JPH06152494A - 送信電力制御方式 - Google Patents

送信電力制御方式

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JPH06152494A
JPH06152494A JP29406292A JP29406292A JPH06152494A JP H06152494 A JPH06152494 A JP H06152494A JP 29406292 A JP29406292 A JP 29406292A JP 29406292 A JP29406292 A JP 29406292A JP H06152494 A JPH06152494 A JP H06152494A
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transmission power
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signal
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JP29406292A
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English (en)
Inventor
Hideo Matsuki
英生 松木
Hitoshi Takanashi
斉 高梨
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 TDMA−TDD,TDMA−FDD無線通
信などにおける送信電力の制御に関し、伝搬路の瞬時変
動に良く追従して、所要CNRの改善を期待できる送信
電力制御方式の実現を目的とする。 【構成】 受信信号レベル検出器の出力と前記レベル比
較器の入力との間に、受信信号レベル検出器の出力を入
力とし、該入力信号を基に線型近似予測をすることによ
り送信時レベルを予測しその出力を前記レベル比較器に
入力するレベル予測器を設け、送信電力を、伝搬路の瞬
時変動の予め設定されたレベル変動の制御範囲内に、予
測追従制御するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TDMA−TDD無線
通信あるいはTDMA−FDD無線通信などにおける送
信電力制御方式であって、送信電力を伝搬路の特性の瞬
時変化の予測追従させる制御を行うことにより所要CN
Rの低下を実現すると共に、与干渉の低減を図る技術に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】移動通信のようなフェージングによっ
て、受信レベルが大きく変動する環境下で使用される無
線通信方式においては、良好な通信品質を維持するた
め、自己の受信レベルあるいは相手側の受信レベルの情
報に基づいて、送信電力を制御することが行なわれる。
【0003】すなわち、電波の伝搬条件が悪く受信側の
受信レベルが低いときは送信レベルを高くして、通信の
信号対雑音比を向上させて、一定の通信品質を維持せし
め、一方、受信レベルが充分高いときには、送信電力を
低減せしめる。これによって、装置の消費電力を低減さ
せることが可能となり、また、不必要に高電力の送信に
よって、他チャネルへの干渉を与えることを防止し得
る。
【0004】従来、このような送信電力の制御技術とし
て送信電力を無線伝送路伝搬特性の変動の長区間中央
値、又は、短区間中央値に追従変化させるものが用いら
れていた。
【0005】ここで、瞬時変動を十分平均したうえで、
尚且つ存在する変動を短区間中央値変動とし、また、送
信点と受信点の距離に依存する変動を長区間中央値変動
としている。
【0006】図9は従来の送受信機の構成の例を示す図
であって、1は空中線、2はTDMA受信機、3はTD
MA復調器、4は受信レベル検出器、5はレベル比較
器、6は送信電力制御器、7はTDMA多重化器、8は
TDMA送信機、9は送受分離器、10は復調出力端
子、11は伝送信号入力端子を表わしている。
【0007】同図において、空中線1からの受信入力
は、送受分離器9を通り、TDMA受信機2によって、
受信されTDMA復調器3で復調されて、復調出力端子
10より復調出力を得る。
【0008】一方、伝送信号入力端子11からの信号入
力は、TDMA多重化器7、TDMA送信機8、送受分
離器9を経て、空中線1から無線信号として放射され
