JPH0614941A - 可撓性を有するパッド - Google Patents

可撓性を有するパッド

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JPH0614941A
JPH0614941A JP10260193A JP10260193A JPH0614941A JP H0614941 A JPH0614941 A JP H0614941A JP 10260193 A JP10260193 A JP 10260193A JP 10260193 A JP10260193 A JP 10260193A JP H0614941 A JPH0614941 A JP H0614941A
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pad
tooth
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Andrew C Kesling
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TP Orthodontics Inc
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T P OOSODONTEIKUSU Inc
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C7/00Orthodontics, i.e. obtaining or maintaining the desired position of teeth, e.g. by straightening, evening, regulating, separating, or by correcting malocclusions
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯列矯正治療中にブラケットとパッドとの接
着の一体性を増大させると共に、歯面からのブラケット
の剥離を容易にさせる可撓性を有するパッドを提供す
る。 【構成】 本パッド(15)は可撓性を有し、ブラケッ
ト(16)と係合する側、歯と係合する側及びブラケッ
トの一部を露出させる孔(32)を有している。この孔
(32)は、歯の表面の接着材料(34)がその中に流
動してブラケット(16)と接触し、ブラケット(1
6)とパッド(15)とを歯に確実に接着させるように
する。一方、パッド(15)はプライヤで締付け力を与
えることにより容易に座屈又はねじれを発生しブラケッ
トとパッドの間又はパッドと歯の間の接着を破断させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、十分な接着性を提供す
る一方、ブラケット又は歯のエナメルを損傷することな
く剥離させることのできる、セラミック製歯列矯正用ブ
ラケットと共に使用する改良された可撓性のパッド又は
ベースに関する。特定すれば、接着剤をブラケットに直
接取付けることのできる孔を有するセラミックブラケッ
トのための可撓性プラスチック又は金属パッド又はベー
スに関する。ここにおいて、パッド又はベースは剥離処
理の間プライヤーとかみ合うように寸法決めされてい
る。さらに、本発明は、セラミックブラケットを容易に
剥離することができるようなセラミックブラケットの歯
への接着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】セラミックブラケットが出現する前は、
歯へブラケットを直接接着するための接着パッドを金属
製のブラケットに具備することが知られていた。接着パ
ッドはまた、金属製のものであってブラケットに適当に
固定される。取り外す場合は、標準の歯科用プライヤー
を使用して、数分の間に全てのブラケットに対して行う
ことが可能である。
【0003】単結晶性の又は多結晶性の材料で作られた
セラミックブラケットは、それが歯に接着された場合、
別の問題があった。それは、使用されているブラケット
を剥離することが困難なことである。
【0004】種々の型式の接着材が使用されている。そ
れらのいくつかは他のものより大きな接着強度を有す
る。これらの接着材は歯列矯正機具の供給会社で作られ
かつ販売されている。セラミックブラケットは一体とし
て形成されたベースを有している。かかるセラミックブ
ラケットは通常成型され又は最終形状に機械加工され
る。セラミックブラケットの取り外しは極めて困難で非
常に危険であることは公知である。例えば、剛性のある
ブラケットを歯から直接取り外す場合、歯にブラケット
の一部が残留したままブラケットが破断する可能性があ
る。ブラケットの他の部分は患者の口に損傷を与える
か、ガラス状をしたブラケットの部分が体内に取り込ま
れ又は飲み込まれるという事態が発生するか又は、口の
組織を痛めることとなる。
【0005】セラミックブラケットの一部が歯に残留し
ている場合、それを取り除くためにグラインダをかける
ことが必要となり、歯のエナメル質が損傷を受けやすく
なる。
【0006】更に、セラミックブラケットの除去処理中
エナメル質の一部又は全部を除去してしまうことが知ら
れている。この場合は歯の健康に悪影響を与える。エナ
メル質が除去されるか又は患者がセラミックブラケット
の除去により損傷を受けた場合は常に、歯列矯正医に対
する潜在的な信頼性の問題が起こってくる。
【0007】金属のブラケットを取り除くために必要と
される時間と異なって、セラミックブラケットを取り除
