JPH06141465A - 無極性化給電方式 - Google Patents

無極性化給電方式

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JPH06141465A
JPH06141465A JP4281231A JP28123192A JPH06141465A JP H06141465 A JPH06141465 A JP H06141465A JP 4281231 A JP4281231 A JP 4281231A JP 28123192 A JP28123192 A JP 28123192A JP H06141465 A JPH06141465 A JP H06141465A
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JP
Japan
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polarity
power supply
power
switch
electronic equipment
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Withdrawn
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JP4281231A
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English (en)
Inventor
Masuo Kobayashi
益夫 小林
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】無線機等の電子機材に直流電源を供給するため
の電源部、または電源供給のための給電器における給電
方式に関し、入力電源の極性に無関係に一定の極性の出
力電源を供給できる、無極性給電方式を提供することを
目的とする。 【構成】直流電源1を電子機材2に接続する装置におい
て、印加極性識別およびスイッチ制御回路3によって、
直流電源1の極性を識別してこの極性に応じてスイッチ
の切り替えを制御し、スイッチ回路4によって、この制
御に応じてスイッチの切り替えを行って、直流電源1を
その極性に従って電子機材2に接続し、または直流電源
1の極性を反転して電子機材2に接続することで構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線機等の電子機材に
直流電源を供給するための電源部、または電源供給のた
めの給電器における給電方式に関し、特に入力電源の極
性に無関係に一定の極性の出力電源を供給することがで
きる、無極性給電方式に関するものである。
【0002】無線機等の電子機材においては、特に携帯
形として使用される場合等においては、電源として直流
電源を用いることが多い。
【0003】このような直流電源を使用する電子機材に
対する給電方式としては、接続する入力電源の極性にか
かわらず、電子機材に正しい極性の直流電源を供給する
ことができ、入力電源の極性の誤りに基づく、電子機材
の破損等の問題がないものであることが要望される。
【0004】
【従来の技術】図5は、従来の直流電源の接続方法を示
したものであって、1は例えば電池等の直流電源を示
し、2は電子機材を示している。電子機材2は+と−の
入力端子を有し、これに直流電源1からの接続線を極性
を合わせて接続する。
【0005】この場合、直流電源1からの接続線と、電
子機材2における+,−の端子との接続は、例えば目視
による接続方法の場合は、接続線側の極性と、電子機材
側の端子の記号とをその都度確認してから行わなければ
ならず、極性の接続誤りが発生する場合があることを避
けられない。
【0006】従来、電子機材等に対する直流電源接続時
の極性の誤りに基づく、電子機材の破損等の事故を防止
するためには、次のような各種の方法が一般的に用いら
れている。 (1) 逆極性の給電を行った場合の、電子機材等の破損の
防止のために、保護回路を適用する方法。この場合の保
護回路としては、電源線に直列に挿入された逆流防止用
ダイオード等が多く用いられている。 (2) 電源供給部のコネクタ化によって、電源の逆接続を
防止する方法。この場合は、給電器側と、電子機材側と
にそれぞれ適合するコネクタを設け、給電器側と電子機
材側のそれぞれにおける、コネクタ端子の接続方法を一
定にすることによって、所定の接続方法以外の接続を行
うことができないようにする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の電源誤接続防止
方法のうち、上述の(1) に記載された保護回路を設ける
方法では、保護用として電源線に挿入された、逆流防止
用ダイオードの電圧降下に基づいて、電力損失を発生す
る。
【0008】すなわち逆流防止用ダイオードには、電子
機材等の全消費電流が流れるが、ダイオードには一般に
0.7V程度の電圧降下がある。そこで例えば消費電流
が5Aの場合、ダイオードでの電力損失は3.5Wとな
って、無視できない値となる。さらに、電流が大きい場
合、使用するダイオードも大きな容量のものが必要にな
って、価格の上昇を伴うことになる。
【0009】またコネクタを用いて電源の誤接続を防止
する方法では、部品や工数の増加によって、電源部およ
び電子機材の双方における価格上昇を免れないだけでな
く、コネクタ付きの給電器がない場合、電子機材の試験
