JPH0614118Y2 - 3次元形状の0リング - Google Patents

3次元形状の0リング

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JPH0614118Y2
JPH0614118Y2 JP1988120035U JP12003588U JPH0614118Y2 JP H0614118 Y2 JPH0614118 Y2 JP H0614118Y2 JP 1988120035 U JP1988120035 U JP 1988120035U JP 12003588 U JP12003588 U JP 12003588U JP H0614118 Y2 JPH0614118 Y2 JP H0614118Y2
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JP
Japan
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ring
groove
dimensional
carburetor
main body
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JP1988120035U
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JPH0241765U (ja
Inventor
一明 座間
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三國工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は3次元形状のOリング、特に気化器本体に対し
て各気化器構成部品を組込んだ際、気密性を保つために
使用される3次元形状のOリングに関する。
(従来の技術) 一般に、Oリングは気密性を保つ部材相互間に介在さ
せ、Oリング溝内の限定された空間内にて圧縮変形させ
ることによる反力を利用して、シール効果を得るように
したものである。
そして、従来、各気化器構成部品は圧接面を平面形状と
し、この間をシールするために2次元形状のOリングを
使用していた。
(考案が解決しようとする課題) 上記した圧接面の形状を3次元形状とした装置の提案が
本考案者によってなされた。第4図はその概要図であ
り、ピストンバルブガイド1とジェットブロック2とか
らなる。この装置を気化器本体に組込んだ場合の圧接面
は、平面状を有するフランジ3の部分と、これらの間を
接続する円弧状部分4とからなり、したがって圧接面間
に介在させるOリング5は3次元形状を有している。
したがって円弧状部分のOリングの断面状態は第5図に
示すようになっている。この場合、Oリング5は溝6内
に入っており、これを気化器本体(以下本体と称す)7
に組込むと、実線矢印方向の組付に際して、先ず最初に
本体がOリングに当たる位置はA点である。しかもこの
時点ではその他の位置では隙間8があいている。更に組
付を継続するとA点が本体の進行方向に引っ張られ、A
点が先につぶれ始めるに伴ないB部も引っ張られ、この
部分の気密性が損われる。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、Oリン
グのずれを防止して気密性の確保の可能な3次元形状の
Oリングを提供することを目的としている。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案では気化器本体に対し
て別体式のピストンバルブガイド,ジェットブロック,
ピストンバルブガイド機能を有したジェットブロックを
組込んだ気化器において、前記気化器本体との間に、前
記Oリングの溝の深さを均一に形成した場合には、Oリ
ングは組付方向に対して同一寸法の締代となるように線
径が設定される。又、Oリングの線径を均一に形成した
場合は、溝は組付方向に対してOリングの締代が均一と
なる各部の深さが設定される。
(作用) 上記構成の前者はOリングの締代が一定になる線径とな
っているため、締付時に同一締付状態が得られる。又、
後者は溝の深さが調整されていて、締付時にOリングの
同一締付状態が得られる。
(実施例) 以下図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本考案による3次元形状のOリングの一実施例
を説明する構成図であり、第5図に対応した要部のみを
示す図である。
本実施例ではOリングの断面形状を変えたものであり、
組付方向(実線矢印)での締代を均一にしている。
即ち、各部の締付δ,δ,δとしたとき、δ
δ=δとする。この場合、Oリング溝は均一とす
る。なお点線は最終締付位置を示す。
第2図は他の実施例の構成図である。
本実施例ではOリング断面形状は均一とし、Oリング溝
の溝断面形状を変えたものである。
即ち、溝の深さを一点鎖線方向に順次深くし、最終締付
位置(点線)での締代は前記した溝の深さと逆としたも
のである。
第3図は更に他の実施例の構成図である。
本実施例ではずれを生じさせないようないくつかのポイ
ント(C面,D点)からOリングがつぶれ始めるように
したものである。なお、点線位置は最終締付位置を示
す。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によればOリングがつぶれ
ていく過程で、その組付方向にOリングがずれないよう
に各つぶし代を設けるように構成したので、組付時のO
リングのずれを防止し、ずれにより生ずる気密性の悪化
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による3次元形状のOリングの一実施例
の構成図、第2図は他の実施例の構成図、第3図は更に
他の実施例の構成図、第4図は本考案の発想のもとを説
明する構成図、第5図は従来Oリングの不都合を説明す
る図である。 5…Oリング、6…Oリング溝 7…気化器本体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】別体式のジェットブロックあるいはピスト
    ンバルブガイドあるいはピストンバルブガイド機能を有
    するジェットブロックが、気化器の構成部品として気化
    器本体に装着される気化器において、前記気化器本体と
    構成部品との接触面を3次元形状とし、前記接触面に3
    次元形状のOリング溝を設けるとともに、前記Oリング
    の溝の深さを均一に形成し、かつ前記構内に入れるOリ
    ングは構成部品の組付方向に対してOリングの締代が均
    一となる各部の線径が設定されることを特徴とする3次
    元形状のOリング。
  2. 【請求項2】別体式のジェットブロックあるいはピスト
    ンバルブガイドあるいはピストンバルブガイド機能を有
    するジェットブロックが、気化器の構成部品として気化
    器本体に装着される気化器において、前記気化器本体と
    構成部品との接触面を3次元形状とし、前記接触面に3
    次元形状のOリング溝を設けるとともに、前記Oリング
    の線径を均一に形成し、かつ前記Oリングを挿入する溝
    は構成部品の締付方向に対してOリングの締代が均一と
    なる各部の深さが設定されることを特徴とする3次元形
    状のOリング。
JP1988120035U 1988-09-13 1988-09-13 3次元形状の0リング Expired - Lifetime JPH0614118Y2 (ja)

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JP1988120035U JPH0614118Y2 (ja) 1988-09-13 1988-09-13 3次元形状の0リング

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JP1988120035U JPH0614118Y2 (ja) 1988-09-13 1988-09-13 3次元形状の0リング

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JPH0241765U JPH0241765U (ja) 1990-03-22
JPH0614118Y2 true JPH0614118Y2 (ja) 1994-04-13

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS628459Y2 (ja) * 1978-02-25 1987-02-27

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JPH0241765U (ja) 1990-03-22

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