JPH06153179A - 映像符号化装置 - Google Patents

映像符号化装置

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Publication number
JPH06153179A
JPH06153179A JP29976792A JP29976792A JPH06153179A JP H06153179 A JPH06153179 A JP H06153179A JP 29976792 A JP29976792 A JP 29976792A JP 29976792 A JP29976792 A JP 29976792A JP H06153179 A JPH06153179 A JP H06153179A
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JP
Japan
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frame
blocks
block
video
coding
Prior art date
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Pending
Application number
JP29976792A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Matsuzaki
一博 松崎
Atsumichi Murakami
篤道 村上
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH06153179A publication Critical patent/JPH06153179A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 符号量を増大させずに、短時間で伝送誤りに
よる画質劣化から回復できる映像符号化装置を得ること
を目的とする。 【構成】 送信映像の1フレームの画面を複数のブロッ
クに分割し、各々符号化する手段と、1つ以上のフレー
ム分の上記ブロック毎の符号量を加算し、記憶する手段
と、上記複数ブロックの中から、符号値が予め決められ
たしきい値以上のブロックを選ぶ比較手段と、上記比較
手段で選択された全てのブロック、または所定の選択さ
れた数のブロックをフレーム内符号化処理するセレクタ
を備えた。または、さらに1フレーム中のブロックを走
査してゆき、走査該当ブロックもフレーム内符号化処理
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、映像符号化伝送の際
の伝送誤りの伝播や、送信側と受信側における演算精度
の不一致による誤差の蓄積を抑制するものであり、ビデ
オコーデック等に用いられる映像符号化装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば、大久保栄“ATM映像符号化に
関する標準化動向”、電子情報通信学会技術研究報告、
CS92−26(1992年6月)に述べられているよ
うに、フレーム内符号化を用いた従来の伝送誤り対策の
一つとして、周期的リフレッシュ、デマンドリフレッシ
ュがある。周期的リフレッシュでは、映像符号化の際に
複数の画素から成るブロックを周期的にフレーム内符号
化することにより、伝送誤りの影響が複数の映像フレー
ムに波及するのを防止する。一方、デマンドリフレッシ
ュは、受信側で伝送誤りを検出した場合に、受信側から
送信側へ画面更新要求を送ることにより、1つの映像フ
レーム全体をフレーム内符号化して伝送誤りの波及を押
さえる。
【0003】周期的リフレッシュについて図10を用い
て説明する。処理量から、1フレーム中でリフレッシュ
するのは1ブロックのみである。対象のリフレッシュ部
分が、符号化フレーム毎に、画面の左端から右に重なる
ことなく順に移動する。リフレッシュ部分が画面の右端
に到達すると、画面の左端に戻り、先にリフレッシュし
た部分の直ぐ下の部分を左から右にリフレッシュする。
以下では、画面全体を更新するのに要する時間を「リフ
レッシュ周期」と呼ぶことにする。リフレッシュ周期が
T[映像フレーム]の場合、ある部分に伝送誤りが発生
し、その部分が更新されるまでに要する時間の期待値
は、T/2[映像フレーム]になる。ただし、映像符号
