JPH0615014Y2 - 混練用回転スクリュ - Google Patents
混練用回転スクリュInfo
- Publication number
- JPH0615014Y2 JPH0615014Y2 JP1989007375U JP737589U JPH0615014Y2 JP H0615014 Y2 JPH0615014 Y2 JP H0615014Y2 JP 1989007375 U JP1989007375 U JP 1989007375U JP 737589 U JP737589 U JP 737589U JP H0615014 Y2 JPH0615014 Y2 JP H0615014Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kneading
- raw material
- mixed raw
- rotary screw
- shallow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/50—Details of extruders
- B29C48/505—Screws
- B29C48/64—Screws with two or more threads
- B29C48/655—Screws with two or more threads having three or more threads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/50—Details of extruders
- B29C48/505—Screws
- B29C48/53—Screws having a varying channel depth, e.g. varying the diameter of the longitudinal screw trunk
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この考案は、例えば、ウレタン、塩化ビニール、ポリエ
ステル樹脂、ポリエチレン樹脂等の合成樹脂に、マスタ
ーバッチや炭酸カルシウム、タルク、ガラス繊維、炭酸
繊維等を混合した混合原料や、或いは、ソーセージ、ミ
ンチ肉等の食用錬製品を混練するための押出し機に用い
られる混練用回転スクリュに関する。
ステル樹脂、ポリエチレン樹脂等の合成樹脂に、マスタ
ーバッチや炭酸カルシウム、タルク、ガラス繊維、炭酸
繊維等を混合した混合原料や、或いは、ソーセージ、ミ
ンチ肉等の食用錬製品を混練するための押出し機に用い
られる混練用回転スクリュに関する。
（ロ）従来の技術 従来、上述例の混練用回転スクリュとしては、例えば、
回転スクリュの最大外径寸法に形成された混練部の外周
面に、螺旋方向に沿って連続する混練溝や多数の混練凹
部を刻設した混練用回転スクリュがある。
回転スクリュの最大外径寸法に形成された混練部の外周
面に、螺旋方向に沿って連続する混練溝や多数の混練凹
部を刻設した混練用回転スクリュがある。
（ハ）考案が解決しようとする問題点 しかし、上述の混練用回転スクリュの混練構造は、回転
スクリュの回転作用により混練原料を原料移送方向に対
して強制的に移送し、この後方側から移送される混合原
料の圧力によって、前方側の混合原料を原料移送方向及
び螺旋方向に対して積極的に移送しつつ、後方側の混合
原料を前方側の混合原料と混練する構造であり、加圧方
向と移送方向とが同一方向であるため前後方向の混練力
が弱く、高混練に必要とされる高い圧力が得られない、
また、混練溝や混練凹部の溝幅および溝深さが一定であ
ると、混練時において、分流と合流とによる乱流変化だ
けしか得られず、高い混練作用を期待することができな
いという問題点を有している。
スクリュの回転作用により混練原料を原料移送方向に対
して強制的に移送し、この後方側から移送される混合原
料の圧力によって、前方側の混合原料を原料移送方向及
び螺旋方向に対して積極的に移送しつつ、後方側の混合
原料を前方側の混合原料と混練する構造であり、加圧方
向と移送方向とが同一方向であるため前後方向の混練力
が弱く、高混練に必要とされる高い圧力が得られない、
また、混練溝や混練凹部の溝幅および溝深さが一定であ
ると、混練時において、分流と合流とによる乱流変化だ
けしか得られず、高い混練作用を期待することができな
いという問題点を有している。
