JPH06161964A - データ処理装置及び通知方法 - Google Patents

データ処理装置及び通知方法

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JPH06161964A
JPH06161964A JP31692592A JP31692592A JPH06161964A JP H06161964 A JPH06161964 A JP H06161964A JP 31692592 A JP31692592 A JP 31692592A JP 31692592 A JP31692592 A JP 31692592A JP H06161964 A JPH06161964 A JP H06161964A
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JP
Japan
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schedule
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calendar
schedules
time
Prior art date
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Application number
JP31692592A
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English (en)
Inventor
Takao Nakayama
尊雄 中山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】カレンダ機能およびスケジュール機能を備えた
データ処理装置において、スケジュール機能によって管
理されたスケジュールの件数等を実際にスケジュール機
能を起動しなくとも簡単に把握できるようにする。 【構成】ROM16の領域16に格納されたカレンダ情
報の表示に際し、RAM17の領域17aに格納された
スケジュール情報の中から当該月の中でスケジュールが
入っている日およびその件数を検出し、この検出された
スケジュール件数をカレンダ情報の中の対応する日付欄
に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カレンダ機能およびス
ケジュール機能を備えた携帯型の個人情報機器として用
いられるデータ処理装置、およびスケジュールの件数等
をユーザに通知するための通知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯型の個人情報機器として用い
られるデータ処理装置では、カレンダ機能およびスケジ
ュール機能を備えたものがある。カレンダ機能は、指定
された月のカレンダを表示する機能である。スケジュー
ル機能は、日単位、週単位、月単位で管理されるスケジ
ュールを入力、表示する機能である。
【0003】このような機能を備えたデータ処理装置を
携帯することにより、ユーザはいつでも所望の月のカレ
ンダを見ることができ、また、予め自身のスケジュール
を入力しておくことで、そのスケジュールを日単位等で
確認することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、この
種のデータ処理装置において、上述したようなカレンダ
機能やスケジュール機能を備えている装置はあるが、そ
れらをリンクするようなものはなかった。すなわち、カ
レンダ機能とスケジュール機能が独立しており、カレン
ダ機能によって表示されたカレンダからは当月のスケジ
ュール状態、すなわち、いつ、何件分のスケジュールが
入っているのかを把握することはできなかった。この場
合、スケジュール状態を知るためには、実際にスケジュ
ール機能を起動して、当月のスケジュールを見なければ
ならない。
【0005】また、この種のデータ処理装置では、スケ
ジュール機能によってスケジュールを管理していること
から、当日に何件のスケジュールが入っているのかを確
認する必要がある。しかしながら、従来のデータ処理装
置では、実際にスケジュール機能を起動しなければ、当
日のスケジュール件数を知ることができず、非常に不便
であった。
【0006】また、この種のデータ処理装置では、スケ
ジュール機能の1つとしてアラーム機能がある。これ
