JPH0615741U - 破砕機 - Google Patents

破砕機

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JPH0615741U
JPH0615741U JP5428492U JP5428492U JPH0615741U JP H0615741 U JPH0615741 U JP H0615741U JP 5428492 U JP5428492 U JP 5428492U JP 5428492 U JP5428492 U JP 5428492U JP H0615741 U JPH0615741 U JP H0615741U
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JP
Japan
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screw
housing
fixed
screws
crusher
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Pending
Application number
JP5428492U
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English (en)
Inventor
新平 犬飼
克博 江頭
Original Assignee
新明和工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スクリュー及び固定刃の部品交換やメンテナン
ス等を手間がかからず簡単に行うことができる破砕機を
提供する。 【構成】ハウジング2内に被破砕物を破砕する2本のス
クリュー3が設けられた破砕機において、前記スクリュ
ー3の両端部にベアリング35,36を一体に固設し、
スクリュー3の一端部をキー42によってハウジング2
に固定するとともに、スクリュー3の他端部を取付片5
を介して固縛部材51により固定し、スクリュー3をベ
アリング35,36ごとハウジング2の他側面24の挿
通孔25から引き抜き可能にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、2本のスクリューを備えた2軸スクリュー式の破砕機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上部に投入口が形成されるとともに底部に排出口が形成されたハウジン グ内に、2本のスクリューを同一水平面上に平行に隣接して軸支し、これらスク リューを上記投入口から投入した被破砕物を内側へ巻き込む方向に且つ送り方向 が同方向となるように駆動させることで、これらスクリューで被破砕物を破砕し て排出口から排出する破砕機が提供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の破砕機では、スクリューの両端部はベアリングを介 してハウジングに軸支されており、このベアリング部から組立てることによりス クリューをハウジングに配置しているため、分解時等においてスクリューを取り 外す際にはベアリングから分解して取り外さなければならず、手間と時間がかか るという問題があった。
【0004】 また、ハウジングの底部には複数個の固定刃がそれぞれ単独で配置されており 、これら固定刃を交換する際など前記と同様に手間と時間がかかるという問題が あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の破砕機は、上部に投入口が形成されるとともに底部に排出口が形成さ れたハウジング内に、2本のスクリューが平行に隣接して軸支され、これらスク リューが上記投入口から投入した被破砕物を内側へ巻き込む方向に且つ送り方向 が相互に逆方向に駆動されるように構成された破砕機において、前記スクリュー の両端部にはベアリングがそれぞれ一体に固設され、駆動装置との連結側となる スクリューの一端部が配置される前記ハウジングの一側面には、このスクリュー の一端部に設けられたベアリングが嵌入可能な嵌入孔が形成されるとともに、該 嵌入孔の外側周縁にはベアリングの外周面に形成された溝部とでキー溝を構成す る溝部を有する固定部材が固設され、このキー溝にキーを挿入配置することで前 記スクリューの一端部がハウジングに固定され、一方、スクリューの他端部が配 置される前記ハウジングの他側面には、前記スクリューが挿通可能な挿通孔が形 成されるとともに、該挿通孔の周縁部には前記スクリューの他端部に設けられた ベアリングに固設された取付片が固縛部材により着脱自在に設けられたものであ る。
【0006】 また、本考案の破砕機は、上部に投入口が形成されるとともに底部に排出口が 形成されたハウジング内に、2本のスクリューが平行に隣接して軸支され、これ らスクリューが上記投入口から投入した被破砕物を内側へ巻き込む方向に且つ送 り方向が相互に逆方向に駆動されるように構成された破砕機において、前記ハウ ジングの底部には複数個の固定刃が前記スクリューの外周に近接して配置され、 上記複数個の固定刃は、少なくとも2個が連設部材により連設されるとともに、 前記ハウジングの外側から固縛部材により固縛されるように構成されたものであ る。
【0007】
【作用】
スクリューを部品交換やメンテナンス等のために破砕機から取り外す場合には 、まずキーを取り外すとともに、取付片のボルトを取り外した後、スクリューを 挿通孔側からベアリングごと引き抜く。