くのに必要とされる時間は相当に長い。このことによ
り、歯列矯正医が要する時間が長いだけでなく、患者の
不快な治療時間も長くなる。
【0008】セラミックブラケットは、除去処理中にい
くぶん伸縮又は湾曲させることができる金属のブラケッ
トよりも剛性があることは知られている。セラミックブ
ラケットが可撓性がないことにより、ブラケットの剥離
処理には大きな力が通常必要とされることは認められ
る。セラミックブラケットと歯のエナメル質の間の境界
で接着するため、ブラケットは過度に強く、その剥離処
理中にエナメル質に損傷を与える可能性は高い。セラミ
ックブラケットに伴う剥離の問題を解決するいくつかの
試みがなされている。例えば、歯科用ブラケットを加熱
することにより歯に対するブラケットの接着を緩くする
のを補助して小さな力で容易に取り除くことができるよ
うにすることが米国特許第4,455,138号で提案
されている。しかしながら、この方法は必ずしも実用的
ではないことがわかっている。歯列矯正医が接着剤の緩
みの予測が早過ぎてブラケットを引きはがし、患者に大
きな損傷を与えること、並びに、付与された熱が接着剤
を緩くする前にブラケットを損傷させることによるもの
である。更に、引張力はこの方法では直接制御すること
ができない。
【0009】別のブラケットを取り除く道具又は除去方
法が米国特許第4,907,965号に開示されてい
る。ここでは、熱及び取外し力が同時に付与される。こ
の方法は、必ずしも接着剤が容易に取外せるほどに十分
に緩くなるとは限らず、また同時に、取外し中にセラミ
ックブラケットとのかみ合いが必要である。
【0010】歯列矯正用ブラケットに比較的可撓性のあ
る接着パッドあるいはベースを備えて、米国特許第5,
098,288号に開示されているように取外しを容易
にすることも知られている。しかしながら、この方法
は、パッド及びブラケット間の接着が治療中にブラケッ
トにかかる種々の力によりしばしば外れることにより再
接着が必要であるということがわかっている。かかる場
合、治療が中断し、治療の終結を遅らせかつ、歯にブラ
ケットを再接着するというコストのかかる時間を必要と
する。
【0011】更に、米国特許第5,110,290号に
開示されているようにセラミックブラケットと歯の間に
低濃度のポリエチレンの変形しやすいメシュスクリーン
を備えることが知られている。この特許は、柔軟な層が
複数の開口部を有するポリエチレンのシートであっても
よいことを示唆している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は薄い可撓性の
あるパッド又はウェハーを有するセラミックブラケット
を接着する際の上述の問題点を解決することを目的とす
る。このパッド又はウェハーは治療中に接着の一体性を
増大させることが可能なパッドを備えることにより歯か
らの剥離を容易にする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の可撓性のあるパ
ッド又はベースは開口部を有しこの開口部を通してブラ
ケットのベースの一部を露出させ歯に材料を接着させて
ブラケットに直接取り付けることを可能とする。このこ
とにより、患者の治療中に生じる矯正力に耐えるような
一体性を有する接着性が得られる。可撓性を有するパッ
ドはプラスチック又は幅、長さ方向に沿って剛性のある
金属であってもよい。従って、両縁部に圧縮力をかける
ことによりパッドの座屈又はねじれを生じ歯との接着部
を破断する。
【0014】本発明のパッドは、歯に接着されている間
ブラケットと歯の間の可撓性のある座金として作用す
る。剥離の間には、プライヤ又は取外し工具が可撓性の
パッド又はベースと係合してパッドをねじるか又は反ら
せ、パッドとブラケット又は歯の間の接着部を破断させ
るだけでなく歯とブラケットの間の接着材料を剪断させ
て、ブラケット又は歯が損傷を受けることなくブラケッ
トを取きはがすことができる。かかる剥離方法により、
こじ開け又は引張り力をセラミックブラケットに直接作
用させる必要性がなくなる。ここで、用語「反り」又は
「座屈」とは圧力の下での湾曲を生じその結果正常な又
は通常の状態からねじれや曲がりが生ずることを意味す
る。
【0015】パッド又はベースは、それがブラケットへ
のいかなる力をも直接作用させることを必要とせずに一
定の力で曲げられるような寸法に決定されている。更
に、パッド又はベースは、現在市販されているいかなる
セラミックブラケットに対してもブラケットのベースに
取付けることにより、又はブラケットのセラミック部分
の接合面と係合するように作られたブラケットの一部と
して使用されるように構成されていてもよい。パッドの
孔又は開口部は任意の所望の形状をしていてもよい。即
ち、それは丸形、楕円形、正方形、三角形又は任意の四
角形であってもよく、単一の孔又は多数個の孔が設けら
れていてもよい。孔又は開口部は歯に直接接着され得る
ようにブラケットのベースの一部を露出させる。ベース
の露出部は30%ないし75%又はそれ以下であっても
よいが、パッドは歯からブラケットを分離するためにブ
ラケットといく分接触しなければならない。更に、パッ
ドはブラケットのベースよりもいく分大きく寸法決めさ
れ、パッドの座屈又はねじれを生じさせる器具からの力
を受けてパッド及び歯の間又はパッド及びブラケットの
間の接着を破断させるだけでなくブラケットに力を直接
作用させる必要なく歯とブラケットの間の接着部を直接
破断又は取り除くようにしてもよい。
【0016】可撓性のパッド又はベースはブラケット及
