JPH0615380Y2 - 遮断器の操作制御装置 - Google Patents
遮断器の操作制御装置Info
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- JPH0615380Y2 JPH0615380Y2 JP16348787U JP16348787U JPH0615380Y2 JP H0615380 Y2 JPH0615380 Y2 JP H0615380Y2 JP 16348787 U JP16348787 U JP 16348787U JP 16348787 U JP16348787 U JP 16348787U JP H0615380 Y2 JPH0615380 Y2 JP H0615380Y2
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- Japan
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- current
- coil
- circuit
- motor
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- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、遮断器の操作制御装置に係り、特に遮断器の
投入コイルや引き外しコイルの断線検出,開閉動作時の
動作時間及び遮断器操作部の異常を検出可能にした操作
制御装置に関する。
投入コイルや引き外しコイルの断線検出,開閉動作時の
動作時間及び遮断器操作部の異常を検出可能にした操作
制御装置に関する。
B.考案の概要 本考案は、投入指令スイッチと投入コイルを含み直列回
路を有する投入回路と、遮断指令スイッチと引き外しコ
イルを含む遮断回路と、モータを含むモータ回路を有す
る遮断器の操作装置において、 投入指令時に前記投入回路に流れる電流,遮断指令時に
前記引き外し回路に流れる電流,前記投入コイルの常時
流れる電流及び前記引き外しコイルに常時流れる電流を
検出する第1の直流電流検出器と、前記モータ回路の電
流を検出する第2の直流電流検出器を設けることによ
り、 投入コイルと引き外しコイルの断線検出と閉極動作時間
と開極動作時間及び操作機構部の状態を検出可能にした
ものである。
路を有する投入回路と、遮断指令スイッチと引き外しコ
イルを含む遮断回路と、モータを含むモータ回路を有す
る遮断器の操作装置において、 投入指令時に前記投入回路に流れる電流,遮断指令時に
前記引き外し回路に流れる電流,前記投入コイルの常時
流れる電流及び前記引き外しコイルに常時流れる電流を
検出する第1の直流電流検出器と、前記モータ回路の電
流を検出する第2の直流電流検出器を設けることによ
り、 投入コイルと引き外しコイルの断線検出と閉極動作時間
と開極動作時間及び操作機構部の状態を検出可能にした
ものである。
C.従来の技術 一般に、遮断器の操作制御装置においては、投入指令ス
イッチをオンにすると、投入コイルと反復防止コイルに
コイル電流が流れ、反復防止継電器はそのコイルに電流
が流れても機械的に遮断器本体が投入状態にならないと
電気的には働かないようになっている。遮断器本体が投
入状態になり、反復防止用継電器が動作してその接点が
オフになり、投入コイルに流れている電流を遮断する。
投入指令スイッチがオンになっている状態では反復防止
用継電器が動作し続けているので、遮断器が遮断しても
すぐに投入することなく反復動作が防止される。また、
遮断指令スイッチをオンにすると、遮断器の補助接点が
オンになっており、引き外しコイルに電流が流れ、機械
的フックを引き外し、遮断動作に入る。遮断途中に補助
接点が切り換わった後、反復防止用継電器の接点がオン
になる。
イッチをオンにすると、投入コイルと反復防止コイルに
コイル電流が流れ、反復防止継電器はそのコイルに電流
が流れても機械的に遮断器本体が投入状態にならないと
電気的には働かないようになっている。遮断器本体が投
入状態になり、反復防止用継電器が動作してその接点が
オフになり、投入コイルに流れている電流を遮断する。
投入指令スイッチがオンになっている状態では反復防止
用継電器が動作し続けているので、遮断器が遮断しても
すぐに投入することなく反復動作が防止される。また、
遮断指令スイッチをオンにすると、遮断器の補助接点が
オンになっており、引き外しコイルに電流が流れ、機械
的フックを引き外し、遮断動作に入る。遮断途中に補助
接点が切り換わった後、反復防止用継電器の接点がオン
になる。
D.考案が解決しようとする問題点 上述のような動作を遂行する操作装置において、遮断器
の投入、引き外しコイルの断線や開閉操作時の動作時間
を検出して、遮断器の状態を監視することは電力系統の
安全運用上大切なことである。しかるに、従来の操作制
御装置では、制御回路の主要素である投入コイルや引き
