JPH06156746A - 貯蔵庫の台車案内装置 - Google Patents

貯蔵庫の台車案内装置

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JPH06156746A
JPH06156746A JP31755192A JP31755192A JPH06156746A JP H06156746 A JPH06156746 A JP H06156746A JP 31755192 A JP31755192 A JP 31755192A JP 31755192 A JP31755192 A JP 31755192A JP H06156746 A JPH06156746 A JP H06156746A
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JP
Japan
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opening
guide plate
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door
lower edge
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Application number
JP31755192A
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English (en)
Inventor
Tokutaro Mase
徳太郎 間瀬
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所謂またぎ込み式の扉を有した貯蔵庫におい
て、台車を開口より納出するための傾斜面を容易に構成
することができる台車案内装置を提供する。 【構成】 開口7の庫外側に床面と扉の下側までの高さ
を結ぶ傾斜面21を具備した案内部材18を設ける。案
内部材18に案内板24を摺動自在に保持させる。開口
7下縁7A部の貯蔵庫1に係合部14を形成する。扉が
開放された状態で案内板24を案内部材18より引き出
し、その前部を係合部14に着脱自在に係合保持させ
る。係合部14に保持された状態で案内板24は開口7
下縁7Aと傾斜面21とを結ぶ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、台車が通過可能な間口
の開口を有し、この開口周辺の外面に重合する扉にて前
記開口を開閉自在に閉塞する貯蔵庫の台車案内装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種貯蔵庫においては、多量の物
品を一度に庫内に納出することができるようにするため
に、台車が通過可能な間口の開口を形成し、物品を積載
した台車をこの開口から庫内に進入させる構成としてい
る。そして、この開口は扉によって開閉自在に閉塞され
るが、扉と開口間の気密性を向上するために、開口周辺
の貯蔵庫外面に扉が重合する構成を採ると、開口下縁が
庫外側の床面よりも相当高くなる所謂またぎ込み式の扉
となるため、台車をそのまま転がして開口より庫内に進
入させることができなくなる。
【0003】そこで、従来では例えば実公昭61−74
99号公報(F25D23/00)に示されるように、
扉を開いた状態で開口下縁と庫外側の床面とを所定の傾
斜角度で結ぶ台車案内板を、開口下縁の貯蔵庫前面に着
脱自在に取り付け可能とし、この台車案内板の作る傾斜
面を利用して開口に台車を進入させる構成としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報の如き構成では扉によって開口を閉塞している間、台
車案内板は開口下縁から取り外して置かなければならな
い。そのため、台車案内板の保管場所が必要となり、場
合によっては紛失してしまう問題がある。また、台車の
納出の都度に一々保管場所まで行って台車案内板を持っ
て来て貯蔵庫に取り付ける作業を強いられるため、台車
納出作業が極めて煩雑となる問題もあった。
【0005】本発明は係る従来の技術的課題を解決する
ために成されたものであり、所謂またぎ込み式の扉を有
した貯蔵庫において、台車を開口より納出するための傾
斜面を容易に構成することができる台車案内装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明の
台車案内装置は、台車が通過可能な間口の開口7と、こ
