JPH0615197B2 - 炭酸飲料容器用ベ−スカツプ - Google Patents
炭酸飲料容器用ベ−スカツプInfo
- Publication number
- JPH0615197B2 JPH0615197B2 JP24075186A JP24075186A JPH0615197B2 JP H0615197 B2 JPH0615197 B2 JP H0615197B2 JP 24075186 A JP24075186 A JP 24075186A JP 24075186 A JP24075186 A JP 24075186A JP H0615197 B2 JPH0615197 B2 JP H0615197B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- base cup
- carbonated beverage
- cup
- beverage container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D1/00—Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0223—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
- B65D1/0261—Bottom construction
- B65D1/0284—Bottom construction having a discontinuous contact surface, e.g. discrete feet
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は合成樹脂製の炭酸飲料容器の底部を保護する
ベースカップに関するものである。
ベースカップに関するものである。
通常ベースカップは、炭酸飲料を充填した状態におい
て、合成樹脂製の容器が落下した際に生じ易い底部の破
損を防止するために、容器底部に嵌着されている。
て、合成樹脂製の容器が落下した際に生じ易い底部の破
損を防止するために、容器底部に嵌着されている。
このベースカップには高密度ポリエチレン樹脂が使用さ
れている。これは高密度ポリエチレン樹脂が安価であ
り、着色及び成形が容易な外、衛生的で落下時の衝撃を
も吸収することなどの理由からで、時には塩化ビニール
の場合もある。
れている。これは高密度ポリエチレン樹脂が安価であ
り、着色及び成形が容易な外、衛生的で落下時の衝撃を
も吸収することなどの理由からで、時には塩化ビニール
の場合もある。
炭酸飲料用容器としては熱可塑性ポリエステル樹脂が広
く使用されており、また使用後に容器を回収して樹脂を
再利用することも行われつつある。
く使用されており、また使用後に容器を回収して樹脂を
再利用することも行われつつある。
この場合、ベースカップがポリエステル樹脂とは異なる
他の樹脂からなると、再利用に際して容器とベースカッ
プとを分離する必要が生じ、この分離に要する費用が再
生樹脂のコスト上昇の原因となり、廉価であるべき再生
樹脂の価格低下の妨げとなっている。
他の樹脂からなると、再利用に際して容器とベースカッ
プとを分離する必要が生じ、この分離に要する費用が再
生樹脂のコスト上昇の原因となり、廉価であるべき再生
樹脂の価格低下の妨げとなっている。
そこで射出または真空成形などをもってベースカップを
も熱可塑性ポリエステル樹脂により形成して上記問題点
を解決することが試みられているが、射出成形されたポ
リエステル樹脂製のものは衝撃強度に弱く、落下により
容易に破損してベースカップとして使用し難い。
も熱可塑性ポリエステル樹脂により形成して上記問題点
を解決することが試みられているが、射出成形されたポ
リエステル樹脂製のものは衝撃強度に弱く、落下により
容易に破損してベースカップとして使用し難い。
また真空成形では、シートを作り、そのシートを加熱し
て成形を行い、形成されたベースカップをシートから切
り離すなどの手数と、切り離しによるシートのロスなど
から、射出成形に比べて高価格となり、肉厚分布などに
も問題があった。
て成形を行い、形成されたベースカップをシートから切
り離すなどの手数と、切り離しによるシートのロスなど
から、射出成形に比べて高価格となり、肉厚分布などに
も問題があった。
この発明は上記従来の問題点を解決するために考えられ
たものであって、その目的は衝撃強度に優れ、真空成形
の場合よりも廉価に供給できる新たな熱可塑性ポリエス
テル樹脂によるベースカップを提供することにある。
たものであって、その目的は衝撃強度に優れ、真空成形