外しコイルが正常であれば安定した操作が遂行されるも
のの、投入コイルや引き外しコイルの経年変化による劣
化を監視することができないため、保守の面で不完全な
ものであった。
の投入、引き外しコイルの断線や開閉操作時の動作時間
を検出して、遮断器の状態を監視することは電力系統の
安全運用上大切なことである。しかるに、従来の操作制
御装置では、制御回路の主要素である投入コイルや引き
外しコイルが正常であれば安定した操作が遂行されるも
のの、投入コイルや引き外しコイルの経年変化による劣
化を監視することができないため、保守の面で不完全な
ものであった。
さらに、遮断器の操作部におけるバネ式操作機構は、投
入時に、遮断動作に使用する遮断バネ,圧接バネの蓄勢
を投入エネルギーで行い、投入バネの蓄勢はモータによ
り行うのが一般的である。投入バネのエネルギーは遮断
バネと圧接バネの和のエネルギーに比べて大きく、この
差のエネルギーが投入操作エネルギーとして使用され
る。そして、操作機構の小型化,軽量化及び長寿命化に
より、投入操作エネルギーの余力はできるだけ小さく設
計されている。
入時に、遮断動作に使用する遮断バネ,圧接バネの蓄勢
を投入エネルギーで行い、投入バネの蓄勢はモータによ
り行うのが一般的である。投入バネのエネルギーは遮断
バネと圧接バネの和のエネルギーに比べて大きく、この
差のエネルギーが投入操作エネルギーとして使用され
る。そして、操作機構の小型化,軽量化及び長寿命化に
より、投入操作エネルギーの余力はできるだけ小さく設
計されている。
投入動作過程の圧接始まり以後、投入操作エネルギー
は、遮断バネの蓄勢に加えて圧接バネの蓄勢が加わるた
め、急激に減少する。このことから、回動部や摺動部に
設けたグリス等の劣化による摩擦力の増加により、投入
操作エネルギーの余力が不足し、投入ストロークが接点
圧接完了位置までに至らないことになる。場合によって
は、機械的投入ロックが掛からずに、スロー開極してし
まう。
は、遮断バネの蓄勢に加えて圧接バネの蓄勢が加わるた
め、急激に減少する。このことから、回動部や摺動部に
設けたグリス等の劣化による摩擦力の増加により、投入
操作エネルギーの余力が不足し、投入ストロークが接点
圧接完了位置までに至らないことになる。場合によって
は、機械的投入ロックが掛からずに、スロー開極してし
まう。
そこで、投入カムのリセット動作(モータの力で投入バ
ネをリセットすること)を、電極の圧接始まり位置でリ
ミットスイッチがオンするようにしていたが、これを改
めて圧接始まり位置より少し手前の位置でリミットスイ
ッチをオンするようにした。これにより、万一、圧接完
了位置まで行かない状態が発生しても、モータの力によ
って圧接完了位置間でセットでき、投入不能動作が突発
的に発生しないようにした。すなわち、投入バネの投入
バネ力が不足して投入カムが途中で回転停止しても、投
入バネ蓄勢モータの力で投入カムを動かしてコロを押し
て接点圧接バネに連結されている連結リンクを押してし
ゃ断器の投入が完了するようにした。しかし、この状態
は、モータにとって過負荷状態であるため、早期にこの
状態を検出し、点検する必要がある。
ネをリセットすること)を、電極の圧接始まり位置でリ
ミットスイッチがオンするようにしていたが、これを改
めて圧接始まり位置より少し手前の位置でリミットスイ
ッチをオンするようにした。これにより、万一、圧接完
了位置まで行かない状態が発生しても、モータの力によ
って圧接完了位置間でセットでき、投入不能動作が突発
的に発生しないようにした。すなわち、投入バネの投入
バネ力が不足して投入カムが途中で回転停止しても、投
入バネ蓄勢モータの力で投入カムを動かしてコロを押し
て接点圧接バネに連結されている連結リンクを押してし
ゃ断器の投入が完了するようにした。しかし、この状態
は、モータにとって過負荷状態であるため、早期にこの
状態を検出し、点検する必要がある。
E.問題点を解決するための手段 本考案は、上記の問題に鑑みて、遮断器の遮断動作及び
投入動作を夫々遮断バネ及び投入バネのバネ力によりリ
ンク機構を介して行わせると共に、前記投入バネの蓄勢
を投入バネ蓄勢モータにより行うようにした遮断器の操
作制御装置において、 前記投入バネ蓄勢モータを操作するモータ操作用電磁接
触器と、この電磁接触器に直列に接続され前記遮断器の
投入動作完了前にオンするリミットスイッチからなる投
入バネ蓄勢回路と、 投入指令を発する投入指令スイッチと、前記投入バネを
蓄勢するための投入バネ蓄勢モータを操作するモータ操
作用電磁接触器の常閉接点と、遮断器の補助常閉接点を
介して前記投入指令スイッチに直列接続された投入コイ
ルを含み、前記投入動作を制御する投入回路と、 遮断指令を発する遮断指令スイッチと、該遮断指令スイ
ッチに遮断器の補助常開接点を介して直列接続された引
き外しコイルを含み、前記遮断動作を制御する遮断回路
と、 前記モータ操作用電磁接触器の常開接点を介して制御電
源の正極端子と負極端子間に接続された前記投入バネ蓄
