JPH0613913B2 - プラスチック製タイヤバルブ - Google Patents

プラスチック製タイヤバルブ

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JPH0613913B2
JPH0613913B2 JP60002248A JP224885A JPH0613913B2 JP H0613913 B2 JPH0613913 B2 JP H0613913B2 JP 60002248 A JP60002248 A JP 60002248A JP 224885 A JP224885 A JP 224885A JP H0613913 B2 JPH0613913 B2 JP H0613913B2
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JP
Japan
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valve
tire
insert
valve seat
shelf
Prior art date
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JP60002248A
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ハロルド・アンソニー・カイパース
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Scovill Inc
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Scovill Inc
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、チューブ状挿入体をもつタイヤバルブに関す
る。さらに詳しくは、本発明は部分数が最小でかつ充て
ん及び排出作用中に弁を通る空気流量が制限されないよ
うにプラスチック製タイヤバルブに関する。
従来技術において、プラスチック製チューブ状挿入体が
開示されている。その一例はStephen Thackerへの、1
973年6月26日付の一般に譲渡された米国特許第
3,741,267号に示されている。しかし、このよ
うな初期の開示内容によれば、モールド成形されたプラ
スチック挿入体は、バルブピンを案内するための一体装
置を具備するが、充てん及び排出作用中にバルブを通る
可能な空気流量を実際に最大にはしなかった。そのう
え、このような初期の開示内容では精巧なバルブ要素偏
倚装置をもつ構造を必要とした。
従来のプラスチック製バルブ構造の別の例は、1962
年5月2日付、McCondへの米国特許第3,032,09
1号に見ることができる。しかし、この従来型装置は、
プラスチック挿入体の内側環状フランジはバルブピンを
近接して取囲みかつ該ピンをを案内し、かつバルブを通
る空気流量を大いに制御する。
簡単なバルブ構造が、プラスチック製タイヤバルブ構造
内にではないが、従来技術においてタイヤバルブに開示
されている。1941年10月28日付、Sorokinへの
米国特許第2,260,646号に一例が示されてい
る。この従来の構造はピンを取囲みかつバルブシート上
方にバルブを閉じるように偏倚するためのばね装置を含
む。
本発明によれば、挿入体が自身でバルブピンの位置決め
と心合せを付加的な案内装置を必要とせず行うことがで
き、空気の流通路をせばめることなく、バルブ要素の充
分なガイドを行うことができる。
図に示す実施例について本発明を説明すれば、第1図は
側断面図、第2図は平面図、第3図は第1図の3−3線
に沿う断面図であって、タイヤバルブ10は、球状の底
部と、車輪のリム穴開口内に密封係合する普通の円周溝
14をもって形成されたモールド成形オム胴体12とを
含む。ゴム胴体12は中心開口16を有し、この中にプ
ラスチック挿入体18が接着されている。
挿入体18はガラス強化熱可塑製ポリエステル樹脂製で
あることが望ましい。このような樹脂として、デュポン
社の登録商標の「RYNITE」のものなどがある。こ
のようなプラスチックはゴムに容易に接着できる。
挿入体18は、チューブ状でかつゴム底部に形成された
中心開口16の内側に接着される。挿入体18はその両
端の中間部に環状の外向きフランジ20を有し、このフ
ランジにもゴム部分が接着されている。挿入体18の上
方の外周部には外ねじ山22が形成される。
挿入体18の内側について次に説明する。
挿入体18のタイヤ側の端部(第1図において符号Tで
示される)からバルブシート24に向って内側面は次第
にせばまっている。バルブシート24はタイヤ側に向っ
て拡く円錐形をなし、バルブシート24の上部は円筒形
内側面26によって形成された通路となっている。
挿入体18のタイヤから遠い方の端部(第1図におい
て、符号Rで示される)から、挿入体18の内部には第
5図に示すように、二つの交互に配列された群a及びb
を構成する複数の縦方向に配置された円周部分が存在し
ている。
第1群円周部分aはそれぞれ挿入体18の端部R(第1
図の上端)における半径部から、円筒状内側面26と会
合する棚部分に32に向って、符号30で示すように徐
々にせばまっている。他のb群の円周部分はそれぞれ急
激に傾斜した急傾斜部分33に至るまではa群の傾斜部
分と同一の傾斜で符号30′で示すようにゆるやかにせ
ばまり、急傾斜部分33は、半径方向リブ35の上面を
なす肩部分34まで連続している。
半径方向のリブ35はその内側端がバルブピン40の案
内部を形成する直線部分36となっていて、その内側端
が自由端となるように互に独立して突き出している。半
径方向リブ35の下面は棚部分38となっている。
これらの肩部分34及び棚部分38はa群の棚部分32
より端部Rに近く配置されている。
バルブピン40の、タイヤに近い方の端部(図ではピン
