JPH06162548A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH06162548A
JPH06162548A JP4305149A JP30514992A JPH06162548A JP H06162548 A JPH06162548 A JP H06162548A JP 4305149 A JP4305149 A JP 4305149A JP 30514992 A JP30514992 A JP 30514992A JP H06162548 A JPH06162548 A JP H06162548A
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JP
Japan
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output
laser
light
abnormality
disk device
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Pending
Application number
JP4305149A
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English (en)
Inventor
Toshimitsu Kaku
敏光 賀来
Akira Saito
明 斉藤
Yasuo Kitada
保夫 北田
Yoji Tomono
洋二 伴野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】レーザ出力の安定化と同時にレーザ出力の異常
検出を行なえる光ディスク装置を提供すること。 【構成】2分割光検出器4のうち、1つの光検出素子4
1はレーザ出力の安定化を図るために用い、他方の光検
出素子42はレーザ出力の異常検出に用いる。光検出素
子41の出力は自動パワー制御回路11に導かれ、再生
時の低出力の一定パワーを発生させるためにレーザドラ
イバ10に入力する。光検出素子42の出力は異常検出
回路12に導かれてレーザ出力の異常検出を行ない、異
常が発生した場合にはレーザドライバ10を通してレー
ザ駆動電流を制御することによりレーザ発光を停止させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体上に順次情報
の記録、再生、あるいは消去を行なう光ディスク装置に
係り、特にレーザ出力の安定化と異常検出が可能な光デ
ィスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザを光源とする、記録、再
生、あるいは消去が可能な光ディスク装置においては、
記録ピットを安定に記録し、再生するには光源である半
導体レーザから出射されるパワーを安定化する必要があ
る。半導体レーザのパワー変動を検出してパワーの安定
化を図る方法としては特公昭54−10481号に記載
されているように半導体レーザの2つの壁開面から出射
する光の一方を情報の再生用の主光束とし、他方を出力
安定用の光束として用い、その出力安定用光束の出力変
動を光検出器で検出してレーザ駆動電流を制御するもの
がある。しかし、半導体レーザに記録媒体などからの戻
り光がある場合には半導体レーザの2つの壁開面から出
射する光出力間の相関性がくずれて安定に出力制御がで
きなくなる。この現象は記録、消去を行なう高出力レー
ザにおいては、高出力化のためにレーザ端面反射率を下
げているためにその影響は大きい。また、静電気などに
より一方のレーザ端面破壊が発生したときにも半導体レ
ーザの2つの壁開面から出射する光出力間の相関性がく
ずれて安定に出力制御ができなくなり、最悪のケースと
して出力安定用光束の出力が低下した場合には主光束側
の出力パワーが増大して記録媒体を破壊してしまうなど
の問題を引き起こす。この問題を解決する1つの方法と
して特公昭63−18354号に記載されているよう
に、半導体レーザから出射して記録媒体へ向かう光束の
一部をプリズムで取り出し、その光束を2分割光検出器
の一方へ導き、その検出器の出力と他方の検出器の出力
との差信号でもって半導体レーザの出力を制御するもの
がある。この方法は記録媒体へ向かう光束の出力変動を
直接検出できることから上記の問題は解決される。
【0003】従来の光ディスク装置においては、上記説
明したレーザ出力の安定化のほかにレーザ出力の異常検
出を行ない、出力パワーの増大による記録媒体破壊ある
いは出力低下による再生異常に対応している。レーザ出
力の安定化とレーザ出力の異常検出に用いる光検出器は
信頼性の関点から別々にする必要があり、記録媒体へ向
かう光束をレーザ出力の安定化の検出用に用いた場合に
は半導体レーザの反対側からの光束、あるいは記録媒体
からの情報を検出する反射光をレーザ出力の異常検出に
用いる場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、レー
ザ出力の安定化を行なうための光検出を記録媒体へ向か
う光束を利用することでレーザ出力の安定化は図れる
が、同時に行なうレーザ出力の異常検出に用いる光検出