この考案の目的は、混合原料の有する特性を損なわずに
均質に混練でき、混練すべき混合原料の種類や特性に応
じた最適な状態に高混練することができる混練用回転ス
クリュの提供にある。
均質に混練でき、混練すべき混合原料の種類や特性に応
じた最適な状態に高混練することができる混練用回転ス
クリュの提供にある。
（ニ）問題点を解決するための手段 この考案は、回転スクリュの混練部外周面に、螺旋方向
に沿って独立した混練凹部を多数刻設し、上記螺旋方向
に対して各混練凹部の後端部を最も深くて狭い深狭溝部
に形成し、該混練凹部の前端部を最も浅くて広い扁平な
浅広溝部に形成して、上記浅広溝部と深狭溝部とを流通
路で接続すると共に、螺旋幅方向に隣接する前後段側の
各浅広溝部相互間を流通路で互いに接続した混練用回転
スクリュであることを特徴とする。
に沿って独立した混練凹部を多数刻設し、上記螺旋方向
に対して各混練凹部の後端部を最も深くて狭い深狭溝部
に形成し、該混練凹部の前端部を最も浅くて広い扁平な
浅広溝部に形成して、上記浅広溝部と深狭溝部とを流通
路で接続すると共に、螺旋幅方向に隣接する前後段側の
各浅広溝部相互間を流通路で互いに接続した混練用回転
スクリュであることを特徴とする。
（ホ）作用 この考案は、混練用回転スクリュを原料移送方向に回転
して、混練部に刻設した各混練凹部内に混合原料を強制
的に流入させ、これら各混練凹部の各深狭溝部内に流入
した混合原料を扁平に形成した各浅広溝部側に移送して
径方向に圧縮し、同時に、圧縮時の圧力により混合原料
を軸方向に展開して、各浅広溝部と深狭溝部とを接続す
る各流通路を介して一部の混合原料を逆流すると共に、
本来の原料移送方向と螺旋幅方向とに隣接する各混練凹
部にも分流する。
して、混練部に刻設した各混練凹部内に混合原料を強制
的に流入させ、これら各混練凹部の各深狭溝部内に流入
した混合原料を扁平に形成した各浅広溝部側に移送して
径方向に圧縮し、同時に、圧縮時の圧力により混合原料
を軸方向に展開して、各浅広溝部と深狭溝部とを接続す
る各流通路を介して一部の混合原料を逆流すると共に、
本来の原料移送方向と螺旋幅方向とに隣接する各混練凹
部にも分流する。
すなわち、圧縮時の高圧力を利用して一部の混合原料を
後方側の各混練凹部側に一気に放出することで、放出さ
れた混合原料と後方側の各混練凹部を流動する混合原料
間に過流が発生し、且つ、これら各混練凹部を形成する
各深狭溝部から各浅広溝部に混合原料を移送して圧力変
化を与える。
後方側の各混練凹部側に一気に放出することで、放出さ
れた混合原料と後方側の各混練凹部を流動する混合原料
間に過流が発生し、且つ、これら各混練凹部を形成する
各深狭溝部から各浅広溝部に混合原料を移送して圧力変
化を与える。
以上のように混合原料を本来の原料移送方向と螺旋幅方
向とに分流し、後方側の各混練凹部を流動する混合原料
と強制的に合流させると共に、原料移送方向と螺旋幅方
向に分流された混合原料と強制的に合流させて混練し、
これを連続的に繰返すことにより混合原料を最適な状態
に混練する。
向とに分流し、後方側の各混練凹部を流動する混合原料
と強制的に合流させると共に、原料移送方向と螺旋幅方
向に分流された混合原料と強制的に合流させて混練し、
これを連続的に繰返すことにより混合原料を最適な状態
に混練する。
（ヘ）考案の効果 この考案によれば、混練凹部を形成する深狭溝部から浅
広溝部に混合原料を移送して圧縮展開し、混練用回転ス
クリュの回転作用により原料移送方向に対して後方側の
混練凹部に混合原料の一部を強制的に分流するので、従
来型の混練用回転スクリュよりも後方側での混練力が増
大して、圧縮展開による圧力変化と、分流及び合流によ
る流動変化との相乗混練作用により混合原料を均質に混
練することかできる。
広溝部に混合原料を移送して圧縮展開し、混練用回転ス
クリュの回転作用により原料移送方向に対して後方側の
混練凹部に混合原料の一部を強制的に分流するので、従
来型の混練用回転スクリュよりも後方側での混練力が増
大して、圧縮展開による圧力変化と、分流及び合流によ
る流動変化との相乗混練作用により混合原料を均質に混
練することかできる。
しかも、混合原料を原料移送方向と螺旋幅方向とに分流
して混練するので、必要以上に混合原料が加圧される心
配が無く、混合原料の物性低下や流動性の劣化が確実に
防止され、混練すべき混合原料の種類や特性に応じた最
適な混練状態に混練することができ、高い混練作用を得
ることができる。