勢モータを接続したモータ回路を有し、 前記投入コイルを限流抵抗を介して前記制御電源の正,
負極端子間に接続し、前記引き外しコイルを限流抵抗を
介して前記制御電源の正,負極端子間に接続すると共
に、前記投入回路の投入指令電流と、前記遮断回路にお
いて前記投入指令電流とは逆向きに流れる遮断指令電流
と、前記投入コイルに限流抵抗を介して流れる投入コイ
ル電流および前記引き外しコイルに限流抵抗を介して流
れる引き外しコイル電流を合成した電流波形として検出
する第1の直流電流検出器と、前記モータ回路の電流を
検出する第2の直流電流検出器を設けて構成した。
投入動作を夫々遮断バネ及び投入バネのバネ力によりリ
ンク機構を介して行わせると共に、前記投入バネの蓄勢
を投入バネ蓄勢モータにより行うようにした遮断器の操
作制御装置において、 前記投入バネ蓄勢モータを操作するモータ操作用電磁接
触器と、この電磁接触器に直列に接続され前記遮断器の
投入動作完了前にオンするリミットスイッチからなる投
入バネ蓄勢回路と、 投入指令を発する投入指令スイッチと、前記投入バネを
蓄勢するための投入バネ蓄勢モータを操作するモータ操
作用電磁接触器の常閉接点と、遮断器の補助常閉接点を
介して前記投入指令スイッチに直列接続された投入コイ
ルを含み、前記投入動作を制御する投入回路と、 遮断指令を発する遮断指令スイッチと、該遮断指令スイ
ッチに遮断器の補助常開接点を介して直列接続された引
き外しコイルを含み、前記遮断動作を制御する遮断回路
と、 前記モータ操作用電磁接触器の常開接点を介して制御電
源の正極端子と負極端子間に接続された前記投入バネ蓄
勢モータを接続したモータ回路を有し、 前記投入コイルを限流抵抗を介して前記制御電源の正,
負極端子間に接続し、前記引き外しコイルを限流抵抗を
介して前記制御電源の正,負極端子間に接続すると共
に、前記投入回路の投入指令電流と、前記遮断回路にお
いて前記投入指令電流とは逆向きに流れる遮断指令電流
と、前記投入コイルに限流抵抗を介して流れる投入コイ
ル電流および前記引き外しコイルに限流抵抗を介して流
れる引き外しコイル電流を合成した電流波形として検出
する第1の直流電流検出器と、前記モータ回路の電流を
検出する第2の直流電流検出器を設けて構成した。
F.実施例 以下に、本考案の実施例を第1図乃至第4図によって説
明する。
明する。
第4図は本考案を適用するバネ操作遮断器の操作装置を
示すもので、図において1は真空インタラプタであり固
定接点1aと可動接点1bを有する。2は真空インタラ
プタ1の可動接点1bに連結された操作板で、固定フレ
ーム3に摺動自在に取り付けられている。4は接点圧接
バネ、5は操作板2と他の固定部間に設けられた遮断バ
ネである。6は操作板2と駆動力伝達レバー7を連結す
る第1の連結リンク、8は第1の連結リンク6と伝達レ
バー7に枢結された操作リンク、9はピン10に取り付
けられたローラ、11はコロ、12はリンク復帰バネで
ある。13は引き外しフック、14は引き外しフック復
帰バネで引き外しフック13とコロ11は係合するよう
になっている。15はストッパー、16は駆動力伝達レ
バー7に連結された第2の連結リンク、17はこの第2
の連結リンク16と連結され回動可能に設けられたカラ
打ち防止金具、18は復帰バネである。
示すもので、図において1は真空インタラプタであり固
定接点1aと可動接点1bを有する。2は真空インタラ
プタ1の可動接点1bに連結された操作板で、固定フレ
ーム3に摺動自在に取り付けられている。4は接点圧接
バネ、5は操作板2と他の固定部間に設けられた遮断バ
ネである。6は操作板2と駆動力伝達レバー7を連結す
る第1の連結リンク、8は第1の連結リンク6と伝達レ
バー7に枢結された操作リンク、9はピン10に取り付
けられたローラ、11はコロ、12はリンク復帰バネで
ある。13は引き外しフック、14は引き外しフック復
帰バネで引き外しフック13とコロ11は係合するよう
になっている。15はストッパー、16は駆動力伝達レ
バー7に連結された第2の連結リンク、17はこの第2
の連結リンク16と連結され回動可能に設けられたカラ
打ち防止金具、18は復帰バネである。
19は一端が固定され他端がピン21により投入レバー
22に連結された投入バネ、23は投入フックで先端に
はローラ24が設けられ、基部には投入フック復帰バネ
25が連結されている。26は操作軸であって、この操
作軸26には投入レバー22,投入カム27,回転停止
用爪車28,送り爪車29及びリミットスイッチ作動用
カム32が夫々一体に取り付けられている。28aは爪
車28を係止する係止爪、29aは送り爪である。送り
爪用レバー31は操作軸26に回転自在に支承されてい
る。
22に連結された投入バネ、23は投入フックで先端に
はローラ24が設けられ、基部には投入フック復帰バネ
25が連結されている。26は操作軸であって、この操
作軸26には投入レバー22,投入カム27,回転停止