び歯の可撓性よりもより大きい可撓性を有する材料で作
られている。これは薄くかつ0.010インチ(0.2
54mm)の単位の厚さでありかつそのような薄さによ
り可撓性を保持している。適当なプラスチックの一つは
「レザン(LEXAN)」レジンである。「レザン」と
はゼネラルエレクトリック社の登録商標である。適当な
金属はステンレス鋼であり、カラー付けされた歯であっ
てもよい。
【0017】本発明による歯へセラミックブラケットを
接着する方法は、まず、ブラケット全体又は少なくとも
ベースを、一つ又はそれ以上の公知のシランカップリン
グもしくはブラケットの粘着を増強させる強化剤でコー
ティングすることである。それは、磁器又はセラミック
を直接他の面へ十分に接着させることは実質的に不可能
であるからである。使用可能な歯科用接着剤は酸化アル
ミニウムのブラケットと歯の間の接着性能が低いことに
より、接着強化剤が使用される。シリコンブラケットに
接着性を増大させるシランカップリング剤を使用するこ
とは周知である。これらの薬剤は単結晶性の又は多結晶
性の酸化アルミニウムのブラケットである。セラミック
ブラケットに対してシランカップリング剤を適用する方
法の一つは米国特許第4,948,366号に開示され
ている。他のシランカップリング剤又は接着性強化剤
も、許可された歯科用接着剤を使用する場合、歯面への
セラミックの接着性を強化するのに良く知られている。
【0018】接着性強化カップリング剤でセラミックブ
ラケットを調整することに続いて、長軸に沿う圧縮力に
よりねじれ及び座屈を可能とするように長手方向もしく
は長軸に沿う剛性及び厚さ方向もしくは短軸に沿う可撓
性を有するポリカーボネイトレジン又は等価なもので作
られていて接着剤を受けるために予め調整されたプラス
チックパッド又はウェハーは、適当な接着剤で被覆され
る。パッド及びブラケットを接合する際、接着剤は硬化
され、従って、パッドはブラケットに適当に取付けられ
る。その代わりに、パッドは溝及び蟻継ぎ連結等により
ブラケットに機械的に取付けられてもよい。その後、許
可された歯科用接着剤及び好ましくはインディアナ州ラ
ポルテのTPオーソドンティックス社により製造され販
売されている接着剤の一つを混入させた結晶体の接着剤
を使用して、ブラケットとパッドのユニットが歯に接着
される。特定すれば、TPオーソドンティックス社の登
録商標ライト−オン(RIGHT−ON)の名で市販さ
れている自己硬化接着剤又は同社の登録商標1−TO−
1の名で市販されている自己硬化接着剤のいずれかが使
用される。十分な軽度の矯正接着剤はTPオーソドンテ
ィックス社によりウルトラライト(ULTRA LIG
HT)の商標で市販されている型式のものである。
【0019】本発明の一つの目的は、歯へブラケットの
接着性を増強しその後歯からブラケットを剥離させ易く
する歯科矯正用ブラケットの改良された可撓性を有する
ベースもしくはパッドを提供することである。
【0020】本発明の他の目的は、歯へのブラケットの
接着性を増強しセラミックブラケット又はその一部を破
断させることなく剥離させることのできる一部セラミッ
クで一部プラスチック製のブラケット又は全体がセラミ
ックのブラケットのための、比較的可撓性のあるプラス
チックもしくは金属のパッドもしくはベースを提供する
ことである。
【0021】本発明の更に別の目的は、少なくとも一つ
の孔を有するセラミックブラケット用の改良されたパッ
ドもしくはベースを提供して、歯へブラケット及びパッ
ドを接着する接着剤が孔を介してブラケットへ直接接触
することによりブラケット/パッド及び歯の間の接着強
度を高めることである。
【0022】本発明の他の目的は、少なくとも一つの孔
を有するセラミックのブラケット用の改良されたプラス
チック製もしくは金属製のパッドもしくはベースを提供
することにより、ブラケットのベースを露出させ、従っ
て、歯へブラケットのパッドを接着させる際、接着剤を
パッドの開口部を介してブラケットに直接係合させ、そ
れにより、ブラケット/パッドと歯の結合間の接着強度
を高める一方、剥離を容易にすることである。ここで、
パッドは器具の圧縮力で座屈又はねじれを起こし、パッ
ド又はブラケットと歯の間の接着を破るだけでなく歯と
ブラケットの間の接着剤の剪断又は減退を引き起こす。
【0023】本発明の別の目的は、歯にセラミックのブ
ラケットを接着する方法を提供することである。この方
法はブラケットの歯と接触する側に一層又はそれ以上の
シラン又は接着を強化させるカップリング剤を塗布する
ことと、パッドもしくはブラケットに接着剤を塗布しか
つブラケットの所定の位置でパッドと共に接着剤を硬化
することと、歯にブラケット及びパッドを接着させるよ
うに使用可能な歯科用接着剤を使用することとで構成さ
れる。ここで歯科用接着剤はパッドの開口部を介してブ
ラケットのベースを直接接着させる。
【0024】
【実施例】本発明は歯に歯列矯正用のセラミックブラケ
ットを装着するための可撓性を有するパッド又はベース
についてのものであって、それにより、接着及び剥離の
際の容易性を高めることにある。可撓性を有するパッド
は0.010インチ(0.254mm)程度の厚さの比
較的薄いものであり、これはプラスチック又は金属製で
あってもよい。セラミックブラケットは非常に硬くかつ
可撓性はない。同様に、歯も硬くかつ可撓性がない。更
に、本発明のパッドは一つ又はそれ以上の中央部に設け
られた開口部又は孔を備えている。ブラケットのベース
部にパッド又はベースを接着して取り付ける場合、ブラ
ケットのベース部の一部分は、パッドを貫通して露出さ
