JPH06143024A - ブローチおよびブローチ削り方法 - Google Patents

ブローチおよびブローチ削り方法

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JPH06143024A
JPH06143024A JP5109695A JP10969593A JPH06143024A JP H06143024 A JPH06143024 A JP H06143024A JP 5109695 A JP5109695 A JP 5109695A JP 10969593 A JP10969593 A JP 10969593A JP H06143024 A JPH06143024 A JP H06143024A
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JP
Japan
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broaching
inner diameter
broach
diameter surface
guide portion
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Pending
Application number
JP5109695A
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English (en)
Inventor
Harvey J Yera
ジェイ. イェーラ ハーヴェイ
Donald W Mast
ダブリュウ. マスト ドナルド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Natl Broach & Mach Co
Nachi Machining Technology Co
Original Assignee
Natl Broach & Mach Co
National Broach and Machine Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Natl Broach & Mach Co, National Broach and Machine Co filed Critical Natl Broach & Mach Co
Publication of JPH06143024A publication Critical patent/JPH06143024A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D43/00Broaching tools
    • B23D43/02Broaching tools for cutting by rectilinear movement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D37/00Broaching machines or broaching devices
    • B23D37/02Broaching machines with horizontally-arranged working tools
    • B23D37/04Broaching machines with horizontally-arranged working tools for broaching inner surfaces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C9/00Bearings for crankshafts or connecting-rods; Attachment of connecting-rods
    • F16C9/02Crankshaft bearings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 前側案内部分50と後側案内部分とを有し
て、軸方向に配列された複数の軸受内径面29、30、
32、34、36をブローチ削りするブローチである。
前側および後側案内部分の間に、ブローチング部分5
4、56、58、60と案内部分64、66、68、7
0とを交互に有する。一つのブローチング部分が一つの
軸受内径面をブローチ削りすると同時に、隣接する案内
部分は次の軸受内径面内でブローチを案内する。 【効果】 ブローチの運動が案内され、ブローチが所定