に半導体レーザの反対側からの光束を利用する場合には
上記説明した戻り光や静電気などによる端面破壊により
2つの壁開面から出射する光出力間の相関性がくずれる
ために異常検出精度が低下するという問題があった。ま
た、記録媒体からの反射光をレーザ出力の異常検出に用
いる場合は記録媒体の反射率、サーボ特性の影響が大き
く、同様に異常検出精度が低下するという問題があっ
た。
【0005】本発明の目的は、上記従来装置の問題点を
解消し、レーザ出力の安定化と同時にレーザ出力の異常
検出を行なえる光ディスク装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、半導体レー
ザから出射して記録媒体へ向かう光束の一部をプリズム
で取り出してその光束を2分割光検出器へ導き、その一
方の出力をレーザ出力の安定化に利用し、他方の出力を
レーザ出力の異常検出に利用することにより達成され
る。
【0007】
【作用】本発明によれば、半導体レーザから出射して記
録媒体へ向かう光束そのものに対してレーザ出力の安定
化とレーザ出力の異常検出の光検出を行なうので異常検
出精度が低下するという問題を解消でき、さらに一ヶ所
に配置した光検出器で両方の機能を実現できるという特
徴を持つ。また、半導体レーザの主出射光と反対側に設
置した光検出器を必要としないので半導体レーザの小型
化と低価格化が実現できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1に本
発明の装置構成の一実施例を示す。レーザ1から出た光
はレンズ2によって平行光となってプリズム3に入射す
る。プリズム3では反射された光は2分割光検出器4に
導かれ、透過した光は2次元アクチュエータ5に取り付
けられている絞り込みレンズ6によって記録媒体7上に
微小スポットとして絞り込まれる。記録時はホストから
の情報をコントローラ8によって変調した後、コントロ
ーラからの符号化信号を記録パルス生成回路9に導き、
所望の記録パルス信号を発生させる。記録パルス信号は
レーザドライバ10でレーザ駆動パルス電流となってレ
ーザ1を高出力発振し、これにより記録媒体7上に記録
ピットや記録ドメインを形成することになる。再生時は
自動パワー制御回路11からの低出力の一定パワーを発
生させるレーザ駆動電流によってレーザ1を駆動し、記
録媒体7からの反射光をプリズム3で光路を分離して光
学系(図示せず)を通して光検出器13に入射させる。
光検出器13では再生信号とサーボ信号を検出する。再
生信号は再生回路14に導かれて二値化された後、コン
トローラ8において情報が復調される。また、サーボ信
号には記録媒体7の上下振れ方向のずれを表わすフォー
カスサーボ信号と記録媒体7のトラッキング方向のずれ
を表わすトラッキングサーボ信号があり、各信号はサー
ボ信号検出回路15で電気信号となって各方向のずれを
所定値以内に補正するためにアクチュエータ駆動回路1
6により2次元アクチュエータ5を駆動する。半導体レ
ーザの戻り光による雑音の影響を低減するために半導体
レーザ駆動電流に高周波電流を重畳する方法があり、本
発明では再生時に高周波重畳回路17から半導体レーザ
駆動電流に高周波電流を重畳し、記録時はレーザの寿命
の点からコントローラ8からの制御信号により高周波電
流を休止する。
【0009】プリズム3で反射された光は2分割光検出
器4に導かれる。2分割光検出器4の大きさは入射光束
径に対して小さく選択する。これは入射光の位置移動に
対する影響を低減するためである。2分割光検出器4の
うち、1つの光検出素子41はレーザ出力の安定化を図
るために用い、他方の光検出素子42はレーザ出力の異
常検出に用いる。光検出素子41の出力は自動パワー制
御回路11に導かれ、再生時の低出力の一定パワーを発
生させるためにレーザドライバ10に入力する。光検出
素子42の出力は異常検出回路12に導かれてレーザ出
力の異常検出を行ない、異常が発生した場合にはレーザ
ドライバ10を通してレーザ駆動電流を制御することに
よりレーザ発光を停止させる。
【0010】図2に自動パワー制御回路11の一例を示
す。光検出素子41で受光した光はD/Aコンバータに
よりゲイン可変可能なオペアンプ43により、光学系の
バラツキによる光量変動を吸収し、一定電圧を出力す
る。D/Aコンバータに与えるデータはEEPROMに
内蔵してあり、このオペアンプ43からの出力はサンプ
ルホールド回路44に入力される。サンプルホールド回
路44では再生時のみサンプリング状態とし、記録時や
消去時にはコントローラ8からの制御信号によって再生
パワー時の出力電圧をホールドすることにより、記録時
や消去時に光検出素子41に高出力パワーが入射して自
動パワー制御動作が異常になるのを防止する。次のオペ
アンプ45では目標再生パワーに対応する基準電位−V
refを設定するとともにゲインを確保する。オペアン
プ45の出力は位相補償回路46に導かれた後、電流源
となるトランジスタ47に入力され、レーザドライバ1
0に接続される。これらによりすべての光学系に対して
一定の再生パワーを発生することができる。
【0011】図3に異常検出回路12の一例を示す。光
検出素子42で受光した光はD/Aコンバータによりゲ
