JPH0615841A - インクタンク及びその製法 - Google Patents
インクタンク及びその製法Info
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- JPH0615841A JPH0615841A JP19909492A JP19909492A JPH0615841A JP H0615841 A JPH0615841 A JP H0615841A JP 19909492 A JP19909492 A JP 19909492A JP 19909492 A JP19909492 A JP 19909492A JP H0615841 A JPH0615841 A JP H0615841A
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Abstract
詳細に言えば記録装置におけるインクタンク及びその製
法に係るものである。 【構成】 記録装置におけるインクタンクにおいて、タ
ンク内壁より突起を形成し、タンク内に挿入されたフォ
−ム材を該突起にて圧縮し、部分的に密度の高い部位を
形成したことを特徴とするインクタンクであって、好ま
しくは、インク排出口に向けて突起が形成されたもので
ある。 【効果】 本発明によれば、インクタンク内に挿入され
たフォ−ム材の必要な部位のみの密度を変更することが
可能となったものであり、そのフォ−ム材を圧縮しつつ
タンク内へ挿入するような難しい技術は不要となったも
ので、産業上のメリットは極めて大きい。
Description
ので、より詳細に言えば記録装置におけるインクタンク
及びその製法に係るものである。
−ム材を充填し、このフォ−ム材にインクを吸収させて
おく構造にしたものは公知である(特公昭54−318
98号)。しかるにこのインクタンクは静止状態で使用
される場合もあるが、動的状態で使用されることも多
く、又、急激な振動や衝撃に備える必要があり、タンク
内のインクが波立ったり泡がインク中に混入することを
阻止しなくてはならない。
るフォ−ム材をタンク内に挿入し、これらの現象を阻止
しているものである。このフォ−ム材は、通常はタンク
内に均一に例えば圧縮挿入されたフォ−ムであって、イ
ンクタンクの本来的には、インクの排出口に密度の高い
フォ−ムを備え、他の部位には比較的密度の低いフォ−
ムを配置されるのが好ましい。
3号においては、その圧縮密度を変化させたインクタン
クが提案されている。この発明の概要は、密度の異なる
複数のフォ−ム材を積層してタンク内に挿入する方法、
或いはフォ−ム材を異型に切り出し、これを圧縮して密
度を異ならせる方法、更にはタンクの形状を異型にして
フォ−ム材を圧縮し、密度を異ならせる方法が開示され
ている。
方法にあっては、先ず何種類ものフォ−ム材を準備する
必要があり、更にこれを重ね合せて、しかも圧縮しつつ
タンク内に挿入することは作業上極めて難しい問題を含
んでいる。又、第2方法にあっては、フォ−ム材を異型
に裁断することは材料の無駄を発生するし、更にこの異
型のフォ−ム材を圧縮するのはかなり難しい作業とな
る。更に、第3の例にあっては、タンク自体を異型にす
るために余り好ましい状態とはいえない。
たものであり、簡単な構造で、しかも必要な部位のみに
密度の高いフォ−ムを配置させたインクタンクを提供す
ることを目的としている。
したものである。即ち、本発明の第1は、記録装置にお
けるインクタンクであって、タンク内壁より突起を形成
し、タンク内に挿入されたフォ−ム材を該突起にて圧縮
し、部分的に密度の高い部位を形成したことを特徴とす
るインクタンクにかかるものである。そして、好ましく
は、インク排出口に向けて突起が形成されたインクタン
クである。
口を形成したタンク主体内にフォ−ム材を挿入し、次い
でインク排出口に向けて突起を形成した蓋体にて蓋を
し、前記突起にてフォ−ム材を部分圧縮し、かかる状態
を保ちつつ両者を密封したことを特徴とするインクタン
クの製法にかかるものである。
タンフォ−ム又はメラミンフォ−ムが好適であり、オ−
プンセルとして当初から生成されるメラミンフォ−ム
や、特殊配合によりウレタンフォ−ム発泡時に膜のない
三次元網状体を得る方法はあるが、一般にセル膜が形成
されるウレタンフォ−ムにあっては、セル膜を除去し
た、いわゆる三次元網状体であることが望まれる。この
セル膜の除去については、フォ−ムを酸やアルカリ液中
に浸漬する方法や、或いは爆発法によってセル膜を除去
する方法が用いられる。特に爆発法にあっては、酸素ガ
スと水素ガスをフォ−ムセル中に浸透させ点火する方法
が一般的である。
ンク内のフォ−ム材は容易に圧縮され、しかも所望の部
位だけ密度を高くすることができることとなったもので
あり、特にインクタンクの製造工程が極しく簡素化され
ることとなったものである。
明する。図1は本発明の第1のインクタンクの中央断面
図であり 図2はその分解斜視図である。図中、符号1
はプラスチック製のインクタンク主体、2は同じプラス
チックによる蓋体である。この蓋体2にはタンク内圧が
大気と同じになるように空気口3が設けられ、主体1に
はこの空気口3より遠い側の底部にインク排出口4が設
けられている。又、蓋体2にはこのインク排出口4に向
って突起5が立設されている。
の処理された三次元網状化ウレタンフォ−ム6を用い、
タンク主体1内に挿入すると共に、蓋2をもってタンク
