JPH06156156A - 自動車におけるヘッドライニング後端部の構造 - Google Patents
自動車におけるヘッドライニング後端部の構造Info
- Publication number
- JPH06156156A JPH06156156A JP30680092A JP30680092A JPH06156156A JP H06156156 A JPH06156156 A JP H06156156A JP 30680092 A JP30680092 A JP 30680092A JP 30680092 A JP30680092 A JP 30680092A JP H06156156 A JPH06156156 A JP H06156156A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear end
- head lining
- roof
- base
- headlining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外観を良くしたヘッドライニング後端部の構
造を提供すること。 【構成】 ルーフパネル１２の後端部１２ａを外方へ折
り曲げ、その端部１２ａにウェザーストリップ１３の基
部１３ａを嵌着させるとともに、ヘッドライニング１４
の後端部１４ａにトリムパッキング１５の基端１５ａを
取り付け、該トリムパッキング１５の先端１５ｂをウェ
ザーストリップ１３の基部１３ａとルーフパネル１２の
端部１２ａとの間に差し込んだ状態に位置させている。
造を提供すること。 【構成】 ルーフパネル１２の後端部１２ａを外方へ折
り曲げ、その端部１２ａにウェザーストリップ１３の基
部１３ａを嵌着させるとともに、ヘッドライニング１４
の後端部１４ａにトリムパッキング１５の基端１５ａを
取り付け、該トリムパッキング１５の先端１５ｂをウェ
ザーストリップ１３の基部１３ａとルーフパネル１２の
端部１２ａとの間に差し込んだ状態に位置させている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車におけるヘッド
ライニング後端部の構造に関するもので、詳しくは、ハ
ッチバック式自動車におけるヘッドライニング後端部の
端部処理に関するものである。
ライニング後端部の構造に関するもので、詳しくは、ハ
ッチバック式自動車におけるヘッドライニング後端部の
端部処理に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５は、ハッチバック式自動車における
ヘッドライニング後端部の構造を示している。この自動
車では、ルーフパネル１の後端部１ａが外方に向けて折
り曲げられており、その端部１ａにウェザーストリップ
２の基部２ａが嵌着されている。一方、ヘッドライニン
グ３の後端部３ａは、ルーフパネル１の方向に折り曲げ
られ、その端部３ａでヘッドライニング３とルーフパネ
ル１との間隙Ａを覆っている。
ヘッドライニング後端部の構造を示している。この自動
車では、ルーフパネル１の後端部１ａが外方に向けて折
り曲げられており、その端部１ａにウェザーストリップ
２の基部２ａが嵌着されている。一方、ヘッドライニン
グ３の後端部３ａは、ルーフパネル１の方向に折り曲げ
られ、その端部３ａでヘッドライニング３とルーフパネ
ル１との間隙Ａを覆っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のヘッドライニング後端部の構造では、ヘッドライニ
ング３の取り付け誤差等によって、ヘッドライニング３
の後端部３ａとルーフパネル１の端部１ａまたはウェザ
ーストリップ２の基部２ａとの間に大きな隙間ができる
場合があり、その隙間からヘッドライニング３の後端面
やルーフパネル１の内部が見えてしまい、外観が悪くな
る虞がある。
来のヘッドライニング後端部の構造では、ヘッドライニ
ング３の取り付け誤差等によって、ヘッドライニング３
の後端部３ａとルーフパネル１の端部１ａまたはウェザ
ーストリップ２の基部２ａとの間に大きな隙間ができる
場合があり、その隙間からヘッドライニング３の後端面
やルーフパネル１の内部が見えてしまい、外観が悪くな
る虞がある。
【０００４】そこで、本発明の目的は、外観を良くした
ヘッドライニング後端部の構造を提供することにある。
ヘッドライニング後端部の構造を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のヘッドライニン
グ後端部の構造では、ルーフパネルの後端を外方へ折り
曲げ、その端部にウェザーストリップの基部を嵌着させ
るとともに、ヘッドライニングの後端部にトリムパッキ
ングの基端を取り付け、該トリムパッキングの先端を上
記ウェザーストリップの基部と上記ルーフパネルの端部
との間に差し込んだ状態に位置させている。