等を行うことができない。
【0010】一般に、車両等に搭載して使用する電子機
材の場合、その車両等の直流電源を使用することが多
く、その接続方法は一定しているので、従って車両等へ
の搭載時においては、電源の誤接続の問題は生じない。
しかしながら、機材の保守,整備等のために、車両から
降ろしてベンチ等で電源を接続して、動作点検や修理等
を行う場合には、電源の誤接続を生じる機会が多く、一
瞬にして多大の損害を受けることがある。また製造工場
では、出荷までの間における試験,調整時にも、同様に
電源の誤接続を生じることが起こり得る。
【0011】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、逆流防止用ダイオードを
用いた保護回路のように、電力損失の発生がなく、また
コネクタを用いた場合のように価格上昇の恐れがなく、
常に確実に電源の誤接続を防止することができるととも
に、電源の誤接続に基づいて生じる、電子機材等の動作
不能状態の発生を回避することができるようにすること
を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】(1) 図1は、本発明の原
理的構成を示したものである。本発明は、直流電源1を
電子機材2に接続する装置において、印加極性識別およ
びスイッチ制御回路3によって、直流電源1の極性を識
別してこの極性に応じてスイッチの切り替えを制御し、
スイッチ回路4によって、この制御に応じてスイッチの
切り替えを行って、直流電源1をその極性に従って電子
機材2に接続し、または直流電源1の極性を反転して電
子機材2に接続するものである。
【0013】(2) また本発明は、(1) において、印加極
性識別およびスイッチ制御回路3とスイッチ回路4とが
電子機材の電源部14を形成していて、電子機材2に直
流電源1を接続したとき、その極性のいかんにかかわら
ず電子機材2の内部に正しい極性の電源を供給するもの
である。
【0014】(3) また本発明は、(1) において、印加極
性識別およびスイッチ制御回路3とスイッチ回路4とが
無極性化給電器16を形成していて、無極性化給電器1
6を直流電源1と電子機材2との中間に接続したとき、
直流電源1の極性のいかんにかかわらず電子機材2に正
しい極性の電源を供給するものである。
【0015】
【作用】(1) 印加極性識別およびスイッチ制御回路3で
は、接続された直流電源1の極性を識別して、この極性
に応じてスイッチ回路4におけるスイッチの切り替えを
制御する。さらにスイッチ回路4では、印加極性識別お
よびスイッチ制御回路3の制御に応じてスイッチの切り
替えを行って、直流電源1をその極性のままで、または
直流電源1の極性を反転して、電子機材2に接続する。
【0016】従って本発明によれば、直流電源1を電子
機材2に接続する際に、直流電源1の極性と、電子機材
2の入力端子の極性とが、一致してもしなくても、電子
機材2に正しい極性の電源を供給することができる。
【0017】(2) また本発明は、(1) の場合に、印加極
性識別およびスイッチ制御回路3とスイッチ回路4とで
電子機材の電源部14を形成したので、電子機材2に直
流電源1を接続したとき、その極性のいかんにかかわら
ず電子機材2の内部に正しい極性の電源を供給すること
ができる。
【0018】(3) また本発明は、(1) の場合に、印加極
性識別およびスイッチ制御回路3とスイッチ回路4とで
無極性化給電器16を形成して、これを直流電源1と電
子機材2との中間に接続するようにしたので、直流電源
1の極性のいかんにかかわらず電子機材2に正しい極性
の電源を供給することができる。
【0019】
【実施例】図2は、本発明の一実施例の回路構成を示し
たものであって、A,Bは入力端子、+,−は出力端
子、D1,D2はダイオード、RL1,RL2はリレ
ー、rl11,rl12はリレーRL1の接点、rl2
1,rl22はリレーRL2の接点である。なお図中に
おいて、各リレーの接点は、不動作状態を示している。
【0020】図2において、ダイオードD1,D2、リ
レーRL1,RL2は印加された電源電圧の極性識別お
よびスイッチの制御のための、印加極性識別およびスイ
ッチ制御回路11を構成し、接点rl11,rl12,
rl21,rl22は電源出力接続のためのスイッチ回
路12を構成している。
【0021】図2に示された実施例の回路では、入力端
子A,Bに印加される直流電圧の極性に無関係に、+端
子,−端子に所要の極性の電圧を出力することができ
る。
【0022】(1) 入力端子Aに対して+極性、入力端子
Bに対して−極性で、直流電圧が印加された場合、ダイ
オードD2を経てリレーRL2に電流が流れて、リレー
RL2が動作し、接点rl21,rl22が切り替えら
れるので、+端子に+電圧が、−端子に−電圧が出力さ
れる。
【0023】(2) 入力端子Aに対して−極性、入力端子
Bに対して+極性で、直流電圧が印加された場合、ダイ
オードD1を経てリレーRL1に電流が流れて、リレー
RL1が動作し、接点rl11,rl12が切り替えら
れるので、+端子に+電圧が、−端子に−電圧が出力さ
れる。
【0024】図3は、本発明方式の一適用例を示したも
のであって、電子機材の電源部に適用した場合を示して
いる。図2におけると同じものを同じ番号で示し、13
は電子機材、14は電子機材の電源部である。
【0025】図3の例においては、直流電源の接続線を
極性を考慮することなく、電子機材の電源部14の端子
A,Bに接続すると、印加極性識別およびスイッチ制御
