JPH0614129U - ローラコンベヤのシャフト保持構造 - Google Patents

ローラコンベヤのシャフト保持構造

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JPH0614129U
JPH0614129U JP5745792U JP5745792U JPH0614129U JP H0614129 U JPH0614129 U JP H0614129U JP 5745792 U JP5745792 U JP 5745792U JP 5745792 U JP5745792 U JP 5745792U JP H0614129 U JPH0614129 U JP H0614129U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
roller
cap
bearing holder
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP5745792U
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English (en)
Inventor
誠 斉藤
浩司 旭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanki Engineering Co Ltd
Original Assignee
Sanki Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanki Engineering Co Ltd filed Critical Sanki Engineering Co Ltd
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Publication of JPH0614129U publication Critical patent/JPH0614129U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造簡単にして、組付け作業時にシャフトの
抜けがなくて作業効率が高く、常時安定したローラ駆動
が可能なローラシャフト保持構造を提供することにあ
る。 【構成】 ローラコンベヤのシャフト端部に面取り円筒
形で基端部に鍔状のフランジを一体に形成したキャップ
を装着し、このシャフト端部をコンベヤフレームに配設
した軸受ホルダーの受溝に落し込んで保持させるローラ
コンベヤのシャフト保持構造であって、前記キャップの
面取部両外壁および軸受ホルダーの受溝内壁のいづれか
一方に凸部を、他方には前記シャフトを受溝に落し込ん
で固定したとき前記凸部と嵌合する凹部を設けたもので
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ローラコンベヤのローラシャフトの保持構造に関するもので、シャ フト端部を確実にフレーム側に保持させ、騒音のない、常時安定したローラ駆動 を確保するローラシャフトの保持構造に係わる。
【0002】
【従来技術】
ローラコンベヤは、多数の搬送ローラをコンベヤフレームに配設し、このロー ラを駆動モータによって走行する丸ベルト、歯付ベルトで回転させ荷物を搬送す るようにしている。そして前記搬送ローラ20は、ローラ20の中空部21にシ ャフト22を挿通し、このシャフト22の端部を図8に示すようにコンベヤフレ ーム23の取付溝に固定した軸受ホルダー24の受溝に落し込みによって保持さ せている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで搬送ローラ20にシャフト22を挿通して軸受ホルダー24に保持さ せるにあたっては、前もって駆動軸25に挿入しておいた丸ベルト26にローラ 20を通さねばならない。このときローラ20を斜めに手で保持しておく必要が あるが、斜めにすることにより、シャフト22がローラ20から抜けおちてしま い作業効率が低下する。本考案は前記従来形の難点を排除するためになされたも のでその目的とするところは、構造簡単にして、組付け作業時にシャフトの抜け がなくて作業効率が高く、常時安定したローラ駆動が可能なローラシャフト保持 構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本考案は、ローラコンベヤのシャフト端部に面取り 円筒形で基端部に鍔状のフランジを一体に形成したキャップを装着し、このシャ フト端部をコンベヤフレームに配設した軸受ホルダーの受溝に落し込んで保持さ せるローラコンベヤのシャフト保持構造であって、前記キャップの面取部両外壁 および軸受ホルダーの受溝内壁のいづれか一方に凸部を、他方には前記シャフト を受溝に落し込んで固定したしたとき前記凸部と嵌合する凹部を設けたものであ る。
【0005】 本考案は前記構成であるから、ローラ組付け時にシャフトがローラから抜け落 ちることがない。従って作業効率が高く、さらにキャップと軸受ホルダーが凹凸 部によって係合するのでシャフトがホルダーから抜けることがなく、堅固に保持 させることができる。
【0006】
【実施例】
以下図示の実施例に基づいて本考案を具体的に説明する。 図1は本考案の一実施例を示す断面図で、図中符号1はコンベヤフレーム、2は フレーム1に取付けた軸受ホルダー、3はフレーム1に多数配設された搬送ロー ラ、4は搬送ローラ3のシャフト、5はシャフト4の先端に装着したキャップで ある。
