JPH06139152A - 記憶装置用入出力回路 - Google Patents
記憶装置用入出力回路Info
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- JPH06139152A JPH06139152A JP4288305A JP28830592A JPH06139152A JP H06139152 A JPH06139152 A JP H06139152A JP 4288305 A JP4288305 A JP 4288305A JP 28830592 A JP28830592 A JP 28830592A JP H06139152 A JPH06139152 A JP H06139152A
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- For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 不良アドレスメモリ代替回路を備えると共
に、該メモリ代替回路の不良アドレスプログラムを容易
にする。 【構成】 誤り制御回路10は、ホストシステムからの
アクセス時に少なくとも誤りの検出を行う。不良アドレ
ス情報書込み回路24は、前記誤り制御回路10でのエ
ラー検出時に、不良アドレステーブル22へと所定の不
良アドレス情報を書き込む。不良アドレス一致回路26
は、前記不良アドレステーブル22を用いて、記憶装置
50の不良アドレスへのアクセスを検知する。又、該不
良アドレス一致回路26は、該検知時に、前記ホストシ
ステムからのアクセスを、前記不良アドレス代替用メモ
リ30へのアクセスへと代替えさせる。前記不良アドレ
ス情報書込み回路24等によって、不良アドレスプログ
ラムを容易に行うことができる。
に、該メモリ代替回路の不良アドレスプログラムを容易
にする。 【構成】 誤り制御回路10は、ホストシステムからの
アクセス時に少なくとも誤りの検出を行う。不良アドレ
ス情報書込み回路24は、前記誤り制御回路10でのエ
ラー検出時に、不良アドレステーブル22へと所定の不
良アドレス情報を書き込む。不良アドレス一致回路26
は、前記不良アドレステーブル22を用いて、記憶装置
50の不良アドレスへのアクセスを検知する。又、該不
良アドレス一致回路26は、該検知時に、前記ホストシ
ステムからのアクセスを、前記不良アドレス代替用メモ
リ30へのアクセスへと代替えさせる。前記不良アドレ
ス情報書込み回路24等によって、不良アドレスプログ
ラムを容易に行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の記憶装置からの
データ読出し時に、読み出すデータのエラーを少なくと
も検出する誤り制御回路を備えた記憶装置用入出力回路
に係り、特に、不良アドレスメモリ代替回路を備えると
共に、該メモリ代替回路のメモリ代替用不良アドレスの
プログラムをより容易に行えるようにした記憶装置用入
出力回路に関する。
データ読出し時に、読み出すデータのエラーを少なくと
も検出する誤り制御回路を備えた記憶装置用入出力回路
に係り、特に、不良アドレスメモリ代替回路を備えると
共に、該メモリ代替回路のメモリ代替用不良アドレスの
プログラムをより容易に行えるようにした記憶装置用入
出力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、集積回路などによる記憶装置
は、汎用コンピュータの主記憶装置や種々のデータ処理
装置、又、通信交換機などにも幅広く用いられている。
又、LSI(large scale integrated circuit)の設計
技術や製造技術などの目覚ましい進歩によって、集積回
路の集積度が大幅に向上している。これに伴って、集積
回路を用いた記憶装置の記憶容量も大幅に増加してい
る。
は、汎用コンピュータの主記憶装置や種々のデータ処理
装置、又、通信交換機などにも幅広く用いられている。
又、LSI(large scale integrated circuit)の設計
技術や製造技術などの目覚ましい進歩によって、集積回
路の集積度が大幅に向上している。これに伴って、集積
回路を用いた記憶装置の記憶容量も大幅に増加してい
る。
【0003】このような記憶装置の記憶容量の増加に伴
って、記憶装置に記憶されるデータのエラーに関する問
題が注目されている。このような記憶装置のデータのエ
ラーには、メモリビット素子の不良や該メモリビット素
子への配線などの不良による「ハードエラー」と称する
ものがある。このハードエラーは、記憶装置のデータエ
ラーのうち、特に、一般的に回復不能なエラーである。
って、記憶装置に記憶されるデータのエラーに関する問
題が注目されている。このような記憶装置のデータのエ
ラーには、メモリビット素子の不良や該メモリビット素
子への配線などの不良による「ハードエラー」と称する
ものがある。このハードエラーは、記憶装置のデータエ
ラーのうち、特に、一般的に回復不能なエラーである。
【0004】一方、記憶装置のデータのエラーには、
「ソフトエラー」と称するものがある。このソフトエラ
ーは、アルファ粒子などがメモリセルを透過する際に発
生する電荷によって、該メモリセルに記憶されている記
憶内容が失われてしまうというものである。このソフト
エラーは、メモリセルのセルサイズが小さくなる程発生
頻度が大きくなるものであるが、各メモリセルについて
は一時的なエラーである。
「ソフトエラー」と称するものがある。このソフトエラ
ーは、アルファ粒子などがメモリセルを透過する際に発
生する電荷によって、該メモリセルに記憶されている記
憶内容が失われてしまうというものである。このソフト
エラーは、メモリセルのセルサイズが小さくなる程発生
頻度が大きくなるものであるが、各メモリセルについて
は一時的なエラーである。
【0005】記憶装置に記憶されているデータにエラー
が発生してしまうと、これがハードエラーであってもソ
フトエラーであっても、当該記憶装置の利用源で障害を
生じてしまう。このため、記憶装置のデータエラーの障
害対策となる様々な技術が開示されている。
が発生してしまうと、これがハードエラーであってもソ
フトエラーであっても、当該記憶装置の利用源で障害を
生じてしまう。このため、記憶装置のデータエラーの障
害対策となる様々な技術が開示されている。
【0006】記憶装置に記憶されているデータのエラー
の検出をするもので、最も簡単なものとしてパリティチ
ェックがある。このパリティチェックは、所定のビット
幅の誤り検出対象となるデータに対して、1ビットのパ
リティビットを付加するものである。又、該エラー検出
対象のデータの全ビットと前記パリティビットとについ
て、“1”のビットの個数が常に偶数個(又は常に奇数
個)になるように、前記パリティビットを“1”又は
“0”に設定するというものである。このパリティチェ
ックによれば、エラー検出対象のデータの1ビットのエ
ラーの発生を検出することができる。
の検出をするもので、最も簡単なものとしてパリティチ
ェックがある。このパリティチェックは、所定のビット
幅の誤り検出対象となるデータに対して、1ビットのパ
リティビットを付加するものである。又、該エラー検出
対象のデータの全ビットと前記パリティビットとについ
て、“1”のビットの個数が常に偶数個(又は常に奇数
個)になるように、前記パリティビットを“1”又は
“0”に設定するというものである。このパリティチェ
ックによれば、エラー検出対象のデータの1ビットのエ
ラーの発生を検出することができる。
【0007】又、水平パリティチェックと称するもの
は、連続するエラー検出対象となる多数の、所定のビッ
ト幅のデータについて、各データの同じ桁のビット同士
のパリティチェックを行うというものである。これは、
エラー検出対象となる連続した所定ビット幅のデータに
対して、該エラー検出対象のデータと同じビット幅の水
平パリティを付加するというものである。このような水
平パリティチェックは、例えば、電源投入後のシステム
起動時のROM(read only memory)のデータエラーの
検出などに用いられている。
は、連続するエラー検出対象となる多数の、所定のビッ
ト幅のデータについて、各データの同じ桁のビット同士
のパリティチェックを行うというものである。これは、
エラー検出対象となる連続した所定ビット幅のデータに
対して、該エラー検出対象のデータと同じビット幅の水
平パリティを付加するというものである。このような水
平パリティチェックは、例えば、電源投入後のシステム
起動時のROM(read only memory)のデータエラーの
検出などに用いられている。
【0008】又、前記水平パリティチェックを改良した
ものとして、CRC(cyclic redundancy check )エラ
ー検出が知られている。該CRCエラー検出は、連続す
るエラー検出対象となるデータについて、所定の多項式
にて、前記水平パリティに対応するCRCコードを求め
るというものである。このCRCエラー検出によれば、
前記水平パリティチェックに比べて、バースト誤りなど
のエラー検出能力をより向上することができる。
ものとして、CRC(cyclic redundancy check )エラ
ー検出が知られている。該CRCエラー検出は、連続す
るエラー検出対象となるデータについて、所定の多項式
にて、前記水平パリティに対応するCRCコードを求め
るというものである。このCRCエラー検出によれば、
前記水平パリティチェックに比べて、バースト誤りなど
のエラー検出能力をより向上することができる。
【0009】又、記憶装置に記憶されるデータのエラー
を修正するのにも用いられる、誤り修正に関する技術も
知られている。これは、エラー修正対象となる所定のビ
ット幅のデータに対して、所定のECC(error checki
ng and correcting )コードを付加するというものであ
る。該ECCコードとしては、例えば、ハミングコード
や拡大ハミングコードなどが知られている。例えば、n
ビット幅の前記ハミングコードを付加することによっ
て、(2n −1−n )のビット幅のデータのエラー検出
を行うことができることが知られている。例えば、テキ
サスインスツルメンツ社製の製品番号SN54ALS6
16、SN54ALS617の集積回路によれば、16
ビットのエラー検出対象のデータに対して、6ビットの
ECCコードを生成することができる。又、この(16
+6=22)ビットのデータを記憶するようにしておい
て、このデータの読出し時には、該SN54ALS61
6の集積回路によって、1ビットのエラーのエラー修
正、及び、2ビットのエラーのエラー検出を行うことが
可能である。例えば、エラー検出対象のデータに2ビッ
トのエラーが発生してしまった場合には、CPU(cent
ral processing unit )などのホストシステムに対し
て、割込み信号などによって該エラー発生を伝達するこ
とが可能である。
を修正するのにも用いられる、誤り修正に関する技術も
知られている。これは、エラー修正対象となる所定のビ
ット幅のデータに対して、所定のECC(error checki
ng and correcting )コードを付加するというものであ
る。該ECCコードとしては、例えば、ハミングコード
や拡大ハミングコードなどが知られている。例えば、n
ビット幅の前記ハミングコードを付加することによっ
て、(2n −1−n )のビット幅のデータのエラー検出
を行うことができることが知られている。例えば、テキ
サスインスツルメンツ社製の製品番号SN54ALS6
16、SN54ALS617の集積回路によれば、16
ビットのエラー検出対象のデータに対して、6ビットの
ECCコードを生成することができる。又、この(16
+6=22)ビットのデータを記憶するようにしておい
て、このデータの読出し時には、該SN54ALS61
6の集積回路によって、1ビットのエラーのエラー修
正、及び、2ビットのエラーのエラー検出を行うことが
可能である。例えば、エラー検出対象のデータに2ビッ
トのエラーが発生してしまった場合には、CPU(cent