を閉鎖する。しかるに、挿入されたウレタンフォ−ム6
は前記の突起5によって部分的に圧縮され、図示するよ
うにインク排出口4近くのみが密度の高い部位Aとなっ
ている。従って、インクタンク内のインクは、フォ−ム
6の密度の低い部位Bから高い部位Aへと順次消耗さ
れ、インクタンク内のインク残量は格段に少なくてすむ
ものである。
ム6の密度を高めることを目的としているが、タンク内
のフォ−ム6の密度を連続的に変えることもでき、この
場合には図3に示すように背丈の異なる突起5を複数本
立てるか、或いは図4に示すように三角形状の突起5を
蓋2に形成しておけばよい。勿論、図5に示すように、
三角形状の突起5を蓋2の全体に形成したものも適用で
きることは言うまでもない。尚、詳細は述べないが、か
かる突起5はタンクの主体1側に立設しておくことも可
能で、この場合には蓋2にインク排出口4を設ければそ
れでよい。
に挿入されたフォ−ム材の必要な部位のみの密度を変更
することが可能となったものであり、そのフォ−ム材を
圧縮しつつタンク内へ挿入するような難しい技術は不要
となったもので、産業上のメリットは極めて大きい。
る。
る。
である。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 記録装置におけるインクタンクにおい
て、タンク内壁より突起を形成し、タンク内に挿入され
たフォ−ム材を該突起にて圧縮し、部分的に密度の高い
部位を形成したことを特徴とするインクタンク。 - 【請求項2】 インク排出口に向けて突起が形成された
請求項第1項記載のインクタンク。 - 【請求項3】 底部にインク排出口を形成したタンク主
体内にフォ−ム材を挿入し、次いでインク排出口に向け
て突起を形成した蓋体にて蓋をし、前記突起にてフォ−
ム材を部分圧縮し、かかる状態を保ちつつ両者を密封し
たことを特徴とするインクタンクの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19909492A JP3361339B2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | インクタンク及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19909492A JP3361339B2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | インクタンク及びその製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0615841A true JPH0615841A (ja) | 1994-01-25 |
JP3361339B2 JP3361339B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=16402022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19909492A Expired - Fee Related JP3361339B2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | インクタンク及びその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3361339B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997016314A1 (en) * | 1995-11-03 | 1997-05-09 | Jetfill, Inc. | Ink cartridge with improved volumetric efficiency |
US5657058A (en) * | 1990-01-30 | 1997-08-12 | Seiko Epson Corporation | Ink-jet recording apparatus and ink tank cartridge therefor |
US6170941B1 (en) | 1997-03-07 | 2001-01-09 | Seiko Epson Corporation | Ink cartridge for ink-jet recorder |
US6238042B1 (en) | 1994-09-16 | 2001-05-29 | Seiko Epson Corporation | Ink cartridge for ink jet printer and method of charging ink into said cartridge |
US6742881B2 (en) * | 2001-07-27 | 2004-06-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink container |
-
1992
- 1992-07-02 JP JP19909492A patent/JP3361339B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3361339B2 (ja) | 2003-01-07 |
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