れてブラケット及びパッドを歯へ接着するべく接着剤を
使用することを可能とする。接着物質は孔を介して伸長
しブラケットのベース部の一部分を直接接着する。パッ
ドの孔は、ブラケットと歯の間及び可撓性を有するパッ
ドと歯の間の接着部を形成するように寸法決めされ、従
って、ブラケット及びパッドは歯列矯正治療の間に作用
する外力に耐えかつ接着部の一体性を維持する。
【0025】実質的に、ブラケットと歯の間の接着部
は、ブラケットと歯の間の付着性接合を形成する。パッ
ドと歯の間に付着性接合が存在する一方、ブラケットと
歯の間の付着性接合には強力な接合力が存在する。可撓
性を有するパッドの孔は任意の大きさのもの又は所望の
幾何学的形状又は複数の孔の形態であってもよい。全て
はブラケットのベース部に合致する。パッドはその幅方
向に沿って可撓性であるにもかかわらず、両縁部の間に
剛性を有する材料で作られる。従って、両縁部にかかる
圧縮力によりパッドは座屈又はねじれを引き起しブラケ
ットと歯の間の接着が破断する。
【0026】可撓性を有するパッドはブラケットのベー
ス部と合うように形成される。このベース部は、ブラケ
ットが使用される特定の歯と適合した湾曲部を有する。
更に、可撓性のパッドは、公知のベッグライトワイヤ
(Begg light−wire)技術又はエッジワ
イズ(edgewise)技術で作られたセラミックブ
ラケットと共に使用することができる。
【0027】図面、特に図1ないし図6の実施例を参照
すると、本発明の可撓性を有するパッドが符号15で全
体的に示されかつセラミックのベッグ又はライト−ワイ
ヤブラケット16を歯17に装着して使用しているのが
示されている。このパッドはブラケットのベース部を被
うように形成されかつブラケットのベース部の両縁を越
えて伸長している。ブラケットのセラミック材料は多結
晶性のアルミナ、単結晶性のアルミナ、ジルコニア、ガ
ラス又は他の適当なセラミック材でもよい。ブラケット
16は垂直方向に開口する弧状のスロット18、ピンス
ロット19及びベース部20を備えている。ブラケット
のベース部20は歯への取付面25を備え、この取付面
25に可撓性を有するパッド15のブラケット取付側2
8が接着される。可撓性を有するパッド15は図4では
プラスチック材で作られているように示されているが、
金属材のものでもよいことは理解できるであろう。接着
剤29はパッド15を歯へ取付ける。
【0028】パッドは中央部へ設けられた孔又は開口部
32を備えており、これはブラケット16の歯への取付
面25の一部を露出させ、従って、図4に示すように、
ブラケット/パッドユニットを歯へ接着した場合、接着
セメントが孔を介して伸長しかつブラケットのベース部
の一部と直接接合する。パッドの孔を介して伸長してブ
ラケットに付着する接着剤又はセメント34は、また、
パッドを歯に接着させて接合する。孔を通して伸長する
接着セメントの部分は支柱部を形成する。この支柱部
は、ブラケットを歯へ相互に接続する際、パッドの孔と
相互作用する。
【0029】適当な形式の接着剤をパッドをブラケット
に付着させて固定するように使用してもよいが、好まし
い接着剤の一つは光硬化性の接着剤である。この接着剤
はまず、パッド又はブラケットに塗布され、次にパッド
の上にブラケットを位置決めされ、さらに、接着剤を硬
化するために接着剤を光源に当てる。別の自己−硬化性
の接着剤でも使用可能である。パッドは、ブラケット上
に順に装着するようにして使用者に取付けられるが、ブ
ラケット及びパッドは通常手作業により結合して組付け
られる。パッドをブラケットに付着させて固定する前
に、両者は接着強化剤を使用して調整される。
【0030】接着用セメント又は接着剤34は、歯へセ
ラミックブラケットを接着するのに入手可能な適当な型
式のもの、例えば、インディアナ州ラポルテのTPオー
ソドンティックス社により市販されている登録商標RI
GHT−ON及び1−TO−1であることが望ましい。
【0031】ブラケットへパッドを付着させて固定する
前に、ブラケットのベース部の少なくとも歯と当接する
面は、ブラケットを歯へ接着させる接着剤の使用を容易
にするのに適した接着セメント又はシランカップリング
で調整される。接着剤を塗布する前に接着強化剤でセラ
ミック又は磁器製のブラケットを調整することは公知の
ことである。適切な方法では、パッドもまた接着のため
に調整される。同様に、ブラケットが装着される歯面も
また、接着剤を使用を容易にするように調整される。
【0032】ブラケットのベース部20の歯への取付面
に可撓性を有するウェハー/パッド15を適切に方向決
めして取付けるのを容易にするため、複数の凸部36が
パッドのブラケットとの取付面28に形成されていてブ
ラケットのベース部20の歯との取付面25に形成され
た複数の凹部37と合致する。凸部36は適当な幾何学
的形状であってもよくかつブラケットの対応する凹部3
7と補完するように嵌合する。凸部36及び凹部37は
ブラケット上でパッドを適切に方向付けするのを容易に
するが、これら凸部/凹部の取付けの向きは任意であ
る。パッドがプラスチック製である場合には、パッドは
成型又はシートからの押し型で形成されすることがで
き、また、それが金属製である場合には、シートからの
押し型であってもよくかつ凹部は適切に形成され得る。
パッドは特定のブラケットのベース部と合致するように
当初は適度な湾曲が付与される一方、パッドには湾曲を
付与させる必要はない。これは、パッドをベース部に付
着して固定させる場合、パッドは湾曲したベース部と合
致して適度に曲げられ得るからである。更に、パッド