ral processing unit )などのホストシステムに対し
て、割込み信号などによって該エラー発生を伝達するこ
とが可能である。
【0010】一方、記憶装置の前記ハードエラーを生じ
てしまっているメモリビット素子に対して、製造時に代
替用メモリビットを割り当てるという、不良ビット救済
技術が行われている。集積回路のメモリチップなどの記
憶装置の記憶容量の大容量化によって、製品の歩留りが
低下する傾向がある。この対策として、前記不良ビット
救済技術が用いられている。該不良ビット救済技術とし
ては、64k バイトDRAM(dynamic random access
memory)などに用いられている冗長回路方式や、完全二
重化冗長方式、又、ECC回路方式などが実際の製品に
用いられている。前記冗長回路方式は、例えばウェハプ
ローブによって発見された集積回路上の不良アドレスに
対して、レーザなどでメモリ代替用不良アドレスのプロ
グラムを行うというものである。このような不良ビット
救済技術によれば、集積回路のメモリチップなどの記憶
装置の歩留りを向上させることができ、製品コスト低減
などを図ることが可能である。
てしまっているメモリビット素子に対して、製造時に代
替用メモリビットを割り当てるという、不良ビット救済
技術が行われている。集積回路のメモリチップなどの記
憶装置の記憶容量の大容量化によって、製品の歩留りが
低下する傾向がある。この対策として、前記不良ビット
救済技術が用いられている。該不良ビット救済技術とし
ては、64k バイトDRAM(dynamic random access
memory)などに用いられている冗長回路方式や、完全二
重化冗長方式、又、ECC回路方式などが実際の製品に
用いられている。前記冗長回路方式は、例えばウェハプ
ローブによって発見された集積回路上の不良アドレスに
対して、レーザなどでメモリ代替用不良アドレスのプロ
グラムを行うというものである。このような不良ビット
救済技術によれば、集積回路のメモリチップなどの記憶
装置の歩留りを向上させることができ、製品コスト低減
などを図ることが可能である。
【0011】
【発明が達成しようとする課題】しかしながら、前述の
不良ビット救済技術において、前記冗長回路方式は、不
良アドレスの検出や、メモリ代替用不良アドレスのプロ
グラムなどを行うために、高価な設備を必要としてしま
うという問題があった。又、このような不良アドレスの
検出やメモリ代替用不良アドレスのプログラムの工程
に、時間が必要となってしまうという問題があった。
又、前記完全二重化冗長方式や前記ECC回路方式の前
記不良ビット救済技術では、集積度が低下してしまうと
いう問題があった。
不良ビット救済技術において、前記冗長回路方式は、不
良アドレスの検出や、メモリ代替用不良アドレスのプロ
グラムなどを行うために、高価な設備を必要としてしま
うという問題があった。又、このような不良アドレスの
検出やメモリ代替用不良アドレスのプログラムの工程
に、時間が必要となってしまうという問題があった。
又、前記完全二重化冗長方式や前記ECC回路方式の前
記不良ビット救済技術では、集積度が低下してしまうと
いう問題があった。
【0012】一方、メモリビット素子の不良などによっ
て生じてしまっているハードエラーに対する対策とし
て、前記ECCコードを用いるエラー修正の技術を用い
ることも考えられる。しかしながら、このようなソフト
エラーに対する対策となる技術は、所定のデータに対し
て限られた数のビット数の誤りしか修正することができ
ないため、信頼性低下などの問題を生じてしまう。従っ
て、ハードエラーに対する対策として、このようなソフ
トエラーに対する対策となる技術を用いることは効果的
であるとは言えなかった。
て生じてしまっているハードエラーに対する対策とし
て、前記ECCコードを用いるエラー修正の技術を用い
ることも考えられる。しかしながら、このようなソフト
エラーに対する対策となる技術は、所定のデータに対し
て限られた数のビット数の誤りしか修正することができ
ないため、信頼性低下などの問題を生じてしまう。従っ
て、ハードエラーに対する対策として、このようなソフ
トエラーに対する対策となる技術を用いることは効果的
であるとは言えなかった。
【0013】又、前記ソフトエラーに対する対策となる
技術を適用するということは、即ち、集積回路のメモリ
チップなどの記憶装置を、ハードエラーを生じてしまう
製品不良を有するものとして出荷するということとな
る。このような製品不良は、例え前記ECCコードなど
を用いたエラー修正によって問題なく対策できるとして
も、メーカーのユーザに対する立場として好ましいもの
ではなかった。
技術を適用するということは、即ち、集積回路のメモリ
チップなどの記憶装置を、ハードエラーを生じてしまう
製品不良を有するものとして出荷するということとな
る。このような製品不良は、例え前記ECCコードなど
を用いたエラー修正によって問題なく対策できるとして
も、メーカーのユーザに対する立場として好ましいもの
ではなかった。
【0014】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
く成されたもので、不良アドレスメモリ代替回路を備え
ると共に、該メモリ代替回路のメモリ代替用不良アドレ
スのプログラムをより容易に行えるようにした記憶装置
用入出力回路を提供することを目的とする。
く成されたもので、不良アドレスメモリ代替回路を備え
ると共に、該メモリ代替回路のメモリ代替用不良アドレ
スのプログラムをより容易に行えるようにした記憶装置
用入出力回路を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を達成するための手段】本発明は、所定の記憶装
置からのデータ読出し時に、読み出すデータのエラーを
少なくとも検出する誤り制御回路を備えた記憶装置用入
出力回路において、不良アドレス代替用メモリと、不良
アドレス情報を記憶する不良アドレステーブルと、前記
誤り制御回路でのエラー検出時に、前記不良アドレステ
ーブルへと前記不良アドレス情報を書き込む不良アドレ
ス情報書込み回路と、前記不良アドレステーブルを用い
て、前記メモリシステムの不良アドレスへのアクセスを
検知すると共に、該検知時に、前記メモリシステムへの
アクセスを、前記不良アドレス代替用メモリへのアクセ
スへと代替させる不良アドレス一致回路とを備えたこと
により、前記課題を達成したものである。
置からのデータ読出し時に、読み出すデータのエラーを
少なくとも検出する誤り制御回路を備えた記憶装置用入
出力回路において、不良アドレス代替用メモリと、不良
アドレス情報を記憶する不良アドレステーブルと、前記
誤り制御回路でのエラー検出時に、前記不良アドレステ
ーブルへと前記不良アドレス情報を書き込む不良アドレ
ス情報書込み回路と、前記不良アドレステーブルを用い
て、前記メモリシステムの不良アドレスへのアクセスを
検知すると共に、該検知時に、前記メモリシステムへの
アクセスを、前記不良アドレス代替用メモリへのアクセ
スへと代替させる不良アドレス一致回路とを備えたこと
により、前記課題を達成したものである。
【0016】又、前記発明の記憶装置用入出力回路にお
いて、前記誤り制御回路が、エラー検出機能と共にエラ
ー修正機能をも備え、不良ビットアドレスをも出力可能
なものであって、前記不良アドレス代替用メモリが、ビ
ット単位での代替が可能なものであって、前記不良アド
レステーブルが、不良ワードアドレスと不良ビットアド
レスとで構成される不良アドレス情報を記憶するもので
あって、前記不良アドレス情報書込み回路が、前記誤り
制御回路でのエラー検出時に、該誤り制御回路が出力す
る前記不良ビットアドレスと、当該エラー検出時にアク
セスされるワードアドレスである不良ワードアドレスと
を、前記不良アドレス情報として前記不良アドレステー
ブルへと書き込むものであって、前記不良アドレス一致
回路が、前記不良アドレスへのアクセスの検知時に、前
記メモリシステムのアクセスを、ビット単位で、前記不
良アドレス代替用メモリへのアクセスへと代替させるも
のであることにより、前記課題を達成すると共に、より
集積度の向上を図ったものである。
いて、前記誤り制御回路が、エラー検出機能と共にエラ
ー修正機能をも備え、不良ビットアドレスをも出力可能
なものであって、前記不良アドレス代替用メモリが、ビ
ット単位での代替が可能なものであって、前記不良アド
レステーブルが、不良ワードアドレスと不良ビットアド
レスとで構成される不良アドレス情報を記憶するもので
あって、前記不良アドレス情報書込み回路が、前記誤り
制御回路でのエラー検出時に、該誤り制御回路が出力す
る前記不良ビットアドレスと、当該エラー検出時にアク
セスされるワードアドレスである不良ワードアドレスと
を、前記不良アドレス情報として前記不良アドレステー
ブルへと書き込むものであって、前記不良アドレス一致
回路が、前記不良アドレスへのアクセスの検知時に、前
記メモリシステムのアクセスを、ビット単位で、前記不
良アドレス代替用メモリへのアクセスへと代替させるも
のであることにより、前記課題を達成すると共に、より
集積度の向上を図ったものである。
【0017】更に、前記発明の記憶装置用入出力回路に
おいて、前記不良アドレステーブルが、電源遮断時にも
前記不良アドレス情報を記憶保持することができる不揮
発性メモリを用いているものであることにより、前記課
題を達成すると共に、前記メモリ代替用不良アドレスの
プログラムの頻度を減少させると共に、例えば出荷前に
前記メモリ代替用不良アドレスのプログラムを行うこと
で、不良ビットのあるものを例えば良品として出荷でき
るようにしたものである。
おいて、前記不良アドレステーブルが、電源遮断時にも
前記不良アドレス情報を記憶保持することができる不揮
発性メモリを用いているものであることにより、前記課
題を達成すると共に、前記メモリ代替用不良アドレスの
プログラムの頻度を減少させると共に、例えば出荷前に
前記メモリ代替用不良アドレスのプログラムを行うこと
で、不良ビットのあるものを例えば良品として出荷でき
るようにしたものである。
【0018】
【作用】本発明は、所定の記憶装置からのデータ読出し
時に、読み出すデータのエラーを少なくとも検出する誤
り制御回路を備えた記憶装置用入出力回路において、前
述のような不良アドレスメモリ代替機能を備えることが
重要であることに着目して成されたものである。特に、
本発明は、該不良アドレスメモリ代替機能を実現する所
定の回路において、前記誤り制御回路の少なくとも一部
の回路を共用できることに着目して成されたものであ
る。該不良アドレスメモリ代替機能を実現する回路の少
なくとも一部と、前記誤り制御回路の少なくとも一部の
回路とを共用することによって、集積度の向上などの効
果を得ることができる。
時に、読み出すデータのエラーを少なくとも検出する誤
り制御回路を備えた記憶装置用入出力回路において、前
述のような不良アドレスメモリ代替機能を備えることが
重要であることに着目して成されたものである。特に、
本発明は、該不良アドレスメモリ代替機能を実現する所
定の回路において、前記誤り制御回路の少なくとも一部
の回路を共用できることに着目して成されたものであ
る。該不良アドレスメモリ代替機能を実現する回路の少
なくとも一部と、前記誤り制御回路の少なくとも一部の
回路とを共用することによって、集積度の向上などの効
果を得ることができる。
【0019】図1は、本発明の要旨を示すブロック図で
ある。
ある。
【0020】この図1において、所定の記憶装置50に
係る本発明の記憶装置用入出力回路は、誤り制御回路1
0と、メモリ代替回路20と、不良アドレス代替用メモ
リ30とにより構成されている。前記メモリ代替回路2
0は、不良アドレステーブル22と、不良アドレス情報
書込み回路24と、不良アドレス一致回路26とにより
構成されている。
係る本発明の記憶装置用入出力回路は、誤り制御回路1
0と、メモリ代替回路20と、不良アドレス代替用メモ
リ30とにより構成されている。前記メモリ代替回路2
