JPH0615362B2 - コンベヤベルト - Google Patents
コンベヤベルトInfo
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- JPH0615362B2 JPH0615362B2 JP2002410A JP241090A JPH0615362B2 JP H0615362 B2 JPH0615362 B2 JP H0615362B2 JP 2002410 A JP2002410 A JP 2002410A JP 241090 A JP241090 A JP 241090A JP H0615362 B2 JPH0615362 B2 JP H0615362B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor belt
- chain
- loading
- loading rod
- rod
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G17/00—Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface
- B65G17/06—Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface having a load-carrying surface formed by a series of interconnected, e.g. longitudinal, links, plates, or platforms
- B65G17/063—Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface having a load-carrying surface formed by a series of interconnected, e.g. longitudinal, links, plates, or platforms the load carrying surface being formed by profiles, rods, bars, rollers or the like attached to more than one traction element
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G2201/00—Indexing codes relating to handling devices, e.g. conveyors, characterised by the type of product or load being conveyed or handled
- B65G2201/02—Articles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Belt Conveyors (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、互いに重なり合った多数のチエーン構成要素
を有するとともにスプロケット駆動される少なくとも２
本の互いに平行に延びている無端チェーン、及び前記チ
ェーンの横断方向に配設されてその両端を前記チェーン
に接続している荷積ロッドから構成されるコンベヤベル
トであって、前記荷積ロッドの両端部が前記チェーン構
成要素のための枢支ピンとして機能するようにチェーン
構成要素の２つを貫通しており、前記荷積ロッドの両端
部間に位置する残りの部分がコンベヤベルトの荷積領域
として機能するものに関する。
を有するとともにスプロケット駆動される少なくとも２
本の互いに平行に延びている無端チェーン、及び前記チ
ェーンの横断方向に配設されてその両端を前記チェーン
に接続している荷積ロッドから構成されるコンベヤベル
トであって、前記荷積ロッドの両端部が前記チェーン構
成要素のための枢支ピンとして機能するようにチェーン
構成要素の２つを貫通しており、前記荷積ロッドの両端
部間に位置する残りの部分がコンベヤベルトの荷積領域