は、予めスケジュールの中で任意の用件が入っている時
刻をセットしておくことにより、その設定時刻になった
ときにアラーム音を発生する機能である。このアラーム
音の発生により、ユーザはその時刻にスケジュールが入
っていることを知ることができる。しかしながら、従
来、アラーム音が鳴っても、どのような種類のスケジュ
ール時刻になったのか、その音から知ることはできず、
結局、実際にスケジュール機能を起動してスケジュール
の内容を確認する必要があり、非常に不便であった。
【0007】また、この種のデータ処理装置では、操作
エラーが発生した際、警告メッセージを表示するものが
ある。ユーザはこの警告メッセージを読むことにより、
そのエラーの程度を知ることができ、対処することがで
きる。しかしながら、常に警告メッセージを気にしなが
ら操作しなければならず、非常に不便であった。
【0008】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、スケジュール機能によって管理されたスケジュー
ルの件数等を実際にスケジュール機能を起動しなくとも
簡単に把握することができ、また、操作エラーが生じた
際に、そのエラーの程度を簡単に知ることができるデー
タ処理装置及び通知方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、指定された月
のカレンダ情報を表示するカレンダ手段、およびスケジ
ュール情報を管理するスケジュール手段を備えたデータ
処理装置において、上記カレンダ情報の表示に際し、上
記スケジュール情報の中から当該月の中でスケジュール
が入っている日およびその件数を検出し、この検出され
た上記スケジュール件数を上記カレンダ情報の中の対応
する日付欄に表示するようにしたことを特徴とする。
【0010】また、本発明は、スケジュール情報を管理
するスケジュール管理手段を備えたデータ処理装置にお
いて、上記スケジュール情報の中から、当日の現在時刻
以降のスケジュール件数を検出し、この検出された上記
スケジュール件数をその件数に応じた音声情報によって
通知するようにしたことを特徴とする。
【0011】また、本発明は、スケジュール情報を管理
するスケジュール管理手段を備えたデータ処理装置にお
いて、上記スケジュール情報に対して、アラーム音を発
生する時刻および当該スケジュールの種類を示す属性情
報を設定しておき、上記時刻が来た際に、上記アラーム
音を上記属性情報に応じた音声情報で出力するようにし
たことを特徴とする。
【0012】また、本発明は、操作エラーの発生を検出
し、その程度を判断することにより、上記操作エラーの
発生を上記エラー程度に応じた音声情報によって通知す
るようにしたことを特徴とする。
【0013】
【作用】上記の構成によれば、カレンダの表示に際し、
各日付に対応させてスケジュール件数が表示されるた
め、スケジュール機能を起動しなくとも、カレンダの表
示の中から当月のスケジュール状態(いつ、何件分のス
ケジュールが入っているのか)を簡単に把握することが
できる。
【0014】また、装置起動時に当日の現在時刻以後の
スケジュール件数をその件数に応じた音によって知らせ
てくれるため、スケジュール機能を起動しなくとも、こ
の音から当日のスケジュール件数を簡単に把握すること
ができる。
【0015】また、アラーム設定時刻になったときに、
そのときのスケジュールの属性に応じたアラーム音が鳴
るため、スケジュール機能を起動しなくとも、そのとき
の音からスケジュールの種類を簡単に把握することがで
きる。
【0016】また、操作エラーが発生した際に、そのと
きのエラー程度に応じた音によって知らせてくれるた
め、警告メッセージを見なくとも、そのとき発せられる
音からエラー程度を簡単に知ることができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。 (第1の実施例)まず、本発明の第1の実施例を説明す
る。
【0018】図1は同実施例のデータ処理装置の構成を
示すブロック図である。本装置は、カレンダ機能および
スケジュール機能を備えており、携帯型の個人情報機器
として用いられる。カレンダ機能は、指定された月のカ
レンダを表示する機能である。スケジュール機能は、日
単位、週単位、月単位で管理されるスケジュールを入
力、表示する機能である。
【0019】図1において、CPU11は、装置全体の
制御を行うものであり、上述したカレンダ機能やスケジ