の経路から外れることが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブローチおよびブローチ
削り方法に関し、特に、エンジンブロックにおける整列
されたクランク軸の軸受をブローチ削りするためのブロ
ーチおよびブローチ削り方法に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンブロックにおけるクランク軸の
ための軸受内径面のような、整列された軸受列をブロー
チ削りする場合には、内径面が正しく切削されるよう
に、すなわちそれらが円形で一直線上に位置するよう
に、注意しなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】軸受が異なった加工特
性を持つ異なった材料から形成されている時に、特に面
倒な問題が生じる。たとえば、アルミニウム鋳物製のエ
ンジンブロックのクランク軸受がダクタイル鋳鉄製の軸
受キャップを有するときは、各軸受の半分はアルミニウ
ムでその半分は鉄である。各軸受のアルミニウム部分は
より柔かく、より粘着性を有し、引き裂かれやすいのに
対し、ダクタイル鋳鉄製の軸受キャップは、磨滅しやす
く、かつ切削動力係数がより高い。これにより、ブロー
チが中心から外れてより柔かいアルミニウムに喰い込む
原因となる。その結果ブローチは、所定の中心線から外
れた円形よりも卵形の穴を加工することもある。またブ
ローチ削りの工程で発生する力が軸受キャップを歪ま
せ、最終の内径面に非円形状態を作る原因となることも
ある。
【0004】本発明の目的は、このような問題点の解決
を図ったブローチおよびブローチ削り方法を提供するこ
とにある。他の目的は、頑丈で耐久性があり、比較的点
数の少ない単純な部分品にて構成され、安価に製造さ
れ、かつ所期の機能を達成させるためにうまく設計され
たブローチを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】本発明によれ
ば、ブローチは、このブローチにわたってブロックを案
内する前側案内部分を有する。この前側案内部分は、切
削が始まる前に完全にブロック内にあることが好まし
い。ブローチは、二つの隣接する軸受が同時に切削され
ないように、交互に切削部分および案内部分を備えた設
計とされる。一つのブローチング部分が一つの軸受内径
面をブローチ削りしている間に、隣接する案内部分は次
の軸受内径面でブローチを案内する。これによりブロー
チが案内を受けて移動することになり、このブローチが
所定の経路から外れることが防止される。
【0006】ブローチング部分に続く案内部分は、その
特定のブローチング部分の後ろを案内するように設計さ
れている。それゆえに各案内部分は、それに先行するブ
ローチング部分による材料除去にもとづいて、直径をや
や大きく形成されている。これにより、ブローチが鉄製
の軸受キャップからずれないこと、およびアルミニウム
製のエンジンブロックに喰い込まないことが保証され
る。
【0007】ブローチング部分は、加工する部分にわた
って連続した噛み合いを保つように、らせんみぞを備え
るように設計されるのが好ましい。ブローチがそのブロ
ーチ削りの期間中に360°回転されて、切削縁上の全
ての点が、ストロークの半分においてはアルミニウムに
噛み合うとともに、他の半分においてはダクタイル鋳鉄
に噛み合うようにされても良い。ブローチを回転させる
ことで、切削縁に均一な摩耗パターンを起こさせる。こ
れはまた、ブローチのずれを最少にするのに役立つ。
【0008】最後のブローチング部分は、ブローチ削り
された穴の仕上げ状態を改善するためのバニシ仕上げシ
ェルであっても良い。
【0009】
【実施例】図面を参照して詳細に説明する。ブローチ1
0は、エンジンブロック12のクランク軸の軸受内径面
をブローチ削りするのに使用される。エンジンブロック
12は、この実施例においてはアルミニウム鋳物14か
らなり、このアルミニウム鋳物は、それぞれ軸受内径面
の半分を形成する半円形の凹部24で形づくられた、一
定の間隔をおいた複数の軸受形成体15、16、18、
20、22を有する。各軸受形成体にダクタイル鋳鉄製
の軸受キャップ28が締結部材26で固定されており、
この軸受キャップは、軸受内径面の他の半分を構成する
半円形の凹部27を有する。軸受内径面は29、30、
32、34、36と番号が付けられ、かつ円筒形で軸方
向に間隔をおかれ、かつ整列され、それぞれは半分はア
ルミニウム、半分はダクタイル鋳鉄で形成されている。
【0010】ブローチは長尺、中実かつ単一の引抜き棒