る。このとき、TDMA受信機2の出力のレベルは受信
レベル検出器4によって検出され、これがレベル比較器
5に入力される。
【0009】該レベル比較器5では、入力された上記受
信レベルと基準レベルとを比較しその結果を送信電力制
御器6に通知する。送信電力制御器6は、該通知に基づ
いて、TDMA送信機8の送信出力を制御する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ディジタル伝送におけ
る符号誤り率は、伝搬路の短区間中央値変動よりレーリ
ーフェージング又は伸上−ライスフェージングとよばれ
る伝搬路の瞬時変動に大きく依存しており、前述したよ
うな従来の短区間中央値変動追従型の送信電力制御方式
では、所要CNRの大きな改善が望めないという問題点
があった。
【0011】本発明はこのような、従来の問題点を解決
するため伝搬路の瞬時変動に追従することが可能で信号
のCNRを改善し得る送信電力制御方式を実現すること
を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
問題点は前記特許請求の範囲に記載した手段により解決
される。すなわち、請求項1の発明は、受信した信号を
もとにそのレベルを検出する受信信号レベル検出器と、
該受信信号レベル検出器の出力と希望送信電力との差分
を検出するレベル比較器と、該レベル比較器からの出力
を入力とし送信電力を制御する送信電力制御器とを有
し、時分割方式により、一周波数双方向通信を行う無線
通信装置の送信電力制御装置において、前記受信信号レ
ベル検出器の出力と前記レベル比較器の入力との間に、
受信信号レベル検出器の出力を入力とし、該入力信号を
基に線型近似予測をすることにより送信時レベルを予測
しその出力を前記レベル比較器に入力するレベル予測器
を設け、送信電力を伝搬路の瞬時変動の予め設定された
レベル変動の制御範囲内に予測追従制御する送信電力制
御方式である。
【0013】請求項2の発明は、上記送信電力制御装置
において、受信した信号の位相を検出する位相検出器
と、検出した位相の二階微分値を計算することにより位
相変化の変曲点を予測する位相変曲点予測器と、前記レ
ベル予測器の出力と前記位相変曲点予測器の出力とを入
力とし送信電力を制御する送信電力制御器とを設け、送
信電力を、伝搬路の瞬時変動の予め設定されたレベル変
動の制御範囲内に予測追従制御する送信電力制御方式で
ある。
【0014】請求項3の発明は、受信した信号をもとに
そのレベルを検出する受信信号レベル検出器と、該受信
信号レベル検出器の出力と希望送信電力との差分を検出
するレベル比較器と、該レベル比較器からの出力を入力
とし送信電力を制御する送信電力制御器とを有し、時分
割方式により、一周波数双方向通信を行う対向する無線
通信装置の、上記受信信号レベル検出器と、レベル比較
器と、送信電力制御器とを、一方の局のみに設置し、相
対する局には送信電力制御器のみを設置して、一周波数
双方向通信では上りチャネルと下りチャネルの伝搬路特
性が同一であることを利用し、該対局が行うべき送信電
力制御の制御情報を無線通信を通じて該対局に送り、該
対局がその情報を基に送信電力制御を行なう送信電力制
御方式において、前記受信信号レベル検出器の出力と前
記レベル比較器の入力との間に、受信信号レベル検出器
の出力を入力とし、該入力信号を基に線型近似予測をす
ることにより送信時レベルを予測しその出力を前記レベ
ル比較器に入力するレベル予測器を設け該レベル予測器
の出力を送信電力制御情報として用いることにより送信
電力を伝搬路の瞬時変動の予め設定されたレベル変動の
制御範囲内に、予測追従制御する送信電力制御方式であ
る。
【0015】請求項4の発明は、上記送信電力制御方式
において、前記受信信号レベル検出器の出力と前記レベ
ル比較器の入力との間に、受信信号レベル検出器の出力
を入力とし、該入力信号を基に線型近似予測をすること
により送信時レベルを予測しその出力を前記レベル比較
器に入力するレベル予測器と受信した信号の位相を検出
する位相検出器と、検出した位相の二階微分値を計算す
ることにより位相変化の変曲点を予測する位相変曲点予
測器と、前記レベル予測器の出力と前記位相変曲点予測
器の出力とを入力とし送信電力の制御情報として送信電
力を伝搬路の瞬時変動の予め設定されたレベル変動の制
御範囲内に予測追従制御する送信電力制御方式である。
