JPH06141093A - 在宅管理を行なうコードレス電話 - Google Patents

在宅管理を行なうコードレス電話

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JPH06141093A
JPH06141093A JP4284359A JP28435992A JPH06141093A JP H06141093 A JPH06141093 A JP H06141093A JP 4284359 A JP4284359 A JP 4284359A JP 28435992 A JP28435992 A JP 28435992A JP H06141093 A JPH06141093 A JP H06141093A
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JP
Japan
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unit
home
signal
zone
confirmation
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JP4284359A
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English (en)
Inventor
Akio Kurobe
彰夫 黒部
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コードレス電話のゾーン管理を利用して在宅
管理を行なう。 【構成】 子機を特定する識別符号を記憶しておく子機
識別符号記憶部と、現在無線リンクを確立している子機
の発信者識別符号と子機識別符号記憶部の内容を比較す
ることにより特定子機か否かを判断する比較判断部と、
比較判断部の特定子機である旨の信号の出力で始動し、
更に時限動作中でも再始動可能なタイマー部と、タイマ
ー部の始動開始を検出する始動検出部と、タイマー部の
タイムアウトを検出するタイムアウト検出部と、始動検
出部の出力信号により帰宅確認信号を発する帰宅通知部
と、タイムアウト検出部の出力信号により外出確認信号
を発する外出通知部とを有し、特定の子機の存在の確認
により帰宅、外出、在宅等を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話を利用
した在宅管理に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、在宅管理手段により照明や電気錠
などの機器制御、セキュリティセンサのモニタを行なう
システムとして図4に示すようなものが考えられてい
た。本図において、401は個人識別符号IDが付され
たカードであり、402はカード検知手段であり、40
3は玄関モニタ制御手段であり、404、405、40
6はガス漏れや火災などを検出するセンサーであり、4
07はこれらのセンサーや機器制御のためのデータや指
示等を必要な機器間に伝送する通信手段であり、408
は各センサーの状態を記憶しておくセンサー端末状態記
憶手段であり、409は電気錠であり、410は電気錠
制御手段であり、411は表示手段であり、412は明
るさを検知する光センサであり、413は照明制御手段
である。
【0003】つぎに、この技術の動作について説明す
る。玄関内側で、居住者が外出のためにカード401を
図示しないカード入れから抜くと、カード検知手段40
2がこれを検知し、玄関モニタ制御手段403は、これ
によりこの時点での各センサ404、405、406の
動作状態をセンサ端末状態記憶手段408に記憶させ
る。一定時間経過後電気錠409が解錠されたままであ
れば、玄関モニタ制御手段403は居住者が施錠し忘れ
若しくはすぐ帰宅する心算で施錠をしなかったが結局外
出していったものと判断の上電気錠制御手段410を介
して電気錠409を施錠する。自動若しくは居住者の手
動による施錠に併せて、エアコン(図示せず)等の家庭
内機器を停止させる等必要な制御がなされる。一方帰宅
してきた居住者が玄関外側で、カード401をカード入
れに挿入すると、カードの個人識別符号が正しいならば
電気錠409を解錠する。更に、玄関モニタ制御手段4
03はセンサー端末状態記憶手段408が記憶している
外出時のセンサ端末状態と帰宅時のセンサ端末状態とを
