JPH06159442A - クランクシャフトダンパ - Google Patents
クランクシャフトダンパInfo
- Publication number
- JPH06159442A JPH06159442A JP30425892A JP30425892A JPH06159442A JP H06159442 A JPH06159442 A JP H06159442A JP 30425892 A JP30425892 A JP 30425892A JP 30425892 A JP30425892 A JP 30425892A JP H06159442 A JPH06159442 A JP H06159442A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- crankshaft
- inertia ring
- weight
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クランクシャフトの低回転時と高回転時との
双方においてクランクシャフトのねじり振動を減衰され
る軽量なクランクシャフトダンパを提供する。 【構成】 慣性環３と、該慣性環を収容するハウジング
の環状の内部空間の壁面との間に形成されたギャップに
粘性流体６が充填され、慣性環３とハウジングとの間に
作用する粘性流体６の剪断力をクランクシャフトの高回
転時に増大させる手段がハウジング２の内部空間に設け
られる。上記粘性流体６の剪断力を増大させる手段は、
慣性環３の内側に配置されてハウジング２の回転に伴う
遠心力の作用で放射方向外方へ移動しうる複数の錘４
と、該錘４の外周面4bが高回転時に慣性環３の内周面3a
に接近しうるように、各錘４を内方へ付勢する態様でハ
ウジング２に連結するスプリング５とよりなる。
双方においてクランクシャフトのねじり振動を減衰され
る軽量なクランクシャフトダンパを提供する。 【構成】 慣性環３と、該慣性環を収容するハウジング
の環状の内部空間の壁面との間に形成されたギャップに
粘性流体６が充填され、慣性環３とハウジングとの間に
作用する粘性流体６の剪断力をクランクシャフトの高回
転時に増大させる手段がハウジング２の内部空間に設け
られる。上記粘性流体６の剪断力を増大させる手段は、
慣性環３の内側に配置されてハウジング２の回転に伴う
遠心力の作用で放射方向外方へ移動しうる複数の錘４
と、該錘４の外周面4bが高回転時に慣性環３の内周面3a
に接近しうるように、各錘４を内方へ付勢する態様でハ
ウジング２に連結するスプリング５とよりなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンのクランクシャ
フトのねじり振動を減衰させるクランクシャフトダンパ
に関する。
フトのねじり振動を減衰させるクランクシャフトダンパ
に関する。
【０００２】
【従来の技術】エンジンのクランクシャフトのねじり振
動を減衰させるために、従来より、トーショナルダンパ
を一体に組込んだダンパプーリをクランクシャフトの前
端に装着することが行なわれている。
動を減衰させるために、従来より、トーショナルダンパ
を一体に組込んだダンパプーリをクランクシャフトの前
端に装着することが行なわれている。
【０００３】このようなトーショナルダンパのうちで、
例えば特開昭56-153139 号公報に開示されているよう
に、慣性環と該慣性環を収容する環状の内部空間を有す
るハウジングの内壁面との間のギャップにシリコンオイ
ルよりなる粘性流体を充填した粘性ダンパがある。この
粘性ダンパは、慣性環の外壁面とハウジングの内壁面と
の間に作用する粘性流体の剪断力を利用してクランクシ
ャフトのねじり振動を減衰させるように構成されてい
る。
例えば特開昭56-153139 号公報に開示されているよう
に、慣性環と該慣性環を収容する環状の内部空間を有す
るハウジングの内壁面との間のギャップにシリコンオイ
ルよりなる粘性流体を充填した粘性ダンパがある。この
粘性ダンパは、慣性環の外壁面とハウジングの内壁面と
の間に作用する粘性流体の剪断力を利用してクランクシ
ャフトのねじり振動を減衰させるように構成されてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、クランクシ
ャフトに発生するねじり振動には、低回転時に爆発荷重
によって発生するねじり振動と、高回転時に慣性力によ
って発生するねじり振動とがあることが知られている。
ャフトに発生するねじり振動には、低回転時に爆発荷重
によって発生するねじり振動と、高回転時に慣性力によ
って発生するねじり振動とがあることが知られている。
【０００５】したがって、この種ダンパの設計に際して
は、低回転時と高回転時との双方に対して考慮を払うこ
とが必要となるが、低回転時に適合させるために軽量な
慣性環を用いると高回転時に所要の振動減衰力が得られ
ず、高回転時に適合させるためには重い慣性環が必要と
なるために、エンジン全体の重量が増加するという問題
があった。
は、低回転時と高回転時との双方に対して考慮を払うこ
とが必要となるが、低回転時に適合させるために軽量な
慣性環を用いると高回転時に所要の振動減衰力が得られ
