面電界の効果により、更に減少するであろ
う。なぜならば、この効果を無視し、σo−10-15c
m2、r=1オングストローム、ΔEc=0.2eVの典
型的な値を用いても、σ2×10-20cm2を得る。従つ
て、Nit=1012cm-2を仮定すると、得られる最大利得
はG=5×106で、Nitが下るにつれ、次第に良くな
る。
う。なぜならば、この効果を無視し、σo−10-15c
m2、r=1オングストローム、ΔEc=0.2eVの典
型的な値を用いても、σ2×10-20cm2を得る。従つ
て、Nit=1012cm-2を仮定すると、得られる最大利得
はG=5×106で、Nitが下るにつれ、次第に良くな
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−100456(JP,A)
Claims (9)
- 【請求項1】第1の伝導形を有し、界面に反転層(1
8)を形成するのに適合した第1(10)及び第2(1
2)の領域間の界面を含み、前記反転層は第2の伝導形
の電気的キヤリヤのソース(16)と電気的に接触し、
前記第1及び第2領域間に流れる前記第1の伝導形の電
気的キヤリヤを制御するのに適合していることを特徴と
する固体デバイス - 【請求項2】第1及び第2領域間の電気的キヤリヤの流
れを制御するのに適合した反転層を形成するのに適合し
た第1及び第2の領域間の界面を含み、 前記反転層は前記領域間の禁制帯エネルギーの差によ
り、前記領域間に本質的に閉じ込められることを特徴と
するデバイス - 【請求項3】第1の伝導形を有する相対的に広禁制帯材
料の第1の領域(12)とオーム性接触をなす金属性エ
ミツタ(14); 前記第1の伝導形を有し、界面において前記第1の領域
と接する相対的に狭禁制帯の第2の領域(10); 前記第1の伝導形とは相対する伝導形を有するチヤネル
接触領域(16)を含み、 前記チヤネル接触領域は前記界面に形成される反転層と
電気的に接触するのに適していることを特徴とするデバ
イス - 【請求項4】請求の範囲第3項に記載されたデバイスに
おいて、 前記反転層は前記デバイスに印加された動作電位が無い
時、前記界面の限界まで本質的に延びることを特徴とす
るデバイス - 【請求項5】請求の範囲第3項に記載されたデバイスに
おいて、前記反転層の形成は、前記界面の近くに存在す
る荷電粒子により、少くとも一部行われることを特徴と
するデバイス - 【請求項6】請求の範囲第3項に記載されたデバイスに
おいて、 前記金属性エミツタ及び前記第1の領域は、光学的に透
明であることを特徴とするデバイス - 【請求項7】請求の範囲第3項に記載されたデバイスに
おいて、 前記第2の領域は前記デバイスの少くとも一部が、光エ
ネルギーにより照射された時、正孔−電子対を生成する
のに適し、それにより光検出器が得られることを特徴と
するデバイス - 【請求項8】請求の範囲第3項に記載されたデバイスに
おいて、 前記チヤネル接触は前記金属性エミツタから前記第2の
領域へ、前記第1の領域を貫いて流れる多数キヤリヤの
流れを制御するための電気信号を伝えるのに適し、それ
により前記信号に対して電流利得を発生させることを特
徴とするデバイス - 【請求項9】請求の範囲第3項に記載されたデバイスに
おいて、 前記金属性エミツタは金属であることを特徴とするデバ
イス。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US65344084A | 1984-09-21 | 1984-09-21 | |
| US653440 | 1984-09-21 | ||
| PCT/US1985/001720 WO1986001939A1 (en) | 1984-09-21 | 1985-09-06 | A novel semiconductor device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62500273A JPS62500273A (ja) | 1987-01-29 |
| JPH0616552B2 true JPH0616552B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=24620905
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60504030A Expired - Lifetime JPH0616552B2 (ja) | 1984-09-21 | 1985-09-06 | 新半導体デバイス |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0197052B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0616552B2 (ja) |
| CA (1) | CA1270933A (ja) |
| DE (1) | DE3572752D1 (ja) |
| WO (1) | WO1986001939A1 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| US4825265A (en) * | 1987-09-04 | 1989-04-25 | American Telephone And Telegraph Company At&T Bell Laboratories | Transistor |
| US4851840A (en) * | 1988-01-06 | 1989-07-25 | Wright State University | Optical analog to digital converter |
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| DE102008044884A1 (de) * | 2008-08-29 | 2010-03-04 | Albert-Ludwigs-Universität Freiburg | Verfahren zur Bestimmung der Rekombinationseigenschaften an einem Messteilbereich einer Messseite einer Halbleiterstruktur |
| AU2020357567B2 (en) | 2019-10-02 | 2025-09-18 | Columbus Photovoltaics LLC | Improvements in direct semiconductor solar devices |
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|---|---|---|---|---|
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| EP0106724B1 (fr) * | 1982-09-17 | 1989-06-07 | ETAT FRANCAIS représenté par le Ministre des PTT (Centre National d'Etudes des Télécommunications) | Transistor bipolaire balistique à hétérojonction |
| JPS5955073A (ja) * | 1982-09-24 | 1984-03-29 | Fujitsu Ltd | 半導体装置 |
-
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- 1985-09-06 EP EP85904564A patent/EP0197052B1/en not_active Expired
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