の開口7周辺の外面に重合して開口7を開閉自在に閉塞
する扉9を有した貯蔵庫1に適用されるものであり、前
記開口7の庫外側に設けられ、庫外側の床面11と扉9
の下側までの高さを結ぶ傾斜面21を具備した案内部材
18と、この案内部材18に摺動自在に保持された案内
板24と、開口7下縁7A部の貯蔵庫1に形成した係合
部14とを具備しており、扉9が開放された状態で案内
板24は案内部材18より引き出され、その前部は係合
部14に着脱自在に係合保持されると共に、係合部14
に保持された状態で開口7下縁7Aと傾斜面21とを結
ぶことを特徴とする。
【0007】また、請求項2の発明の台車案内装置は、
台車が通過可能な間口の開口7と、この開口7周辺の外
面に重合して開口7を開閉自在に閉塞する扉9を有した
貯蔵庫1に適用されるものであり、開口7の庫内側に摺
動自在に設けられ、開口7下縁7Aより庫外側に引出し
可能な案内板31と、貯蔵庫1に形成した係止部36と
を具備して成り、扉9が開放された状態で案内板31は
開口7より引き出され、その後部は係止部36に係止さ
れると共に、この係止部36に係止された状態で開口7
下縁7Aと庫外側の床面11とを結ぶ傾斜面を構成する
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1の発明の貯蔵庫の台車案内装置は、貯
蔵庫1の開口7の庫外側に案内部材18を設けており、
この案内部材18は庫外側の床面11と扉9の下側まで
の高さを結ぶ傾斜面21を具備しているので、案内部材
18が扉9の開閉の障害となることはない。そして、案
内部材18には案内板24が摺動自在に保持されてお
り、台車を開口7より庫内に納出する際には、扉9を開
放して案内部材18より案内板24を引出し、その前部
を開口7下縁7A部の貯蔵庫1に形成した係合部14に
着脱自在に係合保持することにより、案内板24は開口
7下縁7Aと傾斜面21とを結ぶので、係る引出し係合
操作のみによって案内部材18の傾斜面21と案内板2
4により庫外側の床面11と開口7下縁7A間に滑らか
な斜面を形成することができ、その斜面を使って台車を
円滑に納出することが可能となる。また、扉9を閉じる
際には案内板24を係合部14から外して案内部材18
に収納するだけで、開口7下縁7Aより案内板24を撤
去保管することができるので、総じて案内板24の取り
付け・取り外し作業が円滑に行え、その保管も容易とな
る。
【0009】また、請求項2の発明の台車案内装置は、
貯蔵庫1の開口7の庫内側に摺動自在に設けた案内板3
1が開口7下縁7Aより庫外側に引出し可能とされてお
り、台車を開口7より庫内に納出する際には、扉9を開
放して案内板31を開口7より引出し、その後部を開口
7下縁7A部の貯蔵庫1に形成した係止部36に係止す
ることにより、案内板31は開口7下縁7Aと庫外側の
床面11とを結ぶ傾斜面を構成するので、係る引出し操
作のみによって庫外側の床面11と開口7下縁7A間に
滑らかな斜面を形成することができ、その斜面を使って
台車を円滑に納出することが可能となる。また、扉9を
閉じる際には、案内板31を庫内側に押し込むだけで、
開口7下縁7Aより案内板31を撤去保管することがで
きるので、総じて案内板31の取り付け・取り外し作業
が円滑に行え、その保管も容易となる。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図1は扉9を開放した状態の貯蔵庫1の開口7部分
の拡大斜視図、図2は貯蔵庫1の斜視図、図3は扉9を
閉じた状態の貯蔵庫1の開口7部分の縦断側面図、図4
は扉9を開いた状態の貯蔵庫1の開口7部分の縦断側面
図である。貯蔵庫1は所謂プレハブ冷蔵庫であり、床パ
ネル2Aを含む複数の断熱パネルを組み合わせて箱体を
構成した断熱性の外箱2と、この外箱2の内側に間隔を
存して配設されたステンレス板等の複数のパネルから成
る熱良導性内箱3と、この内箱3内に密閉して構成され
た庫内としての貯蔵室4と、内箱3の床板3Aと外箱2
の床パネル2A間を含む、上下前後左右の両箱2、3間
に構成された冷気循環空間6とを具備している。この冷
気循環空間6内には図示しない冷却装置が取り付けられ
ており、冷気循環空間6内に冷気を強制循環することに
よって内箱3から貯蔵室4内を間接的に冷却するよう構
成されている。
【0011】外箱2の前面には当該外箱2の前壁を構成
し、収納物品及び台車の納出、作業員の出入りが可能な
間口の開口7を有した門構え8が取り付けられており、
この開口7は外側から断熱性の扉9によって開閉自在に
