JPH06139036A - ウィンドウの表示及び除去の支援方法及び装置 - Google Patents

ウィンドウの表示及び除去の支援方法及び装置

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JPH06139036A
JPH06139036A JP3094889A JP9488991A JPH06139036A JP H06139036 A JPH06139036 A JP H06139036A JP 3094889 A JP3094889 A JP 3094889A JP 9488991 A JP9488991 A JP 9488991A JP H06139036 A JPH06139036 A JP H06139036A
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    • GPHYSICS
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    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アプリケーション・プログラムを実行するホス
ト・プロセッサを有し、複数の制御装置を介して多くの
非プログラマブルな、或いはプログラマブルな端末に相
互接続されるコンピュータ・システムに於ける、ウィン
ド操作技術方法及び装置を提供する。 【構成】ホスト・プロセッサと制御装置間のウィンド操
作に必要な処理ステップとしては、ホスト・プロセッサ
がウィンド・パラメータを定義するデータ・ストリーム
を生成し、同データ・ストリームは前記制御装置により
プログラマブル端末もしくは非プログラマブル端末用に
受信され、適合した各制御装置は同装置が制御する表示
画面上にウィンドを形成し表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的に、ホスト或いは
メインフレーム・コンピュータ・システムとの情報交換
の目的で接続されるコンピュータ・ワークステーション
に関する。更に詳しくは、異なる種類のワークステーシ
ョン間で一貫したユーザ・インターアクションを提供す
るために、特定のコンピュータ・ワークステーション上
に於いてウィンドウを生成及び除去する方法及び装置に
関する。更に本発明は、ホスト・プロセサがアプリケー
ション・プログラムを実行し、複数の遠隔端末装置に接
続されたシステムに於けるウィンドウの表示及び除去に
要する総合的な応答時間を著しく改善する方法及び装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】歴史的には、メインフレーム・コンピュ
ータ・システムとのオペレータ・インタフェースは、メ
インフレーム構造に帰属する単一オペレータ制御卓から
発展した。該オペレータ制御卓は、オペレータが簡単な
入力コマンドを生成するキーボードと、メインフレーム
・コンピュータが簡単な状況メッセージをオペレータに
提供するための表示画面に過ぎなかった。この概念の発
展及び拡張は、たくさんのユーザがメインフレーム・シ
ステムと通信できるように、複数の限定知能化端末へと
発展した。ここでは複数端末は制御装置に共通に接続さ
れるが、メインフレーム・システムから互いに遠隔的に
配置され、制御装置がメインフレーム・コンピュータ・
システムに接続された。しかし、複数端末概念は複数ユ
ーザがメインフレーム・コンピュータ・システムと通信
するには比較的低価格ではあったが、各端末の限定知能
化に於いては、ユーザ通信は比較的簡単な入出力転送に
限定されていた。
【0003】独立型のパーソナルコンピュータ(PC)
の発展は、PCに付加された非常に数多くのユーザ・イ
ンタフェース機能を可能とする高水準の内部知能を提供
した。その結果、PCはユーザに非常に親しまれる装置
となった。PCの発達により可能となったインタフェー
スの拡充としては、強化したカーソル制御、スクロー
ル、そしてウィンドウがある。これらの拡充はユーザと
のコンピュータ通信を著しく改善した。
【0004】ユーザに親しまれたPCは、間もなくホス
ト・コンピュータ・システムとの通信に適応されるよう
になった。当初は、PCを制御装置に接続し、通常、制
御装置に接続可能な限定知能化端末をPCがエミュレー
トできるようなソフトウェアを作成した。結局、PCと
メインフレーム間のインタフェースは、程度の差こそあ
れ、PCがホスト・プロセサと直接通信可能となるよう
に発展した。ここでは、PCに組み込まれた独立な知能
がホスト・システムとのユーザ・インタフェースを強化
し、ホスト・システムとは分離されて独立にソフトウェ
アを実行するために使用される。こうした概念を利用し
て発展した端末のクラスは知能化端末として知られてお
り、一方以前に発達した限定知能化端末はダム(dum
b)端末として知られる。これら2種類の端末の広範に
変化を伴った内部知能により、端末を使用する際の能力
及び規則も広範に変化してきた。
【0005】ハードウェア設計は広範に変化する中で、
多くの努力がコンピュータ・ワークステーションの共通
利用のために費やされてきた。こうした努力の基本は、
ワークステーションのユーザに対する規則を単純化し、
該ワークステーションとの対話を理解するために要する
時間を短縮することであった。更なる基本としては、ワ
ークステーションの種類に関係なく、表示管理機能用の
共通プログラミング・インタフェースを有することであ
った。理想的状況に於いては、ユーザ・アクセス及び対
