JPH06141894A - ミオシン軽鎖リン酸化酵素の活性測定法 - Google Patents
ミオシン軽鎖リン酸化酵素の活性測定法Info
- Publication number
- JPH06141894A JPH06141894A JP32467692A JP32467692A JPH06141894A JP H06141894 A JPH06141894 A JP H06141894A JP 32467692 A JP32467692 A JP 32467692A JP 32467692 A JP32467692 A JP 32467692A JP H06141894 A JPH06141894 A JP H06141894A
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- Japan
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- myosin light
- antibody
- activity
- mlck
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 放射活性物質を用いることなくミオシン軽鎖
リン酸化酵素の活性が測定でき、また、阻害剤のスクリ
ーニングが容易に、しかも、安全で簡便に行うことがで
きる方法を提供する。 【構成】 リン酸化ミオシン軽鎖抗体を用いて、ミオシ
ン軽鎖リン酸化酵素の活性を測定する方法。 【効果】 ミオシン軽鎖リン酸化酵素阻害剤のスクリー
ニングが簡便、迅速になり、従来法における放射活性物
質の取扱いの際の危険性を回避することができる。
リン酸化酵素の活性が測定でき、また、阻害剤のスクリ
ーニングが容易に、しかも、安全で簡便に行うことがで
きる方法を提供する。 【構成】 リン酸化ミオシン軽鎖抗体を用いて、ミオシ
ン軽鎖リン酸化酵素の活性を測定する方法。 【効果】 ミオシン軽鎖リン酸化酵素阻害剤のスクリー
ニングが簡便、迅速になり、従来法における放射活性物
質の取扱いの際の危険性を回避することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平滑筋から精製された
ミオシン軽鎖リン酸化酵素(以下、MLCKという)の
ミオシン軽鎖(以下、MLCという)を基質にした際の
活性をリン酸化ミオシン軽鎖(以下、MLCPという)
を特異的に認識する抗体(以下、MLCP抗体という)
を用いて測定する方法に関するものである。この系にお
いては、抗体の特異性が反応溶液の組成によって左右さ
れることがないので、MLCKの阻害剤のスクリーニン
グに用いられる。また、方法が簡便なため、MLCKの
活性測定が短時間に可能となる。
ミオシン軽鎖リン酸化酵素(以下、MLCKという)の
ミオシン軽鎖(以下、MLCという)を基質にした際の
活性をリン酸化ミオシン軽鎖(以下、MLCPという)
を特異的に認識する抗体(以下、MLCP抗体という)
を用いて測定する方法に関するものである。この系にお
いては、抗体の特異性が反応溶液の組成によって左右さ
れることがないので、MLCKの阻害剤のスクリーニン
グに用いられる。また、方法が簡便なため、MLCKの
活性測定が短時間に可能となる。
【0002】
【従来の技術】これまでMLCKの活性測定には、放射
性同位元素を含む物質、32P−ATPの使用が必須であ
った。これは、基質のMLCに取り込まれたリン酸基の
量を放射活性として定量し、MLCKの活性とするため
である。しかし、この方法には特別に放射性物質取扱い
の許可を受けた施設が必要であり、放射活性を測定する
機器など特殊な装置が必要である。それ以上に放射性物
質取扱いの際の安全性の問題から、放射性物質の取扱い
にはかなりの緊張を要求される。このような点から、現
在では放射活性物質を用いた実験を避けるような風潮に
なりつつある。したがって、酵素活性測定を放射活性物
質を用いないで測定する系は切望されている。
性同位元素を含む物質、32P−ATPの使用が必須であ
った。これは、基質のMLCに取り込まれたリン酸基の
量を放射活性として定量し、MLCKの活性とするため
である。しかし、この方法には特別に放射性物質取扱い
の許可を受けた施設が必要であり、放射活性を測定する
機器など特殊な装置が必要である。それ以上に放射性物
質取扱いの際の安全性の問題から、放射性物質の取扱い
にはかなりの緊張を要求される。このような点から、現
在では放射活性物質を用いた実験を避けるような風潮に
なりつつある。したがって、酵素活性測定を放射活性物
質を用いないで測定する系は切望されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、放射活性物
質である32P−ATPを用いることなくMLCKの活性
が測定でき、また、阻害剤のスクリーニングが容易に、
しかも、安全で簡便に行うことができる方法を提供する
ことを目的とするものである。
質である32P−ATPを用いることなくMLCKの活性