閉塞される。前記門構え8の下壁8Aは床パネル2Aの
上に設けられるため、開口7の下縁7Aは床パネル2A
より上に持ち上がっており、内箱3の床面3Aはこの開
口7の下縁7Aと同じ高さに設定されている。また、床
面3Aと門構え8の間には同じ高さとなるアングル13
が介設され、このアングル13の上面前端の開口7下縁
7Aの内方に対応する位置には、左右に渡る溝状の係合
部14が形成されている。更に、扉9は開口7の密閉性
を向上するために、開口7周辺の門構え8の外面周囲に
重合するよう外箱2前面に一側を回動自在に枢支されて
おり、その内面周囲にはガスケット16が取り付けら
れ、扉9の閉成時にはこのガスケット16が門構え8の
外面周囲に密着して開口7を密閉する。
【0012】係る貯蔵庫1は設置現場の床面(庫外側の
床面)11に、スキッド12を介して床パネル2Aを載
置することにより据え付けられる。そのため、開口7の
下縁7Aの高さは床面11より相当高くなり、従って、
扉9は所謂またぎ込み扉となる。係る構造では台車を転
がして開口7より貯蔵室4内に進入させることは不可能
であり、そのため、本発明の場合には開口7の庫外側に
対応して案内部材18を設けている。
【0013】この案内部材18は例えば鋼板、木、或い
は樹脂によって構成されており、その上面には床面11
より所定の傾斜角度で上昇する傾斜面21と、この傾斜
面21の終端より貯蔵庫1の外箱2前面に至る平面22
を有している。扉9の開閉を可能とするためには、平面
22は扉9の下側に位置しなければならず、従って、傾
斜面21は床面11と扉9の下側までの高さを結んでお
り、平面22は開口7の下縁7Aとの間に図3の如く例
えば30mm乃至40mm分の間隔Lを構成して床パネ
ル2A及びスキッド12の前面に当接されている。
【0014】この案内部材18の傾斜面21左右には相
対向して前後方向に延在するガイドレール23、23が
取り付けられており、このガイドレール23、23と傾
斜面21の間にその左右縁を挟持される形で案内部材1
8の上面に鋼板製の案内板24が設けられている。この
案内板24は開口7に進入可能な幅寸法を有し、その貯
蔵庫1側は、案内部材18の傾斜面21と平面22とが
作る角度と略同じ角度で屈曲されている。また、その左
右縁はガイドレール23、23と傾斜面21の間におい
て前後方向摺動自在に挟持されると共に、先端左右には
下方に折曲された係合爪部26、26が形成されてい
る。一方、案内部材18の平面22左右には、前記係合
爪部26、26が挿入係合されるスリット状の保持孔2
7、27が形成されている。
【0015】以上の構成で図示しない台車を開口7から
貯蔵室4内(庫内)に納出する際の作業について説明す
る。先ず、扉9が開口7を閉成している状態では、図1
の如く案内板24の係合爪部26、26を保持孔27、
27に挿入係合して案内板24を案内部材18に保持さ
せて置く。この状態で、案内板24は案内部材18上面
の傾斜面21と平面22に密着しており、また、前述の
如く案内部材18の平面22は扉9の下側に位置してい
るので、扉9は貯蔵庫1の前方に自由に移動でき、従っ
て、扉9の開放は支障無く行える。
【0016】このように(図2の如く)扉9を開放した
後、案内板24の係合爪部26、26を保持孔27、2
7から上方に持ち上げて外し、図4中矢印の如くガイド
レール23、23から引き出してその先端を開口7内に
挿入する。そして、案内板24先端の係合爪部26、2
6を係合部14に上から挿入して着脱自在に係合するこ
とにより、案内板24を貯蔵庫1と案内部材18間に渡
って取り付ける。この状態で案内板24は開口7の下縁
7Aと案内部材18の傾斜面21とを当該傾斜面21の
延長線上で結び、図4中破線で示す如く傾斜面21と共
に床面11から開口7の下縁7Aに向かって連続した滑
らかな斜面を形成する。
【0017】このように床面11から開口7の下縁7A
には滑らかな斜面が形成されるので、台車はこの斜面を
転がして開口7から円滑に貯蔵室4内に納出することが
できるようになる。従って、貯蔵室4内に一度に多量の
物品を納出することが可能となる。また、扉9を閉じる
際には、案内板24の係合爪部26、26を係合部14
から持ち上げて外し、開口7から引き出してスライドレ
ール23、23に戻して行き、係合爪部26、26を保
持孔27、27に係合させることにより案内板24を案
内部材18に図1の如く保持させる。
【0018】このように、案内部材18のスライドレー
ル23、23に収納するだけで、開口7下縁7Aより案
内板24を撤去し、そのまま保管することができるの