として機能するものに関する。
［従来の技術］ 上記の形式のコンベヤベルトは、よく知られており、特
に産業分野においては社内搬送手段のために広く利用さ
れ、２つの実施形態が一般によく知られている。
に産業分野においては社内搬送手段のために広く利用さ
れ、２つの実施形態が一般によく知られている。
第１の実施形態ではまっすぐな荷積ロッドが備えられて
おり、このロッドの両端部が内側から外側へ側部チェー
ンの構成要素を貫通している。この種のコンベヤベルト
は比較的簡単に製造することができるが、荷積ロッドの
荷積領域が側部チェーンの上端より低いところに位置す
るという欠点がある。このことで、搬送物を滑らせなが
ら側方から出し入れすることができなくなる、この場合
搬送物をまず持ち上げてから側方に動かさなければなら
ない。その他、荷積領域としてチェーン間の面だけしか
利用できない。
おり、このロッドの両端部が内側から外側へ側部チェー
ンの構成要素を貫通している。この種のコンベヤベルト
は比較的簡単に製造することができるが、荷積ロッドの
荷積領域が側部チェーンの上端より低いところに位置す
るという欠点がある。このことで、搬送物を滑らせなが
ら側方から出し入れすることができなくなる、この場合
搬送物をまず持ち上げてから側方に動かさなければなら
ない。その他、荷積領域としてチェーン間の面だけしか
利用できない。
最初に述べた形式のコンベヤベルトの第２の実施例では
端部のところでクランク状に曲げられた荷積ロッドが備
えられており、その屈曲部は下方への曲がりを有し、こ
の場合でも荷積ロッドの両端が内側から外側へチェーン
構成要素を貫通している。このことにより、チェーンの
上端の上側も荷積領域とすることができるが、荷積領域
はチェーン間の面に限定されるという欠点はそのまま残
っている。さらに別な欠点として重い搬送物を運ぶ際荷
積ロッドの両端部に大きなモーメントが生じ、そのチェ
ーン構成要素との接続部に大きな負担がかかるので故障
が早期に生じたり、強度を大きくした、そしてそのため
コストの高い構造が必要となったりする。
端部のところでクランク状に曲げられた荷積ロッドが備
えられており、その屈曲部は下方への曲がりを有し、こ
の場合でも荷積ロッドの両端が内側から外側へチェーン
構成要素を貫通している。このことにより、チェーンの
上端の上側も荷積領域とすることができるが、荷積領域
はチェーン間の面に限定されるという欠点はそのまま残
っている。さらに別な欠点として重い搬送物を運ぶ際荷
積ロッドの両端部に大きなモーメントが生じ、そのチェ
ーン構成要素との接続部に大きな負担がかかるので故障
が早期に生じたり、強度を大きくした、そしてそのため
コストの高い構造が必要となったりする。
［発明が解決しようとする課題］ 本発明の課題は、冒頭部で述べた形式のコンベヤベルト
において、障害なしに側方から搬送物を摺動出し入れす
ることができ、荷積領域が拡大され、重量物の搬送も適
しており、その面圧も小さくされたものを提供すること
である。
において、障害なしに側方から搬送物を摺動出し入れす
ることができ、荷積領域が拡大され、重量物の搬送も適
しており、その面圧も小さくされたものを提供すること
である。
［課題を解決するための手段］ 上記課題を解決するため、本発明によるコンベヤベルト
では、前記荷積ロッドがコンベヤベルトの両側面のとこ
ろで、コンベヤベルトの上側の搬送側部に関して、前記
チェーン構成要素の上側を通って外側へ延びており、さ
らに前記荷積ロッドの両端が下方から内側に向けてＵ字
状に曲げられ、外側から前記チェーン構成要素を貫通し
ていることを特徴としている。
では、前記荷積ロッドがコンベヤベルトの両側面のとこ
ろで、コンベヤベルトの上側の搬送側部に関して、前記
チェーン構成要素の上側を通って外側へ延びており、さ
らに前記荷積ロッドの両端が下方から内側に向けてＵ字
状に曲げられ、外側から前記チェーン構成要素を貫通し
ていることを特徴としている。
［作用・効果］ この新規なコンベヤベルトは、チェーンを越えて側方に
延びた特に幅の広い荷積領域を提供している。ベルトコ
ンベヤの側部のところには、荷積ロッドの屈曲部がつく