話規則は、特定のワークステーションに於けるハードウ
ェア設計レベルに関係なく全てのワークステーションで
同一であることである。しかしながら、理想的状況は、
ワークステーション間のハードウェア設計の相違のため
に実現が困難である。いわゆる知能化クラスのワークス
テーションでは元来全ての範中に渡る独立のコンピュー
タ機能を有するが、一方ダムワークステーションでは典
型的には、オペレータとの対話用に単にキーボードと表
示装置による簡単な情報やコマンド通信が可能なハード
ウェア設計を有するに過ぎない。例えば、インターナシ
ョナル・ビジネス・マシンズ(IBM)は知能化ワーク
ステーションの世界を、独立ワークステーションあるい
はプログラマブル・ワークステーション(PWS)と称
する項目により、また第2カテゴリを依存型ワークステ
ーション(DWS)あるいは非プログラマブル端末(N
PT)として分類している。PWSは元来、比較的高度
な独立コンピュータ機能を達成できるが、DWSは本質
的にホスト・コンピュータからのコマンドや制御情報を
受け取り、それを表示し、またホスト・コンピュータに
制御装置を介してオペレータのキー入力データを転送す
るに過ぎない。もちろんPWSのコストはDWSのそれ
よりもはるかに高くなる。しかし、数多くのコンピュー
タ・アプリケーションにとって、DWSの限定機能は手
近の仕事を達成するには十分である。コンピュータ購入
者にとって、当初はホスト・コンピュータに接続される
一つ以上のDWS装置を利用し、その後これらの装置を
PWSと置き換えることは珍しくない。また、同一のホ
スト・コンピュータ・システムに接続されるDWSとP
WSの両者を有することも珍しくはない。
【0006】PWSは典型的には完璧なコンピュータ処
理システムであり、ディスケットやハードディスクなど
の組み込み媒体を有したりする。PWSは従って、独立
型の処理アプリケーションをワークステーションに於い
て実行でき、標準通信接続を介して独立にホスト・コン
ピュータ・システムと通信できる。それに比較して、D
WSはワークステーション制御装置(WSC)を介して
ホスト処理システムと接続され、典型的システム配置で
は、単一WSCがかなりな数のDWS端末と接続され
る。WSCはホスト・プロセサとローカルバス或いは遠
隔通信接続を通じて通信する。一方、各DWSはWSC
に通信ケーブルを介して接続される。DWSはホストベ
ースのコンピュータ処理アプリケーション上でしか機能
せず、ユーザ・インタフェース機能を提供する限定され
た能力しか有さない。DWS内部メモリは最小限度に留
まるものの、PWSでは典型的には1メガバイトから1
6メガバイト、或いはそれ以上の内部メモリを有する場
合もある。PWSは常時、少なくとも一つ或いはそれ以
上の表示画像をアセンブルまたは構成するのに要するデ
ータを当該内部メモリに記憶することができるが、DW
Sでは現状表示されている表示画像をリフレッシュする
ためのデータを記憶できるに過ぎず、DWSに於いて表
示画面が変化する際には、いつもホスト・プロセサによ
り開始されなければならない。
【0007】ホスト・プロセサとワークステーションを
利用した典型的従来例では、ワークステーションはユー
ザによる対話とアクセス用に使用され、ホスト・プロセ
サはアプリケーション・プログラムを実行するために使
用され、所定の基本的情報を提供する。例えば、ホスト
・プロセサは、ワークステーション画面上に表示される
情報を含むデータ・ストリームや、画面上のデータ表示
及び位置制御情報を生成する。該データ・ストリームは
一般的に、ユーザとのインタフェースの結果として、ワ
ークステーションに独立に継続する表示画面パネルを制
御及び操作させる情報等の論理的知能は伝達しない。各
表示パネルの制御及び操作は典型的にはホスト・プロセ
サにより生成され、新たなデータ・ストリームが各パネ
ル用に転送される。各データ・ストリームは新たな表示
及び位置情報を有する。PWSの場合には、ホスト・プ
ロセサ・データ・ストリームは直接ワークステーション
に送られ、十分な内部メモリと、表示画面及びキーボー
ドとの直接対話を制御するプログラムデータを有するワ
ークステーション内で内部的に処理される。DWSの場
合は、ホスト・プロセサ・データ・ストリームはワーク
ステーション制御装置(WSC)に送られ、WSCは内
部メモリを提供し、DWSの表示画面を直接制御する。
ワークステーション制御装置はキー入力が認識されたか
どうか、或いはいくつかの所定のコマンドが受け入れら
れたかどうかを判断するようワークステーションに指示
する。限定されたオプションセットに於けるこうした成
果は、PWSユーザよりもDWSユーザにとって有効で
ある。
【0008】DWS及びPWS端末が、同一のユーザ・
インターアクション規則に基づいて機能すれば有利なこ
とは明白である。また、製造業者は常にこの目的を追求
している。例えば、IBMはIBMのシステム・アプリ
ケーション構造(SAA)の利用に於いて、共通ユーザ
・アクセス(CUA)を定義した。これは、IBM広報
NO.SC26−4583−0の表題“共通ユーザ・ア
クセス基本インタフェース設計ガイド(COMMON USER AC
CESS BASIC INTERFACE DESIGN GUIDE)” で、またIB
M広報NO.SC26−4582の表題“共通ユーザ・
アクセス拡張インタフェース設計ガイド(COMMON USER
ACCESS ADVANCED INTERFACE DESIGN GUIDE)”で公表さ
れている。これらの広報では、様々な種類のワークステ
ーション設計間の統一性を達成する目的で、共通ユーザ