【0016】請求項5の発明は、受信した信号を基にそ
のレベルを検出する受信信号レベル検出器と、該受信信
号レベル検出器の出力と希望送信電力との差分を検出す
るレベル比較器と、該レベル比較器からの出力を入力と
し送信電力の制御情報信号を作成する制御信号作成器
と、送信伝送信号に該制御信号を合成する伝送信号合成
器と、受信復調信号から送信電力制御情報信号を識別す
る制御信号識別器と、制御信号識別器からの出力を基に
送信電力を制御する送信電力制御器とを有し、時分割方
式により、上りチャネルと下りチャネルとで二周波数交
互通信を行う対向する無線通信装置の送信電力制御装置
において、前記受信信号レベル検出器の出力と前記レベ
ル比較器の入力との間に、受信信号レベル検出器の出力
を入力とし、該入力信号を基に線型近似予測をすること
により送信時レベルを予測しその出力を前記レベル比較
器に入力するレベル予測器を設け、送信電力を、伝搬路
の瞬時変動の予め設定されたレベル変動の制御範囲内に
予測追従制御する送信電力制御方式である。
【0017】請求項6の発明は、上記送信電力制御装置
において、受信した信号を基にそのレベルを検出する受
信信号レベル検出器と、該受信信号レベル検出器の出力
と希望送信電力との差分を検出するレベル比較器と、該
レベル比較器からの出力を入力とし送信電力の制御情報
信号を作成する制御信号作成器と、送信伝送信号に該制
御信号を合成する伝送信号合成器と、受信復調信号から
送信電力制御情報信号を識別する制御信号識別器と、制
御信号識別器からの出力を基に送信電力を制御する送信
電力制御器とを有し、前記受信信号レベル検出器の出力
と前記レベル比較器の入力との間に、受信信号レベル検
出器の出力を入力とし、該入力信号を基に線型近似予測
をすることにより送信時レベルを予測しその出力を前記
レベル比較器に入力するレベル予測器と受信した信号の
位相を検出する位相検出器と、検出した位相の二階微分
値を計算することにより位相変化の変曲点を予測する位
相変曲点予測器と、前記レベル予測器の出力と前記位相
変曲点予測器の出力とを入力とし送信電力を制御する送
信電力制御器とを設け、送信電力を、伝搬路の瞬時変動
の予め設定されたレベル変動の制御範囲内に予測追従制
御する送信電力制御方式である。
【0018】
【作用】本発明の特徴は、受信レベル検出器の出力とレ
ベル比較器の入力との間に送信時レベル予測器を設ける
ことにより、精密な瞬時変動予測を行うことにある。ま
た、瞬時レベル変動の理論的最低値は限りなく零に近い
ため、その時点を予測制御し希望送信電力値にすること
は、実行上不可能である。従って、予め制御範囲を設定
しておく必要がある。
【0019】予測器の構成は2通りある。第一の方法
は、図6に示す様に受信レベルから送信時レベルを線型
近似予測するものである。図7は図6の予測法を適用し
送信電力を制御した場合における、対局の受信レベル瞬
時値を、計算機でシミュレーションした結果であって、
(a)は本発明の方式を用いない場合、(b)は本発明
の方式を用いた場合の受信レベル変化を示している。図
7では制御範囲を、受信レベルが希望送信電力値に対し
±7[dB]の範囲内にある場合としている。
【0020】第二の予測法は、まずレベル極小時点を予
測し、その結果を踏まえて線型近似予測することにより
レベル極小点近傍での予測誤差を小さくする方式であ
る。具体的には、信号送信時点が位相変化予測により求
められたレベル極小時点より未来にある場合、線型近似
予測の予測すべき時点を、レベル極小時点に変更すると
いう方式をとる。
【0021】レベル極小時点を予測するためには、レー
リーフェージングによる位相変化の変曲点、すなわち、
位相変化の二階微分値がゼロとなる時点がレベル極小点
に対応しているという性質を利用する。
【0022】本発明は、上述の作用により、所要CNR
の大幅な低減を実現することができ、従来の長区間又は
短区間中央値変動追従型の送信電力制御に比べ、大幅に
平均送信電力の削減を可能にする。
【0023】
【実施例】図1に本発明の第1の実施例のブロック構成
図を、図2に本発明の第2の実施例のブロック構成図
を、図3に本発明の第3の実施例のブロック構成図を、
図4に本発明の第4の実施例(TDMA−FDD無線通
信用の送信電力制御装置に、本発明請求項1の予測法を
適用した場合)のブロック構成図を、図5に本発明の第
5の実施例(送信電力制御装置と送受信ダイバーシチ装
置とを併用した例のブロック構成図を、それぞれ示す。