して混練するので、必要以上に混合原料が加圧される心
配が無く、混合原料の物性低下や流動性の劣化が確実に
防止され、混練すべき混合原料の種類や特性に応じた最
適な混練状態に混練することができ、高い混練作用を得
ることができる。
（ト）実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は合成樹脂等の混合原料を混練する押出し機用の混
練用回転スクリュを示し、第１図および第２図におい
て、この混練用回転スクリュ１は、最大外径寸法に形成
した混練部２の外周面に、多数の各混練凹部３…を螺旋
方向に沿って適宜条数を刻設している。
練用回転スクリュを示し、第１図および第２図におい
て、この混練用回転スクリュ１は、最大外径寸法に形成
した混練部２の外周面に、多数の各混練凹部３…を螺旋
方向に沿って適宜条数を刻設している。
この混練凹部３の条数は、混練すべき混合原料の種類や
混練程度に応じて３条または４条等の多条数に刻設す
る。
混練程度に応じて３条または４条等の多条数に刻設す
る。
上述の混練凹部３は、螺旋方向に対して後端部を最も深
くて幅が狭い深狭溝部４に刻設し、前端部を最も浅くて
幅が広い扁平な浅広溝部５に刻設すると共に、後端部の
深狭溝部４を起点として螺旋方向に離れるに従い徐々に
溝深さを浅く刻設し、且つ、軸方向に対して溝幅を広く
扁平に刻設して、深狭溝部４側よりも浅広溝部５側に向
かうに従い混合原料の流動許容量を少量に制限してい
る。
くて幅が狭い深狭溝部４に刻設し、前端部を最も浅くて
幅が広い扁平な浅広溝部５に刻設すると共に、後端部の
深狭溝部４を起点として螺旋方向に離れるに従い徐々に
溝深さを浅く刻設し、且つ、軸方向に対して溝幅を広く
扁平に刻設して、深狭溝部４側よりも浅広溝部５側に向
かうに従い混合原料の流動許容量を少量に制限してい
る。
その刻設状態は、第２図に示すように、混練用回転スク
リュ１の軸中心部に対して上下または左右に偏心した位
置を中心として、軸中心部に向けて混練部２の外周面を
螺旋方向の断面が４角の楕円形状となる滑らかな溝形状
に刻設している。
リュ１の軸中心部に対して上下または左右に偏心した位
置を中心として、軸中心部に向けて混練部２の外周面を
螺旋方向の断面が４角の楕円形状となる滑らかな溝形状
に刻設している。
さらに、螺旋方向への混合原料の流動を許容する流動許
容部として、各混練凹部３…の各深狭溝部４…と各浅広
溝部５…との近接部分に各流通路６…を夫々刻設して接
続している。
容部として、各混練凹部３…の各深狭溝部４…と各浅広
溝部５…との近接部分に各流通路６…を夫々刻設して接
続している。
一方、原料移送方向に対して後段側への混合原料の流動
を許容する流動許容部として、各浅広溝部５…の原料移
送方向の後端部と、螺旋幅方向に隣接する後段側の各混
練凹部３…の各浅広溝部５…との近接部分に各流通路７
…を夫々刻設して接続している。
を許容する流動許容部として、各浅広溝部５…の原料移
送方向の後端部と、螺旋幅方向に隣接する後段側の各混
練凹部３…の各浅広溝部５…との近接部分に各流通路７
…を夫々刻設して接続している。
第３図に示すように、上述の混練用回転スクリュ１を用
いた押出し機８は、基端部上面に混合原料を投入するた
めの投入口９開口し、先端部に混練原料を押出すための
押出し口１０を開口した加熱シリンダ１１の内部に、前
述の混練用回転スクリュ１を回転可能に軸支すると共
に、この混練用回転スクリュ１の基端部を加熱シリンダ
１１の基端部側に突出して駆動モータ等の駆動機構（図
示省略）と連結し、混合原料を押出し口１０側へ移送す
る原料移送方向（図中矢印Ａ方向）に回転駆動する。
いた押出し機８は、基端部上面に混合原料を投入するた
めの投入口９開口し、先端部に混練原料を押出すための
押出し口１０を開口した加熱シリンダ１１の内部に、前
述の混練用回転スクリュ１を回転可能に軸支すると共
に、この混練用回転スクリュ１の基端部を加熱シリンダ
１１の基端部側に突出して駆動モータ等の駆動機構（図
示省略）と連結し、混合原料を押出し口１０側へ移送す
る原料移送方向（図中矢印Ａ方向）に回転駆動する。
上述の加熱シリンダ１１は、基端部側の上面に抜気用の
第１ベント孔１２を開口し、先端部側の上面に第２ベン
ド孔１３を開口すると共に、この加熱シリンダ１１の軸
方向外周面に、電源供給部（図示省略）と接続された複
数本の各バンドヒータ１４…を所定等間隔に巻着し、基
端部の投入口９には加熱シリンダ１１内に混合原料を定
