JP7058542B2 - 押出機及び混練押出方法 - Google Patents

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本発明は、押出機及び混練押出方法に関する。
押出機は、通常、シリンダと、シリンダの内部に収容されるスクリュと、を備える。押出機に供給される原料は、シリンダの内部でスクリュによって混練され、所定の物性及び形状を有する成形品として押し出される。
特許文献1には、第1スクリュと、第2スクリュと、第1スクリュ及び第2スクリュを内接するシリンダと、シリンダの最上流位置に位置する原料供給用のホッパと、ホッパより下流に位置する副原料供給用のサイドフィーダと、ダイスと、を有する押出機が記載されている。ホッパより供給された原料とサイドフィーダより供給された副原料は混練され、ダイスからストランド状の混練物が吐出される。
特許文献2には、押出されたストランドを切断することでペレットを製造する水中造粒装置が記載されている。水中造粒装置は、ダイスと、ダイスに対向する面に放射状に配設された回転自在な複数のカッターと、を備える。ダイスより押出された細紐状の樹脂材料(ストランド)を、ダイスの表面に沿って回転駆動されるカッターが等間隔に切断することで、ペレットが製造される。
特開2010-184372号公報 特開平9-141652号公報
特許文献1に記載の押出機で製造されるストランド状の混練物は一つ一つの形状が大きく、扱いにくい。ストランド状の混練物に特許文献2のカッターを適用することでペレットを製造できるが、押出機は、別途、回転駆動するカッターを備える必要がある。このため、特許文献1に記載の押出機に特許文献2の技術を適用する場合には、装置が大掛かりなものとなる。
そこで、本発明の目的は、上述した課題を鑑み、取扱いの容易な大きさの混練物を簡便な構成で製造できる押出機及び混練押出方法を提供することにある。
本発明に係る押出機は、端部に開口を有するシリンダと、前記シリンダの内部を前記シリンダの長軸と平行に延び、前記開口側の外周部に螺旋状のフライトが形成され少なくとも1つのスクリュと、を備え、前記スクリュにより生成された混練物を前記シリンダの前記開口から直接外部に吐出する押出機であって、前記スクリュの軸方向において前記スクリュと接触しない位置で前記シリンダに固定された固定部材である切断手段を備え前記切断手段は、前記シリンダの前記開口のうち実際に前記混練物が吐出される帯状の領域である混練物吐出領域と平行な領域の一部を塞ぎ、前記混練物吐出領域から吐出され前記混練物を切断する。
本発明に係る押出機では、供給された原料はシリンダの内部でスクリュによって混練されて混練物となり、開口から吐出する。スクリュの開口側に螺旋状のフライトが形成されているため、混練物吐出領域における混練物の吐出位置はスクリュの回転に伴い、混練物吐出領域に沿って移動する。混練物吐出領域に沿って吐出位置を変えながら吐出する混練物はシリンダに固定された切断手段に押し当てられる。これにより、吐出される混練物の側面に切断手段からのせん断力が働き、混練物は、間歇的に切断される。すなわち、押出機は、取扱いの容易な大きさの混練物を製造できる。また、切断に必要な切断手段は固定部材であるため、押出機は、簡便な構成である。
本発明に係る混練押出方法は、シリンダの内部を前記シリンダの長軸と平行に延びる少なくとも1つのスクリュが原料を混練し混練物を生成し、該生成した混練物を前記シリンダの開口から直接外部に吐出する工程と、前記シリンダの前記開口のうち実際に前記混練物が吐出される帯状の領域である混練物吐出領域と平行な領域の一部を塞ぎ、前記スクリュの軸方向において前記スクリュと接触しない位置で前記シリンダに固定された固定部材である切断手段が、前記混練物吐出領域から吐出される前記混練物を切断する工程と、を有する。
本発明に係る押出機及び混練押出方法によれば、取扱いの容易な大きさの混練物を簡便な構成で製造することができる。
本発明の第1実施形態である押出機を示す側面図である。 図1の押出機の開口の部分を示す図である。 図1に示した押出機の開口から吐出する混練物の吐出位置の移動を示す図である。 図2(a)のG部の拡大図である。 図1に示した押出機の変形例を示す図である。 図1に示した押出機の別の変形例を示す図である。 本発明の第2実施形態である押出機を示す図である。 図7に示した押出機の開口から吐出する混練物の吐出位置の移動を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
