JPH06147702A - 多室冷暖房装置 - Google Patents

多室冷暖房装置

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Publication number
JPH06147702A
JPH06147702A JP4301971A JP30197192A JPH06147702A JP H06147702 A JPH06147702 A JP H06147702A JP 4301971 A JP4301971 A JP 4301971A JP 30197192 A JP30197192 A JP 30197192A JP H06147702 A JPH06147702 A JP H06147702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
heating
cooling
auxiliary heat
control valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP4301971A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiro Nakagawa
信博 中川
Masao Kurachi
正夫 蔵地
Kazuhiko Marumoto
一彦 丸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は除霜運転時も暖房運転を継続し、暖
房能力の低下を小さく抑えて快適性を保持できる多室冷
暖房装置を提供することを目的とする。 【構成】 圧縮機1、暖房用第1補助熱交換器20、こ
の能力を制御する第1制御弁21、冷房用第1補助熱交
換器23、この能力を制御する第2制御弁22、減圧装
置24と熱源側熱交換器25と三方弁26を連接し、減
圧装置24は第1制御弁21と第2制御弁22の間に連
通するとともに、三方弁26の片方を冷房用第1補助熱
交換器23と圧縮機1の間に連通した蒸発回路27と、
三方弁26の他方を圧縮機1と暖房用第1補助熱交換器
20の間に連通した凝縮回路28とを連接してなる熱源
側冷媒サイクルと、熱源側熱交換器25の着霜を検出す
る着霜検出手段11と、除霜するかどうかを判定する除
霜判定手段39と、この信号に基づいてアクチュエータ
を駆動するアクチュエータ駆動手段40を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱源側冷媒サイクルと
利用側冷媒サイクルに分離された多室冷暖房装置に係わ
り、詳しくはその冷媒サイクルの除霜に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては特開平1−2753
14号公報で知られるような多室冷暖房装置がある。
【0003】以下、図面を参照しながら従来の技術につ
いて説明する。図3において、1は圧縮機、2は四方
弁、3は第3補助熱交換器,3aは第3補助熱交換器3
への冷媒流量を制御する補助制御弁、4は熱源側熱交換
器、4aは熱源側熱交換器4への冷媒流量を制御する主
制御弁、5は減圧装置、6は第1補助熱交換器でこれら
を環状に連接し、熱源側冷媒サイクルを形成している。
【0004】7は第2補助熱交換器で第1補助熱交換器
6と熱交換するように一体に形成されている。8は第1
冷媒搬送装置で冷房時と暖房時で冷媒の流出方向が反対
となる可逆特性を持っている。
【0005】9は第3補助熱交換器3と一体に形成され
熱交換する第4補助熱交換器、10は第2冷媒搬送装置
で冷房時と暖房時で冷媒の流出方向が反対となる可逆特
性を持っている。
【0006】11は着霜検出手段であり、サーミスタを
使用している。これらは室外ユニット12に収納されて
いる。
【0007】13a,13bは第1利用側熱交換器でそ
れぞれ室内ユニット14a,14bに設けられ、第1配
管15a,15bで室外ユニット12と接続されてい
る。16a,16bは第1利用側熱交換器13a,13
bそれぞれへの冷媒流量を制御する第1流量弁である。
【0008】17a,17bは第2利用側熱交換器でそ
れぞれ室内ユニット14a,14bに設けけられ、第2
配管18a,18bで室外ユニット12と接続されてい
る。19a,19bは第2利用側熱交換器17a,17
bそれぞれへの冷媒流量を制御する第2流量弁である。
【0009】第2補助熱交換器7、第1冷媒搬送装置