の下端)にはキャップ42が設けられ、キャップ42は
案内環状体46の直下に環状のバルブ要素44を支持し
ている。図示のように、バルブ要素44の上方外縁部は
バルブシート24と係合してバルプを閉鎖する。
半径方向リブ35の上面の肩部分34には心合せされた
軸方向ばね48が配設され、ばね48はその下端を肩部
分34と急傾斜部分33の間の接合部に衝接していて、
その接合部の傾斜面によって心合せされる。
バルブピン40は、そのタイヤから遠い方の端部(図で
はピンの上端)に固定ブッシング50を有し、ブッシン
グ50は外向き環状フランジ52を持ち、このフランジ
52にはばね48の上端が係合する。そしてばね48は
フランジ52の下面の傾斜面によって心合せされる。
図から分かるように、ばね48はバルブ要素44を円錐
状のバルブシート24に向けて上方に付勢する。
バルブピン40の案内は半径方向リブ35の内側端の直
線部分36によって行なわれる。そのほかバルブ要素4
4が上昇してバルブシート24に接近したときは、案内
環状体46も円筒形内側面26によって案内される。
このように本発明では、バルブ要素、バルブピンを確実
に案内し、かつ心合せするための付加部品を配設する必
要が全くない。
即ち本発明では、半径方向リブによるガイドピン40の
案内のほかに、バルブ要素44がバルブシート24に近
づいとき、案内環状体46を円筒内側面26で案内する
という二重の案内作用が追加的な案内装置によって空気
流通路をせばめることなしに実現できたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のバルブの一実施例の部分側面図、第
2図は、前記バルブの平面図、第3図は、第1図の線3
−3に沿ってとられた断面図、第4図は、挿入体のバル
ブ部分の中心線切断部分斜視図、第5図はバルブ部品を
取除いた状態における挿入体の拡大上面図である。 図中の符号、10……タイヤバルブ、 12……ゴム胴体、14……円周溝、 16……中心開口、18……挿入体、 20……外側フランジ、22……外ねじ山、 24……バルブシート、26……円筒形内側面、 30……緩傾斜部分、30′……緩傾斜部分、 32……棚部分、33……急傾斜部分、 34……肩部分、35……半径方向リブ、 36……直線部分、38……棚部分、 40……バルブピン、42……キャップ、 44……バルブ要素、46……案内環状体、 48……ばね、50……ブッシング、 52……環状フランジ、を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイヤリムに把捉されるための外側形態及
    び貫通する中心開口を提供する内側形態を有するモール
    ド成形ゴム胴体と、モールド成形ゴム胴体内の中心開口
    の内側面に強固に保持されかつ該中心開口の内側に適合
    する一端を有し、かつモールド成形ゴム胴体の外方に延
    びる他端を有し、モールド成形で、剛性のほぼチューブ
    状をなし、その内側面にバルブシートが形成されている
    挿入体と、バルブピンに取りつけられ、上記のバルブシ
    ートと協働するバルブ要素と、バルブ要素をバルブシー
    トに向って偏倚するばねとよりなるプラスチック製タイ
    ヤバルブにおいて、 チューブ状挿入体(18)は、中心開口(16)内におい
    て、ゴム胴体(12)に接着され、かつタイヤに近い方の
    タイヤ側の端部(T)と、タイヤから遠い方の端部
    (R)とを有し、 挿入体(18)の内側面は、上記の両端部(R,T)の中
    間位置にあるバルブシート(24)に向って端部(R)の
    ところから徐々にせばまり、 上記のバルブシート(24)は端部(T)に向って開く円
    錐形状を有し、 バルブシート(24)の上方には、案内環状体(46)の案
    内となる円筒形内側面(26)が形成されており、 端部(R)から挿入体(18)の内側面は、二つの交互に
    配置された群a,bをなして円周方向に隔たって配置さ
    れた部分を有し、 a群の部分がそれぞれ端部(R)から前記の円筒形内側
    面(26)と会合するまで、内向きの棚部分(32)へ向け
    て徐々にせばまる緩傾斜部分(30)をなし、 b群の部分は最初はa群の緩傾斜部分(30)と同じ緩傾
    斜部分(30′)をなして徐々にせばまり、ついで挿入体
    (18)の半径方向リブ(35)まで、急速にせばまる急傾
    斜部分(33)及び肩部分(34)が形成され、 半径方向リブ(35)の内側端はバルブピン(40)を案内
    する直線部分(36)となっており、半径方向リブ(35)
    の下面は棚部分(38)となっていて、その棚部分(38)
    は前記の円筒形内側面(26)に達しており、 前記の肩部分(34)及び棚部分(38)はa群の棚部分
    (32)より端部(R)に近く配置されていることを特徴
    とするプラスチック製タイヤバルブ。
  2. 【請求項2】前記のバルブピン(40)は、そのタイヤか
    ら遠い方の端部において、半径方向にのびる環状フラン
    ジ(52)を有し、かつばね(48)は該環状フランジ(5
    2)と、挿入体(18)内の肩部分(34)の間で圧縮され
    て配置され、かつ環状フランジ(52)の下面の傾斜面な
    らびに肩部分(34)と急傾斜部分(33)との接合部の傾
    斜面によって心合せされ、バルブピン(40)のタイヤ側
    の端部にはバルブ要素(44)が設けられていることを特
    徴とする前記特許請求の範囲第1項記載のプラスチック
    製タイヤバルブ。
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JPS61167784A JPS61167784A (ja) 1986-07-29
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