ず、高回転時に適合させるためには重い慣性環が必要と
なるために、エンジン全体の重量が増加するという問題
があった。
【０００６】上述の事情に鑑み、本発明は、クランクシ
ャフトの低回転域および高回転域の双方において優れた
振動減衰作用を発揮する軽量なクランクシャフトダンパ
を提供することを目的とする。
ャフトの低回転域および高回転域の双方において優れた
振動減衰作用を発揮する軽量なクランクシャフトダンパ
を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明によるクランクシ
ャフトダンパは、慣性環とハウジングの内部空間の壁面
との間に形成されたギャップに粘性流体が充填されてな
る構成において、上記慣性環と上記ハウジングとの間に
作用する粘性流体の剪断力をクランクシャフトの高回転
時に増大させる手段がハウジングの内部空間に設けられ
てなることを特徴とするものである。
ャフトダンパは、慣性環とハウジングの内部空間の壁面
との間に形成されたギャップに粘性流体が充填されてな
る構成において、上記慣性環と上記ハウジングとの間に
作用する粘性流体の剪断力をクランクシャフトの高回転
時に増大させる手段がハウジングの内部空間に設けられ
てなることを特徴とするものである。
【０００８】具体的には、高回転時に上記粘性流体の剪
断力を増大させる手段は、上記慣性環の内側に配置され
て上記ハウジングの回転に伴う遠心力の作用で放射方向
外方へ移動しうる錘と、該錘の外周面が高回転時に上記
慣性環の内周面に接近しうるように、上記錘を内方へ付
勢する態様で上記ハウジングに連結する弾性体とよりな
る。
断力を増大させる手段は、上記慣性環の内側に配置され
て上記ハウジングの回転に伴う遠心力の作用で放射方向
外方へ移動しうる錘と、該錘の外周面が高回転時に上記
慣性環の内周面に接近しうるように、上記錘を内方へ付
勢する態様で上記ハウジングに連結する弾性体とよりな
る。
【０００９】上記慣性環および該慣性環を収容するハウ
ジングの環状の内部空間がともに四角形の断面形状を有
し、上記錘が上記慣性環の内周面と対向する外周面を備
えている。
ジングの環状の内部空間がともに四角形の断面形状を有
し、上記錘が上記慣性環の内周面と対向する外周面を備
えている。
【００１０】上記錘は扇状に形成されて複数設けられ
る。
る。
【００１１】
【作用および効果】本発明によれば、慣性環とハウジン
グとの間に作用する粘性流体の剪断力をクランクシャフ
トの高回転時に増大させる手段が設けられていることに
より、慣性環を低回転時の振動減衰に適した軽量なもの
でありながら、高回転時にも所要の振動減衰作用を得る
ことができる。
グとの間に作用する粘性流体の剪断力をクランクシャフ
トの高回転時に増大させる手段が設けられていることに
より、慣性環を低回転時の振動減衰に適した軽量なもの
でありながら、高回転時にも所要の振動減衰作用を得る
ことができる。
【００１２】また、本発明によれば、上記粘性流体の剪
断力を増大させる手段が、慣性環の内側に配置されてハ
ウジングの回転に伴う遠心力の作用で放射方向外方へ移
動しうる錘と、該錘の外周面が高回転時に上記慣性環の
内周面に接近しうるように、上記錘を内方へ付勢する態
様で上記錘をハウジングに連結する弾性体とにより構成
されているため、慣性環の外壁面とハウジングの内壁面
との間に作用する粘性流体の剪断力に加えて、高回転時
には慣性環と錘との間に作用する粘性流体の剪断力が付
加され、簡単な構成でありながら所期の目的を達成する
ことが可能となる。
断力を増大させる手段が、慣性環の内側に配置されてハ
ウジングの回転に伴う遠心力の作用で放射方向外方へ移
動しうる錘と、該錘の外周面が高回転時に上記慣性環の
内周面に接近しうるように、上記錘を内方へ付勢する態
様で上記錘をハウジングに連結する弾性体とにより構成
されているため、慣性環の外壁面とハウジングの内壁面
との間に作用する粘性流体の剪断力に加えて、高回転時
には慣性環と錘との間に作用する粘性流体の剪断力が付
加され、簡単な構成でありながら所期の目的を達成する
ことが可能となる。
【００１３】また、本発明によれば、上記慣性環および
該慣性環を収容するハウジングの環状の内部空間がとも
に四角形の断面形状を有し、上記錘が慣性環の内周面と
対向する形状の外周面を備えているため、安定した減衰
作用を得ることができる。
該慣性環を収容するハウジングの環状の内部空間がとも
に四角形の断面形状を有し、上記錘が慣性環の内周面と
対向する形状の外周面を備えているため、安定した減衰
作用を得ることができる。
【００１４】さらに、本発明によれば、上記錘が扇状に
形成された複数の部材よりなるため、粘性流体の温度分
布を均一にし、粘度変化による性態変化を抑制すること
ができる。
形成された複数の部材よりなるため、粘性流体の温度分
布を均一にし、粘度変化による性態変化を抑制すること
ができる。
【００１５】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
【００１６】図１および図２において、クランクシャフ
ト（図示は省略）の先端に取付けられるクランクプーリ
１のハウジング２は、断面形状が四角形の環状の内部空
間を有しており、この内部空間に断面形状が四角形の慣
