JPH06152171A - 流路閉塞検出装置 - Google Patents

流路閉塞検出装置

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JPH06152171A
JPH06152171A JP29584692A JP29584692A JPH06152171A JP H06152171 A JPH06152171 A JP H06152171A JP 29584692 A JP29584692 A JP 29584692A JP 29584692 A JP29584692 A JP 29584692A JP H06152171 A JPH06152171 A JP H06152171A
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JP
Japan
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fluid
pressure
flow path
temperature
flow
Prior art date
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Pending
Application number
JP29584692A
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English (en)
Inventor
Takeshi Tamano
健 玉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 並列に配列された複数の流路に構成される流
体回路において、閉塞の有無及び閉塞がある場合どの箇
所で閉塞が発生しているかを検出する。 【構成】 感圧導電ゴムセンサ13をプレート12一面
に取り付け、冷却流体流出側ジョイント12に対して垂
直に冷却流体流出側マニホールド3に取り付ける。この
感圧導電ゴムセンサを用いてマニホールド3の圧力分布
を測定し、信号処理装置11により測定圧力からジョイ
ント4から流出する冷却流体の動圧を検出する。動圧を
検出した場合、その流路は閉鎖しておらず、また動圧を
検出できなかった場合、この流路は閉鎖していることが
わかる。よって、動圧を検出することによって、各流体
流路に対して閉塞の有無を検出し、閉塞が発生している
場合、閉塞が発生している箇所(ダクト)を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、並列に配列された複
数の流路回路において閉塞の有無及び閉塞箇所を判定す
る流路閉塞検出装置に関するものである。なお、ここで
は説明の便宜上、発熱機器の冷却系に適応した場合につ
いて説明する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の流路閉塞検出装置を示す斜
視図であり、図において1は電子モジュール、2は電子
モジュール群を冷却するためにモジュール群に接触する
ように配置された複数のダクト、3は複数のダクト2に
冷却流体を分配供給及び集合回収するための2個のマニ
ホールド、4はマニホールドとダクト間を結ぶジョイン
ト、5は冷却流体供給及び回収用のカプラ、6は冷却流
体を循環させる循環ポンプ、7は冷却流体用のタンク、
8は熱交換器、9は冷却流体供給及び回収用のホースで
あり、冷却流体用のポンプ6、タンク7、熱交換器8と
接続し、閉管路を形成している。10はダクトに冷却流
体が供給されるときと回収されるときの静圧を測定し圧
力差を検出するための圧力センサであり、11は検出さ
れた圧力差から流体流路が閉塞しているか否かを判定す
る信号処理装置である。
【0003】従来の流路閉塞検出装置は、上記のように
構成されており、ダクト群の1本以上が閉塞した場合、
流路経路が少なくなることによって流体抵抗が増大し、
圧力損失が大きくなる。圧力センサ10で圧力損失差を
測定し、信号処理装置11で圧力損失差の増大を検出
し、流体流路の閉塞の有無を判定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の流
路閉塞検出装置では、次のような問題点があった。すな
わち、ダクト2への流入圧と流出圧を測定することによ
ってダクト群のいずれか1本以上が閉塞していることを
把握することはできるが、どのダクトが閉塞しているか
を把握することは不可能であるという問題点があった。
このため、ダクトが閉塞していることがわかっても、ど