0は、不良アドレステーブル22と、不良アドレス情報
書込み回路24と、不良アドレス一致回路26とにより
構成されている。
【0021】前記記憶装置50は、例えば、SRAM
(static random access memory )やDRAMなどのR
AM(random access memory)などである。本発明が対
象とする該記憶装置50は特に限定されるものではない
が、ROM(read only memory)即ち読出し専用メモリ
ではなく、書込みも行うことができるメモリであればよ
い。該記憶装置50は、本発明の記憶装置用入出力回路
と共に、1つのチップ上、あるいは一つの筐体に組み込
まれているものであってもよい。
(static random access memory )やDRAMなどのR
AM(random access memory)などである。本発明が対
象とする該記憶装置50は特に限定されるものではない
が、ROM(read only memory)即ち読出し専用メモリ
ではなく、書込みも行うことができるメモリであればよ
い。該記憶装置50は、本発明の記憶装置用入出力回路
と共に、1つのチップ上、あるいは一つの筐体に組み込
まれているものであってもよい。
【0022】前記誤り制御回路10は、前記記憶装置5
0に書き込まれたデータの読出し時に、読み出すデータ
のエラーを少なくとも検出することができるものであ
る。本発明の該誤り制御回路10は、必ずしも後述する
ような誤り修正機能を備える必要はない。該誤り制御回
路10は、前記記憶装置50へのデータ書込みの際、誤
り制御用の付加情報、例えばパリティビットやECCコ
ードなどを付加する。又、該誤り制御回路10は、書き
込んだデータの読出し時には、前述のような誤り制御に
用いる付加情報を用いて、読み出すデータのエラーを少
なくとも検出する。この読み出したデータのエラーの検
出結果は、従来からと同様に、CPUなどのホストシス
テムへと出力される。又、本発明においては、該誤り制
御回路10でのこのような読み出したデータのエラー検
出結果を、前記メモリ代替回路20においても用いるよ
うにしている。これは、該誤り制御回路10のエラー検
出結果によって、前記記憶装置50の今回アクセスした
アドレスにハードエラーがあるか否かを推定するという
ものである。
0に書き込まれたデータの読出し時に、読み出すデータ
のエラーを少なくとも検出することができるものであ
る。本発明の該誤り制御回路10は、必ずしも後述する
ような誤り修正機能を備える必要はない。該誤り制御回
路10は、前記記憶装置50へのデータ書込みの際、誤
り制御用の付加情報、例えばパリティビットやECCコ
ードなどを付加する。又、該誤り制御回路10は、書き
込んだデータの読出し時には、前述のような誤り制御に
用いる付加情報を用いて、読み出すデータのエラーを少
なくとも検出する。この読み出したデータのエラーの検
出結果は、従来からと同様に、CPUなどのホストシス
テムへと出力される。又、本発明においては、該誤り制
御回路10でのこのような読み出したデータのエラー検
出結果を、前記メモリ代替回路20においても用いるよ
うにしている。これは、該誤り制御回路10のエラー検
出結果によって、前記記憶装置50の今回アクセスした
アドレスにハードエラーがあるか否かを推定するという
ものである。
【0023】前記不良アドレス代替用メモリ30は、前
記誤り制御回路10にてエラー検出されたアドレスの不
良のメモリ素子と代替えするものを提供する。該不良ア
ドレス代替用メモリ30は、前記記憶装置50中の所定
アドレスが不良アドレスと判定された場合、該アドレス
単位で代替メモリに置き換えるものであってもよい。即
ち、前記記憶装置50の所定アドレスが不良アドレスと
された場合、この不良が該アドレスのメモリの1ビット
のメモリビット素子不良であったとしても、該アドレス
単位、即ちワード単位で代替メモリに置き換えるもので
あってもよい。
記誤り制御回路10にてエラー検出されたアドレスの不
良のメモリ素子と代替えするものを提供する。該不良ア
ドレス代替用メモリ30は、前記記憶装置50中の所定
アドレスが不良アドレスと判定された場合、該アドレス
単位で代替メモリに置き換えるものであってもよい。即
ち、前記記憶装置50の所定アドレスが不良アドレスと
された場合、この不良が該アドレスのメモリの1ビット
のメモリビット素子不良であったとしても、該アドレス
単位、即ちワード単位で代替メモリに置き換えるもので
あってもよい。
【0024】あるいは、後述する第2実施例の如く、前
記記憶装置50のあるアドレスが不良アドレスとされた
場合、該不良アドレスで実際に不良となっているビット
の不良ビットアドレスをも特定し、ビット単位で代替メ
モリと置き換えるものであってもよい。前記不良ビット
アドレスとは、例えば、あるアドレスが不良アドレスと
された際(以降、不良ワードアドレスとも称する)、該
不良アドレスのワード(あるいはバイト)中の実際にエ
ラーを生じてしまっているビットの、該ワード(あるい
はバイト)中における位置を示すアドレスである。
記記憶装置50のあるアドレスが不良アドレスとされた
場合、該不良アドレスで実際に不良となっているビット
の不良ビットアドレスをも特定し、ビット単位で代替メ
モリと置き換えるものであってもよい。前記不良ビット
アドレスとは、例えば、あるアドレスが不良アドレスと
された際(以降、不良ワードアドレスとも称する)、該
不良アドレスのワード(あるいはバイト)中の実際にエ
ラーを生じてしまっているビットの、該ワード(あるい
はバイト)中における位置を示すアドレスである。
【0025】又、該不良アドレス代替用メモリ30によ
って、前述のように前記記憶装置50の不良アドレスを
アドレス単位(ワードあるいはバイト単位)で置き換え
るようにする場合、前記ホストシステムからのアクセス
対象となる実際のデータ部分についてのみ置き換えるこ
とに限定されるものではない。例えば、該不良アドレス
代替用メモリ30において、前記ホストシステムからア
クセスされる実際のデータを記憶するためのビット数に
加え、前記誤り制御回路10にて誤り制御用に付加され
る付加情報のビット数分をも共に置き換えるようにして
もよい。例えば、前記誤り制御回路10にて付加される
情報が前述のようなECCコードの場合、前記ホストシ
ステムからアクセスされるデータのビット幅に加え、該
ECCコードのビット数を加えたビット幅のワード単位
で、該不良アドレス代替用メモリ30を備えるようにし
てもよい。
って、前述のように前記記憶装置50の不良アドレスを
アドレス単位(ワードあるいはバイト単位)で置き換え
るようにする場合、前記ホストシステムからのアクセス
対象となる実際のデータ部分についてのみ置き換えるこ
とに限定されるものではない。例えば、該不良アドレス
代替用メモリ30において、前記ホストシステムからア
クセスされる実際のデータを記憶するためのビット数に
加え、前記誤り制御回路10にて誤り制御用に付加され
る付加情報のビット数分をも共に置き換えるようにして
もよい。例えば、前記誤り制御回路10にて付加される
情報が前述のようなECCコードの場合、前記ホストシ
ステムからアクセスされるデータのビット幅に加え、該
ECCコードのビット数を加えたビット幅のワード単位
で、該不良アドレス代替用メモリ30を備えるようにし
てもよい。
【0026】前記メモリ代替回路20の前記不良アドレ
ステーブル22は、前記記憶装置50中の不良アドレス
を記憶すると共に、該不良アドレスと代替えされる前記
不良アドレス代替用メモリ30のアドレスを該不良アド
レスと対応させて記憶するものである。該不良アドレス
テーブル22の具体的な構成を本発明は限定するもので
はない。
ステーブル22は、前記記憶装置50中の不良アドレス
を記憶すると共に、該不良アドレスと代替えされる前記
不良アドレス代替用メモリ30のアドレスを該不良アド
レスと対応させて記憶するものである。該不良アドレス
テーブル22の具体的な構成を本発明は限定するもので
はない。
【0027】該不良アドレステーブル22は、例えば、
前記記憶装置50の不良アドレスを、実際にエラーを生
じてしまっているビットを含むワード(あるいはバイ
ト)毎の不良ワードアドレスのみで記憶するものであっ
てもよい。あるいは、前記記憶装置50中で実際にエラ
ーを生じてしまっているワードのビット位置まで特定
し、該不良ビットを含むアドレスの不良ワードアドレス
と、該不良ワードアドレス中の実際にエラーを生じてし
まっているビット位置を示す不良ビットアドレスとによ
って記憶するものであってもよい。又、このような不良
アドレスと、前記不良アドレス代替用メモリ30にて代
替えされる該不良アドレス代替用メモリ30中のアドレ
スとの対応のさせ方についても、本発明は限定するもの
ではない。
前記記憶装置50の不良アドレスを、実際にエラーを生
じてしまっているビットを含むワード(あるいはバイ
ト)毎の不良ワードアドレスのみで記憶するものであっ
てもよい。あるいは、前記記憶装置50中で実際にエラ
ーを生じてしまっているワードのビット位置まで特定
し、該不良ビットを含むアドレスの不良ワードアドレス
と、該不良ワードアドレス中の実際にエラーを生じてし
まっているビット位置を示す不良ビットアドレスとによ
って記憶するものであってもよい。又、このような不良
アドレスと、前記不良アドレス代替用メモリ30にて代
替えされる該不良アドレス代替用メモリ30中のアドレ
スとの対応のさせ方についても、本発明は限定するもの
ではない。
【0028】前記不良アドレス情報書込み回路24は、
前記誤り制御回路10でのエラー検出時に、前記不良ア
ドレステーブルへと前記不良アドレス情報を書き込むも
のである。一方、前記不良アドレス一致回路26は、前
記不良アドレステーブルに書き込まれている前記不良ア
ドレス情報を用いて、前記記憶装置50の不良アドレス
へのアクセスをまず検知する。又、該不良アドレス一致
回路26は、このような不良アドレスへのアクセスの検
知時に、前記記憶装置50へのアクセスを、前記不良ア
ドレス代替用メモリへのアクセスへと代替えさせるもの
である。該不良アドレス一致回路26において、前記記
憶装置50の不良アドレスと、前記不良アドレス代替用
メモリ30にてアクセスされるべきアドレスとの対応
は、前記不良アドレステーブル22中の前記不良アドレ
ス情報によっている。
前記誤り制御回路10でのエラー検出時に、前記不良ア
ドレステーブルへと前記不良アドレス情報を書き込むも
のである。一方、前記不良アドレス一致回路26は、前
記不良アドレステーブルに書き込まれている前記不良ア
ドレス情報を用いて、前記記憶装置50の不良アドレス
へのアクセスをまず検知する。又、該不良アドレス一致
回路26は、このような不良アドレスへのアクセスの検
知時に、前記記憶装置50へのアクセスを、前記不良ア
ドレス代替用メモリへのアクセスへと代替えさせるもの
である。該不良アドレス一致回路26において、前記記
憶装置50の不良アドレスと、前記不良アドレス代替用
メモリ30にてアクセスされるべきアドレスとの対応
は、前記不良アドレステーブル22中の前記不良アドレ
ス情報によっている。
【0029】以上説明した通り、本発明によれば、不良
アドレスメモリ代替回路を備えた記憶装置用入出力回路
を提供することができる。又、該不良アドレスメモリ代
替回路のメモリ代替用不良アドレスのプログラム(デー
タ設定)は、前記不良アドレス情報書込み回路24及び
前記誤り制御回路10中の一部回路にて比較的容易に行
うことができる。このメモリ代替用不良アドレスのプロ
グラムは、前記記憶装置50中の各アドレスへと一旦所
定データを書き込んだ後、これを再び読み出すという、
一般的な前記ホストシステムから前記記憶装置50への
アクセスによって行うことができる。このようなメモリ
代替用不良アドレスのプログラムのための書込みアクセ
ス及び読出しアクセスは、例えば、前記記憶装置50の
先頭アドレスから順に全アドレスについて行うものであ
る。
アドレスメモリ代替回路を備えた記憶装置用入出力回路
を提供することができる。又、該不良アドレスメモリ代
