JPH0615519A - タイヤの分離方法 - Google Patents

タイヤの分離方法

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Publication number
JPH0615519A
JPH0615519A JP17658292A JP17658292A JPH0615519A JP H0615519 A JPH0615519 A JP H0615519A JP 17658292 A JP17658292 A JP 17658292A JP 17658292 A JP17658292 A JP 17658292A JP H0615519 A JPH0615519 A JP H0615519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
wheel rim
wheel
separating
cut
Prior art date
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Pending
Application number
JP17658292A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeichi Furuta
竹市 古田
Takeo Okada
武夫 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP17658292A priority Critical patent/JPH0615519A/ja
Publication of JPH0615519A publication Critical patent/JPH0615519A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイヤの分離作業を容易にしてタイヤのリサ
イクルを可能にする。 【構成】 車輪19a,19bがスクーターSの車体に
取り付けられた状態で、油圧カッター4によってタイヤ
21の外周部からホイールリム20までを略径方向に切
断する。その後、切断されたタイヤ21の周端を径方向
の外方に引き抜いてホイールリム20からタイヤ21を
分離させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輪のホイールリムか
らタイヤを分離する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、廃品の再資源化の要請からリサイ
クルを図ることが望まれている。ところで、廃車状態の
二輪車等のタイヤをリサイクルする場合には、車輪のホ
イールリムからタイヤを分離する必要がある。車輪のホ
イールリムからタイヤを分離するには、まず、車体から
車輪を取外す。次に、ホイールリムとタイヤのビード部
との間に、タイヤレバー等を差し込んで周方向に移動さ
せる。これにより、ホイールリムからタイヤが分離され
る。
【0003】ところが、上記方法においては、車体から
車輪を取外す作業及びホイールリムとビード部との間に
タイヤレバー等を差し込んで周方向に移動させる作業に
非常に手間がかかり、タイヤのリサイクルに費やす費用
の高騰を招く。このため、現状では、車体から車輪を取
外した後は、車輪ごとシュレッダー処理して廃棄処分す
るしか方法がなく、タイヤのリサイクルを諦めざるを得
なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる不都合
を解消するためになされたものであり、タイヤの分離作
業を容易にしてタイヤのリサイクルを可能にすることが
できるタイヤの分離方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、車輪のホイールリムからタイヤを分離
する方法において、前記車輪が車体に取り付けられた状
態で前記タイヤの外周部から前記ホイールリムまでを切
断し、その後、前記ホイールリムから前記タイヤを分離
することを特徴とするものである。
【0006】
【作用】車輪が車体に取り付けられた状態でタイヤの外
周部からホイールリムまで切断すると、タイヤは円周上
で切断される。このため、切断されたタイヤの周端を外
方に引き抜くことにより、容易にホイールリムからタイ
ヤを分離させることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3を参照
して説明する。なお、本実施例では、スクーターの車輪
のホイールリムからタイヤを分離する方法を例に採る。
図1は本発明の実施の一例であるタイヤの分離方法に使
用するタイヤの分離装置の全体斜視図、図2は油圧カッ
ターの横断面図、図3は本発明の実施の一例であるタイ
ヤの分離方法を説明するための要部断面図である。
【0008】図1において符号1は、タイヤの分離装置
を示すものであり、この分離装置1は、左右方向に長い
基板2と、支持台3と、油圧カッター4と、ホイールク
ランプ5とを備えている。
【0009】支持台3は、図1に示すように、左右方向
に長い方形状の台座6と、この台座6上に左右方向にス
ライド可能に設けられたスライド台7とを備えている。
台座6とスライド台7との間には、図示しない固定機構
が設けられており、これによりスライド台7が所定の位
置で固定されるようになっている。このように構成され
た支持台3は、基板2上に左右方向に互いに離間して設
置されている。設置された状態においては、スライド台
7は図示しない昇降装置によって上下方向に昇降可能に
なっている。
【0010】油圧カッター4は、図2に示すように、油
圧シリンダー8と鋏部9とから構成されている。油圧シ
リンダー8は、ピストンロッド10の両側部に壁部1
1,12が形成されている。壁部11,12の各先端部
は、ピストンロッド10の先端部より外方に位置してい
る。
【0011】鋏部9は、二枚の刃13,14を備えてお
り、これらの刃13,14の後端部は、壁部11,12
の各先端部の間に回動軸15を介して回動可能に支持さ
れている。支持された状態においては、各刃13,14
