JPH06156508A - リサイクルに適した窓付封筒 - Google Patents

リサイクルに適した窓付封筒

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Publication number
JPH06156508A
JPH06156508A JP33378892A JP33378892A JPH06156508A JP H06156508 A JPH06156508 A JP H06156508A JP 33378892 A JP33378892 A JP 33378892A JP 33378892 A JP33378892 A JP 33378892A JP H06156508 A JPH06156508 A JP H06156508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
envelope
paper
water
recycling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33378892A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Umemura
康之 梅村
Masao Nakamura
匡男 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP33378892A priority Critical patent/JPH06156508A/ja
Publication of JPH06156508A publication Critical patent/JPH06156508A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

Abstract

(57)【要約】 【目的】 窓付封筒を故紙としてリサイクルする際に、
窓部の分別除去を不要にする。 【構成】 窓部に貼着する透明フィルムを水溶性フィル
ムとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙性の窓付封筒に係わ
り、特に紙資源のリサイクルに適した窓付封筒に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、窓付封筒が広く使用されている。
それは、ラインプリンターで仕上げた請求書や案内書を
送付する際に、請求書や案内書等の一部に送付先の住所
・氏名等を印字して、窓付封筒の窓から見えるようにす
れば、封筒に送付先の住所・氏名を印字する手間が省
け、よって事務能率を大幅に向上させることができるか
らである。従来、このような窓付封筒は実開昭60−1
61045号公報に見られるように、封筒の一部を打ち
抜いた窓孔にプラスチック製透明フィルムを貼着した封
筒がある。あるいは実開昭61−40338号公報に見
られるように、窓部分の紙にパラフィン、ワックス等の
樹脂を含浸させて透明化した封筒がある。
【0003】一方、従来より、紙の製造方法において
は、木材より作る新規なパルプのみを原料とするのみで
なく、使い済の故紙も回収して原料とする、資源再利用
のプロセスが新聞紙やダンボール紙などを中心に行われ
てきていた。ところが、最近の時勢として、地球は有限
であり、その自然の自浄能力、再生能力には自ずと限度
があるとの認識から、地球環境保護に対する意識が非常
に高まって来ている。そこで、紙についても、森林資源
の保護や、資源の有効利用をより高める等の見地から、
従来になく再利用を心掛けることが社会的なモラルとし
て要請されつつある。それは、一つには、従来は焼却や
廃棄にまわされていた使い古しの紙を、新たにリサイク
ルに廻すことである。もう一つは、故紙を原料として含
む再生紙はパルプ紙に比較して品質が劣り、また値段も
高いなどの不都合があっても、積極的に使っていくこと
である。もはや、再生紙を前記のような不都合を理由に
して使わないなどという個人的なエゴイズムは通用せ
ず、再生紙の利用そのものが社会的にも評価賛同される
ようになりつつある。
【0004】しかし、再生紙のより広範な利用には、そ
の原料として再生に適した故紙がより多く得られことが
前提となる。故紙の再利用においては、紙を構成するセ
ルロース繊維を再度分離し、また文字などを印刷したイ
ンキは脱墨処理により除去するなどするが、再利用にま
わされる故紙においては、プラスチックや金属等は混入
していてはならない。よって、現在再利用されている故
紙としては、それら混入物のない新聞紙等が一般的であ
るが、窓付封筒のような紙以外のものを含んでいるもの
はあまりない。よって、このような窓付封筒を再生紙原
料として生かすためには、上記にて説明した窓部分に貼
着してある透明プラスチックフィルムを剥がして、残っ
た紙だけの部分を回収しなくてはならない。また、パラ
フィン、ワックスが窓部分にのみ含浸された封筒でも、
窓部分を切り取り分別回収しなくてはならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、そ
のままでもリサイクルに適した窓付封筒を提供すること
を目的としている。以上説明したように、従来の窓付封
筒をリサイクルするには、紙以外の部分を取り除く等の
煩雑な作業が必要であり、このために個人のモラル意識
に頼ざるを得ない面があるので、リサイクルしたとして
も充分には出来なかった。すなわち、窓付封筒を大量に
扱う企業等においては、窓部を除去して残りの紙部を再
生用の故紙としてリサイクルするように従業員に対して
指導している。しかし、窓部分を除去するということ
は、窓付封筒の表裏を逆にして、裏側を出し、あるいは
封筒をふくらませて中に手を入れ、貼着された透明プラ
スチックを一袋毎に剥がす作業を要する。また、パラフ
ィン、ワックス等がたとえ窓部のみ含浸された窓付封筒
にあっても、その除去作業を要す。このような作業は、
数が多くなると大変に面倒な作業であり、かかる附帯的
な作業を全従業員に確実に励行ならしめるのは非常に難
しいのである。そのため、このような企業では、かかる
除去作業のための専用の作業員を配備して、再利用でき
る紙部分の選別を行わせざるを得ず、莫大な人件費を要
すという問題点が生じている。一方、パラフィン、ワッ
クスが全体に含浸されている封筒は故紙として利用でき
ないばかりでなく、ゴミの増大の原因となっている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の窓付封筒では、窓部に貼着する透明フィル
ムとして水溶性フィルムを用いた構成とする。以下、図
面に従って本発明を詳述する。図1は本発明に係わる一
実施例を示すものであり、窓付封筒1を内面側から見た
展開図である。本発明に係わる窓付封筒1においては、
全体が紙からなり、表側用紙2の中央上方部に打ち抜き
成形により窓孔3が開口されており、窓付封筒1内に収
納される内容物に記載された送付先の住所・氏名等が窓
孔3を通して、窓付封筒1の外から見えるようになって
いる。この窓孔3には、該窓孔3よりも大きい透明フィ
ルム4が、該窓孔3の周囲に及ぶように内側より貼着さ
れている。該透明フィルム4は水溶性フィルムからなっ
ている。透明フィルム4は水溶性の糊等によって貼着さ
れている。
【0007】透明フィルム4に用いられる水溶性フィル
ムとしては、例えばポリビニルアルコール樹脂からなる
フィルムが挙げられる。ポリビニルアルコール樹脂は、
その鹸化度、重合度によって、水に対する溶解性が異な
るが、このなかでも、本発明に係わる窓付封筒に使用し
て好ましい効果を奏するものとしては、冷水に不溶で且
つ温水あるいは熱水に可溶なものなどがよい。なぜなら
ば、通常の使用状態において水に可溶性であると、窓付
封筒が郵便物として使用され、配達中に雨水に晒された
りすると、窓部のフィルムが溶解して孔が開いたりする
からである。一方、用済みとなった窓付封筒を再生処理
する際には、水に溶けることが必要だからである。上
記、水溶性が条件により異なる性質を具備することによ
り、再生処理時には熱水よる処理にて溶性フィルムは溶
解するので、不溶性フィルムや金属等のように不溶な不
純物となって再生処理の障害にはならない。
【0008】通常使用時の環境下においては適度の耐水
性があり、再生処理時においては水溶性である両機能を
備えたフィルムの具体例としては、例えば、日合フイル
ム株式会社製のハイセロン(登録商標)のH型がある。
この銘柄は、無色半透明で、40メッシュの布目状のエ
ンボス加工が施された、膜厚31.5μmのフィルム
は、25℃の水には不溶であるが、70℃の熱水には可
溶である。これを水溶性の糊を用いて窓部に貼着して窓
付封筒を作成したが、水性フィルムでありながら多少の
水滴を付着させたぐらいでは、表面のエンボス形状が若
干へたる程度で、孔などは開かず強度的にも通用するレ
ベルであった。また、70℃の熱水に浸漬すると、フィ
ルムは完全に溶解した。本発明による窓付封筒1は図1
を用いて上記説明された例に特に限定されるものではな
く、水溶性フィルムとしては内容物が透視できるもので
あればよく、透明又は半透明、無色又は有色、エンボス
又はエンボスのない平面状のものであってもよく、その
用途によって適当な形状、材料を選択できる。
【0009】
【作用】本発明による構成の窓付封筒では、窓孔部に貼
着されている透明フィルムが水溶性であるので、該窓付
封筒を故紙として再生利用する際の再生処理過程で該透
明フィルムが水に溶けるために、リサイクルに過程にお
いて該透明フィルムを封筒から剥がすなどして、紙と分
別除去する必要がない。
【0010】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。窓
付封筒を、そのままで再生用の故紙とすることが出来
る。また、窓付封筒が混入した故紙でも、分別すること
なく、そのままで再生用の故紙として利用することが出
来る。よって、従来、企業において手作業で行っていた
窓部分の除去作業、ならびに、当該作業のための作業員
を不要とすることが出来、除去費用を皆無とすることが
出来る。さらには、窓付封筒が混入した故紙でもそのま
まで利用できるのであるから、家庭から出る屑紙等を
も、広く再生用の故紙として利用することが出来る。以
上の結果、再生紙の生産と利用を飛躍的に増大ならしめ
るものであり、くわえて、森林資源の保護、地球環境の
保護に積極的に寄与する効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の内面から見た展開図
【符号の説明】
1 窓付封筒 2 表側用紙 3 窓孔 4 透明フィルム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面若しくは後面に窓部を有する紙性の
    封筒において、前記窓部に水溶性フィルムが貼着してあ
    ることを特徴とするリサイクルに適した窓付封筒。
JP33378892A 1992-11-20 1992-11-20 リサイクルに適した窓付封筒 Pending JPH06156508A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33378892A JPH06156508A (ja) 1992-11-20 1992-11-20 リサイクルに適した窓付封筒