【0007】 軸受ホルダー2は、図2に示すように合成樹脂あるいは金属製で受部6と固定 部7とから構成され、受部6には溝壁8によってU字形のシャフト落し込み溝9 が形成されており、この溝9の下端側の両面には奥行き方向に凸部10が形成さ れている。固定部7は前期受部6の後側に設けられている。すなわち図2に示す ように受部6の溝壁8の後面側中央部にコンベヤフレーム1に設けた取付溝1a の開口部1bの高さよりわずかに低い高さの連設部11を設け、この連設部11 に固定部7を一体に配設するものである。前記固定部7は受部より幅広のプレー ト状で側端面の一方は受部6の側端面と面一に、高さは受部6とほぼ同一となっ ており、前面側の上下は前記連設部11と同一面を形成するように切り欠かれ、 前面から後面に向けて貫通するネジ孔12が穿設されている。
【0008】 前記構成の軸受ホルダー2は、図3に示すようにコンベヤフレーム1の取付溝 1a端部から固定部7が溝1a内に、受部6が溝外に位置するように挿入配置し て、所定位置でネジ孔12にボルト13を螺合して締め付け固定する。
【0009】 つぎにシャフト4の先端に装着するキャップ5について説明する。キャップ5 は合成樹脂製で、図4乃至図6に示すようにシャフト端部の断面形状と同形の面 取り円筒形の本体5aと本体の基端部に設けた鍔形のフランジ5bとからなって いる。そして本体5aの面取部外壁には、キャップ5をシャフト4に装着して軸 受ホルダー2の落し込み溝9に保持させたとき、溝9内壁に設けた凸部10に対 応する箇所に前記凸部10と嵌合する凹部14がシャフトの軸線方向に向けて設 けられている。
【0010】 前記構成のキャップ5は、ローラ3に設けた中空部3aに挿入したシャフト4 の両端部に取付けるもので、キャップ5の鍔形フランジ5bが中空部3aの開口 端の径より大きいため、ローラ3をフレームに取付けるため、斜めに保持しても シャフト4がローラ3から抜け落ちることがない。キャップ5を装着したシャフ ト4は、図7に示すようにフレーム1に固定した軸受ホルダー2の落し込み溝9 の上から溝9内に押圧して取付けるもので、前記落し込み押圧によってキャップ 5に設けた凹部14と落し込み溝9に設けた凸部10とが嵌合し、シャフト4が 軸受ホルダー2に堅固に保持される。
【0011】 本実施例の保持構造は前記の構成であるから、ローラの組付け時にシャフトが ローラから抜け落ちることがなく、組付け作業性がよくなる。またキャップと軸 受ホルダーとが凹凸部によって係合しているので運転時の振動などによりシャフ トがホルダーから抜けることがない。
【0012】 なお前記実施例においてはキャップ側に凹部14、軸受ホルダー側に凸部10 を設けたが、これに限定されるものではなくキャップ側に凸部、軸受ホルダー側 に凹部を設けてもよく、また凹凸部の形状も前記実施例に限定されるものではな く、突起と孔、半球状凸部と半球状凹部などでもよい。
【0013】 さらに本考案は前記実施例に限定されるものではなく、考案の趣旨を変更しな い限度において種々の修正、設計変更が可能であることはいうまでもない。
【0014】
【考案の効果】
本考案は前記構成であるから以下のような特有の効果を奏する。 シャフト端部にキャップを装着するので、ローラをフレームに取付ける際にシ ャフトがローラから抜け落ちることがなく、作業性がよい。 キャップを樹脂製としたので運転時の騒音が減少する。 キャップと軸受ホルダーとが凹凸によって係合するので、運転中の振動などに よりシャフトがホルダーから抜け落ちることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部の断面図である。
【図2】軸受ホルダーを示す斜視図である
【図3】軸受ホルダーの取付け状態を示す正面図であ
る。
【図4】キャップの正面図である。
【図5】キャップの側面図である。
【図6】キャップの断面図である。
【図7】シャフトの取付け状態を示す図である。
【図8】従来形を示す図である。
【符号の説明】
1 コンベヤフレーム 1a 取付溝 2 軸受ホルダー 3 搬送ローラ 4 シャフト 5 キャップ 5a キャップ本体 5b フランジ 6 受部 7 固定部 8 溝壁 9 落し込み溝 10 凸部 11 連設部 12 ネジ孔 13 ボルト 14 凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラコンベヤのシャフト端部に面取り
    円筒形で基端部に鍔状のフランジを一体に形成したキャ
    ップを装着し、このシャフト端部をコンベヤフレームに
    配設した軸受ホルダーの受溝に落し込んで保持させるロ
    ーラコンベヤのシャフト保持構造であって、前記キャッ
    プの面取部両外壁および軸受ホルダーの受溝内壁のいづ
    れか一方に凸部を、他方には前記シャフトを受溝に落し
    込んで固定したとき前記凸部と嵌合する凹部を設けてな
    るローラコンベヤのシャフト保持構造。
JP5745792U 1992-07-24 1992-07-24 ローラコンベヤのシャフト保持構造 Pending JPH0614129U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018131296A (ja) * 2017-02-15 2018-08-23 アンリツインフィビス株式会社 多列搬送コンベアおよび選別装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5617218B2 (ja) * 1978-06-05 1981-04-21
JPH01167106A (ja) * 1987-12-21 1989-06-30 Daifuku Co Ltd ローラコンベヤ

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