8、第1流量弁16a,16b、第1利用側熱交換器1
3a,13bおよび第1配管15a,15bを環状に連
接し、第1利用側冷媒サイクルを形成している。
【0010】また、第4補助熱交換器9、第2冷媒搬送
装置10、第2流量弁19a,19b、第2利用側熱交
換器17a,17bおよび第2配管18a,18bを環
状に連接し第2利用側冷媒サイクルを形成している。
【0011】以上のように構成された多室冷暖房装置に
ついて、その動作を説明する。室内ユニット14a,1
4bの両方が冷房運転の場合、熱源側冷媒サイクルで
は、補助制御弁3aが閉成し、圧縮機1からの高温高圧
ガス冷媒は四方弁2を通り熱源側熱交換器4で放熱して
凝縮液化し、減圧装置5で減圧され第1補助熱交換器6
で蒸発して四方弁2を通り圧縮機1へ循環する。
【0012】この時、第1利用側冷媒サイクルの第2補
助熱交換器7と第1補助熱交換器6が熱交換し、第1利
用側冷媒サイクル内のガス冷媒は冷却されて液化し、第
1冷媒搬送装置8に送られる。この第1冷媒搬送装置8
から吐出された液冷媒は第1配管15aを通って第1流
量弁16a,16bへ流通し適性に流量制御されて第1
利用側熱交換器13a,13bへ送られて吸熱し、蒸発
ガス化して第1配管15bを通って第2補助熱交換器7
に循環する。
【0013】この時、例えば室内ユニット14aを暖房
運転にする場合、補助制御弁3aが開成して第1流量弁
16aが閉成し、第2利用側冷媒サイクルが運転され
る。つまり、第2冷媒搬送装置10から送られた第2利
用側冷媒サイクルの冷媒は、第4補助熱交換器9へ送ら
れ、第3補助熱交換器3で加熱ガス化され、第2配管1
8bを通って第2利用側熱交換器17aへ送られ第2流
量弁19aで流量制御されながら暖房して凝縮液化し、
第2配管18aを通って第2冷媒搬送装置10へ循環す
る。
【0014】この時、熱源側冷媒サイクルでは主制御弁
4aの開度調整で熱源側熱交換器4の凝縮量を制御する
ことにより、第3補助熱交換器3と第4補助熱交換器9
との熱交換量を制御している。
【0015】一方、室内ユニット14a,14bの両方
が暖房運転の場合、熱源側冷媒サイクルでは、補助制御
弁3aが閉成し、圧縮機1からの高温高圧ガス冷媒は四
方弁2から第1補助熱交換器6に送られ、放熱して凝縮
液化する。そして減圧装置5で減圧され、熱源側熱交換
器4で吸熱蒸発し、四方弁2を通って圧縮機1へ循環す
る。
【0016】この時、第1利用側冷媒サイクルの第2補
助熱交換器7と第1補助熱交換器6が熱交換し、第1利
用側冷媒サイクル内の液冷媒が加熱されてガス化し、第
1配管15bを通って第1利用側熱交換器13a,13
bへ送られ、第1流量弁16a,16bで適正に流量制
御されながら暖房して凝縮液化し、第1配管15aを通
って第1冷媒搬送装置8へ送られ、第2補助熱交換器7
へ循環する。
【0017】この時、例えば室内ユニット14aを冷房
運転する場合、補助制御弁3aが開成して第1流量弁1
6aが閉成し、第2利用側冷媒サイクルが運転される。
つまり、第4補助熱交換器9で第3補助熱交換器3に放
熱して液化した冷媒は第2冷媒搬送装置10により第2
配管18aから第2流量弁19aに送られ、適正に流量
制御されて第2利用側熱交換器17aで冷房して蒸発ガ
ス化し、第2配管18bを通って第4補助熱交換器9へ
循環する。
【0018】この時、熱源側冷媒サイクルでは主制御弁
4aの開度調整で熱源側熱交換器4の蒸発量を制御する
ことにより、第3補助熱交換器3と第4補助熱交換器9
との熱交換量を制御している。
【0019】以上のような動作において暖房負荷が冷房
能力より大き場合(暖房主体運転)には、熱源側熱交換
器4が蒸発器の働きをし、低外気温度で着霜することが
ある。 この時、着霜検出手段のサーミスタ11で着霜
を検出すると、四方弁2を切り換えて熱源側熱交換器4
を凝縮器として除霜運転を行う。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、除霜運転開始時には、四方弁2を切り換
えて熱源側冷媒サイクルの冷媒の流れを逆転させるとと
もに、第1冷媒搬送装置8と第2冷媒搬送装置10の搬
送方向を逆転させて、第1利用側冷媒サイクルを冷房運
転、第2利用側冷媒サイクルを暖房運転させなければな
らない。
【0021】また、除霜運転終了時には、再び四方弁2
を切り換えて熱源側冷媒サイクルの冷媒の流れを逆転さ