・アクセス仕様が記載されている。しかしながら、仕様
は多くの重要な点で、PWS端末に対するユーザ・アク
セス規則とDWS端末に対するそれとを区別している。
こうした端末間での相違の数が減少もしくは除去されれ
ば、ユーザがシステムへアクセスする際に、ユーザのワ
ークステーションの設計等級に関係なく同一の理解で済
むようになり有利となる。前述の広報では、PWS端末
をプログラマブル・ワークステーションとして、またD
WSを非プログラマブル端末として区別している。非プ
ログラマブル端末はワークステーション制御装置を介し
てホスト・コンピュータに接続される端末として定義さ
れ、ここでは全てのもしくは多くのユーザ・インタフェ
ース機能がホストにより制御される。
【0009】端末とのユーザ・インターアクション、従
ってホスト・コンピュータとの対話はユーザが操作する
キーボードと表示画面を介して行われる。ユーザはカー
ソル手段により表示画面と対話をし、パネルとの対話に
おける焦点を提供する。いくつかのケースでは、ユーザ
・インターアクションは少なくとも部分的にはマウス装
置を介して達成される。マウス装置は、ユーザと表示パ
ネルとの対話を可能とし、信号をホスト・プロセサに伝
達して新たな修正された表示パネルを生成する。
【0010】近年ユーザ・インターアクションを改善す
るために有効となった強化策の中で、表示パネルの表示
を画面上でオーバラップさせるウィンドウ化がある。こ
の概念は、ユーザが画面上で表示パネルを保持しつつ、
一時的に他の表示パネルを全体的にもしくは部分的に当
該パネル上に重ねるものである。これによりユーザは注
意を第1の表示パネルから、アシストや参照目的によ
り、一つまたはそれ以上の第2の表示パネルに向けるこ
とが可能となり、その結果総合的なユーザ・インターア
クションは改善される。この操作を制御するプロセサ
は、元の表示パネル及び以降のオーバーレイされるウィ
ンドウに関する情報、例えばそれぞれの特定の表示パネ
ル規則等を保持しなければならない。また、ユーザの各
ウィンドウとの対話期間中に、ユーザにより指示された
処理動作も制御しなければならない。ウィンドウ動作は
大きな処理負荷を要し、また効果的であるためには合理
的な短い応答時間を要する。
【0011】アプリケーション・プログラムを実行する
ホスト・プロセサと数多くの遠隔端末を含むコンピュー
タ・システムに於いて、ウィンドウなどの強化によるプ
ロセサ負荷は重要な問題である。何故なら、全ての処理
動作はホスト・プロセサにより達成され、ユーザ効率を
妨げると感じられる遅延を伴うことなく、実時間で端末
に転送されなければならないからである。ホスト・プロ
セサに接続される端末数が増加すると問題は一層深刻と
なり、実際にはウィンドウ増強をこの種のシステムでは
使用できない状況に、こうした処理負荷をホスト・プロ
セサに課してしまう。従って、この問題に対する十分な
解決無しには、全ての端末に採用できる一連の対話規則
である共通ユーザ・アクセス(CUA)は実施できな
い。共通ユーザ・アクセス規則を全ての端末に適応させ
るために、この問題に対する解決策が切に望まれてい
る。本発明はこの問題について述べ、PWS端末と同様
にDWS端末にも適応できる共通ユーザ・アクセス規則
を可能とする解決方法を提供する。
【0012】PWS端末はDWS端末より相当複雑な設
計がされているが、ホスト・プロセサがアプリケーショ
ン・プログラムを実行し、単にPWS端末をオペレータ
またはユーザ・インタフェースとして利用する場合に
は、PWS端末はDWS端末と同じくほとんど同様の制
限を被ることになる。例えば、表示パネルがどちらか一
方の種類の端末上で変化する度に、ホスト・プロセサは
パネル記述及び表示を作成し、当該端末に対する転送用
データ・ストリームを形成する。典型的データ・ストリ
ーム転送では2000バイト程度の情報を含み、データ
・ストリーム生成に要する処理時間に加えて転送時間と
して数秒を要する。数多くのこうした端末を含んだシス
テムに於いては、処理負荷及び転送時間の制限は累積さ
れ、全体的システム性能を著しく低下させる。本発明は
PWS端末及びDWS端末両者に関し、前記性能の改善
方法について取り扱うものである。便宜上、参照は一貫
してDWSに対して行われるが、本発明の利用及び利点
が両種類の端末に対して適用可能であることが理解され
るであろう。ワークステーション制御装置(WSC)が
参照される場合には、こうした制御装置がDWS端末に
関連したものであり、PWS端末ではワークステーショ
ン制御装置を必要としないことを理解されたい。PWS
端末は適当なI/O通信制御を介して直接ホスト・プロ
セサと通信する。しかし、PWS装置では、ワークステ
ーション制御装置により達成される機能と同様の機能を
実現する内部ロジックを有している。
【0013】
【発明の要旨】本発明は複数のDWS端末を利用しなが
ら、ホスト・プロセサ・アプリケーション・ソフトウェ
アをシステムのウィンドウ環境に於いて実行させる方法
及び装置を提供する。また、本発明はDWS端末に於い
て、共通ユーザ・アクセスを完全に採用させるものであ
る。同方法はホスト・プロセサとワークステーション制
御装置(WSC)間での一連の対話式ステップに於いて
達成され、ホスト・プロセサ内で実現される所定の初期
ステップではウィンドウ内容が定義され、WSCはウィ
ンドウに関する表示及び位置情報を定義するステップを
実行する。DWS装置はウィンドウ情報の表示に関して
要求されるステップを実行する。
【0014】本発明の第1の目的はDWS端末ユーザ