化に動き補償を用いる場合には、伝送誤りによる劣化部
分が動き補正によって波及し、劣化部分の更新を完了す
るまでの時間が更に長くなる。
【0004】一方、デマンドリフレッシュ方式では、伝
送誤りが発生した場合、受信側からの画面更新要求を受
けて、送信側では即時に1映像フレーム分のデータをフ
レーム内符号化により伝送するため、画面更新までの時
間よりも、むしろ符号量のバースト的増大が問題とな
る。
【0005】図11は周期的リフレッシュやデマンドリ
フレッシュを行う従来の映像符号化装置の一例を示す構
成図である。図において、1は映像フレームを画素ブロ
ックに分割するブロック分割部、2はフレーム間符号化
処理部、3はフレーム内符号化処理部、6はフレーム間
符号化処理またはフレーム内符号化処理を選択する従来
の符号化制御部、11及び12はフレーム間符号化処理
とフレーム内符号化処理を切替えるセレクタである。
【0006】次に動作を説明する。映像信号101は、
ブロック分割部1で複数の画素から成るブロック102
に分割される。各画素ブロック102は従来の符号化制
御部6からの制御信号103に基づき、図10に示す如
く、フレーム間符号化またはフレーム内符号化のいずれ
かが選択され、符号化ビット列104が生成される。例
えば図10の第i映像フレームでは、第1ブロックのド
ット表示のブロックだけがフレーム内符号化され、他の
ブロックはすべてフレーム間符号化される。フレーム間
符号化では、前フレームまでの符号化済みの映像フレー
ムの画素を予測に用いるため、フレーム内処理部3より
復号映像信号107がフレーム内処理部2に入力され
て、フレーム間符号化処理に利用される。なお、図11
では、処理の流れを簡単に把握できるように、フレーム
間符号化処理とフレーム内符号化処理を別個の処理部で
示したが、実際は、共通の処理を行う部分が多い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の映像符号化方式
では伝送誤りに対する処理を以上のように行っていたの
で、リフレッシュ周期を大きくすると、伝送誤りによる
画質劣化部分の更新に時間がかかるため、画質劣化が目
立った。一方、リフレッシュ周期を小さくすると、伝送
誤りによる画質劣化部分の更新が短時間で可能である
が、映像伝送に要する符号量が増大してしまい、伝送効
率が低下するという課題があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、映像伝送に要する符号量を増大さ
せないで、短時間で伝送誤りによる画質劣化から回復で
きる映像符号化装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る映像符号
化装置は、1フレームの画面を複数のブロックに分割
し、各々符号化する手段と、1つ以上のフレーム分の上
記ブロック毎の符号量を加算し、記憶する手段と、上記
複数ブロックの中から、符号値が予め決められたしきい
値以上のブロックを選ぶ比較手段と、上記比較手段で選
択された全てのブロック、または所定の選択された数の
ブロックをフレーム内符号化処理するセレクタを備え
た。請求項2の映像符号化装置は、1フレームの画面を
複数のブロックに分割し、各々符号化する手段と、1つ
以上のフレーム分の上記ブロック毎の符号量を加算し、
記憶する手段と、上記複数ブロックの中から、符号値が
予め決められたしきい値以上のブロックを選ぶ比較手段
と、上記1フレーム中の複数ブロックの先頭番地から最
終番地まで、順次1または数ブロック毎にフレーム内符
号化処理のための選択をするリフレッシュ制御手段と、
上記比較手段で選択された全てのブロックまたは所定の
選択された数のブロックと、上記リフレッシュ制御手段
で選択されたブロックとをフレーム内符号化処理するセ
レクタを備えた。請求項3の映像符号化装置は、データ
伝送時において、バケットの単位として上記ブロックを
ひとまとめとし、ブロックの切れ目とバケットの切れ目
を一致させた。
【0010】
【作用】この発明における映像符号化装置は、1フレー
ムを構成する複数ブロックは各々符号化され、各ブロッ
ク毎に必要に応じて複数フレーム分の符号量が記憶・加
算される。そして上記加算値が予め決められたしきい値
と比較され、しきい値を超えると、そのブロックはフレ
ーム内符号化が必要と判断され、伝送上等で制限される
ブロック数までは、フレーム内符号化されて伝送され
