JPH0615087U - ピクセル装置 - Google Patents

ピクセル装置

Info

Publication number
JPH0615087U
JPH0615087U JP107739U JP10773991U JPH0615087U JP H0615087 U JPH0615087 U JP H0615087U JP 107739 U JP107739 U JP 107739U JP 10773991 U JP10773991 U JP 10773991U JP H0615087 U JPH0615087 U JP H0615087U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vanes
pixel device
group
vane
pixel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP107739U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0617174Y2 (ja
Inventor
ラッド ハッサン ダッベイ
Original Assignee
ラッド ハッサン ダッベイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GB868611291A external-priority patent/GB8611291D0/en
Priority claimed from GB868626262A external-priority patent/GB8626262D0/en
Application filed by ラッド ハッサン ダッベイ filed Critical ラッド ハッサン ダッベイ
Publication of JPH0615087U publication Critical patent/JPH0615087U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0617174Y2 publication Critical patent/JPH0617174Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F9/00Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements
    • G09F9/30Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements in which the desired character or characters are formed by combining individual elements
    • G09F9/37Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements in which the desired character or characters are formed by combining individual elements being movable elements
    • G09F9/375Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements in which the desired character or characters are formed by combining individual elements being movable elements the position of the elements being controlled by the application of a magnetic field
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F13/00Illuminated signs; Luminous advertising
    • G09F13/04Signs, boards or panels, illuminated from behind the insignia
    • G09F13/0418Constructional details
    • G09F13/0472Traffic signs
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N3/00Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
    • H04N3/10Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
    • H04N3/12Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by switched stationary formation of lamps, photocells or light relays