【0008】 また、固定刃を交換やメンテナンス等のために取り外す場合には、ハウジング の外側から固縛部材を取り外すことで、少なくとも2個の固定刃を同時に取り外 す。
【0009】
【実施例】 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
【0010】 図1は、本考案に係る破砕機の全体構成を示している。
【0011】 同図において2は、破砕機1のハウジングで、ハウジング2の上部は投入口2 1として開口されている。ハウジング2内には、2本のスクリュー3,3が同一 水平面上に平行に隣接して配設されている。これらスクリュー3,3の一端部に は、図2に示すチェーンカップリング31を介してモータ(駆動装置)32がそ れぞれ連結されており、このモータ32により2本のスクリュー3,3が上記投 入口21から投入した被破砕物を内側へ巻き込む方向に且つ送り方向が相互に逆 方向に回転駆動するように構成されている。
【0012】 前記スクリュー3は、図2に示すように、中空状のスクリュー軸33の外周に スクリュー刃34が固設されたもので、スクリュー軸33の両端部にベアリング 35,36がそれぞれ一体に固設されている。
【0013】 前記モータ32との連結側となるスクリュー3の一端部が配置される前記ハウ ジング2の一側面22には、このスクリュー3の一端部に設けられたベアリング 35が嵌入可能な嵌入孔23が形成されている。
【0014】 また、この嵌入孔23の外側周縁には上下に固定部材4が固設されている。上 下の固定部材4の対向面には溝部41が形成されており、前記スクリュー3の一 端部を配置した際に該スクリュー3の一端部に設けられたベアリング35の外周 面に形成された溝部35aとでキー溝を構成する。よって、この上下のキー溝に キー42を挿入配置することで前記スクリュー3の一端部がハウジング2に固定 される(図3参照)。
【0015】 一方、スクリュー3の他端部が配置される前記ハウジング2の他側面24には 、前記スクリュー3が挿通可能な挿通孔25が形成されるとともに、前記スクリ ュー3の他端部に設けられたベアリング36には取付片5が固設されており、ス クリュー3がハウジング2に配置された際、上記取付片5が上記挿通孔25の周 縁部にボルト51等の固縛部材により固定される。
【0016】 前記ハウジング2の底部26には前記スクリュー3,3により送られた被破砕 物を排出するための排出口27,27が形成されている。
【0017】 また、前記スクリュー刃34と対向するハウジング2の側壁28には、図4に 示すように、先端縁に固定刃を有する側方カッタ6がスクリュー3,3の軸方向 と同方向に配設されている。側方カッタ6の固定刃は、その長手方向が凹凸状に 形成されており、各スクリュー3のスクリュー刃34に近接して配置され、この 固定刃と各スクリュー3のスクリュー刃34とでここを通過する被破砕物を破砕 する。
【0018】 さらに、ハウジング2の底部26の中央には、図1及び図4に示すように、両 側縁に固定刃71,71を有する下側カッタ7が凸状に形成された取付部29を 介してスクリュー3,3の軸方向と同方向に配設されている。下側カッタ7の固 定刃71,71は、その長手方向が凹凸状に形成されており、上記取付部29に よりスクリュー3,3間の下方に且つ各スクリュー3のスクリュー刃34に近接 して配置され、この固定刃71,71と各スクリュー3のスクリュー刃34とで ここを通過する被破砕物を破砕する。
【0019】 取付部29は、下側カッタ7を所定の高さ位置に配置するとともに、被破砕物 がこの部分(底部26の中央)に残留するのを防止している。
【0020】 また、ハウジング2の底部26には、図1及び図4に示すように、複数の固定 刃8が各スクリュー3のスクリュー刃34に近接するよう突設されている。本例 では、固定刃8は、スクリュー3の回転方向に3分割されるとともに、この3分 割されたものがスクリュー3の送り方向に複数列に配置されており、これら固定 刃8とスクリュー3のスクリュー刃34とでここを通過する被破砕物を破砕する 。
【0021】 ここで、前記複数個の固定刃8は、図5及び図6に示すように、前記スクリュ ー3による被破砕物の送り方向に隣接する少なくとも2個が連設部材81により 連設されており、連設部材81で連設された各固定刃8は前記ハウジング2の外 側から図示しないボルト等の固縛部材により固定配置される。
【0022】 なお、連設する固定刃8の数は本例のように2個に限らず何個でもよい。また 、固定刃8の数及び配設位置は本例に限定されるものでない。
【0023】 さらに、排出口27の上方には、投入した被破砕物が破砕されずに直接排出口 27から落下してしまうことを防止する傾斜板9が設けられている。
【0024】 次に、このように構成された破砕機の動作について説明する。
【0025】 投入口21から投入された被破砕物は、スクリュー3,3間に入り、これらス クリュー3,3間で細かく破砕される。スクリュー3,3間で破砕された被破砕 物は各スクリュー3の送り方向にそれぞれ送られ、各排出口27,27から排出 される。
【0026】 このような被破砕物の破砕時において、スクリュー3,3間を通過した被破砕 物は、被破砕物の重量と各スクリュー3による下向きの回転力により下側カッタ 7に送られ、下側カッタ7の固定刃71,71と各スクリュー3のスクリュー刃 34とでさらに破砕される。
【0027】 また、上記下側カッタ7の固定刃71と各スクリュー3のスクリュー刃34と を通過した被破砕物の一部は、各スクリュー3により各排出口27へ送られる途 中の固定刃8を通過する時にも、この固定刃8と各スクリュー3のスクリュー刃 34とで破砕される。
