JPH06158564A - 植毛表示ネットおよびその製造方法 - Google Patents

植毛表示ネットおよびその製造方法

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JPH06158564A
JPH06158564A JP31506092A JP31506092A JPH06158564A JP H06158564 A JPH06158564 A JP H06158564A JP 31506092 A JP31506092 A JP 31506092A JP 31506092 A JP31506092 A JP 31506092A JP H06158564 A JPH06158564 A JP H06158564A
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JP
Japan
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flocked
net
water
display
pile
Prior art date
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Pending
Application number
JP31506092A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Matsui
英樹 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIRAGA NENMOU KK
TOYO DENSHIYOKU KK
Toyo Flocking Co
Original Assignee
HIRAGA NENMOU KK
TOYO DENSHIYOKU KK
Toyo Flocking Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HIRAGA NENMOU KK, TOYO DENSHIYOKU KK, Toyo Flocking Co filed Critical HIRAGA NENMOU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 植毛部分の雨水の吸収を防止した植毛表示ネ
ット。 【構成】 接着剤層31を介して、基材30に植毛され
た植毛パイル32に、撥水性樹脂のコーティング層34
が設けられている。水分Wが付着しても植毛パイル32
間に毛管現象で浸透することはないので、雨水等の吸収
によって自重を増加させて、支柱26やロープ28など
の構造物への負担を増すことはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広報認知のための表示
部を備えた表示ネットおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来、例えばゴルフ練習場、テニスコー
ト、校庭等に設置された防球網等に会社名や学校名など
を表示したり、道路工事などに使用される網フェンスに
「注意」等の文字を表示することが広く行われており、
その手段として、例えば網に着色したり、帆布等の布に
文字やマークを表示したものを網に取り付ける方法が採
用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、帆布等
の布は通気性に劣るため風圧を受けやすく、また雨水を
吸収して自重の増加を招くことなどから、網や支柱、ロ
ープ等の構造物の負担が大きくなり、これら構造物の耐
用年数を低下させることがあった。また、網に着色した
場合は、通気性は損なわれないものの、視認性に劣るこ
とがあった。この視認性を改善するために、実開平4−
22982号公報に記載の植毛を施した網シートが提案
されたが、この技術においても、植毛部分が雨水を吸収
して自重を増大させる問題点は解消されていない。
【0004】本発明は、通気性に優れるとともに、植毛
部分の雨水の吸収を防止することにより、支柱やロープ
などの構造物への負担が少ない植毛表示ネットおよびそ
の製造方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、本発明の植毛表示ネットは、網状の基
材と、該基材に植毛された植毛パイルにて形成される表
示部とを備えた植毛表示ネットにおいて、前記植毛パイ
ルに撥水性コーティング層を設けたことを特徴とする。
【0006】また、本発明の植毛表示ネットの製造方法
は、網状の基材の所望の区画に接着剤を塗布し、前記区
画に植毛パイルを静電植毛した後、前記植毛された植毛
パイルに撥水性コーティングを施すことを特徴とする。
【0007】
【作用】この植毛表示ネットでは、表示部は網状の基材
に植毛された植毛パイルにて形成されている。この表示
部には植毛パイルにより立体性が付与されるので、特
に、斜め方向に対する視認性が向上する。また、網状の
基材に植毛するので、通気性に優れている。さらに、植
毛パイルに撥水性コーティング層を設けているので、雨
水や露などの水分は植毛パイル表面で撥かれる。これに
より、植毛パイルへの毛管現象による水分の吸収は防止
されるので、雨水等の吸収による自重の増加は生じな
い。したがって、支柱やロープなどの構造物への負担が
増すことはない。
【0008】また、本発明の植毛表示ネットの製造方法
によって製造される植毛表示ネットは、網状の基材の所
望の区画に静電植毛された植毛パイルに撥水性コーティ
ングが施されているので、撥水性に優れており、雨水等
を吸収して自重を増加させることはない。また、通風性
にも優れている。したがって、支柱やロープなどの構造
物への負担が増すことはない。
【0009】本発明の植毛表示ネットの製造方法に使用
可能な網状の基材とは、例えばポリアミド系、ポリエス
テル系などの合成繊維、綿、麻、羊毛、絹などの天然繊
維の網、パンチングメタル、鉄線網、合成樹脂製の成形
シートネット等であり、特に限定はない。また、繊維製
などの網は、蛙叉編網機、無結節編網機、ラッセルスル
ザー編網機など公知の編網機で製造可能である。網状の
基材の目合は、用途に応じて適宜選択されればよく特に
限定はないが、鮮明な図柄や文字などを表示するには、
比較的小さい目合のものが適している。
【0010】植毛パイルとしては、合成繊維、天然繊
維、ガラスやセラミック等の無機粉体など、公知のパイ
ル素材を使用できる。特にポリエステル系の合成繊維
は、耐候性に優れているので、屋外への設置に適してい
る。パイル素材の形状に限定はない。繊維パイルの場
合、好ましい範囲としては、パイル長0.5〜5mm程
度、繊度3〜25デニール程度である。無機粉体を使用
する場合は、粒径10〜1000μm程度が好ましい。
また、基材との配色関係にもよるが、鮮明な色の植毛パ
イルとすれば文字や絵柄が明確になる。この際、植毛パ
イルに蛍光性を付与すると一層効果的である。
【0011】静電植毛は公知の方法によってなされる。
その際に網状の基材に塗布する接着剤は、基材および植
毛パイルの材質に応じて適宜選定されればよく、特に限
