JPH06143388A - 完全噛合2軸混練押出機のニーディングディスク - Google Patents
完全噛合2軸混練押出機のニーディングディスクInfo
- Publication number
- JPH06143388A JPH06143388A JP4321209A JP32120992A JPH06143388A JP H06143388 A JPH06143388 A JP H06143388A JP 4321209 A JP4321209 A JP 4321209A JP 32120992 A JP32120992 A JP 32120992A JP H06143388 A JPH06143388 A JP H06143388A
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- JP
- Japan
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- kneading
- barrel
- wing
- blade
- extrusion machine
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/50—Details of extruders
- B29C48/505—Screws
- B29C48/57—Screws provided with kneading disc-like elements, e.g. with oval-shaped elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29C48/395—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die using screws surrounded by a cooperating barrel, e.g. single screw extruders
- B29C48/40—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die using screws surrounded by a cooperating barrel, e.g. single screw extruders using two or more parallel screws or at least two parallel non-intermeshing screws, e.g. twin screw extruders
- B29C48/405—Intermeshing co-rotating screws
-
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- B29C48/50—Details of extruders
- B29C48/505—Screws
- B29C48/535—Screws with thread pitch varying along the longitudinal axis
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 2軸混練押出機の処理量の低下を殆どなくす
2軸混練押出機のニーディングディスクを提供使用とす
るものである。 【構成】 上記目的を解決するために、本発明の2軸混
練押出機のニーディングディスク1は、完全噛合2軸混
練押出機等のバレル23内で、2以上の翼頂5を有し、
径方向rに翼頂5と翼腹3とで噛合部4を形成し、軸方
向tに隣合う翼頂5が重ならないように少しづつずらさ
れて軸中心22に配置され、回転により材料を混練する
ニーディングディスク1おいて、一回転中に少なくとも
一度は径方向の噛合部4を形成するように翼頂5を減ら
し、軸方向には翼頂5を有しないニーディングディスク
1が重ならないように軸中心22に配置されているもの
である。
2軸混練押出機のニーディングディスクを提供使用とす
るものである。 【構成】 上記目的を解決するために、本発明の2軸混
練押出機のニーディングディスク1は、完全噛合2軸混
練押出機等のバレル23内で、2以上の翼頂5を有し、
径方向rに翼頂5と翼腹3とで噛合部4を形成し、軸方
向tに隣合う翼頂5が重ならないように少しづつずらさ
れて軸中心22に配置され、回転により材料を混練する
ニーディングディスク1おいて、一回転中に少なくとも
一度は径方向の噛合部4を形成するように翼頂5を減ら
し、軸方向には翼頂5を有しないニーディングディスク
1が重ならないように軸中心22に配置されているもの
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、完全噛合2軸混練押出
機等のバレル内で、グラフト反応等の混練による化学反
応に時間のかかる材料を回転により混練する完全噛合2
軸混練押出機のニーディングディスクに関する。
機等のバレル内で、グラフト反応等の混練による化学反
応に時間のかかる材料を回転により混練する完全噛合2
軸混練押出機のニーディングディスクに関する。
【0002】
【従来の技術】図3において、完全噛合2軸混練押出機
20は、紙面向こう側に2本のスクリュー30が軸方向