<構成>
図1は、本発明の第1実施形態である押出機の側面図である。図2(a)は、図1の矢印F側から見た押出機の開口の正面図である。図2(b)は、図2(a)のA-A断面の構成を示す押出機1の断面図である。図1及び図2を参照すると、押出機1は、シリンダ11と、第1のスクリュ12と、第2のスクリュ13と、4つの切断手段14と、締結ボルト15と、を備える。押出機1は2軸押出機であり、シリンダ11の内部に備える第1のスクリュ12及び第2のスクリュ13を用いて、原料を混練して混練物を生成し、シリンダ11の開口115から混練物を吐出する。以下に押出機1の各構成部品の構成を説明する。
シリンダ11は、細長い形状を有し、本体部111と吐出部112とを備える。本体部111と吐出部112とは、一体となってシリンダ11の長軸方向に延びる内孔113を形成している。内孔113は、シリンダ11の両端間を延び、一端にシリンダ11の内部で混練された混練物を吐出する開口115が形成されている。シリンダ11の開口115が形成されている面を吐出面114という。
第1のスクリュ12及び第2のスクリュ13は、互いに噛合いながら内孔113の内部をシリンダ11の長軸と平行に延びている。第1のスクリュ12は、図2(a)の回転方向126に回転し、第2のスクリュ13は、図2(a)の回転方向136に回転する。すなわち、第1のスクリュ12と第2のスクリュ13とは、同方向に回転する。第1のスクリュ12及び第2のスクリュ13は、回転することで、内孔113の内部の原料を混練して混練物を生成し、開口115の方向に移送する。以下に第1のスクリュ12及び第2のスクリュ13のより詳細な構成を説明するが、第2のスクリュ13の断面は、第1のスクリュ12の断面と同一であるため、図2(b)を用いて、第2のスクリュ13の構成も併せて説明する。図2(b)の括弧内の符号は、第2のスクリュ13の構成要素を示す符号である。第1のスクリュ12の開口115側の外周部には、螺旋状のフライト122が形成されている。第2のスクリュ13の開口115側の外周部には、螺旋状のフライト132が形成されている。第1のスクリュ12及び第2のスクリュ13のフライト122,132が形成された部分は、内孔113に配置されており、開口115から突出していない。シリンダ11の内壁116と第1のスクリュ12のフライト122との間、及びシリンダ11の内壁116と第2のスクリュ13のフライト132との間にはそれぞれ間隙18が形成される。フライト122,132の溝端部125,135は、開口115と近接する。さらに、第1のスクリュ12は、スクリュキャップ121を備え、第2のスクリュ13は、スクリュキャップ131を備える。それぞれのスクリュキャップ121,131は円柱形状を有し、その外径は、フライト122,132の頂部(最大外径部)123,133の外径よりも小さい。それぞれのスクリュキャップ121,131は、フライト122,132の溝端部125,135と接し、開口115より突出している。
第1のスクリュ12及び第2のスクリュ13は、開口115に帯状ないし8の字状の混練物吐出領域21を形成している。ここで、混練物吐出領域21とは、開口115において、実際に混練物が吐出する領域のことをいう。図3を用いて、より詳細に混練物吐出領域21を説明する。図3は、開口115から吐出する混練物の吐出位置19の移動を示す図である。押出機1が混練物の混練押出を行う際、押出機1は、開口115から細い紐状の混練物を吐出する。図3では、ある時刻における、細い紐状の混練物が吐出する吐出位置19を示している。吐出位置19は、時間の経過(第1のスクリュ12及び第2のスクリュ13の回転)とともに矢印20が示す方向に移動する。すなわち、細い紐状の混練物の吐出位置19は、開口115の縁に沿って移動する。つまり、混練物吐出領域21(図3のハッチング部)は、開口115において、吐出位置19が矢印20に沿って移動するときに、吐出位置19が通る帯状の領域である。換言すると、混練物吐出領域21とは、吐出位置19が開口115上で移動できる領域のことである。吐出位置19が混練物吐出領域21に沿って移動するのは、第1のスクリュ12と第2のスクリュ13が開口115側の外周部に螺旋状のフライト122,132を備えているためである。