のダクトが閉塞しているかわからないため、整備性が悪
かった。
【0005】この発明は、かかる課題を解決するため
に、ダクトが閉塞した場合、どのダクトが閉塞している
かを把握することができる流路閉塞検出装置を得ること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る流路閉塞
検出装置は、流体流路内に冷却流体の流れ方向の圧力を
検出する手段と検出結果から流体流路の閉塞の有無、及
び閉塞している箇所を判定する信号処理装置を設けたも
のである。
【0007】この発明に係る流路閉塞検出装置は、温度
を検出する手段とその検出結果から流体流路の閉塞の有
無、及び閉塞している箇所を判定する信号処理装置を設
けたものである。
【0008】
【作用】この発明においては、冷却流体の流れ方向の圧
力を検出するように設置された圧力検出手段は流体流路
内を通過する流体の動圧、及び流体の静圧分布を検出
し、信号処理装置が流体流路が閉塞しているか否か、及
び閉塞している箇所を判定する。
【0009】この発明においては、冷却流体の温度及び
温度上昇を温度検出手段を用いて測定し、信号処理装置
にあらかじめ記憶させておいた冷却効果による理想的な
流体温度及び温度上昇と比較することによって流体流路
が閉塞しているか否か、及び閉塞している箇所を判定す
る。
【0010】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例を示す斜視図、図
2は断面図であり、図において1は発熱機器、2は発熱
機器群を冷却するために発熱機器1に接触するように配
置された複数のダクト、3は複数のダクト2に冷却流体
を分配及び回収するためのマニホールド、4はマニホー
ルドとダクト間を結ぶジョイント、5は冷却流体供給及
び回収用のカプラ、6は冷却流体を循環させる循環ポン
プ、7は冷却流体用のタンク、8は熱交換器、9は冷却
流体供給及び回収用のホースであり、冷却流体用のポン
プ6、タンク7、熱交換器8と接続し、閉管路を形成し
ており、上記1〜9は従来の装置と同じである。12は
ジョイント群に対して垂直に冷却流体流出側マニホール
ドに取り付けられたプレート、11は圧力検出結果から
流体流路が閉塞しているか否かを判定する信号処理装
置、13は圧力検出手段としてプレート12にそれぞれ
ダクト2に対応して取り付けられた感圧導電ゴムセンサ
であり、この感圧導電ゴムセンサは広い面積に対して2
次元的な圧力分布を測定することができる。15はジョ
イント4を取り付けるための口金である。
【0011】この流路閉塞検出装置は、感圧導電ゴムセ
ンサ13をプレート12一面に取り付け、冷却流体流出
側ジョイント12に対して垂直に冷却流体流出側マニホ
ールド3に取り付けられている。この感圧導電ゴムセン
サを用いてマニホールド3の圧力分布を測定し、信号処
理装置11により測定圧力からジョイント4から流出す
る冷却流体の動圧を検出する。動圧を検出した場合、そ
の流路は閉塞しておらず、また動圧を検出できなかった
場合、この流路は閉塞していることがわかる。よって動
圧を検出することによって、各流体流路に対して閉塞の
有無を検出し、閉塞が発生している場合、閉塞が発生し
ている箇所(ダクト)を判定する。上記の流路閉塞検出
装置によって、どの流路が閉塞しているかを検出するこ
とができ、閉塞した場合、整備性が向上する。上記の流
路閉塞検出装置は、化学プラント等の流体流路が並列及
び直列が組合わさった流路系を持つ設備に対して適用で
きる。
【0012】なお、上記実施例1において圧力検出手段
として感圧導電ゴムセンサを用いたが、圧力分布を測定
できるセンサであればよい。
【0013】実施例2.図3はこの発明の他の実施例を
示す1流路に対する断面図であり、図において1は発熱
量が既知である発熱機器、2は発熱機器群を冷却するた
めに発熱機器1に接触するように配置されたダクト、3
はダクト群に冷却流体を分配及び回収するためのマニホ
ールド、4はマニホールドとダクト間を結ぶジョイン
ト、5は冷却流体供給及び回収用のカプラ、6は冷却流
体を循環させる循環ポンプ、7は冷却流体用のタンク、
8は熱交換器である。9は冷却流体供給及び回収用のホ
ースであり、冷却流体用のポンプ6、タンク7、熱交換
器8と接続し、閉管路を形成しており、上記1〜9は従
来の装置と同じである。15はジョイント4を取り付け
るための口金、16はダクト2にそれぞれ対応して設け
られ、流路内を通過する流体の温度を検出するための温
度センサであり、11は信号処理装置である。