に完全噛合し同方向に回転し、その回転によりバレル2
3内で材料をC方向に移動させる。その材料の移動に合
わせて、スクリュー30根元側の材料を溶融混練する混
練部A、スクリュー30先端側の材料を定量押出する定
量押出部B等に分けられる。従来より、この様な2軸混
練押出機のスクリュー30は、混練部Aにニーディング
ディスク28又は2条ボールネジセグメント27等を、
定量押出部Bに2条のボールネジセグメント21が軸中
心22であるスプライン軸に嵌通されて構成されてい
た。尚、23はバレル、24はダイ、25は材料供給
口、26は脱揮口である。
20は、紙面向こう側に2本のスクリュー30が軸方向
に完全噛合し同方向に回転し、その回転によりバレル2
3内で材料をC方向に移動させる。その材料の移動に合
わせて、スクリュー30根元側の材料を溶融混練する混
練部A、スクリュー30先端側の材料を定量押出する定
量押出部B等に分けられる。従来より、この様な2軸混
練押出機のスクリュー30は、混練部Aにニーディング
ディスク28又は2条ボールネジセグメント27等を、
定量押出部Bに2条のボールネジセグメント21が軸中
心22であるスプライン軸に嵌通されて構成されてい
た。尚、23はバレル、24はダイ、25は材料供給
口、26は脱揮口である。
【0003】上述のように構成されている2軸混練押出
機20では、材料が、供給口25より連続的に供給さ
れ、混練部Aにてスクリューの回転により移動させられ
ながら溶融混練された後、定量押出部Bにて昇圧され一
定量の材料が吐出口23aより押し出される。又、脱揮
口26からは真空ポンプ等により原料中の残存揮発分等
が除去される。
機20では、材料が、供給口25より連続的に供給さ
れ、混練部Aにてスクリューの回転により移動させられ
ながら溶融混練された後、定量押出部Bにて昇圧され一
定量の材料が吐出口23aより押し出される。又、脱揮
口26からは真空ポンプ等により原料中の残存揮発分等
が除去される。
【0004】上記の2軸混練押出機の混練部Aで使用さ
れるニーディングディスク28としては、図4及び図5
に示すものが知られている。図4及び図5の(a)は側
面図であり、図4及び図5の(b)は径方向r断面図で
ある。図4は翼頂5が2個、図5は翼頂5が3個のもの
を示している。翼頂5はバレル23との隙間はバレル内
径Dの1/60以下である。これらのニーディングディ
スク28は、径方向rに翼頂5と翼腹3とで噛合部4を
形成しており、この噛合部4の隙間もバレル内径Dの1
/60以下である。そして、軸方向tに隣合う翼頂5が
重ならないように45度づつずらされて、軸中心22に
配置されている。軸中心22が回転するとニーディング
ディスク28も回転し、材料を混練する。
れるニーディングディスク28としては、図4及び図5
に示すものが知られている。図4及び図5の(a)は側
面図であり、図4及び図5の(b)は径方向r断面図で
ある。図4は翼頂5が2個、図5は翼頂5が3個のもの
を示している。翼頂5はバレル23との隙間はバレル内
径Dの1/60以下である。これらのニーディングディ
スク28は、径方向rに翼頂5と翼腹3とで噛合部4を
形成しており、この噛合部4の隙間もバレル内径Dの1
/60以下である。そして、軸方向tに隣合う翼頂5が
重ならないように45度づつずらされて、軸中心22に
配置されている。軸中心22が回転するとニーディング
ディスク28も回転し、材料を混練する。
【0005】図6は、ニーディングディスク28による
混練作用を示したものである。図6(a)は翼頂5が2
個、図6(b)は翼頂が3個のものを示している。ニー
ディングディスク28はその回転により、翼頂5がバレ
ル23や一方のニーディングディスク28の翼腹3を掃
くようにして材料を移動させると共にその翼頂5とバレ
ル23や翼腹3の隙間に材料を通過させて剪断しながら
混練する。
混練作用を示したものである。図6(a)は翼頂5が2
個、図6(b)は翼頂が3個のものを示している。ニー
ディングディスク28はその回転により、翼頂5がバレ
ル23や一方のニーディングディスク28の翼腹3を掃
くようにして材料を移動させると共にその翼頂5とバレ
ル23や翼腹3の隙間に材料を通過させて剪断しながら
混練する。
【0006】この様なニーディングディスク28は、ボ
ールネジのネジ山のように翼頂5が滑らかに連続したも
のでないので、回転により材料の送り量を調節して、バ
レル23内での材料の滞留時間を調整する機能がない。
その為、必要な滞留時間を得るには、バレル23内の空
間の容積と材料の供給量によって調節するしかなく、実
質的には、ニーディングディスク28の翼頂5の数を決
定するとバレル23内の空間の容積は決まってしまうの
で、材料の供給量のみによって、材料のバレル23内の
滞留時間が決定される。例えば、バレル23内の空間の
容積が10のところに、材料を2づつ供給すると、材料
が送りだされる所定量に達するまで、材料はバレル23
内に滞留し、所定量に達した後は、ところてん式に材料
は送りだされるわけである。
ールネジのネジ山のように翼頂5が滑らかに連続したも
のでないので、回転により材料の送り量を調節して、バ
レル23内での材料の滞留時間を調整する機能がない。
その為、必要な滞留時間を得るには、バレル23内の空