40を含んでおり、この引抜き棒は、油圧ピストン・シ
リンダ・アセンブリ(図示していない)のようなパワー
装置に結合される引っばり頭部42を有し、そして他端
には、適当なカプリング48によって案内棒46に取り
付けることができる後方つかみ部44を有する。
【0011】このブローチは前側案内部分50および後
側案内部分52を有する。前側および後側案内部分の間
には軸方向に間隔をおいた複数のブローチング部分5
4、56、58、60、62が、これらブローチング部
分どうしの間のスペースに存在する中間案内部分64、
66、68、70を備えて存在する。
【0012】前側案内部分50は複数の円筒シェル72
にて構成されており、これら円筒シェルは、互いの端と
端とが重ね合わされて引き抜き棒に嵌め込まれている。
これらシェルはすべて同一の外径を有し、同一または異
った長さであっても良いが、全体として、五個の軸受間
の総距離よりも長い前側案内部分50を形成する。シェ
ル72の直径は、ブローチ削りの前において軸受の内径
面内にぴったりとはまり合って案内できるように、設計
されている。
【0013】後側案内部分52は、この実施例において
は、引き抜き棒と一体を成す円筒部分からなり、その全
長にわたって均一な直径を有している。後側案内部分5
2の直径は、ブローチ削りの後に軸受内径面にぴったり
とはまり合って案内できるように、設計されている。
【0014】ブローチング部分54〜62は、引き抜き
棒に外ばめされれた円筒シェル形状をなしており、連続
したらせん状の刃部の間にらせん状の刃みぞ73を持つ
ことが好ましい。らせん状の刃部は仕上げブローチに形
成されていることが好ましいが、荒加工用ブローチには
不必要である。刃には、切りくずを破断するための互い
に間隔をおいた平面部75が形成されていることが好ま
しい。これら平面部は、ブローチが回転する時には整列
されず、次の刃が同じ位置に平面部をもたらさないよう
に構成されている。このブローチのもっとも先端に近い
部分54で始まるブローチング部分は、各刃が原料を次
第に除去し、かつあらかじめ定められた最終直径へと内
径面をブローチ削りするように、その直径が次第に大き
くなっている。
【0015】最終のブローチング部分62は、この実施
例においては、仕上げ工程において内径面を形成するた
めに材料を密集すなわち圧縮させる丸い頂部を刃に設け
た、バニシ仕上げシェルからなる。バニシ仕上げシェル
は、ブローチ削りされた内径面の仕上げ状態および品質
を向上させる。しかしバニシ仕上げシェルは常に必要な
わけではなく、通常は荒削りには使用されない。これら
バニシ仕上げシェルを必要としない例においては、最終
部分62は、シェル54、56、58、60と同じタイ
プの刃部を有したブローチングシェルによって置き換え
られる。
【0016】案内部分64〜70は、引き抜き棒に外ば
めされた円筒シェルの形をしており、滑らかな円筒状の
外周面を呈している。それぞれの案内部分は、その直前
のブローチング部分の直後を案内するように設計され
る。案内部分の直径は、それに先行するブローチング部
分による原料の除去にもとづいているが、そのため、先
端にもっとも近い部分64から始まるいくつかの案内部
分は、その直径が次第に大きくなっている。このように
一つのブローチング部分によって穴がブローチ削りされ
た後で、そのすぐ後の案内部分は、その穴内を案内する
とともに、適切な案内を行うようにこの穴にぴったりと
はまり合う寸法が与えられている。
【0017】ブローチング部分54〜62および案内部
分64〜70は、引き抜き棒40上で回転することを防
ぐために連結されている。よってバニシ仕上げシェル6
2は、後側案内部分52の隣接端部の中央突起76を受
け止めるための、端部を横切って切除されたスロット7
4を有する。スロット74の平行側部78、80は、バ
ニシ仕上げシェルが回転しないで保持されるように、突
起76の平行側部にはめ合わされる。バニシ仕上げシェ
ル62の他端は、後側案内部分52の突起76に似た突
起を有し、この突起は、案内シェル70の回転を防止す
るようにこの案内シェル内のスロットにはまり合う。他
のブローチングシェルと案内シェルとの端部どうしの間
にも、同様の突起・スロットの相互はめ合い部が形成さ
れ、それらのすべてが引き抜き棒と連結されて回転を防
止するようにされている。前側案内部分50を構成する
シェル72は、回転防止のために連結されても、または
連結されなくてもよい。この実施例においてはシェル7
2は連結されておらず、自由に回転する。
【0018】案内棒46は一つまたはそれ以上の数の定