は、一様な厚さを有するか又は、以下に述べるように、
図10及び図11の実施例に示すように厚さを変化させ
てもよい。
【0033】プラスチック又は金属の可撓性を有するパ
ッドは両側間の厚さ方向に沿って剛性を有しかつ厚さ方
向に沿って可撓性を有する。従って、パッドは圧縮力が
両端縁間に作用した場合、接着作業の間ブラケットと歯
とに対して座屈又はねじれを起こす。プラスチック製の
場合は、パッドは適切なポリカーボネートレジン又は他
の適切なレジンのものであってもよい。かかる使用可能
なレジンの一つはセネラルエレクトリック社から141
又は241レザンとして同定される登録商標レザン(L
EXAN)の名の下に入手可能である。その代わりに成
型する場合は、プラスチックパッド又はベースはプラス
チック材のシートから押し型で作られる。
【0034】パッドは、ブラケットのベース部の一側の
みを越えて伸長させてもよいが、そのベース部の両側部
を越えて伸長させるように寸法決めすることが望まし
い。ブラケットを剥離するのに適した道具は互いに反対
方向に可動のジョー部又はビーク部40を有するプライ
ヤの形状をしたカッタである(図5及び図6参照)。図
5、図6に示すように、パッドの両側部を係合させるよ
うな位置にカッタを設定し、その後、パッドに適当な圧
縮力を付与することにより、図6に全体を示すように、
パッドは座屈又はねじれを発生し、歯に対してパッド及
びブラケットの間の接着部が破断する。同様に、パッド
の孔の中で歯とブラケットの間に直接伸長する接着材料
も、歯又はブラケットのエナメル面を損傷させることな
く破断する。このようにして、プライヤのジョー部40
の切断縁は、剥離処理の間、薄い可撓性を有するパッド
と容易に係合することが可能である。プライヤによりパ
ッドに加えられる圧縮力は歯17の面に沿って作用す
る。図5及び図6に示すように、カッタを使用する場
合、パッドに必要な圧縮力を付与するために使用できる
型式の道具に限られないことは認められるであろう。別
の適切な道具でも使用可能である。プライヤを使用する
ことにより、プライヤがブラケットと接触してブラケッ
トを不慮に破損させることが回避される。ブラケットが
破損した場合には、ブラケットの一部が患者により飲み
込まれて患者を傷付ける可能性が高くなる。パッドに圧
縮力をかけることにより、ブラケットはパッドと歯を分
離させる。歯に残留している接着剤はスケーラー又はバ
リ取り具で容易に除去される。
【0035】図3に示すように、ブラケットのベース部
の寸法はパッド15よりも小さい。更に、開口又は孔3
2はブラケットのベース部の寸法以内であることが望ま
しいが、図3に示すように、孔32はベース部よりも大
きくてもよい。
【0036】修正された可撓性を有するパッド15Aが
図7に図示されており、このパッド15Aは、複数の孔
又は開口43がパッドの図1に示した単一の開口32の
代わりに備っているという点で、図1ないし図6の実施
例とは異なっている。孔32と同様に、孔43も丸形で
あるが、それらの形状は楕円形又は別の幾何学的形状で
あってもよいことは認められる。
【0037】更に別の修正された可撓性を有するパッド
が図8に示されており、これは符号15Bで表されてい
る。このパッドは孔又は開口の幾何学的形状が多角形で
ある点で図1ないし図7の実施例とは異なっている。パ
ッド15Bは三角形の孔45、四角形の孔46及び六角
形の孔47を備えている。
【0038】図9には更に別の実施例が示されている。
この実施例は縁形のブラケットに使用されるように形成
されている。図9のパッドは全体が符号15Cで示され
ていて米国特許第4,799,882号に開示された型
式の縁と縁を接した状態の縁形ブラケット50に使用す
るようにほぼ長方形となっている。このブラケットは水
平方向に開口する弧状のスロット51とベース部52と
を備えている。可撓性を有するパッド15Cは、両側部
でのみブラケットのベース部の端縁を越えて伸長する第
1の実施例のパッド15とは異なり、全部の側でベース
部52の端縁を越えて伸長している。パッド15Cの孔
は、符号55で全部が示されており、長方形の形状であ
って、ブラケットのベース部52の約70%ないし75
%が露出するように比較的大きい寸法で形成されてい
て、歯に直接接着されるようになっている。このよう
に、この実施例では、歯にブラケット及びパッドを接着
するのを強化させる比較的大きな開口を有するパッドが
備わっている。
【0039】縁形ブラケットの他の型式のものは図10
及び図11に示されている。これらのパッドは符号15
Dで全体が示されており、ブラケットは全体が符号60
で示されている。このブラケット60もまたセラミック
でありかつ米国特許第4,842,514号に開示され
ているような形状となっている。ブラケット60は図1
1に特に示すように水平方向に開口する弧状のスロット
61と、ベース部62を備えている。パッド15Dは菱
形の形状であってブラケット60の前側の外観形状と同
じであり歯17と一致するように歯への湾曲した取付面
を有する形となっている。パッドの厚さは図11に示す
ように中央部が外縁部よりも薄くなっていて、ほぼ平坦
なブラケットの歯とは反対側64を備えている。このよ
うに、パッド15Dのブラケット取付け側65はほぼ平
坦である。パッド15Dのブラケット取付け側65はブ
ラケットに形成された凹部68と合う一部のリブ67を
備えておりブラケットとパッド間の方向付け又は整合機
構を与える。加えて、ブラケットは垂直な溝又はスロッ
ト70を備え、この溝70は補助具を受ける垂直な開口