間の容積と材料の供給量によって調節するしかなく、実
質的には、ニーディングディスク28の翼頂5の数を決
定するとバレル23内の空間の容積は決まってしまうの
で、材料の供給量のみによって、材料のバレル23内の
滞留時間が決定される。例えば、バレル23内の空間の
容積が10のところに、材料を2づつ供給すると、材料
が送りだされる所定量に達するまで、材料はバレル23
内に滞留し、所定量に達した後は、ところてん式に材料
は送りだされるわけである。
【0007】ところで、材料によっては混練による化学
反応に時間のかかるものがある。この様な場合は、必要
な反応時間を得る為に、剪断により混練される混練部A
で、材料を必要時間だけ滞留させておかなければならな
い。
反応に時間のかかるものがある。この様な場合は、必要
な反応時間を得る為に、剪断により混練される混練部A
で、材料を必要時間だけ滞留させておかなければならな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述のように
ニーディングディスク28には、材料の滞留時間を調節
する機能がないので、材料の供給量を通常量より減らし
て、反応に必要な滞留時間を得ていた。例えば、ポリプ
ロピレン無水マレイン酸のグラフト反応の場合、バレル
23の内径Dが58mmの2軸混練押出機20におい
て、通常は70〜500kg/hの材料が供給量される
が、その通常量の1/2〜1/10に材料の供給量を減
らしていた。この様な滞留時間の調節方法では、当然の
ことながら2軸混練押出機20の処理量が低下するとい
う問題が生じる。
ニーディングディスク28には、材料の滞留時間を調節
する機能がないので、材料の供給量を通常量より減らし
て、反応に必要な滞留時間を得ていた。例えば、ポリプ
ロピレン無水マレイン酸のグラフト反応の場合、バレル
23の内径Dが58mmの2軸混練押出機20におい
て、通常は70〜500kg/hの材料が供給量される
が、その通常量の1/2〜1/10に材料の供給量を減
らしていた。この様な滞留時間の調節方法では、当然の
ことながら2軸混練押出機20の処理量が低下するとい
う問題が生じる。
【0009】本発明は上記問題に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、2軸混練押出機の処理量の低
下を殆どなくす2軸混練押出機のニーディングディスク
を提供使用とするものである。
その目的とするところは、2軸混練押出機の処理量の低
下を殆どなくす2軸混練押出機のニーディングディスク
を提供使用とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の2軸混練押出機のニーディングディスク
は、完全噛合2軸混練押出機等のバレル内で、2以上の
翼頂を有し、径方向に翼頂と翼腹とで噛合部を形成し、
軸方向に隣合う翼頂が重ならないように少しづつずらさ
れて軸中心に配置され、回転により材料を混練するニー
ディングディスクおいて、一回転中に少なくとも一度は
径方向の噛合部を形成するように翼頂を減らし、軸方向
には翼頂を有しないニーディングディスクが重ならない
ように軸中心に配置されているものである。
に、本発明の2軸混練押出機のニーディングディスク
は、完全噛合2軸混練押出機等のバレル内で、2以上の
翼頂を有し、径方向に翼頂と翼腹とで噛合部を形成し、
軸方向に隣合う翼頂が重ならないように少しづつずらさ
れて軸中心に配置され、回転により材料を混練するニー
ディングディスクおいて、一回転中に少なくとも一度は
径方向の噛合部を形成するように翼頂を減らし、軸方向
には翼頂を有しないニーディングディスクが重ならない
ように軸中心に配置されているものである。
【0011】
【作用】一回転中に少なくとも一度は径方向の噛合部を
形成するように翼頂を減らし、軸方向には翼頂を有しな
いニーディングディスクが重ならないように軸中心に配
置すると、減らされた翼頂分だけバレル内の容積が拡が
り、材料の滞留時間が長くなると共に、残された噛合部
の隙間や翼頂とバレルの隙間に材料を通過させて、材料
に剪断を与え混練する。
形成するように翼頂を減らし、軸方向には翼頂を有しな
いニーディングディスクが重ならないように軸中心に配
置すると、減らされた翼頂分だけバレル内の容積が拡が
り、材料の滞留時間が長くなると共に、残された噛合部
の隙間や翼頂とバレルの隙間に材料を通過させて、材料
に剪断を与え混練する。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照しつつ説明す
る。図1は本発明の2軸混練押出機のニーディングディ
スク1を示す図であり、図2は本発明の他の実施例を示
す図である。図1及び図2の(a)は本発明の2軸混練
押出機のニーディングディスクの側面図であり、図1及
び図2の(b)は径方向rの断面図である。図1及び図
2において、図4と同じ働きをするものには同一の符号
を付して、その説明を省略する。
る。図1は本発明の2軸混練押出機のニーディングディ
スク1を示す図であり、図2は本発明の他の実施例を示
す図である。図1及び図2の(a)は本発明の2軸混練
押出機のニーディングディスクの側面図であり、図1及
び図2の(b)は径方向rの断面図である。図1及び図
