JPH06144417A - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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JPH06144417A
JPH06144417A JP8058991A JP8058991A JPH06144417A JP H06144417 A JPH06144417 A JP H06144417A JP 8058991 A JP8058991 A JP 8058991A JP 8058991 A JP8058991 A JP 8058991A JP H06144417 A JPH06144417 A JP H06144417A
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JP
Japan
Prior art keywords
hot air
heating furnace
furnace
article
packaging device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8058991A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuto Sasaki
一人 佐々木
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SHINODA KK
Original Assignee
SHINODA KK
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Publication date
Application filed by SHINODA KK filed Critical SHINODA KK
Priority to JP8058991A priority Critical patent/JPH06144417A/ja
Publication of JPH06144417A publication Critical patent/JPH06144417A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品をプラスチックシートで包み、熱封着し
熱収縮させて包装する装置の改良。 【構成】 加熱室への熱風の供給する際に熱風に回転を
与えて拡散を防止して包装物に集中して当てる。 【効果】 熱効率を高め、ラインスピードを増加でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラスチックシート特に
ポリエチレンシートで物品を包み熱封着によって包装す
る装置の改良に関する。
【従来技術とその問題点】物品をプラスチックシートで
包み、熱封着によって包装する装置は已に知られてい
る。この装置は一般的に言えば、物品を先づ垂直に伸展
されたプラスチックシートに押入れることによって、か
しわ餅状に包み、その後縁を熱封着(ヒートシール)す
るとともに切断し、かくして筒状に巻かれた物品を、加
熱炉を通過させて筒状部の両端を収縮熱封着すると同時
に全体を収縮させて包装を完了する。
【0002】この装置は以下のような欠点を有する。 (1)熱封着室の熱効率が劣悪であり、特に包装物下面
の収縮が不良である。 (2)満足な包装を得るためには、熱封着室内に長く滞
留させかつ温度を高く設定しなげればならず、生産性が
甚だ低い。 (3)包装される物品全体が可なりの時間、可なりの高
温にさらされるために、熱によって傷みやすい物品は包
装できず、またプラスチックシートの破損率が高い。
【0003】従来包装用のシートとしては、ポリ塩化ビ
ニルのシートが使用されていた。これは融着温度が50
〜60℃で比較的処理しやすかったが、加熱によって硬
化しやすく、また廃棄物としても問題があり、最近では
ポリエチレン(以下PEと略記する)が用いられるよう
になってきた。
【0004】PEの融着温度は少くとも120℃である
が、これを熱封着するために従来の装置では180℃の
熱風を使用しているが、熱効率は悪く、熱封着室内の滞
留時間を長く取らねばならぬ。
【0005】従来の装置の熱封着室では、熱風は単に、
熱封着室の側壁に設けられた複数個の孔またはスリット
から封着室内に吹き入れられているが、このような手段
では吹き入れられた空気はすぐに拡散して、いたずらに
熱封室全体の温度を上げるのみで、なんら有効に封着箇
所ないし包装全体を加熱しない。本発明はそのような点
を改良しようとするものである。
【0006】
【問題解決に関する知見】本発明は、導入される熱風に
旋回を与えることによって、熱風をコリメートして、拡
散させることなく、到達力を伸ばして、包装物に当てる
ことによって、熱効率と生産性を向上できることを知見
した。
【0007】
【発明の構成】本発明は物品を垂直に懸架されるプラス
チックシートに突き込んで物品をかしわ餅状に包み、後
端を熱封着(ヒートシール)し、そのように筒状に包ま
れた包装品を加熱炉中を通過させて加熱によって両端部
を封着するとともにプラスチックシート全体を収縮させ
る包装装置において、該加熱炉が側壁に熱風の吹出口で
あって熱風を拡散させることなく、可及的に直線状に遠
くに到達させるために熱風に旋回力を与える内部に静翼
を備えた筒体からなるものを備えていることを特徴とす
る装置を提供する。
【0008】本発明の装置は、当技術分野の通常の技術
者が通常の機構を使用して容易に製作できるものである
から、その具体的製造方法については述べる必要がな
い。材料として何を使用するか炭素鋼板でよいかステン
レス鋼を使用すべきか、は装置の用途、使用環境等に基
づいて決定される。
【0009】
【発明の具体的開示】図面を参照して本発明を具体的に
開示する。図1−4に見られるように第一テーブル11
の上に記載せられた物品10は、ストックロール1と2
の間にある限定されたテンションをかけて垂直に懸架さ
れたプラスチックシートの幕に向って押し出され、加熱
炉の入口カーテン5をくぐってそのなかに入る。
【0010】この状態で、対をなすヒートシールバー7
が降りて来て、下のヒートシールバー8(弾力支持され
ている)と接触して、この部分を熱封着し、さらにヒー
トシールバー8を押し下げてナイフエッジ9によって切
断する。
【0011】かくして、右側の封着部分は物品を包む筒
を形成し、左側の封着部分はプラスチックシートを連続
化し、該プラスチックシートは限定的に加えられたテン
ションによって懸垂幕状に戻される。包装された物品1
0は加熱炉内のベルトコンベアーに運ばれつつ、加熱さ
れ、プラスチックシートの筒は両端部が封着され、かつ
全体が収縮して物品に密着し、出口カーテンをくぐって
外に出る。
【0012】このような装置は既知であって、「株式会
社しのだ」、「日魯工業株式会社」等から市販されてい
る。図5は既知のこのような装置の立面の断面図であ
り、図6は平面図である。加熱炉の両側壁には熱風通路
となる空胴15が設けらており、上部に熱風排出ダクト
14が設けられる。従来既知の装置では、加熱炉の熱風
の導入手段としては、単に水平方向に並んだ複数の孔か
または水平方向のスリットである。左右で導入口の位置