イン可変可能なオペアンプ48により、光学系のバラツ
キによる光量変動を吸収し、一定電圧を出力する。D/
Aコンバータに与えるデータはEEPROMに内蔵して
あり、このオペアンプ48からの出力は処理モード毎に
ゲインを切り替えることが可能なオペアンプ49に入力
される。ここでは記録時および消去時に光検出素子42
への入射光量の平均パワーの上昇に応じて各モード毎に
コントローラ8からの制御信号でアナログスィッチをオ
ンオフすることによりゲインを低下させて各処理におけ
る出力電圧をほぼ一定とする。オペアンプ49の出力は
オーバーパワーを検出するコンパレータ50とアンダー
パワーを検出するコンパレータ51に入力する。コンパ
レータ50においてVowはオーバーパワーを検出する
ための基準電圧であり、コンパレータ51においてVu
dはアンダーパワーを検出するための基準電圧である。
各コンパレータにおいて基準電圧を超過あるいは低下す
るとオペアンプの出力が発生する。これらの出力をOR
論理素子52に導き、その出力をレーザドライバ10に
導いてレーザ発光を停止させるとともにコントローラ8
へ導いてレーザ異常発生をしらせる。異常検出系を二重
系として異常検出の信頼性を持たせるために、図3に示
す専用の異常検出回路の他に図2に示す自動パワー制御
回路において、サンプルホールド44の出力にコンパレ
ータを配置して同様のオーバーパワー、アンダーパワー
を検出することも可能である。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、半導体レーザから出射
して記録媒体へ向かう光束そのものに対してレーザ出力
の安定化とレーザ出力の異常検出の光検出を行なうの
で、検出精度が低下することなくレーザ出力の異常検出
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を説明するためのブロッ
ク図である。
【図2】自動パワー制御回路の一例のブロック図であ
る。
【図3】異常検出回路の一例のブロック図である。
【符号の説明】
4…2分割光検出器、 8…コントローラ、 11…自動パワー制御回路、 12…異常検出回路、 41,42…光検出素子、 43,48…ゲイン可変可能オペアンプ。
フロントページの続き (72)発明者 伴野 洋二 神奈川県小田原市国府津2880番地株式会社 日立製作所ストレージシステム事業部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体レーザと、半導体レーザからでた光
    を記録媒体へ導き、情報の記録、再生あるいは消去を行
    なう光学系を備えた光ディスク装置において、光学系中
    に上記半導体レーザから出て記録媒体へ向かう光を受光
    する2個の受光面を有する2分割光検出器を設け、上記
    受光面のうちの1つの出力をレーザ出力安定化回路へ導
    き、上記受光面のうちの他の出力をレーザ出力異常検出
    回路へ導くことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記2分割光検出器の
    受光面の大きさを上記2分割光検出器に入射する光束径
    よりも小さくすることを特徴とする光ディスク装置。
JP4305149A 1992-11-16 1992-11-16 光ディスク装置 Pending JPH06162548A (ja)

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JP4305149A JPH06162548A (ja) 1992-11-16 1992-11-16 光ディスク装置

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JP4305149A JPH06162548A (ja) 1992-11-16 1992-11-16 光ディスク装置

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JP4305149A Pending JPH06162548A (ja) 1992-11-16 1992-11-16 光ディスク装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005078787A (ja) * 2003-09-04 2005-03-24 Hitachi-Lg Data Storage Inc 光ディスク装置及び光ディスク装置の制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005078787A (ja) * 2003-09-04 2005-03-24 Hitachi-Lg Data Storage Inc 光ディスク装置及び光ディスク装置の制御方法
US7826321B2 (en) 2003-09-04 2010-11-02 Hitachi-Lg Data Storage, Inc. Optical disk apparatus and control method thereof

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