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Road Signs Or Road Markings (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Control Of El Displays (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速で作動し、かつディスプレイ画面を効
率良く利用でき、然も広い角度範囲から完全に視認し得
るピクセル装置を提供する。 【構成】 複数のベーンと、それを高速で駆動する
装置から成るピクセル装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ディスプレイ用の画素、即ちピクセル装置に関し、より具体的には その光反射特性をコントロール可能なよう構成した光反射性のピクセル装置に関 する。 本明細書及び請求の範囲の記載中、『ピクセル装置』なる用語は、ディスプレ イされる画像の全領域中の小さな一部分を形成するドット又はエレメントを意味 する。
【0002】
【従来の技術】
従来公知のスポーツ競技場用の大型の映像装置や、空港若しくは鉄道の駅に設 置してあるアルファベット及び数字などのディスプレイ装置は、幾つかの欠点を 有している。 例えば、3色ディスプレイ装置のような発光性のカラーディスプレイ装置に於 いては、それぞれの色を現すために表示面積の一部分しか使用されていないとい う欠点がある。 即ち、カラーテレビジョンと同様の形式により画面上に『青』を表示する場合 には、使用可能な表示画面の面積の1/3以下しか使用されない。 特に、着色電球を用いる装置においては、表示画面の面積の一層少ない部分し か使用されない。
【0003】 又、シャッターやフラップを用いた光反射性の機械的なディスプレイ装置に於 いては、比較的遅い速度でしか画像を変化させることができないし、しかも画面 上にシャッターが見えるため、これがディスプレイの視覚的効果を損なわせ、或 いはまた固定されたカバーの後側に画素が隠れてしまい、ディスプレイの実効面 積を減少させてしまうという欠点がある。
【0004】 フランス特許第2229332号明細書添付の第6図には、或る1つの色に着 色された複数のベーンVのそれぞれが選択的に回転せしめられ、別の第2の色に 着色された固定ベーンGの前面を覆うよう現れて目視されるように構成された装 置が開示されている。
【0005】 この装置の欠点は、上記ベーンVの回転が比較的ゆっくりとしか行なわれない ことである。 更にまた、ベーンVとベーンGの衝突を避けるためには、上記回転半径を比較 的大きくする必要があり、又、固定ベーンの前面を完全にカバーするためには、 回転ベーンを偏心させて取り付ける必要がある。
【0006】 又、最適の目視角度からは一度に全てのベーンを目視することができず、そし て又、上記フランス特許に係るディスプレイ装置の画面の大部分は固定されたケ ーシングによって占められている。
【0007】
【考案により解決すべき課題】
本考案はこれらの欠点の1つ若しくはそれ以上を解決することを目的するもの であり、より具体的には、高速で作動し、かつディスプレイ画面を効率良く利用 でき、然も広い角度範囲から完全に視認し得るピクセル装置を提供することにあ る。
【0008】
【課題を解決する手段】
而して、上記の課題は、下記の如く構成したピクセル装置により達成される。 即ち、上記の課題は、それを横切って延在し且つ常時単一の反射色をディスプ レイする複数のストリップ領域に分割され、 ピクセル装置によりディスプレイされた単一反射色を帯びるベーンの移動を制 御するため各ピクセル装置内に電磁駆動装置が設けられ、 2枚若しくはそれ以上の前記ベーンから成る複数組のセットが、互いに前後に 、且つ、各セットの前面が前方から見えるように、且つ前記のストリップ領域を 形成するように配置され、各セット内のベーンは互いに平行な平面内に近接して 配置され、前記複数組のセットは互いに平行であるが、一方のセットが他方のセ ットの後側になるように配置され、 各ベーンは個々の細長い部材に取り付けられた一枚の薄いシート材で形成され 、各セット内の対応するベーンはベーンのグループを形成し、各グループは、固 定ベーンの一つのグループを除き、前記細長い部材を介して働くそれぞれの電磁 駆動装置により同時に動かされ、それによって画素は、前方から目視し得る選択 された色をディスプレイし得るよう構成された光反射性のピクセル装置によって 達成される。
【0009】
【考案を実施するための最良の態様】
以下、本考案の望ましい実施例を、その単なる一例に過ぎないという前提の上 で、添付図面を参照しつゝ説明する。 図1は本考案に係るピクセル装置の第1の実施例を底面側から見た斜視図、 図2は本考案に係るピクセル装置の第2の実施例を示す側面図、 図3は本考案に係るピクセル装置の第3の実施例を示す側面図、 図4a及び図4bは本考案に係るピクセル装置の目視角度の影響を示す説明図 、 図5は本考案に係るピクセル装置の第4の実施例の側面図、 図6は本考案に係るピクセル装置の第5の実施例を上面側から見た斜視図、 図7aは図1に示したピクセル装置を3個備えたディスプレイ装置の側方断面 図、 図7b及び図7cは図6に示したピクセル装置を組み合わせた2種類のディス プレイ装置の側方断面図、 図8a、図8b及び図8cは本考案に係るピクセル装置のベーンアセンブリの 組立方法の各ステップを示す説明図、 図9aないし図9fは本考案に係るピクセル装置の6種類の電磁駆動装置を示 す説明図である。
【0010】 図1は本考案に係るピクセル装置100を示している。 このピクセル装置は単独でも使用できるが、通常は同様のピクセル装置100 を隣り合せに縦横に多数並べて大型のディスプレイ装置として使用するものであ る。
【0011】 上記ピクセル装置100は、その前面に透明な窓102を有するケーシング1 01を具えている。 上記ケーシングの内部には、上記窓に近接して複数の矩形のプレート若しくは ベーンが設けられ、これらのベーンは2枚が1組となって4つのセット10、2 0、30及び40を構成している。 各セット中の対応するベーンの前面は同一色に着色され、ベーンの1グループ を形成している。 例えば、ベーン11、21、31、及び41から成るグループは黒色に着色さ れている。このグループを『A1』と称することにする。
【0012】 又、ベーン12、22、32及び42から成るグループは第二の色、例えば白 色に着色されている。このグループを『A2』と称することにする。 図示する如く、グループA1のベーンはケーシング101に対して固定されて おり、グループA2のベーンは、軸方向に移動可能なサポートロッド110に取 り付けられたプレート130に取り付けられている。
【0013】 双方向矢符111で示すように、ロッド110は電磁駆動装置120によって 往復移動可能なようになっている。 ロッド110は、望ましくはそれ自体が上記電磁駆動装置120のアーマチュ アを形成している。
【0014】 図1に於てグループA2は『下』位置にあり、完全に隠れた状態となっていて 、そのため観察者がこのエレメントを角度Xの範囲内から目視する際には、全体 的に黒色に見えることになる。 ロッド110がグループA2を『上』位置へ動かすと、グループA2が前面に 現出し、これによりピクセル装置は全体的に白色に見えることになる。
