JPH0614888U - ディスク型乾燥装置におけるスクレーパー取付構造 - Google Patents

ディスク型乾燥装置におけるスクレーパー取付構造

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JPH0614888U
JPH0614888U JP5058892U JP5058892U JPH0614888U JP H0614888 U JPH0614888 U JP H0614888U JP 5058892 U JP5058892 U JP 5058892U JP 5058892 U JP5058892 U JP 5058892U JP H0614888 U JPH0614888 U JP H0614888U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスク型乾燥装置におけるスクレーパの取
付構造を簡略化した。 【構成】 加熱されたディスク(3) を回転させると共
に、同ディスク(3) の表面に、液状の被乾燥原料を吹付
ける吹付装置(9) を設け、さらに、同ディスク(3) の表
面に、スクレーパー(12)の掻き落し刃(14)を圧着状態に
配設し、その表面に付着した乾燥原料を掻き落すディス
ク型乾燥装置において、ディスク(3) の表面に対して間
隔をおいてスクレーパー台(13)を配設し、同スクレーパ
ー台(13)に、凹溝(13-5)を形成したホルダーガイド(13-
2)を横方向に位置変更固定自在に設け、同ホルダーガイ
ド(13-2)の凹溝(13-5)により、スクレーパ(12)の下部を
支持し、しかも、同スクレーパー(12)の上部には押圧体
(15)を当接した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ディスク型乾燥装置におけるスクレーパー取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、乾燥装置の一形態として、回転自在とした中空状のディスク内に、スチ ーム等の加熱媒体を注入して、同ディスクを加熱可能に構成すると共に、同ディ スクの表面に、液状の被乾燥原料を吹き付けながら同原料をディスクの表面で乾 燥するものである。
【0003】 また、かかる乾燥装置は、ディスクの表面に、液状の被乾燥原料を吹き付ける 吹付装置と、その表面に付着した乾燥原料を掻き落とすスクレーパーとを配設し ている。
【0004】 さらに、スクレーパーは、取付具に対して蝶番を介して装着されながら長手状 の掻き落し刃をディスクの表面に圧着させており、ディスクの回転によってディ スクの表面の乾燥原料をフレーク状として自動的に掻き落とすものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来例のものは、スクレーパーを取付具に対して蝶番を介して 装着しているために、同スクレーパーを取外すことが困難であって、先端の研摩 作業を行う場合は面倒であった。
【0006】 また、被乾燥原料によってスクレーパーの傾斜角度を調節する必要があるが、 スクレーパーを蝶番により装着している為に角度変更が不可能であった。
【0007】 本考案は、上記の課題を解決することができるディスク型乾燥装置におけるス クレーパー取付構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案では、加熱されたディスクを回転させると共に、同ディスクの表面に、 液状の被乾燥原料を吹付ける吹付装置を設け、さらに、同ディスクの表面に、ス クレーパーの掻き落し刃を圧着状態に配設し、その表面に付着した乾燥原料を掻 き落すディスク型乾燥装置において、ディスクの表面に対して間隔をおいてスク レーパー台を配設し、同スクレーパー台に、凹溝を形成したホルダーガイドを横 方向に位置変更固定自在に設け、同ホルダーガイドの凹溝により、スクレーパの 下部を支持し、しかも、同スクレーパーの上部には押圧体を当接してなるディス ク型乾燥装置におけるスクレーパー取付構造を提供するものである。
【0009】
【実施例】
本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第1図の側面図において、1は 本考案に係るディスク型乾燥装置を示し、同乾燥装置1は、機枠2に中空状のデ ィスク3を軸支している。
【0010】 本実施例では、ディスク3を、第3図に示すように、左右方向に長手状とした 回転自在の中空ドラム4の外周面に、一定の間隔をあけて取付けており、しかも 、同ドラム4の内部と、ディスク3の内部を連通孔5によって連通している。
【0011】 そして、この中空ドラム4内に、スチーム等の加熱媒体を注入し、ディスク3 を加熱するようにしている。
