JPH06149183A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH06149183A
JPH06149183A JP29604192A JP29604192A JPH06149183A JP H06149183 A JPH06149183 A JP H06149183A JP 29604192 A JP29604192 A JP 29604192A JP 29604192 A JP29604192 A JP 29604192A JP H06149183 A JPH06149183 A JP H06149183A
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JP
Japan
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data signal
source
line
liquid crystal
data
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JP29604192A
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English (en)
Inventor
Masaru Tanaka
勝 田中
Hisao Okada
久夫 岡田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示品位の低下のない大型高精細な液晶表示
装置を提供する。 【構成】 制御回路16はハイレベルのスイッチ制御信
号Zを出力し、第1ソースドライバ12aとソースライ
ンS(2i+1)とを接続し、第2ソースドライバ12
bとソースラインS(2i)とを接続する。偶数番目の
データDA1は第1ソースドライバ12aからソースラ
インS(2i+1)に、奇数番目のデータDA2は第2
ソースドライバ12bからソースラインS(2i)にそ
れぞれ入力される。制御回路16がローレベルのスイッ
チ制御信号Zを出力すると、スイッチSW1,SW2の
接続が切換えられ、偶数番目のデータDA1が第2ソー
スドライバ12bからソースラインS(2i+1)に、
奇数番目のデータDA2が第1ソースドライバ12aか
らソースラインS(2i)にそれぞれ入力される。した
がって、輝度の不均一を低減して表示品位を向上するこ
とが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワードプロセッサ、コ
ンピュータおよびテレビ受像機などに用いられる大型高
精細な液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のアクティブマトリクス駆
動を行う液晶表示装置10の簡単な構成を示すブロック
図である。液晶表示装置10は、基板1と図示しない対
向基板との間に液晶層を介在した表示パネルを備え、該
液晶層の液晶分子の配向状態を電気的に制御することに
よって表示を行う。基板1には、互いに直交する複数の
ソースラインSと、複数のゲートラインTとが形成され
ている。また、ソースラインSとゲートラインTとの各
交差部分には、図示しない画素電極がそれぞれ形成さ
れ、さらに各画素電極に対応してR(赤)、G(緑)、
B(青)のカラーフィルタが形成されている。アクティ
ブマトリクス駆動を行う場合、各画素電極にはTFT
(Thin Film Transistor)などのスイッチング素子が形
成される。
【0003】第1ソースドライバ2aと第2ソースドラ
イバ2bとは、ソースラインSにデータ信号を供給する
駆動手段であり、ゲートドライバ3はゲートラインTに
走査信号を供給する駆動手段である。前記複数のソース
ラインSは、ソースドライバ2a,2bの接続端子にそ
れぞれ接続されている。この接続は、高密度の実装が可
能なように第1ソースドライバ2aには、前記形成され
たカラーフィルタのR,G,Bを1単位として符号付け
されたソースラインS1,S2,…,Snのうち、奇数
番目のソースラインS(2i+1)が接続され、第2ソ
ースドライバ2bには偶数番目のソースラインS(2
i)が接続される。したがって、ソースラインS1,S
2,…,Snはソースドライバ2a,2bに交互に接続
される。
【0004】一方、複数のゲートラインTは、ゲートド
ライバ3にそれぞれ接続されている。前記ソースドライ
バ2a,2bと、ゲートドライバ3とは、液晶表示装置
10全体を制御する制御回路6を構成しているソースド
ライバ制御回路4とゲートドライバ制御回路5とにそれ
ぞれ接続されており、該制御回路4,5によってそれぞ
れのタイミングで駆動される。
【0005】図5は、液晶表示装置10の動作を示すタ
イミングチャートである。図5(1)に示す水平同期信