【0015】 このようなエレメントを単独で使用する場合には、手前のベーン11若しくは ケーシング101の一部が見えることになるが、エレメント100を縦方向に複 数個並べたディスプレイ装置に於ては、手前のベーン11が、下側に隣接するピ クセル装置の一番後側のベーン42に隠れることになる。
【0016】 ロッド110は上に述べた最終位置だけでなく、任意の中間位置をとることが でき、これにより黒と白の任意の合成率でディスプレイを行ない得るものであり 、通常の観察距離から見たときに任意の明度の灰色を表現し得るものである。 上に述べた実施例の一つの利点は、これを非常に高スピードで作動させること ができるということである。
【0017】 電磁駆動装置120、110のレスポンス時間は、数ミリセカンド程度と非常 に短く、これによりテレビジョンと同様にリアルタイムのディスプレイを行なう のに十分な作動速度を有するものである。 この作動速度は、各ピクセル装置毎のベーンのセット数を増加させ、そうする ことにより、個々のベーンとその支持部の移動距離を減少させることによって一 層向上させることができる。すべての移動は、一方向へのみ行なわれるものであ り、これも作動の高スピード化に寄与している。特に、すべての移動部品の断面 積を移動方向に最小とすることによって空気抵抗を減少させることができる。
【0018】 ベーンの縦方向に対する角度は、ディスプレイ装置の位置に応じて自由に変更 することができ、これにより広い角度範囲で明瞭なディスプレイを目視すること ができる。隠れたベーンの側面は、ケーシングを不透明にしたり、固定されたベ ーンのホルダや、或いは横に並べられる近接した同一のピクセル装置によって視 界から遮断される。このような配置は水平方向の目視角度を向上させる。 上記ピクセル装置は明るい環境のもとでも高いコントラスト比を確保し得るも のである。また、上記ピクセル装置は高い信頼性を有すると共に、ヒンジやカム 等を必要としないため、長い作動寿命を有するものである。
【0019】 更に又、このピクセル装置は単純且つ安価に製造し得るものであり、電力消費 も少なく、比較的広い範囲の作動電圧を利用できるため、高電圧の電源を必要と しないという利点を有する。
【0020】 図2には本考案に係るピクセル装置200が示されている。ケーシング201 は、透明なフロントカバー202を有し、固定ベーンのサポート機構205と、 電磁駆動装置220とを収容しており、上記電磁駆動装置220は軸方向に延び る駆動ロッド210によって移動ベーンのサポート機構225と連結されている 。
【0021】 これらのベーンは図1に示した実施例の場合と同様に、四つのセット10、2 0、30及び40に分けられている。 然しながら、この実施例に於いては、各セットはそれぞれ4枚のベーンを有し ており、各セットの前方のベーンは固定され、これらが一緒になってグループA 1を形成し、いずれも黒色に着色されている。
【0022】 これらのセットの第二のベーンは異なった色、例えば緑色に着色され、全体が 第二のグループA2を形成している。 グループA2はサポート機構225に取り付けられ、電磁駆動装置220によ って駆動されるようになっている。 各セットの第三のベーンは更に異なった色、例えば赤色に着色され、第三のグ ループA3を形成している。 各セットの第四のベーン、即ち一番後側のベーンは更に異なった色、例えば青 色に着色され、第四のグループA4を形成している。
【0023】 グループA3及びA4もそれぞれサポート機構とロッド及び電磁駆動装置を有 し(図示せず)、これによりそれぞれのグループが独立に作動せしめられるよう になっている。 従って、グループA2、A3及びA4のロッドを異なった量づつ動かすことに より、正規の距離を隔てゝ観察するときに、所望の合成色、即ち任意の色合いを 表現することができる。
【0024】 そして又、固定された黒色のベーンが部分的に見えるように配置することによ り明度を広い範囲で変更することができる。 従って、この図2に示した実施例に於いては、前記第一の実施例の利点に加え て、更に各原色について単一の電磁駆動装置を追加するだけで様々な色のバリエ ーションを得ることができるという利点が確保されるものである。
【0025】 図3には本考案に係るピクセル装置300が示されており、この実施例に於い ては固定ベーンのためのサポート機構305と、各移動ベーンのグループ毎のサ ポート機構325が設けられている。 図2及び図3に示した実施例は、略同様の構成を有するが、図3に示した実施 例に於いては、アーマチュアロッド310を電磁駆動装置320から遠ざかる方 向へ移動させたときに移動ベーンのグループのそれぞれが下方へ移動するように 構成されている点が異なっている。
【0026】 この実施例によれば、ピクセル装置の様々に異なった積重ね方法が可能になる という利点が得られるものであり、また実質的に矩形の断面を有するケーシング を使用できるという利点も得られるものである。 図4a及び図4bは、ピクセル装置のセット10及び20の側面を、目視角度 との関係で示している。
【0027】 これらのベーンは、図4a及び図4bに示すように、一般的に上方及び前方へ 向けて傾斜している。 この例においては、通常ピクセル装置は下側左方向から目視されるので、ベー ンのエッジやベーン間のギャップは見えない。 従って、背景の明るさのレベルは低くなり、高いコントラスト比を得ることが できる。
【0028】 他の方向への傾斜、即ち例えば図5のピクセル装置500のように下方及び前 方へ傾斜させることも可能であるが、この場合には上側左方向から観察しない限 りコントラスト比は低下するものである。 ベーンの数、サイズ、高さ及び厚さはそれぞれの利用分野に適合するように選 定される。
【0029】 図4aに示した最適の目視角度『a』は、水平な線と、或るセットのベーンが 最小若しくは最大の変位位置にあるときのベーンの先端を結ぶ線とのなす角度で ある。 この角度においてディスプレイは最良となり、コントラストも最大になる。上 記角度『a』は図4aに示すように通常は製造段階においてグループ同士を互い にシフトさせることによって調整し得る。 更に又、ピクセル装置そのもののの傾斜角度を調整するようにしてもよい。
【0030】 図6には、本考案に係る第五のピクセル装置600が示されており、この実施 例においては、固定ベーン11、21、31から成るグループA1と、それ自身 の平面内で移動可能なベーン12、22、32から成るグループA2が設けられ ている。
【0031】 そしてこれらのベーンは3つのセット10、20、30に分けられている。 移動可能なベーンのグループA2は電磁駆動装置620のアーマチュア610に 取り付けられ、固定ベーンA1はシャーシ607に取り付けられている。
【0032】 上記アーマチュア610はベーンの面に平行な開口614内で上下に移動し、 その移動は上記開口の上端608及び下端609によって規制されるようになっ ていて、上記上端608及び下端609が停止部材としての役割を果たすように なっている。 上記の如きアーマチュアの動きによって、移動ベーンが完全に見えるような状 態となったり、完全に隠れた状態となるように構成されている。 上記停止部材は、アーマチュアの振動や動揺を低減させる役割も果たしている 。