【0014】発熱機器1の発熱量は運用条件で一定して
おり既知であるため、冷却効果により発熱機器を冷却す
るための冷却流体の温度は運用条件で決定する。温度セ
ンサ16を流路内の流体流線上の上流側と下流側に配置
し、流体の温度を測定する。信号処理装置11にあらか
じめ各運用条件における温度センサ位置での流体温度と
温度センサ位置間での流体温度差を記憶させておく。流
路のどこかで閉塞している場合、閉塞した区間の流体の
温度及び温度上昇があらかじめ記憶させておいた値より
大きくなる。信号処理装置11によって流体流路内の温
度を測定し、測定結果があらかじめ記憶しておいた冷却
流体の温度より大きい場合、閉塞があると判断し、冷却
流体の測定結果と記憶しておいた冷却流体の温度差を比
較することによって、閉塞した場所を判定し、閉塞箇所
の発熱機器の運用を停止する。上記の流路閉塞検出装置
によって、どの流路が閉塞しているかを検出することが
でき、閉塞した場合の整備性が向上し、発熱機器の破壊
を防止する。
【0015】
【発明の効果】この発明は以上説明したとおり、複数の
流路において流体の圧力、動圧、または温度を検出する
ことによって流体流路の閉塞の有無及び閉塞した箇所の
判定を行うことができるので、従来より整備性が向上す
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の流路閉塞検出装置の一実施例を示す
斜視図である。
【図2】この発明の流路閉塞検出装置の一実施例を示す
断面図である。
【図3】この発明の流路閉塞検出装置の他の例を示す断
面図である。
【図4】従来の流路閉塞検出装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 発熱機器 2 ダクト 3 マニホールド 4 ジョイント 5 カプラ 6 循環ポンプ 7 タンク 8 熱交換器 9 ホース 10 圧力センサ 11 信号処理装置 12 プレート 13 感圧導電ゴムセンサ 14 スイッチ 15 口金 16 温度センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列に配列された複数の流路と、上記複
    数の流路に接続され上記流路へ流体を分配、収集するた
    めの1対のマニホールドからなる流体回路の流路閉塞検
    出装置において、上記マニホールドに取り付けられ、上
    記各流路を流れる流体のマニホールドへの各出口におけ
    る噴流の圧力を検出するための圧力検出手段と、上記各
    流路毎に検出された圧力及び全体の圧力分布よりそれぞ
    れの上記流路における閉塞の有無を判定する信号処理器
    ととを備えたことを特徴とする流路閉塞検出装置。
  2. 【請求項2】 並列に配置された複数の発熱する機器を
    冷却するため、上記機器と熱的に連絡し、並列に配列さ
    れた複数の流路と、上記複数の流路に接続され上記流路
    へ流体を分配、収集するための1対のマニホールドとか
    らなる流体回路の流路閉塞検出装置において、上記マニ
    ホールド内に設置され、上記各流路内の冷却流体の温
    度、及び冷却効果に伴う冷却流体の温度上昇を怪出する
    複数の温度センサと、冷却流体の流入温度と上記機器の
    発熱量より上記温度センサが設置された箇所の流体温度
    を算出し、検出された上記流路内を通過する流体の温度
    及び温度差と比較し、上記各流路の閉塞の有無を判定す
    る信号処理装置とを備えたことを特徴とする流路閉塞検
    出装置。
JP29584692A 1992-11-05 1992-11-05 流路閉塞検出装置 Pending JPH06152171A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012081207A1 (ja) * 2010-12-13 2012-06-21 パナソニック株式会社 発電システム及びその運転方法
DE102014205825A1 (de) 2014-03-28 2015-10-01 Contitech Ag Flexible Sensoranordnung zur Erfassung einer Druckverteilung
CN110381696A (zh) * 2018-04-12 2019-10-25 百度(美国)有限责任公司 用于数据中心电子机架的液体冷却的液体分配单元设计

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