号Hsyncに同期して、ゲートドライバ3はソース信
号をそれぞれのゲートラインT1,T2,…,Tnに対
して線順次で出力する。
【0006】制御回路6には、図5(3)に示されるク
ロック信号CKに基づいて、図5(2)に示すようにデ
ータD0,D1,…,Dnに分割されて入力される。分
割されたデータD0,D1,…,Dnは、ソースドライ
バ制御回路4によって図5(4)に示すように偶数番目
のデータD0,D2,D4,…,D(2i)がソースド
ライバ2aに入力され、図5(6)に示すように奇数番
目のデータD1,D3,…,D(2i+1)がソースド
ライバ2bに順番に入力される。このとき、前記クロッ
ク信号CKも同様に2分割され、すなわちクロック信号
CKの周波数が1/2とされて、図5(5)に示す第1
ソースドライバ2a側のクロック信号CK1と、図5
(7)に示す第2ソースドライバ2b側のクロック信号
CK2とが作成されて、各ドライバ2a,2bに与えら
れる。
【0007】ゲートドライバ3からゲートラインT1に
走査信号が出力されると、クロック信号CK1に基づい
て第1ソースドライバ2aは、入力されたデータ信号D
A1を接続されたソースラインSに出力すると同時に、
クロック信号CK2に基づいて第2ソースドライバ2b
は、入力されたデータ信号DA2を接続されたソースラ
インSに出力する。第1ソースドライバ2aおよび第2
ソースドライバ2bが、ソースラインSにデータ信号D
A1およびデータ信号DA2をそれぞれ出力している間
に、第1ソースドライバ2aおよび第2ソースドライバ
2bには次の水平表示ラインのデータ信号が入力され
る。
【0008】続いて、ゲートドライバ3からゲートライ
ンT2に走査信号が出力されると、ゲートラインT1の
場合と同様に第1ソースドライバ2aおよび第2ソース
ドライバ2bからソースラインSにデータ信号が出力さ
れる。上述した動作が全てのゲートラインTについて実
施されて1垂直周期目の動作が終了すると、続いて2垂
直周期目、3垂直周期目、…の動作が同様にして実施さ
れる。このようにして、データ信号が入力され液晶分子
の配向状態が制御されて表示が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】液晶表示装置の需要が
拡大するにつれて、表示画面の大型化や高精細化が要求
されている。これに伴ってソースラインSが延長される
ためその抵抗値が増大する。ソースラインSの抵抗値の
増大は、液晶容量やその他の寄生容量とソースライン抵
抗とから成るローパスフィルタの通過域がより低域にな
ることと同じである。したがって、たとえば第1ソース
ドライバ2aからソースラインS1に入力されたデータ
信号(電圧)は、入力端部A1から他方端部B1へいく
ほど高周波成分がカットされ、歪みが生じる。このた
め、ソースラインS1の入力端部A1と他方端部B1と
では液晶に印加される電圧値が異なり、たとえば同じデ
ータを与えた場合、ソースラインS1の入力端部A1付
近と他方端部B1付近とでは輝度が異なるという問題が
生じる。
【0010】また、図4に示されるように液晶表示装置
10では奇数番目のソースラインS(2i+1)が第1
ソースドライバ2aに、偶数番目のソースラインS(2
i)が第2ソースドライバ2bに接続されており、入力
されたデータ信号DAは分割されて、データDA1に対
応する電圧が第1ソースドライバ2a側から入力され、
データ信号DA2に対応する電圧が第2ソースドライバ
2b側から入力される。したがって、たとえば同じデー
タを与えた場合、前述したようにソースラインS1の入
力端部A1と他方端部B1とでは、電圧値が異なり、ま
たソースラインS2の入力端部A2と他方端部B2とで
も電圧値が異なるため、隣り合うソースラインS1,S
2での輝度が異なり、縞模様が生じて表示品位が低下す
るという問題が生じる。
【0011】本発明の目的は、大型化や高精細化に伴う
表示品位の低下のない液晶表示装置を提供することであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、行列状に配列
される画素電極と、水平表示ライン方向に沿って並ぶ画
素群毎に走査信号を供給する複数の走査信号線と、前記
水平表示ライン方向に直交する垂直表示ライン方向に沿
って並ぶ画素群毎にデータ信号を供給する複数のデータ
信号線と、前記走査信号線に接続され、該走査信号線に
走査信号を供給する走査側駆動手段と、前記データ信号
線の一方側端部に接続され、奇数番目のデータ信号線に
データ信号を出力する第1態様と、偶数番目のデータ信
号線にデータ信号を出力する第2態様とを切換えて実行
する第1のデータ側駆動手段と、前記データ信号線の他
方側端部に接続され、奇数番目のデータ信号線にデータ
信号を出力する第1態様と、偶数番目のデータ信号線に
データ信号を出力する第2態様とを切換えて実行する第