【0024】図1で示す第1の実施例は請求項1の発明
に対応するものであって、1は空中線、2はTDMA受
信機、3はTDMA復調器、4は受信レベル検出器、5
はレベル比較器、6は送信電力制御器、7はTDMA多
重化器、8はTDMA送信機、9は送受分離器、10は
復調出力端子、11は伝送信号入力端子、12はレベル
予測器を表わしている。(以降説明する各図面において
も同一のものは図1の場合と同一数字符号で表わしてい
る。
【0025】同図において、空中線1及びTDMA受信
機2で受信したバースト信号のレベルを、受信レベル検
出器4で検出後、レベル予測器12で線型近似予測を行
うことにより、送信時レベルを予測し、その予測値を、
希望送信電力と比較するレベル比較器5の入力とし、レ
ベル比較器5の出力を基に、送信電力制御器6において
送信電力を決定する構成である。
【0026】図1の例では、線型一次近似予測を行って
いるが、予測器は独立しているため、予測誤差低減を図
るために高次の線型予測を適用することも可能である。
図2で示す第2の実施例は請求項2の発明に対応するも
のであって、レーリーフェージング変動による位相変化
を位相変化検出器13により検出し、位相変曲点検出器
14で位相変化の二階微分値を計算することによりレベ
ル極小時を予測し、その出力をレベル予測器12に入力
することにより、線型レベル予測時の予測誤差低減を図
る構成を採っている。
【0027】以上説明した本発明の実施例の方式と先に
図9に示した従来の方式との差異は、本発明方式の場
合、レベル予測器を付加することにより、送信電力を伝
搬路の瞬時変動に追従させている点にある。
【0028】本発明と送受信ダイバーシチとの併用時実
施例である図5において、ダイバーシチを行うことによ
り、信号レベルの極端な落ち込みを減少する効果が得ら
れ、その上で本方式を適用する構成としているため、予
測制御誤差の低減を図ることができる。
【0029】第3の実施例を示す図3の構成では、TD
MA−TDD移動無線通信における、送信電力制御装置
のうち、受信信号レベル検出器4と、レベル比較器5
と、本発明の請求項1に対応する予測法を用いたレベル
予測器12と、対局が制御すべき送信レベル情報を作成
する制御信号作成器18と、その信号を伝送信号に合成
する伝送信号合成器19とを基地局側に設置し、子局に
は、送られてきた信号から送信電力制御情報を識別する
制御信号識別器15と、送信電力制御器6のみを設置し
ている。
【0030】本方式の場合、子局に於ける送信電力制御
装置の構成要素のうち、その大部分が基地局に付随して
おり、従って、子局の電力消費軽減及び装置構成の簡素
化を図ることができる。
【0031】第4の実施例を示す図4の構成は、TDM
A−FDD無線通信に適用するものなので、上りチャネ
ルと下りチャネルの伝送路伝搬特性が異なるため、対局
が制御すべき送信電力制御情報を予測作成し対局に送出
する受信レベル検出器4、レベル予測器12、レベル比
較器5、制御信号作成器18、および、伝送信号合成器
19とから成る部分と、受信復調信号から自局が制御す
べき送信電力制御情報を識別する制御信号識別器15
と、その情報により送信電力を制御する送信電力制御器
6とから、成り立っている。
【0032】
【発明の効果】図8は請求項1の本発明による制御を行
った場合の所要CNRの低減効果を、計算機によりシミ
ュレーションした結果を示す。
【0033】本発明に依れば、伝搬路特性の瞬時変動に
送信電力を予測追従させることができるので、受信側で
の受信電力を、設定範囲内で一定に保てる。よって、レ
ーリーフェージング又は伸上−ライスフェージングに起
因する所要受信入力の増大を防げるので、平均送信電力
を著しく低減でき、さらに与干渉が減るので周波数利用
効率も上がる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図3】本発明の第3の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図4】本発明の第4の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図5】本発明の第5の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図6】請求項1の発明の予測法の概念を示す図であ
る。
【図7】受信レベルの瞬時変化のシミュレーション結果