ので、その丸みにより搬送物が問題なく摺動出し入れさ
れる。コンベヤベルトの縁部のところでの支持のない領
域や荷積ロッドの縁部のところでの出っぱりがなくなっ
ている。必要の場合荷積ロッドがチェーンの上側に接当
することができるので、重量物を故障なしで長時間コン
ベヤベルトで搬送することができる。従来のものに比べ
てこのように利点を持ったにもかかわらず、２つの異な
る部材、つまり同じチェーン構成要素と同じ荷積ロッド
とから構成されているので、このコンベヤベルトは簡単
でしかも安いコストで製造される。
延びた特に幅の広い荷積領域を提供している。ベルトコ
ンベヤの側部のところには、荷積ロッドの屈曲部がつく
ので、その丸みにより搬送物が問題なく摺動出し入れさ
れる。コンベヤベルトの縁部のところでの支持のない領
域や荷積ロッドの縁部のところでの出っぱりがなくなっ
ている。必要の場合荷積ロッドがチェーンの上側に接当
することができるので、重量物を故障なしで長時間コン
ベヤベルトで搬送することができる。従来のものに比べ
てこのように利点を持ったにもかかわらず、２つの異な
る部材、つまり同じチェーン構成要素と同じ荷積ロッド
とから構成されているので、このコンベヤベルトは簡単
でしかも安いコストで製造される。
［実施例］ コンベヤベルト１の第１実施例は、第１図に示されてい
るように、互いに間隔をあけて平行に延びている２本の
チェーン２と２′及びこれらのチェーン２、２′の横断
方向に延びている多数の荷積ロッド３とから構成されて
いる。チェーン２と２′は多数のチェーン構成要素２０
から構成され、このチェーン構成要素２０は平面視でＶ
字状又はＵ字状に曲げられた帯片である。２つの隣合う
チェーン構成要素２０は互いに枢支結合されており、こ
の例では、荷積ロッド３の端部３１、３２がチェーン構
成要素２０の枢支ピンとして用いられている。荷積ロッ
ド３は、このためにチェーン２と２′の上側を越えて外
側に飛び出し、そこから内側下方に反転屈曲され外から
内にチェーン構成要素２０を貫通する。よって、コンベ
ヤベルト１の側方境界に連なった荷積ロッド３の屈曲部
３３によって形成される。荷積ロッド３の両端の屈曲部
３３の間の領域はコンベヤベルト１の荷積領域を形成し
ており、そこに搬送物が積載される。
るように、互いに間隔をあけて平行に延びている２本の
チェーン２と２′及びこれらのチェーン２、２′の横断
方向に延びている多数の荷積ロッド３とから構成されて
いる。チェーン２と２′は多数のチェーン構成要素２０
から構成され、このチェーン構成要素２０は平面視でＶ
字状又はＵ字状に曲げられた帯片である。２つの隣合う
チェーン構成要素２０は互いに枢支結合されており、こ
の例では、荷積ロッド３の端部３１、３２がチェーン構
成要素２０の枢支ピンとして用いられている。荷積ロッ
ド３は、このためにチェーン２と２′の上側を越えて外
側に飛び出し、そこから内側下方に反転屈曲され外から
内にチェーン構成要素２０を貫通する。よって、コンベ
ヤベルト１の側方境界に連なった荷積ロッド３の屈曲部
３３によって形成される。荷積ロッド３の両端の屈曲部
３３の間の領域はコンベヤベルト１の荷積領域を形成し
ており、そこに搬送物が積載される。
図示された実施例において、チェーン構成要素２０と荷
積ロッド３はそれぞれ金属、好ましくは特殊鋼から作ら
れる。コンベヤベルト１の各部材を固定するために、各
荷積ロッド３は両チェーン２と２′の領域において貫通
している両チェーン構成要素２０としっかりと接続され
るが、ここでは溶接されている。その溶接箇所は図番３
４で示されている。従ってそれぞれ２個のチェーン構成
要素２０及び１本の荷積ロッド３は１つのユニットを形
成し、これが別の同様に組み付けられたユニットと枢支
結合している。従って、コンベヤベルト１はスプロケッ
トホイールによりその両端部で反転され駆動される。
積ロッド３はそれぞれ金属、好ましくは特殊鋼から作ら
れる。コンベヤベルト１の各部材を固定するために、各
荷積ロッド３は両チェーン２と２′の領域において貫通
している両チェーン構成要素２０としっかりと接続され
るが、ここでは溶接されている。その溶接箇所は図番３