の場合よりも廉価に供給できる新たな熱可塑性ポリエス
テル樹脂によるベースカップを提供することにある。
上記目的によるこの発明は、射出成形された熱可塑性ポ
リエステル樹脂のプリフォームを、軸方向に延伸すると
共に膨脹して形成した断面形状が炭酸飲料容器の底部と
適合するカップからなり、かつカップは少なくとも胴部
及び底部が二軸配向されていることを要旨とするもので
あり、また熱可塑性ポリエステル樹脂は、新しい樹脂は
勿論のこと、再生樹脂または再生樹脂と新しい樹脂との
ブレンドとし、これにより上記従来の問題点を解決して
なる。
リエステル樹脂のプリフォームを、軸方向に延伸すると
共に膨脹して形成した断面形状が炭酸飲料容器の底部と
適合するカップからなり、かつカップは少なくとも胴部
及び底部が二軸配向されていることを要旨とするもので
あり、また熱可塑性ポリエステル樹脂は、新しい樹脂は
勿論のこと、再生樹脂または再生樹脂と新しい樹脂との
ブレンドとし、これにより上記従来の問題点を解決して
なる。
上記構成のベースカップにあっては、材料が炭酸飲料容
器として用いられる熱可塑性ポリエステル樹脂であるこ
とから、容器と共に再利用し役立て得る。また二軸配向
されているために衝撃強度にも優れ、炭酸飲料用容器の
底部保護にきわめて有効な作用を呈する。
器として用いられる熱可塑性ポリエステル樹脂であるこ
とから、容器と共に再利用し役立て得る。また二軸配向
されているために衝撃強度にも優れ、炭酸飲料用容器の
底部保護にきわめて有効な作用を呈する。
以下この発明を図示の実施例により詳細に説明する。
第１図において、１は射出延伸吹込成形により形成した
ポリエチレンテレフタレート樹脂による丸底の炭酸飲料
用容器、２はベースカップで、射出成形されたポリエチ
レンテレフタレート樹脂のプリフォームを、軸方向に延
伸すると共に膨脹して形成され、少なくとも胴部及び底
部が二軸配向されたものからなる。
ポリエチレンテレフタレート樹脂による丸底の炭酸飲料
用容器、２はベースカップで、射出成形されたポリエチ
レンテレフタレート樹脂のプリフォームを、軸方向に延
伸すると共に膨脹して形成され、少なくとも胴部及び底
部が二軸配向されたものからなる。
第２図以下は上記ベースカップの成形方法を示すもの
で、まず第２図に示すように、射出雄型１０と射出雌型
１１とをネック型１２を介し型閉じして形成されたキャ
ビティに、射出装置１３からポリエチレンテレフタレー
トの溶融樹脂１４を射出充填して、残底のプリフォーム
１５を一次成形する。おな材料は再生樹脂または再生樹
脂と新しい樹脂のブレンドであってもよい。
で、まず第２図に示すように、射出雄型１０と射出雌型
１１とをネック型１２を介し型閉じして形成されたキャ
ビティに、射出装置１３からポリエチレンテレフタレー
トの溶融樹脂１４を射出充填して、残底のプリフォーム
１５を一次成形する。おな材料は再生樹脂または再生樹
脂と新しい樹脂のブレンドであってもよい。
次に第３図に示すように、上記プリフォーム１５をネッ
ク型１２と共に吹込金型１６に移送する。そして中央部
に延伸ロッド１７とエア通路１８とを有する吹込シール
型１９を、上記ネック型１２に挿入して型閉じを行った
のち、延伸ロッド１７を伸長してプリフォーム１５を軸
方向に延伸すると共に、エアを吹込んでプリフォーム１
５をキャビティ一杯に膨脹させて、上記容器１の底部と
適合する断面形状の上記ベースカップ２に成形する。
ク型１２と共に吹込金型１６に移送する。そして中央部
に延伸ロッド１７とエア通路１８とを有する吹込シール
型１９を、上記ネック型１２に挿入して型閉じを行った
のち、延伸ロッド１７を伸長してプリフォーム１５を軸
方向に延伸すると共に、エアを吹込んでプリフォーム１
５をキャビティ一杯に膨脹させて、上記容器１の底部と
適合する断面形状の上記ベースカップ２に成形する。
上記のようにして形成した第４図のベースカップ２は、
プリフォーム１５の開口周縁をネック型１２と吹込シー
ル型１９とにより挾持して延伸吹込成形を行ったため、
開口周縁部２ａは二軸配向されず、胴部２ｂ及び底部２
ｃが二軸配向されたものとなる。
プリフォーム１５の開口周縁をネック型１２と吹込シー
ル型１９とにより挾持して延伸吹込成形を行ったため、
開口周縁部２ａは二軸配向されず、胴部２ｂ及び底部２
ｃが二軸配向されたものとなる。
またベースカップ全体を二軸配向する場合には、第５図
に示すように、口部２０ａが胴部２０ｂよりも小径の中
間体２０を延伸吹込成形し、その中間体２０を胴部２０
ｂの上方にて切断して、胴部２０ｂと底部２０ｃとから
なる上記ベースカップ２を形成する。
に示すように、口部２０ａが胴部２０ｂよりも小径の中
間体２０を延伸吹込成形し、その中間体２０を胴部２０