置ピン86がはまり込んでいるらせん溝84を有してい
るので、ブローチがエンジンブロックの軸受を通過して
矢印87の方向へ引かれるにつれて、案内棒すなわちブ
ローチは矢印85の方向に回転する。、切刃のすべての
点が半ストロークでブロックのアルミニウムに噛み込
み、また他の半ストロークで軸受キャップのダクタイル
鋳鉄に噛み込むように、ブローチ削りの際にエンジンブ
ロックを通過して引き抜かれる間に、ブローチが360
゜すなわち完全に一回転することが好ましい。ブローチ
を回転させることによって、ブローチング部分の切刃に
均一な摩耗パターンを生じさせ、さらにブローチのずれ
を最少にすることができる。らせん状の刃みぞによっ
て、ブローチング作業時における内径面との間のいっそ
う連続的な連結が達成される。
【0019】ナット77が引き抜き棒40の前端にねじ
合わされて、引き抜き棒に外ばめされた種々のスリーブ
の端部どうしを締め付け状態で接触させ、かつ、ブロー
チングシェルと中間案内シェルとの間でスロットと突起
とを相互に連結させて、これらが引き抜き棒上で自由に
回転しないようにしている。ナットにねじ込まれるセッ
トスクリュー79が、引き抜き棒の環状溝81にはまり
込むように押し進められることで、シェルに対してナッ
トを締め付け状態に維持する。
【0020】図5〜8は、ブローチがエンジンブロック
の軸受内径面を通って引き抜かれる様子を示している。
図5においては、前側案内部分50が最初は完全に五個
のすべての軸受内径面内にあることが示されている。図
6および7は、ブローチが前進して、軸受内径面のブロ
ーチ削りとブローチ削りされた内径面内の案内とが交互
に行われている状態を示す。図8は、ブローチ削りが完
了した後のブローチの位置と、ブローチ削りされたすべ
ての軸受内径面を通過して伸びる後側案内部分52とを
示している。
【0021】図6および7に示されるように、ブローチ
は、隣接する二つの軸受ジャーナルが同時にブローチ削
りされないように、軸受内径面どうしの間隔に対応して
設計される。一つのブローチング部分が一つの軸受内径
面をブローチ削りしている間は、隣接する案内部分は次
の軸受内径面内でそのブローチを案内している。このよ
うに、ブローチが案内状態で運動されるので、ブローチ
が経路から外れることが防止される。
【0022】上記においてブローチ10は、前側案内部
分50が引き抜き棒40に外ばめさられた複数のシェル
72して形成され、かつブローチング部分54〜62、
および中間案内部分64〜70もまた引き抜き棒に外ば
めされた円筒シェルにて形成された、分離可能な部品に
より構成されたアセンブリとして説明され図示されてい
る。しかし、もし必要ならば、ブローチは、引き抜き棒
と、前側案内部分50と、後側案内部分52と、ブロー
チング部分54〜62と、中間案内部分64〜70とを
含む全部品が単一の一体ユニットとして構成された一つ
の固形体として形成されても良い。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、前方
の案内部分と後方の案内部分とを有するとともに、これ
ら両案内部分の間にブローチング部分を有するため、ブ
ローチング部分が第1の内径面をブローチ削りしている
間に前方の案内部分によってブローチを第2の内径面に
案内することができ、かつブローチング部分が第2の内
径面をブローチ削りしている間に後方の案内部分によっ
てブローチを第1の内径面に案内することができるた
め、前記内径面がその周方向において異なった加工特性
を持つ異なった材料にて形成されている場合でも、ブロ
ーチの進行を良好に案内することができて、ブローチが
所定の経路から外れることを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブローチの正面図である。
【図2】案内棒に連結されたブローチの後方つかみ部を
示す部分正面図である。
【図3】図1における線3−3に沿った断面図である。
【図4】図1における線4−4に沿った断面図である。
【図5】エンジンブロックのクランク軸の内径面をブロ
ーチ削りするために、ブローチが、整列された軸受内径
面を通って引き抜かれる様子を示す図である。
【図6】図5に続く状態を示す図である。
【図7】図6に続く状態を示す図である。
【図8】図7に続く状態を示す図である。
【図9】ブローチの案内シェルの一つを示す正面図であ
る。
【図10】図9の案内シェルを左側から見た端面図であ
る。
【図11】図9の案内シェルを右側から見た端面図であ
る。