が測定でき、また、阻害剤のスクリーニングが容易に、
しかも、安全で簡便に行うことができる方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記の課題
を解決するために鋭意研究を重ね、用いたMLCP抗体
の性質を利用することにより、放射性物質を使用しない
MLCKの活性測定系を完成することができた。本発明
の課程を以下に詳述する。
を解決するために鋭意研究を重ね、用いたMLCP抗体
の性質を利用することにより、放射性物質を使用しない
MLCKの活性測定系を完成することができた。本発明
の課程を以下に詳述する。
【0005】MLCP抗体の作製 MLCP抗体作製には、MLCのリン酸化部位のセリン
を含む前後12残基の配列を持った合成ペプチドを抗原
として用いた。まず、MLCのN末端を基準として数
え、11番目のリジンから22番目のフェニルアラニン
までの配列にシステインをC末端に加えたペプチドを合
成する(KKRPQRATSNVFC)。この配列の中
には、リン酸化を受けるセリン残基が含まれている。こ
の合成ペプチドをATP存在下で、MLCKの触媒作用
によりリン酸化を行い、逆相高速液体クロマトグラフを
用いてリン酸化ペプチドを単離精製する。このときの溶
媒条件は、17%アセトニトリル、0.1%トリフルオ
ロ酢酸を用いた。精製したリン酸化ペプチドを抗原とし
てウサギに免疫するために、ペプチドをしゃみせん貝ヘ
モシアニン(KLH)とコンジュゲートする。このとき
のコンジュゲート効率は、110〜148nmolペプチド
/mg KLHであった。このコンジュゲート体をウサギ
1羽あたり、1回につき0.2mgをアジュバントと混合
してウサギに免疫した。5回の免疫の後、MLCP抗体
の抗体価が充分に上昇したのを確認し、IgG画分とし
て精製し保存した。MLCP抗体の抗原特異性を、ML
CとMLCPを用いて調べた結果、この抗体は、MLC
Pを1000倍以上の特異性で認識することがわかっ
た。(図1参照)。
を含む前後12残基の配列を持った合成ペプチドを抗原
として用いた。まず、MLCのN末端を基準として数
え、11番目のリジンから22番目のフェニルアラニン
までの配列にシステインをC末端に加えたペプチドを合
成する(KKRPQRATSNVFC)。この配列の中
には、リン酸化を受けるセリン残基が含まれている。こ
の合成ペプチドをATP存在下で、MLCKの触媒作用
によりリン酸化を行い、逆相高速液体クロマトグラフを
用いてリン酸化ペプチドを単離精製する。このときの溶
媒条件は、17%アセトニトリル、0.1%トリフルオ
ロ酢酸を用いた。精製したリン酸化ペプチドを抗原とし
てウサギに免疫するために、ペプチドをしゃみせん貝ヘ
モシアニン(KLH)とコンジュゲートする。このとき
のコンジュゲート効率は、110〜148nmolペプチド
/mg KLHであった。このコンジュゲート体をウサギ
1羽あたり、1回につき0.2mgをアジュバントと混合
してウサギに免疫した。5回の免疫の後、MLCP抗体
の抗体価が充分に上昇したのを確認し、IgG画分とし
て精製し保存した。MLCP抗体の抗原特異性を、ML
CとMLCPを用いて調べた結果、この抗体は、MLC
Pを1000倍以上の特異性で認識することがわかっ
た。(図1参照)。
【0006】MLCP抗体を用いたMLCKの活性測定
系 前記のMLCP抗体を用いて測定系を作る。まず、ニワ
トリ砂嚢よりペリーら(バイオケミカル ジャーナル
1983年、211巻、267〜272ページ)の方法
にしたがって、分子量20KダルトンのMLCを精製す
る。このMLCを5μg/mlに調整し、96穴イムノプ
レート(ヌンク社製)に一穴あたり100μl分注し、
吸着させる。4℃にて一晩放置後、吸着しなかったML
CをPBSにて洗浄後、トリス緩衝液(pH7.5)、
MLCK、ATPおよび阻害剤を含む反応混液を各穴に
入れ、プレートに吸着したMLCをリン酸化する。一定
時間後、20%リン酸を加えて反応を停止させ、0.2
%トライトンX−100を含むPBS(TrPBS)で
3回洗浄する。洗浄した各穴に、0.05%ツウィーン
20を含むPBS(TwPBS)で500倍に希釈した
前項で述べた抗体を一次抗体として100μl/穴で加
え、1時間室温で放置する。TrPBSで3回洗浄後、
二次抗体として、ペルオキダーゼとコンジュゲートした
ヤギの抗ウサギIgG抗体(カッペル社)をTwPBS
で1000倍希釈したものを用い、100μl/穴で加
え1時間放置する。TrPBSで3回洗浄後、過酸化水
素、オルトフェニレンジアミンを含む発色液を100μ
l加え発色、4.5M硫酸を30μlで発色停止、バイ
オラッド社製のマイクロプレートリーダーで発色を定量
する。この発色量は、リン酸化されたMLC量を反映す
るので、MLCK活性とすることができる。
系 前記のMLCP抗体を用いて測定系を作る。まず、ニワ
トリ砂嚢よりペリーら(バイオケミカル ジャーナル
1983年、211巻、267〜272ページ)の方法
にしたがって、分子量20KダルトンのMLCを精製す
る。このMLCを5μg/mlに調整し、96穴イムノプ