が、アプリケーション・プログラムを実行するホスト・
プロセサに接続された際に、ウィンドウの恩恵が得られ
るようにする方法及び装置を提供することである。
【0015】本発明は更に、ユーザ対話処理に関し定義
された共通ユーザ・アクセス規則により、DWS端末に
於いてウィンドウを利用する方法及び装置を提供するこ
とを目的とする。
【0016】本発明の他の目的は、全体的処理システム
及びユーザの効率を最大化するために、ウィンドウ機能
の性能と関連する処理負荷を分散することである。
【0017】
【実施例】図1はPWSの典型的ブロック図であり、破
線10内の回路は一般的にはPWSフレームワーク内の
一つまたはそれ以上の回路基板により構成される。マイ
クロプロセサは典型的にはインテル社の80286或い
は80386か、他社の同等品である。マイクロ・プロ
セサは外部バスを有し、該外部バスは様々な内部及び外
部装置に接続される多くのアダプタと通信する。典型的
PWSではキーボードとオプションでマウスを具備し、
アダプタを介して内部バスに接続され、また表示モニタ
もアダプタを介して内部バスに接続される。一つまたは
それ以上のディスク或いはディスケットは、一つまたは
それ以上のディスクまたはディスケット駆動装置と結合
され内部バスに接続される。また、他のシステムと外部
ケーブルを介して接続される通信アダプタも具備され
る。RAMは典型的には1メガバイトから16メガバイ
ト容量のランダム・アクセス・メモリであり、全てのオ
ペレーティング・システムを格納するのに十分であり、
またプログラマブルな計算用の拡張機能領域、及び表示
画面バッファ領域、アプリケーション・プログラム実行
領域としても確保されている。ROMは典型的には装置
の初期化、診断動作、基本的I/Oシステム制御のため
のコーディングを含んだ読みだし専用メモリである。R
OMは典型的には64キロバイトから128キロバイト
の容量を有する。従って、PWSは独立型のコンピュー
タ・システムとして、或いは外部ケーブルを介してホス
ト・コンピュータに接続される独立なワークステーショ
ンとして機能することができる。PWSの能力は全レン
ジに及ぶカーソル制御、即時スクロール、表示画面修正
等を含む広範なユーザ機能強化を提供する。これら強化
機能は全てPWS内に含まれ制御される。しかし、PW
Sがホスト・プロセサに接続され、ワークステーション
として機能する場合には、PWSは全てのコマンド及び
制御をホスト・プロセサから受け取る。例えば、ホスト
・プロセサはPWSに表示画面を具現化するデータ・ス
トリームを転送し、該データが表示されまた制御される
形態を認識する。しかし、一度PWSがホスト・プロセ
サから広範な指令を受け取ると、PWSはそれ自身で表
示モニタ上の実際のデータ表示を制御する内部制御デー
タを生成する。実施例では図1に示すPWSはIBMパ
ーソナル・システム/2相当であるが、他のIBMパー
ソナル・コンピュータ或いは相当品も使用できる。
【0018】依存型ワークステーション 図2は典型的なDWSのブロック図であり、フレーム内
の典型的回路は破線20内に示される。マイクロ・プロ
セサは典型的にはインテル社の8088または8086
相当品であり、該マイクロ・プロセサは制限された数の
外部装置と通信可能ないくつかのアダプタと接続される
外部バスを有する。例えば、キーボード・アダプタはマ
イクロ・プロセサとキーボード間の通信を可能とし、表
示アダプタは表示モニタへの情報の転送を可能とし、通
信アダプタはDWSとホスト制御装置間の通信を可能と
する。RAMは典型的には3キロバイトから5キロバイ
トの記憶容量を有し、画面バッファを記憶し、内部処理
用の限られた量のメモリ作業領域を提供する。ROMは
典型的には8キロバイト容量を有し、パワーオン処理、
診断、文字生成パターンに関連するコーディング及び他
のシステムと通信するための通信プロトコルを記憶す
る。DWSはキーボードと表示モニタとのインタフェー
スに必要な処理、及び通信アダプタを介した通信機能以
上の重要な内部処理はできない。従って、表示モニタ上
に表示される全ての情報は通信アダプタを介してRAM
に提供されなければならず、マイクロ・プロセサは表示
モニタ上に情報を表示するのに満足な内部制御を生成す
る。同様に、ケーブルを介してWSCへキーストローク
情報転送を司る通信アダプタを条件に、キーボードから
入力される全てのキーストロークは一時的にRAMへ記
憶される。実施例では、図2に示すDWSはIBM52
50ファミリ表示装置であるが、他の相当品種も使用で
きる。
【0019】ワークステーション制御装置 典型的システムに於いては、ワークステーション制御装
置の機能は、ホスト・プロセサから複数の遠隔端末への
情報転送及び制御の提供である。この機能は通常、独自
に識別されまたホスト・プロセサのハードウェア及びソ
フトウェア・パッケージとは別のハードウェア及びソフ
トウェア・パッケージにより達成される。ワークステー
ション制御装置のハードウェアは、典型的には回路基板
パッケージ或いはホスト・プロセサ・カードスロットに
挿入されるパッケージ上に含まれる。一方、同ソフトウ
ェアは、典型的にはホスト・プロセサにより実行される
ソフトウェアとは独立に同ハードウェアにより実行され
る。しかし、特定のシステムでは、ワークステーション
制御装置の機能は完全にソフトウェア・パッケージ機能
であり、ホスト・プロセサ・ハードウェア内で実行され
るソフトウェアの場合もある。本発明の実施例は、ハー
ドウェア的及びソフトウェア的にホスト・プロセサから
物理的に分離したワークステーション制御装置の概念に