替回路のメモリ代替用不良アドレスのプログラム(デー
タ設定)は、前記不良アドレス情報書込み回路24及び
前記誤り制御回路10中の一部回路にて比較的容易に行
うことができる。このメモリ代替用不良アドレスのプロ
グラムは、前記記憶装置50中の各アドレスへと一旦所
定データを書き込んだ後、これを再び読み出すという、
一般的な前記ホストシステムから前記記憶装置50への
アクセスによって行うことができる。このようなメモリ
代替用不良アドレスのプログラムのための書込みアクセ
ス及び読出しアクセスは、例えば、前記記憶装置50の
先頭アドレスから順に全アドレスについて行うものであ
る。
【0030】なお、前記図1において、符号ADは、前
記ホストシステムからのアクセス対象となる前記記憶装
置50中のアドレスである。符号D及びDIは、前記ホ
ストシステムからのアクセス時のデータ、即ちメモリア
クセスデータである。特に、符号Dは前記ホストシステ
ム側のメモリアクセスデータであり、前記符号DIは前
記記憶装置50側のメモリアクセスデータである。符号
EINTは、前記誤り制御回路10でのデータエラーの
検出時に前記ホストシステムへと出力される信号であ
り、例えばハードウェア割込み信号である。符号CK
は、前記メモリ代替回路20中の前記不良アドレステー
ブル22の不良アドレスのプログラムを行うモードを指
定する不良アドレス検査モード信号である。符号RD
は、前記ホストシステムからのアクセスが読出しアクセ
スであるか書込みアクセスであるかを指定する、該ホス
トシステムからの読出し選択信号である。
記ホストシステムからのアクセス対象となる前記記憶装
置50中のアドレスである。符号D及びDIは、前記ホ
ストシステムからのアクセス時のデータ、即ちメモリア
クセスデータである。特に、符号Dは前記ホストシステ
ム側のメモリアクセスデータであり、前記符号DIは前
記記憶装置50側のメモリアクセスデータである。符号
EINTは、前記誤り制御回路10でのデータエラーの
検出時に前記ホストシステムへと出力される信号であ
り、例えばハードウェア割込み信号である。符号CK
は、前記メモリ代替回路20中の前記不良アドレステー
ブル22の不良アドレスのプログラムを行うモードを指
定する不良アドレス検査モード信号である。符号RD
は、前記ホストシステムからのアクセスが読出しアクセ
スであるか書込みアクセスであるかを指定する、該ホス
トシステムからの読出し選択信号である。
【0031】なお、前述の通り、前記誤り制御回路10
は、少なくともデータエラーの検出ができればよく、誤
り修正機能を必ずしも備える必要はない。この誤り修正
機能を備えない場合には、前記メモリアクセスデータD
Iを直接前記ホストシステムへと接続するようにしても
よい。一方、このような誤り修正を行う場合には、前記
ホストシステム側の前記メモリアクセスデータDと前記
記憶装置50側の前記メモリアクセスデータDIとは、
前記誤り制御回路10を経由して接続される必要があ
る。
は、少なくともデータエラーの検出ができればよく、誤
り修正機能を必ずしも備える必要はない。この誤り修正
機能を備えない場合には、前記メモリアクセスデータD
Iを直接前記ホストシステムへと接続するようにしても
よい。一方、このような誤り修正を行う場合には、前記
ホストシステム側の前記メモリアクセスデータDと前記
記憶装置50側の前記メモリアクセスデータDIとは、
前記誤り制御回路10を経由して接続される必要があ
る。
【0032】
【実施例】以下、図を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
明する。
【0033】図2は、本発明が適用された第1実施例の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【0034】この図2に示される前記第1実施例の記憶
装置用入出力回路は、CPU90と記憶装置50a との
間に設けられている。該記憶装置用入出力回路は、前記
CPU90からのデータ書込み時に所定のパリティビッ
トを生成すると共に、該CPU90からのデータ読出し
時には前記パリティビットにて読み出すデータのエラー
を検出する誤り制御回路を備えている。本第1実施例の
誤り制御回路は、エラー修正機能は有していない。又、
前記記憶装置50a の不良アドレスのメモリ代替えは、
アドレス単位、即ち1バイト単位で行っている。
装置用入出力回路は、CPU90と記憶装置50a との
間に設けられている。該記憶装置用入出力回路は、前記
CPU90からのデータ書込み時に所定のパリティビッ
トを生成すると共に、該CPU90からのデータ読出し
時には前記パリティビットにて読み出すデータのエラー
を検出する誤り制御回路を備えている。本第1実施例の
誤り制御回路は、エラー修正機能は有していない。又、
前記記憶装置50a の不良アドレスのメモリ代替えは、
アドレス単位、即ち1バイト単位で行っている。
【0035】このような前記第1実施例の記憶装置用入
出力回路は、主として、パリティ発生器12と、エラー
検出器13と、メモリ代替回路20a と、代替用メモリ
30a と、ANDゲート92とにより構成されている。
出力回路は、主として、パリティ発生器12と、エラー
検出器13と、メモリ代替回路20a と、代替用メモリ
30a と、ANDゲート92とにより構成されている。
【0036】この図2において、まず、前記パリティ発
生器12は、前記CPU90からのデータ書込みアクセ
ス時に、そのメモリアクセスデータDに対する偶数パリ
ティビットPを生成する。該パリティビットPは、前記
メモリアクセスデータDと共に前記記憶装置50a に記
憶される。
生器12は、前記CPU90からのデータ書込みアクセ
ス時に、そのメモリアクセスデータDに対する偶数パリ
ティビットPを生成する。該パリティビットPは、前記
メモリアクセスデータDと共に前記記憶装置50a に記
憶される。
【0037】又、前記エラー検出器13は、前記CPU
90の読出しアクセス時に、前記メモリアクセスデータ
Dと共に前記記憶装置50a から読み出される前記パリ
ティビットPを用いて、該メモリアクセスデータDのエ
ラー発生の有無を検出する。該エラー検出器13による
このようなエラー検出結果は、不良アドレス検査モード
信号CKがL状態、即ち通常のモードの場合、データエ
ラー割込み信号EINTとして、前記CPU90の割込
み入力端子INTに入力される。一方、前記不良アドレ
ス検査モード信号CKがH状態、即ち、不良アドレス検
査モードの場合、前記メモリ代替回路20a にもエラー
検査結果は入力される。
90の読出しアクセス時に、前記メモリアクセスデータ
Dと共に前記記憶装置50a から読み出される前記パリ
ティビットPを用いて、該メモリアクセスデータDのエ
ラー発生の有無を検出する。該エラー検出器13による
このようなエラー検出結果は、不良アドレス検査モード
信号CKがL状態、即ち通常のモードの場合、データエ
ラー割込み信号EINTとして、前記CPU90の割込
み入力端子INTに入力される。一方、前記不良アドレ
ス検査モード信号CKがH状態、即ち、不良アドレス検
査モードの場合、前記メモリ代替回路20a にもエラー
検査結果は入力される。
【0038】前記メモリ代替回路20a は、前記図1に
示された前記不良アドレステーブル22と、前記不良ア
ドレス情報書込み回路24と、前記不良アドレス一致回
路26とのそれぞれに対応する同等のものを有する。該
メモリ代替回路20a は、電源投入直後などに行われる
システム不良検査と共に行われる、前述のような不良ア
ドレステーブルのデータ設定時、即ち、前記不良アドレ
ス検査モード信号CKがH状態の時には、前記エラー検
出器13による前述のようなエラー検出結果に基づい
て、前記不良アドレステーブルへと所定の不良アドレス
情報を書き込む。本第1実施例の該不良アドレス情報
は、前記エラー検出器13でのエラー検出時に、前記C
PU90が出力するアドレスADと、該エラー検出され
た該アドレスADに代替えされる前記代替用メモリ30
a 中のアドレスとの対応を示す情報である。
示された前記不良アドレステーブル22と、前記不良ア
ドレス情報書込み回路24と、前記不良アドレス一致回
路26とのそれぞれに対応する同等のものを有する。該
メモリ代替回路20a は、電源投入直後などに行われる
システム不良検査と共に行われる、前述のような不良ア
ドレステーブルのデータ設定時、即ち、前記不良アドレ
ス検査モード信号CKがH状態の時には、前記エラー検
出器13による前述のようなエラー検出結果に基づい
て、前記不良アドレステーブルへと所定の不良アドレス
情報を書き込む。本第1実施例の該不良アドレス情報
は、前記エラー検出器13でのエラー検出時に、前記C
PU90が出力するアドレスADと、該エラー検出され
た該アドレスADに代替えされる前記代替用メモリ30
a 中のアドレスとの対応を示す情報である。
【0039】一方、前記CPU90から前記不良アドレ
ス検査モード信号CKがL状態の時には、前記メモリ代
替回路20a は、既に書き込まれている前述の不良アド
レス情報にて、前記記憶装置50a の不良アドレスを、
その不良アドレスに対応する前記代替用メモリ30a 中
のアドレスへと代替えさせる。
ス検査モード信号CKがL状態の時には、前記メモリ代
替回路20a は、既に書き込まれている前述の不良アド
レス情報にて、前記記憶装置50a の不良アドレスを、
その不良アドレスに対応する前記代替用メモリ30a 中
のアドレスへと代替えさせる。
【0040】前記不良アドレス検査モード信号CKのL
状態の入力中に、前記メモリ代替回路20a 中の前記不
良アドレステーブルに書き込まれている不良アドレスに
対応するアクセスが、前記CPU90から出されると、
このアクセスが書込みアクセスの場合、前記代替用メモ
リ30a 中の前記不良アドレスに対応する所定アドレス
に所望のデータが書き込まれる。このとき、前記記憶装
置50a の前記不良アドレスにも同じデータが書き込ま
れる。
状態の入力中に、前記メモリ代替回路20a 中の前記不
良アドレステーブルに書き込まれている不良アドレスに
対応するアクセスが、前記CPU90から出されると、
このアクセスが書込みアクセスの場合、前記代替用メモ
リ30a 中の前記不良アドレスに対応する所定アドレス
に所望のデータが書き込まれる。このとき、前記記憶装
置50a の前記不良アドレスにも同じデータが書き込ま
れる。
【0041】一方、前記不良アドレス検査モード信号C
KのL状態の入力中に、前記不良アドレスへの前記CP
U90からの読出しアクセスがあった場合には、前記記
憶装置50a のこの不良アドレスからのデータの読出し
は行わず、前記代替用メモリ30a の対応するアドレス
からのデータの読出しを行う。又、前記メモリ代替回路
20a は、前記不良アドレス検査モード信号CKのL状
態の入力中に前記不良アドレスへのアクセスが前記CP
U90から出されると、エラー検出信号ERを前記エラ
ー検出器13及びANDゲート92へと出力する。該A
NDゲート92は、前記CPU90からの読出し選択信
号RDがH状態となり、且つ、前記メモリ代替回路20
a からのエラー検出信号ERがL状態(エラー未検出)
となると、出力許可信号OEを前記記憶装置50a に出
力する。
KのL状態の入力中に、前記不良アドレスへの前記CP
U90からの読出しアクセスがあった場合には、前記記
憶装置50a のこの不良アドレスからのデータの読出し
は行わず、前記代替用メモリ30a の対応するアドレス
からのデータの読出しを行う。又、前記メモリ代替回路
20a は、前記不良アドレス検査モード信号CKのL状
態の入力中に前記不良アドレスへのアクセスが前記CP
U90から出されると、エラー検出信号ERを前記エラ
ー検出器13及びANDゲート92へと出力する。該A
NDゲート92は、前記CPU90からの読出し選択信
号RDがH状態となり、且つ、前記メモリ代替回路20
a からのエラー検出信号ERがL状態(エラー未検出)
となると、出力許可信号OEを前記記憶装置50a に出
力する。