【0033】 上記移動ベーンのグループA2は、フレーム状のサポート部材625によって アーマチュア610に取り付けられている。 図7aは、前記ピクセル装置100若しくは200と同様のエレメント100 ’を3個並べて成るディスプレイ装置700を示している。 図7b及び図7cは、それぞれ上記ピクセル装置600と同様のエレメント6 00’を3個並べて成るディスプレイ装置720及び740の側方断面図である 。
【0034】 これら三つのディスプレイ装置のベーンは、所望の目視角度に応じて、それぞ れ異なった方向を向くように配列されている。 これらの装置はそれぞれ透明なフロントカバー702、722及び742を有 している。
【0035】 ピクセル装置600が単独で使用される場合には、図6から理解される如く、 固定ベーン11が常に目視されることになり、ディスプレイの融通性を減殺する 。 然しながら、複数のピクセル装置を縦方向に並べて使用すると、下側に配置さ れたピクセル装置の一番上の移動ベーンが、その直ぐ上側に配置されたピクセル 装置の一番下の固定ベーンをカバーするため、この欠点は解消され、若しくは少 なくとも大幅に減少することになる。
【0036】 ケーシングの壁703、723及び743は透明でもよいし不透明でもよいが 、若しそれらが透明であり、前方の移動ベーンが『下』位置にあるときには、そ の背後の固定ベーンが目視される。 若しこれらの壁が不透明であるときには、これらは固定ベーンと同じ色に着色 される。
【0037】 或いは又、複数のピクセル装置を透明な前面カバーを有する共通のケーシング 内に収納し、壁703、723及び743を省略するようにしてもよい。 図7a、図7b及び図7cに示したディスプレイ装置の利点は、それらのディ スプレイ領域がすべて実質的にアクティブであるという点である。
【0038】 もう一つの利点は、最良の目視が行なわれ得るように、ベーンを所望の角度に 傾斜させ得るということであり、また透明なカバー702、722及び742は ベーン間のギャップに雨滴や塵埃が侵入するのを防止するという利点をもたらす ものである。
【0039】 図8a、図8b及び図8cは、本考案に係るピクセル装置に使用されるベーン の簡便な組立、製造方法を示している。 図8aに示すように、セット10の各ベーンはそれぞれサポートレッグ801 に取り付けられる。
【0040】 これらのレッグ801は、以下に述べるようにそれぞれ別のプレート(F’、 G’、R’、B’)に取り付けられる。 グループA1の固定ベーンは、それぞれ2本のレッグを有し、このレッグは固 定プレートF’によってシャーシに取り付けられる。
【0041】 第二のグループA2のベーンはそれぞれ単一のレッグを有し、プレートG’( 緑色用)に連結され、同様に第三及び第四のグループA3及びA4のベーンもそ れぞれプレートR’(赤色用)及びB’(青色用)に連結される。 これらのプレートF’、G’、R’及びB’は、それぞれ中間バー803に相 互に連結されたロッドF、G、R、Bに連結される。
【0042】 これらのベーン11〜41、複数のレッグ801、プレートF’、G’、R’ 、B’、ロッドF、G、R、B及びバー803は、キャスティング、モールディ ング、射出モールディング又は機械加工によって、望ましくは一つのピースとし て作製する。 このようにすれば、これらの部品のアライメントを最初から正確にとることが できる。
【0043】 この一体的に製造された組合せ部品を以下の如く三つの電磁駆動装置に取り付 ける。 2本のロッドFはシャーシに固定する。ロッドG、R及びBはそれぞれ予め互 いに連結された電磁駆動装置820G、820R及び820Bのアーマチュアに それぞれ取り付けられる。
【0044】 然るのち、機械的手段若しくはレーザを利用してバー803を切断、分離し、 ベーンのグループをそれぞれ個別に駆動できるようにする。 このような製造工程は、複数のピクセル装置を単一の組合せ部品から同時に作 製する場合にも採用し得るものである。 個別に製造されたベーンを組み立てる場合には、これらのベーンは組立て作業 に先立って塗装される。
【0045】 又、前述の如く、ベーンを一緒に製造する場合には、前記の最適の目視角度『 a』の方向からスプレーによって塗装するのが有利である。 それぞれの色は順番に塗装される。即ち、或る一つの電磁駆動装置をその最終 位置まで作動させることにより、或る一つのグループに属するすべてのベーンを 目視可能な状態にし、これらのエレメントを所望の色でスプレー塗装し、然るの ち、電磁駆動装置を非作動状態とし、以下同様に他のベーンの着色を繰り返して 行なう。
【0046】 最後にすべての電磁駆動装置を非作動状態にして、上記ピクセル装置を背景と なる色(通常は黒色)でスプレー塗装する。 上記ピクセル装置に使用する電磁駆動装置としては、様々のタイプのものが利 用できる。 これらは、例えば、モノステーブル型のもの(例えばアーマチュアをスプリン グ付勢することにより一つの安定状態のみを有するもの)、ポラライズ型のもの 、或いはバイステーブル型のもの(アーマチュアが磁気的手段により二つの位置 でラッチされるもの)等々が挙げられる。
【0047】 或いは又、マルチステーブル型の電磁駆動装置を用いることも可能であり、そ の場合にはベーンを中間的な位置に移動、保持することができる。 図9aには、ヨーク925及び927、ポールピース921、921、ワッシ ャスプリング929、929、固定永久磁石922、922、アーマチュア92 6を有するソレノイドコイル924、上記アーマチュア上に取り付けられたもう 一つの永久磁石928等から構成される三安定電磁駆動装置920が示されてい る。
【0048】 ソレノイドコイル924に永久磁石928を反発するような通電を行なうと、 永久磁石922の吸引力に打ち勝ってアーマチュア926は左側最終位置まで移 動する。 又、ソレノイドコイル924に上記永久磁石928を引きつけるような通電を 行なうと、アーマチュアは右側の最終位置まで移動する。
【0049】 若しアーマチュアがその右側最終位置にあるときに、アーマチュアを第三の位 置、即ち中間位置へ移動させる場合には、永久磁石928が図に示す如く固定さ れた永久磁石922とアライメントをとるような位置に移動するまでの期間中だ けソレノイドコイル924に永久磁石928を反発させるような電流を通じ、そ の後、直ちに通電を停止する。
【0050】 然るときは、上記永久磁石928は固定永久磁石922の力により中間位置に 保持される。 図9bには、四安定電磁駆動装置900のアーマチュア906が示されており 、この装置900は前記装置920と類似してはいるが、2組の永久磁石902 、903を有し、これらが永久磁石908に対してその二つの最終位置のほかに 更に二つの中間的な停止位置を与えるようになっている。
【0051】 図9a及び図9bに示した固定永久磁石922、902及び903は、着磁し ていない磁性体材料で代替することも可能である。 図9cには、軸方向に移動自在に支承されたソレノイドコア912を有するマ ルチステーブル型の電磁駆動装置910が示されている。 上記コアは波形スプリング916、916によって支承され、またアーマチュ ア914は或る1つのベーンのグループを移動させるための作動ロッドに連結さ れ、若しくはアーマチュア自身が作動ロッドを構成するようになっている。