比較した上で、帰宅者のために表示手段411へ外気温
が高いためエアコン(図示せず)を入力した等所定の表
示をなさせる。また、帰宅者がカード入れからカード4
01を抜いた時点で、もし夜間等であり光センサ412
の検出照度が一定レベルより少なければ、照明制御手段
413によって照明がなされる等、家庭内機器への必要
な制御もなされる。更にまた、この場合センサ端末状態
記憶手段408の記憶内容も制御に利用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このシ
ステム構成は、利用者がこのための専用カードを携帯
し、外出時や帰宅時にいちいちカードをカード検知手段
に読み込ませねばならず、銀行の預貯金用カード、テレ
ホンカード等ただでさえ各種のカードを携帯する必要が
多い今日、カードの確認が煩雑な上に各カードの磁力の
相互作用による障害発生防止のため携帯状態への留意が
必要なだけでなく、専用のカード検出機が必要である。
この他に、マイクロ波を使用して非接触的にIDカード
に記録された個人情報を読みとる装置も考えられている
が、これを用いればカードのIDをいちいちカード検知
手段に読み込ます手間は省けるものの、前述の多くの煩
雑性は軽減されず、逆にカード検知手段やカードが高価
となり、家庭用には一層不向きである。
【0005】本発明は以上の問題点に鑑み、家庭におけ
る在、不在の管理を安価かつ自動的になしえる手段を提
供することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明においては、有線、無線、赤外線な
どの通信手段により照明、エアコン、留守番電話、錠な
どの家庭内機器を制御可能なコードレス電話において、
特定の子機がゾーンに入ったことで帰宅と判断した上で
帰宅確認信号を発する帰宅確認部と、特定の子機がゾー
ンを離れた時に外出と判断した上で外出確認信号を発す
る外出確認部と、前記帰宅確認部若しくは外出確認部か
らの確認信号により家庭内機器に所定の動作をなさせる
家庭内機器管理部とを有していることを特徴とする在宅
管理を行なうコードレス電話としている。
【0007】請求項2の発明においては、前記帰宅確認
部と前記外出確認部は、子機を特定するための子機識別
符号を記憶しておく子機識別符号記憶部と、現在無線リ
ンクを確立している子機の発信者識別符号と前記子機識
別符号記憶部の内容を比較し、特定子機か否かを判断す
る比較判断部と、前記比較判断部の特定子機であるとの
判断に基づく出力で始動し、時限動作中でも再始動可能
なタイマー部と、前記タイマー部の始動開始を検出した
上でその旨の信号を発する始動検出部と、前記タイマー
部のタイムアウトを検出した上でその旨の信号を発する
タイムアウト検出部と、前記始動検出部の出力信号によ
り帰宅確認信号を発する帰宅通知部と、前記タイムアウ
ト検出部の出力信号により外出確認信号を発する外出通
知部とを有していることを特徴とする在宅管理を行なう
コードレス電話としている。
【0008】請求項3の発明においては、前記コードレ
ス電話の特定の子機はゾーンを特定するためのゾーン識
別符号を記憶しておくゾーン識別符号記憶部と、ゾーン
の基地局の識別符号と前記ゾーン識別符号記憶部の記憶
するゾーン識別符号の一致を判断し、もし一致するなら
一致信号を発する判断部と、前記判断部の一致信号の出
力で始動し、時限動作中でも再始動可能なタイマー部
と、前記タイマー部の始動開始を検出する始動検出部
と、前記始動検出部の出力が正になったときに家庭内機
器に対し所定の作動をなさしめる特定の親機または子機
に対して必要な動作状態に入るよう指示する内容の信号
を発報する発報部とを有していることを特徴とする請求
項1記載の在宅管理を行なうコードレス電話としてい
る。
【0009】
【作用】上記構成により、請求項1の発明においては、
特定の子機がゾーンに入ると帰宅確認部は帰宅と判断し
た上で帰宅確認信号を発する。特定の子機がゾーンを離
れると外出確認部は外出と判断した上で外出確認信号を
発する。帰宅確認部と外出確認部からの帰宅若しくは外
出の旨の確認信号により家庭内機器管理部は家庭内機器
に所定の動作をなさせる。
【0010】請求項2の発明においては、比較判断部が
子機識別符号記憶部の記憶内容をもとに、現在無線リン
クが確立している子機が特定の子機か否かを判断する。
もし、特定子機であるならば比較判断部はこの旨をタイ
マー部に通知し、タイマー部を始動させる。そして、こ