【図12】ブローチにおけるブローチングシェルの一つ
を示す正面図である。
【図13】図12のブローチングシェルを左側から見た
端面図である。
【図14】図12のブローチングシェルを右側から見た
端面図である。
【図15】同ブローチングシェルの刃部を示す拡大部分
図である。
【図16】ブローチのバニシングシェルを示す正面図で
ある。
【図17】同バニシングシェルの一部分を示す拡大部分
図である。
【符号の説明】
29 軸受内径面 30 軸受内径面 32 軸受内径面 34 軸受内径面 36 軸受内径面 50 前側案内部分 52 後側案内部分 54 ブローチング部分 56 ブローチング部分 58 ブローチング部分 60 ブローチング部分 62 ブローチング部分 64 中間案内部分 66 中間案内部分 68 中間案内部分 70 中間案内部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドナルド ダブリュウ. マスト アメリカ合衆国 48307 ミシガン州 ロ チェスター, リウォルド 633

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に整列されて間隔をおかれた第1
    および第2の内径面をブローチ削りするための長尺のブ
    ローチであって、軸方向に間隔を置いた先導および後方
    案内部分と、これら先導および後方案内部分の間のブロ
    ーチング部分とを有し、前記先導案内部分はブローチン
    グ部分が前記第1の内径面をブローチ削りしている間に
    前記ブローチを前記第2の内径面内に案内するように構
    成され、かつ前記後方案内部分は、前記ブローチング部
    分が前記第2の内径面をブローチ削りしている間に前記
    ブローチを前記第1の内径面内に案内するように構成さ
    れることを特徴とするブローチ。
  2. 【請求項2】 軸方向に整列されて間隔をおかれた複数
    の内径面をブローチ削りするためのブローチであって、
    前端および後端と、前記前端に隣接する前側案内部分
    と、前記後端に隣接する後側案内部分とを有し、前記前
    側および後側案内部分の間に、軸方向に間隔をおいた複
    数のブローチング部分と、前記ブローチング部分どうし
    の間のスペース内の中間案内部分とを有し、前記前端が
    まず第一に前記内径面を通過して前進され、順次に前記
    ブローチング部分が前記内径面をブローチ削りし、前記
    中間案内部分が前記ブローチを前記内径面内に順次案内
    するように構成されていることを特徴とするブローチ。
  3. 【請求項3】 各中間案内部分の直径が、その直前のブ
    ローチング部分による原料の除去にもとづき規定され
    て、ブローチ削りされた後に前記内径面内で有効に案内
    を行えるように構成されていることを特徴とする請求項
    2記載のブローチ。
  4. 【請求項4】 ブローチを軸方向に前進させる手段が設
    けられ、かつその前進につれてブローチを回転させる手
    段が設けられていることを特徴とする請求項2記載のブ
    ローチ。
  5. 【請求項5】 ブローチを軸方向に前進させる手段が設
    けられ、かつその前進につれてブローチを完全に1回転
    させる手段が設けられていることを特徴とする請求項2
    記載のブローチ。
  6. 【請求項6】 切りくずを逃がすための平面を備えた切
    削要素を有することを特徴とする請求項2記載のブロー
    チ。
  7. 【請求項7】 長尺の引き抜き棒を有し、前記ブローチ
    ング部分および中間案内部分が、前記引き抜き棒に被せ
    られたシェルであることを特徴とする請求項2記載のブ
    ローチ。
  8. 【請求項8】 軸方向に整列されて間隔をおかれた第1
    および第2の内径面をブローチ削りする方法であって、
    軸方向に間隔をオいた先導および後方案内部分と、これ
    ら先導および後方案内部分の間のブローチング部分とを
    有したブローチを用いて、このブローチを前記第1およ
    び第2の内径面内を通過させて軸方向に前進させ、かつ
    前記ブローチを軸方向に前進させる期間中において、ブ
    ローチング部分によって前記第1の内径面をブローチ削
    りしている間に前記先導案内部分が前記第2の内径面に
    係合することによって前記ブローチを前記第2の内径面
    内に案内し、かつ、前記ブローチング部分によって前記