量供給するホッパ１５を連設している。
第１ベント孔１２を開口し、先端部側の上面に第２ベン
ド孔１３を開口すると共に、この加熱シリンダ１１の軸
方向外周面に、電源供給部（図示省略）と接続された複
数本の各バンドヒータ１４…を所定等間隔に巻着し、基
端部の投入口９には加熱シリンダ１１内に混合原料を定
量供給するホッパ１５を連設している。
図示実施例は上述の如く構成するものにして以下作用を
説明する。
説明する。
第３図に示すように、押出し機８のホッパ１５に投入さ
れた混合原料は、原料移送方向（図中矢印Ａ方向）に回
転する混練用回転スクリュ１の移送作用を受けて、加熱
シリンダ１１内に定量供給されながら押出し口１０側に
強制的に移送される。
れた混合原料は、原料移送方向（図中矢印Ａ方向）に回
転する混練用回転スクリュ１の移送作用を受けて、加熱
シリンダ１１内に定量供給されながら押出し口１０側に
強制的に移送される。
移送途中において、混合原料は各バンドヒータ１４…に
より加熱溶融されて第１ベント孔１２において抜気され
た後、この混合原料は混練用回転スクリュ１の混練部２
に刻設された各混練凹部３…に対して強制的に流入され
る。
より加熱溶融されて第１ベント孔１２において抜気され
た後、この混合原料は混練用回転スクリュ１の混練部２
に刻設された各混練凹部３…に対して強制的に流入され
る。
第１図の実線矢印で示すように、各混練凹部３…に流入
した混合原料は、螺旋方向への流動を許容する各流通路
６…を介して各深狭溝部４…から各浅広溝部５…と、各
浅広溝部５…から各深狭溝部４…とに順次移送される。
した混合原料は、螺旋方向への流動を許容する各流通路
６…を介して各深狭溝部４…から各浅広溝部５…と、各
浅広溝部５…から各深狭溝部４…とに順次移送される。
これら各流通路６…の通過時に混合原料の流動量を制限
して圧縮し、圧縮時の圧力により螺旋方向に隣接する各
混練凹部３…に対して一気に放出する。
して圧縮し、圧縮時の圧力により螺旋方向に隣接する各
混練凹部３…に対して一気に放出する。
一方、混合原料を各深狭溝部４…から扁平に形成した各
浅広溝部５…に移送して径方向に圧縮し、この時付与さ
れる圧力により混合原料を軸方向に展開させ、同時に、
圧縮時の圧力により各浅広溝部５…の原料移送方向の後
端部に刻設した各流通路７…を介して螺旋幅方向に隣接
する後段側の各浅広溝部５…に一部の混合原料を分流
し、後段側の各混練凹部３…を流動する混合原料と強制
的に合流させて混練する。
浅広溝部５…に移送して径方向に圧縮し、この時付与さ
れる圧力により混合原料を軸方向に展開させ、同時に、
圧縮時の圧力により各浅広溝部５…の原料移送方向の後
端部に刻設した各流通路７…を介して螺旋幅方向に隣接
する後段側の各浅広溝部５…に一部の混合原料を分流
し、後段側の各混練凹部３…を流動する混合原料と強制
的に合流させて混練する。
すなわち、各流通路７…を通過する時に混合原料の流動
量を制限して、後段側の各混練凹部３…に一部の混合原
料を一気に放出することで、放出された混合原料と後段
側の各混練凹部３…を流動する混合原料間に過流が発生
し、且つ、これら混練凹部３…を形成する各深狭溝部４
…から各浅広溝部５…に混合原料を移送して圧力変化を
与える。
量を制限して、後段側の各混練凹部３…に一部の混合原
料を一気に放出することで、放出された混合原料と後段
側の各混練凹部３…を流動する混合原料間に過流が発生
し、且つ、これら混練凹部３…を形成する各深狭溝部４
…から各浅広溝部５…に混合原料を移送して圧力変化を
与える。
この時、一部の混合原料は流通路６および流通路７を乗
介して、本来の原料移送方向と螺旋幅方向とに分流さ
れ、この混練凹部３…の混合原料と強制的に合流して混
練される。
介して、本来の原料移送方向と螺旋幅方向とに分流さ
れ、この混練凹部３…の混合原料と強制的に合流して混
練される。
以上のように混合原料を本来の原料移送方向と螺旋幅方
向とに分流し、後段側の各混練凹部３…を流動する混合
原料と強制的に合流させると共に、本来の原料移送方向
と螺旋幅方向とに分流された混合原料と強制的に合流さ
せて混練し、これを連続的に繰返すことにより混合原料
を最適な状態に混練する。
向とに分流し、後段側の各混練凹部３…を流動する混合
原料と強制的に合流させると共に、本来の原料移送方向
と螺旋幅方向とに分流された混合原料と強制的に合流さ
せて混練し、これを連続的に繰返すことにより混合原料
