JPH0616443Y2 - Icソケット - Google Patents

Icソケット

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JPH0616443Y2
JPH0616443Y2 JP1989077931U JP7793189U JPH0616443Y2 JP H0616443 Y2 JPH0616443 Y2 JP H0616443Y2 JP 1989077931 U JP1989077931 U JP 1989077931U JP 7793189 U JP7793189 U JP 7793189U JP H0616443 Y2 JPH0616443 Y2 JP H0616443Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
socket
slide plate
package
arm
contact
Prior art date
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Application number
JP1989077931U
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English (en)
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JPH0316684U (ja
Inventor
久男 大島
紀毅 樫村
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I Pex Inc
Original Assignee
Dai Ichi Seiko Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ICソケット、特に多数の接続ピンが平面に
対して垂直に並列して設けられている所謂、PGA(Pi
n Grid Alley)型のICパッケージに好適なICソケッ
トに関する。
〔従来の技術〕
従来、第6図に示したようなPGA型ICパッケージP
をICソケットに装着する場合、先づ図のようにレバー
26をソケット本体21より直立させて置き、カバー2
2に設けた貫通孔23へ対応するICパッケージPの接
続ピンpを挿通せしめてICパッケージPを該カバー2
2上に載置する。次いで、レバー26を回動させて水平
になるように倒し込むと(第7図矢印B)、レバー26
の突出部26aがカバー22の一側端部を押圧して該
カバーをソケット本体21上で摺動せしめ(第6図矢印
A)、これによりカバー22の貫通孔23へ挿通されて
いる接続ピンpは、第9図に示したように矢印Cの方向
へ移動してソケット本体21に形成された収容孔24内
に収容されているコンタクトピン25のガイド部25a
から挟持部25b内に進入する。接続ピンpがコンタク
トピン25の挟持部25bによって弾発的に挟持される
ことにより、両者の電気的接続が行われるが、ICパッ
ケージPをICソケットから取り外す場合には上記と逆
の順序の操作が行なわれる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、かかる従来のICソケットでは、多数の
接続ピンpとコンタクトピン25との接続及び接続解除
のための操作力が可なり大きくなる上に、その全荷重が
一つのレバー26に集中するため該レバー26が変形せ
しめられる等の問題があった。又、レバー26が回動す
る角度範囲は90°程度必要であるため、かかるレバー
26の操作は面倒であるばかりか、その自動化には極め
て不利である等の不都合があった。
本考案は、かかる実情に鑑み、操作を容易且つ簡単に
し、その自動化を有効に実現し得るこの種のICソケッ
トを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
本考案によるICソケットは、ICパッケージの接続ピ
ンと接続すべき多数のコンタクトピンが配列されている
ベース本体と、該ベース本体に上下動可能に装着される
と共に上記コンタクトピンに対応して設けたカム孔には
その上下動により上記コンタクトピンに対して開閉作用
をなし得るカム部が形成されているスライドプレート
と、ベース本体の係止部と係合する係合部を有していて
上記スライドプレートの上下動を規制し得るようになっ
ているカバーと、その一端が上記ベース本体に枢支され
得るようになっていて他端部が上下動せしめられて枢動
することにより上記スライドプレートに係接する作用部
が該スライドプレートを上下動せしめるようにしたアー
ムとを備えている。
従って、アームの上記他端部を押下げると、これにより
一旦開き状態にされたコンタクトピン内に接続ピンが進
入し、そしてアームの押下げを解除することにより、接
続ピンとコンタクトピンとは無挿抜力式に接続される
が、上記アームはテコの原理によりその作用部を介して
スライドプレートを下降せしめる。アームは僅かなスト
ロークだけ押下げればよく、しかも複数設けることによ
って個々のアームに分散せしめられた操作力は小さくな