せるとともに、第1冷媒搬送装置8と第2冷媒搬送装置
10の搬送方向も逆転させて、第1利用側冷媒サイクル
を暖房運転、第2利用側冷媒サイクルを冷房運転に戻さ
なければならない。
【0022】従って、除霜運転開始時と終了時に、暖房
運転サイクルを第2利用側冷媒サイクルと第1利用側冷
媒サイクルに切り換えなければならないため、暖房能力
が著しく低下し、快適性を損なうという課題を有してい
た。
【0023】本発明は上記課題を解決するもので、除霜
運転開始時と終了時に冷媒サイクルを切り換えることな
く、除霜運転時の暖房能力の低下を小さく抑えて、快適
性を保持できる多室冷暖房装置を提供することを目的と
する。
【0024】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の多室冷暖房装置は圧縮機、暖房用第1補助熱
交換器、この暖房用第1補助熱交換器の能力を制御する
第1制御弁、冷房用第1補助熱交換器、この冷房用第1
補助熱交換器の能力を制御する第2制御弁、減圧装置と
熱源側熱交換器と三方弁を連接し、減圧装置は第1制御
弁と第2制御弁の間に連通するとともに、三方弁の片方
を冷房用第1補助熱交換器と圧縮機の間に連通した蒸発
回路と、三方弁の他方を圧縮機と暖房用第1補助熱交換
器の間に連通した凝縮回路とを連接してなる熱源側冷媒
サイクルと、熱源側熱交換器の着霜を検出する着霜検出
手段と、この出力信号に基づいて除霜するか判定する除
霜判定手段と、この出力信号に基づいてアクチュエータ
を駆動するアクチュエータ駆動手段を備えた構成となっ
ている。
【0025】
【作用】本発明は上記のような構成により、暖房主体運
転時に着霜検出手段であるサーミスタで熱源側熱交換器
の着霜を検出して、除霜判定手段で除霜運転開始を判定
すると、アクチュエータ駆動手段で三方弁を切り換えて
熱源側熱交換器を凝縮器として除霜運転を行う。そし
て、除霜判定手段で除霜終了を判定すると、三方弁を切
り換えて暖房主体運転に戻る。
【0026】このことにより、暖房運転から除霜運転を
通して暖房用第1補助熱交換器を常に凝縮器として動作
させ、除霜時の暖房能力低下を小さく抑える。
【0027】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1,図2を用い
て説明する。図1は本実施例における多室冷暖房装置の
冷媒サイクル図であり、図2はその除霜運転時の動作フ
ローチャートである。尚、従来と同一構成については同
一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0028】図1において、20は暖房用第1補助熱交
換器である。21は第1制御弁であり、電動膨張弁を使
用している。22は第2制御弁であり、電動膨張弁を使
用している。23は冷房用第1補助熱交換器である。2
4は減圧装置であり、電動膨張弁を使用している。25
は熱源側熱交換器である。26は三方弁である。27は
蒸発回路、28は凝縮回路であり、これらは三方弁26
により切り換えられる。 圧縮機1、暖房用第1補助熱
交換器20、第1制御弁21、第2制御弁22、冷房用
第1補助熱交換器23、減圧装置24、熱源側熱交換器
25、三方弁26、蒸発回路27、凝縮回路28を連接
して熱源側冷媒サイクルを形成している。
【0029】29は暖房用第2補助熱交換器であり、暖
房用第1補助熱交換器20と熱交換するように一体に形
成された積層熱交換器を使用している。30は暖房用冷
媒搬送装置であり、冷媒ポンプを使用している。31は
冷房用第2補助熱交換器であり、冷房用第1補助熱交換
器23と熱交換するように一体に形成された積層熱交換
器を使用している。32は冷房用冷媒搬送装置であり、
冷媒ポンプを使用している。
【0030】熱源側冷媒サイクル、暖房用第2補助熱交
換器29、暖房用冷媒搬送装置30、冷房用第2補助熱
交換器31、冷房用冷媒搬送装置32は熱源ユニット3
3に収納されている。
【0031】34a,34bは暖房用利用側熱交換器で
ある。35a,35bは暖房用能力制御弁であり、電動
膨張弁を使用しており、暖房用利用側熱交換器34a,
34bにそれぞれ直列に接続されている。
【0032】暖房用第2補助熱交換器29、暖房用冷媒
搬送装置30、暖房用利用側熱交換器34a,34b、
暖房用能力制御弁35a,35bを環状に連接して暖房
用利用側冷媒サイクルを形成している。
【0033】36a,36bは冷房用利用側熱交換器で