用爪車28,送り爪車29及びリミットスイッチ作動用
カム32が夫々一体に取り付けられている。28aは爪
車28を係止する係止爪、29aは送り爪である。送り
爪用レバー31は操作軸26に回転自在に支承されてい
る。
また20は投入電磁石、30はその回転軸30aが伝達
リンク33を介してレバー31に連結された投入バネ蓄
勢モータ、40はカム32により作動させられるリミッ
トスイッチ、50は引き外し電磁石、60はローラ9の
近傍に配設されピン10によって作動させられる反復防
止用継電器であって、これらの当入電磁石20,モータ
30,リミットスイッチ40,引き外し電磁石50及び
反復防止用継電器60は、後述するように操作制御回路
を構成する。
リンク33を介してレバー31に連結された投入バネ蓄
勢モータ、40はカム32により作動させられるリミッ
トスイッチ、50は引き外し電磁石、60はローラ9の
近傍に配設されピン10によって作動させられる反復防
止用継電器であって、これらの当入電磁石20,モータ
30,リミットスイッチ40,引き外し電磁石50及び
反復防止用継電器60は、後述するように操作制御回路
を構成する。
第1図は第4図に示す操作装置を制御するための操作制
御装置を示す。同図において、52Yは反復防止用継電
器60のコイルで、継電器60は常閉接点52Ybを有
する。52cは遮断器投入電磁石20のコイル、88M
は常開接点88Maと常閉接点88Mbを有するモータ
操作用電磁接触器、M(30)は投入バネ蓄勢モータ、
52Tは引き外し電磁石50のコイル、52a及び52
bは遮断器の補助接点、CS1は投入指令スイッチ、C
S2は遮断指令スイッチである。
御装置を示す。同図において、52Yは反復防止用継電
器60のコイルで、継電器60は常閉接点52Ybを有
する。52cは遮断器投入電磁石20のコイル、88M
は常開接点88Maと常閉接点88Mbを有するモータ
操作用電磁接触器、M(30)は投入バネ蓄勢モータ、
52Tは引き外し電磁石50のコイル、52a及び52
bは遮断器の補助接点、CS1は投入指令スイッチ、C
S2は遮断指令スイッチである。
第1図の操作制御装置において、投入指令スイッチCS
1,反復防止用継電器60の常閉接点52Yb,投入電
磁石20の投入コイル52c,遮断器補助接点(常閉接
点)52b及びモータ操作用電磁接触器88Mの常閉接
点88Mbからなる直列回路と、投入指令スイッチCS
1と常閉接点52Ybとの接続点と制御電源の負極端子
N(−)間に接続された反復防止用継電器60のコイル
52Yの直列回路によって投入回路Aが構成される。ま
たBは投入バネ蓄勢モータM(30)を操作するための
電磁接触器88MとリミットスイッチLS1が直列接続
された投入バネ蓄勢回路、Cは遮断指令スイッチCS
2,遮断器補助接点52a及び引き外し電磁石50の引
き外しコイル52Tが直列接続された遮断回路である。
モータM(30)と電磁接触器88Mの常開接点88M
aによってモータ回路Dが構成される。
1,反復防止用継電器60の常閉接点52Yb,投入電
磁石20の投入コイル52c,遮断器補助接点(常閉接
点)52b及びモータ操作用電磁接触器88Mの常閉接
点88Mbからなる直列回路と、投入指令スイッチCS
1と常閉接点52Ybとの接続点と制御電源の負極端子
N(−)間に接続された反復防止用継電器60のコイル
52Yの直列回路によって投入回路Aが構成される。ま
たBは投入バネ蓄勢モータM(30)を操作するための
電磁接触器88MとリミットスイッチLS1が直列接続
された投入バネ蓄勢回路、Cは遮断指令スイッチCS
2,遮断器補助接点52a及び引き外し電磁石50の引
き外しコイル52Tが直列接続された遮断回路である。
モータM(30)と電磁接触器88Mの常開接点88M
aによってモータ回路Dが構成される。
本考案の特徴とするところは、投入コイルの断線を検出
する断線検出手段と、遮断器の動作時間検出手段及び遮
断器操作装置の機械的状態を診断する診断手段を設けた
ことである。第1図に示すように、投入コイル52cを
介して限流抵抗Rcを制御電源の正極端子P(+)と負
極端子N(−)間に接続し、この限流抵抗Rcを通して
投入コイル52cを流れる電流を検出することにより投
入コイル断線検出手段を構成する。また、引き外しコイ
ル52Tを介して限流抵抗RTを正極端子P(+)と負
極端子N(−)間に接続し、この限流抵抗RTを通して
引き外しコイル52Tの電流を検出することにより、引
き外しコイル断線検出手段を構成する。
する断線検出手段と、遮断器の動作時間検出手段及び遮
断器操作装置の機械的状態を診断する診断手段を設けた
ことである。第1図に示すように、投入コイル52cを
介して限流抵抗Rcを制御電源の正極端子P(+)と負
極端子N(−)間に接続し、この限流抵抗Rcを通して
投入コイル52cを流れる電流を検出することにより投
入コイル断線検出手段を構成する。また、引き外しコイ
ル52Tを介して限流抵抗RTを正極端子P(+)と負