性環３が回転自在に収容されている。
ト（図示は省略）の先端に取付けられるクランクプーリ
１のハウジング２は、断面形状が四角形の環状の内部空
間を有しており、この内部空間に断面形状が四角形の慣
性環３が回転自在に収容されている。
【００１７】また、ハウジング２の内部空間には、扇形
の正面形状を有しかつ四角形の断面形状を有する比較的
軽量な６個の錘４が、慣性環３の内側において放射方向
に移動可能に環状に配置されており、各錘４は、それぞ
れの内周面4aのほぼ中央に一端をそれぞれ係止されて放
射方向に配列された６個のスプリング５を介して、ハウ
ジング２に連結され、錘４の外周面4bと慣性環３の内周
面3aとが所定の距離を距てて対向している。
の正面形状を有しかつ四角形の断面形状を有する比較的
軽量な６個の錘４が、慣性環３の内側において放射方向
に移動可能に環状に配置されており、各錘４は、それぞ
れの内周面4aのほぼ中央に一端をそれぞれ係止されて放
射方向に配列された６個のスプリング５を介して、ハウ
ジング２に連結され、錘４の外周面4bと慣性環３の内周
面3aとが所定の距離を距てて対向している。
【００１８】ハウジング２の内部空間には、シリコンオ
イルのような粘性流体６が封入されており、慣性環３の
外周面3bおよび両側面3c，3dが、それぞれ粘性流体６の
充填されたギャップを隔てて、ハウジング２の内部空間
の内周壁面2aおよび両側壁面2b，2cにそれぞれ対向して
いる。
イルのような粘性流体６が封入されており、慣性環３の
外周面3bおよび両側面3c，3dが、それぞれ粘性流体６の
充填されたギャップを隔てて、ハウジング２の内部空間
の内周壁面2aおよび両側壁面2b，2cにそれぞれ対向して
いる。
【００１９】以上の構成によって、クランクシャフトの
低回転時にクランクシャフトにねじり振動が発生する
と、慣性環３とハウジング２との間に相対的な周方向の
偏位が生じるが、この場合は、錘４に作用する遠心力が
スプリング５の付勢力よりも小さいため、錘４は放射方
向外方へ移動せず、慣性環３の外周面3bおよび両側面3
c，3dと、ハウジング２の内部空間の内周壁面2aおよび
両側壁面2b，2cとの間にそれぞれ作用する粘性流体６の
剪断力によってクランクシャフトのねじり振動が減衰さ
れる。
低回転時にクランクシャフトにねじり振動が発生する
と、慣性環３とハウジング２との間に相対的な周方向の
偏位が生じるが、この場合は、錘４に作用する遠心力が
スプリング５の付勢力よりも小さいため、錘４は放射方
向外方へ移動せず、慣性環３の外周面3bおよび両側面3
c，3dと、ハウジング２の内部空間の内周壁面2aおよび
両側壁面2b，2cとの間にそれぞれ作用する粘性流体６の
剪断力によってクランクシャフトのねじり振動が減衰さ
れる。
【００２０】一方、クランクシャフトの高回転時におい
ては、錘４に作用する遠心力が、スプリング５の付勢力
を上まわるため、錘４は放射方向外方へ移動し、図３に
示すように、各錘４の外周面4bが慣性環３の内周面3aに
接近し、慣性環３の内周面3aは粘性流体６の充填された
ギャップを隔てて錘４の外周面4bに対向することにな
る。
ては、錘４に作用する遠心力が、スプリング５の付勢力
を上まわるため、錘４は放射方向外方へ移動し、図３に
示すように、各錘４の外周面4bが慣性環３の内周面3aに
接近し、慣性環３の内周面3aは粘性流体６の充填された
ギャップを隔てて錘４の外周面4bに対向することにな
る。
【００２１】したがって、クランクシャフトの高回転時
においてクランクシャフトにねじり振動が発生した場
合、錘４はそれに作用する遠心力によって周方向への偏
位は阻止されてハウジング２と一体的に回転するため、
慣性環３の内周面3aと錘４の外周面4bとの間にも粘性流
体６の剪断力が作用し、この剪断力が、低回転時および
高回転時に共通して他の部分に発生する粘性粒体６の剪
断力に付加されることになり、低回転時のねじり振動の
減衰に適した軽量の慣性環３を用いながら、高回転時に
も優れたねじり振動減衰効果を得ることができる。
においてクランクシャフトにねじり振動が発生した場
合、錘４はそれに作用する遠心力によって周方向への偏
位は阻止されてハウジング２と一体的に回転するため、
慣性環３の内周面3aと錘４の外周面4bとの間にも粘性流
体６の剪断力が作用し、この剪断力が、低回転時および
高回転時に共通して他の部分に発生する粘性粒体６の剪
断力に付加されることになり、低回転時のねじり振動の
減衰に適した軽量の慣性環３を用いながら、高回転時に
も優れたねじり振動減衰効果を得ることができる。
【００２２】なお、錘４に対しては、その放射方向への
移動のみを許容し、周方向への移動を阻止するガイドを
設けてもよい。
移動のみを許容し、周方向への移動を阻止するガイドを
設けてもよい。
【図１】本発明の一実施例によるクランクシャフトダン
パを示す断面図
パを示す断面図
【図２】図１のII-II 線に沿った断面図
【図３】本発明の一実施例によるクランクシャフトダン
パの高回転時における動作を示す断面図
パの高回転時における動作を示す断面図
１ クランクシャフトダンパ ２ ハウジング ３ 慣性環 ４ 錘 ５ スプリング ６ 粘性流体
Claims (4)