【0052】 電磁駆動装置910の移動部材は、上記波形スプリング916、916に堅固 に固着され、これによりこれらの移動部材がその軸の周りに回転しないようにな っている。 上記コアはアナログ的、即ち連続的に移動して、ソレノイドコイル918を適 宜の手段で励磁することにより、即ちコイルに通じる電流若しくは電圧を変化さ せたり、デューティサイクル比を変化させたりすることによって、所望の位置で 停止できるようになっている。
【0053】 図9dには、電磁装置931、932及び933が直列状態に配列された電磁 駆動装置930が示されている。 各電磁装置はそれぞれアーマチュア935、936及び937を有しており、 少なくとも電磁装置932及び933は円筒状に作製され、後側に配置された電 磁装置のアーマチュアがその中心孔に挿通されるようになっている。
【0054】 図示した例に於いては、アーマチュアも円筒状に形成されているが、これらは 互いに並列に配置するようにしてもよい。 図9dに示した装置によれば、ピクセル装置を非常に近接した状態で積み重ね ることが可能となる。 上記電磁装置931、932及び933は互いに磁気シールドされることが望 ましい。
【0055】 図9eは、二つのソレノイドを有し、その一方のソレノイド942はもう一方 のソレノイド941のアーマチュア上に取り付けられた磁駆動ソレノイドコイル 940を示している。 この装置は四安定型である。
【0056】 同様の構成により所望の数のソレノイドをそれぞれのアーマチュア上に取り付 けて所望の数の安定位置を得ることができる。 スプリングのような或る種の保持機構を具えた電磁駆動装置は、アナログ型の 作動、即ち実質的に連続的なレベルの変位を行ない得る装置に利用される。 励 磁のためのデューティサイクル比を変更することにより様々なレベルを得ること ができる。
【0057】 その一例は、図9fに示したようなボイスコイル形式の電磁駆動装置950で ある。 これは前記図9cに示した電磁駆動装置に類似している。 ボイスコイル型の電磁装置と軽量のベーンを組み合わせることにより高スピー ドで作動するディスプレイが可能となる。
【0058】 図示された波形スプリング951は多孔質の軽量材で作製されており、アーマ チュアの横方向へのブレを防止するため、上側のスプリング952が設けられて いる。 上記電磁装置はアナログ形式、即ち、連続形式の作動のみならず、不連続形式 、即ちデジタル形式の作動を行なうようにすることも可能である。
【0059】 スプリング951の弾性力は、一つの安定状態から他の状態へ高スピードで変 位する際にのみ全パワーが必要とされるような値に設定される。 一度得られた安定状態を維持するためには全パワーの一部のみで足りる。 上記実施例には様々な変更が可能である。 上記ベーンは静的にも動的にも作動させることができる。静的なモードにおい ては、各移動ベーンはその1回の移動から次の移動のときまで比較的長い期間中 静止状態にある。
【0060】 1回に一つの電磁装置を作動させることにより、これに取り付けられたベーン がディスプレイされる。 2またはそれ以上の原色がディスプレイされるよう、同時に複数の電磁装置を 作動させることにより、これを充分な距離を隔てゝ肉眼で観察すると、二つの原 色が合成されて1つの二次的な色が観察される。 この二次的な色を発現させるためには、ベーンを部分的に露出させるために中 間位置での安定状態が必要とされるから、上記電磁装置には少なくとも三つの安 定位置を有するものが必要とされる。
【0061】 動的モードにおける作動は、上記静的モードにおけるそれと類似しているが、 ただ肉眼でフォローするのが困難な程度の速さで色が連続的に更新せしめられる 。 これはカラーテレビジョンの作動に類似しており、作動周波数は25ないし6 0Hzとするのが好適である。 動的モードに於いては、電磁駆動装置のデューティサイクルのモジュレーショ ンを適切に設定することにより、より多くの中間レベルの色をディスプレイする ことが可能である。
【0062】 一例を挙げれば、固定ベーンのグループを黒色とし、三原色に対応する三つの 移動ベーンのグループを設けると仮定する。 或る一つの原色をディスプレイする場合には、これに対応するベーンをその色 の所望の強さに応じて一度に露出させ、これを1秒間に25ないし60回繰り返 す。 若しベーンを全サイクル期間中露出させると、色は強くなり、これより短い時 間露出させると色の明るさのレベルは低下する。
【0063】 この期間中に複数の原色を露出させると、目には動かした原色のそれぞれの実 際の総露出時間に応じた合成色が見えることになる。 例えば黄色をディスプレイする場合には、赤と緑のベーンを高速度で繰り返し て移動、露出させるとよい。 そうすれば、肉眼には赤と緑が別々に見えることなく黄色に見え、その黄色の 色合いは赤と緑のベーンの相対的な露出時間に応じて決定される。この『反復露 出(flutter)』の技術は本考案に係るピクセル装置を使用する場合に多く利用さ れる。
【0064】 而して、上記ベーンを駆動するパルス若しくは信号の周波数をドライブ機構の リスポンス時間以上に増大させると、ピクセル装置は静的モードに復帰し、移動 ベーンは与えられた信号の平均値に対応した位置に停止する。
【0065】 本考案に係るピクセル装置の作動スピードは、これらを真空中で作動させるこ とにより一層増大させることが可能である。停止部材については前記図6に示し た実施例に於いてのみ説明したが、このような停止部材は他の実施例のドライブ 機構にも設けることが可能であり、これによってベーンの位置を迅速且つ正確に 規定でき、且つその振動を防止することができる。
【0066】 特に夜間使用のために、ベーンの一つ若しくはそれ以上のグループに蛍光性若 しくは燐光性の塗装を施すことも可能である。 或いは又、色を変化させる代わりに、若しくは変化させるのに加えて、ベーン に異なったパターンを形成すること、例えば異なったグループのベーンには異な った方向に延びる平行な溝を形成したり、異なった表面仕上げ、即ち艶消しにし たり光沢仕上げにしたりすることも可能である。
【0067】 上に述べたすべての実施例に於いては、同一グループに属する各ベーンには実 質的に同じ色の塗装が施されていた。 然しながら、或るグループのベーンについてはディスプレイすべき所望のイメ ージを多数に分割した部分的な画像を描いておき、一つのピクセル装置若しくは これらのピクセル装置を配列したときに全体的なイメージが形成されるように構 成することも可能である。
【0068】 これは広告用のディスプレイを繰り返して変化させる場合に利用できる。 もう一つの利用例としては、歩行者の歩行可能若しくは一時ストップのイメー ジを描いた交通信号の切換に利用できる。 この場合、上記ドライブ手段に電流を通じないときには『安全』な方のディス プレイが行なわれるように、即ち上記の例で言えば、一時ストップの画像が現わ れるようにしておくことによって、停電したときに事故が生じないようにするこ とができる。
【0069】 これは電球や他の発光装置を利用した従来の交通信号に比べて相当の利点とな るものである。 使用される電磁式ドライブ手段のもう1つの形態のものとしては、小型のモー タを用いてネジを回転させ、このネジに、ベーンのグループに連結されたナット を取り付けたものが利用できる。
【0070】 ベーンの移動は、上記モータの回転軸の回転角度と、上記ネジ及びナットのピ ッチをコントロールすることによって行なわれる。上記モータは連続的な出力を 有するものでもよいし、或いは不連続的、即ちデジタル的な出力を有するステッ ピングモータであってもよい。