４で示されている。従ってそれぞれ２個のチェーン構成
要素２０及び１本の荷積ロッド３は１つのユニットを形
成し、これが別の同様に組み付けられたユニットと枢支
結合している。従って、コンベヤベルト１はスプロケッ
トホイールによりその両端部で反転され駆動される。
チェーン構成要素２０がどのように形成され、対応する
荷積ロッド３とどのように接続されるかが第２図に示さ
れている。チェーン構成要素２０は、ここでは２つの互
いに並んで延びている辺２１、２２を有するＶ字状の形
をしており、辺２１と２２の狭い方の間のところを平ら
な接続片２３がつないでいる。辺２１と２２の接続片２
３の近くのところに互いに直線上に位置する貫通部２４
と２４′が設けられており、これが第１貫通部対を形成
している。辺２１と２２の自由端のところにも同様に互
いに一直線上に位置する貫通部２５と２５′が設けら
れ、ここに荷積ロッド３の端部３１が差し込まれる。第
２図の右側の下部には荷積ロッド３の屈曲部３３が示さ
れており、コンベヤベルトの側面境界を作り出してい
る。さらに第２図には、チェーン構成要素２０の上側の
ところの荷積ロッド３との２つの溶接箇所３４が示され
ている。
荷積ロッド３とどのように接続されるかが第２図に示さ
れている。チェーン構成要素２０は、ここでは２つの互
いに並んで延びている辺２１、２２を有するＶ字状の形
をしており、辺２１と２２の狭い方の間のところを平ら
な接続片２３がつないでいる。辺２１と２２の接続片２
３の近くのところに互いに直線上に位置する貫通部２４
と２４′が設けられており、これが第１貫通部対を形成
している。辺２１と２２の自由端のところにも同様に互
いに一直線上に位置する貫通部２５と２５′が設けら
れ、ここに荷積ロッド３の端部３１が差し込まれる。第
２図の右側の下部には荷積ロッド３の屈曲部３３が示さ
れており、コンベヤベルトの側面境界を作り出してい
る。さらに第２図には、チェーン構成要素２０の上側の
ところの荷積ロッド３との２つの溶接箇所３４が示され
ている。
第１図と第２図による実施例では、貫通部２４、２
４′、２５、２５′が円形孔として形成されている。こ
れとは違って第３図と第４図による実施例では、一対の
貫通部２４と２４′がコンベヤベルト１の搬送方向へ延
びた長孔として形成されているチェーン構成要素２０を
備えている。このことは、特に第３図の上側に断面で示
されたチェーン構成要素２０からなるチェーン２′と第
４図によるチェーン構成要素２０の斜視図からよく理解
できる。
４′、２５、２５′が円形孔として形成されている。こ
れとは違って第３図と第４図による実施例では、一対の
貫通部２４と２４′がコンベヤベルト１の搬送方向へ延
びた長孔として形成されているチェーン構成要素２０を
備えている。このことは、特に第３図の上側に断面で示
されたチェーン構成要素２０からなるチェーン２′と第
４図によるチェーン構成要素２０の斜視図からよく理解
できる。
ここでは、荷積ロッド３が前述のように形成されてお
り、その端部３１と３２は下方内側に曲げられている。
荷積ロッド３の中央部はここでも荷積領域を形成してい
る。同様に、チェーン構成要素２０とこれに対応する荷
積ロッド３との間の接続も荷積ロッド３の屈曲部部に至
る前の領域に接続部３４で行われている。コンベヤベル
ト１のチェーン２と２′は、第３図による実施例でも同
様に形成されている。
り、その端部３１と３２は下方内側に曲げられている。
荷積ロッド３の中央部はここでも荷積領域を形成してい
る。同様に、チェーン構成要素２０とこれに対応する荷
積ロッド３との間の接続も荷積ロッド３の屈曲部部に至
る前の領域に接続部３４で行われている。コンベヤベル
ト１のチェーン２と２′は、第３図による実施例でも同
様に形成されている。
第４図には、チェーン構成要素２０の辺２１、２２の接
続部２３に近いところに設けられているすでに述べられ
た長孔２４と２４′が示されている。これとは異なり、
辺２１と２２の自由端側のところの貫通部２５と２５′
は円形の孔として設けられている。
続部２３に近いところに設けられているすでに述べられ
た長孔２４と２４′が示されている。これとは異なり、