関して述べられるが、本発明は同機能がホスト・プロセ
サ内のソフトウェア・パッケージにより達成される、第
2の種類のワークステーション制御装置にも適応され
る。
【0020】図3は複数のDWS装置と通信をするワー
クステーション制御装置の典型的ブロック図である。ワ
ークステーション制御装置は破線30で示されるパッケ
ージ内に多くの回路と、典型的にはインテル社の808
26チップ相当を代表とするマイクロ・プロセサを有す
る。WSCマイクロ・プロセサは典型的には、ホスト・
コンピュータ・プロセサと通信するシステム・バス・ア
ダプタに接続される。WSCはまた内部バスと0.5メ
ガバイトから2メガバイト容量を有するRAM、及び1
6キロバイト容量程度のROMを有する。同ROMはW
SCの初期化及び診断用のコーディングを含む。WSC
の内部バスは通信アダプタに接続されており、同通信ア
ダプタは外部的に“ファンアウト”マルチプレクサに接
続され、複数のDWS装置が単一WSCと通信可能とな
る。典型的応用例では、ファンアウト回路は40のDW
S装置と接続され、これら各DWS装置の表示情報はW
SCのRAMメモリ内に記憶される。同様に、全てのD
WS装置からのキーストローク信号はWSCにより受け
取られ、RAM内に記憶される。そして、引き続くホス
ト・プロセサへの通信或いはWSCによる内部処理のた
めに備えられる。実施例では、図3のWSCはAS/4
00コンピュータ・システムの拡張機能カード(FEATUR
E CARD)であり、マイクロプロセサは図7に示すように
プログラムされている。
【0021】図4はシステムの相互接続の典型的ブロッ
ク図であり、ホスト・プロセサはI/Oバスを介してD
WSと通信し、WSCは最大40までのDWS装置と通
信ケーブルを介して通信する。他の装置及び制御装置は
I/Oバスに接続され、ホスト・プロセサと通信するこ
とができる。実施例ではホスト・プロセサはAS/40
0コンピュータ・システムの一部分である。
【0022】従来技術による典型的動作条件に於いて
は、ホスト・プロセサは接続される各端末用の表示画面
を形成し、WSCに各表示画面を表すデータを転送す
る。同データは各特定のDWSに対応したRAMの一部
分に保持される。WSCは次に表示データを各DWS装
置に転送し、各DWS装置は表示画像をユーザに表示す
るために必要となる表示データを保持するのに十分な内
部記憶装置を含む。表示画像データにはウィンドウの位
置に関する情報を含んでいる。但し、WSCはウィンド
ウに関する特定の知識を持たず、従って、単に同情報を
表示画像の一部として取り扱う。WSCは画面上に於け
るウィンドウの表現及びロケーションを含む同情報をD
WSに転送する。もしもDWSユーザがキーストローク
を行った場合には、DWSはホスト・プロセサに転送す
べき有効なキーストローク・データを有したことを指摘
する。そして、WSCがDWSのポーリング中にこのキ
ーストローク・データを転送する。WSCは内部メモリ
内に取り扱う全ての表示画像に関する制御情報、及び対
話する様々なDWS装置の全てのウィンドウ位置情報を
保持している。WSCはこうした情報をコマンドにより
ホスト・プロセサ間で送受信する。
【0023】図5はDWS端末を有するシステムに於け
る表示データ・フローを簡素化した図である。ホスト・
プロセサは通常の動作機能として、アプリケーション・
プログラムを実行する。これらアプリケーション・プロ
グラムは時事刻々、端末より送られるキーボード・デー
タ処理により、或いは表示用に端末に転送される表示情
報の生成により、システムと接続される遠隔端末と通信
する。アプリケーション・プログラムが遠隔端末と通信
する必要がある場合には、アプリケーション・プログラ
ム・インタフェース・ルーチンを呼び出す。同一形態が
表示データマネージャ(DISPLAY DATA MANAGER)として
識別される。情報が遠隔端末に表示されると、表示デー
タ・マネージャは特定の形式に従ってデータ・ストリー
ムを形成し、同データ・ストリームをワークステーショ
ン制御装置に転送する。ワークステーション制御装置は
選択的に全てのDWSと対話し、選択的に適当な装置を
活動化し、後に選択されたDWS装置に表示する情報を
送信する。
【0024】図6は従来技術により遠隔端末表示画面上
にウィンドウを形成するのに必要となる、ソフトウェア
及びハードウェアの対話を示すフローチャートである。
ホスト・プロセサ・アプリケーション・ソフトウェアが
表示データ・マネージャ・プログラムを呼び出し、同機
能を達成する。ホスト・プロセサ内の表示データ・マネ
ージャ・ソフトウェアは最初にSAVEコマンドを選択
された遠隔端末に発送する。同コマンドはWSCに転送
され、WSCは選択された端末の画面上に現在表示され
ている情報を検索し、同情報及びフォーマット・テーブ
ル情報、また該端末に関する特定の装置状態情報をホス
ト・プロセサに転送する。こうした情報の検索及び転送
にはおよそ3000バイトを要し、典型的な9600ボ
ードの通信ラインでは約2.5秒を要する。更に、SA
VEコマンドの実行には1−2秒を要する。ホスト・プ
ロセサは帰還情報を受信後、ソフトウェア・ルーチン
(図7)を実行し、選択端末に対するウィンドウを形成
する。ウィンドウの位置情報及び内容は次にWSCに転
送され、これに更に1−2秒を要する。WSCは適切な
端末を選択し、新たな表示画面を該装置に転送する。同
端末は新情報を受信し、以前の表示画面のオーバーレイ
としてウィンドウに組み込まれたニュー画面を表示す
る。
【0025】表示画面からウィンドウを除去する処理は