2のデータ側駆動手段とを含み、前記第1および第2の
データ側駆動手段は、予め定めるタイミングで互いに異
なる態様に切換えることを特徴とする液晶表示装置であ
る。
【0013】
【作用】本発明に従えば、走査側駆動手段から水平表示
ライン方向に形成された複数の走査信号線に走査信号を
印加し、第1および第2のデータ側駆動手段から垂直表
示ライン方向に形成された複数のデータ信号線にデータ
信号を印加することによって、走査信号線とデータ信号
線との交差部分に行列状に配列される画素電極に前記デ
ータ信号が供給され、液晶分子の配向状態が制御されて
表示が行われる。
【0014】前記第1および第2のデータ側駆動手段
は、たとえば1水平周期や、1垂直周期などの予め定め
るタイミングで、データ信号線との接続を互いに異なる
態様、すなわち奇数番目のデータ信号線にデータ信号を
出力する第1態様と、偶数番目のデータ信号線にデータ
信号を出力する第2態様とに切換える。
【0015】すなわち、n番目のデータ信号線に印加さ
れるデータ信号は、たとえば1垂直周期目には第1のデ
ータ側駆動手段から印加され、2垂直周期目には第2の
データ側駆動手段から印加される。また、n+1番目の
データ信号線に印加されるデータ信号は、1垂直周期目
には第2のデータ側駆動手段が印加され、2垂直周期目
には第1のデータ側駆動手段から印加される。
【0016】したがって、n番目のデータ信号線に印加
される電圧の1垂直周期目の電圧印加方向と、2垂直周
期目の電圧印加方向とが反対となるため、2垂直周期を
1単位とすると、印加電圧は平均化され、輝度の不均一
が低減される。また、n+1番目のデータ信号線に印加
される電圧の電圧印加方向は、n番目のデータ信号線に
印加される電圧の印加方向とは反対となるため、2垂直
周期を1単位とすると、各データ信号線の印加電圧は平
均化され、データ信号線間で縞模様が生じて液晶表示装
置の表示品位が低下することを防ぐことが可能となる。
【0017】
【実施例】図1は、本発明の一実施例であるアクティブ
マトリクス駆動を行う液晶表示装置17の簡単な構成を
示すブロック図である。液晶表示装置17は、基板11
と図示しない対向基板との間に液晶層を介在した表示パ
ネルを備え、該液晶層の液晶分子の配向状態を電気的に
制御することによって表示を行う。基板11には、互い
に直交する複数のソースラインSと、複数のゲートライ
ンTとが形成されている。ソースラインSとゲートライ
ンTとの各交差部分には、後述するTFT素子18と、
画素電極19と、図示しないカラーフィルタとが形成さ
れている。
【0018】第1ソースドライバ12aと第2ソースド
ライバ12bとは、ソースラインSにデータ信号を供給
する駆動手段であり、複数のソースラインSがソースド
ライバ12a,12bの複数の接続端子に、複数のスイ
ッチSW1,SW2を介して接続されている。この接続
は、高密度の実装が可能なように、第1ソースドライバ
12aには後述するカラーフィルタのR,G,Bを1単
位として符号付けされたソースラインS1,S2,…,
Snのうち、たとえば奇数番目のソースラインS(2i
+1)が接続され、第2ソースドライバ12bには偶数
番目のソースラインS(2i)が接続される。したがっ
て、ソースラインS1,S2,…,Snは、ソースドラ
イバ12a,12bに交互に接続される。また、前記ス
イッチSW1,SW2は、液晶表示装置17の表示パネ
ルの製造過程において形成される。
【0019】一方、ゲートドライバ13は、ゲートライ
ンTに走査信号を供給する駆動手段であり、複数のゲー
トラインTがゲートドライバ13の複数の出力端子にそ
れぞれ接続されている。前記ソースドライバ12a,1
2bと、ゲートドライバ13とは、液晶表示装置17全
体を制御する制御回路16を構成しているソースドライ
バ制御回路14とゲートドライバ制御回路15とにそれ
ぞれ接続されており、該制御回路14,15によってそ
れぞれのタイミングで駆動される。また、前記ソースド
ライバ制御回路14は、スイッチSW1,SW2と接続
されており、予め定められるタイミングで該スイッチS
W1,SW2の接続を切換える。
【0020】図2は、ソースラインSとゲートラインT
との交差部分を拡大して示す平面図である。前述したよ
うに複数のソースラインSとゲートラインTとの各交差
部分には、TFT素子18と、画素電極19と、図示し
ないカラーフィルタR,G,Bがそれぞれ形成されてい
る。TFT素子18は、ソースラインSから入力される
データ信号を画素電極19に印加するめたのスイッチン
グ素子であり、該素子18のゲート端子18gがゲート
ラインTに、ソース端子18sがソースラインSに、ド
レイン端子18dが画素電極19にそれぞれ接続されて
いる。ソースラインSにデータ信号が入力され、ゲート
ラインTに走査信号が入力されて、TFT素子18が導