再び図2を参照する。切断手段14は、ブロック状の部材からなり、吐出面114上の固定部に締結ボルト15を用いて固定されている。切断手段14は、帯状の混練物吐出領域21(図3参照)の一部を塞いでおり、帯状の混練物吐出領域21の中心線26(図3参照)の長さを略等分割(4等分)する4箇所の位置に固定される。また、別の見方をすると、切断手段14は、開口115における第1のスクリュ12の中心と第2のスクリュ13の中心とを繋ぐ直線16と直交し、かつ第1のスクリュ12の回転軸124を通る第1の直線27又は第2のスクリュ13の回転軸134を通る第2の直線28上に固定されている。より一般的には、切断手段14は、第1のスクリュ12の中心を通る第1の直線27上と、第1の直線27と平行で第2のスクリュ13の中心を通る第2の直線28上と、に固定されている。切断手段14の位置及び数はこれに限定されず、混練物を略同一長に切断できる限り様々に変更することができる。例えば混練物をより短く切断したい場合は5以上の切断手段14を混練物吐出領域21に沿って設けることができる。各切断手段14は、第1のスクリュ12又は第2のスクリュ13の回転方向126,136と対向する側、すなわち混練物吐出領域21に沿って移動する混練物の吐出位置19と最初に交差する位置に混練物を切断する刃141を有している。図4は、図2(b)のG部の拡大図である。図4を参照すると、切断手段14の端部142は、スクリュキャップ121の側面と近接対向する。なお、端部142とスクリュキャップ121の間の隙間25は、第1のスクリュ12が回転したときに端部142とスクリュキャップ121が干渉しない程度の長さが必要であるが短いほうが好ましい。
<混練押出方法>
次に図2(a)及び図2(b)を参照して、押出機1を用いた混練押出方法について説明する。
押出機1が混練押出を行う場合、押出機1のシリンダ11の上流側にある原料供給部117(図1参照)に原料が供給される。原料供給部117に原料が供給されるときには、第1のスクリュ12及び第2のスクリュ13は、共に回転をしている。これにより、供給された原料は、混練されて混練物に加工されると共に、シリンダ11と第1及び第2のスクリュ12,13との間の空間を通り、開口115の方向へと移送される。混練物は第1及び第2のスクリュ12,13の回転と同調して回転しながら、フライト122,132間の溝に沿って回転軸124,134と平行な方向に移送され、また、シリンダ11の内部の混練物は混練物吐出領域21まで連続している。従って、もし切断手段14がなければ、混練物は混練物吐出領域21に沿って吐出位置19を変えながら、螺旋状に吐出されることになる。
しかし、本実施形態では、上述したように切断手段14が混練物吐出領域21の一部を塞いでいる。吐出位置19が移動して切断手段14の位置に到達すると、細い紐状の混練物の側面に切断手段14の刃141が押し当てられ、混練物に刃141からのせん断力が加わる。これにより、混練物は間歇的に切断され、押出機1は、取扱いの容易な塊状の混練物を製造することができる。より詳細には、切断された混練物は、球又は紐に近い形状を有している。当該球又は当該紐の大きさは同体積の球に換算した時の直径が、押出機1のシリンダ11の内径(フライト122,132の頂部123,133の外径と略等しい径)の1/4倍から数倍程度である。
<作用・効果>
本実施形態に係る押出機1は、大型の回転するカッターを備えることなく、上述したように、取扱いの容易な大きさの混練物を製造することができる。すなわち、押出機1は、取扱いの容易な大きさの混練物を簡便な構成で製造することができる。なお、製造された混練物は、後工程の原料として用いることができる。
押出機1は、切断手段14の混練物を切断する側に刃141が設けられている。これにより、混練物を容易に切断でき、かつ切断された混練物の切断面が粗くないきれいな形状とすることができる。
また、第1のスクリュ12及び第2のスクリュ13の回転速度が一定の場合、単位時間あたりの混練物の吐出量が一定となり、単位時間あたりに吐出する混練物の長さも一定となる。切断手段14は、混練物吐出領域21に沿って均等に配置されているため、混練物は、等しい間隔のタイミングで切断される。よって、押出機1は、均等な長さの混練物を製造することができる。
