JPH0614525A - 位相制御の電力制御装置 - Google Patents
位相制御の電力制御装置Info
- Publication number
- JPH0614525A JPH0614525A JP16581192A JP16581192A JPH0614525A JP H0614525 A JPH0614525 A JP H0614525A JP 16581192 A JP16581192 A JP 16581192A JP 16581192 A JP16581192 A JP 16581192A JP H0614525 A JPH0614525 A JP H0614525A
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- Japan
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- zero
- pulse
- cross
- trigger pulse
- timing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ゼロクロス検出パルスののパルス幅がばらつ
いても、トリガパルスの発生タイミングを常に安定させ
ることができる位相制御の電力制御装置をを提供するこ
とを目的とする。 【構成】 交流電源のゼロクロス点を検出するゼロクロ
ス検出器１２と、このゼロクロス検出器の出力パルスの
立上りのタイミングを基準タイミングにして点弧位相制
御用のトリガパルスを発生するトリガパルス発生回路１
０と、上記トリガパルスにより点弧位相が制御される電
力制御器１３とを備える位相制御の電力制御装置におい
て、上記トリガパルス発生回路は、上記ゼロクロス検出
器の出力パルスが入力される毎に、タイマ１１の計時を
開始させ、このタイマがタイムアップしたタイミングを
上記基準タイミングとし、上記タイマの設定時間は予め
設定され、上記トリガパルス発生回路は、ゼロクロス検
出器の出力パルスが所定レベルまで上昇した時点から同
じレベルまでまで下降した時点までの時間の１／２を設
定時間とすることを特徴とすることを特徴とする。
いても、トリガパルスの発生タイミングを常に安定させ
ることができる位相制御の電力制御装置をを提供するこ
とを目的とする。 【構成】 交流電源のゼロクロス点を検出するゼロクロ
ス検出器１２と、このゼロクロス検出器の出力パルスの
立上りのタイミングを基準タイミングにして点弧位相制
御用のトリガパルスを発生するトリガパルス発生回路１
０と、上記トリガパルスにより点弧位相が制御される電
力制御器１３とを備える位相制御の電力制御装置におい
て、上記トリガパルス発生回路は、上記ゼロクロス検出
器の出力パルスが入力される毎に、タイマ１１の計時を
開始させ、このタイマがタイムアップしたタイミングを
上記基準タイミングとし、上記タイマの設定時間は予め
設定され、上記トリガパルス発生回路は、ゼロクロス検
出器の出力パルスが所定レベルまで上昇した時点から同
じレベルまでまで下降した時点までの時間の１／２を設
定時間とすることを特徴とすることを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、照明灯の調光装置等の
電力制御装置に関する。
電力制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般住宅における照明灯の調光装置は、
ゼロクロス検出器で照明用電源のゼロクロス点を検出
し、このゼロクロス検出器の出力パルスの立上りを基準
としてトリガパルスを発生させ、このトリガパルスで、
上記照明用電源が印加されるサイリスタやトライアック
等の点弧位相を制御して、照明灯に供給する電力を制御
するようにしている。
ゼロクロス検出器で照明用電源のゼロクロス点を検出
し、このゼロクロス検出器の出力パルスの立上りを基準
としてトリガパルスを発生させ、このトリガパルスで、
上記照明用電源が印加されるサイリスタやトライアック
等の点弧位相を制御して、照明灯に供給する電力を制御
するようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ゼロク
ロス点の検出には、ＡＣ対応ゼロクロス型のフォトカプ
ラが使用されるが、このフォトカプラの出力パルス（ゼ
ロクロス検出パルス）の波形は一次ー二次間の電流伝達
比に大きく左右され、ゼロクロス検出パルスの波形幅が
大きくばらつくことがあり、このばらつきがあると、当
然のことながら照明灯の調光率にばらつきが生じ、照明
灯の点灯制御が不安定になる。
ロス点の検出には、ＡＣ対応ゼロクロス型のフォトカプ
ラが使用されるが、このフォトカプラの出力パルス（ゼ
ロクロス検出パルス）の波形は一次ー二次間の電流伝達
比に大きく左右され、ゼロクロス検出パルスの波形幅が
大きくばらつくことがあり、このばらつきがあると、当
然のことながら照明灯の調光率にばらつきが生じ、照明
灯の点灯制御が不安定になる。
【０００４】例えば、図４に示すように、幅の広いゼロ
クロス検出パルスの波形ＺＣＲ１と相対的に幅の狭いゼ
ロクロス検出パルスの波形ＺＣＲ２とがあった場合、例
えばＶDD／２で立上リエッジを検出するものとすると、
相対的にΔｔのズレを持つことになり、立上リエッジを
基準にしたトリガパルスＴＲＧ１とＴＲＧ２がΔｔだけ
ずれる。
クロス検出パルスの波形ＺＣＲ１と相対的に幅の狭いゼ
ロクロス検出パルスの波形ＺＣＲ２とがあった場合、例
えばＶDD／２で立上リエッジを検出するものとすると、
相対的にΔｔのズレを持つことになり、立上リエッジを
基準にしたトリガパルスＴＲＧ１とＴＲＧ２がΔｔだけ
ずれる。