ｂの上方にて切断して、胴部２０ｂと底部２０ｃとから
なる上記ベースカップ２を形成する。
なおプリフォーム１５の断面形状はベースカップ２の重
量や肉厚によって決定されるので、特に実施例の形状に
限定されるものではない。
量や肉厚によって決定されるので、特に実施例の形状に
限定されるものではない。
この発明は、射出成形した熱可塑性ポリエステル樹脂の
プリフォームを二軸配向してベースカップを形成してな
ることから、材料ロスがなく、衝撃強度にも優れ、また
熱可塑性ポリエステル樹脂をもって形成した炭酸飲料用
容器と共にそのまま再利用することができ、成形材料と
して再生樹脂を用いることができるので、ベースカップ
のコスト節減を図ることもできるなどの特長を有する。
プリフォームを二軸配向してベースカップを形成してな
ることから、材料ロスがなく、衝撃強度にも優れ、また
熱可塑性ポリエステル樹脂をもって形成した炭酸飲料用
容器と共にそのまま再利用することができ、成形材料と
して再生樹脂を用いることができるので、ベースカップ
のコスト節減を図ることもできるなどの特長を有する。
図面はこの発明に係る炭酸飲料容器用ベースカップの実
施例を示すもので、第１図は炭酸飲料容器とベースカッ
プの縦断面図、第２図及び第３図は成形工程を示す金型
の縦断面図、第４図はベースカップの縦断面図、第５図
は他の手段によるベースカップの成形工程を示す金型の
縦断面図、第６図は中間体をベースカップに切断形成し
た際の縦断面図である。 １……炭酸飲料容器 ２……ベースカップ １５……プリフォーム ２０……中間体
施例を示すもので、第１図は炭酸飲料容器とベースカッ
プの縦断面図、第２図及び第３図は成形工程を示す金型
の縦断面図、第４図はベースカップの縦断面図、第５図
は他の手段によるベースカップの成形工程を示す金型の
縦断面図、第６図は中間体をベースカップに切断形成し
た際の縦断面図である。 １……炭酸飲料容器 ２……ベースカップ １５……プリフォーム ２０……中間体
Claims (3)
- 【請求項１】射出成形された熱可塑性ポリエステル樹脂
のプリフォームを、軸方向に延伸すると共に膨脹して形
成した断面形状が炭酸飲料容器の底部と適合するカップ
からなり、かつカップは少なくとも胴部及び底部が二軸
配向されていることを特徴とする炭酸飲料容器用ベース
カップ。 - 【請求項２】上記熱可塑性ポリエステル樹脂は再生樹脂
からなる特許請求の範囲第１項記載の炭酸飲料容器用ベ
ースカップ。 - 【請求項３】上記熱可塑性ポリエステル樹脂は再生樹脂
と新しい樹脂とのブレンドからなる特許請求の範囲第１
項記載の炭酸飲料容器用ベースカップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24075186A JPH0615197B2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | 炭酸飲料容器用ベ−スカツプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24075186A JPH0615197B2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | 炭酸飲料容器用ベ−スカツプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6394814A JPS6394814A (ja) | 1988-04-25 |
| JPH0615197B2 true JPH0615197B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=17064165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24075186A Expired - Lifetime JPH0615197B2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | 炭酸飲料容器用ベ−スカツプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0615197B2 (ja) |
-
1986
- 1986-10-09 JP JP24075186A patent/JPH0615197B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6394814A (ja) | 1988-04-25 |
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