極端子N(−)間に接続し、この限流抵抗RTを通して
引き外しコイル52Tの電流を検出することにより、引
き外しコイル断線検出手段を構成する。
また、投入指令スイッチCS1を介して投入コイル52
cを流れる電流Icを検出することによって、投入動作
(閉極動作)時間検出手段を構成すると共に、遮断指令
スイッチCS2を介して引き外しコイル52Tに流れる
電流ITを検出することによって、遮断動作時間検出手
段を構成する。さらに、モータ電流IMを検出すること
によって操作装置の機械的状態を検出して、機械的状態
検出手段を構成する。
cを流れる電流Icを検出することによって、投入動作
(閉極動作)時間検出手段を構成すると共に、遮断指令
スイッチCS2を介して引き外しコイル52Tに流れる
電流ITを検出することによって、遮断動作時間検出手
段を構成する。さらに、モータ電流IMを検出すること
によって操作装置の機械的状態を検出して、機械的状態
検出手段を構成する。
即ち、第1図に示すように、第1の電流検出器70Aと
第2の電流検出器70Bを設ける。第1の電流検出器7
0Aは第1の検出巻線71aと第1の検出出力回路72
aからなり、第1の検出巻線71aには投入制御電流I
cとこの電流Icとは逆方向の遮断指令電流ITを貫通
させると共に、投入コイル52cの遮断検出電流IRC
と遮断コイル52Tの断線検出電流IRTを貫通させ
る。第2の電流検出器70Bは第2の検出巻線71bと
第2の検出出力回路72bとからなり、第2の検出巻線
71bにはモータ電流IMを貫通させる。
第2の電流検出器70Bを設ける。第1の電流検出器7
0Aは第1の検出巻線71aと第1の検出出力回路72
aからなり、第1の検出巻線71aには投入制御電流I
cとこの電流Icとは逆方向の遮断指令電流ITを貫通
させると共に、投入コイル52cの遮断検出電流IRC
と遮断コイル52Tの断線検出電流IRTを貫通させ
る。第2の電流検出器70Bは第2の検出巻線71bと
第2の検出出力回路72bとからなり、第2の検出巻線
71bにはモータ電流IMを貫通させる。
次に、上記構成の操作制御装置の動作について第1図乃
至第4図を参照しながら説明する。
至第4図を参照しながら説明する。
第4図は投入バネ19の蓄勢完了状態を示すもので、リ
ミットスイッチ40(LS1)は投入バネ19が放勢で
オン,蓄勢完了でオフ状態である。
ミットスイッチ40(LS1)は投入バネ19が放勢で
オン,蓄勢完了でオフ状態である。
したがって第1図においてリミットスイッチLS1はオ
フであり、この状態で投入指令スイッチCS1を投入す
ると、投入コイル52cと反復防止コイル52Yが励磁
され、これにより投入レバー22の切欠部から投入フッ
ク23のローラ24が外され、投入バネ19が放勢され
リンク機構のコロを押し、遮断器は投入する。投入動作
完了直前に反復防止用継電器60の常閉接点52Ybが
開離し、スイッチCS1が連続投入された状態にあって
も遮断器の投入反復を防止する。
フであり、この状態で投入指令スイッチCS1を投入す
ると、投入コイル52cと反復防止コイル52Yが励磁
され、これにより投入レバー22の切欠部から投入フッ
ク23のローラ24が外され、投入バネ19が放勢され
リンク機構のコロを押し、遮断器は投入する。投入動作
完了直前に反復防止用継電器60の常閉接点52Ybが
開離し、スイッチCS1が連続投入された状態にあって
も遮断器の投入反復を防止する。
次に、遮断器を遮断する場合は、遮断器の投入状態では
補助接点52aがオン、52bがオフであるから遮断指
令スイッチCS2を投入すると引き外し電磁石50の引
き外しコイル52Tが付勢する。これにより、引き外し
電磁石50は引き外しフック13をたたき、遮断器は遮
断状態になる。
補助接点52aがオン、52bがオフであるから遮断指
令スイッチCS2を投入すると引き外し電磁石50の引
き外しコイル52Tが付勢する。これにより、引き外し
電磁石50は引き外しフック13をたたき、遮断器は遮
断状態になる。
また、投入バネ19の放勢状態ではリミットスイッチL
S1(40)はオンになっているから、モータ操作用電
磁接触器88Mが作動し、接点88Mbがオフになり投
入コイル52cが消勢していると共に、接点88Maが
オンになりモータ(30)が作動する。これにより、第
4図に示すように伝達リンク33と操作軸26を介して
投入レバー22が時計方向に回転させられ、投入バネ1
9が蓄勢され投入リセット状態になる。
S1(40)はオンになっているから、モータ操作用電
磁接触器88Mが作動し、接点88Mbがオフになり投
入コイル52cが消勢していると共に、接点88Maが
オンになりモータ(30)が作動する。これにより、第
4図に示すように伝達リンク33と操作軸26を介して
投入レバー22が時計方向に回転させられ、投入バネ1
9が蓄勢され投入リセット状態になる。
上述の投入,遮断動作過程において、第1の直流電流検