【0071】 本考案のすべての実施例に於いて、個々の電磁駆動装置の間にはシールドが施 され、磁界及び電界の漏洩を防止し、ベーンの誤動作の危険性を防止するように なっている。 更に又、電磁駆動装置としては、静電気式、ピエゾ電気式、液圧式、空気圧式 等のドライブ機構若しくは他の適宜のドライブ機構を利用し得る。 多数のピクセル装置を縦横に配列して成る大型のディスプレイ装置のすべての ピクセル装置を統御するためにはコンピュータを用いることが望ましい。
【0072】 コンピュータは、明るさやコントラストの制御、色の選択及び特定の設置場所 における観察者に対する最適の目視角度等々の制御に用いられる。 更に又、ディスプレイされるイメージをストアしたり、フィードバック情報を 収集したり、或いは誤動作の発生に関するデータを収集したりするのに利用され る。
【0073】 静的なディスプレイに於いては、コンピュータはベーンの移動量を制御するこ とによって明るさを制御し、動的なディスプレイ装置に於いては、コンピュータ はベーンの移動量と、この移動位置を維持するための時間を制御する。 即ち、画像の明るさは露出されるベーンの面積とその露出の平均時間とに関連 して決定されるからである。
【0074】 これらの量はデューティサイクルモジュレーションによって直接コントロール されるが、ディスプレイのリスポンスは直線的ではない点に留意しなければなら ない。 コンピュータは、リードオンリメモリ(ROM)を有し、上記正確なデューテ ィサイクル比を決定するのに利用される。
【0075】 典型的なピクセル装置のリスポンス特性に関する情報、若しくは多数のピクセ ル装置を配列して成る大型の画面若しくはスクリーン中における各エレメントの 情報は、コンピュータ内にストアされる。 所望の明るさの諧調レベルに関する情報は、コンピュータに定常的に供給され 、コンピュータはピクセル装置の特性に従って正確なデューティサイクル比を求 める。
【0076】 これらの特性は、ピクセル装置の寿命との関連で常にアップツウデイトなもの に更新しておく必要がある。 アーマチュアのリスポンス時間、即ち最大移動量を達成するために要する時間 は非常に短く、例えば数ミリセカンド若しくはそれ以下であり、これによって、 コンピュータを用いてテレビジョンと同様にリアルタイムの作動を行なわせるに 好適なスピードでピクセル装置を作動させることが可能となる。
【0077】 実質的に連続的な画面を表示させる代わりに、上記ピクセル装置を、7セグメ ント文字のディスプレイユニットの個別のセグメントを表示するように構成する ことも可能である。 或いは又、個々のベーンの反射領域を正方形、円形、長方形若しくは六角形等 に形成することにより、ドットマトリクス形式のディスプレイユニットとして構 成することも可能である。
【0078】 カラーテレビジョンと同様の高品位の画像を表現可能な大型のスクリーンディ スプレイ装置を形成する場合には、各ピクセル装置は全体の画像の中の一つのド ットをディスプレイする。 このような大型のスクリーンディスプレイは、特に屋外での利用に適している 。
【0079】 従来の多くのディスプレイ装置に於いては、強い昼間の光や日光が不利に働い ていたが、本考案のディスプレイ装置に対してはこれらが有利に作用する。 夜 間に本考案に係るディスプレイ装置を利用する場合には、必要に応じて照明を行 なう。
【0080】 本考案の当面の利用分野としては、広告、メッセージのディスプレイ、競技場 のスコアボード、映画館及びテレビジョンの超大型画面等が挙げられる。 図6に示した実施例においては、アーマチュア610はその一端を電磁駆動 装置620内で回動自在なようにピボット止めされていることになる。
【0081】 これは、移動可能なベーンが円弧状の軌跡を描いて移動することを意味してい る。 そしてベーンは移動中にも他のベーンとの間に一定の間隔を維持するために、 水平軸の周りに若干湾曲させて形成するのがよい。 ベーンのセット10、20及び30は順次前から後へ配列されているので、単 一の装置で駆動することができ、偏心型若しくは他の複雑なドライブ手段を必要 としない。各ベーンはそれ自身を含む同心円上に配列されている。
【0082】 本考案の全ての実施例に於いて、水平方向への目視可能な角度範囲を向上させ るため、ベーンを縦軸の周りに湾曲させるようにしても良い。 又、これまで述べた本考案のすべての実施例に於いて、ベーンの一つのグルー プは固定されていたが、必要に応じてすべてのグループを移動可能なように構成 してもよい。
【0083】 更に又、本考案に係るピクセル装置は、ベーンの単一のセットから構成される ものであってもよい。 カラーピクセル装置においては、グループの数は、黒及び三原色に対応するよ う4グループとするのが望ましい。 これらの数に更に白色を加えて5グループにしてもよい。
【0084】 然しながら、これらに限らず所望の数のグループとすることが可能であり、三 原色のベーンに加えて、若しくはこれらの代わりに、二次色のベーン及び/又は 異なったパターン若しくは表面仕上げを有するベーンを設けるようにしても良い 。
【0085】 更に又、各ピクセル装置中のセットの数を増加させることも可能であり、ピク セル装置のサイズが決められている場合には、セットの数を多くするのに伴って 、ベーンを小型にする必要があり、これによりベーンを移動させる際の駆動が迅 速に行なわれ得るようになる。 又、上記ピクセル装置のそれぞれにアーマチュアの移動によって作動せしめら れるスイッチを取り付けるようにしても良い。
【0086】 このようなスイッチは、ディスプレイされたメッセージ等の詳細を確認する作 業を容易化するものであり、銀行や株式取引所におけるディスプレイの場合に有 用である。 これらのスイッチとしてはリレー形式の接点を有するものが推奨される。 以上述べた如く、本考案に係るピクセル装置は、比較的安価且つ容易に製造で き、信頼性が高く、然も長寿命であるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るピクセル装置の第一の実施例を底
面側から見た斜視図である。
【図2】本考案に係るピクセル装置の第二の実施例を示
す側面図である。
【図3】本考案に係るピクセル装置の第三の実施例を示
す側面図である。
【図4】本考案に係るピクセル装置の目視角度の影響を
示す説明図である。
【図5】本考案に係るピクセル装置の第四の実施例を示
す側面図である。
【図6】本考案に係るピクセル装置の第五の実施例を上
面側から見た斜視図である。
【図7】複数のピクセル装置から成るディスプレイ装置
の断面図である。
【図8】本考案に係るピクセル装置のベーンアセンブリ
の組立方法の各ステップを示す説明図である。
【図9】本考案に係るピクセル装置を駆動する装置を示
す説明図である。
【符号の説明】
100 ピクセル装置 101 ケーシング 102 窓 11、21、31、41 第一グループのベーン 12、22、32、42 第二グループのベーン 13、23、33、43 第三グループのベーン 14、24、34、44 第一グループのベーン 110、120 電磁駆動装置 200 ピクセル装置 300 ピクセル装置 400 ピクセル装置 500 ピクセル装置 600 ピクセル装置