【０００５】本発明はこの問題を解消するためになされ
たもので、ゼロクロス検出パルスののパルス幅がばらつ
いても、トリガパルスの発生タイミングを常に安定させ
ることができる位相制御の電力制御装置をを提供するこ
とを目的とする。
たもので、ゼロクロス検出パルスののパルス幅がばらつ
いても、トリガパルスの発生タイミングを常に安定させ
ることができる位相制御の電力制御装置をを提供するこ
とを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、請求項１では、交流電源のゼロクロス点を検
出するゼロクロス検出器と、このゼロクロス検出器の出
力パルスの立上りのタイミングを基準タイミングにして
点弧位相制御用のトリガパルスを発生するトリガパルス
発生回路と、上記トリガパルスにより点弧位相が制御さ
れる電力制御器とを備える電力制御装置において、上記
トリガパルス発生回路は、上記ゼロクロス検出器の出力
パルスが入力される毎に、タイマの計時を開始させ、こ
のタイマがタイムアップしたタイミングを上記基準タイ
ミングとし、上記タイマの設定時間は予め設定され、上
記トリガパルス発生回路は、ゼロクロス検出器の出力パ
ルスが所定レベルまで上昇した時点から同じレベルまで
下降した時点までの時間の１／２を設定時間とする構成
とした。
するため、請求項１では、交流電源のゼロクロス点を検
出するゼロクロス検出器と、このゼロクロス検出器の出
力パルスの立上りのタイミングを基準タイミングにして
点弧位相制御用のトリガパルスを発生するトリガパルス
発生回路と、上記トリガパルスにより点弧位相が制御さ
れる電力制御器とを備える電力制御装置において、上記
トリガパルス発生回路は、上記ゼロクロス検出器の出力
パルスが入力される毎に、タイマの計時を開始させ、こ
のタイマがタイムアップしたタイミングを上記基準タイ
ミングとし、上記タイマの設定時間は予め設定され、上
記トリガパルス発生回路は、ゼロクロス検出器の出力パ
ルスが所定レベルまで上昇した時点から同じレベルまで
下降した時点までの時間の１／２を設定時間とする構成
とした。
【０００７】請求項２では、電力制御装置は照明灯の調
光装置とした。
光装置とした。
【０００８】
【作用】本発明では、ゼロクロス検出パルスの立上りか
ら一定時間が経過したタイミングに基づきトリガパルス
が生成される。
ら一定時間が経過したタイミングに基づきトリガパルス
が生成される。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の１実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【００１０】図１において、１０はトリガパルス発生回
路である制御器（ＣＰＵ）、１１はタイマ、１２はゼロ
クロス検出器、１３はサイリスタやトライアック等から
なる位相制御の電力制御装置、１４は照明灯、１５は照
明用電源である。
路である制御器（ＣＰＵ）、１１はタイマ、１２はゼロ
クロス検出器、１３はサイリスタやトライアック等から
なる位相制御の電力制御装置、１４は照明灯、１５は照
明用電源である。
【００１１】この実施例の動作を図２および図３を参照
して説明する。
して説明する。
【００１２】この構成においては、先ず、ＣＰＵ１０、
ゼロクロス検出器１２を動作させ、ＣＰＵ１０でゼロク
ロス検出パルスＺＣＲの立上り点（もしくはエッジ、例
えばパルスがＶDD／２まで上昇したタイミング）を検出
し、検出すると、タイマ１１の計時を開始させる。ＣＰ
Ｕ１０はゼロクロス検出パルスＺＣＲの波形を監視し続
け、ゼロクロス検出パルスＺＣＲの立下り点（例えばパ
ルスがＶDD／２まで下降したタイミング）を検出する
と、タイマ１１の計時を停止させる。この時のタイマ値
ＴWdから真のゼロクロス点ＴWd／２を演算し、図示しな
いメモリに格納する。本実施例では、この準備を行なっ
てから、照明灯１４への電力制御を行なう。この真のゼ
ロクロス点ＴWd／２を求めるに際しては、繰り返し行な
って、その平均値を真のゼロクロス点とする等の処理を
行なう。
ゼロクロス検出器１２を動作させ、ＣＰＵ１０でゼロク
ロス検出パルスＺＣＲの立上り点（もしくはエッジ、例
えばパルスがＶDD／２まで上昇したタイミング）を検出
し、検出すると、タイマ１１の計時を開始させる。ＣＰ
Ｕ１０はゼロクロス検出パルスＺＣＲの波形を監視し続
け、ゼロクロス検出パルスＺＣＲの立下り点（例えばパ
ルスがＶDD／２まで下降したタイミング）を検出する
と、タイマ１１の計時を停止させる。この時のタイマ値
ＴWdから真のゼロクロス点ＴWd／２を演算し、図示しな
いメモリに格納する。本実施例では、この準備を行なっ
てから、照明灯１４への電力制御を行なう。この真のゼ
ロクロス点ＴWd／２を求めるに際しては、繰り返し行な
って、その平均値を真のゼロクロス点とする等の処理を
行なう。
【００１３】即ち、ＣＰＵ１０は、図３に示すように、
ゼロクロス検出器１２からゼロクロス検出パルスＺＣＲ
を入力する毎に、ゼロクロス検出パルスＺＣＲの立上り
点（立上りエッジ）を検出すると同時にタイマ１１によ
り、ＴWd／２を計時させ、タイマ１１が時間ＴWd／２を
計時してタイムアツプすると、当該タイムアツプ時点か
ら所定時間Ｔ0 にトリガパルスＴＲＧを出力する。
ゼロクロス検出器１２からゼロクロス検出パルスＺＣＲ
を入力する毎に、ゼロクロス検出パルスＺＣＲの立上り
点（立上りエッジ）を検出すると同時にタイマ１１によ
り、ＴWd／２を計時させ、タイマ１１が時間ＴWd／２を
計時してタイムアツプすると、当該タイムアツプ時点か
ら所定時間Ｔ0 にトリガパルスＴＲＧを出力する。
【００１４】上記実施例では、パルスのレベルがＶDD／