る。請求項2の映像符号化装置では、請求項1の映像符
号化に加えて、1フレーム中のブロックを順次1ないし
数ブロック毎に走査して、この走査ブロックもフレーム
内符号化されて伝送される。請求項3の映像符号化装置
では、請求項1または請求項2の発明に加えて、データ
送信時にもブロック単位で区切られて伝送される。
【0011】
【実施例】
実施例1.本発明の実施例を図を用いて説明する。図1
は発明に関係する部分の構成ブロック図である。図1に
おいて、1は映像フレームを画素ブロックに分割するブ
ロック分割部、2はフレーム間符号化処理部、3はフレ
ーム内符号化処理部、4aは各画素ブロックに対して複
数フレーム分の符号量を算出する符号量算出部(#A)
である。5aは閾値判定によってフレーム間符号化処理
またはフレーム内符号化処理を選択する符号化制御部
(#A)、11及び12はフレーム間符号化処理とフレ
ーム内符号化処理を切替えるセレクタである。
【0012】図3は図1に示す符号量算出部(#A)4
aの構成図である。図において、41はカウンタ、42
は加算器、43aはメモリ(#A)である。カウンタ4
1では、符号化ビット列104からビットをカウントし
て現映像フレームにおける画素ブロック毎の符号量40
1を出力する。加算器42では、現映像フレームにおけ
る画素ブロック毎の符号量401とメモリ(#A)43
aから読み出した現映像フレームを含まない複数映像フ
レーム分の画素ブロック毎の符号量の総和402を加算
して現映像フレームを含む複数映像フレーム分の画素ブ
ロック毎の符号量の総和105を出力する。
【0013】いま、現映像フレームにおける画素ブロッ
ク#iの符号量をB(i)、画素ブロック#iの現映像
フレームを含まないN映像フレーム分の符号量の総和を
B(iN-1 )、画素ブロック#iの現映像フレームを含
むN映像フレーム分の符号量の総和をB(iN)とする
と、 B(iN)=B(iN-1 )+B(i) となる。B(i),B(iN-1 ),B(iN )は、現映
像フレームにおける画素ブロック毎の符号量401、現
映像フレームを含まない複数映像フレーム分の画素ブロ
ック毎の符号量の総和402、現映像フレームを含む複
数映像フレーム分の画素ブロック毎の符号量の総和10
5にそれぞれ対応する。現映像フレームを含む複数映像
フレーム分の画素ブロック毎の符号量の総和105は、
メモリ(#A)43a内の対応する画素ブロックのアド
レスに上書される。このアドレスには、いままで現映像
フレームを含まない複数映像フレーム分の画素ブロック
毎の符号量の総和402が格納されていた。メモリ(#
A)43aに画素ブロック毎に格納された複数映像フレ
ーム分の符号量の総和は、リセットパルス106が入力
されると、対応する画素ブロックの複数映像フレーム分
の符号量の総和がゼロにセットされる。
【0014】図5は図1に示す符号化制御部(#A)5
aの構成図である。図において、51は比較器である。
現映像フレームを含む複数映像フレーム分の画素ブロッ
ク毎の符号量の総和B(iN )と、予め設定しておいた
閾値Th501とを比較器51に入力し、大きさを比較
する。B(iN )<Thならば、1映像フレーム分の遅
延の後に比較器51より比較結果情報103として
“0”が出力される。一方、B(iN )≧Thならば、
比較器51よりリセットパルス106が出力されると共
に、1映像フレーム分の遅延の後に比較結果情報103
として“1”が出力される。本実施例では、制御信号1
03が“0”の場合、該当する画素ブロックがフレーム
間符号化され、一方、制御信号103が“1”の場合、
該当する画素ブロックがフレーム内符号化されるように
図1のセレクタ11と12が選択動作する。上記のよう
に、フレーム内符号化が選択されると、リセットパルス
106が出力され、メモリに記憶された対応ブロックの
符号量がゼロになる。
【0015】実施例2.次に本発明の他の実施例を図を
用いて説明する。図2は本発明の他の実施例の発明部分
の構成ブロック図である。図2において、4bは各画素
ブロックに対して予め設定しておいたM映像フレーム分
(M=1,2,…)の符号量を算出する符号量算出部で
あり、5bは全画素ブロックの中から符号量の大きな1
つまたは複数の画素ブロックを選択して、それらの画素
ブロックに対してフレーム内符号化を適用する符号化制
御部(#B)である。他の部分は、上記実施例1と同じ
構成である。