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画素から成るパネルの一つのユニ
    ットを形成する光反射性のピクセル装置に於いて、 そのピクセル装置は、それを横切って延在し且つ常時単
    一の反射色をディスプレイする複数のストリップ領域に
    分割され、 2枚若しくはそれ以上のベーンから成る複数組のセット
    が、互いに前後に、且つ、各セットの前面が前方から見
    えるように、且つ前記のストリップ領域を形成するよう
    に配置され、各セット内のベーンは互いに平行な平面内
    に近接して配置され、前記複数組のセットは互いに平行
    であるが、一方のセットが他方のセットの後側になるよ
    うに配置され、 単一反射色を帯びるベーンの移動を制御するため各ピク
    セル装置内に電磁駆動装置が設けられ、 各ベーンは個々の細長い部材に取り付けられた一枚の薄
    いシート材で形成され、各セット内の対応するベーンは
    ベーンのグループを形成し、各グループは固定ベーンか
    ら成る一つのグループを除き、前記細長い部材を介して
    働くそれぞれの電磁駆動装置により同時に動かされ、そ
    れによって画素は、前方から目視し得る選択された色を
    ディスプレイすることを特徴とする光反射性のピクセル
    装置。
  2. 【請求項2】 前記電磁駆動装置は、駆動可能な各グル
    ープのベーンを、二つの両端位置に保持し得ると共に、
    一つ又はそれ以上の不連続な間隔を隔てた中間位置にも
    保持し得ることを特徴とする請求項1に記載のピクセル
    装置。
  3. 【請求項3】 4枚のベーンから成るセットを複数組備
    え、三つの移動可能なグループは、他のグループとは異
    なる単一色で着色されていることを特徴とする請求項1
    又は2に記載のピクセル装置。
  4. 【請求項4】 色が原色であることを特徴とする請求項
    1ないし3の何れか一に記載のピクセル装置。
  5. 【請求項5】 前記細長い部材は、ベーンの移動平面及
    びその軸線に平行に移動することを特徴とする請求項4
    に記載のピクセル装置。
  6. 【請求項6】 前記細長い部材は、ベーンの移動平面に
    実質的に平行に横に移動することを特徴とする請求項4
    に記載のピクセル装置。
  7. 【請求項7】 前記細長い部材は、ベーンから距離を隔
    てて枢動することを特徴とする請求項6に記載のピクセ
    ル装置。
  8. 【請求項8】 駆動可能な各グループのベーンは、二つ
    の両極端位置を占めることができ、そして、駆動装置に
    より任意の中間位置へ連続的に駆動可能であることを特
    徴とする請求項2に記載のピクセル装置。
  9. 【請求項9】 駆動可能なベーンの各グループは、人間
    の目で追跡できない様な速さで駆動装置により振動させ
    ることができることを特徴とする請求項2に記載のピク
    セル装置。
JP1991107739U 1986-05-09 1991-12-27 ピクセル装置 Expired - Lifetime JPH0617174Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB868611291A GB8611291D0 (en) 1986-05-09 1986-05-09 Light reflective display
GB8611291 1986-05-09
GB868612729A GB8612729D0 (en) 1986-05-09 1986-05-23 Light reflective display
GB8612729 1986-05-23
GB8626262 1986-11-03
GB868626262A GB8626262D0 (en) 1986-05-09 1986-11-03 Light reflective display