２のレベルまで上昇した時点およびパルスのレベルがＶ
DD／２のレベルまで下降した時点をゼロクロス点とし
て、真のゼロクロス点ＴWd／２を求めているが、立上り
点と立下り点のレベルが異なる場合には、その差に対応
する補正を行なえばよい。
２のレベルまで上昇した時点およびパルスのレベルがＶ
DD／２のレベルまで下降した時点をゼロクロス点とし
て、真のゼロクロス点ＴWd／２を求めているが、立上り
点と立下り点のレベルが異なる場合には、その差に対応
する補正を行なえばよい。
【００１５】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、ゼロクロス
検出パルスの立上りから一定時間が経過したタイミング
に基づきトリガパルスが生成され、この一定時間はあら
かじめ設定されるから、ゼロクロス検出パルスのパルス
幅がばらついても、トリガパルス生成の基準となるタイ
ミングのばらつきはおさえることができ、トリガパルス
の発生タイミングを安定させることができる。
検出パルスの立上りから一定時間が経過したタイミング
に基づきトリガパルスが生成され、この一定時間はあら
かじめ設定されるから、ゼロクロス検出パルスのパルス
幅がばらついても、トリガパルス生成の基準となるタイ
ミングのばらつきはおさえることができ、トリガパルス
の発生タイミングを安定させることができる。
【図１】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図２】上記実施例の動作を説明するための波形図であ
る。
る。
【図３】上記実施例の動作を説明するための波形タイム
チャートである。
チャートである。
【図４】ゼロクロス検出器の問題点を説明するための波
形図である。
形図である。
１０ トリガパルス発生回路である制御器 １１ タイマ １２ ゼロクロス検出器 １３ 電力制御器 １４ 照明灯 １５ 照明用電源
Claims (2)
- 【請求項１】 交流電源のゼロクロス点を検出するゼロ
クロス検出器と、このゼロクロス検出器の出力パルスの
立上りのタイミングを基準タイミングにして点弧位相制
御用のトリガパルスを発生するトリガパルス発生回路
と、上記トリガパルスにより点弧位相が制御される電力
制御器とを備える電力制御装置において、 上記トリガパルス発生回路は、上記ゼロクロス検出器の
出力パルスが入力される毎に、タイマの計時を開始さ
せ、このタイマがタイムアップしたタイミングを上記基
準タイミングとし、上記タイマの設定時間は予め設定さ
れ、上記トリガパルス発生回路は、ゼロクロス検出器の
出力パルスが所定レベルまで上昇した時点から同じレベ
ルまでまで下降した時点までの時間の１／２を設定時間
とすることを特徴とする位相制御の電力制御装置。 - 【請求項２】 電力制御装置は照明灯の調光装置である
ことを特徴とする請求項１記載の位相制御の電力制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16581192A JPH0614525A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 位相制御の電力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16581192A JPH0614525A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 位相制御の電力制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0614525A true JPH0614525A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=15819449
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16581192A Pending JPH0614525A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 位相制御の電力制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0614525A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6145335A (en) * | 1997-11-26 | 2000-11-14 | Daikin Industries, Ltd. | Indoor unit of an air conditioner |
| KR100419138B1 (ko) * | 2002-01-31 | 2004-02-18 | 주식회사 플레넷 | 전력선 통신을 위한 제로 크로스 동기 검출 장치 및 그 방법 |
-
1992
- 1992-06-24 JP JP16581192A patent/JPH0614525A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6145335A (en) * | 1997-11-26 | 2000-11-14 | Daikin Industries, Ltd. | Indoor unit of an air conditioner |
| KR100419138B1 (ko) * | 2002-01-31 | 2004-02-18 | 주식회사 플레넷 | 전력선 통신을 위한 제로 크로스 동기 검출 장치 및 그 방법 |
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