通すると、ソースラインSから入力されたデータ信号は
画素電極19に印加されて、液晶分子の配向が制御さ
れ、表示が行われる。さらに、画素電極19は、液晶層
の容量などによって前記印加されたデータ信号をTFT
素子18が遮断された後も保持する。
【0021】また、複数の画素電極19上には、該画素
電極19に対応してカラーフィルタR,G,Bが形成さ
れている。たとえば、図2に示されるソースラインS1
aとソースラインS1bとの間の画素電極19上にはカ
ラーフィルタRが形成され、ソースラインS1bとソー
スラインS1cとの間の画素電極19上にはカラーフィ
ルタGが形成され、ソースラインS1cとソースライン
S2aとの間の画素電極19上にはカラーフィルタBが
形成される。したがって、ソースラインS1aからはカ
ラーフィルタRに対応するデータ信号が入力され、ソー
スラインS1bからはカラーフィルタGに対応するデー
タ信号が入力され、ソースラインS1cからはカラーフ
ィルタBに対応するデータ信号が入力されて、ソースラ
インS1aからS1c、すなわちソースラインS1から
R,G,Bを1単位とするデータ信号が入力されて、カ
ラー表示が行われる。
【0022】図3は、液晶表示装置17の動作を示すタ
イミングチャートである。ここでは、液晶表示装置17
の画面に静止画を表示する場合の動作を説明する。
【0023】図3(1)に示す水平同期信号Hsync
に同期して、ゲートドライバ13は走査信号をそれぞれ
のゲートラインT1,T2,…,Tnに対して出力す
る。また、制御回路16は、垂直周期の管理も行い、1
垂直周期毎にハイレベルのスイッチ制御信号Zとローレ
ベルのスイッチ制御信号Zとを交互に出力する。たとえ
ば、1垂直周期目において図3(4)に示すようにハイ
レベルのスイッチ制御信号Zを出力すると、ソースドラ
イバ制御回路14は図1に示されるようにスイッチSW
1と奇数番目のソースラインS(2i+1)とを接続
し、スイッチSW2と偶数番目のソースラインS(2
i)とを接続する。
【0024】制御回路16には、図3(3)に示される
クロック信号CKに基づいて図3(2)に示すようにデ
ータD0,D1,…,Dnに分割されて入力される。入
力されたデータD0,D1,…,Dnは、ソースドライ
バ制御回路14によって図3(5)に示すように偶数番
目のデータD0,D2,D4,…,D(2i)がソース
ドライバ12aに入力され、図3(7)に示すように奇
数番目のデータD1,D3,…,D(2i+1)がソー
スドライバ12bに順番に入力される。このとき、前記
クロック信号CKも同様に2分割され、すなわちクロッ
ク信号CKの周波数が1/2とされて、図3(6)に示
す第1ソースドライバ12a側のクロック信号CK1
と、図3(8)に示す第2ソースドライバ12b側のク
ロック信号CK2とが作成されて、各ドライバ12a,
12bに与えられる。
【0025】ゲートドライバ13からゲートラインT1
に走査信号が出力されると、クロック信号CK1に基づ
いて第1ソースドライバ12aは、入力されたデータ信
号DA1を接続されたソースラインS(2i+1)に出
力すると同時に、クロック信号CK2に基づいて第2ソ
ースドライバ12bが、入力されたデータ信号DA2を
接続されたソースラインS(2i)に出力する。第1ソ
ースドライバ12aおよび第2ソースドライバ12b
が、ソースラインSにデータ信号DA1およびデータ信
号DA2をそれぞれ出力している間には、第1ソースド
ライバ12aおよび第2ソースドライバ12bには次の
水平表示ラインのデータ信号が入力される。
【0026】続いて、ゲートドライバ13からゲートラ
インT2に走査信号が出力されると、ゲートラインT1
の場合と同様に第1ソースドライバ12aおよび第2ソ
ースドライバ12bからソースラインSにデータ信号が
出力される。上述した動作が全てのゲートラインTにつ
いて実施されて1垂直周期目の動作が終了すると、続い
て2垂直周期目の動作が実施される。
【0027】このとき、前記制御回路16は図3(4)
に示すようにローレベルのスイッチ制御信号Zを出力
し、ソースドライバ制御回路14はスイッチSW1,S
W2の切換えを行う。すなわち、スイッチSW1と偶数
番目のソースラインS(2i)とを接続し、スイッチS
W2と奇数番目のソースラインS(2i+1)とを接続
する。さらに、ソースドライバ制御回路14は、分割し
たデータD0,D1,…,Dnを1垂直周期目に入力し
たソースドライバ12a,12bとは反対のソースドラ
イバ12a,12bにそれぞれ入力する。すなわち、図
3(5)に示すように偶数番目のデータD0,D2,D
4,…,D(2i)がソースドライバ12bに、図3
(7)に示すように奇数番目のデータD1,D3,…,
D(2i+1)がソースドライバ12aにそれぞれ順番
に入力される。このとき、クロック信号CKも同様に反