【0042】該記憶装置50a は、前記メモリ代替回路
20a にてエラー検出が成されても、あるいは成されな
くても、前記CPU90からの書込みアクセスや読出し
アクセスのアドレス選択を行う。又、該記憶装置50a
は、読出しアクセスの際に前記メモリ代替回路20a に
て不良アドレスが検出されると、前記出力許可信号OE
がL状態のままであるので、アドレス選択をしたアクセ
スデータの出力は行わない。本実施例では、前記メモリ
代替回路20a にて不良アドレスが検出されても、ある
いは検出されなくても、前記記憶装置50a でのアクセ
ス対象となるアドレス選択は必ず行うようにしているの
で、読出しアクセス時の読み出されるデータの遅延を生
じてしまう恐れがない。又、読出しアクセスが不良アド
レスに対するものである場合には、前記出力許可信号O
EがL状態となるので、該不良アドレスに対応する前記
代替用メモリ30a の対応するアドレスからの所望のデ
ータとのデータの衝突が防止される。
20a にてエラー検出が成されても、あるいは成されな
くても、前記CPU90からの書込みアクセスや読出し
アクセスのアドレス選択を行う。又、該記憶装置50a
は、読出しアクセスの際に前記メモリ代替回路20a に
て不良アドレスが検出されると、前記出力許可信号OE
がL状態のままであるので、アドレス選択をしたアクセ
スデータの出力は行わない。本実施例では、前記メモリ
代替回路20a にて不良アドレスが検出されても、ある
いは検出されなくても、前記記憶装置50a でのアクセ
ス対象となるアドレス選択は必ず行うようにしているの
で、読出しアクセス時の読み出されるデータの遅延を生
じてしまう恐れがない。又、読出しアクセスが不良アド
レスに対するものである場合には、前記出力許可信号O
EがL状態となるので、該不良アドレスに対応する前記
代替用メモリ30a の対応するアドレスからの所望のデ
ータとのデータの衝突が防止される。
【0043】以上説明した通り、本第1実施例によれ
ば、前記メモリ代替回路20a 中の前記不良アドレステ
ーブルや、前記不良アドレス情報書込み回路や、前記不
良アドレス一致回路を用いることによって、前記記憶装
置50a の不良アドレスを前記代替用メモリ30a のア
ドレスへと代替えすることができる。又、前記メモリ代
替回路20a 中の前記不良アドレステーブルのデータプ
ログラム(不良アドレスのデータを書き込む)は、前記
メモリ代替回路20a 中の前記不良アドレス情報書込み
回路を用いてより容易に行うことができる。
ば、前記メモリ代替回路20a 中の前記不良アドレステ
ーブルや、前記不良アドレス情報書込み回路や、前記不
良アドレス一致回路を用いることによって、前記記憶装
置50a の不良アドレスを前記代替用メモリ30a のア
ドレスへと代替えすることができる。又、前記メモリ代
替回路20a 中の前記不良アドレステーブルのデータプ
ログラム(不良アドレスのデータを書き込む)は、前記
メモリ代替回路20a 中の前記不良アドレス情報書込み
回路を用いてより容易に行うことができる。
【0044】図3は、本発明が適用された第2実施例の
記憶装置用入出力回路を示すブロック図である。
記憶装置用入出力回路を示すブロック図である。
【0045】この図3においては、所定の記憶装置50
b と該記憶装置50b へ書込みアクセス及び読出しアク
セスを行うあるホストシステムとの間に設けられた、本
発明が適用された記憶装置用入出力回路が示されてい
る。本第2実施例の記憶装置用入出力回路は、1ビット
の誤りを修正することができ、2ビットの誤りを検出す
ることができる誤り制御回路10b を備えている。本第
2実施例の記憶装置用入出力回路では、前記記憶装置5
0b 中の不良アドレスを、実際に不良となっているビッ
ト単位で代替えするというものである。
b と該記憶装置50b へ書込みアクセス及び読出しアク
セスを行うあるホストシステムとの間に設けられた、本
発明が適用された記憶装置用入出力回路が示されてい
る。本第2実施例の記憶装置用入出力回路は、1ビット
の誤りを修正することができ、2ビットの誤りを検出す
ることができる誤り制御回路10b を備えている。本第
2実施例の記憶装置用入出力回路では、前記記憶装置5
0b 中の不良アドレスを、実際に不良となっているビッ
ト単位で代替えするというものである。
【0046】この図3に示されるように、本実施例は、
主として、誤り制御回路10b と、メモリ代替回路20
b と、不良アドレス代替用メモリ30b と、記憶装置5
0bとにより構成されている。
主として、誤り制御回路10b と、メモリ代替回路20
b と、不良アドレス代替用メモリ30b と、記憶装置5
0bとにより構成されている。
【0047】前記誤り制御回路10b は、前記ホストシ
ステムからの書込みアクセスの際には、該ホストシステ
ムから入力されるm ビットのメモリアクセスデータDか
ら、n ビットのビット幅のECCコードであるチェック
ワードCWを生成する。一方、該誤り制御回路10b
は、前記ホストシステムからの読出しアクセス時には、
前記記憶装置50b からのm ビットのビット幅のメモリ
アクセスデータDIと、同じく該記憶装置50b からの
チェックワードCWとを用いて、読み出されるデータの
誤り修正や誤り検出を行う。1ビットの誤りがあれば、
この誤りを修正すると共に、誤りのあったビット位置
を、(m +n )ビットのビット幅のエラー検出信号ER
にて出力する。該エラー検出信号ERは、(m +n )ビ
ットの信号線において、誤りが検出されたビットに対応
するものがH状態となる。該エラー検出信号ERは、前
記メモリ代替回路20b に入力されている。又、該誤り
制御回路10b は、前記記憶装置50b から読み出され
る前記メモリアクセスデータDIに2ビット以上の誤り
があることを検出した場合には、前記ホストシステムへ
とデータエラー割込み信号EINTを出力する。
ステムからの書込みアクセスの際には、該ホストシステ
ムから入力されるm ビットのメモリアクセスデータDか
ら、n ビットのビット幅のECCコードであるチェック
ワードCWを生成する。一方、該誤り制御回路10b
は、前記ホストシステムからの読出しアクセス時には、
前記記憶装置50b からのm ビットのビット幅のメモリ
アクセスデータDIと、同じく該記憶装置50b からの
チェックワードCWとを用いて、読み出されるデータの
誤り修正や誤り検出を行う。1ビットの誤りがあれば、
この誤りを修正すると共に、誤りのあったビット位置
を、(m +n )ビットのビット幅のエラー検出信号ER
にて出力する。該エラー検出信号ERは、(m +n )ビ
ットの信号線において、誤りが検出されたビットに対応
するものがH状態となる。該エラー検出信号ERは、前
記メモリ代替回路20b に入力されている。又、該誤り
制御回路10b は、前記記憶装置50b から読み出され
る前記メモリアクセスデータDIに2ビット以上の誤り
があることを検出した場合には、前記ホストシステムへ
とデータエラー割込み信号EINTを出力する。
【0048】なお、前記ホストシステムから書込みアク
セスあるいは読出しアクセスされるデータのビット幅m
は、例えば、16ビットなどである。又、ECCコード
である前記チェックワードCWのビット幅n は、例えば
前記メモリアクセスデータDのビット幅m が16ビット
の場合、例えば、3ビットである。又、前記ホストシス
テムからのアドレスADのビット幅k は、例えば16ビ
ットである。
セスあるいは読出しアクセスされるデータのビット幅m
は、例えば、16ビットなどである。又、ECCコード
である前記チェックワードCWのビット幅n は、例えば
前記メモリアクセスデータDのビット幅m が16ビット
の場合、例えば、3ビットである。又、前記ホストシス
テムからのアドレスADのビット幅k は、例えば16ビ
ットである。
【0049】前記メモリ代替回路20b は、前記ホスト
システムからの前記アドレスADと、読出し選択信号R
Dと、不良アドレス検査モード信号CKとを入力してい
る。又、前記誤り制御回路10b から前述のエラー検出
信号ERを入力している。前記読出し選択信号RDは、
前記ホストシステムからのアクセスが読出しアクセスの
場合にH状態となり、書込みアクセスの場合にL状態と
なるものである。前記不良アドレス検査モード信号CK
は、前記ホストシステムからのアクセスが不良アドレス
を検査するためのものである場合にはH状態となり、一
方、通常の読出しアクセスあるいは書込みアクセスの場
合にはL状態となる。
システムからの前記アドレスADと、読出し選択信号R
Dと、不良アドレス検査モード信号CKとを入力してい
る。又、前記誤り制御回路10b から前述のエラー検出
信号ERを入力している。前記読出し選択信号RDは、
前記ホストシステムからのアクセスが読出しアクセスの
場合にH状態となり、書込みアクセスの場合にL状態と
なるものである。前記不良アドレス検査モード信号CK
は、前記ホストシステムからのアクセスが不良アドレス
を検査するためのものである場合にはH状態となり、一
方、通常の読出しアクセスあるいは書込みアクセスの場
合にはL状態となる。
【0050】該メモリ代替回路20b は、前記不良アド
レス検査モード信号CKがH状態で、前記記憶装置50
b 中の不良アドレスを検査する際には、前記誤り制御回
路10b でのエラー検出時に、その内部の不良アドレス
テーブルへと不良アドレス情報を書き込む。一方、該メ
モリ代替回路20b は、前記不良アドレス検査モード信
号CKがL状態であって、前記ホストシステムから一般
的な読出しアクセスや書込みアクセスが行われる場合に
は、前記不良アドレステーブルを用いて、前記記憶装置
50b の不良アドレスへのアクセスを検知すると共に、
該検知時には、前記ホストシステムから不良アドレスへ
のアクセスを前記不良アドレス代替用メモリ30b の対
応するアドレスへと代替させる。
レス検査モード信号CKがH状態で、前記記憶装置50
b 中の不良アドレスを検査する際には、前記誤り制御回
路10b でのエラー検出時に、その内部の不良アドレス
テーブルへと不良アドレス情報を書き込む。一方、該メ
モリ代替回路20b は、前記不良アドレス検査モード信
号CKがL状態であって、前記ホストシステムから一般
的な読出しアクセスや書込みアクセスが行われる場合に
は、前記不良アドレステーブルを用いて、前記記憶装置
50b の不良アドレスへのアクセスを検知すると共に、
該検知時には、前記ホストシステムから不良アドレスへ
のアクセスを前記不良アドレス代替用メモリ30b の対
応するアドレスへと代替させる。
【0051】このような不良アドレスの代替の際には、
該メモリ代替回路20b は、前記不良アドレスに対応す
る代替先のメモリのアドレスを示す代替メモリアドレス
ARを出力する。該代替メモリアドレスARは、j ビッ
トのビット幅の前記不良アドレス代替用メモリ30b の
アドレスである。又、前述のような不良アドレスへのア
クセスの検知時には、前記メモリ代替回路20b は、こ
の不良アドレスの実際に不良となっているビット位置を
示す、不良ビット位置信号SELを出力する。該不良ビ
ット位置信号のビット幅は、(m +n )ビットである。
又、該不良ビット位置信号SELは、前記不良アドレス
代替用メモリ30b へと出力されると共に、前記記憶装
置50b へも出力される。
該メモリ代替回路20b は、前記不良アドレスに対応す
る代替先のメモリのアドレスを示す代替メモリアドレス
ARを出力する。該代替メモリアドレスARは、j ビッ
トのビット幅の前記不良アドレス代替用メモリ30b の
アドレスである。又、前述のような不良アドレスへのア
クセスの検知時には、前記メモリ代替回路20b は、こ
の不良アドレスの実際に不良となっているビット位置を
示す、不良ビット位置信号SELを出力する。該不良ビ
ット位置信号のビット幅は、(m +n )ビットである。
又、該不良ビット位置信号SELは、前記不良アドレス
代替用メモリ30b へと出力されると共に、前記記憶装
置50b へも出力される。
【0052】前記不良アドレス代替用メモリ30b は、