【0012】 また、中空ドラム4の左右側部には、加熱媒体の注入口4-1 と排出口4-2 をそ れぞれ設けると共に、その内部を仕切壁4aを介して2分割して、中空ドラム4内 にスチーム注入空間S1と排出空間S2とを形成している。
【0013】 さらに、ディスク3の内部には、第4図に示すように、縦方向に仕切壁3aを設 けており、ディスク3を回転させて、中空ドラム4の注入口4-1 からの加熱媒体 を注入すると、スチーム注入空間S1→ディスク3→スチーム排出空間S2→排出口 4-2 へと流して、ディスク3を加熱するものである。
【0014】 なお、6はディスク3を被覆したケース、7は中空ドラム4の注入口4-1 に接 続した注入パイプ、8は排出口4-2 に接続した排出パイプを示す。
【0015】 また、かかるディスク3の表面には、第1図に示すように、液状又は泥状の被 乾燥原料を吹付ける吹付装置9を配設し、同吹付装置9によって、ディスク3の 表面に被乾燥原料を吹付け、ディスク3でこの原料を乾燥するようにしている。
【0016】 本実施例の、吹付装置9は、ディスク3の中心部より円周方向に向けてパイプ 9aを近接状態に配設し、同パイプ9aの周面に設けた吹付孔より回転するディスク 3の表面に被乾燥原料を吹付けるようにしている。なお、10は吹付装置9のポン プを示す。
【0017】 また、ディスク3には、スクレーパー12を設けており、同スクレーパー12によ ってその表面に付着した乾燥した原料を掻き落とすようにしている。
【0018】 かかるスクレーパー12は、図5に示す如く、ディスク3の間に間隔をおいてス クレーパー台13を配設して、同スクレーパー台13の左右両側にスペーサ13-1とホ ルダーガイド13-2を固着している。13-3はスクレーパー台13にスペーサ13-1とホ ルダーガイド13-2を貫通しながらナット13-4により固着する締結ピンである。
【0019】 また、ホルダーガイド13-2の上部にはV字状の凹溝13-5を形成して、同凹溝13 -5にてスクレーパー12の下部を支持している。14はスクレーパー12の掻き落し刃 、14-1はスクレーパーホルダーであって、ホルダークランプ14-2との間に掻き落 し刃14を挾持している。14-3は固定ボルト、そして、上記スクレーパー12は、ス クレーパーホルダー14-1の下部14a がホルダーガイド13-2の凹溝13-5に嵌った状 態で逆ハ字状に位置しながら左右のスクレーパーホルダー14-1の上部に広幅状の 押圧体15を掻け渡し状に当接している。15-1はスクレーパー台13に垂設するボル ト、15-2は締付用蝶ナットである。
【0020】 そして、同蝶ナット15-2により押圧体15を下向に押付けてスクレーパー12の掻 き落し刃14をディスク3の表面に押し付けるものである。
【0021】 そして、回転するディスク3表面に付着した乾燥原料を掻き落し刃14によって 掻き落とすようにしている。
【0022】 また、本実施例において、第1図に示すように、吹付装置9をディスク3の下 方部に、配設すると共に、スクレーパー12を、配設している。
【0023】 しかも、スクレーパー12を、中空ドラム4の上縁部よりディスク3の円周方向 に向けて下り勾配状態に配設しており、掻き取った原料を同スクレーパー12に沿 って落下させ、その下方の原料を回収するようにしている。
【0024】 また、スクレーパー12に取付けた掻き落し刃14は長方形状に形成され、その先 端縁部に所定の間隔を設けて細状のスリット18を設けている。
【0025】 そして、かかる細状のスリット18によって、掻き落し刃14の先端縁部14b に複 数の刃部片19を形成している。
【0026】 かかる構成によって、この刃部片19がディスク3の表面にそれぞれ密着状態に 当接し、その表面の乾燥した原料を掻き残すことく、確実に掻き落すようにして いる。
【0027】 なお、20はケース6の上端部に接続したダクトケース、21はケース6の下端部 に設けた被乾燥原料の貯溜タンク、22はディスク3を回転させる駆動モータを示 す。
【0028】 本考案の実施例は上記のように構成されており、したがって、スクレーパー12 をスクレーパー台13にセットする場合は、同スクレーパー12のスクレーパーホル ダー14-1の下部14a を、ホルダーガイド13-2に設ける凹溝13-5に嵌め、かつ、掻 き落し刃14はディスク3に当接した状態とし、さらに、スクレーパー12の上部を 押圧体15にて押圧する。
【0029】 また、被乾燥原料によって、スクレーパー12の傾斜角度を変更する場合は、上 記スペーサ13-1の幅が広幅又は幅狭のスペーサ13-1と交換して再度固定する。ス クレーパー12の取付角度を変更することができるものである。
【0030】 以上述べてきたように、本考案の実施例は、以下のような作用効果を有してい る。