レート(ヌンク社製)に一穴あたり100μl分注し、
吸着させる。4℃にて一晩放置後、吸着しなかったML
CをPBSにて洗浄後、トリス緩衝液(pH7.5)、
MLCK、ATPおよび阻害剤を含む反応混液を各穴に
入れ、プレートに吸着したMLCをリン酸化する。一定
時間後、20%リン酸を加えて反応を停止させ、0.2
%トライトンX−100を含むPBS(TrPBS)で
3回洗浄する。洗浄した各穴に、0.05%ツウィーン
20を含むPBS(TwPBS)で500倍に希釈した
前項で述べた抗体を一次抗体として100μl/穴で加
え、1時間室温で放置する。TrPBSで3回洗浄後、
二次抗体として、ペルオキダーゼとコンジュゲートした
ヤギの抗ウサギIgG抗体(カッペル社)をTwPBS
で1000倍希釈したものを用い、100μl/穴で加
え1時間放置する。TrPBSで3回洗浄後、過酸化水
素、オルトフェニレンジアミンを含む発色液を100μ
l加え発色、4.5M硫酸を30μlで発色停止、バイ
オラッド社製のマイクロプレートリーダーで発色を定量
する。この発色量は、リン酸化されたMLC量を反映す
るので、MLCK活性とすることができる。
【0007】
【発明の効果】本発明により、MLCKの活性測定、お
よびMLCK阻害剤のスクリーニングを安全に、かつ短
時間に測定することができる。
よびMLCK阻害剤のスクリーニングを安全に、かつ短
時間に測定することができる。
【0008】
【実施例】次に、実施例としてリン酸化酵素阻害剤AT
877の阻害定数の測定例を挙げて、本発明をさらに詳
細に説明する。AT877がMLCK活性阻害能を持つ
事実は、ヨーロピアン ジャーナルオブ ファーマコロ
ジー、1991年、195巻、267〜272ページに
記載されている。
877の阻害定数の測定例を挙げて、本発明をさらに詳
細に説明する。AT877がMLCK活性阻害能を持つ
事実は、ヨーロピアン ジャーナルオブ ファーマコロ
ジー、1991年、195巻、267〜272ページに
記載されている。
【0009】反応混液は以下のように調製する。25m
M トリス緩衝液pH7.5、3mM 塩化マグネシウ
ム、1mM 塩化カルシウム、0.1% 2−メルカプ
トエタノール、1mg/ml牛血清アルブミン、20μg/
ml カルモジュリン、0.1μg/ml MLCKを含む
溶液中で、ATPは20から100μM、またAT87
7は10から30μMの濃度で変化させる。各ポイント
の溶液は時間0で、前述したMLCを吸着させた96穴
プレートに移し反応を開始する。3分後に100μlの
20% リン酸を加えて反応を停止し、0.2%トライ
トンX−100を含むPBS(TrPBS)でプレート
を3回洗浄する。洗浄した各穴に、0.05%ツウィー
ン20を含むPBS(TwPBS)で500倍に希釈し
たMLCP抗体を一次抗体として100μl/穴で加
え、1時間室温で放置する。TrPBSで3回洗浄後、
二次抗体として、ペルオキダーゼとコンジュゲートした
ヤギの抗ウサギIgG抗体(カッペル社)をTwPBS
で1000倍希釈した溶液を用い、100μl/穴で加
え1時間放置する。TrPBSで3回洗浄後、過酸化水
素、オルトフェニレンジアミンを含む発色液を100μ
l/穴加え発色、4.5M硫酸を30μl/穴加え発色
停止する。このプレートは、バイオラッド社製のマイク
ロプレートリーダーで発色を定量する。求められた値
は、二重逆数プロット法にてプロットした(図2参
照)。そして、このプロットから阻害定数を求めた。そ
の結果、今回の抗体を用いた系からは、AT877の阻
害定数は39μMと求められた。この値は、放射活性物
質、32P−ATPを用いて測定した値、36μMと良く
一致した(表1参照)。
M トリス緩衝液pH7.5、3mM 塩化マグネシウ
ム、1mM 塩化カルシウム、0.1% 2−メルカプ
トエタノール、1mg/ml牛血清アルブミン、20μg/
ml カルモジュリン、0.1μg/ml MLCKを含む
溶液中で、ATPは20から100μM、またAT87
7は10から30μMの濃度で変化させる。各ポイント
の溶液は時間0で、前述したMLCを吸着させた96穴
プレートに移し反応を開始する。3分後に100μlの
20% リン酸を加えて反応を停止し、0.2%トライ
トンX−100を含むPBS(TrPBS)でプレート
を3回洗浄する。洗浄した各穴に、0.05%ツウィー
ン20を含むPBS(TwPBS)で500倍に希釈し
たMLCP抗体を一次抗体として100μl/穴で加
え、1時間室温で放置する。TrPBSで3回洗浄後、
二次抗体として、ペルオキダーゼとコンジュゲートした
ヤギの抗ウサギIgG抗体(カッペル社)をTwPBS
で1000倍希釈した溶液を用い、100μl/穴で加
え1時間放置する。TrPBSで3回洗浄後、過酸化水
素、オルトフェニレンジアミンを含む発色液を100μ
l/穴加え発色、4.5M硫酸を30μl/穴加え発色
停止する。このプレートは、バイオラッド社製のマイク
ロプレートリーダーで発色を定量する。求められた値