【0016】図4は図2に示す符号量算出部(#B)4
bの構成図である。図において、41は符号化ビット列
104からビットをカウントして現映像フレームにおけ
る画素ブロック毎の符号量401を出力するカウンタで
ある。43bはメモリ(#B)、44はM映像フレーム
分の符号量の総和を画素ブロック毎に計算する累算器で
ある。メモリ(#B)43bには、各画素ブロックの符
号量がM映像フレーム分記憶してある。そして、新しく
画素ブロックの符号量が入力されると、最も古い映像フ
レームの対応する画素ブロックの符号量が格納されてい
るアドレスに上書きされる。累算器44は、現映像フレ
ームにおける画素ブロック毎の符号量401及びメモリ
(#B)43bから読み出した過去の(M−1)映像フ
レーム分の画素ブロック毎の符号量403を画素ブロッ
ク毎に累算する。そして、複数映像フレーム分(M映像
フレーム分)の画素ブロック毎の符号量の総和105を
出力する。
【0017】図6は図2に示す符号化制御部(#B)5
bの構成図である。図において、54は複数映像フレー
ム分(M映像フレーム分)の画素ブロック毎の符号量の
総和105を大きい順に並べ変える。そして、符号量の
大きいK(K=1,2,…)個の画素ブロックに対して
は、比較結果情報502として“1”を,K個以外の残
りの画素ブロックに対しては比較結果情報502として
“0”を、1映像フレーム分の遅延の後に出力する。他
の処理は、上記実施例1の符号化制御(#A)5aの処
理と同じである。この処理の意味するところは、実施例
1が予め決められたしきい値以上の符号量を持つ画素ブ
ロックを、全てフレーム内符号化するのに対し、実施例
2では所定の数、つまりK個の画素ブロックをフレーム
内符号化することである。
【0018】実施例3.請求項2の発明の実施例を説明
する。発明部分の構成図は図1と同様である。異なる構
成要素は符号化制御部(#A)5aであり、この構成図
を図7に示す。図において、51は比較器、52は周期
的リフレッシュを行うための周期的リフレッシュ制御回
路、53はOR回路である。現映像フレームを含む複数
映像フレーム分の画素ブロック毎の符号量の総和B(i
N )105と、予め設定しておいた閾値Th501とを
比較器51に入力し、大きさを比較する。B(iN )<
Thならば、1映像フレーム分の遅延の後に比較器51
より比較結果情報502として“0”が出力される。一
方、B(iN)≧Thならば、比較器51よりリセット
パルス106が出力されると共に、1映像フレーム分の
遅延の後に比較結果情報502として“1”が出力され
る。
【0019】一方、周期的リフレッシュ制御回路52で
は、図9で説明したフレーム内容符号化のために、順次
画素ブロックを走査し、画素ブロック毎に周期的リフレ
ッシュのタイミングを指示する。画素ブロックに対して
リフレッシュを行う場合は、周期的リフレッシュ制御回
路52から周期的リフレッシュ制御信号503として
“1”が出力される。リフレッシュを行わない場合は、
周期的リフレッシュ制御信号503として“0”が出力
される。OR回路53では、比較結果情報502と周期
的リフレッシュ制御信号503との論理和を計算し、結
果を制御信号103として出力する。すなわち、比較結
果情報502と周期的リフレッシュ制御信号503の両
方が“0”ならば制御信号103は“0”となり、それ
以外の場合には制御信号103は“1”となる。本実施
例では、制御信号103が“0”の場合、該当する画素
ブロックがフレーム間符号化され、一方、制御信号10
3が“1”の場合、該当する画素ブロックがフレーム内
符号化される。フレーム内符号化がセレクタで選択され
ると、実施例1と同様、リセットパルス106によって
メモリの対応ブロックの符号量がゼロになる。
【0020】実施例4.本発明のさらに他の実施例を説
明する。発明部分の構成図は図2と同様である。異なる
構成要素は符号化制御部(#B)5bであり、この構成
図を図8に示す。図において、54は複数映像フレーム
分(M映像フレーム分)の画素ブロック毎の符号量の総
和105を大きい順に並べ変える。符号量の大きいK
(K=1,2,…)個の画素ブロックに対しては、比較
結果情報502として“1”を1映像フレーム分の遅延
の後に出力する。それ以外の残りの画素ブロックについ
ては、比較結果情報502として“0”を1映像フレー
ム分の遅延の後に出力する。OR回路53の出力103
は、いずれかの入力が“1”のとき、“1”を出力す