のタイマーは時限動作中でも再始動可能、すなわちまた
最初から時間経過を測定しえ、これにより究極的には在
宅、不在の継続に対応可能となっている。始動検出部は
タイマー部の始動を検出し、タイムアウト検出部はタイ
マー部のタイムアウトを検出する。帰宅通知部は、始動
検出部の始動検出の旨の出力信号により帰宅確認信号を
発する。またタイムアウト検出部の出力でリセットされ
る。外出通知部はタイムアウト検出部のタイムアウトで
ある旨の出力信号で外出確認信号を発する。
【0011】請求項3の発明においては、請求項1記載
の在宅管理を行なうコードレス電話機にて、以下の動作
がなされる。子機のゾーン識別符号記憶部はゾーンを特
定するためのゾーン識別符号を記憶しておく。同じく、
判断部はゾーンの基地局の識別符号とゾーン識別符号記
憶部の一致を確認の上、その旨の信号を発する。タイマ
ー部はこの判断部の一致信号で始動する。そして、時限
動作中でも再始動可能である。始動検出部はタイマー部
の始動開始を検出する。発報部は始動検出部の出力がア
クティブになったときに家庭内機器に所定の動作をなさ
しめるべく特定の親機または子機に対してその旨の動作
に入る用指示する信号を発報する。
【0012】
【実施例】(第1実施例)以下、請求項1及び請求項2
に係る発明を実施例に基づいて図面を参照しつつ説明す
る。図は、本発明の一実施例の構成を示すものである。
本図において、101は在宅管理コードレス電話であ
り、102はコードレス電話親機であり、103は子機
識別符号記憶部であり、104は比較判断部であり、1
05はタイマー部であり、106は始動検出部であり、
107はタイムアウト検出部であり、108は帰宅通知
部であり、109は在宅通知部であり、110は外出通
知部であり、111は機器制御部であり、112は無線
ゾーンであり、113は子機であり、114は通信手段
であり、115は照明制御手段であり、116はエアコ
ン制御手段である。そして、これら各部の全部若しくは
一部はコードレス電話機のROMにプログラム的に格納
されている。すなわち、ハード、ソフトが一体となって
いる。そして、このことは第2実施例も同じである。
【0013】次に、以上のように構成された在宅管理を
行なうコードレス電話の動作を説明する。コードレス電
話親機102は無線ゾーン112を形成しており、子機
113がこのゾーン内に入ったときには無線リンクを確
立可能とするため、親機固有の識別符号を発信者識別符
号とする通信パケットを一定の時間間隔ta毎に放送し
ている。そして、この無線ゾーンに子機が入ったなら
ば、子機は親機が定期的に放送するこの通信パケットを
受信し、子機固有の識別符号を発信者識別符号とする通
信パケットを返送する。この返送パケットを親機が受信
すると親子間で無線リンクが確立されることとなる。親
機102は、子機から返送パケットを受信するたびにこ
れから発信者識別符号を抜取った上で、この発信者識別
符号を比較判断部104に転送する。さて、子機識別符
号記憶部103には、あらかじめ利用者が設定しておい
た特定の子機の識別符号が記憶されており、比較判断部
104はこの記憶している識別符号と親機102から受
信の上転送されてきた発信者識別符号とを比較し、もし
両符号が一致すれば、出力信号間隔をtaより短いtb
時間だけ正にすると共に、タイマー部105へ起動用信
号を入力する。タイマー部105はこの信号の入力、す
なわち0から正への変化で始動され、taより十分長い
時間間隔であるtcの時限動作を行ない、この時限動作
中は始動検出部106への出力信号を正にすると共に、
タイムアウト検出部107へは出力した旨を通知する。
またこのタイマー部105は時限動作中でも再始動さ
れ、すなわち結果的には再始動された時点から再びtc
時間の時限動作を行なうことにより、帰宅状態を継続さ
せることとなる。始動検出部106はタイマー部105
の出力が0から正に変化するのを検出し、帰宅通知部1
08の出力を一定期間正にする、すなわち帰宅確認信号
を発させると共に在宅通知部109を在宅状態の保持に
設定する。また併せて、外出通知部110を再稼動可能
とする。一方、タイムアウト検出部107はタイマー部
105の出力が正から0に変化するのを検出し、外出通
知部110を一定期間正に、すなわち不在外出確認信号
を発させると同時に在宅通知部109の正の状態保持を
再設定、すなわち在宅を示さない状態とする、併せて、