ュール機能に係る各種制御処理を実行する。入力部12
は、例えば感圧式タブレットからなる。また、表示部1
3は、例えばLCD(液晶表示装置)からなる。ここ
で、同実施例では、入力部12(タブレット)と表示部
13(LCD)とが一体化されており、共に同じ座標面
を有し、表示部13の表示画面上の座標位置を入力部1
2で直接指定し得ると共に、表示部13での表示情報が
入力部12を介して視認し得るように構成されている。
入力制御部14は、CPU11の制御の下で入力部12
の入力制御を行う。表示制御部15は、CPU11の制
御の下で表示部13の入力制御を行う。
【0020】ROM16には、CPU11の動作に必要
なプログラムの他、ここではカレンダ機能によるカレン
ダ表示に必要なカレンダ情報を格納するための領域16
aが設けられている。
【0021】RAM17には、スケジュール機能によっ
て入力されたスケジュール情報を格納するための領域1
7a、日付とスケジュール件数とを対応させたスケジュ
ール管理テーブルを格納するための領域17b、および
音声情報を格納するための領域17cが設けられてい
る。音声出力部18は、例えばスピーカおよびアンプか
らなる。D/A変換器19は、ディジタルの音声信号を
アナログ信号に変換する。また、リアルタイマ20は、
CPU11のクロック信号に同期して、現在の日時をカ
ウントしている。次に、本発明の第1の実施例の動作を
説明する。
【0022】図2のフローチャートに示すように、ま
ず、例えば表示部13(LCD)に表示されたカレンダ
表示用のボタンを入力部12(タブレット)を介してペ
ン等によって指示することにより、所望の月のカレンダ
表示を指示する(ステップA1)。カレンダ表示が指示
されると、CPU11はROM16の領域16aに格納
されているカレンダ情報に基づいて、指定された月のカ
レンダを図3に示すように表示する(ステップA2)。
【0023】次に、CPU11は、RAM17の領域1
7aに格納されているスケジュール情報に基づいて、図
4に示すようなスケジュール管理テーブルをRAM17
の領域17bに作成する(ステップA3)。このスケジ
ュール管理テーブルは、指定された月に関する日付とス
ケジュール件数との対応テーブルである。図4の例で
は、1日に1件、6日に5件、12日に4件のスケジュ
ールが入っていることを示している。
【0024】ここで、CPU11は、まず、日付ポイン
タPをスケジュール管理テーブルの1日に設定して(ス
テップA4)、1日にスケジュールが何件入っているの
かを調べる(ステップA5)。その結果、1件でも入っ
ていれば(ステップA6)、図3に示すように、CPU
11はその件数を示す文字21を該当する日付欄に表示
すると共に、同文字21にマーク22を付加する(ステ
ップA7)。このマーク22は、文字21がスケジュー
ル件数であることを示すものである。
【0025】以下同様に、CPU11は日付ポインタP
を更新しながら、最終日(ここでは31日)までの各日
付毎のスケジュール件数を調べ、これを表示する(ステ
ップA8およびA9)
【0026】このように、カレンダの表示に際し、各日
付に対応させてスケジュール件数が表示される。したが
って、スケジュール機能を起動しなくとも、カレンダの
表示の中から当月のスケジュール状態、すなわち、い
つ、何件分のスケジュールが入っているのかを簡単に把
握することができる。
【0027】なお、ここでは、スケジュール件数を文字
(数値)で表したが、本発明はこれに限るものではな
く、例えば件数として視認可能なマークや、件数の度合
を示すクラフ等の他の手段を用いても良い。
【0028】また、カラー表示可能な装置であれば、ス
ケジュール件数の度合いをスケジュールの各日付の表示
色を変える等の方法によってユーザに認識させるように
しても良い。 (第2の実施例)次に、本発明の第2の実施例を説明す
る。
【0029】第2の実施例では、装置起動時に当日のス
ケジュール件数を通知する方法に関し、特に当日の現在
時刻以後のスケジュール件数をその件数に応じた音によ
って知らせることを特徴とする。以下、図5に示すフロ
ーチャートを参照して本発明の第2の実施例の動作を説
明する。
【0030】装置が起動された際(ステップB1)、そ
れが当日初めての起動であれば(ステップB2)、CP
U11はリアルタイマ20から現在の日時を取得するこ
とにより(ステップB3)、RAM17の領域17aに