を形成する。
【0040】図7ないし図11の実施例のパッドは、第
1実施例のパッド15をブラケット16に固定するのと
同様な方法でブラケットに付着させて固定される。同様
に、セラミックブラケット(図9及び図10)は、パッ
ドをブラケットに付着する前に接着強化剤で調整され
る。最終的に、図7ないし図10のブラケット及びパッ
ド結合体を取付けるのに使用される接着剤は、図1の実
施例のブラケット及びパッドの結合体を歯へ取付ける方
法に関連して述べた上記と同様の型式の接着剤である。
更に、図7ないし図10のパッドと同じパッドを有する
ブラケットの剥離は、図1ないし図6の実施例において
ブラケット16のパッドの剥離に関連して記載した方法
と同じ方法で行われる。図示したパッドのいずれにも幾
何学的孔又は開口を設けることができる。従って、長方
形、正方形、三角形又は他の多角形の孔も丸形の孔の代
わりにパッドに使用してもよい。
【0041】代案として、可撓性を有するパッドは機械
的にブラケットに結合されてもよい。いずれの適当な機
械的結合の機構も使用できる。例えば、溝と蟻ほぞとの
ような連結機構でもよい。機械的結合を行う場合には、
ブラケットとパッド間に接着剤を使用する必要はない。
【0042】前述に関連して、本発明の可撓性パッド
は、米国特許第5,098,288号の可撓性パッドに
勝る改良性を有するものである。これは、パッドに開口
部手段を備え、従って、ブラケットを歯へ接着するため
の接着剤が直接ブラケットのベース部の少なくとも一部
分と係合して接触するということによるものである。同
時に、上述の米国特許に開示の剥離する場合の利点は本
発明にもそのまま保持されており歯のエナメル又はブラ
ケットの破断による損傷を防止する。
【0043】本発明の修正及び変更は、本発明の範囲か
ら逸脱することなくなし得ることは理解されるであろ
う。しかし、本出願は特許請求の範囲の記載によっての
み限定されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の改良した可撓性を有するパッドの前方
斜視図である。
【図2】ブラケットと歯の間に取付けられた本発明の可
撓性を有するパッドを有し歯に取付けられたライトワイ
ヤセラミックのブラケットの斜視図である。
【図3】破線でブラケットの外形を示す図1のブラケッ
トとパッドとのユニットの背面図である。
【図4】図3の4−4線に沿って見た拡大一部断面図で
ある。
【図5】歯面上にブラケットの前面図であって、ブラケ
ットを剥離するためプライヤのジョー部を当てたところ
を部分的に示す図である。
【図6】パッド、ブラケット及び歯の間、更に歯とブラ
ケットの間の接着部の破断を誇張して示した図5の6−
6線に沿って見た図であってプライヤによる圧縮力の下
での可撓性を有するパッドを一部切断して示した図であ
る。
【図7】図3と同様な図であって、単一の孔の代わりに
複数の円形の孔を示した図である。
【図8】パッドの修正した孔を示した点を除いて図3と
同様な図であって、任意の所望の形状をした孔を示した
図である。
【図9】パッドの長方形の孔を示す本発明の可撓性を有
するパッドを使用した端と端をつき合わせた形式のブラ
ケットの前方正面図である。
【図10】本発明のプラスチックパッドを使用した別の
端と端をつき合わせた形式のブラケットの前方正面図。
【図11】図10に示したブラケットの底面図であっ
て、図10の11−11線から見た図である。
【符号の説明】
15:可撓性を有するパッド 16:セラミックブラケット 17:歯 20:ベース部 25:ブラケットの歯と係合する面 28:パッドのブラケットと係合する面 32:孔 34:接着材料 40:プライヤ

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックブラケットに取付けるように
    した可撓性を有するパッドであって、前記パッドは、ブ
    ラケットと係合する側及び歯と係合する側と、前記ブラ
    ケットと係合する側を前記ブラケットに取付ける手段と
    を有しかつ前記ブラケットの一部分を露出させる孔を有
    し、前記孔は、歯の上に接着材料がその孔の中に流動し
    て前記ブラケットと接触し、前記ブラケットと前記パッ
    ドとを歯に接着させることを可能とし、更に、前記パッ
    ドは、剥離中前記ブラケットに力を与えることなくプラ
    イヤと容易に係合可能となるように、前記ブラケットと
    関連して寸法決めされ、そして、前記パッドは可撓性を
    有していてプライヤで締付け力を与えることにより前記
    パッドを座屈させ又はねじらせて前記ブラケットと前記
    パッドの間又は前記パッドと歯の間の接着を破断するよ
    うにしたことを特徴とする可撓性を有するパッド。
  2. 【請求項2】 プラスチック材料で作られていることを
    特徴とする請求項1記載の可撓性を有するパッド。
  3. 【請求項3】 金属で作られていることを特徴とする請
    求項1記載の可撓性を有するパッド。
  4. 【請求項4】 複数の孔を有していることを特徴とする
    請求項1記載の可撓性を有するパッド。
  5. 【請求項5】 歯と対向する側を有するセラミックの歯
    列矯正用ブラケットと、比較的薄く可撓性を有するパッ
    ドとの結合体であって、前記パッドは前記ブラケットの
    歯と対向する側に接続されたブラケット取付側と、歯の
    表面に接着されるようになされた歯取付側とを有し、前
    記ブラケットの歯と対向する側及び前記パッドのブラケ