本質的に図6に示す手順で行われる。但し、この場合
に、ホスト・プロセサは選択端末画面に表示された以前
のパネルに関する画面画像及びフォーマット・テーブル
情報、装置状態テーブル情報を復元するためにREST
OREコマンドを発する。同コマンドはWSCに転送さ
れ処理され、WSCは端末画面に表示する新たな表示パ
ネルを転送する。
【0026】図7はウィンドウ形成ステップを示すフロ
ーチャートである。従来、フローチャートに示されたス
テップを実行するソフトウェアはホスト・プロセサ内に
含まれた。同ソフトウェアは選択的境界文字からなる境
界を形成し、ウィンドウ周辺を包囲し、ウィンドウ内側
の表示をクリアする空文字を生成する。各行に対し、境
界セグメントが、どちらのサイドも表示属性に接する境
界文字を拡張することにより形成される。ウィンドウは
以前表示されたパネルをオーバーレイするように企画さ
れているため、下に重ねられるパネル部分は既存の強調
表示が表示されていたかどうかを決定するよう調査され
ねばならない。そして、もし既存の強調表示がウィンド
ウ領域外の領域に表示されていた場合には、ウィンドウ
の最も右の境界属性が強調表示を保持するように調整さ
れねばならない。図7で示されるソフトウェア・フロー
チャートはウィンドウの各行に於いて実行され、ウィン
ドウの最上行と最下行は適当に水平境界文字により満た
される。
【0027】図8は本発明の特徴であるウィンドウ生成
のフローチャートを示し、選択されたDWS装置上にウ
ィンドウを形成し表示するためのハードウェア及びソフ
トウェアの対話である。ホスト・プロセサ内の表示デー
タ・マネージャ・ソフトウェアはCREAT WIND
OW コマンド及び所望のウィンドウ・パネルをWSC
へ転送する。CREAT WINDOW コマンドは例え
ば左上部等のウィンドウ位置、行数及び列数等のウィン
ドウ領域を含んでいる。ウィンドウの位置及び領域は共
にウィンドウのパラメータを定義する。この転送はCR
EAT WINDOWコマンドを含む5250データ・
ストリーム形態を取る。同データ・ストリームはWSC
により受信され、WSC内で機能するソフトウェアによ
り処理される。WSCソフトウェアはデータ・ストリー
ム・コマンドにより影響を受ける特定のDWS装置を識
別し、図8の残りのステップが特別に選択されたDWS
装置に指示される。WSCソフトウェアは接続される全
てのDWS装置の状態を制御し監視する。従って、容易
に装置固有の処理ステップを達成することができる。例
えば、WSCは制御する各DWS装置の現状のカーソル
・アドレスの記録を維持する。選択装置に対しては、W
SCは該現状カーソル・アドレスを検索及び保管し、ウ
ィンドウ除去後に同カーソルが復元できるようにする。
WSCはホスト・プロセサからのデータ・ストリームを
解釈し、選択されたDWSのウィンドウにより置換され
る画面領域の計算を行う。WSCは計算されたウィンド
ウ内に存在するパネル内容を検索及び記憶し、ウィンド
ウ除去後の引き続くパネルの置換に備える。WSCはそ
の後、図7に示すステップに従いウィンドウを形成す
る。これは図2のWSC内に示されるマイクロ・プロセ
サが、図7のステップを実行するようプログラムされる
ことにより達成される。次にWSCは、特定の選択され
たDWS装置に関連するメモリ領域内にウィンドウ・フ
ォーマット・テーブルを生成する。WSCは次にDWS
装置を選択し、新たな表示を転送する。同表示には、以
前のパネル内容上にオーバーレイされる新たに形成され
るウィンドウが含まれる。DWS装置は同ニュー画面を
表示し、WSCはウィンドウ内でカーソル動作を制限す
る。
【0028】図9は本発明の特徴である選択されたPW
S装置上でのウィンドウ生成のフローチャートである。
この場合、ホスト・プロセサに於ける表示データ・マネ
ージャ・ソフトウェアは、CREAT WINDOWコ
マンド 及び所望のウィンドウ・パネル内容をPWSに
転送する。この転送は全ての点で前述したWSCの場合
の5250データ・ストリームと同一である。言い換え
れば、ホスト・プロセサは受信装置の種類及び識別に関
係なく5250データ・ストリームを形成する。これは
本発明の重要な特徴である。何故なら、ホスト・プロセ
サ・ソフトウェアは、構内端末として或いは遠隔端末と
して最終的にホスト・プロセサに接続される装置の種類
を知ることなくまた考慮することなく、作成されるから
である。データ・ストリームはPWSにより受信され、
ほとんど前述と同様に処理される。現状のカーソル・ア
ドレスはウィンドウ除去後の引き続く復元に備え、検索
され保管される。ウィンドウにより覆われる画面領域が
計算され、同計算された画面領域の下に隠れるパネル内
容が引き続く置換に備え保管される。ウィンドウはPW
Sソフトウェアにより形成され、図2に示すマイクロ・
プロセサは図7のステップを達成するようにプログラム
される。PWSはウィンドウ・フォーマット・テーブル
を生成し、ニューパネル表示をPWS画面に提供する。
同パネルは画面上に表示され、処理ステップを完成す
る。
【0029】図10は本発明の特徴であるウィンドウ除
去のフローチャートを示し、同処理に必要なハードウェ
ア及びソフトウェアの対話を示す。ホスト・プロセサは
REMOVE WINDOW コマンドをWSCに転送す
る。WSCはウィンドウに覆われた以前の画面画像部分
を自身の内部メモリから検索する。WSCはウィンドウ
以前(PRE-WINDOW)の表示画面画像よりなるニュー表示
画面画像を形成し、カーソル・ロケーションをウィンド
ウ以前のロケーションに復元し、また以前の画面画像の