っているので、かかるアームの操作は容易且つ簡単であ
る。
更に、ソケット本体にガイド部を形成することにより、
ICパッケージを円滑且つ確実に投入することができ
る。
〔実施例〕
以下、第1図乃至第5図に基づき本考案によるICソケ
ットの一実施例を説明する。図中、1はPGA型ICパ
ッケージP(第6図参照)の接続ピンpに接続すべき後
述する多数のコンタクトピンが配列(第2図はそのうち
の一つを示している)されているソケット本体、2は第
3図及び第4図に示したように相互に接近及び離反可能
に本体2aから伸び出た一対の接触片2b,2b′と接
続ピンpを挟持して接触すべき接触部2c,2c′と後
述するスライドプレートのカム部が作用すべき押入部2
d,2d′とを有しているコンタクトピン、3はソケッ
ト本体1内に上下動可能に装着されていると共にコンタ
クトピン2に対応する多数のカム孔3aが形成されてい
て各カム孔3aはそれが押下げられた際上記コンタクト
ピン2の押入部2d及び2d′間に押入し得るように設
けられたカム部3bを有しているスライドプレート(第
4図及び第5図参照)、4はスライドプレート3のため
のリターン用スプリングである。このリターン用スプリ
ング4はソケット本体1の各辺の中央部に夫々設けられ
ていてその上端部はスライドプレート3に形成した受部
3cによって支持されるようになっているが、かかるリ
ターン用スプリング4を用いる代わりに、上記カム部3
bをコンタクトピン2の押入部2d,2d′に係接させ
て置くことによりスライドプレート3に対して上方への
弾発力を付与するようにしてもよい。
5はその上に載置したICパッケージPの接続ピンpを
スライドプレートと3のカム孔3aに挿通させ得るよう
に該カム孔3aに対応して多数の貫通孔5aが形成され
ていると共にソケット本体1の係止部1aと係合してス
ライドプレート3の上下動を規制し得る係合部5bを有
しているカバー、6は作用部6aが上記スライドプレー
ト3の受け部3cの上端面と係接し得るようにソケット
本体1の各辺に沿って夫々配設されていてその一端6b
がソケット本体1の枢支部1bによって枢支され得るよ
うになっていると共に他端部が設けたガイドピン6cが
ソケット本体1側のガイド溝1cによって案内されて他
端6dが上下動し、更にこの上下動を規制するためにソ
ケット本体1の係止部1dと係合し得る係合部6eが設
けられているアームである。上記の場合、ソケット本体
1の各角部の上端縁内側には適宜の面取りによって形成
されて成るガイド部1eが設けられている(第1図)。
本考案によるICソケットは上記のように構成されてい
るから、ICパッケージPを投入する際、該ICパッケ
ージPはソケット本体1のガイド部1eによって案内さ
れるため、各接続ピンpが対応すべきコンタクトピン2
と整合するように簡単且つ適確に投入される。このと
き、アーム6はリターン用スプリング4によってスライ
ドプレート3を介して上方へ弾圧されていると共に係合
部6eがソケット本体1の係止部1dと係合して他端6
dはその上限位置に持ち来たされていると共に各接続ピ
ンpは相互に接近して閉じ状態になっているコンタクト
ピン2の接触片2a,2a′の頂部に当接する(第5図
参照)。このような状態で、アーム6の他端6dを押下
げると該アーム6はソケット本体1の枢支部1bに関し
て枢動し、そしてこの場合、ガイドピン6cがガイド溝
1cによって案内されていることによりアーム6の一端
6bが枢支部1bから外れてしまうことはないが、これ
によりアーム6の作用部6aがリターン用スプリング4
の弾力に抗してスライドプレート3を押下げる。する
と、該スライドプレート3のカム部3bがコンタクトピ
ン2の接触片2a,2a′の押入部2d及び2d′間に
押入して該接触片2a,2a′を相互に離反せしめて開
き状態にする結果、投入されているICパッケージPは
その自重により、接続ピンpがコンタクトピン2の接触
部2c及び2c′間に進入するように、落下してカバー
5の上表面上に正しく載置される。次いでアーム6の他
端6dに対する押下げ力を解除すると該アーム6及びス
ライドプレート3はリターン用スプリング4の弾力によ
って上限位置へ復帰せしめられ、これによりカム部3b
がコンタクトピン2の押入部2d,2d′間から離脱す
ると共に接触部2c及び2c′は接触片2b,2b′の
弾力により接続ピンpの両側より圧接する。かくして接
続ピンpが接触部2c,2c′を介して接触片2b,2
b′によって挟持されることにより該接続ピンpとコン
タクトピン2との電気的接続が行なわれるが、このよう
に両者の接続には何ら挿入力を必要とすることなく確実
に接続せしめられる。そして又、ICパッケージPをI
Cソケットから取り出す場合には、アーム6の他端6d
を一旦押し下げてコンタクトピン2の接触片2b,2
b′を開き状態にすることにより簡単に取り出すことが
でき、この場合にも接続ピンpの抜去力を必要としな
い。
上記のようにICパッケージPの装脱をアーム6の操作
により無挿抜力式に行うことができるが、該アーム6の
操作は作用部6aを介してのテコの原理を利用している