格納されているスケジュール情報の中から当日の現在時
刻以降のスケジュール件数を調べる(ステップB4)。
その結果、当日に1件でもスケジュールが入っていれば
(ステップB5)、CPU11はRAM17の領域17
cから音声情報を読出し、そのときの件数に応じた回数
だけ音を繰り返して鳴らす(ステップB6)。
【0031】これにより、当日1件だけスケジュールが
入っていれば、例えば「ピッ」という音が鳴り、2件入
っていれば、「ピッ、ピッ」という音が鳴る。したがっ
て、装置起動時にスケジュール機能を起動しなくとも、
この音から当日のスケジュール件数を簡単に把握するこ
とができる。
【0032】なお、ここでは、スケジュール件数に応じ
て音の回数を変えたが、本発明はこれに限るものではな
く、例えばスケジュール件数に応じて音色(種類)や、
長さ、音量等を変えるようにしても良い。また、録音機
能によって録音した音声情報をRAM17の領域17c
に格納しておくことで、その音声情報を効果音として用
いることもできる。 (第3の実施例)次に、本発明の第3の実施例を説明す
る。
【0033】第3の実施例では、スケジュール機能の1
つとしてのアラーム機能に関し、特にアラーム設定時刻
になったときに、そのときのスケジュールの属性に応じ
たアラーム音を鳴らすことを特徴とする。
【0034】スケジュール属性とは、スケジュールの種
類を示すものであり、ここでは「通常」と「プライベー
ト」に分かれる。このスケジュール属性は、アラーム機
能によって、アラーム音の発生時刻と共に設定する。ア
ラーム音の発生時刻およびスケジュール属性は、図6に
示すようにスケジュール情報の1つとして、RAM17
の領域17aに格納される。図6の例では、時刻10:
00〜12:00に入っているスケジュールにアラーム
が設定され、その属性として「通常」が設定されてい
る。同様に、時刻12:00〜13:00に入っている
スケジュールに対し、アラーム音が設定され、その属性
として「プライベート」が設定されている。また、時刻
18:00〜20:00に入っているスケジュールに対
し、アラーム音が設定され、その属性として「プライベ
ート」が設定されている。以下、図6に示すフローチャ
ートを参照して本発明の第3の実施例の動作を説明す
る。
【0035】CPU11は、リアルタイマ20から現在
の日時を取得することにより(ステップC1)、RAM
17の領域17aに格納されているスケジュール情報の
中からアラーム設定時刻を調べる。(ステップC2)。
その結果、現在時刻とアラーム設定時刻が一致する場
合、つまり、アラーム設定時刻が来た場合には(ステッ
プC3)、CPU11は当該スケジュールの属性(ここ
では、「通常」または「プライベート」)を取得する
(ステップC4)。
【0036】ここで、属性が「プライベート」であれば
(ステップC5)、CPU11はRAM17の領域17
cからプライベート用の音声情報を読出し、そのプライ
ベート用の音声情報をアラーム音として、所定期間出力
する(ステップC6)。一方、属性が「通常」であれば
(ステップC5)、CPU11はRAM17の領域17
cから通常用の音声情報を読出し、その通常用の音声情
報をアラーム音として、所定期間出力する(ステップC
7)。
【0037】このように、アラーム設定時刻が来た際、
そのときスケジュールがプライベートなものであれば、
プライベート用のアラームが例えば「ピー、ピー」と鳴
り、通常のものであれば、通常用のアラームが例えば
「ピッ、ピッ」と鳴る。したがって、アラーム音が鳴っ
たときに、スケジュール機能を起動しなくとも、そのと
きの音からスケジュールの種類を簡単に把握することが
でき、それなりの対応を迅速に取ることができる。
【0038】なお、ここでは、スケジュール属性を「通
常」と「プライベート」の2種類に分けたが、例えば
「重要」という属性を加えるなど、さらに多くの属性を
持たせることも可能である。
【0039】また、スケジュール属性に応じて音色(種
類)を変えたが、本発明はこれに限るものではなく、例
えばスケジュール属性に応じて音の回数や、長さ、音量
等を変えるようにしても良い。また、録音機能によって
録音した音声情報をRAM17の領域17cに格納して
おくことで、その音声情報を効果音として用いることも
できる。 (第4の実施例)次に、本発明の第4の実施例を説明す
る。
【0040】第4の実施例では、操作エラーが発生した
ときの警告方法に関し、特に操作エラーが発生した際