フォーマット・テーブルを復元する。WSCは次にニュ
ー表示をDWSに転送し、DWSは該表示を受け取りユ
ーザの表示画面に提供する。REMOVE WINDO
WコマンドはPWS内で、図10に示すWSC/DWS
処理とほとんど同様にして処理される。どちらの場合に
も、ホスト・プロセサはREMOVE WINDOWコ
マンドを含む5250データ・ストリームを生成し、同
データ・ストリームはどちらの種類の装置が接続されて
いるにしろ受信される。PWSの場合には、PWSが自
身の表示画面と対話するために全ての処理がPWS装置
内で行われる。
【0030】例としては、図11は典型的な表示パネル
を示し、アプリケーション・プログラムにより形成され
また利用される種類のものである。パネルは3つの入力
フィールドを含み、第1フィールド(レポートタイプ)
と選択フィールドである最終フィールド(予算会計)を
含んでいる。真中のフィールド(財務期間)は入力フィ
ールドであり、ポップアップ・ウィンドウが同フィール
ドに関連する。ポップアップ・ウィンドウはフィールド
への入力用に作成された有効選択リストを含む。ユーザ
はF4キーを押すことにより同リストに関するポップア
ップ・ウィンドウを呼び出すことができる。ユーザが当
該キーを押すことによりそれを示す信号がWSCに送ら
れる。そして続いてホスト・プロセサに転送され、前述
したトランザクション処理が開始される。図12はポッ
プアップ・ウィンドウが画面上に表示された後の表示パ
ネルを示す。ユーザはCUA規則に従って、ポップアッ
プ・ウィンドウ内の所望の選択項を選択でき、ENTE
Rを押したときに同選択項が選択される。ポップアップ
・ウィンドウは次に既述した処理に従い除去される。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はWSC内
で達成されるプロセサ動作によりウィンドウを生成及び
除去する貴重な性能改善を提供する。例えば、下に隠れ
るパネル・データはウィンドウ形成の際に、DWSから
ホスト・プロセサに転送される必要はない。すなわち、
同データはWSCの局所記憶領域に保管され、これによ
り遠隔ワークステーションを支援するのに必要な通信時
間を著しく短縮できる。更に、ウィンドウ位置決定、境
界生成、パネル・フォーマットがWSC内で処理される
ため、ホスト・プロセサからのオフロード作業となる。
結局、ウィンドウ除去の際に、下に隠れたパネル・デー
タはホスト・プロセサからDWSへ転送される必要がな
い。このことが同様に遠隔ワークステーションを支援す
るために必要となる通信時間を著しく短縮する。WSC
が過負荷状態となり所望の性能が達成されない場合に
は、一つまたはそれ以上のWSCをシステムに追加する
ことが可能である。
【0032】更に本発明の利点は、これらの処理ステッ
プをWSCに分散することで提供される。すなわち、ホ
スト・プロセサがそれぞれの装置特有の能力に応じた知
識を持つ必要がなくなるからである。例えば、WSCは
各装置上で有効な最高の能力を使用することにより、ウ
ィンドウ操作のようなパネル強化策を提供することが可
能となり、ホスト・プロセサは特定のDWS装置の能力
に関する知識を持つ必要がなくなる。本発明はホスト・
プロセサとDWS装置間の特定な依存関係を除去するた
め、新たなソフトウェアや機能を開発することがより容
易となる。すなわち、依存性が従来のように入念に考慮
される必要がなくなる。DWS装置用の支援プログラム
は、DWS装置とホスト・プロセサ間の特異な相互関係
を考慮するよりも、WSCとの関連に於いて開発可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】PWSの典型的ブロック図である。
【図2】DWSの典型的ブロック図である。
【図3】ワークステーション制御装置の典型的ブロック
図である。
【図4】WSCを介しホスト・コンピュータに接続され
た複数のDWS装置の典型的ブロック図である。
【図5】DWS端末を有するシステムに於ける表示デー
タ・フローを説明する簡素化した図である。
【図6】従来技術によるウィンドウ・オペレーションの
フローチャートである。
【図7】ウィンドウ生成フローチャートである。
【図8】本発明によるDWSに於けるウィンドウ生成フ
ローチャートである。
【図9】本発明によるPWSに於けるウィンドウ生成フ
ローチャートである。
【図10】本発明によるウィンドウ除去フローチャート
である。
【図11】代表的な表示パネルを示す図である。
【図12】図11の表示パネルを代表的ウィンドウで表
した図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハーベイ・ジーン・キール アメリカ合衆国ミネソタ州、ローチェスタ ー、ノース・イースト、バックリッジ・ド ライブ 1268番地 (72)発明者 ネルソン・アーマンド・マーテル・ジュニ ア アメリカ合衆国ミネソタ州、スチュワート ヴィル、ボックス 125、ルーラル・ルー ト 3番地 (72)発明者 ウィリアム・クレイグ・ラップ アメリカ合衆国ミネソタ州、ローチェスタ ー、ノース・ウエスト、トウェンティ・エ イス・ストリート 958番地 (72)発明者 シューマン・ミン・シャオ アメリカ合衆国ミネソタ州、ローチェスタ ー、ノース・ウェスト、11−1/2アヴェ ニュー 3112番地

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホスト・プロセサにワークステーション制
    御装置を介して接続される複数の遠隔端末表示画面上