辺２１と２２の自由端側のところの貫通部２５と２５′
は円形の孔として設けられている。
さらに前述した実施例との違いは、辺２１と２２が平に
形成されておらず、一定間隔で設けられた段部により互
いの幅を拡大していることである。このことにより、コ
ンベヤベルトの両端における反転曲率半径を小さくする
ことができる。
形成されておらず、一定間隔で設けられた段部により互
いの幅を拡大していることである。このことにより、コ
ンベヤベルトの両端における反転曲率半径を小さくする
ことができる。
さらに第４図には、チェーン構成要素２０の上側の溶接
箇所３４のところで接続された荷積ロッド３が示されて
おり、このロッド３は外側から下方へ曲がる屈曲部３３
の先端部３１をチェーン構成要素２０の貫通部２５と２
５′に差し込んでいる。
箇所３４のところで接続された荷積ロッド３が示されて
おり、このロッド３は外側から下方へ曲がる屈曲部３３
の先端部３１をチェーン構成要素２０の貫通部２５と２
５′に差し込んでいる。
第３図と第４図から明らかなように、両チェーン２と
２′の各チェーン構成要素２０の間には長手方向の遊び
が形成され、コンベヤベルト１が所定の屈曲性を有する
ことができる。
２′の各チェーン構成要素２０の間には長手方向の遊び
が形成され、コンベヤベルト１が所定の屈曲性を有する
ことができる。
この屈曲性は、特に第５図から明かであり、ここにはコ
ンベヤベルトの屈曲部のところが図示されている。第５
図の下側ではチェーン２の互いのチェーン構成要素２０
が最大限に伸ばされた状態を示している。これに対し
て、第５図の上側では、チェーン２′の互いのチェーン
構成要素２０が最小限に縮められた状態を示しており、
全体としてコンベヤベルト１の屈曲搬送の可能性を示し
ている。ここでのチェーン２と２′のチェーン構成要素
２０は第３図と第４図で述べたように形成されている。
ンベヤベルトの屈曲部のところが図示されている。第５
図の下側ではチェーン２の互いのチェーン構成要素２０
が最大限に伸ばされた状態を示している。これに対し
て、第５図の上側では、チェーン２′の互いのチェーン
構成要素２０が最小限に縮められた状態を示しており、
全体としてコンベヤベルト１の屈曲搬送の可能性を示し
ている。ここでのチェーン２と２′のチェーン構成要素
２０は第３図と第４図で述べたように形成されている。
ここでも荷積ロッド３は荷積領域３０を形成しており、
この荷積ロッド３はコンベヤベルト１の屈曲内側部では
コンベヤベルト１の屈曲外側部より少しつまって位置し
ている。荷積ロッド３の端部３１と３２は前述したよう
に曲げられており、その先端部がチェーン構成要素２０
を貫通している。
この荷積ロッド３はコンベヤベルト１の屈曲内側部では
コンベヤベルト１の屈曲外側部より少しつまって位置し
ている。荷積ロッド３の端部３１と３２は前述したよう
に曲げられており、その先端部がチェーン構成要素２０
を貫通している。
第５図からさらに理解できることは、コンベヤベルト１
の屈曲内側部において、つまりチェーン２′において、
チェーン構成要素２０がその接続片２３を荷積ロッド３
の下側に位置させており、これによりチェーン構成要素
２０が上方に突き出すことを防いでいる。
の屈曲内側部において、つまりチェーン２′において、
チェーン構成要素２０がその接続片２３を荷積ロッド３
の下側に位置させており、これによりチェーン構成要素
２０が上方に突き出すことを防いでいる。
コンベヤベルト１のさらに別な実施例が第６図と第７図
に示されており、両チェーン２と２′のチェーン構成要
素２０及び荷積ロッド３は第３図〜第５図による実施例
のチェーン構成要素２０と荷積ロッド３と同じである
が、違っているところは、荷積ロッド３がその後ろ側の
貫通部２５、２５′を通り抜けてチェーン構成要素２０
に固定接続されているのではなく、その前側の貫通部２
４、２４′を通り抜けてチェーン構成要素２０と固定接
続されていることである。このことは第７図に明確に図
示されており、荷積ロッド３の端部３１が前側の、ここ
では長孔として形成されている貫通部２４と２４′に差
し込まれている。荷積ロッド３は溶接箇所３４でチェー