で、案内板24の保管が容易となる。特に、以上の如く
案内板24の引出し係合操作のみによって案内板24を
開口7下縁7Aと案内部材18間に渡って取り付け、ま
た、案内部材18のガイドレール23、23に保持させ
ることができるので、総じて案内板24の取り付け・取
り外し作業を極めて円滑、且つ、簡単に行えるようにな
る。
【0019】次に、図5乃至図8は他の台車案内装置の
発明を示しており、各図において図1乃至図4と同一符
号のものは同一とする。この場合、案内部材18には前
述の如きガイドレール23、23及び案内板24は設け
られず、その代わりに開口7の庫内側となる貯蔵室4側
の内箱3の床面3Aに同様に鋼板製の案内板31が設け
られている。この案内板31も開口7を通過可能な幅寸
法を有し、その前端開口7側は、前記案内部材18の傾
斜面21と平面22とが作る角度と略同じ角度で屈曲さ
れており、更に、その後端には左右に突出したストッパ
ー32が取り付けられている。前記内箱3の床面3Aに
は相対向して前後方向に延在するガイドレール33、3
3が取り付けられており、前記ストッパー32の左右端
はガイドレール33、33と床面3Aの間に前後方向摺
動自在に係合されている。また、ガイドレール33、3
3の後端部にはストッパー32の後方への移動を阻止す
る停止部34が形成されると共に、ガイドレール33、
33の前部には前記ストッパー32の前方への移動を阻
止する係止部36が形成されている。
【0020】以上の構成で図示しない台車を開口7から
貯蔵室4内(庫内)に納出する際の作業について説明す
る。先ず、扉9が開口7を閉成している状態では、図5
の如く案内板31のストッパー32はガイドレール3
3、33の停止部34前側に位置し、案内板31の前端
部は開口7の貯蔵室4側に位置して、案内板31は床面
3A上に保持されている。その状態で扉9を開放した
後、案内板31を図8中矢印の如く開口7下縁7Aから
庫外に引出す。この引出し作業によって案内板31の前
部は開口7から庫外に引き出され、やがてストッパー3
2がガイドレール33、33の係止部36に当接するこ
とにより、それ以上引き出せなくなる。この状態で案内
板31の前端は案内部材18の傾斜面21の終端部に載
置されるので、これによって案内板31は案内部材18
の傾斜面21と共に、図8中破線で示す如く床面11か
ら開口7の下縁7Aとを結ぶ連続した滑らかな斜面(一
部平坦面も含む)を構成する。
【0021】このように床面11から開口7の下縁7A
には滑らかな斜面が形成されるので、台車はこの斜面を
転がして開口7から円滑に貯蔵室4内に納出することが
できるようになる。従って、貯蔵室4内に一度に多量の
物品を納出することが可能となる。また、扉9を閉じる
際には、案内板31を貯蔵室4内に押し込み、ストッパ
ー32がガイドレール33、33の停止部34に当接ま
で後退させれば、図5の如く案内板31を貯蔵室4内に
収納することができる。
【0022】このように、案内板31を貯蔵室4に押し
込むだけで、開口7下縁7Aより案内板31を撤去し、
そのまま保管することができるので、案内板31の保管
が容易となる。特に、以上の如く案内板31の引出し操
作のみによって案内板31を開口7下縁7Aと案内部材
18に渡って取り付けられるので、総じて案内板31の
取り付け・取り外し作業を極めて円滑、且つ、簡単に行
えるようになる。
【0023】尚、後者の発明の場合には必ずしも案内部
材18は必要ではなく、案内板31のみによって開口7
下縁7Aから床面11に至る斜面を構成しても差し支え
ない。但し、実施例の如く案内部材18と組み合わせて
構成することにより、案内板31の寸法を縮小でき、そ
れによって貯蔵室4内に収納したときに邪魔になり難く
なる利点がある。また、各実施例ではプレハブ冷蔵庫に
本発明を適用したが、それに限らず、台車が通過可能な
間口の開口を閉塞する所謂またぎ込み式の扉を具備した
各種冷蔵庫やショーケースに対しても本発明は有効であ
る。
【0024】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、貯蔵庫の開口の庫外側に設けた案内部材に案内板が
摺動自在に保持されており、台車を開口より庫内に納出
する際には、扉を開放して案内部材より案内板を引出
し、その前部を開口下縁部の係合部に着脱自在に係合保
持させることにより、案内板は開口下縁と傾斜面とを結
ぶので、係る引出し係合操作のみによって案内部材の傾
斜面と案内板とにより庫外側の床面と開口下縁間に滑ら