回路11が端子A,Bに接続された電源電圧の極性を識
別して、スイッチ回路12におけるリレー接点の切り替
えを制御することによって、スイッチ回路12の+端子
と−端子に、正しい極性の電圧を発生するので、スイッ
チ回路12の+端子と−端子とを、電子機材13の内部
の+電源線と−電源線とに固定的に接続しておいても、
常に正しい極性の電源を供給することができる。
【0026】図4は、本発明方式の他の適用例を示した
ものであって、電子機材に接続して使用する給電器に適
用した場合を示している。図3におけると同じものを同
じ番号で示し、15は電子機材、16は本発明方式によ
る無極性化給電器である。
【0027】図4の例においては、無極性化給電器16
におけるスイッチ回路12の+端子と−端子とを、電子
機材15の+入力端子と−入力端子とに、例えばコネク
タを用いて固定的に接続する。これによって、無極性化
給電器16の入力側の端子A,Bに、直流電源の接続線
を極性に無関係に接続しても、印加極性識別およびスイ
ッチ制御回路11が端子A,Bに接続された電源電圧の
極性を識別して、スイッチ回路12におけるリレー接点
の切り替えを制御することによって、スイッチ回路12
の+端子と−端子に、正しい極性の電圧を発生するの
で、電子機材15に、常に正しい極性の電源を供給する
ことができる。
【0028】なお、以上の実施例においては、スイッチ
回路にリレーを用いた場合を説明したが、このような方
式は、電子機材の消費電流が数A程度の場合に適してい
る。リレー以外に、トランジスタスイッチやICアナロ
グスイッチ等の適用も可能であり、これらは、電子機材
の消費電流が1A以下等のような、低消費電流の場合に
適している。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明方式によれ
ば、電源からの印加電圧の極性に応じてスイッチ回路に
おいて作動するスイッチが決定し、このスイッチが動作
して出力側との接続を行うので、接続された電源の極性
にかかわらず、出力側においては常に一定の極性とな
り、逆接続が生じることはない。従って本発明によれ
ば、電源の接続時、その極性に関する配慮を無用にし
て、しかも誤接続による機材の破損を確実に防止するこ
とができる。
【0030】また本発明方式では、スイッチ回路にリレ
ーを使用することによって、従来方式の逆流防止ダイオ
ードのように電圧降下を発生することがなく、電力損失
の発生を防止できる。
【0031】また、本発明方式では、接続された電源の
極性にかかわらず、一定の極性の出力を発生するので、
従来のダイオードによる保護回路を使用した場合のよう
に、誤接続時、不動作状態になることがなく、常に直ち
に動作状態とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例の回路構成を示す図である。
【図3】本発明方式の一適用例を示す図である。
【図4】本発明方式の他の適用例を示す図である。
【図5】従来の直流電源の接続方法を示す図である。
【符号の説明】
1 直流電源 2 電子機材 3 印加極性識別およびスイッチ制御回路 4 スイッチ回路 14 電源部 16 無極性化給電器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源(1)を電子機材(2)に接続
    する装置において、 該直流電源(1)の極性を識別して該極性に応じてスイ
    ッチの切り替えを制御する印加極性識別およびスイッチ
    制御回路(3)と、 該制御に応じてスイッチの切り替えを行って、直流電源
    (1)をその極性に従って電子機材(2)に接続し、ま
    たは該直流電源(1)の極性を反転して電子機材(2)
    に接続するスイッチ回路(4)とを備えたことを特徴と
    する無極性化給電方式。
  2. 【請求項2】 前記印加極性識別およびスイッチ制御回
    路(3)とスイッチ回路(4)とが電子機材の電源部
    (14)を形成し、直流電源(1)の接続時、その極性
    のいかんにかかわらず電子機材(2)の内部に正しい極
    性の電源を供給することを特徴とする請求項1に記載の
    無極性化給電方式。
  3. 【請求項3】 前記印加極性識別およびスイッチ制御回
    路(3)とスイッチ回路(4)とが無極性化給電器(1
    6)を形成し、該無極性化給電器(16)を前記直流電
    源(1)と電子機材(2)との中間に接続したとき、該
    直流電源(1)の極性のいかんにかかわらず電子機材
    (2)に正しい極性の電源を供給することを特徴とする
    請求項1に記載の無極性化給電方式。
JP4281231A 1992-10-20 1992-10-20 無極性化給電方式 Withdrawn JPH06141465A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019093187A1 (ja) * 2017-11-09 2019-05-16 株式会社オートネットワーク技術研究所 出力装置及び電源システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019093187A1 (ja) * 2017-11-09 2019-05-16 株式会社オートネットワーク技術研究所 出力装置及び電源システム
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