ある。37a,37bは冷房用能力制御弁であり、電動
膨張弁を使用しており、冷房用利用側熱交換器36a,
36bにそれぞれ直列に接続されている。
【0034】冷房用第2補助熱交換器31、冷房用冷媒
搬送装置32、冷房用能力制御弁37a,37b、冷房
用利用側熱交換器36a,36bを環状に連接して冷房
用利用側冷媒サイクルを形成している。
【0035】38a,38bは室内ユニットであり、暖
房用利用側熱交換器34a,34b、暖房用能力制御弁
35a,35b、冷房用利用側熱交換器36a,36
b、冷房用能力制御弁37a,37bをそれぞれ収納し
ている。
【0036】39は除霜判定手段であり、着霜検出手段
のサーミスタ11で検出した温度を基に、除霜運転する
か否かを判定する。40はアクチュエータ駆動手段であ
り、除霜判定手段39の結果に基づいて第2制御弁2
2、減圧装置24、三方弁26、冷房用冷媒搬送装置3
2を駆動させる。
【0037】以上のように構成された多室冷暖房装置に
ついて、ここでは特に問題となる暖房主体運転時の除霜
運転に限って、その動作を説明する。
【0038】室内ユニット38aが暖房運転、室内ユニ
ット38bが冷房運転であり、暖房負荷が冷房負荷より
大きい暖房主体運転時には、三方弁26と蒸発回路27
を連通させる。圧縮機1からの高温高圧ガス冷媒は暖房
用第1補助熱交換器20に送られ、放熱して凝縮液化し
た後、第2制御弁22と減圧装置24で減圧され、冷房
用第1補助熱交換器23と熱源側熱交換器25で蒸発ガ
ス化して圧縮機1へ循環する。
【0039】この時、暖房用第2補助熱交換器29と暖
房用第1補助熱交換器20が熱交換し、暖房用利用側冷
媒サイクル内の液冷媒が加熱されてガス化し、暖房用利
用側熱交換器34aへ送られ、暖房用能力制御弁35a
で適正に流量制御されながら暖房して凝縮液化し、暖房
用冷媒搬送装置30へ送られ、暖房用第2補助熱交換器
29へ循環する。
【0040】また、冷房用第2補助熱交換器31と冷房
用第1補助熱交換器23が熱交換し、冷房用利用側冷媒
サイクル内のガス冷媒は冷却されて液化し、冷房用冷媒
搬送装置32に送られる。この冷房用冷媒搬送装置32
から吐出された液冷媒は冷房用能力制御弁37bへ流通
して適正に流量制御され、冷房用利用側熱交換器36b
へ送られて吸熱し、蒸発ガス化して冷房用第2補助熱交
換器31に循環する。
【0041】次に除霜運転時の動作について図2を参照
にしながら説明する。step1は着霜検出手段のサー
ミスタ11であり、熱源側熱交換器25が蒸発器の働き
をしているときの入口配管温度Tを定期的(例えば1分
毎)に検出する。
【0042】step2は除霜判定手段39の中の除霜
開始判定ルーチンであり、サーミスタ11の検出温度T
がー10℃より高ければ、除霜運転する必要がないと判
定してstep3へ移行する。step3はアクチュエ
ータ駆動手段40であり、三方弁26を蒸発回路27に
連通させ、減圧装置24、第2制御弁22、冷房用冷媒
搬送装置32を暖房主体運転時の通常制御させる。
【0043】step2でサーミスタ11の検出温度T
がー10℃以下であれば、除霜運転する必要があると判
定してstep4へ移行する。step4はアクチュエ
ータ駆動手段40であり、三方弁26を凝縮回路28に
連通させ、減圧装置24と第2制御弁22を全開にし、
冷房用冷媒搬送装置32を駆動させる。
【0044】このことにより、圧縮機1からの高温高圧
ガス冷媒は暖房用第1補助熱交換器20と熱源側熱交換
器25に送られ、暖房用第1補助熱交換器20では暖房
用利用側冷媒サイクル内の冷媒に放熱して凝縮液化し、
熱源側熱交換器25では霜を解かして凝縮液化する。そ
の後、第1制御弁21、減圧装置24、第2制御弁22
を通って冷房用第1補助熱交換器23で冷房用利用側冷
媒サイクル内の冷媒から吸熱して蒸発ガス化し、圧縮機
1に循環する。
【0045】つまり、冷房用利用側冷媒サイクル内のガ
ス冷媒から熱を奪い、暖房運転を継続しながら熱源側熱
交換器25の除霜運転を行う。
【0046】step5は着霜検出手段のサーミスタ1
1であり、除霜運転中の熱源側熱交換器25の入口配管
温度Tを定期的(例えば1分毎)に検出する。
【0047】step6は除霜判定手段39の中の除霜
終了判定ルーチンであり、サーミスタ11の検出温度T
が10℃以下であれば、除霜が終了していないと判定し
てstep4に戻る。検出温度Tが10℃より高くなる
と、除霜が終了したと判定してstep1に戻る。