出機70Aの第1の検出巻線71aは投入制御指令直流
Ic,投入コイル電流IRC,遮断制御指令電流IT及
び引き外しコイル電流IRTを検出してその検出信号を
第1の検出出力回路72aに入力する。第1の検出出力
回路72aは検出出力電流iを出力する。この検出出力
電流iは電流Ic,IRC,IRT,ITを合成した電
流i=F(Ic,IRC,IRT,IT)=Ic+I
RC+IRTとなる。第2の直流電流検出器70Bの第
2の検出巻線71bはモータ電流IMを検出し、その検
出信号を第2の検出出力回路72bに入力する。第2の
検出出力回路72bは検出出力電流iMを出力し、この
検出電流iMはモータ電流IMを合成した電流iM=F
(IM)となる。
出機70Aの第1の検出巻線71aは投入制御指令直流
Ic,投入コイル電流IRC,遮断制御指令電流IT及
び引き外しコイル電流IRTを検出してその検出信号を
第1の検出出力回路72aに入力する。第1の検出出力
回路72aは検出出力電流iを出力する。この検出出力
電流iは電流Ic,IRC,IRT,ITを合成した電
流i=F(Ic,IRC,IRT,IT)=Ic+I
RC+IRTとなる。第2の直流電流検出器70Bの第
2の検出巻線71bはモータ電流IMを検出し、その検
出信号を第2の検出出力回路72bに入力する。第2の
検出出力回路72bは検出出力電流iMを出力し、この
検出電流iMはモータ電流IMを合成した電流iM=F
(IM)となる。
第2図は制御指令電流iの波形を示す。常時端子P−N
間電圧に比例した電流IRC+IRTが流れ、この上に
投入,遮断の制御指令電流が合成して流れる。電流I
RC,IRTは投入コイル52cと引き外しコイル52
Tの断線時は流れなくなるので、断線検出として用いる
ことができる。但し、これらの電流は、投入コイル電流
Ic,引き外しコイル電流ITに比べて1桁以上小さい
ので検出巻線のターン数を多くする必要がある。
間電圧に比例した電流IRC+IRTが流れ、この上に
投入,遮断の制御指令電流が合成して流れる。電流I
RC,IRTは投入コイル52cと引き外しコイル52
Tの断線時は流れなくなるので、断線検出として用いる
ことができる。但し、これらの電流は、投入コイル電流
Ic,引き外しコイル電流ITに比べて1桁以上小さい
ので検出巻線のターン数を多くする必要がある。
第3図は投入操作時の時間Tに対する検出電流特性と投
入ストローク特性を示すものである。さらに詳しくは、
第3図(A)は、第2図に示した制御命令電流iの波形
そのものであり、第3図(B)は遮断器正常動作時の検
出電流特性、第3図(C)は遮断器正常動作時の投入ス
トローク特性である。また、第3図(D)及び(E)は
機械的摩擦増加時におけるモータ電流特性及び投入スト
ローク特性である。さらに、第3図(F)および(G)
は遮断器の不完全投入動作時のモータ電流特性及び投入
ストローク特性である。第1図に示す投入指令スイッチ
CS1を時刻t1でオンにすると、第3図に示すよう
に、該投入指令スイッチCS1を通して投入コイル52
cに電流が流れ、時刻t2で投入フック23が外され、
投入動作が開始される。時刻t3は可動電極のストロー
ク開始点、t4はリミットスイッチLS1がオンする時
刻、t5は可動接点が固定接点に接触する時刻、t6は
完全投入時刻であり、TCOは実質的に閉極動作時間で
ある。第3図(B)において時間Tcは閉極動作時間で
ある。また、第3図(C)においてT88Mはモータ操
作用電磁接触器88Mの常開接点88Maが閉極する時
間であり、TWは正常時の接点圧接動作時間である。時
刻t7で常開接点88Maがオンになると、モータ電流
IMが流れ、この電流を第2の電流検出器70Bが検出
して検出出力電流iMを出力する。このとき、第3図
(B)に示すように、投入コイル電流Icと検出出力電
流iMが同じ一つの波形に合成されてしまう。
入ストローク特性を示すものである。さらに詳しくは、
第3図(A)は、第2図に示した制御命令電流iの波形
そのものであり、第3図(B)は遮断器正常動作時の検
出電流特性、第3図(C)は遮断器正常動作時の投入ス
トローク特性である。また、第3図(D)及び(E)は
機械的摩擦増加時におけるモータ電流特性及び投入スト
ローク特性である。さらに、第3図(F)および(G)
は遮断器の不完全投入動作時のモータ電流特性及び投入
ストローク特性である。第1図に示す投入指令スイッチ
CS1を時刻t1でオンにすると、第3図に示すよう
に、該投入指令スイッチCS1を通して投入コイル52
cに電流が流れ、時刻t2で投入フック23が外され、
投入動作が開始される。時刻t3は可動電極のストロー
ク開始点、t4はリミットスイッチLS1がオンする時
刻、t5は可動接点が固定接点に接触する時刻、t6は
完全投入時刻であり、TCOは実質的に閉極動作時間で
ある。第3図(B)において時間Tcは閉極動作時間で
ある。また、第3図(C)においてT88Mはモータ操
作用電磁接触器88Mの常開接点88Maが閉極する時