前記記憶装置50b 中の不良アドレスを、実際に不良と
なっているビットのビット単位で代替えするためのメモ
リである。該不良アドレス代替用メモリ30b は、2j
のアドレス空間を有するものであり、各アドレスのビッ
ト幅は1ビットである。前記誤り制御回路10b では、
1ビットの誤りを修正することができ、1ビットの誤り
の生じたビット位置をも検出することができる。しかし
ながら、2ビット以上の誤りについては、誤りが発生し
てしまったことのみが検出できるだけであって、誤りを
修正をすることができず、誤りのあったビットのビット
位置を検出することはできない。従って、本第2実施例
では、前記不良アドレス代替用メモリ30b を用いて、
そのビット位置が検出可能な不良アドレスの1ビット
の、実際に不良となっているビットを代替えするように
なっている。
前記記憶装置50b 中の不良アドレスを、実際に不良と
なっているビットのビット単位で代替えするためのメモ
リである。該不良アドレス代替用メモリ30b は、2j
のアドレス空間を有するものであり、各アドレスのビッ
ト幅は1ビットである。前記誤り制御回路10b では、
1ビットの誤りを修正することができ、1ビットの誤り
の生じたビット位置をも検出することができる。しかし
ながら、2ビット以上の誤りについては、誤りが発生し
てしまったことのみが検出できるだけであって、誤りを
修正をすることができず、誤りのあったビットのビット
位置を検出することはできない。従って、本第2実施例
では、前記不良アドレス代替用メモリ30b を用いて、
そのビット位置が検出可能な不良アドレスの1ビット
の、実際に不良となっているビットを代替えするように
なっている。
【0053】前記記憶装置50b は、前記ホストシステ
ムが書込みアクセス及び読出しアクセスを行う対象とな
るものである。該記憶装置50b は、2k のアドレス空
間を有している。又、各アドレスのビット幅は、(m +
n )ビットである。該記憶装置50b は、各アドレス毎
に、前記ホストシステムからアクセスされる前記メモリ
アクセスデータDに従った前記メモリアクセスデータD
Iを記憶すると共に、該メモリアクセスデータDIの前
記チェックワードCWをも記憶するようになっている。
ムが書込みアクセス及び読出しアクセスを行う対象とな
るものである。該記憶装置50b は、2k のアドレス空
間を有している。又、各アドレスのビット幅は、(m +
n )ビットである。該記憶装置50b は、各アドレス毎
に、前記ホストシステムからアクセスされる前記メモリ
アクセスデータDに従った前記メモリアクセスデータD
Iを記憶すると共に、該メモリアクセスデータDIの前
記チェックワードCWをも記憶するようになっている。
【0054】図4は、前記第2実施例に用いられる前記
誤り制御回路の構成を示すブロック図である。
誤り制御回路の構成を示すブロック図である。
【0055】この図4に示される誤り制御回路10b
は、前記図3に示されたものである。該誤り制御回路1
0b は、前記ホストシステムからのアクセスの際の、1
ビットの誤りの修正及び2ビットの誤りの検出を行う。
又、該誤り制御回路10b は、前記メモリ代替回路20
b で用いるエラー検出信号ERを出力する。このように
該誤り制御回路10b は、誤り制御と不良アドレスのメ
モリ代替えの回路とについて、共用されている。
は、前記図3に示されたものである。該誤り制御回路1
0b は、前記ホストシステムからのアクセスの際の、1
ビットの誤りの修正及び2ビットの誤りの検出を行う。
又、該誤り制御回路10b は、前記メモリ代替回路20
b で用いるエラー検出信号ERを出力する。このように
該誤り制御回路10b は、誤り制御と不良アドレスのメ
モリ代替えの回路とについて、共用されている。
【0056】この図4に示されているように、該誤り制
御回路10b は、主として、エラー修正回路15と、エ
ラー検出回路16と、チェックワード生成回路17とに
より構成されている。
御回路10b は、主として、エラー修正回路15と、エ
ラー検出回路16と、チェックワード生成回路17とに
より構成されている。
【0057】前記チェックワード生成回路17は、メモ
リアクセスデータDIについて、前述のECCコードの
一種である前記チェックワードCW及びこれと同一のチ
ェックワードCWa を生成する。前記メモリアクセスデ
ータDIは、m ビットのビット幅であり、前記チェック
ワードCW及びCWa はn ビットのビット幅である。前
記ホストシステムからの書込みアクセス時には、前記メ
モリアクセスデータDIは、該ホストシステムから書き
込まれる前記メモリアクセスデータDと同じものであ
る。該書込みアクセス時には、前記チェックワードCW
は前記記憶装置50b に記憶される。一方、前記ホスト
システムからの読出しアクセス時には、前記メモリアク
セスデータDIは前記記憶装置50b から出力されるも
のである。該読出しアクセス時には、該チェックワード
生成回路17が出力する前記チェックワードCWa は、
エラー検出のために前記エラー検出回路16にて用いら
れる。
リアクセスデータDIについて、前述のECCコードの
一種である前記チェックワードCW及びこれと同一のチ
ェックワードCWa を生成する。前記メモリアクセスデ
ータDIは、m ビットのビット幅であり、前記チェック
ワードCW及びCWa はn ビットのビット幅である。前
記ホストシステムからの書込みアクセス時には、前記メ
モリアクセスデータDIは、該ホストシステムから書き
込まれる前記メモリアクセスデータDと同じものであ
る。該書込みアクセス時には、前記チェックワードCW
は前記記憶装置50b に記憶される。一方、前記ホスト
システムからの読出しアクセス時には、前記メモリアク
セスデータDIは前記記憶装置50b から出力されるも
のである。該読出しアクセス時には、該チェックワード
生成回路17が出力する前記チェックワードCWa は、
エラー検出のために前記エラー検出回路16にて用いら
れる。
【0058】前記エラー検出回路16は、前記ホストシ
ステムからの読出しアクセス時、即ち前記読出し選択信
号RDのH状態のときに、前記記憶装置50b から読み
出されたチェックワードCWと、該記憶装置50b から
今回読み出された前記メモリアクセスデータDIに従っ
て、前記チェックワード生成回路17にて今回生成され
た前記チェックワードCWa とを比較することによっ
て、まず、エラー発生の有無の検出を行う。2ビット以
上の誤りについては、その誤りの発生の有無のみが検出
可能である。一方、1ビットの誤りについては、その誤
りが発生してしまったビットのビット位置をも検出する
ことが可能である。
ステムからの読出しアクセス時、即ち前記読出し選択信
号RDのH状態のときに、前記記憶装置50b から読み
出されたチェックワードCWと、該記憶装置50b から
今回読み出された前記メモリアクセスデータDIに従っ
て、前記チェックワード生成回路17にて今回生成され
た前記チェックワードCWa とを比較することによっ
て、まず、エラー発生の有無の検出を行う。2ビット以
上の誤りについては、その誤りの発生の有無のみが検出
可能である。一方、1ビットの誤りについては、その誤
りが発生してしまったビットのビット位置をも検出する
ことが可能である。
【0059】2ビット以上の誤りが発生してしまった場
合には、該エラー検出回路16は、前記データエラー割
込み信号EINTを出力する。又、1ビットの誤りにつ
いては、該エラー検出回路16は、エラーの生じてしま
ったビットのビット位置を検出して、エラー検出信号E
Rを出力する。該エラー検出信号ERは、誤りの発生し
てしまったビットに対応するものがH状態となる、(m
+n )ビットのビット幅の信号である。該エラー検出信
号ERは、前記エラー修正回路15及び前記メモリ代替
回路20b へと出力されている。
合には、該エラー検出回路16は、前記データエラー割
込み信号EINTを出力する。又、1ビットの誤りにつ
いては、該エラー検出回路16は、エラーの生じてしま
ったビットのビット位置を検出して、エラー検出信号E
Rを出力する。該エラー検出信号ERは、誤りの発生し
てしまったビットに対応するものがH状態となる、(m
+n )ビットのビット幅の信号である。該エラー検出信
号ERは、前記エラー修正回路15及び前記メモリ代替
回路20b へと出力されている。
【0060】前記エラー修正回路15は、前記ホストシ
ステムからの読出しアクセス時に、前記記憶装置50b
から読み出されたデータに1ビットの誤りが発生してし
まった場合に、この誤りを修正する。該エラー修正回路
15は、前記エラー検出回路16から前述のエラー検出
信号ERを入力している。該エラー修正回路15は、該
エラー検出信号ERにて指定される、1ビットの誤りの
生じてしまったビットのビット位置に従って、該誤りの
生じてしまったビットの論理を反転させる。これによっ
てエラーを修正することができる。
ステムからの読出しアクセス時に、前記記憶装置50b
から読み出されたデータに1ビットの誤りが発生してし
まった場合に、この誤りを修正する。該エラー修正回路
15は、前記エラー検出回路16から前述のエラー検出
信号ERを入力している。該エラー修正回路15は、該
エラー検出信号ERにて指定される、1ビットの誤りの
生じてしまったビットのビット位置に従って、該誤りの
生じてしまったビットの論理を反転させる。これによっ
てエラーを修正することができる。
【0061】該エラー修正回路15は、前記ホストシス
テムからの書込みアクセス時には、前記メモリアクセス
データDを、そのまま前記メモリアクセスデータDIと
して出力する。一方、前記ホストシステムからの読出し
アクセス時には、前記記憶装置50b からの前記メモリ
アクセスデータDIを入力すると共に、必要に応じてエ
ラー修正処理を行って、これを該ホストシステムへと前
記メモリアクセスデータDとして出力する。
テムからの書込みアクセス時には、前記メモリアクセス
データDを、そのまま前記メモリアクセスデータDIと
して出力する。一方、前記ホストシステムからの読出し
アクセス時には、前記記憶装置50b からの前記メモリ
アクセスデータDIを入力すると共に、必要に応じてエ
ラー修正処理を行って、これを該ホストシステムへと前
記メモリアクセスデータDとして出力する。
【0062】図5は、前記実施例に用いられる前記メモ
リ代替回路20b の構成を示すブロック図である。
リ代替回路20b の構成を示すブロック図である。
【0063】この図5に示されるように、前記図3に示
された前記メモリ代替回路20b は、主として、不良ア
ドレステーブル22と、不良アドレス情報書込み回路2
4と、不良アドレス一致回路26とにより構成されてい
る。又、前記不良アドレステーブル22は、不揮発性メ
モリが用いられており、不良ワードアドレス22a と、
不良ビットアドレス22b と、代替メモリアドレス22
c とにより構成されている。
された前記メモリ代替回路20b は、主として、不良ア
ドレステーブル22と、不良アドレス情報書込み回路2
4と、不良アドレス一致回路26とにより構成されてい
る。又、前記不良アドレステーブル22は、不揮発性メ
モリが用いられており、不良ワードアドレス22a と、
不良ビットアドレス22b と、代替メモリアドレス22
c とにより構成されている。
【0064】前記不良アドレス情報書込み回路24は、
前記エラー修正回路15が出力する前述のエラー検出信
号ERと、前記ホストシステムが出力する前記不良アド
レス検査モード信号CK、及び前記アドレスAD及び、
前記読出し選択信号RDを入力している。該不良アドレ
ス情報書込み回路24は、前記不良アドレス検査モード
信号CKがH状態であって、前記記憶装置50b の不良
アドレスの検査を行っているときに、前記エラー検出信
号ERに従って前記不良アドレステーブル22へと所定
の不良アドレス情報を書き込む。
前記エラー修正回路15が出力する前述のエラー検出信
号ERと、前記ホストシステムが出力する前記不良アド
レス検査モード信号CK、及び前記アドレスAD及び、