- 【請求項１】 慣性環と、該慣性環を収容するハウジン
グの環状の内部空間の壁面との間に形成されたギャップ
に粘性流体が充填されてなるクランクシャフトダンパに
おいて、上記慣性環と上記ハウジングとの間に作用する
上記粘性流体の剪断力をクランクシャフトの高回転時に
増大させる手段が上記ハウジングの内部空間に設けられ
てなることを特徴とするクランクシャフトダンパ。 - 【請求項２】 高回転時に上記粘性流体の剪断力を増大
させる手段は、上記慣性環の内側に配置されて上記ハウ
ジングの回転に伴う遠心力の作用で放射方向外方へ移動
しうる錘と、該錘の外周面が高回転時に上記慣性環の内
周面に接近しうるように、上記錘を内方へ付勢する態様
で上記ハウジングに連結する弾性体とよりなることを特
徴とする請求項１記載のクランクシャフトダンパ。 - 【請求項３】 上記慣性環と該慣性環を収容する上記ハ
ウジングの環状の内部空間とがともに四角形の断面形状
を有し、上記錘が上記慣性環の内周面に対向する形状の
外周面を備えてなることを特徴とする請求項２記載のク
ランクシャフトダンパ。 - 【請求項４】 上記錘が、扇状に形成された複数の部材
よりなることを特徴とする請求項３記載のクランクシャ
フトダンパ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30425892A JPH06159442A (ja) | 1992-11-16 | 1992-11-16 | クランクシャフトダンパ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30425892A JPH06159442A (ja) | 1992-11-16 | 1992-11-16 | クランクシャフトダンパ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06159442A true JPH06159442A (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=17930893
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30425892A Pending JPH06159442A (ja) | 1992-11-16 | 1992-11-16 | クランクシャフトダンパ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06159442A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101714208B1 (ko) * | 2015-09-03 | 2017-03-08 | 현대자동차주식회사 | 개별 회전 관성질량을 갖춘 토셔널 댐퍼와 이를 적용한 크랭크샤프트 |
| RU2765519C1 (ru) * | 2021-04-19 | 2022-01-31 | Федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Сибирский федеральный университет" | Способ виброгашения крутильных колебаний вращающихся систем и вязкостный виброгаситель для осуществления способа виброгашения |
-
1992
- 1992-11-16 JP JP30425892A patent/JPH06159442A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101714208B1 (ko) * | 2015-09-03 | 2017-03-08 | 현대자동차주식회사 | 개별 회전 관성질량을 갖춘 토셔널 댐퍼와 이를 적용한 크랭크샤프트 |
| US9835226B2 (en) | 2015-09-03 | 2017-12-05 | Hyundai Motor Company | Torsional damper with independently rotating inertia masses and crankshaft to which the torsional damper with independently rotating inertia masses is applied |
| RU2765519C1 (ru) * | 2021-04-19 | 2022-01-31 | Федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Сибирский федеральный университет" | Способ виброгашения крутильных колебаний вращающихся систем и вязкостный виброгаситель для осуществления способа виброгашения |
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