帰宅通知部109を再稼動可能とする。なお、ここに在
宅通知部109は、各居住者の在宅時と外出時を通じて
の家庭内機器に必要な各種の動作を適切になさしめる、
例えば在宅時は外気温の変化に応じてエアコンを運転さ
せ、不在時は不作動とさせる、給湯機は在宅、外出を問
わず一定温度とする等のため設けられているものであ
る。以上の動作を図2を用いて説明する。
【0014】図2(a)は、特定の子機がゾーン外にい
るか、ゾーン内にいるかのタイムチャートである。図2
(b)は、親機が一定時間間隔taでパケットを放送し
ているのを示す。図2(c)は、特定子機がゾーン内に
いる場合に、親機の放送パケットにたいして子機が応答
パケットを返送しているのを示す。
【0015】図2(d)は、比較判断部104の出力信
号であり、応答パケットの識別符号が子機識別符号記憶
部103に記憶された内容と一致した場合であるtb時
間だけ正になっているのを示す。図2(e)は、タイマ
ー部105の出力信号であり、図2(d)の比較判断部
出力信号の最初の立ち上がりでタイマーが始動され、そ
の出力信号が正となり、タイムアウト時間tcより短い
時間後に比較判断部出力信号の2回目の立ち上がりで再
始動がかかり、そこから再びtc時間の時限動作を再開
している。このため、結果的には在宅状態の継続を示す
こととなる。その後、特定子機はゾーンの外にでるた
め、再始動はかからず、tc時間後にタイムアウトとな
り、その出力は0になる。
【0016】図2(f)は、始動検出部106の出力信
号であり、タイマー出力部の出力信号の立ち上がりを検
出して一定期間出力を正にしている。これは、特定子機
がゾーン外からゾーン内に入った時に一回だけおこる
(勿論、いったんゾーン外へ出た後、再度ゾーン内へ入
ったときも作動する)。図2(g)は、タイムアウト検
出部107の出力信号であり、タイマー部の出力信号の
立ち下がりを検出し、一定期間出力を正にしている。こ
れはゾーン内にいた特定子機がゾーン外に出た時に一度
だけおこる(勿論、いったんゾーン内へ入り、またゾー
ン外へ出たときも作動する)。
【0017】図2(h)は、帰宅通知部108の状態信
号であり、始動検出部の出力信号(f)がそのまま流用
される。図2(i)は、在宅通知部109の状態信号で
あり、始動検出部の出力信号(f)で正の保持に設定さ
れ、タイムアウト検出部の出力信号(g)で0とされ
る。これは特定子機がゾーン内にいる間正となる。
【0018】図2(j)は、外出通知部110の状態信
号であり、タイムアウト検出部の出力信号がそのまま流
用される。マイクロコンピュータを内蔵する機器制御部
111は帰宅通知部108、在宅通知部109、外出通
知部110の状態に応じて、あらかじめ設定された手順
にしたがって通信手段114を介して照明制御手段11
5やエアコン制御手段116に指令を発し、帰宅時の部
屋の明るさに応じての照明点灯や外気温や室温に応じて
のエアコンの自動運転、外出時の室内照明の消灯やエア
コンの自動停止などの機器制御を行なう。
【0019】以上のように本実施例によれば、特定の子
機の帰宅、外出、在宅中といった情報を親機が確認検知
し、照明、エアコン、留守番電話などの家庭内機器の制
御や施錠が自動的になされ、またその他各種センサーの
モニタが自動的になされる。なお、比較判断部104は
複数の子機を個別に識別するようにすることも可能であ
り、更にこれを利用しての複数の子機それぞれがゾーン
の中にいるか外にいるかの組合せ、勿論いずれか一の子
機がゾーン内にいるときは在宅とする場合を含む、によ
り一層細かな機器制御を行なうことも容易にできる。 (第2実施例)以下、請求項1及び請求項3に係る発明
を実施例に基づいて図面を参照しつつ説明する。
【0020】図3は、その構成を示すものである。本図
において、201は在宅管理コードレス電話であり、2
02はコードレス電話子機であり、203はゾーン識別
符号記憶部であり、204は比較判断部であり、205
はタイマー部であり、206は始動検出部であり、20
7は発報部であり、208はコードレス電話親機であ
り、これが209の無線通信ゾーンを形成している。2
10は他の子機であり、これは赤外線を使用する通信手
段114により、照明制御手段115やエアコン制御手
段116に指令を発し、機器の制御をおこなうことがで
きる。
【0021】以下に、以上のように構成された在宅管理
を行なうコードレス電話の動作を説明する。ここで、コ
ードレス電話親機208とコードレス電話子機202は