ので、スライドプレート3を押し下げてカム部3bをコ
ンタクトピン2の押入部2d,2d′に挿入することに
より接触片2b,2b′を開き状態にする際、アーム6
の他端6dを僅かに押し下げるだけで簡単に行なえると
共に押し下げ力自体も少なくて済み、従ってアーム6の
操作は極めて容易である。しかもかかるアーム6を複数
個設けているから、そのような操作力を分散させること
ができ、これにより個々のアーム6に過大な荷重がかか
ることはなく、従ってそれによる変形等は全く生じな
い。又、アーム6の操作は指又は適当な治具を用いて行
ない得るが、前述したようにアーム6の他端6dを単に
上下動させるだけであるから、特にその自動化に有利で
ある。ところで、アーム6の作用部6aは長手方向の位
置を変えることによってアーム6に付与すべき操作力の
大きさを調節することができるので、かかる自動化に際
して自動機の駆動出力の設定の自由度を拡大でき、自動
化に好都合である。
尚、上記実施例におけるアーム6は対向する側の一対だ
けを設けるようにしてもよく、この場合でも上記と同様
な作用効果が得られる。
〔考案の効果〕
上述のように本考案のICソケットによれば、ICパッ
ケージの投入後、指又は治具により四箇所或いは二箇所
のアームの端部を軽く押すだけの簡単な操作でICパッ
ケージの装着,取り外しを無挿抜力式に行なえるので作
業能率を著しく向上させることができる。更に、かかる
アームの力点となる該アームの端部6dや作用部6aの
位置を適当に変えることによりアームを枢動させるため
の操作力を自由に設定することができるため、自動機の
出力を容易に調整し得る等の実用的利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のICソケットの一実施例による全体斜
視図、第2図は本考案の上記ICソケットの縦断面図、
第3図及び第4図は本考案のICソケット内に配設され
るコンタクトピンの正面図及び側面図、第5図は該コン
タクトピンとこれに開閉作用をなすスライドプレートの
カム部との関係を示す部分縦断面図、第6図は従来のP
GA型ICパッケージ用のICソケットの斜視図、第7
図はICパッケージを装着した従来のICソケットの斜
視図、第8図は従来のICソケットのレバーの斜視図、
第9図は従来のICソケットにおけるコンタクトピンと
ICパッケージの接続ピンとの接続関係を示す部分斜視
図である。 1……ソケット本体、1a,1d……係止部、1b……
枢支部、1c……ガイド溝、1e……ガイド部、2……
コンタクトピン、2a……本体、2b,2b′……接触
片、3……スライドプレート、3a……カム孔、3b…
…カム部、4……リターン用スプリング、5……カバ
ー、5a……貫通孔、6……アーム、6a……作用部、
6b……一端(支点部)、6d……他端(力点部)。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICパッケージの接続ピンと接続すべき多
    数のコンタクトピンが配列されているベース本体と、該
    ベース本体に上下動可能に装着されると共に上記コンタ
    クトピンに対応して設けたカム孔にはその上下動により
    上記コンタクトピンに対して開閉作用をなし得るカム部
    が形成されているスライドプレートと、上記ベース本体
    の係止部と係合する係合部を有していて上記スライドプ
    レートの上下動を規制し得るようになっているカバー
    と、その一端が上記ベース本体に枢支され得るようにな
    っていて他端部が上下動せしめられて揺動することによ
    り上記スライドプレートに係接する作用部が該スライド
    プレートを上下動せしめるようにしたアームとを備えて
    いるICソケット。
  2. 【請求項2】上記ソケット本体の各角部には、上記IC
    パッケージの投入を案内し得るようにしたガイド部が一
    体に形成されていることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第(1)に記載のICソケット。
JP1989077931U 1989-06-30 1989-06-30 Icソケット Expired - Lifetime JPH0616443Y2 (ja)

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JPH0316684U JPH0316684U (ja) 1991-02-19
JPH0616443Y2 true JPH0616443Y2 (ja) 1994-04-27

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5249972U (ja) * 1975-10-07 1977-04-09
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JPH0316684U (ja) 1991-02-19

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