2において、図4と同じ働きをするものには同一の符号
を付して、その説明を省略する。
【0013】図1中斜線部が示しているニーディングデ
ィスク1は、元々は翼頂5が2個であったをものを1個
に減らしたものである。この場合、一回転中に2度、径
方向rに噛合部4を形成する。又、その噛合部4の隙間
とバレル23と翼頂5の隙間は従来通りバレル23内径
Dの1/60以下である。そして、軸方向tには、翼頂
5が重ならないように、180度づつずらされて、軸中
心22に配置されている。
ィスク1は、元々は翼頂5が2個であったをものを1個
に減らしたものである。この場合、一回転中に2度、径
方向rに噛合部4を形成する。又、その噛合部4の隙間
とバレル23と翼頂5の隙間は従来通りバレル23内径
Dの1/60以下である。そして、軸方向tには、翼頂
5が重ならないように、180度づつずらされて、軸中
心22に配置されている。
【0014】図2中斜線部が示しているニーディングデ
ィスク2は、元々は翼頂5が2個であったもので、互い
に噛合する一方のニーディングディスク2の翼頂5を全
部取り除き円板にしてしまったものである。この場合も
又、一回転中に2度、径方向rに噛合部4を形成し、そ
の噛合部4の隙間とバレル23と翼頂5の隙間も又、従
来通りバレル23内径Dの1/60以下である。そし
て、軸方向tには、翼頂5の無いディスクが重ならない
ように、更に、翼頂5と翼頂5が重ならないようにし
て、軸中心22に配置されている。
ィスク2は、元々は翼頂5が2個であったもので、互い
に噛合する一方のニーディングディスク2の翼頂5を全
部取り除き円板にしてしまったものである。この場合も
又、一回転中に2度、径方向rに噛合部4を形成し、そ
の噛合部4の隙間とバレル23と翼頂5の隙間も又、従
来通りバレル23内径Dの1/60以下である。そし
て、軸方向tには、翼頂5の無いディスクが重ならない
ように、更に、翼頂5と翼頂5が重ならないようにし
て、軸中心22に配置されている。
【0015】上述のようなニーディングディスク1・2
は、いずれも翼頂5が減らされた分だけ、バレル23内
の容積が拡がり、材料の滞留時間を長くすると共に、残
された噛合部4の隙間や翼頂5とバレル23の隙間に材
料を通過させて、材料に剪断を与え混練する。その結
果、材料の必要な滞留時間を得る為に、材料供給量を減
らす必要が殆ど無くなり、2軸混練押出機20の処理量
の低下が殆どなくなる。
は、いずれも翼頂5が減らされた分だけ、バレル23内
の容積が拡がり、材料の滞留時間を長くすると共に、残
された噛合部4の隙間や翼頂5とバレル23の隙間に材
料を通過させて、材料に剪断を与え混練する。その結
果、材料の必要な滞留時間を得る為に、材料供給量を減
らす必要が殆ど無くなり、2軸混練押出機20の処理量
の低下が殆どなくなる。
【0016】例えば、ポリプロピレン無水マレイン酸の
グラフト反応の場合、バレル23の内径Dが58mmの
2軸混練押出機20において、従来では、通常量の1/
2〜1/10に材料の供給量を減らしていたが、本発明
では、通常量の1/1〜1/5に供給量を減らすだけで
よい。
グラフト反応の場合、バレル23の内径Dが58mmの
2軸混練押出機20において、従来では、通常量の1/
2〜1/10に材料の供給量を減らしていたが、本発明
では、通常量の1/1〜1/5に供給量を減らすだけで
よい。
【0017】
【発明の効果】本発明の2軸混練押出機のニーディング
ディスクは、一回転中に少なくとも一度は径方向の噛合
部を形成するように、必要な反応時間に応じて翼頂を減
らし、軸方向には翼頂を有しないニーディングディスク
が重ならないように軸中心に配置することにより、バレ
ル内容積を拡げて材料の必要な滞留時間を確保すると共
に、残された噛合部の隙間や翼頂とバレルの隙間に材料
を通過させて、材料に剪断を与え混練しているので、2
軸混練押出機の処理量の低下が殆どなくなる。
ディスクは、一回転中に少なくとも一度は径方向の噛合
部を形成するように、必要な反応時間に応じて翼頂を減
らし、軸方向には翼頂を有しないニーディングディスク
が重ならないように軸中心に配置することにより、バレ
ル内容積を拡げて材料の必要な滞留時間を確保すると共
に、残された噛合部の隙間や翼頂とバレルの隙間に材料
を通過させて、材料に剪断を与え混練しているので、2
軸混練押出機の処理量の低下が殆どなくなる。
【図1】本発明の2軸混練押出機のニーディングディス
クを示す図である。
クを示す図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す図である。
【図3】2軸混練押出機を示す図である。
【図4】従来の2軸混練押出機のニーディングディスク
示す図である。
示す図である。
【図5】従来の2軸混練押出機のニーディングディスク
示す図である。
示す図である。
【図6】従来の2軸混練押出機のニーディングディスク
の混練作用を示す図である。
の混練作用を示す図である。