先の第1実施例と同様に無線リンク確立方法を採用して
いる。そして、子機202は親機208が定期的に放送
するパケットを受信するとその発信者識別符号を抽出し
て比較判断部204に転送する。ゾーン識別符号記憶部
203にはあらかじめゾーンを特定する識別符号が設定
してあり、比較判断部204は、これと、そのゾーンの
発信者識別符号を比較し、もし両者が一致すれば、tb
時間の間出力を正にする。タイマー部205は比較判断
部204の出力信号の0から正への変化により始動さ
れ、taより十分長い時間間隔tcの時限動作を行な
い、この時限動作中は出力信号を正にする。またタイマ
ー部105は時限動作中でも再始動され、再始動された
時点から再びtc時間の時限動作を行なう。始動検出部
106はタイマー部105の出力が0から正に変化した
のを検出し、一定期間出力信号を正にする。発報部20
7は始動検出部の出力が正になると、他の特定の子機に
対して通話を発報し、帰宅した旨を連絡する、または機
器制御のための指令を送る。この発報を受けた特定子機
210は赤外線による通信手段により照明制御手段11
5やエアコン制御手段116に対して機器制御の指令を
発し、帰宅時の照明点灯やエアコンの自動運転などの機
器制御を行なう。
【0022】以上のように本実施例によれば、帰宅した
ことを子機が認知し、他の子機に対してその旨を報知で
きるので機器制御部を他の子機に持たせることで、公衆
回線との接続点に設置位置を限定されることのないポー
タブルな機器制御リモコンを兼ねることとなる。以上、
本願発明を2つの実施例にもとづき説明したが、本願発
明は何もこれら実施例に限定されないのは勿論である。
すなわち、例えば以下のようなものも本願発明に包含さ
れる。
【0023】コードレス電話を携帯せずに外出する場
合の便宜のため、居住者の別途の指示により、子機のゾ
ーン内の子機の有無による在宅管理機能が不作動となる
機能が付加されている。 家庭内機器との通信手段は超音波、磁力を使用してい
る。 企業内で使用された場合に構成員の変更に弾力的に対
処しえることを目的として子機識別符号が、またキャン
ピングカーや警察における宿泊設備を有する車輛に使用
された場合の車輛の移動に弾力的に対処しえることを目
的としてゾーン識別符号が登録(変更)可能とされてい
る。
【0024】本願発明に言う「家庭」とは社会通念上
の「家庭」ではなく、「人がある程度の時間滞在して生
活や作業をなす場所」という意味である。このため、作
業所、事業所、多少の生活若しくは作業設備のある車輛
や船舶等の輸送機器も包含され、「家庭内機器」とは複
写機、マイクロコンピュータ等の作業、事業用機器も包
含される。
【0025】営業所における使用においては、休、祭
日や夜間等の一定時間は、たとえ子機等が営業所に存在
していても、肝心の営業員が不在であるため、家庭内機
器は作動する必要がない。そこで、電気式カレンダーと
連動して、かかる日や時間は不在若しくは不作動となる
機能が付加されている。 出力信号が「正」とか「0」とかは、図2のタイムチ
ャートと整合を図って原則として当該機器がその本来の
作用発揮のための発信をしている状態を正、そうでない
状態を0としたものであり、電圧の地面に対する絶対値
等が「正」、「0」というではない。従って、ハードの
都合等で、物理的には「正」が対地電圧としては負であ
り、逆に「0」が同じく+5Vである、あるいは「正」
が同じく+15Vであり、「0」も同じく+の5Vであ
る等の態様としている。
【0026】ハード若しくはソフトの製造等の都合
で、各請求項の発明の構成要素の一部若しくは全部が同
一の機器として製造されたり、複数の部品等に分散して
製造されている。例えば、帰宅確認部と外出確認部とが
一体として構成されている等である。 不在時に、家庭内に火災による室内温度の上昇等の異
常があれば、これをコードレス電話を通じて居住者に通
知する等の機能が付加されている。
【0027】
【発明の効果】各請求項の発明においては、在宅管理用
のカードを管理するという煩雑さから解放される。ま
た、他の用途のカードとの間違い等による不都合も生じ
なくなる。更に請求項1及び請求項2の発明において
は、通常のコードレス電話の無線リンク確立手段を利用
することにより、IDカードリーダなどの余分な装置を
使うことなく居住者の在、不在の管理やそれに応じた家
屋内の機器制御、共同玄関の施錠管理等が容易にでき
る。