さらに、図4に示したように切断手段14は、スクリュキャップ121と近接している。仮に、切断手段14とスクリュキャップ121とが離れていて、隙間25が広い場合、刃141に切断される混練物が刃141に押し当てられたときに混練物の一部が隙間25に進入して切断されない場合がある。しかし、押出機1は、隙間25が狭いため、混練物が切断されない不具合が発生しにくい。
<変形例>
図5(a)は、押出機1の変形例を示す正面図である。図5(b)は、図5(a)のA-A断面の構成を示す押出機1の断面図である。図5に示すように、押出機1は、吐出面114と切断手段14との間に薄板状のスペーサ22を備えてもよい。すなわち、切断手段14は、開口115と平行な面の一部ないし混練物吐出領域21と平行な領域の一部を塞いでいてもよい。なお、図5では、押出機1はスペーサ22を2枚備えるが、1枚又は3枚以上のスペーサ22を備えてもよい。原料の混練時には、シリンダ11の内部は、原料の圧縮とヒータによる加熱で高温となる場合がある。このため、第1のスクリュ12及び第2のスクリュ13が熱膨張し、フライト122,132の溝端部125,135が開口115の方向に移動する場合がある。スペーサ22を備えることで、溝端部125,135と切断手段14の接触を防止することができる。
また、切断手段14は、ブロックに限られない。例えば、切断手段14は、板状や、線状の部材でもよい。板状や、線状の部材を上記のブロックと同様に吐出面114に固定した場合でも、混練物は、板状や、線状の部材に押し付けられ、切断される。
図6(a)は、押出機1の別の変形例を示す正面図である。図6(b)は、図6(a)のA-A断面の構成を示す押出機1の断面図である。図6に示すように、押出機1は、切断手段14の代わりに、切断手段24を備えてもよい。切断手段24は、細長いブロック形状を有し、長軸が第1のスクリュ12の回転軸124の中心又第2のスクリュ13の回転軸134の中心を通るように配置され、長軸の両端がシリンダ11の吐出面114に固定されている。切断手段24は、切断部241と切断部242を有する。各切断部241,242に混練物が押当てられることで、各切断部241,242は、混練物を切断することができる。すなわち、1つの切断手段24は、切断部241と切断部242との2箇所で混練物を切断することができる。これにより、切断手段14を用いる場合と比べて部品点数を減らすことができる。また、切断手段24は、両端が固定されているため、切断手段14と比較して剛性が高められ、がたつきを抑制することもができる。なお、切断手段24が第1のスクリュ12の回転軸124の中心又第2のスクリュ13の回転軸134の中心を通る場合、図に示すように、スクリュキャップ121,131は開口115から突出していない。
[第2実施形態]
<構成>
本発明の第2実施形態である押出機は、第1実施形態の押出機1と異なり単軸の押出機である。図7(a)は、第2実施形態である押出機の開口の正面図である。図7(b)は、図7(a)のA-A断面の構成を示す押出機の断面図である。図7を参照すると、本実施形態に係る押出機3は、シリンダ31と、螺旋状のフライト322が形成された第1のスクリュ32と、2つの切断手段34と、締結ボルト35と、を備える。
押出機3は、単軸の押出機であるため、押出機1と異なり1本のスクリュを備えている。これにより、吐出面314上の開口315は、円形状をしている。また、フライト322とシリンダ31の内壁316との間に形成される間隙38は螺旋形状をしている。
さらに、第1のスクリュ32は、シリンダ31の開口315に帯状ないしリング状の混練物吐出領域41を形成している(図8参照)。図8は、開口315から吐出する混練物の吐出位置39の移動を示す図である。図8は、ある時刻における、細い紐状の混練物が吐出する吐出位置39を示している。吐出位置39は、時間の経過(第1のスクリュ32の回転)とともに矢印40が示す方向に移動する。つまり、混練物吐出領域41(図8のハッチング部)は、開口315において、吐出位置39を矢印40に沿って移動させたときに、吐出位置39が通る帯状の領域である。
切断手段34は、帯状の混練物吐出領域21の一部を塞いでいる。
<作用・効果>