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33378892A JPH06156508A (ja) 1992-11-20 1992-11-20 リサイクルに適した窓付封筒

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06156508A true JPH06156508A (ja) 1994-06-03

Family

ID=18269968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33378892A Pending JPH06156508A (ja) 1992-11-20 1992-11-20 リサイクルに適した窓付封筒

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JP (1) JPH06156508A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000021383U (ko) * 1999-05-27 2000-12-26 전철현 키택 케이스
KR20030092336A (ko) * 2002-05-29 2003-12-06 주식회사 마이다스 재생 우편 창봉투용 열수용성 필름의 제조방법 및 그필름을 부착한 재생 우편용 창봉투
US7175917B2 (en) 2001-11-01 2007-02-13 Asahi Kasei Life & Living Corporation Biaxially oriented polylactic acid-based resin films

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20000021383U (ko) * 1999-05-27 2000-12-26 전철현 키택 케이스
US7175917B2 (en) 2001-11-01 2007-02-13 Asahi Kasei Life & Living Corporation Biaxially oriented polylactic acid-based resin films
KR20030092336A (ko) * 2002-05-29 2003-12-06 주식회사 마이다스 재생 우편 창봉투용 열수용성 필름의 제조방법 및 그필름을 부착한 재생 우편용 창봉투

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Effective date: 20010424