    第2の内径面をブローチ削りしている間に前記後方案内
    部分が前記第1の内径面に係合することによって前記ブ
    ローチを前記第1の内径面内に案内することを特徴とす
    るブローチ削り方法。
  9. 【請求項9】 軸方向に整列されて間隔をおかれた複数
    の内径面をブローチ削りする方法であって、前端に隣接
    する前側案内部分と、後端に隣接する後側案内部分とを
    有し、前記前側および後側案内部分の間で軸方向に間隔
    をおいた複数のブローチング部分と、前記ブローチング
    部分どうしの間のスペース内の中間案内部分とを有した
    ブローチを用いて、前記前端をまず第一に前記内径面を
    通過して前進させ、順次に前記ブローチング部分にて前
    記内径面をブローチ削りし、前記中間案内部分にて前記
    ブローチを前記内径面内に順次案内させることを特徴と
    するブローチ削り方法。
  10. 【請求項10】 各中間案内部分の直径を、ブローチ削
    りされた後に前記内径面内で有効に案内を行うように、
    その直前のブローチング部分による原料の除去にもとづ
    き規定することを特徴とする請求項9記載のブローチ削
    り方法。
  11. 【請求項11】 前進するにつれてブローチを回転させ
    ることを特徴とする請求項9記載のブローチ削り方法。
  12. 【請求項12】 前進するにつれてブローチを完全に1
    回転させることを特徴とする請求項9記載のブローチ削
    り方法。
  13. 【請求項13】 二つの隣接する内径面がブローチング
    部分によって同時にブローチ削りされないように、前記
    内径面とブローチング部分と案内部分とを配置すること
    を特徴とする請求項9記載のブローチ削り方法。
  14. 【請求項14】 最先端のブローチング部分が任意の前
    記内径面に入る前に前記前側案内部分がすべての内径面
    を通過するように、前記前側案内部分の長さを、前記複
    数の内径面のうちの両端のものどうしの間の距離よりも
    大きくすることを特徴とする請求項9記載のブローチ削
    り方法。
  15. 【請求項15】 軸方向に整列されて間隔をおかれた複
    数のクランク軸の軸受の内径面であって、前記軸受が第
    1の材料で部分的に形成されかつ加工特性の異なる第2
    の材料で部分的に形成されたものをブローチ削りするに
    際し、前端に隣接する前側案内部分と、後端に隣接する
    後側案内部分とを有し、前記前側および後側案内部分の
    間で軸方向に間隔をおいた複数のブローチング部分と、
    前記ブローチング部分どうしの間のスペース内の中間案
    内部分とを有したブローチを用い、前記前端をまず第一
    に前記内径面を通過して前進させ、順次に前記ブローチ
    ング部分にて前記内径面をブローチ削りし、前記中間案
    内部分にて前記ブローチを前記内径面内に順次案内さ
    せ、各中間案内部分の直径を、ブローチ削りされた後に
    前記内径面内で有効に案内を行うように、その直前のブ
    ローチング部分による原料の除去にもとづき規定し、前
    記前側案内部分の直径を、前記内径面内に有効に案内さ
    れるように、前記ブローチング部分によってブローチ削
    りされる前の前記内径面の初期の直径にもとづいて規定
    することを特徴とするブローチ削り方法。
  16. 【請求項16】 最先端のブローチング部分が任意の前
    記内径面に入る前に前記前側案内部分がすべての内径面
    を通過するように、前記前側案内部分の長さを、前記複
    数の内径面のうちの両端のものどうしの間の距離よりも
    大きくすることを特徴とする請求項15記載のブローチ
    削り方法。
  17. 【請求項17】 前進するにつれてブローチを完全に1
    回転させることを特徴とする請求項15記載のブローチ
    削り方法。
  18. 【請求項18】 二つの隣接する内径面がブローチング
    部分によって同時にブローチ削りされないように、前記
    内径面とブローチング部分と案内部分とを配置すること
    を特徴とする請求項15記載のブローチ削り方法。
JP5109695A 1992-10-27 1993-05-12 ブローチおよびブローチ削り方法 Pending JPH06143024A (ja)

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