がずらしてあるのは、両方の熱風が衝突して拡散しない
ためであるが、いずれにしても、このような装置では、
熱風は遠くに達する以前に拡散して、徒らに炉内を温度
を上昇させるのみで、包装物の封着および収縮を効率よ
く達成できない。このような装置では、たとえば200
℃の熱風を用いても実効温度は100℃に過ぎない。
【0013】図7、8は本発明の包装装置の加熱炉の構
造の概念を示す立面断面および平面断面図である。即
ち、本発明の装置においては、筒状体20に静翼体22
を挿入した熱風吹出口18が設けられている。これによ
って熱風は旋回を与えられて、拡散することなく遠くへ
到達し、炉内温度ではなく熱風温度によって効率よく包
装物を加熱することができる。
【0014】図9、10は熱風吹出口の好ましい一態様
の構造を示す立面断面図と正面図である。図に示される
ように、吹出口18は筒体20とそれに嵌着された静翼
体22よりなる。熱風はこれを通過する時に旋回を与え
られ、拡散を妨たげられて遠くまで到達することができ
る。
【0015】図11は、好ましい吹出口の配置の一例を
示す。この配置態様によれば、熱風は目的の包装物に集
中的に効率的に到達する。
【0016】このような包装装置は、通常熱風通路15
(図5、7)に導管21によって熱風が供給される。本
発明の装置の好ましい態様では、図12に示すように、
この熱風通路に絞り弁を設けておく。こうすることによ
って熱風の量を容易に加減することができる。
【0017】ベルトコンベアー4は個体であってもよ
い。この場合には、図12に示すように熱風の吹出口の
中心を網細ベルトの位置に置くと、物品の上下面を加熱
することができる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように構成することによっ
て、本発明は従来技術の欠点を克服し、熱効率と生産性
を向上する。例えば140℃の熱風を用いて120℃の
封着温度効果を達成し、加熱炉内滞留時間を1/2に短
縮できる。且つ加熱が局所的、局時的に限定され、物品
全体が加熱されることが少ないから熱に弱い物品の包装
にも用途を拡大できる。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の背景をなす包装装置の構造と機能を
示す図式的断面図。
【図2】 本発明の背景をなす包装装置の構造と機能を
示す図式的断面図。
【図3】 本発明の背景をなす包装装置の構造と機能を
示す図式的断面図。
【図4】 本発明の背景をなす包装装置の構造と機能を
示す図式的断面図。
【図5】 従来の包装装置の加熱炉の概念を示す図式的
な立面断面図。
【図6】 従来の包装装置の加熱炉の概念を示す図式的
な平面断面図。
【図7】 本発明の包装装置の加熱炉の概念を示す図式
的な立面断面図。
【図8】 本発明の包装装置の加熱炉の概念を示す図式
的な平面断面図。
【図9】 本発明にかかる熱風吹出口の構造を示す断面
図。
【図10】 好ましい熱風吹出口の配置を示す図。
【図11】 本発明の一つの好ましい態様を示す概念を
示す立面断面図。
【符号の説明】
18:吹出口
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図12
【補正方法】追加
【補正内容】
【図12】本発明の包装装置に熱風を供給する熱風通路
の好ましい態様を示す断面図。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を垂直に懸架されるプラスチックシ
    ートに突き込んで物品をかしわ餅状に包み、後端を熱封
    着(ヒートシール)し、そのように筒状に包まれた包装
    品を加熱炉中を通過させて加熱によって両端部を封着す
    るとともにプラスチックシート全体を収縮させる包装装
    置において、該加熱炉が側壁に熱風の吹出口であって熱
    風を拡散させることなく、可及的に直線状に遠くに到達
    させるために熱風に旋回力を与える内部に静翼を備えた
    筒体からなるものを備えていることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 内部に静翼を備えた筒体からなる熱風吹
    出口が側壁に斜め下方に向けて設けられていることを特
    徴とする請求項1に記載の包装装置。
  3. 【請求項3】 斜め下方に向けて設けられた内部に静翼
    を備えた筒体からなる熱風吹出口と水平に設けられた同
    じ熱風吹出口とを組み合せ有する請求項1に記載の包装
    装置。
  4. 【請求項4】 加熱炉への熱風供給の入口に絞り弁が設
    けられていることを特徴とする請求項1に記載の包装装
    置。
JP8058991A 1991-03-20 1991-03-20 包装装置 Withdrawn JPH06144417A (ja)

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JP8058991A JPH06144417A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 包装装置

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JP8058991A JPH06144417A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 包装装置

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JPH06144417A true JPH06144417A (ja) 1994-05-24

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ID=13722531

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JP8058991A Withdrawn JPH06144417A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 包装装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015506312A (ja) * 2011-12-23 2015-03-02 フォッケ・ウント・コンパニー(ゲゼルシャフト・ミト・べシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシャフト) 収縮包装フィルムを備えたパックを製造するための方法及び装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015506312A (ja) * 2011-12-23 2015-03-02 フォッケ・ウント・コンパニー(ゲゼルシャフト・ミト・べシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシャフト) 収縮包装フィルムを備えたパックを製造するための方法及び装置

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