を示す図である。
【図8】本発明による所要CNR低減効果のシミュレー
ション結果を示す図である。
【図9】従来の送信電力制御装置のブロック図である。
【符号の説明】 1 空中線 2 TDMA受信機 3 TDMA復調器 4 受信レベル検出器 5 レベル比較器 6 送信電力制御器 7 TDMA多重化器 8 TDMA送信機 9 送受分離器 10 復調出力端子 11 伝送信号入力端子 12 レベル予測器 13 位相変化検出器 14 位相変曲点検出器 15 制御信号識別器 16 ダイバーシチ受信アンテナ選択器 17 ダイバーシチ送信アンテナ選択器 18 制御信号作成器 19 伝送信号合成器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した信号をもとにそのレベルを検出
    する受信信号レベル検出器と、該受信信号レベル検出器
    の出力と希望送信電力との差分を検出するレベル比較器
    と、該レベル比較器からの出力を入力とし送信電力を制
    御する送信電力制御器とを有し、時分割方式により、一
    周波数双方向通信を行う無線通信装置の送信電力制御装
    置において、 前記受信信号レベル検出器の出力と前記レベル比較器の
    入力との間に、受信信号レベル検出器の出力を入力と
    し、該入力信号を基に線型近似予測をすることにより送
    信時レベルを予測しその出力を前記レベル比較器に入力
    するレベル予測器を設け、 送信電力を、伝搬路の瞬時変動の予め設定されたレベル
    変動の制御範囲内に、予測追従制御することを特徴とす
    る送信電力制御方式。
  2. 【請求項2】 受信した信号をもとにそのレベルを検出
    する受信信号レベル検出器と、該受信信号レベル検出器
    の出力と希望送信電力との差分を検出するレベル比較器
    と、該レベル比較器からの出力を入力とし送信電力を制
    御する送信電力制御器とを有する時分割方式により、一
    周波数双方向通信を行う無線通信装置の送信電力制御装
    置において、 前記受信信号レベル検出器の出力と前記レベル比較器の
    入力との間に、受信信号レベル検出器の出力を入力と
    し、該入力信号を基に線型近似予測をすることにより送
    信時レベルを予測しその出力を前記レベル比較器に入力
    するレベル予測器と、 受信した信号の位相を検出する位相検出器と、検出した
    位相の二階微分値を計算することにより位相変化の変曲
    点を予測する位相変曲点予測器と、 前記レベル予測器の出力と前記位相変曲点予測器の出力
    とを入力とし送信電力を制御する送信電力制御器とを設
    け、 送信電力を、伝搬路の瞬時変動の予め設定されたレベル
    変動の制御範囲内に予測追従制御することを特徴とする
    送信電力制御方式。
  3. 【請求項3】 受信した信号をもとにそのレベルを検出
    する受信信号レベル検出器と、該受信信号レベル検出器
    の出力と希望送信電力との差分を検出するレベル比較器
    と、該レベル比較器からの出力を入力とし送信電力を制
    御する送信電力制御器とを有し、時分割方式により、一
    周波数双方向通信を行う対向する無線通信装置の、上記
    受信信号レベル検出器と、レベル比較器と、送信電力制
    御器とを、一方の局のみに設置し、相対する局には送信
    電力制御器のみを設置して、一周波数双方向通信では上
    りチャネルと下りチャネルの伝搬路特性が同一であるこ
    とを利用し、該対局が行うべき送信電力制御の制御情報
    を無線通信を通じて該対局に送り、該対局がその情報を
    基に送信電力制御を行なう送信電力制御方式において、 前記受信信号レベル検出器の出力と前記レベル比較器の
    入力との間に、受信信号レベル検出器の出力を入力と
    し、該入力信号を基に線型近似予測をすることにより送
    信時レベルを予測しその出力を前記レベル比較器に入力
    するレベル予測器を設け、 該レベル予測器の出力を送信電力制御情報として用いる
    ことにより、送信電力を伝搬路の瞬時変動の予め設定さ
    れたレベル変動の制御範囲内に、予測追従制御すること
    を特徴とする送信電力制御方式。
  4. 【請求項4】 受信した信号をもとにそのレベルを検出
    する受信信号レベル検出器と、該受信信号レベル検出器