混練押出時に、押出機3は、開口315から細い紐状の混練物を吐出する。このとき、混練物の吐出位置39は、混練物吐出領域21に沿って移動する(図8参照)。上述したように切断手段34は、混練物吐出領域41の一部を塞いでいる。よって、吐出位置39が移動して切断手段34の位置に到達すると、細い紐状の混練物の側面に切断手段34が押し当てられることで、混練物は間歇的に切断される。これにより、塊状となった混練物が製造される。すなわち、押出機3は、押出機1と同様に、取扱いの容易な塊状の混練物を簡便な構成で製造できる。
1:押出機、11:シリンダ、111:本体部、112:吐出部、113:内孔、114:吐出面、115:開口、116:内壁、117:原料供給部、12:第1のスクリュ、121:スクリュキャップ、122:フライト、123:山部、124:回転軸、125:溝端部、126:回転方向、13:第2のスクリュ、131:スクリュキャップ、132:フライト、134:回転軸、135:溝端部、136:回転方向、14:切断手段、141:刃、142:端部、15:締結ボルト、16:直線、18:間隙、19:吐出位置、20:矢印、21:混練物吐出領域、22:スペーサ、24:切断手段、241:切断部、242:切断部、25:隙間、26:中心線、27:第1の直線、28:28:第2の直線、3:押出機、31:シリンダ、313:内孔、314:吐出面、315:開口、316:内壁、32:第1のスクリュ、332:フライト、34:切断手段、35:締結ボルト、38:間隙、39:吐出位置、40:矢印、41:混練物吐出領域

Claims (8)

  1. 端部に開口を有するシリンダと、
    前記シリンダの内部を前記シリンダの長軸と平行に延び、前記開口側の外周部に螺旋状のフライトが形成され少なくとも1つのスクリュと、を備え、
    前記スクリュにより生成された混練物を前記シリンダの前記開口から直接外部に吐出する押出機であって、
    前記スクリュの軸方向において前記スクリュと接触しない位置で前記シリンダに固定された固定部材である切断手段を備え
    前記切断手段は、前記シリンダの前記開口のうち実際に前記混練物が吐出される帯状の領域である混練物吐出領域と平行な領域の一部を塞ぎ、前記混練物吐出領域から吐出され前記混練物を切断する、押出機。
  2. 請求項1に記載の押出機において、
    前記切断手段は、前記スクリュの回転方向と対向する側に前記混練物を切断する刃を有する、押出機。
  3. 請求項1又は2に記載の押出機において、
    前記スクリュは、前記開口側の端部に前記フライトの外径よりも外径が小さいスクリュキャップをさらに備え、
    前記スクリュキャップは、前記開口から突出し、
    前記切断手段は、前記スクリュキャップの側面と近接する、押出機。
  4. 請求項1又は2に記載の押出機において、
    前記切断手段は、細長い形状を有し、長軸が前記スクリュの回転軸の中心を通るように配置され、前記長軸の両端の位置が前記シリンダに固定されている、押出機
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の押出機において、
    前記切断手段は、前記シリンダの前記開口と同一面上にある前記シリンダの吐出面に固定され、
    前記吐出面と、前記切断手段との間に薄板状のスペーサをさらに備える、押出機。
  6. 請求項1から5に記載の押出機において、
    前記切断手段は、帯状の前記混練物吐出領域の中心線を略等分割する位置に固定されている、押出機。
  7. 請求項6に記載の押出機において、
    互いに噛み合う第1のスクリュと第2のスクリュを備え、
    前記切断手段が、前記開口と平行な面内で、前記第1のスクリュの中心を通る第1の直線上と、前記第1の直線と平行で前記第2のスクリュの中心を通る第2の直線上と、に固定されている、押出機。
  8. シリンダの内部を前記シリンダの長軸と平行に延びる少なくとも1つのスクリュが原料を混練し混練物を生成し、該生成した混練物を前記シリンダの開口から直接外部に吐出する工程と
    記シリンダの前記開口のうち実際に前記混練物が吐出される帯状の領域である混練物吐出領域と平行な領域の一部を塞ぎ、前記スクリュの軸方向において前記スクリュと接触しない位置で前記シリンダに固定された固定部材である切断手段が、前記混練物吐出領域から吐出される前記混練物を切断する工程と、を有する、混練押出方法。
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