    に、ウィンドウを生成及び除去する支援方法に於いて、 (a)前記ホスト・プロセサに於いて、前記ウィンドウ
    の位置、領域、内容及び前記遠隔端末の宛先を含むデー
    タ・ストリームを生成するステップと、 (b)前記データ・ストリームを前記ホスト・プロセサ
    から前記ワークステーション制御装置に転送するステッ
    プと、 (c)前記ワークステーション制御装置に於いて、前記
    遠隔端末表示画面の宛先を識別し、既存の該表示画面内
    容を保管するステップと、 (d)前記ワークステーション制御装置に於いて、前記
    既存の表示画面内容上のオーバーレイとして前記ウィン
    ドウと該境界を形成するステップと、 (e)前記形成されたウィンドウ・オーバーレイを前記
    ワークステーション制御装置から前記遠隔端末に転送す
    るステップと、 (f)前記遠隔端末に於いて、前記ウィンドウ・オーバ
    ーレイを表示し、前記既存の表示画面内容を保持するス
    テップと、 を具備することを特徴とする前記支援方法。
  2. 【請求項2】請求項1に於いて更に、 (g)前記ホスト・プロセサに於いて、指示された宛先
    の遠隔端末上のウィンドウを除去するコマンドを生成す
    るステップと、 (h)前記コマンドを前記ホスト・プロセサから前記ワ
    ークステーション制御装置へ転送するステップと、 (i)前記ワークステーション制御装置に於いて、前記
    ウィンドウにより以前にオーバーレイされた前記既存の
    表示画面内容部分を検索するステップと、 (j)該検索された前記既存の表示画面内容部分を前記
    ワークステーション制御装置から前記遠隔端末に転送す
    るステップと、 (k)該遠隔端末に於いて、前記検索され転送された既
    存の表示画面内容部分を表示するステップと、 を具備することを特徴とする前記支援方法。
  3. 【請求項3】ホスト・プロセサからのデータ・ストリー
    ムに応答して、ワークステーション制御装置に接続され
    る複数端末の内の指定された一つに対しウィンドウを生
    成する支援方法に於いて、前記データ・ストリームは指
    定端末及び前記ウィンドウにより位置指定された内容を
    識別し、前記ワークステーション制御装置に於いて、 (a)前記指定端末の現状のカーソル・アドレスを保管
    するステップと、 (b)前記ウィンドウにより置換される画面領域を計算
    するステップと、 (c)前記ウィンドウの表示画像を形成するステップ
    と、 (d)前記指定端末を選択するステップと、 (e)前記形成された表示画像を前記選択端末に転送す
    るステップと、 を具備することを特徴とする前記支援方法。
  4. 【請求項4】請求項3に於いて、前記ワークステーショ
    ン制御装置に於いて更に、 (f)許可されるカーソル・アドレス範囲を前記ウィン
    ドウ内に配置されるカーソル・アドレスに制限するステ
    ップと、 を具備することを特徴とする前記支援方法。
  5. 【請求項5】ホスト・プロセサからのデータ・ストリー
    ムに応答して、ワークステーション制御装置に接続され
    る複数端末の内の指定された一つに対しウィンドウを除
    去する支援方法に於いて、前記データ・ストリームは指
    定端末を識別し、該端末に表示されたウィンドウの除去
    を指示し、前記ワークステーション制御装置に於いて、 (a)前記ウィンドウによりオーバーレイされた画面表
    示部分をメモリから検索するステップと、 (b)前記検索された部分を含むニュー表示画面画像を
    形成するステップと、 (c)前記選択端末を選択するステップと、 (d)前記ニュー表示画面画像を前記選択端末に転送す
    るステップと、 を具備することを特徴とする前記支援方法。
  6. 【請求項6】ホスト・プロセサに制御装置を介して接続
    される複数の遠隔端末表示画面の内の一つの画面上に、
    ウィンドウを生成及び除去する支援装置に於いて、 (a)ウィンドウのパラメータ及び内容を定義するデー
    タ・ストリームを生成するホスト・プロセサ手段と、 (b)前記データ・ストリームを一つ或いはそれ以上の
    前記制御装置に転送する手段と、 (c)前記制御装置に於いて、前記データ・ストリーム
    を受信し、前記ウィンドウ内に組み込まれた表示画面パ
    ネルを形成する手段と、 (d)前記ウィンドウに組み込まれた表示パネル画像を
    表示する手段を有する前記制御装置に接続された表示装
    置と、 を具備することを特徴とする前記支援装置。
  7. 【請求項7】請求項6に於いて、前記一つ或いはそれ以
    上の制御装置は、更に一つ或いはそれ以上の依存型ワー
    クステーションに接続可能なワークステーション制御装
    置を構成することを特徴とする前記支援装置。
  8. 【請求項8】請求項6に於いて、前記一つ或いはそれ以
    上の制御装置は更にプログラマブル・ワークステーショ
    ンを構成することを特徴とする前記支援装置。
  9. 【請求項9】請求項6に於いて、前記一つ或いはそれ以
    上の制御装置は、更に少なくとも一つのプログラマブル
    ・ワークステーションと複数の非プログラマブル端末に
    接続される少なくとも一つのワークステーション制御装
    置を構成することを特徴とする前記支援装置。
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