ン構成要素２０と固定接続されているので、荷積ロッド
端部３１は貫通部２４と２４′内においてチェーン構成
要素の長孔方向の遊びがなしとなっている。従って、チ
ェーン構成要素２０と荷積ロッド３の間の接続方法の簡
単な変更により、前述の屈曲性を有しないコンベヤベル
ト１が作り出される。つまり同じ部品を用いて、コンベ
ヤベルト１の２つの異なる実施形態を実現することがで
き、製造コストと在庫コストの低減に役立つ。
に示されており、両チェーン２と２′のチェーン構成要
素２０及び荷積ロッド３は第３図〜第５図による実施例
のチェーン構成要素２０と荷積ロッド３と同じである
が、違っているところは、荷積ロッド３がその後ろ側の
貫通部２５、２５′を通り抜けてチェーン構成要素２０
に固定接続されているのではなく、その前側の貫通部２
４、２４′を通り抜けてチェーン構成要素２０と固定接
続されていることである。このことは第７図に明確に図
示されており、荷積ロッド３の端部３１が前側の、ここ
では長孔として形成されている貫通部２４と２４′に差
し込まれている。荷積ロッド３は溶接箇所３４でチェー
ン構成要素２０と固定接続されているので、荷積ロッド
端部３１は貫通部２４と２４′内においてチェーン構成
要素の長孔方向の遊びがなしとなっている。従って、チ
ェーン構成要素２０と荷積ロッド３の間の接続方法の簡
単な変更により、前述の屈曲性を有しないコンベヤベル
ト１が作り出される。つまり同じ部品を用いて、コンベ
ヤベルト１の２つの異なる実施形態を実現することがで
き、製造コストと在庫コストの低減に役立つ。
第６図から、たとえば荷積ロッド３の１つに配設された
コイル線を見ることができるが、これは搬送物を荷積ロ
ッド３から少し浮き上がらせるために用いられ、このこ
とは特に冷却目的において利点を持つ。その他の点で
は、第６図と第７図によるコンベヤベルト１の実施例は
第３図〜第５図による実施例のものと同じであり、その
参照図番は同一にされている。
コイル線を見ることができるが、これは搬送物を荷積ロ
ッド３から少し浮き上がらせるために用いられ、このこ
とは特に冷却目的において利点を持つ。その他の点で
は、第６図と第７図によるコンベヤベルト１の実施例は
第３図〜第５図による実施例のものと同じであり、その
参照図番は同一にされている。
搬送物の面圧を減じるために、第８図と第９図によれ
ば、第１図〜第７図による直線状の荷積ロッド３の代わ
りに、その水平面内で蛇行状に屈曲した荷積ロッド３ａ
が用いられており、その形態は搬送物により安定化され
るという利点もある。
ば、第１図〜第７図による直線状の荷積ロッド３の代わ
りに、その水平面内で蛇行状に屈曲した荷積ロッド３ａ
が用いられており、その形態は搬送物により安定化され
るという利点もある。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
図面は本発明に係わるコンベヤベルトの実施例を示し、 第１図は第１実施例のコンベヤベルトの一部を示す平面
図、 第２図は第１図によるコンベヤベルトの詳細を示す斜視
図、 第３図は第２実施例のコンベヤベルトの一部を示す平面
図、 第４図は第３図によるコンベヤベルトの詳細を示す斜視
図、 第５図は第３図によるコンベヤベルトの屈曲部を示す平
面図、 第６図は第３実施例のコンベヤベルトの一部を示す平面
図、 第７図は第６図によるコンベヤベルトの詳細を示す斜視
図、 第８図は蛇行形状の荷積ロッドを有するコンベヤベルト
の平面図、 第９図は第８図によるコンベヤベルトの側面図である。 （１）……コンベヤベルト、（３）……荷積ロッド、 （２０）……チェーン構成要素、（３１）、（３２）…
…荷積ロッドの両端。
図、 第２図は第１図によるコンベヤベルトの詳細を示す斜視
図、 第３図は第２実施例のコンベヤベルトの一部を示す平面
図、 第４図は第３図によるコンベヤベルトの詳細を示す斜視
図、 第５図は第３図によるコンベヤベルトの屈曲部を示す平
面図、 第６図は第３実施例のコンベヤベルトの一部を示す平面
図、 第７図は第６図によるコンベヤベルトの詳細を示す斜視
図、 第８図は蛇行形状の荷積ロッドを有するコンベヤベルト