に、そのときのエラー程度に応じた音によって知らせる
ことを特徴とする。以下、図8に示すフローチャートを
参照して本発明の第4の実施例の動作を説明する。
【0041】例えばスケジュール機能を起動して、スケ
ジュールを入力しているような場合において、操作エラ
ーが生じると(ステップD1)、CPU11はそのとき
の操作エラーの内容に応じた警告メッセージを表示する
(ステップD2)。
【0042】ここで、同実施例において、CPU11は
そのときのエラー程度を予め決められたルールに従って
判断する(ステップD3)。ここでは、エラー程度を
「1」〜「3」の3段階に分けるものとする。その結
果、エラー程度が「1」であれば(ステップD4)、C
PU11はRAM17の領域17cからエラー程度
「1」用の音声情報を読出し、そのエラー程度「1」用
の音声情報を警告音として、所定期間出力する(ステッ
プD5)。同様に、エラー程度が「2」であれば(ステ
ップD6)、CPU11はRAM17の領域17cから
エラー程度「2」用の音声情報を読出し、そのエラー程
度「2」用の音声情報を警告音として、所定期間出力し
(ステップD7)、また、エラー程度が「3」であれ
ば、RAM17の領域17cからエラー程度「3」用の
音声情報を読出し、そのエラー程度「3」用の音声情報
を警告音として、所定期間出力する(ステップD8)。
【0043】このように、操作エラーが生じた際に、そ
のときのエラー程度が「1」のレベルであれば、例えば
「ピッ、ピッ」という警告音が鳴る。また、エラー程度
が「2」のレベルであれば、例えば「ピー、ピー」とい
う警告音がなり、エラー程度が「3」のレベルであれ
ば、例えば「ビ−、ビ−」という警告音が鳴る。したが
って、操作エラーが発生したとき、警告メッセージを見
なくとも、そのとき発せられる音からエラー程度を簡単
に知ることができる。これにより、例えばエラー程度が
低ければ、そのまま強引に操作を続行し、エラー程度が
高い場合に初めて具体的な警告メッセージを見て、その
ときのエラーに対処するなどの対応を迅速に取ることが
できる。なお、ここでは、エラー程度を3段階に分けた
が、さらに複数の段階に分けることも可能である。
【0044】また、所定期間だけ警告音を鳴らすように
したが、特定のスイッチを押さない限り鳴り止まないよ
うにしたり、これをエラー程度が高い場合にのみ行うな
ど、様々な応用が可能である。
【0045】また、エラー程度に応じて音色(種類)を
変えたが、本発明はこれに限るものではなく、例えばエ
ラー程度に応じて音の回数や、長さ、音量等を変えるよ
うにしても良い。また、録音機能によって録音した音声
情報をRAM17の領域17cに格納しておくことで、
その音声情報を効果音として用いることもできる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、カレンダ
の表示に際し、各日付に対応させてスケジュール件数を
表示するようにしたため、スケジュール機能を起動しな
くとも、カレンダの表示の中から当月のスケジュール状
態、すなわち、いつ、何件分のスケジュールが入ってい
るのかを簡単に把握することができる。
【0047】また、装置起動時に当日の現在時刻以後の
スケジュール件数をその件数に応じた音によって知らせ
るようにしたため、スケジュール機能を起動しなくと
も、この音から当日のスケジュール件数を簡単に把握す
ることができる。
【0048】また、アラーム設定時刻になったときに、
そのときのスケジュールの属性に応じたアラーム音を鳴
らすようにしたため、スケジュール機能を起動しなくと
も、そのときの音からスケジュールの種類を簡単に把握
することができる。
【0049】また、操作エラーが発生した際に、そのと
きのエラー程度に応じた音によって知らせるようにした
ため、警告メッセージを見なくとも、そのとき発せられ
る音からエラー程度を簡単に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るデータ処理装置の
構成を示すブロック図。
【図2】上記第1の実施例の動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図3】上記第1の実施例におけるカレンダの表示例を
示す図。
【図4】上記第1の実施例におけるスケジュール管理テ
ーブルの構成を示す図。
【図5】本発明の第2の実施例の動作を説明するための
フローチャート。