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0615087U true JPH0615087U (ja) 1994-02-25
JPH0617174Y2 JPH0617174Y2 (ja) 1994-05-02

Family

ID=27263031

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62502810A Pending JPH01502364A (ja) 1986-05-09 1987-05-08 ディスプレイ装置及びそのディスプレイエレメント
JP1991107739U Expired - Lifetime JPH0617174Y2 (ja) 1986-05-09 1991-12-27 ピクセル装置

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62502810A Pending JPH01502364A (ja) 1986-05-09 1987-05-08 ディスプレイ装置及びそのディスプレイエレメント

Country Status (12)

Country Link
EP (1) EP0304423B1 (ja)
JP (2) JPH01502364A (ja)
AT (1) ATE126619T1 (ja)
AU (1) AU600946B2 (ja)
BG (1) BG49168A3 (ja)
BR (1) BR8707692A (ja)
DE (1) DE3751469T2 (ja)
DK (1) DK6688A (ja)
HU (1) HU210674B (ja)
IN (1) IN168999B (ja)
OA (1) OA08969A (ja)
WO (1) WO1987007066A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2729242B1 (fr) * 1995-01-06 1997-06-27 Mauger Yvan Dispositif de presentation d'informations a elements mobiles et son procede de fabrication

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3080668A (en) * 1959-08-05 1963-03-12 R L Attrezzature E Dispositivi Advertising billboard showing a multiplicity of subjects
US3161726A (en) * 1961-02-13 1964-12-15 Maico Electronics Inc Display panel comprised of a plurality of magnetically-controlled, movable, light reflecting, thin panels
FR2229332A5 (en) * 1973-05-11 1974-12-06 Testut Aequitas Electro-mechanical character display system - electrically controlled rectilinear segments placed separately by mechanical displacement
JPS5122399A (ja) * 1974-08-19 1976-02-23 Omron Tateisi Electronics Co Kahenhyoshiki
DE2967187D1 (en) * 1978-06-16 1984-09-27 Bos Knox Ltd Light control device
JPS56150786A (en) * 1980-04-23 1981-11-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd Picture display unit
JPS5728208U (ja) * 1980-07-24 1982-02-15
JPS60103381A (ja) * 1983-11-11 1985-06-07 エヌイ−アイ・カナダ・リミテツド ベ−ン作動の表示又は指示装置
SE441711B (sv) * 1984-03-23 1985-10-28 Rolf Viktor Torsten Ewald Indikeringsanordning for visande av olika symboler

Also Published As

Publication number Publication date
HUT48766A (en) 1989-06-28
DE3751469T2 (de) 1996-02-29
ATE126619T1 (de) 1995-09-15
DK6688D0 (da) 1988-01-08
WO1987007066A1 (en) 1987-11-19
DK6688A (da) 1988-01-08
JPH01502364A (ja) 1989-08-17
AU600946B2 (en) 1990-08-30
DE3751469D1 (de) 1995-09-21
EP0304423B1 (en) 1995-08-16
BG49168A3 (en) 1991-08-15
BR8707692A (pt) 1989-08-15
IN168999B (ja) 1991-08-10
EP0304423A1 (en) 1989-03-01
JPH0617174Y2 (ja) 1994-05-02
AU7350987A (en) 1987-12-01
HU210674B (en) 1995-06-28
OA08969A (en) 1990-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4163332A (en) Matrix display device
US4958150A (en) Display devices and display elements thereof
CA2013663C (en) Display element with notched disk
JPS6158835B2 (ja)
US6819228B2 (en) Scanning braille presentation
US6557279B2 (en) Variable image-displaying member
US6262698B1 (en) Method and apparatus for display sign
CA2041375C (en) Display indicator and reed switch
EP0438614A1 (en) Information display apparatus and method
US4983956A (en) Display arrangement
US4394652A (en) Data display system
US4914427A (en) Matrix display system and method
US4389804A (en) Matrix display
JPH0617174Y2 (ja) ピクセル装置
GB2045991A (en) Matrix Display Device
US4811008A (en) Color pigment graphics information display
US6278431B1 (en) Magnetically operated display
EP1591984A2 (en) Illumination for electromagnetic display panel
CA1302083C (en) Display devices and display elements thereof
GB2190528A (en) Display devices and display elements thereof
US6603458B1 (en) Electromagnetic display device
CN1012856B (zh) 显示装置及其显示元件
NO175396B (no) Lysreflekterende fremviserelement og fremgangsmåte for fremstilling av dette
EP1591985A2 (en) Electromagnetic display panel
CA1208010A (en) Matrix display