る。つまり、1映像フレームについて、順次走査のブロ
ックと、符号量の大きいK個のブロックの両方がフレー
ム内符号化を選択する。
【0021】実施例5.請求項3の発明の実施例を説明
する。図9はデータ伝送をする場合のパケット化の単位
を説明する図である。実施例1ないし実施例4におい
て、符号化ビット列104の各画素ブロックを更に分割
し、この分割したデータで1つのパケットを作る。つま
り複数パケットがブロックのデータを伝送する。図の例
では、第K画素ブロックはパケット90と91とで伝送
されるが、ブロックとパケットの一致のためにダミーデ
ータが挿入される。このように各ブロックの境界とパケ
ットの境界とを一致させることで、伝送誤りが発生して
も、受信側では次のブロックのヘッダを検出して、誤り
を1つのブロック内に限ることができる。勿論、逆にパ
ケットの単位が大きければ、1つの画素ブロックをパケ
ットの単位としてもよいし、複数の画素ブロックをパケ
ットの単位としてもよい。
【0022】
【発明の効果】この発明は、画面を複数のブロックに分
割し、各ブロックの1つ以上のフレーム分の符号量をし
きい値と比較して、フレーム内符号化を適用するブロッ
クを選択するようにしたので、ブロック当たりの符号量
が比較的大きくて伝送誤りの発生する確率が大きいブロ
ックを優先的にフレーム内符号化し、伝送誤りによる画
質劣化から速やかに回復できる効果がある。さらに、請
求項2の発明によれば、伝送誤りの発生確率の大きいブ
ロックだけでなく、伝送誤りの発生確率の小さいブロッ
クにおいて伝送誤りが生じた場合にも、画質劣化から速
やかに回復できる効果がある。また、請求項3の発明に
よれば、伝送誤りが発生しても、その影響はパケットの
範囲内に納まり他のパケットのブロックには及ばないと
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1における映像符号化装置の
発明部分の構成図である。
【図2】この発明の実施例2における映像符号化装置の
発明部分の構成図である。
【図3】図1の符号量算出部(#A)の構成図である。
【図4】図2の符号量算出部(#B)の構成図である。
【図5】図1の符号化制御部(#A)の構成図である。
【図6】図2の符号化制御部(#B)の構成図である。
【図7】この発明の実施例3における符号化制御部(#
A)の構成図である。
【図8】この発明の実施例4における符号化制御部(#
B)の構成図である。
【図9】このデータ伝送時のパケット化単位を説明する
図である。
【図10】周期的リフレッシュの説明図である。
【図11】従来の映像符号化装置の構成図である。
【符号の説明】
1 ブロック分割部 2 フレーム間符号化処理部 3 フレーム内符号化処理部 4a 符号量算出部(#A) 4b 符号量算出部(#B) 5a 符号化制御部(#A) 5b 符号化制御部(#B) 11及び12 セレクタ 41 カウンタ 42 加算器 43a メモリ(#A) 43b メモリ(#B) 44 累算器 51 比較器 52 周期的リフレッシュ制御回路 53 OR回路 54 ソーティング回路
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】周期的リフレッシュについて図10を用い
て説明する。対象のリフレッシュ部分が、符号化フレー
ム毎に、画面の左端から右に重なることなく順に移動す
る。リフレッシュ部分が画面の右端に到達すると、画面
の左端に戻り、先にリフレッシュした部分の直ぐ下の部
分を左から右にリフレッシュする。以下では、画面全体
を更新するのに要する時間を「リフレッシュ周期」と呼
ぶことにする。リフレッシュ周期がT[映像フレーム]
の場合、ある部分に伝送誤りが発生し、その部分が更新
されるまでに要する時間の期待値は、T/2[映像フレ
ーム]になる。ただし、映像符号化に動き補償を用いる
場合には、伝送誤りによる劣化部分が動き補正によって
波及し、劣化部分の更新を完了するまでの時間が更に長
くなる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】次に動作を説明する。映像信号101は、
ブロック分割部1で複数の画素から成るブロック102
に分割される。各画素ブロック102は従来の符号化制
御部6からの制御信号103に基づき、図10に示す如
く、フレーム間符号化またはフレーム内符号化のいずれ