グ後端部の構造では、ルーフパネルの後端を外方へ折り
曲げ、その端部にウェザーストリップの基部を嵌着させ
るとともに、ヘッドライニングの後端部にトリムパッキ
ングの基端を取り付け、該トリムパッキングの先端を上
記ウェザーストリップの基部と上記ルーフパネルの端部
との間に差し込んだ状態に位置させている。
【０００６】
【作 用】本発明のヘッドライニング後端部の構造によ
れば、ヘッドライニング後端部とウェザーストリップと
の隙間は、トリムパッキングによって覆われる。
れば、ヘッドライニング後端部とウェザーストリップと
の隙間は、トリムパッキングによって覆われる。
【０００７】
【実施例】図２乃至図４は、図１におけるルーフ後端部
（IIーII線）断面，ルーフ前端部（III ーIII 線）断面
およびルーフ側部（IVーIV線）断面を示している。
（IIーII線）断面，ルーフ前端部（III ーIII 線）断面
およびルーフ側部（IVーIV線）断面を示している。
【０００８】ルーフ後端部は、ルーフメンバアッパ１０
とルーフメンバロア１１とが後端部１０ａ，１１ａで互
いに会合されている。そして、ルーフメンバアッパ１０
の上面には、ルーフパネル１２が添設されている。この
ルーフパネル１２は、端部１２ａがルーフメンバアッパ
１０の端部１０ａよりも外方へ延長され、その端部１２
ａは上方に折り曲げられている。そして、その端部１２
ａには、ウェザーストリップ１３の基部１３ａが嵌着さ
れている。このウェザーストリップ１３は、バックドア
Ｂを受け止めるものである。
とルーフメンバロア１１とが後端部１０ａ，１１ａで互
いに会合されている。そして、ルーフメンバアッパ１０
の上面には、ルーフパネル１２が添設されている。この
ルーフパネル１２は、端部１２ａがルーフメンバアッパ
１０の端部１０ａよりも外方へ延長され、その端部１２
ａは上方に折り曲げられている。そして、その端部１２
ａには、ウェザーストリップ１３の基部１３ａが嵌着さ
れている。このウェザーストリップ１３は、バックドア
Ｂを受け止めるものである。
【０００９】一方、ヘッドライニング１４は、合成樹脂
等によって成形された成形ヘッドライニングであって、
ルーフメンバロア１１の下面に添設されている。このヘ
ッドライニング１４の端部１４ａは、ルーフメンバロア
１１の端部１１ａから、間隙をもって配置されている。
そして、そのヘッドライニング１４の端部１４ａには、
トリムパッキング１５の基端１５ａが、両面テープ１６
等によって固定されている。このトリムパッキング１５
は、ポリ塩化ビニルによって形成されている。そして、
先端１５ｂは、ウェザーストリップ１３の基部１３ａと
ルーフパネル１２の端部１２ａとの間に差し込んだ状態
に位置される。
等によって成形された成形ヘッドライニングであって、
ルーフメンバロア１１の下面に添設されている。このヘ
ッドライニング１４の端部１４ａは、ルーフメンバロア
１１の端部１１ａから、間隙をもって配置されている。
そして、そのヘッドライニング１４の端部１４ａには、
トリムパッキング１５の基端１５ａが、両面テープ１６
等によって固定されている。このトリムパッキング１５
は、ポリ塩化ビニルによって形成されている。そして、
先端１５ｂは、ウェザーストリップ１３の基部１３ａと
ルーフパネル１２の端部１２ａとの間に差し込んだ状態
に位置される。
【００１０】なお、ルーフ前端部は、ルーフパネル１２
の端部１２ｂとルーフメンバ１７の端部１７ａが会合さ
れている。ルーフメンバ１７の下面には、ヘッドライニ
ング１４が添設されており、該ヘッドライニング１４の
前端部１４ｂは、上記ルーフパネル１２の端部１２ｂと
ルーフメンバ１７の端部１７ａとの会合部を覆ってい
る。そして、これらの端部１２ｂ，１７ａを上方から覆
うようにしてフロントウインドガラス１８が配置されて
いる。このフロントウインドガラス１８の端部１８ａ
は、ウェザーストリップ１９を介してルーフパネル１２
に当接している。
の端部１２ｂとルーフメンバ１７の端部１７ａが会合さ
れている。ルーフメンバ１７の下面には、ヘッドライニ
ング１４が添設されており、該ヘッドライニング１４の
前端部１４ｂは、上記ルーフパネル１２の端部１２ｂと
ルーフメンバ１７の端部１７ａとの会合部を覆ってい
る。そして、これらの端部１２ｂ，１７ａを上方から覆
うようにしてフロントウインドガラス１８が配置されて
いる。このフロントウインドガラス１８の端部１８ａ
は、ウェザーストリップ１９を介してルーフパネル１２
に当接している。
【００１１】また、ルーフ側部は、ルーフサイドレール
２０が配設されている。このルーフサイドレール２０
は、アウタ２１とインナ２２とによって構成され、それ
らは、両端で互いに接合されて、閉断面を構成してい
る。そして、ルーフサイドレール２０の一端２０ａに
は、ルーフパネル１２の側端部１２ｃが接合されてい