定されない。接着剤の塗布方法も特に限定はなく、ロー
ラコーティング、スプレーコーティング、はけ塗りなど
の手法でよい。接着剤の膜厚は100〜500μm程度
が好ましい。この際、基材の表裏に接着剤を施せば、基
材の表裏に植毛できる。
【0012】植毛パイルに撥水性コーティングを施すた
めのコーティング材としては、撥水性に優れたフッ素樹
脂、シリコン樹脂等が適しているが、他の撥水性材料で
あってもよい。また、撥水性コーティング層は、植毛パ
イルの全長にわたって形成する必要はなく、植毛パイル
の毛先部分に撥水性コーティング層を設ければ充分であ
る。コーティングの手法としては、スプレー、ディッピ
ングやムース状の樹脂溶液を塗布する方法などを用いる
ことができ、特に限定はない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について説明す
る。 (実施例1)ポリエステルチップと緑色顔料をタンブラ
ーにてブレンドし、押出機に投入した。これを押出機内
で溶融してノズルから押し出し、水冷却5℃、第一延伸
湯通し98℃、第二延伸は乾熱槽160℃、アニーリン
グも乾熱槽160℃、延伸倍率4.0倍にて、繊度25
0デニールの緑色のモノフィラメントを製造した。この
原糸をリング撚糸機にて、80本撚合わせ、8山/in
chの撚糸を得た。この撚糸を無結節編網機にて25m
mの角目状、縦1.5m、横10mの網とした。
【0014】この網に、型版を用いて「ゴルフ練習場」
の文字の形状に、アクリルエマルジョン樹脂を主剤とし
エポキシ樹脂を硬化剤とする接着剤(東レ株式会社製、
商品名コータックス)を塗布した。型版を除去した後、
オレンジ色のポリエステル繊維のパイル(3デニール、
1.0mm)を静電植毛により、接着剤を塗布した部分
に植毛して表示部を形成した。
【0015】80℃、30分の乾燥および160℃、1
分の仕上げセット後、フッ素樹脂をスプレーコーティン
グし、本発明の植毛表示ネットとした。フッ素樹脂のコ
ーティングにより撥水性を付与するとともに、耐候性を
向上させることができる。この植毛表示ネットを屋外に
展張して耐久性試験を実施した。この植毛表示ネット
は、撥水性、耐候性に優れていた。 (実施例2)テトロン原糸ラッセル黒210d/15f
/10本にて、12節に編網した網に、型版を用いて
「安全」の文字の形状にウレタン樹脂の接着剤(大日本
インキ株式会社製、商品名ハイドラ)を塗布し、上記実
施例1と同様に、ポリエステル繊維のパイル(3デニー
ル、1.0mm)オレンジ色を静電植毛して、乾燥、仕
上げセット後、植毛パイルにシリコン樹脂をスプレーコ
ーティングして、本発明の植毛表示ネットとした。この
植毛表示ネットに、1カ月の暴露試験を実施したが、植
毛パイルの脱落や変色は認められなかった。
【0016】図1に示すように、例えば文字などの所望
形状の表示部20を備えた植毛表示ネット22は、地面
24等に立設された複数の支柱26に、ロープ28等を
介して展張して、設置される。図2に示すように、上記
実施例1および2で得られた植毛表示ネット22は、基
材30に、接着剤層31を介して植毛された植毛パイル
32に、撥水性樹脂のコーティング層34が設けられて
いる。このため、雨水などの水分Wが付着しても植毛パ
イル32間に毛管現象で浸透することはない。したがっ
て、雨水等の吸収によって自重を増加させて、支柱26
やロープ28などの構造物への負担を増すことはない。
【0017】また、図3(a)に示すように、表示部2
0を形成する植毛パイル32の長さは、植毛表示ネット
22の基材30の網目36と比較して充分に短いので、
網目36は閉塞されることはなく、通気性にも優れてい
る。さらに、図3(b)に示すように、基材30の全周
に沿って植毛パイル32が植毛されているので、あらゆ
る方向からの視認性に優れている。
【0018】なお、図4に示すように、コーティング層
34を植毛パイル32の全表面にわたって設けてもよ
い。このようにすると、植毛パイル32に、撥水性を付
与するのみならず、耐候性を向上させることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明の植毛表示ネットは、通気性に優
れるとともに、植毛部分の雨水の吸収を防止できるの
で、支柱やロープなどの構造物への負担が少ない。また
本発明の製造方法によれば、上記効果を備えた植毛表示
ネットを製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 植毛表示ネットの使用状態の説明図である。
【図2】 実施例の植毛表示ネットの植毛パイル部分の
拡大説明図である。
【図3】 実施例の植毛表示ネットの表示部の説明図で
あり、(a)は一部拡大図、(b)は一部断面図であ
る。
【図4】 植毛パイルの全表面にコーティングを施した
例の説明図である。
【符号の説明】
20・・・表示部、22・・・植毛表示ネット、30・
・・基材、32・・・植毛パイル、34・・・コーティ
ング層。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網状の基材と、該基材に植毛された植毛
    パイルにて形成される表示部とを備えた植毛表示ネット
    において、 前記植毛パイルに撥水性コーティング層を設けたことを
    特徴とする植毛表示ネット。
  2. 【請求項2】 網状の基材の所望の区画に接着剤を塗布
    し、前記区画に植毛パイルを静電植毛した後、前記植毛
    された植毛パイルに撥水性コーティングを施すことを特
    徴とする植毛表示ネットの製造方法。
JP31506092A 1992-11-25 1992-11-25 植毛表示ネットおよびその製造方法 Pending JPH06158564A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200287537Y1 (ko) * 2002-05-23 2002-09-09 이득광 지상기기함 보호용 불법부착물 부착방지구
JP2006101314A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Audio Technica Corp バウンダリーマイクロホン
JP2006197287A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Audio Technica Corp マイクロホン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006101314A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Audio Technica Corp バウンダリーマイクロホン
JP2006197287A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Audio Technica Corp マイクロホン

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