前記読出し選択信号RDを入力している。該不良アドレ
ス情報書込み回路24は、前記不良アドレス検査モード
信号CKがH状態であって、前記記憶装置50b の不良
アドレスの検査を行っているときに、前記エラー検出信
号ERに従って前記不良アドレステーブル22へと所定
の不良アドレス情報を書き込む。
【0065】例えば、前記不良アドレス検査モード信号
CKがH状態であって、前記ホストシステムから読出し
アクセスを行った際に、前記誤り制御回路10b で1ビ
ットの誤りが検出され、該誤りの生じたビットのビット
位置を示す前記エラー検出信号ERが入力されると、こ
のとき前記ホストシステムが出力している前記アドレス
ADの値を前記不良ワードアドレス22a に書き込むと
共に、更に、前記エラー検出信号ERに従った実際に誤
りの生じたビットのビット位置を前記不良ビットアドレ
ス22b へと書き込む。又、このような不良アドレスの
不良ビットに代替えされる前記不良アドレス代替用メモ
リ30b の空きアドレスを割り付け、この代替メモリア
ドレスを前記代替メモリアドレス22c へと書き込む。
CKがH状態であって、前記ホストシステムから読出し
アクセスを行った際に、前記誤り制御回路10b で1ビ
ットの誤りが検出され、該誤りの生じたビットのビット
位置を示す前記エラー検出信号ERが入力されると、こ
のとき前記ホストシステムが出力している前記アドレス
ADの値を前記不良ワードアドレス22a に書き込むと
共に、更に、前記エラー検出信号ERに従った実際に誤
りの生じたビットのビット位置を前記不良ビットアドレ
ス22b へと書き込む。又、このような不良アドレスの
不良ビットに代替えされる前記不良アドレス代替用メモ
リ30b の空きアドレスを割り付け、この代替メモリア
ドレスを前記代替メモリアドレス22c へと書き込む。
【0066】該不良アドレステーブル22においては、
前記不良ワードアドレス22a に記憶されるデータと、
該データに対応する前記不良ビットアドレス22b に書
き込まれるデータと、該データに対応する前記代替メモ
リアドレス22c に書き込まれるデータとが、対応付け
されて記憶されている。
前記不良ワードアドレス22a に記憶されるデータと、
該データに対応する前記不良ビットアドレス22b に書
き込まれるデータと、該データに対応する前記代替メモ
リアドレス22c に書き込まれるデータとが、対応付け
されて記憶されている。
【0067】前記不良アドレス一致回路26には、前記
ホストシステムから入力される前記不良アドレス検査モ
ード信号CK、及び前記アドレスAD、及び前記読出し
選択信号RDが入力されている。該不良アドレス一致回
路26は、前記不良アドレス検査モード信号CKがL状
態であって、前記ホストシステムが通常の書込みアクセ
スや読出しアクセスを行う際に、前記不良アドレス情報
書込み回路24が書き込んだ前記不良アドレステーブル
22のデータを用いて、前記記憶装置50b の不良アド
レスへのアクセスを検知する。これは、前記ホストシス
テムからの書込みアクセスあるいは読出しアクセス時
に、該ホストシステムが前記アドレスADとして出力し
たアドレスが、前記不良ワードアドレス22a として登
録されているか否かを検索するというものである。該不
良ワードアドレス22a に登録されている前記記憶装置
50b のアドレスへのアクセスは、即ち、不良アドレス
へのアクセスと判定される。
ホストシステムから入力される前記不良アドレス検査モ
ード信号CK、及び前記アドレスAD、及び前記読出し
選択信号RDが入力されている。該不良アドレス一致回
路26は、前記不良アドレス検査モード信号CKがL状
態であって、前記ホストシステムが通常の書込みアクセ
スや読出しアクセスを行う際に、前記不良アドレス情報
書込み回路24が書き込んだ前記不良アドレステーブル
22のデータを用いて、前記記憶装置50b の不良アド
レスへのアクセスを検知する。これは、前記ホストシス
テムからの書込みアクセスあるいは読出しアクセス時
に、該ホストシステムが前記アドレスADとして出力し
たアドレスが、前記不良ワードアドレス22a として登
録されているか否かを検索するというものである。該不
良ワードアドレス22a に登録されている前記記憶装置
50b のアドレスへのアクセスは、即ち、不良アドレス
へのアクセスと判定される。
【0068】不良アドレスへのアクセスが検知された場
合には、該不良アドレス一致回路26は、該不良アドレ
スに対応する前記不良ビットアドレス22b 中の不良ビ
ット位置に関する情報や、前記代替メモリアドレス22
c に記憶されている前記不良アドレス代替用メモリ30
の代替メモリアドレスを用いて、前記記憶装置50bへ
のアクセスを、前記不良アドレス代替用メモリ30の所
定のアドレスへと代替えさせる。該不良アドレス一致回
路26にて不良アドレスを代替えさせる際には、該不良
アドレス一致回路26は前記代替メモリアドレスARを
前記不良アドレス代替用メモリ30b へと出力すると共
に、前記不良ビット位置信号SELを前記不良アドレス
代替用メモリ30b と、前記記憶装置50b とへ出力す
る。
合には、該不良アドレス一致回路26は、該不良アドレ
スに対応する前記不良ビットアドレス22b 中の不良ビ
ット位置に関する情報や、前記代替メモリアドレス22
c に記憶されている前記不良アドレス代替用メモリ30
の代替メモリアドレスを用いて、前記記憶装置50bへ
のアクセスを、前記不良アドレス代替用メモリ30の所
定のアドレスへと代替えさせる。該不良アドレス一致回
路26にて不良アドレスを代替えさせる際には、該不良
アドレス一致回路26は前記代替メモリアドレスARを
前記不良アドレス代替用メモリ30b へと出力すると共
に、前記不良ビット位置信号SELを前記不良アドレス
代替用メモリ30b と、前記記憶装置50b とへ出力す
る。
【0069】図6は、前記第2実施例に用いられる前記
不良アドレス代替用メモリの構成を示すブロック図であ
る。
不良アドレス代替用メモリの構成を示すブロック図であ
る。
【0070】この図6に示されるように、前記不良アド
レス代替用メモリ30b は、主として、メモリ素子群3
2と、合計(m +n )個の入出力バッファ40a と、入
出力制御回路34とにより構成されている。
レス代替用メモリ30b は、主として、メモリ素子群3
2と、合計(m +n )個の入出力バッファ40a と、入
出力制御回路34とにより構成されている。
【0071】前記メモリ素子群32は、アドレス空間が
2j であって、1アドレス当り1ビットのものである。
該メモリ素子群32は、入力される前記読出し選択信号
RDに従って、前記代替メモリアドレスARにて選択さ
れた1ビットのメモリ素子に対して、メモリアクセスデ
ータDRとして書込みアクセスあるいは読出しアクセス
を行う。
2j であって、1アドレス当り1ビットのものである。
該メモリ素子群32は、入力される前記読出し選択信号
RDに従って、前記代替メモリアドレスARにて選択さ
れた1ビットのメモリ素子に対して、メモリアクセスデ
ータDRとして書込みアクセスあるいは読出しアクセス
を行う。
【0072】前記入出力制御回路34は、前記不良ビッ
ト位置信号SELと、前記読出し選択信号RDとを入力
し、該不良ビット位置信号SELに該当する前記入出力
バッファ40a を選択する。又、該入出力制御回路34
は、選択された前記入出力バッファ40a 内の、入力バ
ッファあるいは出力バッファのいずれか1つを、前記読
出し選択信号RDにて選択する。従って、不良アドレス
のメモリの代替えが行われる際、これが書込みアクセス
に対応するものの場合、前記メモリ素子群32のメモリ
アクセスデータDRは、前記メモリアクセスデータDI
の不良ビットに対応するビットに接続される。一方、不
良アドレスのメモリ代替えの際、これが読出しアクセス
に対応するものの場合、前記メモリ素子群32のメモリ
アクセスデータDRの出力は、不良アドレスの不良ビッ
トに対応する前記メモリアクセスデータDIのビットへ
と出力される。
ト位置信号SELと、前記読出し選択信号RDとを入力
し、該不良ビット位置信号SELに該当する前記入出力
バッファ40a を選択する。又、該入出力制御回路34
は、選択された前記入出力バッファ40a 内の、入力バ
ッファあるいは出力バッファのいずれか1つを、前記読
出し選択信号RDにて選択する。従って、不良アドレス
のメモリの代替えが行われる際、これが書込みアクセス
に対応するものの場合、前記メモリ素子群32のメモリ
アクセスデータDRは、前記メモリアクセスデータDI
の不良ビットに対応するビットに接続される。一方、不
良アドレスのメモリ代替えの際、これが読出しアクセス
に対応するものの場合、前記メモリ素子群32のメモリ
アクセスデータDRの出力は、不良アドレスの不良ビッ
トに対応する前記メモリアクセスデータDIのビットへ
と出力される。
【0073】図7は、前記第2実施例に用いられる前記
記憶装置の構成を示すブロック図である。
記憶装置の構成を示すブロック図である。
【0074】この図7に示されるように、前記記憶装置
50b は、主として、メモリ素子群52と、合計(m +
n )個の入出力バッファ40b と、入出力制御回路54
とにより構成されている。
50b は、主として、メモリ素子群52と、合計(m +
n )個の入出力バッファ40b と、入出力制御回路54
とにより構成されている。
【0075】前記メモリ素子群52は、前記アドレスA
Dにて選択される2k のアドレス空間を有している。
又、該メモリ素子群52は、1アドレス当り(m +n )
ビットとなっており、前記メモリアクセスデータDI及
び前記チェックワードCWを記憶する。
Dにて選択される2k のアドレス空間を有している。
又、該メモリ素子群52は、1アドレス当り(m +n )
ビットとなっており、前記メモリアクセスデータDI及
び前記チェックワードCWを記憶する。
【0076】前記入出力制御回路50b は、前記不良ビ
ット位置信号SELと前記読出し選択信号RDとを入力
する。前記読出し選択信号RDがH状態の際には、該入
出力制御回路50b は、合計(m +n )個の前記入出力
バッファ40b を全て入力バッファとして動作させる。
これによって、前記メモリアクセスデータDIは、前記
メモリ素子群52のメモリアクセスデータDMとして入
力される。
ット位置信号SELと前記読出し選択信号RDとを入力
する。前記読出し選択信号RDがH状態の際には、該入
出力制御回路50b は、合計(m +n )個の前記入出力
バッファ40b を全て入力バッファとして動作させる。
これによって、前記メモリアクセスデータDIは、前記
メモリ素子群52のメモリアクセスデータDMとして入
力される。
【0077】一方、前記読出し選択信号RDがL状態の
場合には、前記入出力制御回路50b は、合計(m +n
)個の前記入出力バッファ40b を出力バッファとし
て動作させる。この際、前記不良ビット位置信号SEL
にて不良ビット有り、及び不良ビットの位置が示される
と、該入出力制御回路50b は、該当するビットの前記
入出力バッファ40b の出力バッファの出力をハイイン
ピーダンスとする。このように不良ビットに対応する入
出力バッファ40b の出力バッファの出力がハイインピ
ーダンスとなることによって、前記不良アドレス代替用
メモリ30b の置き換えられたメモリ素子からのビット
データとの衝突を防ぐことができる。
場合には、前記入出力制御回路50b は、合計(m +n
)個の前記入出力バッファ40b を出力バッファとし
て動作させる。この際、前記不良ビット位置信号SEL
にて不良ビット有り、及び不良ビットの位置が示される
と、該入出力制御回路50b は、該当するビットの前記
入出力バッファ40b の出力バッファの出力をハイイン
ピーダンスとする。このように不良ビットに対応する入
出力バッファ40b の出力バッファの出力がハイインピ
ーダンスとなることによって、前記不良アドレス代替用
メモリ30b の置き換えられたメモリ素子からのビット
データとの衝突を防ぐことができる。