の平面図、 第９図は第８図によるコンベヤベルトの側面図である。 （１）……コンベヤベルト、（３）……荷積ロッド、 （２０）……チェーン構成要素、（３１）、（３２）…
…荷積ロッドの両端。
Claims (11)
- 【請求項１】互いに重なり合った多数のチエーン構成要
素を有するとともにスプロケット駆動される少なくとも
２本の互いに平行に延びている無端チェーン、及び前記
チェーンの横断方向に配設されてその両端を前記チェー
ンに接続している荷積ロッドから構成されるコンベヤベ
ルトであって、前記荷積ロッドの両端部が前記チェーン
構成要素のための枢支ピンとして機能するようチェーン
構成要素の２つを貫通しており、前記荷積ロッドの両端
部間に位置する残りの部分がコンベヤベルトの荷積領域
として機能するものにおいて、 前記荷積ロッド（３）がコンベヤベルト（１）の両側面
のところで、コンベヤベルト（１）の上側の搬送側部に
関して、前記チェーン構成要素（２０）の上側を通って
外側へ延びており、さらに前記荷積ロッド（３）の両端
（３１、３２）が下方から内側に向けてＵ字状に曲げら
れ、外側から前記チェーン構成要素（２０）を貫通して
いることを特徴とするコンベヤベルト。 - 【請求項２】前記チェーン構成要素（２０）が互いに並
んで延びている辺（２１、２２）を有するＶ字状に曲げ
られた帯片から一体的に形成されており、そのそれぞれ
が前記荷積ロッド（３１、３２）のための一直線上に設
けられた枢支用貫通部対（２４、２４′：２５、２
５′）をその前側と後側に備えていることを特徴とする
請求項１に記載のコンベヤベルト。 - 【請求項３】前記チェーン構成要素（２０）が互いの間
隔を階段的に拡大している辺（２１、２２）を有するＵ
字状に曲げられた帯片から一体的に形成されており、そ
のそれぞれが前記荷積ロッド（３１、３２）のための一
直線状に設けられた枢支用貫通部対（２４、２４′，２
５、２５′）をその前側と後側に備えていることを特徴
とする請求項１に記載のコンベヤベルト。 - 【請求項４】前記各チェーン要素（２０）の貫通部（２
４、２４′、２５、２５′）がコンベヤベルト（１）の
搬送方向に延びている長孔対（２４、２４′）として形
成されていることを特徴とする請求項１〜３のいずれか
に記載のコンベヤベルト。 - 【請求項５】前記各荷積ロッド（３）が貫通した両チェ
ーン要素（２０）の一方とその端部を固定接続している
ことを特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載のコン
ベヤベルト。 - 【請求項６】前記荷積ロッド（３）がチェーン方向に揺
動され、その荷積領域（３０）の縁部のとことでその下
側が前記チェーン構成要素（２０）に接当することを特
徴とする請求項１〜５のいずれかに記載のコンベヤベル
ト。 - 【請求項７】前記荷積ロッド（３）の荷積領域（３０）
にコイル線（５）が備えられていることを特徴とする請
求項１〜６のいずれかに記載のコンベヤベルト。 - 【請求項８】曲げられて外側から内側へ前記チェーン構
成要素（２０）を通り抜けている荷積ロッド（３）の両
端部（３１、３２）が前記荷積領域（３０）の下側を内
側へ前記チェーン構成要素（２０）を越えて突き出して
おり、コンベヤベルト（１）の荷積領域（３０）の下側
に突き出している支持ガイド枠（４）の外側に開口した
ガイド溝（４０）内をこのコンベヤ側部が摺動すること
を特徴とする請求項１〜７のいずれかに記載のコンベヤ
ベルト。 - 【請求項９】前記チェーン構成要素（２０）と荷積ロッ
ド（３）が合成物質、好ましくはガラス繊維強化材料で
作られていることを特徴とする請求項１〜８のいずれか
に記載のコンベヤベルト。 - 【請求項１０】前記チェーン構成要素（２０）と（３）
が金属、好ましくは特殊鋼から作られていることを特徴
とする請求項１〜８のいずれかに記載のコンベヤベル
ト。 - 【請求項１１】前記荷積ロッド（３）が水平面において
蛇行状に曲げられていることを特徴とする請求項１〜１
０のいずれかに記載のコンベヤベルト。
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