を最適な状態に混練する。
この後、混練部２において高混練された混練原料を、先
端部側の第２ベンド孔１３において抜気した後、先端部
の押出し口１０より順次押出し成形する。
端部側の第２ベンド孔１３において抜気した後、先端部
の押出し口１０より順次押出し成形する。
このように各混練凹部３…を形成する各深狭溝部４…か
ら各浅広溝部５…に混合原料を移送して圧縮展開し、混
練用回転スクリュ１の回転作用により原料移送方向に対
して後段側の混練凹部３に混合原料の一部を強制的に分
流するので、従来型の混練用回転スクリュよりも後方側
での混練力が増大して、圧縮展開による圧力変化と、分
流および合流による流動変化との相乗混練作用により混
合原料を均質に高混練することができる。
ら各浅広溝部５…に混合原料を移送して圧縮展開し、混
練用回転スクリュ１の回転作用により原料移送方向に対
して後段側の混練凹部３に混合原料の一部を強制的に分
流するので、従来型の混練用回転スクリュよりも後方側
での混練力が増大して、圧縮展開による圧力変化と、分
流および合流による流動変化との相乗混練作用により混
合原料を均質に高混練することができる。
しかも、混合原料を本来の原料移送方向と螺旋幅方向と
に分流して混練するので、必要以上に混合原料が加圧さ
れる心配が無く、混合原料の物性低下や流動性の劣化が
確実に防止され、混練すべき混合原料の種類や特性に応
じた最適な混練状態に混練することができ、高い混練作
用を得ることができる。
に分流して混練するので、必要以上に混合原料が加圧さ
れる心配が無く、混合原料の物性低下や流動性の劣化が
確実に防止され、混練すべき混合原料の種類や特性に応
じた最適な混練状態に混練することができ、高い混練作
用を得ることができる。
なお、この考案は、上述の実施例の構成のみに限定され
るものではない。
るものではない。
例えば、第４図に示すように、上述の混練凹部３の溝形
状を、螺旋方向の断面形状が３角等の多角形を成すよう
に刻設するもよく。
状を、螺旋方向の断面形状が３角等の多角形を成すよう
に刻設するもよく。
また、混練部２の外周面に対して各深狭溝部４…と各浅
広溝部５…とを千鳥条に刻設するもよい。
広溝部５…とを千鳥条に刻設するもよい。
図面はこの考案の一実施例を示し、 第１図は混練用回転スクリュの混練部拡大側面図、 第２図は第１図に示す混練用回転スクリュのII−II矢視
線部分の螺旋方向断面図、 第３図は混練用回転スクリュを用いた押出し機の縦断側
面図、 第４図は混練凹部の溝形状を三角に刻設した例を示す螺
旋方向断面図である。 １…混練用回転スクリュ、 ２…混練部、３……混練凹部、 ４…深狭溝部、５…浅広溝部、 ６，７…流通路
線部分の螺旋方向断面図、 第３図は混練用回転スクリュを用いた押出し機の縦断側
面図、 第４図は混練凹部の溝形状を三角に刻設した例を示す螺
旋方向断面図である。 １…混練用回転スクリュ、 ２…混練部、３……混練凹部、 ４…深狭溝部、５…浅広溝部、 ６，７…流通路
Claims (1)
- 【請求項１】回転スクリュ（１）の混練部（２）外周面
に、螺旋方向に沿って独立した混練凹部（３）を多数刻
設し、上記螺旋方向に対して各混練凹部（３）の後端部
を最も深くて狭い深狭溝部（４）に形成し、該混練凹部
（３）の前端部を最も浅くて広い扁平な浅広溝部（５）
に形成して、上記浅広溝部（５）と深狭溝部（４）とを
流通路（６）で接続すると共に、 螺旋幅方向に隣接する前後段側の各浅広溝部（５，５）
相互間を流通路（７）で互に接続した 混練用回転スクリュ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989007375U JPH0615014Y2 (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | 混練用回転スクリュ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989007375U JPH0615014Y2 (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | 混練用回転スクリュ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0299618U JPH0299618U (ja) | 1990-08-08 |