る。ヘッドライニング１４は、ルーフパネル１２に添設
され、側端部１４ｃは、ルーフサイドレール２０を下方
から覆うように配置されている。そして、ルーフサイド
レール２０の他端２０ｂにはウェザーストリップ２３が
嵌着され、該ウェザーストリップ２３のリップ部２３ａ
は、ヘッドライニング１４の側端を覆っている。
２０が配設されている。このルーフサイドレール２０
は、アウタ２１とインナ２２とによって構成され、それ
らは、両端で互いに接合されて、閉断面を構成してい
る。そして、ルーフサイドレール２０の一端２０ａに
は、ルーフパネル１２の側端部１２ｃが接合されてい
る。ヘッドライニング１４は、ルーフパネル１２に添設
され、側端部１４ｃは、ルーフサイドレール２０を下方
から覆うように配置されている。そして、ルーフサイド
レール２０の他端２０ｂにはウェザーストリップ２３が
嵌着され、該ウェザーストリップ２３のリップ部２３ａ
は、ヘッドライニング１４の側端を覆っている。
【００１２】
【発明の効果】上記したように、本発明に係る自動車に
おけるヘッドライニング後端部の構造では、トリムパッ
キングによって、ヘッドライニング後端部とウェザース
トリップとの隙間が覆われるので、バックドアを開けた
際にも、ヘッドライニング後端面やヘッドライニング後
端部とウェザーストリップまたはルーフパネルとの間隙
が外部から隠され、外観が良好になる。
おけるヘッドライニング後端部の構造では、トリムパッ
キングによって、ヘッドライニング後端部とウェザース
トリップとの隙間が覆われるので、バックドアを開けた
際にも、ヘッドライニング後端面やヘッドライニング後
端部とウェザーストリップまたはルーフパネルとの間隙
が外部から隠され、外観が良好になる。
【図１】本発明に係る自動車におけるヘッドライニング
後端部の構造が適用される自動車を示した斜視図であ
る。
後端部の構造が適用される自動車を示した斜視図であ
る。
【図２】図１におけるIIーII線断面を示したもので、本
発明に係るヘッドライニング後端部の構造を示してい
る。
発明に係るヘッドライニング後端部の構造を示してい
る。
【図３】図１におけるIII ーIII 線断面図である。
【図４】図１におけるIVーIV線断面図である。
【図５】従来の自動車におけるヘッドライニング後端部
の構造を示した断面図である。
の構造を示した断面図である。
１０ ルーフメンバアッパ １１ ルーフメンバロア １２ ルーフパネル １２ａ 後端部 １３ ウェザーストリップ １３ａ 基部 １４ ヘッドライニング １４ａ 後端部 １５ トリムパッキング １５ａ 基端 １５ｂ 先端
Claims (1)
- 【請求項１】 ルーフパネルの後端を外方へ折り曲げ、
その端部にウェザーストリップの基部を嵌着させるとと
もに、ヘッドライニングの後端部にトリムパッキングの
基端を取り付け、該トリムパッキングの先端を上記ウェ
ザーストリップの基部と上記ルーフパネルの端部との間
に差し込んだ状態に位置させたことを特徴とする自動車
におけるルーフライニング後端部の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30680092A JPH06156156A (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 自動車におけるヘッドライニング後端部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30680092A JPH06156156A (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 自動車におけるヘッドライニング後端部の構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06156156A true JPH06156156A (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=17961411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30680092A Pending JPH06156156A (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 自動車におけるヘッドライニング後端部の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06156156A (ja) |
-
1992
- 1992-11-17 JP JP30680092A patent/JPH06156156A/ja active Pending
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