【0028】また請求項3の発明によれば、帰宅したこ
とを子機が認知し、他の子機に対してその旨を報知でき
るので機器制御部を他の子機に持たせることで、公衆回
線との接続点に設置位置を限定されることのないポータ
ブルな機器制御リモコンを兼ねることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び2の発明に係る在宅管理を行なう
コードレス電話の一実施例の構成図である。
【図2】上記実施例の動作説明図である。
【図3】請求項1及び3の発明に係る在宅管理を行なう
コードレス電話の一実施例の構成図である。
【図4】従来技術に係る在宅管理システムの構成図であ
る。
【符号の説明】
101 在宅管理コードレス電話 103 子機識別符号記憶部 104 比較判断部 105 タイマー部 106 始動検出部 107 タイムアウト検出部 108 帰宅通知部 109 在宅通知部 110 外出通知部 203 ゾーン識別符号記憶部 204 比較判断部 205 タイマー部 206 始動検出部 207 発報部 210 特定の子機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有線、無線、赤外線などの通信手段によ
    り照明、エアコン、留守番電話、錠などの家庭内機器を
    制御可能なコードレス電話において、 特定の子機がゾーンに入ったことで帰宅と判断した上で
    帰宅確認信号を発する帰宅確認部と、 特定の子機がゾーンを離れた時に外出と判断した上で外
    出確認信号を発する外出確認部と、 前記帰宅確認部若しくは外出確認部からの確認信号によ
    り家庭内機器に所定の動作をなさせる家庭内機器管理部
    とを有していることを特徴とする在宅管理を行なうコー
    ドレス電話。
  2. 【請求項2】 前記帰宅確認部と前記外出確認部は、 子機を特定するための子機識別符号を記憶しておく子機
    識別符号記憶部と、 現在無線リンクを確立している子機の発信者識別符号と
    前記子機識別符号記憶部の内容を比較し、特定子機か否
    かを判断する比較判断部と、 前記比較判断部の特定子機であるとの判断に基づく出力
    で始動し、時限動作中でも再始動可能なタイマー部と、 前記タイマー部の始動開始を検出した上でその旨の信号
    を発する始動検出部と、 前記タイマー部のタイムアウトを検出した上でその旨の
    信号を発するタイムアウト検出部と、 前記始動検出部の出力信号により帰宅確認信号を発する
    帰宅通知部と、 前記タイムアウト検出部の出力信号により外出確認信号
    を発する外出通知部とを有していることを特徴とする在
    宅管理を行なうコードレス電話。
  3. 【請求項3】 前記コードレス電話の特定の子機はゾー
    ンを特定するためのゾーン識別符号を記憶しておくゾー
    ン識別符号記憶部と、 ゾーンの基地局の識別符号と前記ゾーン識別符号記憶部
    の記憶するゾーン識別符号の一致を判断し、もし一致す
    るなら一致信号を発する判断部と、 前記判断部の一致信号の出力で始動し、時限動作中でも
    再始動可能なタイマー部と、 前記タイマー部の始動開始を検出する始動検出部と、 前記始動検出部の出力が正になったときに家庭内機器に
    対し所定の作動をなさしめる特定の親機または子機に対
    して必要な動作状態に入るよう指示する内容の信号を発
    報する発報部とを有していることを特徴とする請求項1
    記載の在宅管理を行なうコードレス電話。
JP4284359A 1992-10-22 1992-10-22 在宅管理を行なうコードレス電話 Pending JPH06141093A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016524371A (ja) * 2014-04-08 2016-08-12 シャオミ・インコーポレイテッド スマート端末制御方法、装置、プログラム及び記憶媒体

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JP2016524371A (ja) * 2014-04-08 2016-08-12 シャオミ・インコーポレイテッド スマート端末制御方法、装置、プログラム及び記憶媒体

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