| JPH0615014Y2 true JPH0615014Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=31212329
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989007375U Expired - Lifetime JPH0615014Y2 (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | 混練用回転スクリュ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0615014Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6473098B2 (ja) * | 2016-04-20 | 2019-02-20 | 東京インキ株式会社 | 混練用スクリュ及び単軸押出機 |
-
1989
- 1989-01-25 JP JP1989007375U patent/JPH0615014Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0299618U (ja) | 1990-08-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3499414B2 (ja) | ２軸混練機 | |
| US4875847A (en) | Twin-screw extruder having respective conical nose screw sections | |
| US6136246A (en) | Screw extruder with improved dispersive mixing elements | |
| US8827539B2 (en) | Twin screw extruders operating with significantly reduced specific mechanical energy inputs | |
| JPH0667587B2 (ja) | 混練用回転スクリュの混練構造 | |
| EP0025045A4 (en) | APPARATUS FOR TREATING RUBBER COMPONENTS. | |
| US3946998A (en) | Single worm extruder | |
| US3680844A (en) | Single worm extruder | |
| US2662243A (en) | Blending and/or warming extrusion device for plastics or the like | |
| JPH0531344A (ja) | 連続捏和機 | |
| US4402616A (en) | Rotary processors | |
| EP0532903B1 (en) | A continuous kneading apparatus | |
| JPS60202723A (ja) | 連続式混合およびせん断ロ−ルミル | |
| US4935183A (en) | Method of extruding material through a twin-screw extruder having respective conical nose screw sections | |
| GB1597770A (en) | Injection moulding machine with multi-channel wave screw | |
| JPH0615014Y2 (ja) | 混練用回転スクリュ | |
| JPH0627381Y2 (ja) | 押出し機 | |
| JP2000280324A (ja) | ２軸押出機のスクリュー羽根構造 | |
| JPH0615013Y2 (ja) | 混練用回転スクリュ | |
| KR200256881Y1 (ko) | 떡성형기 | |
| JPS6135775A (ja) | 食品押出成形機 | |
| JPS5836425A (ja) | ２軸混練押出機 | |
| JP2003164746A (ja) | ゴムあるいはゴム系組成物の混練装置 | |
| JPH0620587Y2 (ja) | 混練用回転スクリュ | |
| JPH0726095Y2 (ja) | 高分子物質の押出装置 |