1 ニーディングディスク 3 翼腹 4 噛合部 5 翼頂 22 軸中心 23 バレル r 径方向 t 軸方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 好則 兵庫県神戸市灘区日ノ出町4丁目1番1号 株式会社神戸製鋼所岩屋工場内 (72)発明者 西山 徹 兵庫県神戸市灘区日ノ出町4丁目1番1号 株式会社神戸製鋼所岩屋工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 完全噛合2軸混練押出機等のバレル内
で、2以上の翼頂を有し、径方向に翼頂と翼腹とで噛合
部を形成し、軸方向に隣合う翼頂が重ならないように少
しづつずらされて軸中心に配置され、回転により材料を
混練するニーディングディスクおいて、一回転中に少な
くとも一度は径方向の噛合部を形成するように翼頂を減
らし、軸方向には翼頂を有しないニーディングディスク
が重ならないように軸中心に配置されていることを特徴
とする完全噛合2軸混練押出機のニーディングディス
ク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4321209A JPH06143388A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 完全噛合2軸混練押出機のニーディングディスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4321209A JPH06143388A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 完全噛合2軸混練押出機のニーディングディスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06143388A true JPH06143388A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=18130025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4321209A Pending JPH06143388A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 完全噛合2軸混練押出機のニーディングディスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06143388A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000047393A1 (en) * | 1999-02-08 | 2000-08-17 | Coperion Werner & Pfleiderer Gmbh & Co. Kg | Multi-shaft extruder kneading discs, kneading disc blocks and extruder |
US6179460B1 (en) * | 1998-12-24 | 2001-01-30 | Krupp Werner & Pfleiderer, Gmbh | Twin screw extruder with single-flight kneading disks |
JP2011240334A (ja) * | 2010-05-19 | 2011-12-01 | Xerox Corp | 連続的で、溶媒を使わない樹脂乳化のためのスクリュ式押出機 |
JP2013078733A (ja) * | 2011-10-04 | 2013-05-02 | Sakura Seisakusho:Kk | 熱交換装置 |
-
1992
- 1992-11-04 JP JP4321209A patent/JPH06143388A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6179460B1 (en) * | 1998-12-24 | 2001-01-30 | Krupp Werner & Pfleiderer, Gmbh | Twin screw extruder with single-flight kneading disks |
WO2000047393A1 (en) * | 1999-02-08 | 2000-08-17 | Coperion Werner & Pfleiderer Gmbh & Co. Kg | Multi-shaft extruder kneading discs, kneading disc blocks and extruder |
US6170975B1 (en) * | 1999-02-08 | 2001-01-09 | Krupp Werner & Pfleiderer | Multi-shaft extruder kneading discs, kneading disc blocks and extruder |
JP2011240334A (ja) * | 2010-05-19 | 2011-12-01 | Xerox Corp | 連続的で、溶媒を使わない樹脂乳化のためのスクリュ式押出機 |
JP2013078733A (ja) * | 2011-10-04 | 2013-05-02 | Sakura Seisakusho:Kk | 熱交換装置 |
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