【0048】上記実施例によれば、除霜運転時に、アク
チュエータ駆動手段40で三方弁26を凝縮回路28に
連通させることにより、熱源側熱交換器25に高温高圧
のガス冷媒を流して除霜運転しながら、暖房用第1補助
熱交換器20にも高温高圧のガス冷媒を流して暖房運転
を継続できる。
【0049】このことにより、除霜運転による暖房能力
の低下を小さく抑えることができ、快適性を保つことが
できる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明
は、圧縮機、暖房用第1補助熱交換器、暖房用第1補助
熱交換器の能力を制御する第1制御弁、冷房用第1補助
熱交換器、冷房用第1補助熱交換器の能力を制御する第
2制御弁、減圧装置と熱源側熱交換器と三方弁を連接
し、減圧装置は第1制御弁と第2制御弁の間に連通する
とともに、三方弁の片方を冷房用第1補助熱交換器と圧
縮機の間に連通した蒸発回路と、三方弁の他方を圧縮機
と暖房用第1補助熱交換器の間に連通した凝縮回路とを
連接してなる熱源側冷媒サイクルと、暖房用第1補助熱
交換器と一体に形成して熱交換する暖房用第2補助熱交
換器、複数の暖房用利用側熱交換器、暖房用冷媒搬送装
置を環状に連接してなる暖房用利用側冷媒サイクルと、
冷房用第1補助熱交換器と一体に形成して熱交換する冷
房用第2補助熱交換器、冷房用冷媒搬送装置、複数の冷
房用利用側熱交換器を環状に連接してなる冷房用利用側
冷媒サイクルと、熱源側熱交換器の着霜を検出する着霜
検出手段と、着霜検出手段の出力信号に基づいて除霜す
るか判定する除霜判定手段と、除霜判定手段の出力信号
に基づいてアクチュエータを駆動するアクチュエータ駆
動手段を備えることにより、除霜運転中も暖房運転を継
続することができ、暖房能力の低下を小さく抑えて快適
性を保持できる多室冷暖房装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における多室冷暖房装置の冷
媒サイクル図
【図2】本発明の一実施例における多室冷暖房装置の除
霜運転時の動作フローチャート
【図3】従来の多室冷暖房装置の冷媒サイクル図
【符号の説明】
1 圧縮機 11 着霜検出手段 20 暖房用第1補助熱交換器 21 第1制御弁 22 第2制御弁 23 冷房用第1補助熱交換器 24 減圧装置 25 熱源側熱交換器 26 三方弁 27 蒸発回路 28 凝縮回路 29 暖房用第2補助熱交換器 30 暖房用冷媒搬送装置 31 冷房用第2補助熱交換器 32 冷房用冷媒搬送装置 34a,34b 暖房用利用側熱交換器 36a,36b 冷房用利用側熱交換器 39 除霜判定手段 40 アクチュエータ駆動手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、暖房用第1補助熱交換器、前記
    暖房用第1補助熱交換器の能力を制御する第1制御弁、
    冷房用第1補助熱交換器、前記冷房用第1補助熱交換器
    の能力を制御する第2制御弁、減圧装置と熱源側熱交換
    器と三方弁を連接し、前記減圧装置は前記第1制御弁と
    前記第2制御弁の間に連通するとともに、前記三方弁の
    片方を前記冷房用第1補助熱交換器と前記圧縮機の間に
    連通した蒸発回路と、前記三方弁の他方を前記圧縮機と
    前記暖房用第1補助熱交換器の間に連通した凝縮回路と
    を連接してなる熱源側冷媒サイクルと、前記暖房用第1
    補助熱交換器と一体に形成して熱交換する暖房用第2補
    助熱交換器、複数の暖房用利用側熱交換器、暖房用冷媒
    搬送装置を環状に連接してなる暖房用利用側冷媒サイク
    ルと、前記冷房用第1補助熱交換器と一体に形成して熱
    交換する冷房用第2補助熱交換器、冷房用冷媒搬送装
    置、複数の冷房用利用側熱交換器を環状に連接してなる
    冷房用利用側冷媒サイクルと、前記熱源側熱交換器の着
    霜を検出する着霜検出手段と、前記着霜検出手段の出力
    信号に基づいて除霜するか判定する除霜判定手段と、前
    記除霜判定手段の出力信号に基づいてアクチュエータを
    駆動するアクチュエータ駆動手段を備えた多室冷暖房装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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