間であり、TWは正常時の接点圧接動作時間である。時
刻t7で常開接点88Maがオンになると、モータ電流
IMが流れ、この電流を第2の電流検出器70Bが検出
して検出出力電流iMを出力する。このとき、第3図
(B)に示すように、投入コイル電流Icと検出出力電
流iMが同じ一つの波形に合成されてしまう。
第3図(D),(E)は操作装置の機械的摩擦増加時に
おける初期動作特性を示し、第3図(F),(G)は不
完全投入動作時の動作特性を示すものである。第3図
(C)に示す接点圧接時間TMは、制御電圧の変化に関
係なく、第3(E)に示すように摩擦力等の増加により
長くなる(TWa>TW)。また、第3図(D)に示す
ように時刻t6で完全投入されてリミットスイッチLS
1がオンになるとともに、第3図(E)と(G)に示す
ように時刻t4でリミットスイッチLS1をオンにして
セットする。時間T88Mは制御電圧の変化により変化
するので正常動作時に常開接点88Maがオンする最小
時間(制御電圧が定格上限)でも完全投入後に動作する
ようにセットする。検出出力電流iMの値は負荷の増加
により大きくなるので、この値を測定し、第3図(B)
に示すモータ電流ピーク値IMPと第3図(F)に示す
モータ電流ピーク値IMPaとを比較すれば操作装置の
機械的状態を知ることができる。
おける初期動作特性を示し、第3図(F),(G)は不
完全投入動作時の動作特性を示すものである。第3図
(C)に示す接点圧接時間TMは、制御電圧の変化に関
係なく、第3(E)に示すように摩擦力等の増加により
長くなる(TWa>TW)。また、第3図(D)に示す
ように時刻t6で完全投入されてリミットスイッチLS
1がオンになるとともに、第3図(E)と(G)に示す
ように時刻t4でリミットスイッチLS1をオンにして
セットする。時間T88Mは制御電圧の変化により変化
するので正常動作時に常開接点88Maがオンする最小
時間(制御電圧が定格上限)でも完全投入後に動作する
ようにセットする。検出出力電流iMの値は負荷の増加
により大きくなるので、この値を測定し、第3図(B)
に示すモータ電流ピーク値IMPと第3図(F)に示す
モータ電流ピーク値IMPaとを比較すれば操作装置の
機械的状態を知ることができる。
上記実施例の操作装置によれば、次に示すような効果が
得られる。
得られる。
(1)一つの電流検出器によって、投入電流,遮断電流
の二つの電流値と制御電源端子P−N間の電圧値を測定
でき、これらの値の判別が容易である。
の二つの電流値と制御電源端子P−N間の電圧値を測定
でき、これらの値の判別が容易である。
(2)投入,遮断操作時の制御電流波形より、電流の絶
対値,各時間の検出ができ、さらに電源端子P−N間の
電圧変動も検出でき、この電圧変動値を電流の絶対値の
校正に使用できる。
対値,各時間の検出ができ、さらに電源端子P−N間の
電圧変動も検出でき、この電圧変動値を電流の絶対値の
校正に使用できる。
(3)不完全投入動作時にモータ電流検出出力電流の測
定を行い、P−N間の電圧変動による補正を上記(2)
項によって行える。
定を行い、P−N間の電圧変動による補正を上記(2)
項によって行える。
(4)端子P−N間の電圧変動を検出するための電流は
投入コイル52c,引き外しコイル52Tを流れるの
で、これらのコイルの断線検出電流によって電圧変動検
出に用いることができる。
投入コイル52c,引き外しコイル52Tを流れるの
で、これらのコイルの断線検出電流によって電圧変動検
出に用いることができる。
(5)投入コイル電流と引き外しコイル電流が互いに逆
方向に流れるのを検出しているから、投入動作,遮断動
作の区別は制御指令電流の正,負変化によって行うこと
ができる。
方向に流れるのを検出しているから、投入動作,遮断動
作の区別は制御指令電流の正,負変化によって行うこと
ができる。
G.考案の効果 本考案は以上の如くであって、遮断器投入指令電流と、
該投入指令電流と遮断指令電流と、投入コイルに常時流
れる断線検出電流及び引き外しコイルに常時流れる電流
を、これらの電流を合成した電流として検出すると共
に、モータ電流を検出して、これらの電流特性によって
遮断器の重要な諸特性を診断するようにしたから、電力
系統の安全性の向上を図ることができる。
該投入指令電流と遮断指令電流と、投入コイルに常時流
れる断線検出電流及び引き外しコイルに常時流れる電流
を、これらの電流を合成した電流として検出すると共
に、モータ電流を検出して、これらの電流特性によって
遮断器の重要な諸特性を診断するようにしたから、電力
系統の安全性の向上を図ることができる。
第1図は本考案の実施例による遮断器の操作制御装置の
回路図、第2図は第1図の操作制御装置の投入操作時の
動作特性図、第3図(A)乃至(G)は第1図の装置の
動作特性図、第4図は本考案を適用する遮断器の操作装
置の展開構成図である。 CS1……遮断器投入指令スイッチ、CS2……遮断指