は、二重逆数プロット法にてプロットした(図2参
照)。そして、このプロットから阻害定数を求めた。そ
の結果、今回の抗体を用いた系からは、AT877の阻
害定数は39μMと求められた。この値は、放射活性物
質、32P−ATPを用いて測定した値、36μMと良く
一致した(表1参照)。
【0010】
【表1】 リン酸化酵素阻害剤AT877の阻害定数の測定法による比較 MLCP抗体法(μM) 32P−ATP法(μM) ──────────────────────────────── 阻害定数 39 36
【図1】リン酸化ミオシン軽鎖抗体の抗原特異性を示す
図表である。
図表である。
【図2】AT877のMLCK活性に対する阻害の二重
逆数プロット法でプロットした図表である。
逆数プロット法でプロットした図表である。
Claims (1)
- 【請求項1】 リン酸化ミオシン軽鎖抗体を用い、ミオ
シン軽鎖リン酸化酵素の活性を測定することを特徴とす
るミオシン軽鎖リン酸化酵素の活性測定法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32467692A JPH06141894A (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | ミオシン軽鎖リン酸化酵素の活性測定法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32467692A JPH06141894A (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | ミオシン軽鎖リン酸化酵素の活性測定法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06141894A true JPH06141894A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=18168489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32467692A Withdrawn JPH06141894A (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | ミオシン軽鎖リン酸化酵素の活性測定法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06141894A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003047591A1 (en) * | 2001-11-30 | 2003-06-12 | Asahi Kasei Pharma Corporation | Remedies for primary pulmonary hypertension |
US7893050B2 (en) | 2005-10-26 | 2011-02-22 | Asahi Kasei Pharma Corporation | Fasudil in combination therapies for the treatment of pulmonary arterial hypertension |
-
1992
- 1992-11-11 JP JP32467692A patent/JPH06141894A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003047591A1 (en) * | 2001-11-30 | 2003-06-12 | Asahi Kasei Pharma Corporation | Remedies for primary pulmonary hypertension |
JPWO2003047591A1 (ja) * | 2001-11-30 | 2005-04-14 | 旭化成ファーマ株式会社 | 肺高血圧症予防治療剤 |
JP4525964B2 (ja) * | 2001-11-30 | 2010-08-18 | 旭化成ファーマ株式会社 | 肺高血圧症予防治療剤 |
US7893050B2 (en) | 2005-10-26 | 2011-02-22 | Asahi Kasei Pharma Corporation | Fasudil in combination therapies for the treatment of pulmonary arterial hypertension |
US8476259B2 (en) | 2005-10-26 | 2013-07-02 | Asahi Kasei Pharma Corporation | Fasudil in combination therapies for the treatment of pulmonary arterial hypertension |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000201 |