    ット取付側は、パッドをブラケットに接続する時、前記
    パッドを前記ブラケットに整合させる手段を備え、前記
    パッドは前記ブラケットの歯と対向する側の一部分を露
    出させる孔を有し、前記孔は歯の上の接着材料が前記孔
    の中に流動して前記ブラケットに直接付着し前記ブラケ
    ットを歯に接着させることを可能とし、更に、前記パッ
    ドは前記ブラケットの歯と係合する側の少なくとも2つ
    の向かい合う縁部を越えて伸長しており、前記ブラケッ
    トを歯から剥離する時、前記ブラケットと接触すること
    なく圧縮力を付与することにより前記縁部と係合可能で
    あることを特徴とするセラミックの歯列矯正用ブラケッ
    トと可撓性を有するパッドの結合体。
  6. 【請求項6】 前記孔が、前記ブラケットの歯と対向す
    る側の約30%ないし75%を露出するように寸法決め
    されていることを特徴とする請求項5記載の結合体。
  7. 【請求項7】 前記パッドを前記ブラケットに整合させ
    る手段が、前記ブラケットの歯と対向する側又は前記パ
    ッドの前記ブラケットと係合する側の一方に設けられた
    凹部と、前記ブラケットの歯と対向する側又は前記ブラ
    ケットと係合する側の他方に設けられた凸部とを備えて
    いることを特徴とする請求項5記載の結合体。
  8. 【請求項8】 前記パッドを前記ブラケットに整合させ
    る手段が、前記ブラケットの歯と対向する側又は前記パ
    ッドのブラケットと係合する側の一方に設けられたリブ
    と、前記ブラケットの歯と対向する側又は前記パッドの
    ブラケットと係合する側の他方に設けられていて前記リ
    ブを受け入れるへこみ部を備えていることを特徴とする
    請求項5記載の結合体。
  9. 【請求項9】 歯と対向する側を有するセラミックの歯
    列矯正用ブラケットと、前記歯と対向する側に取付けら
    れる比較的薄く可撓性を有するポリカーボネイト材料の
    プラスチックのパッドとの結合体であって、前記パッド
    は、前記ブラケットの歯と対向する側に付着して固定さ
    れたブラケット取付側と、歯の表面に接着剤で接着され
    るようになされた歯取付側とを有し、かつ前記ブラケッ
    トの歯と対向する側の一部分を露出させる孔を有し、前
    記孔は、接着剤が前記孔の中へ入り前記ブラケットの歯
    と対向する側の露出した部分と接着することを可能とす
    ることにより前記ブラケットの歯への接着性を強化さ
    せ、更に、前記パッドは前記ブラケットの歯取付側の少
    なくとも一方の端縁部を越えて伸長するように寸法決め
    されていて、前記ブラケットを歯から剥離する時圧縮力
    を付与することにより前記パッドに座屈を発生させるこ
    とを可能とするセラミックの歯列矯正用ブラケットと可
    撓性を有するパッドの結合体。
  10. 【請求項10】 歯と対向する側を有するセラミックの
    歯列矯正用ブラケットと、前記歯と対向する側に取付け
    られる比較的薄くかつ可撓性を有するプラスチックのパ
    ッドとの結合体であって、前記パッドはブラケット取付
    側を有し、前記パッド上の接着剤は前記ブラケットの歯
    と対向する側に前記パッドのブラケット取付側を固定
    し、前記パッドは前記ブラケットを歯面に取付ける接着
    材料と接触するようにされた歯と対向する側と、前記ブ
    ラケットの歯と対向する側の一部分を露出させる少なく
    とも一つの孔とを有し、それにより、接着材料が前記パ
    ッドを貫通して前記ブラケットの露出した部分と接着
    し、前記ブラケットと歯との接着性を強化することを可
    能とし、更に、前記パッドは前記ブラケットの歯と係合
    する側の少なくとも一つの端縁部を越えて伸長するよう
    に寸法決めされていて、前記ブラケットを歯から剥離す
    る時、前記パッドの座屈を発生させるように圧縮力を与
    える手段と係合可能であることを特徴とするセラミック
    の歯列矯正用ブラケットと可撓性を有するパッドの結合
    体。
  11. 【請求項11】 セラミックブラケットと可撓性を有す
    るブラケット用パッドとの結合体であって、前記ブラケ
    ットは、前記パッドが固定されるベース部を備え、前記
    パッドは前記ブラケットの30%ないし70%を露出さ
    せる少なくとも1つの孔を有し、前記パッドは前記ブラ
    ケットに接着されて固定され、前記孔は、前記ブラケッ
    ト及びパッドを歯に接着させる時、前記ブラケットの歯
    への接着性を増大させて前記ブラケットの接着強度を強
    化し、そして、前記パッドは前記ベース部よりもわずか
    に大きく寸法決めされていて前記ベース部の少なくとも
    1つの縁部を越えて横方向に広がり、前記ブラケットを
    歯から剥離する場合圧縮力をかけることによりパッドに
    座屈を生じさせるようにすることが可能であることを特
    徴とするセラミックブラケットと可撓性を有するパッド
    との結合体。
  12. 【請求項12】 前記孔が円形であることを特徴とする
    請求項11記載のセラミックブラケットと可撓性を有す
    るパッドとの結合体。
  13. 【請求項13】 前記孔が楕円形であることを特徴とす
    る請求項11記載のセラミックブラケットと可撓性を有
    するパッドとの結合体。