かな斜面を形成することができ、その斜面を使って台車
を開口より円滑に納出することができるようになる。ま
た、扉を閉じる際には、案内板を係合部から外して案内
部材に収納するだけで、開口下縁より案内板を撤去保管
することができるので、総じて案内板の取り付け・取り
外し作業を極めて円滑に行えるようになると共に、その
保管も容易となるものである。
【0025】また、請求項2の発明によれば、貯蔵庫の
開口の庫内側に摺動自在に設けた案内板が開口下縁より
庫外側に引出し可能とされており、台車を開口より庫内
に納出する際には、扉を開放して案内板を開口より引出
し、その後部を開口下縁部の係止部に係止させることに
より、案内板は開口下縁と庫外側の床面とを結ぶ傾斜面
を構成するので、係る引出し操作のみによって庫外側の
床面と開口下縁間に滑らかな斜面を形成することがで
き、その斜面を使って台車を開口より円滑に納出するこ
とができるようになる。更に、扉を閉じる際には、案内
板を庫内側に押し込むだけで、開口下縁より案内板を撤
去保管することができるので、総じて案内板の取り付け
・取り外し作業を極めて円滑に行えるようになると共
に、その保管も容易となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の台車案内装置を適用した貯蔵庫の扉を
開放した状態の開口部分の拡大斜視図である。
【図2】貯蔵庫の斜視図である。
【図3】扉を閉じた状態の貯蔵庫の開口部分の縦断側面
図である。
【図4】扉を開いた状態の貯蔵庫の開口部分の縦断側面
図である。
【図5】本発明のもう一つの台車案内装置を適用した貯
蔵庫の扉を開放した状態の開口部分の拡大斜視図であ
る。
【図6】図5の台車案内装置の案内板側部の平面図であ
る。
【図7】図5の台車案内装置の案内板の側面図である。
【図8】図5の貯蔵庫の扉を開いた状態の開口部分の縦
断側面図である。
【符号の説明】
1 貯蔵庫 4 貯蔵室 7 開口 8 門構え 9 扉 14 係合部 18 案内部材 21 傾斜面 22 平面 23 ガイドレール 24 案内板 31 案内板 32 ストッパー 33 ガイドレール 36 係止部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車が通過可能な間口の開口と、該開口
    周辺の外面に重合して該開口を開閉自在に閉塞する扉を
    有した貯蔵庫において、前記開口の庫外側に設けられ、
    庫外側の床面と前記扉下側までの高さを結ぶ傾斜面を具
    備した案内部材と、該案内部材に摺動自在に保持された
    案内板と、前記開口下縁部の貯蔵庫に形成した係合部と
    を具備して成り、前記扉が開放された状態で前記案内板
    は前記案内部材より引き出され、その前部は前記係合部
    に着脱自在に係合保持されると共に、係合部に保持され
    た状態で前記開口下縁と前記傾斜面とを結ぶことを特徴
    とする貯蔵庫の台車案内装置。
  2. 【請求項2】 台車が通過可能な間口の開口と、該開口
    周辺の外面に重合して該開口を開閉自在に閉塞する扉を
    有した貯蔵庫において、前記開口の庫内側に摺動自在に
    設けられ、前記開口下縁より庫外側に引出し可能な案内
    板と、前記貯蔵庫に形成した係止部とを具備して成り、
    前記扉が開放された状態で前記案内板は前記開口より引
    き出され、その後部は前記係止部に係止されると共に、
    該係止部に係止された状態で前記開口下縁と庫外側の床
    面とを結ぶ傾斜面を構成することを特徴とする貯蔵庫の
    台車案内装置。
JP31755192A 1992-11-26 1992-11-26 貯蔵庫の台車案内装置 Pending JPH06156746A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008149064A (ja) * 2006-12-20 2008-07-03 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd ロッカー装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008149064A (ja) * 2006-12-20 2008-07-03 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd ロッカー装置

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