【0031】 本考案では、加熱されたディスク3を回転させ、その表面に液状の被乾燥原料 を吹き付けて、被乾燥原料を乾燥し、さらに、ディスク3の表面に圧着したスク レーパー12の掻き落とし刃14によって、乾燥した原料をディスク3の表面から掻 き落として、乾燥した原料をフレーク状に回収するものである。
【0032】 しかも、本考案は、ディスク3の表面に対して間隔をおいてスクレーパー台13 を配設し、同スクレーパー13に凹溝13-5を形成したホルダーガイド13-2を横方向 に位置変更固定自在に設け、同凹溝により、スクレーパー12側の掻き落し刃14の 下部14a を支持すると共に、同スクレーパー12の上部は押圧体15を当接したもの であるから、同スクレーパー12の着脱が容易であり、掻き落し刃14の研摩作業な どが能率的にできるものである。
【0033】 また、被乾燥原料によってスクレーパー12の傾斜角度を変更する場合は、スペ ーサ13-1を、広幅状又は幅狭状のものと交換することができるので、これにより スクレーパー12の傾斜角度を被乾燥原料に合致した状態とすることができるもの である。
【0034】
【考案の効果】
本考案によれば、ディスクの表面に対して間隔をおいてスクレーパー台を配設 し、同スクレーパー台に凹溝を有するホルダーガイドを横方向に位置変更固定自 在に設け、同凹溝によりスクレーパーの下部を支持すると共に、同スクレーパー の上部は押圧体を当接したものであるから、同スクレーパーの着脱が容易であり 、掻き落し刃の研摩作業などが能率的にできるものである。
【0035】 また、被乾燥原料によってスクレーパーの傾斜角度を変更する場合は、ホルダ ーガイドを横方向に移動させてセットし、これによりスクレーパーの傾斜角度を 被乾燥原料に合致した状態に自在に変更することができるものである。
【0036】 しかも、スクレーパーの傾斜角度を変更自在としたから、掻き落し時の振動を 減少させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る窓を示すディスク型乾燥装置の側
面図。
【図2】乾燥装置の側面図。
【図3】ディスクの断面正面図。
【図4】ディスクの断面側面図。
【図5】スクレーパーの取付構造を示す説明図。
【図6】スクレーパーの構造を示す説明図。
【符号の説明】
1 ディスク型乾燥装置 2 機枠 3 ディスク 4 中空ドラム 9 吹付装置 12 スクレーパー 13 スクレーパー台 13-1 スペーサ 13-2 ホルダーガイド 13-5 凹溝 14 掻き落し刃 14a 下部 15 押圧体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱されたディスク(3) を回転させると
    共に、同ディスク(3) の表面に、液状の被乾燥原料を吹
    付ける吹付装置(9) を設け、さらに、同ディスク(3) の
    表面に、スクレーパー(12)の掻き落し刃(14)を圧着状態
    に配設し、その表面に付着した乾燥原料を掻き落すディ
    スク型乾燥装置において、 ディスク(3) の表面に対して間隔をおいてスクレーパー
    台(13)を配設し、同スクレーパー台(13)に、凹溝(13-5)
    を形成したホルダーガイド(13-2)を横方向に位置変更固
    定自在に設け、同ホルダーガイド(13-2)の凹溝(13-5)に
    より、スクレーパ(12)の下部を支持し、しかも、同スク
    レーパー(12)の上部には押圧体(15)を当接してなるディ
    スク型乾燥装置におけるスクレーパー取付構造。
JP5058892U 1992-07-20 1992-07-20 ディスク型乾燥装置におけるスクレーパー取付構造 Expired - Lifetime JP2586242Y2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012047373A (ja) * 2010-08-25 2012-03-08 Okawara Mfg Co Ltd 横型連続伝導伝熱式乾燥機
JP2012102966A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Nishimura Tekkosho:Kk 乾燥装置
JP2017090098A (ja) * 2015-11-04 2017-05-25 株式会社荏原製作所 スラリー処理装置及びスラリー処理方法
JP2018109454A (ja) * 2016-12-28 2018-07-12 綜研テクニックス株式会社 回転ディスク型乾燥装置

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