の後端部はリンク16,17を介してピストンロッド1
0の先端部に連結されている。これにより、油圧シリン
ダー8を駆動させてピストンロッド10を往復移動させ
ると、鋏部9が開閉するようになっている。このように
構成された油圧カッター4は、各鋏部9を対向させた状
態で各支持台3にそれぞれ支持されている。支持された
状態においては、鋏部9は水平方向に開閉するようにな
っている。
【0012】ホイールクランプ5は、油圧シリンダー8
の軸線延長線を挟んで幅方向に互いに平行配置された2
枚の押圧板18a,18bを備えている。押圧板18
a,18bは、図示しない油圧シリンダー等によって幅
方向に互いに同期移動するようになっている。このよう
に構成されたホイールクランプ5は、油圧カッター4,
4間に左右方向に互いに離間して配置されている。
【0013】次に、本発明の実施の一例であるタイヤの
分離方法を説明する。まず、スクーターSを基板2の中
央部に位置させて前後の車輪19a,19bを各ホイー
ルクランプ5の押圧板18a,18b間に嵌め込む。嵌
め込まれた状態においては、押圧板18a,18bの上
端部はホイールリム20の下側部に位置している。次
に、押圧板18a,18bを幅方向内方に同期移動させ
て前後の車輪19a,19bを挟持する。
【0014】次に、各支持台3のスライド台7をそれぞ
れ内方にスライド移動させて各油圧カッター4を車輪1
8a,18bにそれぞれ接近させる。このとき、各油圧
カッター4の鋏部9は、開いた状態になっており、これ
により、前後の車輪19a,19bの外周部が鋏部9の
各刃13,14間に配置される(図3参照)。配置され
た状態においては、刃13,14の各先端部はホイール
リム20より径方向内方に位置している。
【0015】次に、各油圧カッター4の油圧シリンダー
8を駆動させて鋏部9を閉じる。これにより、タイヤ2
1の外周部からホイールリム20までが切断され、タイ
ヤ20が円周上で切断される。次に、各支持台3のスラ
イド台7をそれぞれ外方に移動させて各油圧カッター4
を車輪19a,19bから遠ざける。その後、切断され
たタイヤ21の周端を外方に引き抜く。すると、タイヤ
21のビード部22がホイールリム20の嵌合凹部23
から周方向に離脱し、ホイールリム20からタイヤ21
が分離される。
【0016】上記タイヤの分離方法においては、前後の
車輪19a,19bが車体に取り付けられた状態でホイ
ールリム20からタイヤ21を分離させることができ
る。このため、従来のタイヤの分離方法のように、車体
から車輪を取外す作業が不要となる。
【0017】また、円周上で切断されたタイヤ21の周
端を外方に引き抜くことにより、容易にホイールリム2
0からタイヤ21を分離させることができる。このた
め、従来のタイヤの分離方法のように、ホイールリム2
0とタイヤ21のビード部22との間にタイヤレバー等
を差し込んで周方向に移動させる作業が不要となる。こ
の結果、タイヤの分離作業に要する手間を著しく軽減す
ることができる。
【0018】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、前後の車輪が車体に取り付けられた状態でホ
イールリムからタイヤを分離させることができる。この
ため、従来のタイヤの分離方法のように、車体から車輪
を取外す作業が不要となる。
【0019】また、円周上で切断されたタイヤの周端を
外方に引き抜くことにより、ホイールリムからタイヤを
分離させることができるため、従来のタイヤの分離方法
のように、ホイールリムとタイヤのビード部との間にタ
イヤレバー等を差し込んで周方向に移動させる作業が不
要となる。この結果、タイヤの分離作業に要する手間を
著しく軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一例であるタイヤの分離方法に
使用するタイヤの分離装置の全体斜視図である。
【図2】タイヤの分離装置を構成する油圧カッターの横
断面図である。
【図3】本発明の実施の一例であるタイヤの分離方法を
説明するための要部断面図である。
【符号の説明】
19a,19b…車輪、20…ホイールリム、21…タ
イヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輪のホイールリムからタイヤを分離する
    方法において、前記車輪が車体に取り付けられた状態で
    前記タイヤの外周部から前記ホイールリムまでを切断
    し、その後、前記ホイールリムから前記タイヤを分離す
    ることを特徴とするタイヤの分離方法。
JP17658292A 1992-07-03 1992-07-03 タイヤの分離方法 Pending JPH0615519A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17658292A JPH0615519A (ja) 1992-07-03 1992-07-03 タイヤの分離方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17658292A JPH0615519A (ja) 1992-07-03 1992-07-03 タイヤの分離方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0615519A true JPH0615519A (ja) 1994-01-25

Family

ID=16016087

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17658292A Pending JPH0615519A (ja) 1992-07-03 1992-07-03 タイヤの分離方法

Country Status (1)

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JP (1) JPH0615519A (ja)

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