令スイッチ、LS1(40)……リミットスイッチ、5
2Y(60)……反復防止用継電器、52Yb……反復
防止用継電器の常閉接点、52a,52b……遮断器の
補助接点、52c……投入コイル、52T……引き外し
コイル、70A……第1の電流検出器、70B……第2
の電流検出器、71a,71b……検出巻線、72a,
72b……検出出力回路、A……投入回路、B……投入
バネ蓄勢回路、C……遮断回路、D……モータ回路。
回路図、第2図は第1図の操作制御装置の投入操作時の
動作特性図、第3図(A)乃至(G)は第1図の装置の
動作特性図、第4図は本考案を適用する遮断器の操作装
置の展開構成図である。 CS1……遮断器投入指令スイッチ、CS2……遮断指
令スイッチ、LS1(40)……リミットスイッチ、5
2Y(60)……反復防止用継電器、52Yb……反復
防止用継電器の常閉接点、52a,52b……遮断器の
補助接点、52c……投入コイル、52T……引き外し
コイル、70A……第1の電流検出器、70B……第2
の電流検出器、71a,71b……検出巻線、72a,
72b……検出出力回路、A……投入回路、B……投入
バネ蓄勢回路、C……遮断回路、D……モータ回路。
Claims (1)
- 【請求項1】遮断器の遮断動作及び投入動作を夫々遮断
バネ及び投入バネのバネ力によりリンク機構を介して行
わせると共に、前記投入バネの蓄勢を投入バネ蓄勢モー
タにより行うようにした遮断器の操作制御装置におい
て、 前記投入バネ蓄勢モータを操作するモータ操作用電磁接
触器と、この電磁接触器に直列に接続され前記遮断器の
投入動作完了前にオンするリミットスイッチからなる投
入バネ蓄勢回路と、 投入指令を発する投入指令スイッチと、前記投入バネを
蓄勢するための投入バネ蓄勢モータを操作するモータ操
作用電磁接触器の常閉接点と、遮断器の補助常閉接点を
介して前記投入指令スイッチに直列接続された投入コイ
ルを含み、前記投入動作を制御する投入回路と、 遮断指令を発する遮断指令スイッチと、該遮断指令スイ
ッチに遮断器の補助常開接点を介して直列接続された引
き外しコイルを含み、前記遮断動作を制御する遮断回路
と、 前記モータ操作用電磁接触器の常開接点を介して制御電
源の正極端子と負極端子間に接続された前記投入バネ蓄
勢モータを接続したモータ回路を有し、 前記投入コイルを限流抵抗を介して前記制御電源の正,
負極端子間に接続し、前記引き外しコイルを限流抵抗を
介して前記制御電源の正,負極端子間に接続すると共
に、前記投入回路の投入指令電流と、前記遮断回路にお
いて前記投入指令電流とは逆向きに流れる遮断指令電流
と、前記投入コイルに限流抵抗を介して流れる投入コイ
ル電流及び前記引き外しコイルに限流抵抗を介して流れ
る引き外しコイル電流を合成した電流波形として検出す
る第1の直流電流検出器と、前記モータ回路の電流を検
出する第2の直流電流検出器を設けて構成したことを特
徴とする遮断器の操作制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16348787U JPH0615380Y2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | 遮断器の操作制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16348787U JPH0615380Y2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | 遮断器の操作制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0212129U JPH0212129U (ja) | 1990-01-25 |
JPH0615380Y2 true JPH0615380Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=31448251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16348787U Expired - Lifetime JPH0615380Y2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | 遮断器の操作制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615380Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-26 JP JP16348787U patent/JPH0615380Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0212129U (ja) | 1990-01-25 |
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