かが選択され、符号化ビット列104が生成される。例
えば図10の第i映像フレームでは、第1ブロックのド
ット表示のブロックだけがフレーム内符号化され、他の
ブロックはすべてフレーム間符号化される。フレーム間
符号化では、前フレームまでの符号化済みの映像フレー
ムの画素を予測に用いるため、フレーム内処理部3より
復号映像信号107がフレーム間処理部2に入力され
て、フレーム間符号化処理に利用される。なお、図11
では、処理の流れを簡単に把握できるように、フレーム
間符号化処理とフレーム内符号化処理を別個の処理部で
示したが、実際は、共通の処理を行う部分が多い。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】図5は図1に示す符号化制御部(#A)5
aの構成図である。図において、51は比較器である。
現映像フレームを含む複数映像フレーム分の画素ブロッ
ク毎の符号量の総和B(iN )と、予め設定しておいた
閾値Th501とを比較器51に入力し、大きさを比較
する。B(iN )<Thならば、1映像フレーム分の遅
延の後に比較器51より制御信号103として“0”が
出力される。一方、B(iN )≧Thならば、比較器5
1よりリセットパルス106が出力されると共に、1映
像フレーム分の遅延の後に制御信号103として“1”
が出力される。本実施例では、制御信号103が“0”
の場合、該当する画素ブロックがフレーム間符号化さ
れ、一方、制御信号103が“1”の場合、該当する画
素ブロックがフレーム内符号化されるように図1のセレ
クタ11と12が選択動作する。上記のように、フレー
ム内符号化が選択されると、リセットパルス106が出
力され、メモリに記憶された対応ブロックの符号量がゼ
ロになる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】実施例5.請求項3の発明の実施例を説明
する。図9はデータ伝送をする場合のパケット化の単位
を説明する図である。実施例1ないし実施例4におい
て、符号化ビット列104の各画素ブロックを更に分割
し、この分割したデータで1つのパケットを作る。つま
り複数パケットがブロックのデータを伝送する。図の例
では、第K画素ブロックはパケット90と91とで伝送
されるが、画素ブロックデータの境界とパケットの境界
が一致するようダミーデータが挿入される。このように
各ブロックの境界とパケットの境界とを一致させること
で、伝送誤りが発生しても、受信側では次のパケット
ヘッダを検出して、誤りを1つの画素ブロック内に限る
ことができる。勿論、逆にパケットの単位が大きけれ
ば、1つの画素ブロックをパケットの単位としてもよい
し、複数の画素ブロックをパケットの単位としてもよ
い。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1フレームの画面を複数のブロックに分
    割し、各々符号化する手段と、 1つ以上のフレーム分の上記ブロック毎の符号量を加算
    し、記憶する手段と、 上記複数ブロックの中から、符号値が予め決められたし
    きい値以上のブロックを選ぶ比較手段と、 上記比較手段で選択された全てのブロック、または所定
    の選択された数のブロックをフレーム内符号化処理する
    セレクタを備えた映像符号化装置。
  2. 【請求項2】 1フレームの画面を複数のブロックに分
    割し、各々符号化する手段と、 1つ以上のフレーム分の上記ブロック毎の符号量を加算
    し、記憶する手段と、 上記複数ブロックの中から、符号値が予め決められたし
    きい値以上のブロックを選ぶ比較手段と、 上記1フレーム中の複数ブロックの先頭番地から最終番
    地まで、順次1または数ブロック毎にフレーム内符号化
    処理のための選択をするリフレッシュ制御手段と、上記
    比較手段で選択された全てのブロックまたは所定の選択
    された数のブロックと、上記リフレッシュ制御手段で選
    択されたブロックとをフレーム内符号化処理するセレク
    タを備えた映像符号化装置。
  3. 【請求項3】 データ伝送時のパケット化単位を、1つ
    または複数のブロックの符号化列と一致させたことを特
    徴とする請求項1ないし請求項2記載の映像符号化装
    置。
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