【0028】 さらに、前記固定刃8から各スクリュー3の回転力により上方に掻揚げられた 被破砕物は、側方カッタ6の固定刃と各スクリュー3のスクリュー刃34との間 でも破砕される。
【0029】 ここで、このように構成された破砕機1のスクリュー3を部品交換やメンテナ ンス等のために取り外す場合には、まずチェーンカップリング31を離脱させて スクリュー3とモータ32との連結を解除した後、上下のキー42を取り外すと ともに、取付片5のボルト51を取り外す。
【0030】 これにより、スクリュー3は挿通孔25側からベアリング35,36ごと短時 間で簡単に引き抜くことができる。この引き抜きは、中空に形成されたスクリュ ー軸33内にガイド棒を挿入し、このガイド棒で案内することで安全に行うこと ができる。
【0031】 また、固定刃8を交換やメンテナンス等のために取り外す場合には、ハウジン グ2の外側からボルトを取り外すことで、2個の固定刃8を同時に取り外すこと ができ、全ての固定刃8を短時間で簡単に取り外すことができる。
【0032】 このように構成された破砕機1は、例えばシュートなどを介して投入されるご み貯留装置の投入部に設けられ、この破砕機1によりごみを破砕した後にごみ貯 留装置に貯留するものなどに適用される。
【0033】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案の破砕機によれば、スクリューの一端部をハウジン グに固定するキーを抜くとともに、スクリューの他端部をハウジングに固定する 取付片の固縛部材を取り外すことで、スクリューをハウジングの挿通孔側からベ アリングごと短時間で簡単に引き抜くことができる。
【0034】 また、固定刃は、ハウジングの外側から固縛部材を取り外すことで、少なくと も2個の固定刃を同時に取り外すことができ、全ての固定刃を短時間で簡単に取 り外すことができる。
【0035】 これにより、部品交換やメンテナンス等を手間がかからず簡単に行うことがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る破砕機の全体構成を示す斜視図で
ある。
【図2】ハウジングに固定配置されたスクリューを示す
断面図である。
【図3】図2におけるA−A断面図である。
【図4】破砕機の断面図である。
【図5】固定刃を示す平面図である。
【図6】固定刃を示す側面図である。
【符号の説明】
1 破砕機 2 ハウジング 21 投入口 23 嵌入孔 25 挿通孔 26 底部 27 排出口 3 スクリュー 32 モータ(駆動装置) 35,36 ベアリング 35a 溝部 4 固定部材 41 溝部 42 キー 5 取付片 8 固定刃 81 連設部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に投入口が形成されるとともに底部
    に排出口が形成されたハウジング内に、2本のスクリュ
    ーが平行に隣接して軸支され、これらスクリューが上記
    投入口から投入した被破砕物を内側へ巻き込む方向に且
    つ送り方向が相互に逆方向に駆動されるように構成され
    た破砕機において、 前記スクリューの両端部にはベアリングがそれぞれ一体
    に固設され、駆動装置との連結側となるスクリューの一
    端部が配置される前記ハウジングの一側面には、このス
    クリューの一端部に設けられたベアリングが嵌入可能な
    嵌入孔が形成されるとともに、該嵌入孔の外側周縁には
    ベアリングの外周面に形成された溝部とでキー溝を構成
    する溝部を有する固定部材が固設され、このキー溝にキ
    ーを挿入配置することで前記スクリューの一端部がハウ
    ジングに固定され、一方、スクリューの他端部が配置さ
    れる前記ハウジングの他側面には、前記スクリューが挿
    通可能な挿通孔が形成されるとともに、該挿通孔の周縁
    部には前記スクリューの他端部に設けられたベアリング
    に固設された取付片が固縛部材により着脱自在に設けら
    れたことを特徴とする破砕機。
  2. 【請求項2】 上部に投入口が形成されるとともに底部
    に排出口が形成されたハウジング内に、2本のスクリュ
    ーが平行に隣接して軸支され、これらスクリューが上記
    投入口から投入した被破砕物を内側へ巻き込む方向に且
    つ送り方向が相互に逆方向に駆動されるように構成され
    た破砕機において、 前記ハウジングの底部には複数個の固定刃が前記スクリ
    ューの外周に近接して配置され、上記複数個の固定刃
    は、少なくとも2個が連設部材により連設されるととも
    に、前記ハウジングの外側から固縛部材により固縛され
    るように構成されたことを特徴とする破砕機。
JP5428492U 1992-08-03 1992-08-03 破砕機 Pending JPH0615741U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57152125U (ja) * 1981-03-19 1982-09-24
JPS59181208A (ja) * 1983-03-31 1984-10-15 Horiuchi Itarou Shoten:Kk 耳適用外用剤

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