【0078】以上説明した通り、前記第2実施例によれ
ば、前記誤り制御回路10b の前記エラー検出回路16
及び前記チェックワード生成回路17を、前記不良アド
レステーブル22の不良アドレスプログラムにも用いる
ことができる。従って、本実施例によれば、不良アドレ
スプログラムを、一般的な読出しアクセスや書込みアク
セスと同様に、比較的容易に行うことができる。又、本
第2実施例では、不良アドレスの代替えを実際に不良と
なったメモリビット素子毎にビット単位で行っているの
で、前記不良アドレス代替用メモリ30b の記憶容量を
低減することができている。
ば、前記誤り制御回路10b の前記エラー検出回路16
及び前記チェックワード生成回路17を、前記不良アド
レステーブル22の不良アドレスプログラムにも用いる
ことができる。従って、本実施例によれば、不良アドレ
スプログラムを、一般的な読出しアクセスや書込みアク
セスと同様に、比較的容易に行うことができる。又、本
第2実施例では、不良アドレスの代替えを実際に不良と
なったメモリビット素子毎にビット単位で行っているの
で、前記不良アドレス代替用メモリ30b の記憶容量を
低減することができている。
【0079】又、本第2実施例では、前記不良アドレス
テーブル22に不揮発性メモリを用いているため、種々
の利点を有している。例えば、その出荷時に前記不良ア
ドレステーブル22の設定を行うようにすれば、前記記
憶装置50b 中の前記メモリ素子群52に不良アドレス
があっても、前記メモリ素子群32にて代替された状態
で出荷することができる。即ち、良品として出荷するこ
とができる。
テーブル22に不揮発性メモリを用いているため、種々
の利点を有している。例えば、その出荷時に前記不良ア
ドレステーブル22の設定を行うようにすれば、前記記
憶装置50b 中の前記メモリ素子群52に不良アドレス
があっても、前記メモリ素子群32にて代替された状態
で出荷することができる。即ち、良品として出荷するこ
とができる。
【0080】なお、本第2実施例の如く、誤り検出だけ
でなく誤り修正をも行う記憶装置用入出力回路におい
て、本発明を適用する際には、本第2実施例の如く、不
良アドレスの代替えを実際に不良となっているビット単
位で代替えすることに限定するものではない。例えば、
前記図6に示される前記メモリ素子群32を、1アドレ
ス当りm ビットのメモリ素子群(メモリアクセスデータ
DIのみの代替)としたり、あるいは、1アドレス当り
(m +n )ビットのメモリ素子群(メモリアクセスデー
タDIに加え、チェックワードCWも代替)として、不
良アドレスの代替えをワード単位で行うようにしてもよ
い。
でなく誤り修正をも行う記憶装置用入出力回路におい
て、本発明を適用する際には、本第2実施例の如く、不
良アドレスの代替えを実際に不良となっているビット単
位で代替えすることに限定するものではない。例えば、
前記図6に示される前記メモリ素子群32を、1アドレ
ス当りm ビットのメモリ素子群(メモリアクセスデータ
DIのみの代替)としたり、あるいは、1アドレス当り
(m +n )ビットのメモリ素子群(メモリアクセスデー
タDIに加え、チェックワードCWも代替)として、不
良アドレスの代替えをワード単位で行うようにしてもよ
い。
【0081】この場合には、メモリ代替えに関する種々
の制御をより簡単にすることができる。例えば、前記ア
ドレステーブル22において、前記不良ビットアドレス
22b を設ける必要がない。又、前記図6の前記入出力
制御回路34や、前記図7の前記入出力制御回路54
は、m ビット単位(メモリアクセスデータDIのみの代
替)あるいは(m +n )単位(メモリアクセスデータD
Iに加え、チェックワードCWも代替)でメモリを代替
えするので、より簡単な回路にすることができる。
の制御をより簡単にすることができる。例えば、前記ア
ドレステーブル22において、前記不良ビットアドレス
22b を設ける必要がない。又、前記図6の前記入出力
制御回路34や、前記図7の前記入出力制御回路54
は、m ビット単位(メモリアクセスデータDIのみの代
替)あるいは(m +n )単位(メモリアクセスデータD
Iに加え、チェックワードCWも代替)でメモリを代替
えするので、より簡単な回路にすることができる。
【0082】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、不
良アドレスメモリ代替回路を備えると共に、該メモリ代
替回路のメモリ代替用不良アドレスのプログラム(不良
アドレスプログラム)をより容易に行うことができると
いう優れた効果を得ることができる。
良アドレスメモリ代替回路を備えると共に、該メモリ代
替回路のメモリ代替用不良アドレスのプログラム(不良
アドレスプログラム)をより容易に行うことができると
いう優れた効果を得ることができる。
【図1】本発明の要旨を示すブロック図
【図2】本発明が適用された第1実施例の記憶装置用入
出力回路の構成を示すブロック図
出力回路の構成を示すブロック図
【図3】本発明が適用された第2実施例の記憶装置用入
出力回路の構成を示すブロック図
出力回路の構成を示すブロック図
【図4】前記第2実施例に用いられる誤り制御回路の構
成を示すブロック図
成を示すブロック図
【図5】前記第2実施例に用いられるメモリ代替回路の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図6】前記第2実施例に用いられる不良アドレス代替
用メモリの構成を示すブロック図
用メモリの構成を示すブロック図
【図7】前記第2実施例に用いられる記憶装置の構成を
示すブロック図
示すブロック図
10、10b …誤り制御回路 12…パリティ発生器 13…エラー検出器 20、20a 、20b …メモリ代替回路 22…不良アドレステーブル 22a …不良ワードアドレス 22b …不良ビットアドレス 22c …代替メモリアドレス 24…不良アドレス情報書込み回路 26…不良アドレス一致回路 30、30a 、30b …不良アドレス代替用メモリ 32、52…メモリ素子群 34、54…入出力制御回路 40a 、40b …入出力バッファ 50、50a 、50b …記憶装置 AD…アドレス AR…代替メモリアドレス CW…チェックワード D…メモリアクセスデータ(ホストシステム側) DI…メモリアクセスデータ(記憶装置側) DR…メモリアクセスデータ(不良アドレス代替用メモ
リ中) CK…不良アドレス検査モード信号 EINT…データエラー割込み信号 ER…エラー検出信号 OE…出力許可信号 P…パリティビット RD…読出し選択信号 SEL…不良ビット位置信号
リ中) CK…不良アドレス検査モード信号 EINT…データエラー割込み信号 ER…エラー検出信号 OE…出力許可信号 P…パリティビット RD…読出し選択信号 SEL…不良ビット位置信号
Claims (3)
- 【請求項1】所定の記憶装置からのデータ読出し時に、
読み出すデータのエラーを少なくとも検出する誤り制御
回路を備えた記憶装置用入出力回路において、 不良アドレス代替用メモリと、 不良アドレス情報を記憶する不良アドレステーブルと、 前記誤り制御回路でのエラー検出時に、前記不良アドレ
ステーブルへと前記不良アドレス情報を書き込む不良ア
ドレス情報書込み回路と、 前記不良アドレステーブルを用いて、前記メモリシステ
ムの不良アドレスへのアクセスを検知すると共に、該検
知時に、前記メモリシステムへのアクセスを、前記不良
アドレス代替用メモリへのアクセスへと代替させる不良
アドレス一致回路とを備えたことを特徴とする記憶装置
用入出力回路。 - 【請求項2】請求項1において、 前記誤り制御回路が、エラー検出機能と共にエラー修正
機能をも備え、不良ビットアドレスをも出力可能なもの
であって、 前記不良アドレス代替用メモリが、ビット単位での代替
が可能なものであって、 前記不良アドレステーブルが、不良ワードアドレスと不
良ビットアドレスとで構成される不良アドレス情報を記
憶するものであって、 前記不良アドレス情報書込み回路が、前記誤り制御回路
でのエラー検出時に、該誤り制御回路が出力する前記不
良ビットアドレスと、当該エラー検出時にアクセスされ
たワードアドレスである不良ワードアドレスとを、前記
不良アドレス情報として前記不良アドレステーブルへと
書き込むものであって、 前記不良アドレス一致回路が、前記不良アドレスへのア
クセスの検知時に、前記メモリシステムのアクセスを、
ビット単位で、前記不良アドレス代替用メモリへのアク
セスへと代替させるものであることを特徴とする記憶装
置用入出力回路。 - 【請求項3】請求項1又は請求項2のいずれか一方にお
いて、 前記不良アドレステーブルが、電源遮断時にも前記不良
アドレス情報を記憶保持することができる不揮発性メモ
リを用いているものであることを特徴とする記憶装置用
入出力回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4288305A JPH06139152A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 記憶装置用入出力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4288305A JPH06139152A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 記憶装置用入出力回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06139152A true JPH06139152A (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=17728454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4288305A Pending JPH06139152A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 記憶装置用入出力回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06139152A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6411558B1 (en) | 1998-12-17 | 2002-06-25 | Nec Corporation | Semiconductor device for compensating a failure therein |
JP2017534966A (ja) * | 2014-09-27 | 2017-11-24 | クアルコム,インコーポレイテッド | バーストリフレッシュにおけるメモリのシステム内修復のための方法および装置 |
CN110673980A (zh) * | 2018-07-02 | 2020-01-10 | 三星电子株式会社 | 存储装置以及多芯片系统 |
-
1992
- 1992-10-27 JP JP4288305A patent/JPH06139152A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6411558B1 (en) | 1998-12-17 | 2002-06-25 | Nec Corporation | Semiconductor device for compensating a failure therein |
JP2017534966A (ja) * | 2014-09-27 | 2017-11-24 | クアルコム,インコーポレイテッド | バーストリフレッシュにおけるメモリのシステム内修復のための方法および装置 |
CN110673980A (zh) * | 2018-07-02 | 2020-01-10 | 三星电子株式会社 | 存储装置以及多芯片系统 |
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