  14. 【請求項14】 前記孔が多角形であることを特徴とす
    る請求項11記載のセラミックブラケットと可撓性を有
    するパッドとの結合体。
  15. 【請求項15】 前記孔が正方形であることを特徴とす
    る請求項11記載のセラミックブラケットと可撓性を有
    するパッドとの結合体。
  16. 【請求項16】 前記孔が長方形であることを特徴とす
    る請求項11記載のセラミックブラケットと可撓性を有
    するパッドとの結合体。
  17. 【請求項17】 前記孔が前記ベース部の周縁内にある
    ことを特徴とする請求項11記載のセラミックブラケッ
    トと可撓性を有するパッドとの結合体。
  18. 【請求項18】 前記パッドが複数の孔を備え、それら
    の全てが前記ベース部の周縁の内側にあることを特徴と
    する請求項11記載のセラミックブラケットと可撓性を
    有するパッドとの結合体。
  19. 【請求項19】 前記孔が円形であることを特徴とする
    請求項18記載のセラミックブラケットと可撓性を有す
    るパッドとの結合体。
  20. 【請求項20】 前記孔が多角形であることを特徴とす
    る請求項18記載のセラミックブラケットと可撓性を有
    するパッドとの結合体。
  21. 【請求項21】 セラミックブラケット用の可撓性を有
    するベースであって、前記ベースは、前記ブラケットに
    付着して取付けられ、約0.254mm程度の厚さであ
    りかつ前記ブラケットに接着されるようにされたブラケ
    ットと係合する側と、歯に接着されるようにされた歯と
    係合する側とを有し、更に、前記ベースの一部を露出さ
    せるように中央部に配設された孔を有していて、歯へ接
    着させる物質が前記孔を介して広がるのを可能とし歯へ
    の接着性を強化させ、前記ベースは更に、プライヤのジ
    ョー部と容易に係合するようにブラケットよりも大きく
    寸法決めされていて歯からブラケットを剥離する間圧縮
    力を両端縁に作用させることを可能とし、そして、前記
    ベースは両端縁の間に剛性をかつ厚さ方向に沿って可撓
    性を有し、従って、両端縁に十分な圧縮力を作用させる
    ことにより前記ベースに座屈又はねじれを発生させかつ
    前記ブラケットと歯の間及び前記ベースと前記ブラケッ
    トの間の接着を破断させることを特徴とする可撓性を有
    するベース。
  22. 【請求項22】 前記ベースがプラスチックであること
    を特徴とする請求項21記載の可撓性を有するベース。
  23. 【請求項23】 前記ベースが金属であることを特徴と
    する請求項21記載の可撓性を有するベース。
  24. 【請求項24】 セラミックブラケットを歯へ接着させ
    る方法であって、前記ブラケットが歯と係合する面を有
    するベース部を有する場合において、前記方法が、前記
    ブラケットの歯と係合する面にシラン接合剤を塗布する
    段階と、前記ブラケットの歯と係合する面に、中央部に
    配設された貫通孔を有するプラスチックパッドを取付け
    ることにより、前記歯と係合する面の一部が孔を介して
    露出されかつ孔の寸法は歯と係合する面の周縁以内にあ
    るような寸法とする段階と、前記パッドの孔をほぼ充填
    しかつ前記ブラケットのシランが付着されたブラケット
    係合面に取付ける接着材料を使って、前記ブラケット及
    びパッドを歯へ接着して固定する段階とを備えているこ
    とを特徴とする方法。
  25. 【請求項25】 前記パッドを前記ブラケットへ固定す
    る段階が、前記ブラケットの歯と係合する面と接触する
    前記パッドの表面に接着剤を塗布する段階と、前記ブラ
    ケットに前記パッドを接合する段階と、接着剤を硬化さ
    せる段階とを備えていることを特徴とする請求項24記
    載の方法。
  26. 【請求項26】 前記接着剤が光硬化性を有しかつ前記
    硬化が接着剤に光を当てることにより行われることを特
    徴とする請求項25記載の方法。
  27. 【請求項27】 ブラケットを歯へ接着してその後歯か
    ら前記ブラケットを剥離する方法であって、前記ブラケ
    ットが歯と係合する面を有するベース部を有している場
    合において、前記歯へ接着する方法が、前記ブラケット
    の歯と係合する面にシランの接着剤を塗布する段階と、
    前記歯と係合する面の一部分を露出させかつ前記歯と係
    合する面の周縁内にあるように寸法決めされていて中央
    部に配設された貫通孔を有するプラスチックのパッドを
    前記ブラケットの歯と係合する面に接着して固定する段
    階と、前記パッドの孔をほぼ充填させかつ前記ブラケッ
    トのシランで処理されているブラケット係合面に取付け
    る接着材料を使って前記ブラケット及び前記パッドを歯
    へ接着させ固定させる段階とを備え、前記歯から剥離す
    る方法が、前記パッドの両端にプライヤのジョー部又は
    ビーク部を位置決めする段階と、圧縮力をかけて前記パ
    ッドに座屈を発生させ、前記パッドと歯の間又は前記ブ
    ラケットと歯の間の接着部を破断させかつ前記ブラケッ
    トと歯の間の接着性を喪失させる段階とを備えているこ
    とを特徴とする方法。
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