【図6】上記第2の実施例におけるスケジュール情報を
構成を示す図。
【図7】本発明の第3の実施例の動作を説明するための
フローチャート。
【図8】本発明の第4の実施例の動作を説明するための
フローチャート。
【符号の説明】
11…CPU、12…入力部、13…表示部、14…入
力制御部、15…表示制御部、16…ROM、16a…
カレンダ情報格納領域、17…RAM、17a…スケジ
ュール情報格納領域、17b…スケジュール管理テーブ
ル格納領域、17c…音声情報格納領域、18…音声出
力部、19…D/A変換器、20…リアルタイマ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指定された月のカレンダ情報を表示する
    カレンダ表示手段と、 スケジュール情報を管理するスケジュール管理手段と、 上記カレンダ表示手段によって上記カレンダ情報が表示
    された際、上記スケジュール管理手段によって管理され
    た上記スケジュール情報の中から、当該月の中でスケジ
    ュールが入っている日およびその件数を検出する検出手
    段と、 この検出手段によって検出された上記スケジュール件数
    を上記カレンダ情報の中の対応する日付欄に表示するス
    ケジュール件数通知手段とを具備したことを特徴とする
    データ処理装置。
  2. 【請求項2】 スケジュール情報を管理するスケジュー
    ル管理手段と、 このスケジュール管理手段によって管理された上記スケ
    ジュール情報の中から、当日の現在時刻以降のスケジュ
    ール件数を検出する検出手段と、 この検出手段によって検出された上記スケジュール件数
    をその件数に応じた音声情報によって通知するスケジュ
    ール件数通知手段とを具備したことを特徴とするデータ
    処理装置。
  3. 【請求項3】 スケジュール情報を管理するスケジュー
    ル管理手段と、 このスケジュール管理手段によって管理された上記スケ
    ジュール情報に対して、アラーム音を発生する時刻およ
    び当該スケジュールの種類を示す属性情報を設定するア
    ラーム設定手段と、 このアラーム設定手段によって設定された上記時刻に、
    上記アラーム音を上記属性情報に応じた音声情報で出力
    するアラーム通知手段とを具備したことを特徴とするデ
    ータ処理装置。
  4. 【請求項4】 操作エラーを検出する検出手段と、 この検出手段によって検出された上記操作エラーの程度
    を判断する判断手段と、 上記操作エラーの発生を上記判断手段によって判断され
    た上記エラー程度に応じた音声情報によって通知するエ
    ラー通知手段とを具備したことを特徴とするデータ処理
    装置。
  5. 【請求項5】 指定された月のカレンダ情報を表示する
    カレンダ手段、およびスケジュール情報を管理するスケ
    ジュール手段を備えたデータ処理装置において、 上記カレンダ情報の表示に際し、 上記スケジュール情報の中から当該月の中でスケジュー
    ルが入っている日およびその件数を検出し、 この検出された上記スケジュール件数を上記カレンダ情
    報の中の対応する日付欄に表示するようにしたことを特
    徴とする通知方法。
  6. 【請求項6】 スケジュール情報を管理するスケジュー
    ル管理手段を備えたデータ処理装置において、 上記スケジュール情報の中から、当日の現在時刻以降の
    スケジュール件数を検出し、 この検出された上記スケジュール件数をその件数に応じ
    た音声情報によって通知するようにしたことを特徴とす
    る通知方法。
  7. 【請求項7】 スケジュール情報を管理するスケジュー
    ル管理手段を備えたデータ処理装置において、 上記スケジュール情報に対して、アラーム音を発生する
    時刻および当該スケジュールの種類を示す属性情報を設
    定しておき、 上記時刻が来た際に、上記アラーム音を上記属性情報に
    応じた音声情報で出力するようにしたことを特徴とする
    通知方法。
  8. 【請求項8】 操作エラーの発生を検出し、 その程度を判断することにより、 上記操作エラーの発生を上記エラー程度に応じた音声情
    報によって通知するようにしたことを特徴とする通知方
    法。
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