対に分割され、1垂直周期目と同様の動作が繰返され
る。以後、同じようにしてスイッチSW1,SW2が切
換えられながら3垂直周期目、4垂直周期目、…の動作
が実施される。このようにしてデータ信号が入力され、
液晶分子の配向が制御されて表示が行われる。
【0028】以上のように本実施例によれば、ソースラ
インS1に入力されるデータ信号DA1は、1垂直周期
目には第1ソースドライバ12aから、2垂直周期目に
は第2ソースドライバ12bから入力される。また、ソ
ースラインS2に入力されるデータ信号DA2は、ソー
スラインS1に入力されるデータ信号DA1とは反対に
1垂直周期目には第2ソースドライバ12bから入力さ
れ、2垂直周期目には第1ソースドライバ12aから入
力される。
【0029】したがって、ソースラインS1に入力され
る信号電圧の印加方向は、1垂直周期目と2垂直周期目
とで反対となり、2垂直周期を1単位とすると、信号電
圧が平均化され、ソースラインS1における一方端部A
3と他方端部B3との輝度の不均一が低減される。ま
た、ソースラインS2については、各周期においてソー
スラインS1とは反対方向から信号電圧が印加され、同
様に一方端部A4と他方端部B4との輝度の不均一が低
減されるとともに、ソースラインS1,S2間の輝度の
不均一による縞模様の発生を低減することができ、液晶
表示装置17全体の表示品位を向上することが可能とな
る。
【0030】なお、本実施例ではTFT素子18を設け
てアクティブマトリクス駆動を行う場合について説明し
たけれども、TFT素子18を設けずに単純マトリクス
駆動を行う例も本発明の範囲に属するものである。
【0031】また、本実施例では液晶表示装置17に静
止画を表示する場合について説明したけれども、液晶表
示装置17を用いて動画を表示する場合も本発明を実施
することによって表示品位を向上することが可能とな
る。
【0032】さらに、本実施例ではスイッチSW1,S
W2を表示パネルである基板11上に設ける例について
説明したけれども、スイッチSW1,SW2をソースド
ライバ12a,12bに設ける例も本発明の範囲に属す
るものである。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、データ信
号線に出力されるデータ信号は、予め定めるタイミング
で電圧印加方向が切換えられるため、印加電圧は平均化
され、輝度の不均一が低減されるとともに、隣り合うデ
ータ信号線間で生じる輝度の差による縞模様をなくすこ
とができ、液晶表示装置の表示品位を向上することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である液晶表示装置17の簡
単な構成を示すブロック図である。
【図2】ソースラインSとゲートラインTとの交差部分
を拡大して示す平面図である。
【図3】液晶表示装置17の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図4】従来の液晶表示装置10の簡単な構成を示すブ
ロック図である。
【図5】液晶表示装置10の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
12a 第1ソースドライバ 12b 第2ソースドライバ 13 ゲートドライバ 14 ソースドライバ制御回路 15 ゲートドライバ制御回路 16 制御回路 17 液晶表示装置 19 画素電極 SW1,SW2 スイッチ S ソースライン T ゲートライン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行列状に配列される画素電極と、 水平表示ライン方向に沿って並ぶ画素群毎に走査信号を
    供給する複数の走査信号線と、 前記水平表示ライン方向に直交する垂直表示ライン方向
    に沿って並ぶ画素群毎にデータ信号を供給する複数のデ
    ータ信号線と、 前記走査信号線に接続され、該走査信号線に走査信号を
    供給する走査側駆動手段と、 前記データ信号線の一方側端部に接続され、奇数番目の
    データ信号線にデータ信号を出力する第1態様と、偶数
    番目のデータ信号線にデータ信号を出力する第2態様と
    を切換えて実行する第1のデータ側駆動手段と、 前記データ信号線の他方側端部に接続され、奇数番目の
    データ信号線にデータ信号を出力する第1態様と、偶数
    番目のデータ信号線にデータ信号を出力する第2態様と
    を切換えて実行する第2のデータ側駆動手段とを含み、 前記第1および第2のデータ側駆動手段は、予め定める
    タイミングで互いに異なる態様に切換えることを特徴と
    する液晶表示装置。
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