    の出力と希望送信電力との差分を検出するレベル比較器
    と、該レベル比較器からの出力を入力とし送信電力を制
    御する送信電力制御器とを有し、時分割方式により、一
    周波数双方向通信を行う対向する無線通信装置の、上記
    受信信号レベル検出器と、レベル比較器と、送信電力制
    御器とを、一方の局のみに設置し、相対する局には送信
    電力制御器のみを設置して、一周波数双方向通信では上
    りチャネルと下りチャネルの伝搬路特性が同一であるこ
    とを利用し、該対局が行うべき送信電力制御の制御情報
    を無線通信を通じて該対局に送り、該対局がその情報を
    基に送信電力制御を行なう送信電力制御方式において、 前記受信信号レベル検出器の出力と前記レベル比較器の
    入力との間に、受信信号レベル検出器の出力を入力と
    し、該入力信号を基に線型近似予測をすることにより送
    信時レベルを予測しその出力を前記レベル比較器に入力
    するレベル予測器と、 受信した信号の位相を検出する位相検出器と、 検出した位相の二階微分値を計算することにより位相変
    化の変曲点を予測する位相変曲点予測器と、 前記レベル予測器の出力と前記位相変曲点予測器の出力
    とを送信電力の制御情報として送信電力を伝搬路の瞬時
    変動の予め設定されたレベル変動の制御範囲内に予測追
    従制御するように構成したことを特徴とする送信電力制
    御方式。
  5. 【請求項5】 受信した信号を基にそのレベルを検出す
    る受信信号レベル検出器と、該受信信号レベル検出器の
    出力と希望送信電力との差分を検出するレベル比較器
    と、該レベル比較器からの出力を入力とし送信電力の制
    御情報信号を作成する制御信号作成器と、送信伝送信号
    に該制御信号を合成する伝送信号合成器と、受信復調信
    号から送信電力制御情報信号を識別する制御信号識別器
    と、制御信号識別器からの出力を基に送信電力を制御す
    る送信電力制御器とを有し、時分割方式により、上りチ
    ャネルと下りチャネルとで二周波数交互通信を行う対向
    する無線通信装置の送信電力制御装置において、 前記受信信号レベル検出器の出力と前記レベル比較器の
    入力との間に、受信信号レベル検出器の出力を入力と
    し、該入力信号を基に線型近似予測をすることにより送
    信時レベルを予測しその出力を前記レベル比較器に入力
    するレベル予測器を設け、 送信電力を、伝搬路の瞬時変動の予め設定されたレベル
    変動の制御範囲内に予測追従制御することを特徴とする
    送信電力制御方式。
  6. 【請求項6】 受信した信号を基にそのレベルを検出す
    る受信信号レベル検出器と、該受信信号レベル検出器の
    出力と希望送信電力との差分を検出するレベル比較器
    と、該レベル比較器からの出力を入力とし送信電力の制
    御情報信号を作成する制御信号作成器と、送信伝送信号
    に該制御信号を合成する伝送信号合成器と、受信復調信
    号から送信電力制御情報信号を識別する制御信号識別器
    と、制御信号識別器からの出力を基に送信電力を制御す
    る送信電力制御器とを有し、時分割方式により、上りチ
    ャネルと下りチャネルで二周波数交互通信を行う対向す
    る無線通信装置の送信電力制御装置において、 前記受信信号レベル検出器の出力と前記レベル比較器の
    入力との間に、受信信号レベル検出器の出力を入力と
    し、該入力信号を基に線型近似予測をすることにより送
    信時レベルを予測しその出力を前記レベル比較器に入力
    するレベル予測器と、 受信した信号の位相を検出する位相検出器と、 検出した位相の二階微分値を計算することにより位相変
    化の変曲点を予測する位相変曲点予測器と、 前記レベル予測器の出力と前記位相変曲点予測器の出力
    とを入力とし送信電力を制御する送信電力制御器とを設
    け、 送信電力を、伝搬路の瞬時変動の予め設定されたレベル
    変動の制御範囲内に予測追従制御することを特徴とする
    送信電力制御方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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